さようなら竜生、こんにちは人生とは、永島ひろあき著作のライトノベルである。
概要
| さようなら竜生、こんにちは人生 | |
| 小説 | |
|---|---|
| 作者 | 永島ひろあき |
| イラスト | 市丸きすけ |
| 出版社 | アルファポリス |
| レーベル | アルファポリス |
| 刊行期間 | 2015年3月- |
| 巻数 | 既刊24巻 (2024年3月時点) |
| 漫画 | |
| 作画 | くろの |
| 出版社 | アルファポリス |
| レーベル | アルファポリスCOMICS |
| 掲載 | アルファポリス |
| 掲載期間 | 2015年12月- |
| 巻数 | 既刊12巻 (2024年3月時点) |
| 小説・漫画テンプレート | |
ネット小説投稿サイト「小説家になろう」で永島ひろあきが連載している、ファンタジー小説である。
2015年3月にアルファポリスより書籍化がなされ販売された。書籍化に伴い該当部分がダイジェスト化している。後に小説家になろうの規約改定により本編はアルファポリス及びハーメルンに移行し、なろうにあったやつは異伝となり、セムト達の活躍を書いた物に変更されている
Arcadiaにある『さようなら竜生 こんにちは姫生』はこの作品の初期案の一つである。作者名が違うが同一人物である。
あらすじ
顔見知り(というより親友)の勇者たちに討伐された最強の竜(文字通りの最強)が何故か人間に転生してしまったが、折角なので人としての人生を生きてみようと思い、世に出た。
そして前世の知り合い(主に神様系)、新たに知り合ったヴァンパイア、ラミア達との出会いをえて生きる喜びに目覚めていく物語である。
登場キャラクター
※ネタバレが含まれる可能性が高いので伏字を見るさいは予めご了承ください
本編
- ドラン / ドラゴン
- 本作の主人公で口癖は「ふむ」で色んなバリエーションがある。
- 転生したことにより『ドラゴン』としての力は少し弱まっているがそれでもまだ最強である。彼を知る神々は「昔よりも確かに力は衰えているが今の方が厄介」と称している。
- ドラゴンとしての本名は『一にして全なる』「七翼一頭一尾虹眼白鱗のドラゴン」である。本気を出すと7体分裂する。
- なおこの作品における『ドラゴン』は種族名ではなく個体名である。
- ドラゴン時代には幾多の邪神を滅ぼしており、恐れられている。
- 本気を出しても唯一滅ぼせなかった邪神がカラヴィスであるがそれでもかなりの恐怖を与えており、彼女をして本気で怒らせないようにイタズラをするという行為に及ばざるを得ない。
- 22話よりガロア魔法学院に通っている。二つ名はお風呂屋のドランさん。
- セリナ及びドラミナは使い魔だが契約に割り込み『強制的な主従関係の構築』を破棄している(本来は膨大な力が必要だがドランはあっさり出来た)。
- 後にこの転生は邪神たちの策略であることが判明した。それによると転生を繰り返すごとに力が弱まっていくもよう。ちなみにその邪神たちはドラゴンの手痛い反撃により滅んでいる。
- セリナ
- ヒロインの一人。ラミアの娘だが誘惑が苦手。登場時は普通のラミアだったのが今はドラン(ドラゴン)の精気を吸っていることにより、ラミアとしての格を破りかけている。
- 現在はドランの使い魔としてガロア魔法学院に通っている。
- ドラミナと共にドランと婚約した(本作の国に亜人と結婚する法律は無い)。
- ドラミナ
- ヒロインの一人。ヴァンパイアで実年齢は不明。
- 復讐のためにやってきて、ドラゴンの血を与えられたことにより復讐を遂げて償いの旅に出た。
- ドラゴンの血を吸ったことによりヴァンパイアにおいては最強となっている。
- 紫がかった銀の髪を持つ森羅万象も恍惚と見惚れるような美貌の主でクリスと共に素顔を晒すと集団自殺が発生する(実際しかけた)。
- ドランの使い魔としてガロア魔法学院に通っている。
- セリナと共にドランと婚約した。
- クリスティーナ・マキシウス・アルマディア
- 多分ヒロインの一人。愛称はクリス。ガロア魔法学院の先輩。二つ名は白銀の姫騎士
- 超人種と呼ばれる人種でかなり強く、ドランとレニーアを除いた場合のガロア魔法学院最強候補である。
- ドラゴンに止めを刺した勇者の子孫で『竜殺し』の因子を受け継いでいる。
- ドラゴンスレイヤーは行方不明だったが取り戻し、ドラッドノートに改銘した。
- ちなみにドラン本人は恨んでおらず逆に厄介な物(竜殺しの因子)を持たせてしまったことに申し訳なく思っている。
- 竜殺しの因子は本来は竜に対して優位性をえるものだが彼女が受け継いでいるのは先祖の後悔や自責の念がこれでもかーというぐらいに込められている為、優位になるどころか体調が悪くなり弱体化する。
- レニーア・ルフル・ブラスターブラスト
- ヒロイン……っぽい一人。ドランとは同級生で破壊者の二つ名を持っている。
- 普通の人間……ではなく前世はドラゴンの血肉とカラヴィスの因子を用いて作り出された神造魔獣と呼ばれる存在である。ドラゴンを殺されたときに怒り狂い敵討ちをしようとしたが返り討ちにあい死亡し転生した。その為ドランの事は「お父様(人がいる時はドランさん)」と呼び慕っている。カラヴィスに対しても母親という感情はあるけど母親と呼ぶのは微妙と思っている。
- ディアドラ
- ヒロインになるかもしれない一人。ベルン村の東方に広がるエンテの森西方最強の黒薔薇の精。
- 魔界の妖花ラフラシアと死闘の末に倒す事に成功しラフラシアの持つ吸命能力と猛毒、魔界の毒と瘴気に対する耐性を獲る。
- ヴァジェ
- 火山に棲む深紅竜でありかなり強気な性格をしており、他者を見下す傾向にある。
- ただし根は素直であるため嫌われてはいない。しかし瑠禹とは色んな意味で犬猿の仲であるがケンカするほど仲が良い関係である。
- ドランの正体は107話で知ったがその際にバハムートやリヴァイアサンやリュー・キッツと偽っていた龍吉がいた為処理し切れずに卒倒した。
- 未来においては天災級の超常戦力保持個体の総称『禁忌存在(フォビドゥンビーイング)』に数えられており、『深紅の焼滅女帝(クリムゾンバーンエンプレイス)』と呼ばれており敵対を禁じられている
- 瑠禹
- 水龍であり龍宮国の皇女でもある。父親は既に亡くなっており、父性を無意識に求めている
- 龍吉
- この作品における最強の一角の水龍皇である。この最強の中にはドラゴンの兄弟姉妹は含まれていない。
- ドランの正体にはすぐに気付いており、他の者がいない時には敬っている。
- よほど仕事が忙しいのか娘だけズルイという感情なのか両方なのかは不明だが無断で抜け出してリュー・キッツと偽ってドランたちの訓練に参加している。
- マイラール
- 大地母神とも言われている神であり、ドラゴン時代からの知り合い。
- カラヴィスとは敵同士……のはず?
- アルデス
- 戦神とも呼ばれる神でやはりドラゴン時代からの知り合い。
- 周りが隠していたのもあるがドラン=ドラゴンという事に気付かなったが気付いた瞬間湯浴みに行くと嘘をついて全裸で登場した。
- カラヴィス
- 破壊と忘却を司っている大邪神であり、ドラゴンとは何度も争っている。
- 現在は何故か知らないが一つ増え破壊と忘却とおもらしになっている。完全なる自称だが愛も司っている。
- 一応レニーアの母親で彼女の前では「こいつホントに大邪神?」という状態になり、ドランが怒っている時にはガクブル状態になる。
- なお彼女にとってはドランとレニーアが一番優先であり彼や娘の為なら他の邪神ともあっさりと敵対する道を選ぶ。
未来編
※出てきた順番です
※名前や性格、種族などは未確定とのこと
- エレア
- ドランの子孫では無いが子孫とは知り合いである
- グレシア、アレイスラー、ガルズバン、ミハエルに惚れられているが気付いていない
- 剣の腕は同学年では男子含めても上の方である
- ワーナ
- 犬人の少女でエレアの友達の一人
- クモン
- アラクネの少女でエレアの友達の一人
- ジャンヌ
- クリスティーナの娘。クリスティーナ譲りの美貌を持ち男女問わず黄色い声を挙げているが辟易している(クリスティーナとは違い魔道具は使っていないもよう)
- クリスティーナ譲りの剣の腕で教師含めても学園一で両親や他の叔母からも色々仕込まれているのか文学にも精通している
- グレシア
- この時代の国王の甥
- エレアに惚れている
- アレイスラー
- この時代の宰相の息子
- エレアに惚れている
- ガルズバン
- この時代の近衛将軍の息子
- エレアに惚れている
- ミハエル
- 国立アルミューレ学園の学園長の息子
- エレアに惚れている
- セリオン
- セリナの娘
- ディード
- ディアドラの娘
- ミナ
- ドラミナの娘
- マイ
- マイラールの娘
- 彼女が生まれ時には天界と魔界に激震が走ったらしい
- 当然ながらマイラール教においては一番上に位置しているが本人は下の方で良いと思っている
- 人間としての寿命があるかは不明
- ヴィドラ
- カラヴィスに関係しているのは確定だがマイと同じなのか分体なのかドランの許可を得て魂の一部を宿した子供なのかは不明(後者に関してはドランが気付かない訳は無いし勝手にやったら間違いなくブチ切れるので許可は取るだろう)
- カラヴィスが忘れている爆弾(比喩表現)の後始末をしたりしている
- エルピスの青空を見たいというささやかな願いを叶えた
- ジーラ
- 一般の冒険者
- セルド
- 間一髪ジーラを助けた青年
- 母親は明らかにされていない
- 雪化粧のように白い髪(白髪ではない)、青い瞳という特徴はある
- クロウ・トガミ
- 界神島に通う生徒の一人
- ハイキ・カゲミ
- 界神島に通う生徒の一人で自称情報通
- レッカ・ベルン
- ヴァジェのひ孫。戦闘狂を受け継いでいる
- グリセ
- 商家の当主の浮気相手で当主の妻の生き霊に取り憑かれている。男である
- その知りたくも無い事情を生き霊の妻から勝手に聞かされたマイも思わず「うわぁ」とドン引きした
- 後に彼は詐欺師であることが発覚した
- 大妖魔
- 名前は不明
- 上記の生き霊の妻が正式な手順で召喚したがそこにはドラゴンがいるため対価も何も要らないから帰りたがっている
- 大妖魔なのに主であるヒプルシェでなく敵対しているはずのマイラール神の慈悲と叫びマイに早く払って魔界に帰してを情けない声を挙げていた
- 最終的にはマイの正体に気付き……気付いてしまい、精神が耐え切れず、自殺にも等しい自主的な消滅によって真っ黒い光の粒子へと変わって魔界へと帰って行った
- ホウジョウ・キリエ
- レイメイ帝国軍に所属する軍人
- ツナシ・シスイ
- キリエの上官
- ミサキ
- キリエの同僚
- ムドウ・リュウキ
- キリエの同僚
- サジョウ
- キリエの上官
- 水音(みお)
- 瑠禹の娘
- 危機に陥っていたキリエ達を助けた
- ホウジョウ・ダンジ
- キリエの実兄
- リドネン
- リネットの娘……後継機である
- 龍命(りゅうめい)
- 龍吉の娘
- 美夜子
- 麗聖院女学院の女生徒……ではなく美鈴を滅する為にやってきた
- 八千代もしくは風香の子孫。へっぽこ要素は少ないもよう
- 七尾奈緒
- 麗聖院女学院の女生徒。一連の騒動に巻き込まれたある意味不幸である意味幸運な人
- 美鈴
- 麗聖院女学院の女生徒……ではなく亡霊であり、一連の騒動の黒幕
- エルピス
- どこかの星の兵器人間の少年
テレビアニメ
スタッフ
- 原作:永島ひろあき(アルファポリス刊)
- 原作イラスト:市丸きすけ
- 漫画:くろの
- 監督:西田健一
- シリーズ構成:津田尚克
- メインキャラクターデザイン:川重希
- 音楽:斎木達彦・中村巴奈重
- アニメーション制作:SynergySP・ベガエンタテイメント
キャスト
関連項目
外部リンク
- さようなら竜生、こんにちは人生 異伝 - 小説家になろう
- さようなら竜生、こんにちは人生 未来編 - 小説家になろう
- さようなら竜生、こんにちは人生 - アルファポリス
- さようなら竜生、こんにちは人生 - ハーメルン
- アニメ「さようなら竜生、こんにちは人生」公式サイト
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