ファイナルファンタジーVIIIとはスクウェア(現スクウェア・エニックス)が1999年2月11日に発売したRPGである。
略称はFF8、FFVIII。
前作FF7の大成功を受け、大いに期待された中発売され、国内販売本数369万本というFF史上最大の販売数を記録した。全世界累計では800万本を売り上げている。また、今作から主題歌の挿入が開始され、主題歌「Eyes On Me」は50万枚を超えるセールスを記録した。
しかし、大きく変化したシステム・独特な世界観は賛否両論あり、 好き嫌いの差はシリーズ最大と言われている。
ちなみにFF8のテーマは「愛」である。これは恋愛に限らず、家族愛や友愛等も含み、愛は世界を救うくらいの広義の意味なのだが、CMや男女が抱き合うタイトルイラストからスコールとリノアの恋愛関係のみが印象に残りがちである。
ポケットステーション対応タイトルで、チョコボを主人公にしたミニゲーム「おでかけチョコボ」をプレイできる。
2002年にWindows版が発売されたほか、2009年9月24日にPS3/PSPのゲームアーカイブスにて配信されている。
2014年5月にPC版の機能追加及び高解像度版がダウンロード用として配信された。
2019年9月3日にPlayStation 4、Nintendo Switch、Xbox One、同年9月4日にPC(Steam)の4つのプラットフォームでリマスター版が発売された。
傭兵養成学校バラムガーデン生であるスコールは、特殊部隊SeeDの一員となる。
同時にSeeDになったゼル、セルフィと共に最初の任務へ向かう途中、彼らはラグナ、キロス、ウォードという3人の兵士の奇妙な夢を見る。
後に依頼主である少女リノア、元教師のキスティス、狙撃手のアーヴァインを仲間に加え、共に世界を脅かす魔女イデアに立ち向かうことになるが、彼らは魔女の正体と自らの過去を知り驚愕する。
様々な葛藤を乗り越え、彼らは大切な者を守るために戦う決意を新たにするが…
本作の主要パーティメンバーは殆どがガーデンの生徒。つまるところ学生(現実でいう高校生相当)。そのため、主要な登場人物は10代後半の少年少女が多い。
本作から移動画面も高等身のポリゴンが採用された為忘れられがちだが、実は平均年齢の低さはシリーズ屈指である。本作の登場人物は今までのシリーズとは違い、その若さ故に大事な場面で失態を演じることが多い。歳相応に経験も浅く、精神的にも未熟な彼らが成長していく過程もこの物語の重要な要素ではあるのだが、その点もまた賛否が分かれる要因となっている。
(CVはキングダムハーツやディシディアシリーズ等でゲスト出演した際に担当した声優を明記)
この作品における主人公。バラムガーデンの生徒。ガンブレードと言う現在では廃れつつある特殊な剣を使う。
無口で他人のことにあまり興味を示さないところはFF7のクラウドに通じるところがある。17歳には見えない外見と言動から老けすぎだと良く言われるが、実際の所、性格自体は年相応。プレイしているうちに、彼の内面が少しずつ明らかになっていく。
物語中盤以降からリノアに対して感情を大きく変化させる姿には賛否両論あるが、この辺の心境の変化には彼なりに結構込み入った事情があったりする。
人を寄せ付けない性格のようにも見えるが、ガーデン生やパーティメンバーの中には彼を慕う人間も多い。
選択肢によっては作中屈指の天然ボケに変貌する。さすが妖精さん。また、プレイヤーの行動によってはどんな状況でもカードゲームを忘れないカードジャンキーにもなれる。
彼の武器であるガンブレードは特殊な武器で、攻撃の際にタイミングよくR1ボタンを押すことで、ガンブレードの銃の機構が作動し、斬撃の威力が向上。ダメージが1.5倍になる(その代わり、クリティカルヒットはしない)。また、武器自体の命中が最高値の255である為、攻撃が絶対に命中する特性がある。
「スコール・レオンハート」の記事も参照。
その名の通り、敵一体を連続で斬りつける。この攻撃中もタイミングよくトリガーボタンを入力する事で威力がアップ。また、ガンブレードをカスタマイズしていく事で、より強力なフィニッシュブローを使用できるようになる(全4段階)。最強技は前作主人公クラウドと同じく強力な乱舞攻撃を行う「エンドオブハート」。
FF8におけるヒロイン。愛犬アンジェロと共に戦う。
スコールらとは同年代であるが、彼らとは違いSeeDやガーデン生ではなく、当初はスコールらの依頼人と言う関係であった。かなり世間知らずのお嬢様で、後先考えずに行動し、周りを困らせている。良くも悪くもストレートな感情表現に加え、「リノア語」とも言われる独特な会話センスをしている為、スコールのみならずプレイヤーも戸惑わされる。
独特な彼女であるが、ストーリーが進むことで彼女の過去のいきさつが見えてくるようになり、目的を果たす仲間たちとともにその後さらに迎える重い運命を受けながら成長を遂げていく。
スコールのトラウマにより押し込められている本当の性格と、とりつくろっている表面的な性格には大きなギャップがある。これを掘り出すのは常人には困難であるが、その上で前者を発掘するという役割を与えられているキャラクターである。
それ故、表面に浮き出ている性格を本当のスコールと思い込んでいるプレイヤーには、急激にスコールの性格を歪めたと勘違いされやすい面もある上、クールなスコールを気に入っていたプレイヤーには敵視されやすい役どころである。
ライバルキャラであるサイファーと交際していた経験があるとも取れる描写があることや、感情移入しづらい言動などからヒロインの中でもかなり好みが分かれる。そのためスクウェア三大悪女の一角とされる場合もあるが、他の悪女とされているキャラクターとは違い、主人公を裏切ったり敵に寝返ったりするわけではない(一時的に敵に操られてしまうことはあるが彼女の意思ではない)。ニコニコ大百科の「スクウェア三大悪女」の項目でも悪女には当てはまらないという意見が多い。
発売以降、他のFF8キャラはキングダムハーツなどスクエニの他作品でゲスト出演をした際にボイス付きで登場することがあったが、リノアがボイス付きで登場する作品は長らくなかった。しかし2018年7月10日のディシディアNT公式生放送にてついに判明。キャストは花澤香菜。原作発売から実に約19年5か月越しでの初ボイスとなる。同時に相棒のアンジェロのボイスはSEであることも発表された。
愛犬アンジェロが戦闘中に現れ、習得しているサポート技からランダムで1つが発動する。特殊技は作中で入手できるペット通信によって習得可能となり、G.F.のアビリティと同様にステータス画面から設定後に一定歩数を歩く事ではじめて使用可能になる。逆を言えば初期サポート技以外は取捨選択が可能であるため、2周目以降は全員を一定時間無敵にする「インビジブルムーン」と最強乱舞技である「ウィッシュスター」のみを選択するのが鉄板とされる。
『魔女の力』を用いて戦うヴァリーは魔法が無制限に使用可能となり、威力も通常時より強力になる。その代償として操作ができなくなり、使用する魔法も所持している中からのランダムとなる。これは予め所持させる魔法を厳選することである程度制御ができる。
バラムガーデンの生徒。パンチを主体とした格闘術に長ける。
極めて快活で裏表が無く、スコールとは対比のような性格。冷静さにやや欠けており、物語序盤で致命的な情報を敵にゲロってしまう。
派手な見た目とは裏腹に、物知りゼルの異名を持つほどの情報通であったり、手先が器用であるなど意外な特技も持つ。学食のパンに強い憧れを抱いているが、このパンの人気はすさまじく競争が激しいため、食べることが出来ないでいる。
格闘ゲームのように制限時間内にコマンドを入力し、入力しただけ連続攻撃が出来るというもの。技の中にはどこかで見たような技や、惑星を一周して殴りつける「俺式ファイナルへヴン」のようにいかれた技もある。また、コンマ1秒単位で入力できる簡単なコマンドをひたすら入力し続ける事で、膨大な総ダメージをたたき出す、通称「超究武神破拳」と言うテクニックがあり、隠しボスをもこれだけで葬る事が出来る。
なお、制限時間はピンチ度によって増減するほか、255回コマンド入力を行うと制限時間が12秒増加するという仕様も存在する。
バラムガーデンの教師。レギュラーメンバーの中では唯一、1歳年上の18歳。
最年少でSeeD資格を取り、その後現役SeeDで教師になったものの、若輩と言う事もあって周りからは批判が多く、本人もかなり悩んでいる。
が、学生からの人気は高く、熱狂的なファンクラブも存在する。
作中スコールに告白に近いアプローチをかけるも、冷たく突き放されてしまうが、それを乗り越えて成長していく。後に、スコールに抱いていた想いの根本が判明するイベントが存在し、それを理解すると彼女が何故スコールとリノアの関係を応援しだすのかの理由がわかる。
外見が実年齢よりも高く見える為に、判断ミスや職務の私事利用などの点を批判されやすいが、先述の通り彼女も高校生と同じ年頃であることを失念してはならない。
それまでにあったラーニングの必要は無く、特定アイテムを使用する事で修得する。特殊技の性質上、ピンチの時にしか使えないと言う他シリーズと比較してのデメリット、他のメンバーに比べてダメージで見劣りするなど少々厳しい立位置だが、特殊な状況で活躍する事も。また、最強技である「ショックウェーブ・パルサー」はゲーム内で数少ないダメージ限界突破技(他にはコマンド「じばく」、G.F.「エデン」の召喚技のみ)。
余談だが、彼女のファンクラブの会員は彼女の戦闘の様子を逐一チェックしている。よって目からビームを出したり臭い息を撒き散らす姿を目の当たりにしてもなお、会員たちは彼女を崇拝しているということになる。
トラビアガーデンの生徒だったが、ゲーム開始時点でバラムガーデンに転校してきた。
普段は標準語だが、頭の中では常にトラビア弁(関西弁に似た方言)で考えている。転校早々に空位となっていた学園祭実行委員になるなど、並みはずれた行動力の持ち主。普段は能天気のようにも見えるが、親友の死の悲しみも表に出さずに気丈に振る舞ったりという一面も。
ミニスカである為、ライブラの魔法で視点変更しようとする猛者が続出したが、スクウェアはそれを見越して彼女だけモデルの縦回転が出来ない措置を取っていた。まぁパンチラ担当であるのは変わりないが。改造コードでこの制限を解除できるコードが発見された時は各誌面で特集扱いされるほどの盛り上がりを見せた。
ランダムで選ばれた魔法を、指定回数発動させる(魔法と回数の組み合わせは、気が済むまで再抽選可能)。スロットの結果によっては専用の魔法が発動する事もある。リールはピンチ度によって4段階に変化し、段階が上がるにつれて通常魔法が強力になり、「フルケア」の他に「ウォール」「レビテガ」「ジエンド」がリール内に出現する。中でもジエンドは、例えラスボスだろうがお花畑の向こうに一撃で葬り去る技として有名(ただしすでに人生がジエンドしたアンデッドには無効)。
ガルバディアガーデンの生徒。いわゆるイケメンのお調子者……に見えて、実はかなりのヘタレ。重大な場面でものすごくヘタレる。格好よく振舞おうとすることでヘタレを隠していたらしい。とはいえ、それでも狙撃の腕は確かである。
しかし、伏線を回収していくと彼が「へたれた」原因が別のところにあると気付くことになる。それを理解した上で同じシーンを見返すと、まったく別物なストーリーが展開されていることが理解でき、衝撃を受けることだろう。
物語が進むにつれ、仲間の間でも特に友情に厚い性格であることが明らかになる。また、スコール達が忘れていたある重大な秘密を知っており、後にそれを暴露することで物語が大きく動くことになる。
制限時間内に弾薬アイテムを消費して連続射撃を行う。スコールやゼル等に比べると、どうしても演出面で地味な技が多いのが難点だが、威力自体は申し分なかったりする。ただ、消耗品を消費するため精製に慣れていないと使いづらい、最強技がイマイチと言う欠点も。
ガルバディアを実効支配した魔女。とてもじゃないが真似できそうもないファッションが特徴的。
後に登場人物たちとの意外な関係が明らかになる。ある意味彼女無しではこの物語は始まらないというくらい重要な人物。
期間限定で見れる特殊技。技名は「冷徹なる一撃」。物語前半でスコールに放った攻撃を見舞う。
時折スコール達が見る夢の登場人物の一人。お調子者だが、人を引き付ける不思議な魅力を持つガルバディアの兵士。キロス・ウォードの2人を連れて今日も行く。
彼らは一体何者なのか……物語が佳境に迫ったとき、その正体が明らかに。
本作のヒーローとも呼べる存在で、大人のみりきに溢れている。戦闘BGM(The Man with the Machine Gun)もかなり人気が高い。
ラグナ編でのみ見れる特殊技。技名は「デスペラード」。手榴弾を敵に投げてから、どこからともなく吊るされたワイヤーにつかまり一斉掃射を行い爆発でフィニッシュ。なお、DDFFにおいてはパーフェクト時限定で飛空挺ラグナロクの兵器・ラグナロクレーザーによるフィニッシュが追加された。
バラムガーデンきっての問題児。同じガンブレード使いのスコールとはライバル関係にあり、お互い額に傷をつけあった仲。自らは指定された時でも制服を着ないのになぜか風紀委員として活動している。仲間として風神と雷神を従えている。
彼には一つの「ロ~〜〜マンティックな夢」があり、戦闘中の独特な構えもそれに影響されてのことである。
実力的にはとっくにSeeDになっていてもおかしくはないはずなのだが、協調性に乏しく好戦的なために万年SeeD候補生の地位に甘んじている。粗暴なようにも見えるが、一方で、ライバルであるスコールのSeeD就任を祝福したり、袂を分かった仲間を「ありがとよ」と言って送り出すなど、漢らしい一面もある。
序盤で一時的に行動を共にする事もあるが、基本は敵役。後に何度も対決することになる。
当初は自らの夢のために進んでスコールたちと敵対する道を選んだが、徐々に退くことの出来ない立場に追い詰められて迷走していく。その苦悩を吐露する場面も。
ちなみに、彼もガンブレード使いということで、スコールと同じく戦闘中のダメージを上昇させることが出来る。ただ、モーションがスコールのそれと比べて速いため、若干タイミングが取りにくい。
最後の対決の幕引きはネタにされることが多い。ぎにゃぁぁぁぁ!!
SeeD実地試験時のみ見れる特殊技。技名は「雑魚散らし」。オープニングでスコールに見舞った攻撃を相手にお見舞いする。なお、この特殊技はこの時限定=モブにしか使用できないためこのような技名になったのだとか。
斬鉄剣返しは物語後半のサイファー戦までにG.F.オーディンを仲間にしていると自動で発動する。とあるG.F.を入手するためのイベント技のため、この時期を逃すとそのG.F.同様その周回では見る事はできない。
FF8では従来のゲームではあまり類を見ない特殊なシステムが数多く用意されている。
……のだが、取っ付きにくい上に少々説明不足で、苦労したプレイヤーも多かったと思われる。
本作ではピンチの状態(仲間が戦闘不能、自分が瀕死など)や特殊な状態になると一定確率で「たたかう」が「特殊技」に変わり、様々な特殊技を放つ事が出来る。タイミング良くトリガーを引いたり、コマンド入力、スロットなどの入力要素があるキャラクターも多い。
ピンチ状態で△ボタン(コマンド選択をパスして次のキャラクターに送る)を連打して特殊技を出すことによって、リスクを負いながらも戦闘を優位に運ぶことが出来る。
キャラクターにG.F.(後述)をジャンクションすることでアビリティやステータスへのジャンクションを使用することができる。
魔法を各ステータスにジャンクションすることで、能力の底上げを行うことができる。ただし、上昇値はジャンクションした魔法の所持数に比例するため、その魔法を使うと低下してしまう。
例)HPにジャンクションしたケアルを使用すると、最大HPが減ってしまう。
本作のステータスはレベルアップでは大して上昇しない(これは世界観による仕様だと言われている)ため、ジャンクションを上手く使う事でキャラクターを大きく強化する事が出来る。
しかし本当に駆使しすぎるとゲームの難易度が物凄い勢いで下がる。
この為、ジャンクションを上手く利用できる人にとってFF8は難易度が低すぎるゲームとされ、ジャンクションが苦手だったりシステムがよく分からん、という初心者にとっては大変面倒なゲームとされる。
また、このジャンクションというシステムは世界設定とも密接にリンクしており、ストーリー上においても非常に大きな意味を持つ。
当時ファミ通などでも公開されたFF8でも有名な裏技のひとつ。その名の通り、1つの魔法を複数の箇所にジャンクションする。基本ステータスの補正値が最高値のアルテマをST攻撃/防御以外の全箇所にジャンクションするのが通例。ゲームバランスが著しく崩壊するので、基本的に縛りプレイや低レベルクリア時は真っ先に禁止事項に挙げられる。やり方はWikiなどを参照。
大多数のRPGの魔法は習得して、MPを消費して使うようになっているのだが、FF8では魔法を敵から抽出、特定のポイントから採取、またはアイテムから精製して、アイテムと同じ要領で使うようになっている。
よって、今作にMPの概念は存在しない。
MPでなく個数制度だということ、そもそも威力が微妙だということ、そしてジャンクションに影響を与えるというデメリットのせいであまり使われないことが多い。ぶっちゃけ物理で殴った方が早い。
なお、今作の魔法は魔女が使うものを除いて「疑似魔法」とされており、威力が弱いのもそのため。この設定もストーリーと密接につながっている。
敵から魔法を抽出する。システム的にはメインであるが、魔法を集めるという意味では効率が悪い(戦闘中ゆえ攻撃される危険も伴う)。ただし、ドローでしか入手できないG.F.(後述)もおり、軽視できないのも事実である。また、あまり知られていないが、相手によっては行動パターンを変えることもできる。
例)風神からG.F.パンデモニウムを盗むと、その後は一切トルネドを使わなくなる。
ドローした魔法を即座に「放つ」事も出来、これが特に有効な敵もいる為、魔法を現地調達する補助手段と言える。
後述の精製などをよく知らないと、FF8=ひたすら敵から魔法をドローするゲーム、と言う認識を持つ人も多い。
なお、ラストバトル限定でドロー→はなつでしか使用できない魔法が存在する。
所々にドローポイントなるものが存在しており、魔法を採取できる。一定歩数で復活するものが多いが、希少な魔法のドローポイントの場合は復活しないこともある。魔法の取得という意味では副次的なもので、序盤でもそれほど使わない。
しかし、本作には「天国に一番近い島」「地獄に一番近い島」という2つの島がワールドマップ上に存在する。これらの島は、こちらのレベルに関係なくとんでもなく強力なモンスターとエンカウントするという文字通り天国や地獄に一番近い場所である。その代わり、この島にはアルテマやらなんやらの貴重な魔法のドローポイントがわんさかと存在したりする(しかも復活する)。
とあるアビリティを装備するとイベント戦闘以外のエンカウントが一切なくなるため、終盤はここで魔法を調達するプレイヤーも多かったようである。
アイテムから魔法を作り出す方法。これを使いこなせるかどうかで難易度が大きく変わる。G.F.(後述)の魔法精製アビリティというものが必要になるが、一度に大量の魔法を手に入れることができる。
例)ボムのかけらを1個消費して、ファイラ20個を精製。(要:炎魔法精製アビリティ)
また、下位の魔法を複数消費して、上位の魔法を作り出すこともできる。
例)ファイアを5個消費して、ファイラ1個を精製。(要:中クラス魔法精製アビリティ)
店売りの消耗品や、モンスターのドロップアイテム(落とす確率は高く、基本的に複数個まとめて落とす)からバカスカと魔法が作り出せる為、魔法精製を使いこなせるようになると全然魔法が貴重ではなくなる。
だが、説明がメニュー画面、およびSeeD筆記試験の問題で少し触れられている程度なので、魔法精製自体を使わずにプレイしていた人も多いそうで。(FF9のおしえてモグタローみたいなチュートリアルがあればよかったのに…)
簡単に言ってしまえば召喚獣であり、イフリートやシヴァなど、お馴染みの面々もG.F.として登場する。しかし、今作ではただ召喚魔法として使うだけの存在ではなく、ジャンクションシステムに深く関係している。さらに、ストーリーでも大変重要な役割を持つキーワードになっている。
基本的に、主人公スコール達が所属するSeeDしか用いない『技術』であり、このG.F.こそ、主人公たちが他の登場人物に勝る理由付けとなっている。つまりG.F.が無ければ主人公達も一般兵と大差が無いと言う事であり、SeeDが特別視される最大の要因(実際、G.F.なしでの戦闘は恐ろしくつらい)。
G.F.の特徴として述べると以下のようになる。
他にも、従来の作品とは一線を画す点がいくつか存在するため、ここに纏めさせていただく。
PS版には、下記の条件を満たすとゲームが必ずフリーズしてしまうという致命的なバグが存在する。
発売当時は新聞でも取り上げられ、スクウェア(当時)はセーブデータの修理に応じていた。アルティマニアでも条件を満たさないよう回避するしかないと記載されているので、遊ぶ際は要注意していただきたい。
前作FF7同様、海外向けにローカライズしたものが後日発売された。FF7インターナショナルのような独自の追加要素はないものの、国内版では非常にネックであった要素に対して救済措置が取られている。なお、国内ゲームアーカイブス版でも未実装の要素なので注意。
2019年に発売されたリマスター版ではキャラグラフィックが一新されただけでなく、いくつかの変更がなされている部分がある。
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掲示板
1319 ななしのよっしん
2024/10/11(金) 12:31:19 ID: x5lxZB05sh
GFによる記憶喪失のせいで学園外の誰も学園の実態を把握しておらず、多少問題があっても野放しになっとるんちゃうか。
学園OBはみんな学園内のこと忘れて卒業していくからな。
1320 ななしのよっしん
2024/11/01(金) 21:25:12 ID: wqaVVRQ2gv
1321 ななしのよっしん
2024/11/11(月) 14:25:56 ID: /+mdg5Zfcj
ガルバディアとドールの戦争にバラムガーデンが介入して
しかも傭兵の実務試験にしてるって今考えるとかなりガバガバだな
その後のストーリーでゼルが口を滑らせてどうこうの流れがあったけど
制服着て戦争に参加(しかもドール側)してる時点でバレバレでもおかしくないよな
急上昇ワード改
最終更新:2024/11/27(水) 07:00
最終更新:2024/11/27(水) 07:00
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