和月伸宏とは、日本の漫画家。本名:西脇伸宏(にしわきのぶひろ)。東京都西東京市在住。
ロリコン(後述)。代表作に『るろうに剣心』『武装錬金』『エンバーミング』がある。
高橋陽一や小畑健などのアシスタントを務めたのち、週刊少年ジャンプにて初連載作品である『るろうに剣心』が大ヒット。『ドラゴンボール』『SLAM DUNK』『幽☆遊☆白書』の三大タイトル亡き後、発行部数で一時はマガジンに抜かれるなど、“暗黒期”と称された当時のジャンプを支える看板作品としてアニメ化され、絶大な人気を得る。
2012年には実写映画版が公開され大ヒットを記録し、2014年には前後編の続編『京都大火編』『伝説の最期編』も公開された。
1999年の『るろうに剣心』連載終了後、2001年にガンマン漫画『GUN BLAZE WEST』を連載するが、ヒット作を出した後に2作目でコケることの多いジャンプ漫画家の例に漏れず、全3巻で打ち切りとなってしまった。
2003年から2005年まで『武装錬金』を連載。掲載順位は常に低空飛行だったが、少年漫画らしい王道展開とアクの強いキャラクターが主にネット上で人気を博す。結局連載そのものは打ち切りに終わったが、のちに赤マルジャンプにて二度に渡る完結編が掲載、さらに連載終了後にコミックス描き下ろしで後日談が描かれ、アニメ化も果たした(その際の反応は「今更ァ!?」と少々複雑なものだったそうだが)。
『武装錬金』の連載終了後は活動の場をジャンプスクエアに移し、2007年より2015年まで『エンバーミング -THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN-』を休載を挟みつつ連載していた。また、同誌にて2012年6月号から2013年7月号まで、『るろうに剣心』のリメイク作品『るろうに剣心-キネマ版-』を連載していた。
2017年10月号からは『るろうに剣心』の正式な続編となる『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』の連載が始まったが、後述の事件により休載となっている。
自画像が豚の擬人化で「和月野ブヒ朗」という名前がついていることからも明らか(?)な通り、本人は割と肥満気味の体型である。かつてジャンプ本誌は新年号において連載中の漫画家の集合写真を表紙に使っていたが、1997年を最後にそれが使われなくなったのは、自分の体型を気にしている和月が顔出しを嫌がったからだとか、作品のイメージとかけ離れた和月の外見に女性読者層が拒否反応を起こしたからだとか散々に言われていた(実際は1998年からデザイナーが変わったためである)。
アシスタントをやっていた武井宏之曰く「チューバッカの奇声みたいなあくび」をするらしい。
自他共に認めるアメコミフリークで重度のゲーマーであるが、2017年に裏の顔が発覚した(後述)。
『武装錬金』『エンバーミング』でストーリー協力としてクレジットされている小説家の黒崎薫(現・黒碕薫)は妻。
『るろうに剣心』時代のアシスタントはのちにジャンプで人気作家になった者が多く、「和月組」と呼ばれており今でも定例会が行われている。和月組と呼ばれる作家に、尾田栄一郎、武井宏之、鈴木信也、いとうみきお、しんがぎん等がいる。
女児の児童ポルノ動画を所持したとして、警視庁は11月21日、和月容疑者を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(単純所持)容疑で書類送検した。
捜査関係者によると和月氏は10月、都内の事務所で10歳代前半の女児の裸が映った動画を収録した複数のDVDを所持した疑い。容疑を認め、「小学校高学年から中学2年生くらいまでの女の子が好きだった」と供述している。
この事件は、別の児童ポルノ事件の捜査の過程で、和月氏が10歳代前半の女児のDVDを購入していた疑いが浮上したために起こった。
同庁少年育成課が自宅を捜索し、複数のDVDを発見している。
この件ついて小倉智昭は11月22日に放送した『とくダネ!』で「子どもの絵を描くためにとかって言うのかと思ったら、そうじゃない。『興味があった』。情けないヤツだ」と吐き捨てているが、和月氏の作品については「作品に罪はないんだけどね」と擁護している。
これを受け、発行元の集英社は先述の『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』の休載を発表した。復帰については未定。
更にCS放送の「映画・チャンネルNECO」では同事件の影響を受け、同年11月22日夕、25日に予定していた実写映画版「るろうに剣心」シリーズ3作の放送を取りやめ、別番組に差し替えることを発表した。
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最終更新:2025/12/10(水) 09:00
最終更新:2025/12/10(水) 08:00
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