ニードフォースピードホットパースート

この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。

ニードフォースピードホットパースート(原題:Need for Speed:Hot Pursuit)とは、イギリスのCriterion Gamesが開発（Wii版のみExient）し、Electronic Artsから発売されているレース/カーアクションゲームである。ニードフォースピードシリーズの内の一作。PC、PS3、Xbox360、Wii、iPhoneの各版が用意されている。尚、Wii版のみ同じゲームとは思えない画面(ry。ぶっちゃけiPhone版のほうが(ry。

2010年11月に北米で、同年12月に日本で発売された。

概要

「プロストリート」や「シフト」が本格的な自動車競技を題材にしていたのに対し、本作は「違法レーサー vs 警察」の公道バトルというお馴染みの図式に戻った。

アメリカにある架空の郡「Seacrest County」を舞台に、警察とレーサーが激しいバトルを繰り広げる。またキャリアモードに警察キャリアが用意され、パトカー専用の車も用意されるなど、追われるだけでなく追う側としても楽しめるような作りになっている。

シリーズの中の位置付けとしては、2002年にPS2やPC用のゲームとして発売された「Need for Speed:Hot Pursuit 2」の続編となる。

シークレスト郡

多分西海岸あたりにある。温暖な海辺、中西部を思わせる乾燥した土地、北部のような雪が降る険しい山道、高架の高速道路など、アメリカの様々な地域の特徴を持つ欲張りな郡。平たく言うと過去作品のうち「High stakes」「HP2」などに登場したマップの特徴を一つにまとめがのがシークレスト郡である。

なぜか高級スポーツカーを駆る走り屋などが集まってきて暴れるので、警察に追尾専門の部隊が用意されている。日本で言うと六甲山みたいなもの？。

違法レーサーと警察

違法レーサー

シークレスト郡を好き勝手に走り回る違法レーサー達。レーサーキャンペーンではプレイヤーはレーサーとなり、高性能なスポーツカーから家一軒が買えるほどのスーパーカーまで駆使し、ポリス野郎をぶっ潰しながらレーサーとしてのキャリアを重ねていく。警察キャンペーンを見ると、車を買うのではなく盗んでいる奴もいるようだ。道路交通法違反、公務執行妨害、器物損壊、電波法違反もお構いなし。ニッポン放送並みのナンノこれしきっ！精神で駆け抜けていく。

レーサーは幾つかのアイテムを使ってレースを有利に進める。標準装備されているのは、亜酸化窒素(N2O。笑気ガス)をエンジン筒内に噴射して大量の酸素を供給し、出力を急激に向上させるナイトロ(ブースト)。他にはターボ、EMP、スパイクベルト、ジャマーがある。

「電子兵器を使うストリートレーサーなんているかよ。普通は銃だろ、22口径～45口径ぐらいの」
とか突っ込むの禁止。

シークレスト郡警察(Seacrest County Police Department:SCPD)

シークレスト郡の治安を預かる警察。カウンティには通常は保安官が置かれ、保安官事務所にいる保安官代理が警察業務を行うが、保安官の下に執行機関として警察が設置される事例もある。代表的なのはクック郡保安官警察。ダッジ・バイパーやシェルビーGT500などの車体にSheriffと書かれているので、多分シークレスト郡も保安官の下にカウンティポリスを設置している。記事主の想像だけど。

警察キャンペーンではSCPDのインターセプター部隊に所属し、ハイスピードでレースを繰り広げるストリートレーサーなどを取り締まっていく。取締りにはPITマニューバを超越した体当たりの他、EMP、スパイクベルト、道路封鎖、ヘリの支援を使う。また全てのパトカーにはナイトロが標準装備されている。インターセプターがマッドマックスの方の意味に思えるかも知れないが、モヒカンのヒャッハー！とかメル・ギブソンは出てこないので安心して欲しい。

レーサーと同じくパトカーも徐々に高性能なのが増えていく。最初はフォード・クラウンビクトリア・ポリスインターセプターという常識的なものだったのに、後半になると家が建つような値段の高性能車が出てくる。
「そんな金あるなら、人員とロードブロック態勢を増強しろよな。つーかどうやって予算を確保してるんだよ」
とか突っ込むの禁止。

勝手に部隊を抜けると、かつての仲間が追いかけてきて裁きを下される。多分SCPD局中法度に「SCPDヲ脱スルヲ不許」というのがあるに違いない。例え君が親切者として近所の女子供に信頼される教養人でも、連れ戻されて切腹になるだろう。

「ナンシーより緊急連絡。自動車窃盗犯がパトカーの追跡を振り切り逃走中。目標はシルバースポーツカー。どうぞ」
「了解！」 

システム

キャンペーン

このゲームのメイン。レーサー或いは警官としてミッションをこなし、成績を出すことでポイントを貰いランクを上げていき、最終的にはレーサーや警官のトップを目指すと言うもの。ミッションをクリアすると次のミッションがアンロックされる。新しい車やウェポンをアンロックするには、何度もミッションをクリアしてポイントを必要値まで貯めていく。

キャンペーンモードでは、カウンティの全体マップにレーサーと警察それぞれのミッション出現ポイントが表示され、そのポイントから各ミッションを選ぶことで始まる。全体マップには両者のミッション出現ポイントが表示されるので、レーサーか警察かを好きな時に選べる。
ミッションは成績によって下から三段階の評価があり、 上になるほどクリア時に貰えるポイントが多い。

	レーサー	警察
1	ゴールド	名誉
2	シルバー	優秀
3	ブロンズ	合格

ポイントは昇進にも関わる。レーサー・警察共にプレイヤーにはランクがあり、ポイントを貯めることで昇進していく。各ランクには昇進の為の規定ポイントが設定されており、それに達すると昇進すると言う仕組み。

ランク

ランクはレーサー・警察共に20階級。ポイントさえ貯まればいいので、実は冒頭のミッションを繰り返しているだけでも最上位まで上がることは可能である。しかし折角なので、より難しいミッションも試して欲しい。

レーサー

	ランク	備考
1	SPEEDER	まだただのスピード違反者。
2	SUSPECT	被疑者として目を付けられた。
3	SUSPECTⅡ
4	TARGET	マッチョなお巡りさんが君の後ろを狙っている。気をつけよう。
5	TARGETⅡ
6	FELON	罪人になってしまった。「任意ですか?強制ですか?」などと警官を煙に巻いて逃げまくれ。髪を振り乱すサイバーDJなんてやっている余裕はないぞ。
7	FELONⅡ
8	OFFENDER	その上の重罪人。最早世間は君を可哀想な目で見ている。
9	OFFENDERⅡ
10	OFFENDERⅢ
11	OUTLAW	無頼者として伝わり、涯まで罪が消えないだろう。ざわざわ…ざわざわざわ…。
12	OUTLAWⅡ
13	OUTLAWⅢ
14	WANTED	ついに指名手配犯になってしまった。謎の運転手になったり、アラブの大富豪になったりして人目を避けよう。
15	WANTEDⅡ
16	WANTEDⅢ
17	FUGITIVE	逃亡者になってしまった。連邦保安官も君を追っている。
18	FUGITIVEⅡ
19	NOTORIOUS	悪名を轟かす人物。喚問の召喚状がくるのも時間の問題。「私は潔白だ」と言い張って、なんとか誤魔化し逃げ回ろう。
20	MOST WANTED	最重要指名手配犯。交番は勿論のこと、免許試験場やお風呂屋さんの脱衣所にまで君の顔が貼ってある。捕まると顔写真の上に　逮捕　ご協力ありがとうございました　ってシールを貼られてしまうぞ。それだけはなんとしても避けよう。

警察

	階級	備考
1	CADET	CADETとは候補生のこと。実際では警察学校の学生に付与される階級。もちろんバッジはない。SCPDはバッジもつけてない奴を任務につけるのだろうか。
2	CADETⅡ
3	OFFICER	巡査。間違いなくバッジ持ちだ。これからの警官人生、血気盛んなポコチン警官になるか。それとも「俺の仕事は揉め事の処理と」割り切りながら街の為に働きつつ、自分が尊敬する神父を傷つけたホームレスをフルボッコにしようと追い掛け回すサリーになるか。全てはこれからだ。
4	OFFICERⅡ
5	PATROLMAN	PATROLMANはPOLICE OFFICER(巡査)の古い言い方。男女平等ということで表現が改められ、現在は使われていない。巡査の上に巡査があるのか？
6	PATROLMANⅡ
7	PATROLMANⅢ
8	TROOPER	TROOPERは直訳すれば騎兵のこと。アメリカでは幾つかの州警察で、ハイウェイパトロール警察官の最下級ランクに用いられることがある。つまり巡査のこと。また巡査か。
9	TROOPERⅡ
10	TROOPERⅢ
11	SERGEANT	巡査部長。アメリカで巡査部長と言えば一般的に管理職で、日本の警部補ぐらいの仕事をしていることが多い。ビンス・ロマノ巡査を指導しつつ頑張るべし。
12	SERGEANTⅡ
13	SERGEANTⅢ
14	LIEUTENANT	警部補。実は所轄課長級の機関が多かったりする。ヨレヨレのコートを着てプジョーのコンバーチブルに乗り犯人を追いかけるのも良し、上司の腰巾着になるも良し。後者になるならブルーオイスターの住所は諳んじるべき。
15	LIEUTENANTⅡ
16	LIEUTENANTⅢ
17	UNDERCOVER	潜入捜査官。だが覆面パトカーに乗らない潜入捜査官がいたものか。
18	CAPTAIN	警部。所轄署長級が多い。ここまで来るとデスクワークになるはずだが、何故かパトカーを駆って違法レーサーどもを追い掛け回す。
19	PURSUIT AGENT	追跡(PURSUIT)専門の捜査官(AGENT)だ。警部より偉いが追跡専門だ。ほかの事はやらせて貰えないらしい。
20	ULTIMATE ENFORCER	究極(ULTIMEATE)の法執行官。なんか分からんが凄そうだ。多分、里見浩太朗の闇奉行のように「アルティメットエンフォーサーの俺には、証拠なんかいらねぇんだ」とか言ってるんだろう。恐ろしい。

イベントの種類

• ホットパースート
  • 数台のレーサーによるレースと、それを追いかける警察のモード。バーンアウトの「ロードレイジ」を実車で行う。
• レース
  • レーサーとなり、警察抜きで競争するもの。
• プレビュー
  • まだ手に入らないが、今後使うことができる高性能なマシンをお試しで乗りタイムアタックに挑むモード。警察キャンペーンでは衝突による時間ペナルティがあり、他の車両との衝突では+3秒、ガードレールなどオブジェクトでは+2秒。クラッシュまで激しくぶつかるとペナルティはない。
• タイムトライアル/ラピッドレスポンス
  • ルールはプレビューと同じだが、自分の好きなマシンを選んでタイムアタックに挑む。警察のほうでは「緊急の支援要請」という設定があり、規定時間内にゴールまでたどり着かないと仲間が追い詰めた被疑者が逃げる。またプレビューと同様にペナルティがある。
• インターセプター
  • 警察が一台の被疑者車両を追い掛け回すイベント。ホットパースートとは異なり被疑者は真っ直ぐ逃げるとは限らず、急にUターンして来た道を戻ることがあるので気をつけよう。逆にUターン時は車速が急激に落ちて無防備になるので、タイミングが合えば検挙のチャンスとも言える。
• ガントレット
  • インターセプターをレーサー側から見たようなイベント。但しパトカーは一台ではなく、路肩に何台ものインターセプターが配置されており、それが随時追いかけてくる多勢に無勢。PSでオーバードライビンシリーズを遊んだ人には懐かしい仕様。
• フリードライブ
  • シークレスト郡を自由に走行することができる。レーサー車両はもちろん、警察車両でサイレンを鳴らしながら爆走することだってできる。ルートの研究や風景写真の撮影スポットの探索など、自由に活用しよう。このイベントはゲーム進行とは関係ない。なおレーサー側はクルーズ中、警察側はパトロール中という設定。

ウェポン

ミッション中に使用する。これを使うことで他の車両にダメージを加えたり、急加速するといったことが可能。特に警察は被疑者を逮捕することが目的なので、相手に効率よくダメージを加える上でも重要なもの。

• EMP
  • 電磁パルスを相手に加えることで相手の車両にダメージを与えるほか、一瞬だが運転操作を不能にする。車体にも目に見える形でダメージを与えているが、どうやって物理的にダメージを与えているかは考えるな。
• スパイクベルト
  • 車の後部からこれを出すと、スパイクのついたベルトが道路に広がる。それを踏んづけた車は車体にダメージがあるほか、停止状態からの発進となるので速度を出すまでに時間がかかる。
• ジャマー(レーサーのみ)
  • 警察車両のウェポン使用を妨害する装置。
• ターボ(レーサーのみ)
  • ナイトロよりも長い時間加速できるもの。但しナイトロが時間と共に回復するのとは異なり、ターボは使用回数が決まっている。
• ロードブロック(警察のみ)
  • 仲間のパトカーが道路を封鎖する。レーサーがこれに突っ込むとダメージがあり、またクラッシュによってパトカーが追いつくための時間を稼ぐ。
• ヘリ(警察のみ)
  • 航空部隊のヘリ。ヘリは被疑者に先回りし、地面にスパイクベルトを展開させる。上手くいけば相手に大ダメージを加えることが可能だが、うっかりするとレーサーが回避したスパイクに自分が突っ込んでしまう。

車両へのダメージ

クラッシュやウェポンのヒット、相手に打撃を加える体当たりによって車両にダメージが加えられる。車両には決まった量のHPがあるので、これらによってHPがなくなると大破となりゲームが終了してしまう。

自分がレーサーの時に、他のレーサーやパトカーに止めを刺すと「テイクダウン」と判定されポイントが貰える。逆に警察の時にレーサーに止めを刺すと「逮捕」となり、ポイントがもらえるほかミッションの目標達成にも関わる。しかしこの地域のレーサーたち、頑丈である。

ﾀｲ━|Φ|(|ﾟ|∀|ﾟ|)|Φ|━ﾎ!

警察キャンペーンではこれが重要な目的となり、レーサーキャンペーンではこれをいかに回避するかが重要になる。逮捕判定は以下の二つで行われている。

1. パトカーによる体当たり、警察のウェポン使用によるダメージなどで、レーサーのHPがゼロになる。
2. レーサーが障害物に引っかかる、パトカーに行く手を阻まれるなど動いていない状態ですぐ傍にパトカーがいて、一定時間以上経つ。

1.はチェイスHQなどでお馴染みのシステム。本作で最も逮捕の要因となるのがこれである。2.はNFSシリーズを遊んできた人にはお馴染みのもの。かつてはPITマニューバなどで被疑者車両をスピンさせるなどし、この状態に持ち込むことで逮捕できるシステムだった。

お気に入りの音楽をBGMに

プレイ中にかかる音楽は規定のゲームサントラの他、PS3やXbox360のHDDに取り込まれている音楽ファイルにすることもできる。やり方は以下のとおり

1. PS3・Xbox360に音楽を取り込む
2. プレイリストを作成し、好きな音楽をリストに登録する
3. NFSHPを立ち上げ、設定画面からサウンドの設定へ進む。そこでBGMをサウンドトラックからプレイリストに変更。
4. プレイ再開

好きな曲をかければ気分も乗り、集中力が増して高記録が狙えるかも。

「Xbox360なら本体機能のカスタムサントラがあるんじゃないの？」と思う方がいるかもしれないが、曲名・アーティスト名がゲームサントラと同じように表示される、ポーズ時に曲も止まるなど、本体機能よりも使い勝手が増している。

自動車

やあ (´・ω・｀)

ようこそ、シークレストカウンティへ。

このハイオクはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

 

うん、「改造」はないんだ。済まない。

仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、この見出しを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない

「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。

殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい

そう思って、この項目を作ったんだ。

 

じゃあ、注文を聞こうか。

というわけでNFS:HPには車の改造はない。だからグレーサーZも雨宮シャンテも、ツインエンジンでパワーアップしたのにブレーキの強化をせずエンジンブレーキ頼みのピアッツァもできない。ペイントもできないから痛レーサーも痛パトカーもない。でも楽しいお！
もっともUG以前のシリーズが改造要素がなかったためそちらに合わせた、とも考えられるが。

車種

自動車は日欧米様々なメーカーの車が登場するので、ここには書ききれない。英語版公式サイトに一覧表があるので、それで見てほしい。グループ分けがなされており、同一グループの車種同士でしかイベントに参加する事ができない。
また、警察側ではオープンモデルを使用できない。

• スポーツシリーズ/交通警察ユニット
  • 最高速度が270km/h前後の車種のグループ。ポルシェ･ボクスター･スパイダー等オープンモデル中心で、三菱･ランサーエボリューション等日本車も複数所属。警察側専用ユニットとして、フォード･クラウンビクトリア･ポリスインターセプター、フォード･ポリスインターセプター･コンセプトがある。
• パフォーマンスシリーズ/ハイウェイパトロールユニット
  • このグループで300km/hオーバーが可能になる。マセラティ･ジャガー等の欧州車が中心で、殆どのアメ車はオンラインパスでアンロックされる。警察専用ユニットとして、カーボンモータース･E7がある。なお、日本車はない。 
• スーパーシリーズ/緊急配備部隊ユニット
  • 更に最高速度が上がり、330km/hを叩き出すシリーズ。ここでランボルギーニが初登場し、主にガヤルド系列が使用できる。日本車は日産･GT-Rが所属している（と同時にこれ以降日本車は一切出なくなる）。
• エキゾチックシリーズ/高速機動部隊ユニット
  • 最高速度は360km/hに達し、そろそろロードブロックの回避が難しくなるシリーズ。ランボルギーニ・レヴェントンやパガーニ･ゾンダ5（シンクェ）、フォードGT等、所謂スーパーカーが目白押しである。Tipsではショートカットを使うべきではないと説明されるが、大体の人はそんな事は気にしていない。もっとも底をガリガリ擦っていそうではあるのだが。
• ハイパーシリーズ/高速追跡部隊ユニット
  • 最高速度が400km/hを超え、「ロードブロックのスキマを通ったと思ったらクラッシュしてました」なんてことが稀でなくよくあるグループ。ケーニグセグ･CCX系列とブガッティ･ヴェイロン系列が殆どを占め、後はマクラーレン･F1とグンペルト･アポロS（要DLC）のみ。

オンライン

このゲームはオンラインで遊ぶことが極めて重要である。以下にあることをやって、初めて遊び尽くせると言えるだろう。後述にもあるとおり、日本語版は製品同封のオンラインパスでオンライン登録することで、オンラインプレイをすぐに楽しめる。

対戦

登録してあるフレンドとバトルする他、「クイックマッチ」で世界中のプレイヤーとのバトルも可能。オンライン対戦を最も手軽に楽しめるクイックマッチでは、アクセスすると各ルームに自動的にプレイヤーが割り振られる。

オンラインで行われるイベントは、以下の三種類。

• ホットパースート
  • プレイヤーが警察とレーサーに分かれてホットパースートを楽しむ。一室最大8人なので、最大同時対戦数は4対4。なるべく偏らないように配慮されていて、連続して遊べば警察とレーサーを半々の割合で遊ぶことになる。プレイヤー数が奇数の場合は警察が少数になるように割り当てられるが、何らかの事情でレーサー側のメンバーが抜けてしまうと警察に対して数的不利になり、多勢に無勢で涙目。
    レーサー同士の潰し合いも日常茶飯事。レーサーである自分を潰しに来るのは、セイレーンを引き連れたパンダだけではない。それどころか、明らかに仲間のパトカーが警察である自分を狙ってくることも。なんだ、俺がガス欠でファイナルアプローチにも乗れてないまま、88に進入でもしようとしたか？。グエン・バン・チョムに厭味言われるぞ。
• インターセプター
  • プレイヤーが警察とレーサーに分かれ、一対一で勝負する。ルールは、レーサーはパトカーを大破させるか逃げ切れば勝ち、警察はレーサーを先述の方法で検挙すれば勝ち。また決まったコースはなく、フリーモードと同様に横道を含めて全ての道路を走れるようになる。 高速道路や砂利道、施設の駐車場を縦横無尽に逃げ回る車と、それを追い掛け回すパトカー。[全米警察24時コップス]などでお馴染みの光景が、シークレスト郡でも繰り広げられる。
• レース
  • レーサー限定イベント。レーサーキャンペーンのレースと同様に、警察抜きで競争しゴールに一番早くたどり着いた奴の勝ち。ナイトロは使えるがウェポンは一切使えない。純然たる運転技術の勝負である。
• モスト・ウォンテッド
  • 追加コンテンツの「デンジャラスパック」を導入すると参加できる。インターセプターをチームで行うといった趣のモードで、警察はレーサー側のモスト・ウォンテッドを逮捕すれば勝ち。レーサー側はモスト･ウォンテッドが逃げ切るか、警察車両を全て大破させれば勝ち。モスト・ウォンテッドに選ばれなかったレーサーは護衛や警察の妨害が仕事。
• アームズ・レース
  • こちらもデンジャラスパックが必要。レーサー限定イベントで、各種武器を使用して他レーサーへの妨害が可能になったレース。完全にバーンアウトと化した。警察はロードブロックとヘリ追跡のみ行う。

NFS Store

NFSHPの追加コンテンツを購入できるお店。

Wall

ウォールはフレンド同士がコメントやスクリーンショット、新しい記録の情報をやり取りするための掲示板。ここにコメントを書き込めばフレンドも見ることができ、またゲーム中のスクショ撮影機能を使って撮った画像を貼り付けることができる。

Autolog(オートログ)

.44マグナムや.357マグナムを使用するピストルではない。それはオートマグ。
オートログはフレンドとイベンクリアデータのやり取りをし、フレンド間で共有する機能である。また新しいフレンドを探すのにも役立つ(次項)。

フレンド登録をしている人がいれば、ソフトがオンラインで自動的に記録のやり取りを行う。これでフレンド同士のクリア記録と順位が分かるというもの。自分がフレンドの記録を塗り替えると相手にはその旨が伝えられ、逆にフレンドが自分を上回ったものも分かる。この機能を活用すれば世界中の人と競い合う楽しみが生まれる。

オートログはメニュー画面から選んで見ることになるが、キャンペーンモードを開いて全体マップから個別のイベントを選んだ場合も画面右下にフレンドの順位が表示される(Speed Wall)。

PCからAutologへアクセス

AutologへはPCからもアクセスできる。やり方はここからアクセスしサインインを行うだけ。IDとパスワードは普段ゲームで使う時のものと同じもの。

このサイトではフレンドとの成績比較や自分のプレイ情報、Wall、Photoの閲覧と保存などができる。
自分のプロフィールに使う顔写真を入れ替えることも可能。入れ替えは「CAREER」のページからプロフィール画像にポインタを合わせて「Replace Image」を押し、PCから好きな画像を選んでアップデートするだけ。ファイルサイズは200kbまでなので注意しよう。また、性器や女性のおっぱいもろ見え画像などをあげるとそれが削除されるだけでなく、最悪の場合には垢BANもあり得るのでやめておいた方が良い。二次元も三次元もなく。そこは常識の範囲内で。

フレンドはどうやって作るの？

フレンドはオンライン対戦で作るのが最も簡単。クイックマッチで同室になった人のアイコンを選択し、フレンド登録を申し込む。相手にその旨のメールが届くので、そのメールから相手がフレンド登録を承認すればフレンドとなる。ともかく手あたり次第に申し込めば、数人は確実にフレンドはできるであろう。

一人でもフレンドがいる状態でオートログを開けば、共通のフレンドがいる別のプレイヤーが紹介される。

(-■∀■)「友達の友達は皆友達だ、世界に広げよう友達の輪」

 ウキウキウォッチングのタモさんパートと共に懐かしさを感じる言葉だが、他のオンラインゲームと同様にNFSHPではリアルなのだ。

日本語版

日本語版の特徴としては文章と音声が日本語化されていることはもちろんだが、同封のオンラインパスで登録すると一部車種がアンロックになる。またオンラインプレイなどのサービスも全て最初から使える。

追加コンテンツ

• SCPDタイムセーバーパック
  • バウンティを貯めることなく、全てのSCPD車両を使えるようになるパック。
• レーサータイムセーバーパック
  • 上記のレーサー版。
• SCPDレベルパック
  • SCPD専用車両のうち、アストンマーチンDBSやメルセデスSLRマクラーレンなどをレーサーでも使えるようになるパック。
• スーパースポーツパック
  • 純然たる追加コンテンツとしては第一弾になるもの。ブガッティ・ヴェイロン16.4スーパースポーツ、グンペルト・アポロS、ポルシェ911GT2RSが使えるようになり、新たなイベントが追加されるもの。ばら売りのものもあるが、全部纏めて買ったほうがお得。
• デンジャラスパック
  • 追加コンテンツ第二弾。オンラインで「モスト・ウォンテッド」「アームズ・レース」を追加。 
• Lamborghini Untamedパック
  • 追加コンテンツ第三弾。ランボルギーニからカウンタックLP5000QV、ディアブロSV、セストエレメントが使用可能になり、計10個のイベントが追加される。こちらもまとめ買いがお得。
• 別売りオンラインパス
  • オンラインパスは一回登録すると使えなくなるので、新たに登録する場合はこれを買わなければならない。中古で買ったらオンラインパスが使われていた、日本語版以外のソフトを購入した、といった条件の人はこれを買うことになる。

プロ専用のWii版

まずはこちらのリンクを見て欲しい。

100台でレースができる大変素晴らしいゲームであることが動画からわかるだろう。

他の家庭用機と同じCEROのBレーティングとは思えないほど、アットホームな世界が展開されている。ある意味で楽しそうと言えないでもないが、普通の人には向いていないと思う。案の定、日本とアメリカのamazonにおけるユーザー評価は相対的に低い。だから素人にはオススメできない。

例えて言えばこういうことだ。ここに四人の女性がいたとする。小野真弓、熊田曜子、松尾翠、山田花子。君がWii版を選ぶと言うのは、山田花子を真っ先に選ぶと言うことに等しい。君が玄人であり専門家なら僕は何も言わない。だがもし君が全くの素人であるなら、僕は勇気を持って一考を求める。まずはエスプレッソでも飲んで一息つこうか。そして深呼吸して今までお世話になった人、楽しい思い出なんかについて考えてみよう。その上でもう一度考えるんだ。君の選択が正しいのかを。

大事なことなのでもう一度言う。Wii版を購入して本当に良いのかい？

日本版の購入報告が全く上がってこないので、ローカライズがまともかどうかは不明である。何かの間違いで買ってしまった方、フリスビーにしてしまう前にプレイ動画を上げてみてはどうだろうか？

関連動画

関連商品

プロ専用

関連項目

• ニードフォースピード
• PS3
• Xbox360
• Wii
• レースゲーム
• パトカー
• 走り屋
• バーンアウトパラダイス
  • 開発元のCriterion Gamesが以前制作したゲーム。NFS:HPでは、このゲームのエンジンの改良版が使われている。

外部リンク

• 日本公式サイト
• 海外公式サイト
• ニード・フォー・スピード ホット・パースート @ wiki