雑賀孫一(Fate)とは、スマホゲーム『Fate/Grand Order』に登場したサーヴァントの一騎である。
サーヴァントについてはサーヴァント(聖杯戦争)の記事を参照。
任務了解。
これより雑賀を開始する。
2023年11月29日より開催されたイベント『激走!川中島24時 ぐだぐだ超五稜郭 殺しのサインはM51』にて実装されたサーヴァント。雑賀孫「市」ではなく孫「一」である。ガチャではなく配布枠なのでイベントを最後まで進める事で入手可能となる。クラスはアーチャー、レアリティは☆4。
詳しくは「雑賀孫一」を参照。
元ネタは戦国最強の傭兵集団「雑賀衆」の棟梁「雑賀孫一」・・・・を名乗る少女。本名は蛍。一人称は「わたし」。
ぐだぐだ世界において雑賀孫一の名は、雑賀衆の中で最も優れた技術と精神を持った者が世襲するものとなっており、彼女は三代目にあたる。言わばコードネームだが、本名を隠すための用途ではないので彼女自身の本名である「蛍」を名乗る事も。史実においても雑賀衆には複数の歴代頭領がいたとされ、中には蛍のような女性名も含まれていたという。平時は行商人を装って移動店舗のバンを運転しながらおはぎや薬を売っている。車体に「SAI☆KA」やら家紋が書いてあるため正体を隠す気は無いようだ。雑賀の仕事をする際はM51チケットなるものを依頼者に渡す。M51は孫一のもじり。
感情をあまり表に出さない寡黙な性格。義理堅く、雑賀のルールを最後まで貫いたり自分を育ててくれた孫市の仇討ちを試みる一方、傭兵集団の長でありながら純真過ぎる面があるため依頼人や助けたはずの人物に騙される事も多く、マイルームボイス「嫌いなこと」では人を騙す人が嫌いと答えている。また背の低さ(150cm)を気にしている様子。最終再臨の絵ではおにぎりを食べていたり、肉を好物に挙げるなど意外と健啖家。生前は狩猟を行って獣肉を採っていたらしい。単独行動:Aを持っているためマスター不在でも長期間行動出来るがお腹が空きやすくなる欠点があり、食糧の携行は必須。
元々彼女は日本ではなく遠い異国で生まれた一介の少女であった。幼少期に何らかの形で騙されて攫われ、南蛮貿易での商品奴隷として日本へやってきた。その際、乗っていた船が雑賀衆の襲撃を受け、流れで雑賀衆へ参入。孫市から訓練を受けた蛍は隠された才能を開花させ、異邦人でありながら「雑賀孫一」を継ぐ。本能寺の変の後、羽柴秀吉に雇われて天下統一の一助を担ったが、秀吉の天下が訪れた後に三代目雑賀孫一の座を退き里を去る。その理由は先代雑賀孫市の敵討ちであった。本人が言うように、雑賀衆は傭兵集団であるが故に金次第で「誰の味方にもなるし、誰の敵にもなる」。どの勢力にも付かず、また強大な力を持っていた雑賀衆は時の権力者(名称不明。史実では秀吉に滅ぼされている)に疎まれて滅ぼされ、最後の生き残りとなった蛍は孫市の仇を探して旅に出る。だが目的を果たせないまま力尽きてしまった、というのが生前の彼女。
「M51」の符牒が記されたチケットを購入すると依頼を引き受けてくれる。任務に失敗した場合に備えて返金保証もあるとか。戦国時代の人物なので火縄銃を使用する……のではなく、対戦車ライフル、グレネードランチャー、短機関銃といった最新鋭の銃器を扱う。まさにワンマンアーミー。
蛍が最後の雑賀なので、雑賀を継ぐものがいないのが悩み。跡継ぎ募集中。
カルデアに来てからはマスターと契約を結んだ上で味方している。その一方、本加入時に終身雇用を求めてきたり、「契約更新もやぶさかではないから、その時は遠慮なく言って欲しい」と語るなど、かなり気に入られている様子。絆Lv4のボイスでは跡継ぎについて意味深な発言をしてくる(男主人公選択時のみ)。何が始まるんです?
雑賀衆の頭領だけあって鉄砲を扱う技術は非常に高く、対物ライフルやMP5短機関銃のような本来戦国時代には無いはずのオーパーツ銃まで巧みに使いこなす歩く武器庫。片手で対物ライフルを扱ったり、あるいは跳躍したり走りながら対物ライフルを撃つという、おおよそ人間には真似出来ない芸当を苦も無くこなす(対物ライフルの重量は物にもよるが大体15kgくらい)。大量の銃器は勿論、使用するための弾薬をどのように保持しているのかは永遠の謎。マイルームボイスによると、色んな銃の特性を把握したり自身のバージョンアップのため他のサーヴァントが持つ銃を見せて貰っているようなので、多種多様な銃を扱えるのは彼女の努力の賜物なのだろう。
身に纏う外套は防弾・防刃仕様と防御力に優れ、また内側には数々の銃器や雑賀の秘密が詰まっている事からおいそれと脱ぐ事は無いという。ただし宝具の演出時は外套を脱いでいる。ちなみに雑賀衆の頭領でありながら狙撃は苦手との事。代わりに近接での戦闘能力に長けており、銃器による接射や格闘術、銃剣を巧みに使ってエネミーを粉砕する。雑賀の里で修業中、異国人特有の髪の色が原因でいじめられる事があったようだが、あまりにしつこい場合は鉄拳制裁で強引に黙らせていたという。八咫烏の目の恩恵で視力が良いのは勿論、対象の霊的活動まで看破可能。
筋力:C | 耐久:D | 敏捷:B | 魔力:D | 幸運:C | 宝具:C |
銃神・八咫烏(じゅうしん・やたがらす)
ランク:C / 種別:対人宝具 / レンジ:1~50 / 最大捕捉:1人
自身を一種のトランス状態にし戦闘術理を展開、数々の銃器による飽和攻撃で対象を殲滅する必滅奥義。雑賀衆は古来の伝承神を持たない新しい武装集団であるが、それ故存在しない新たな神を求めて、人の中にその力を祈った。現代で言う所の戦場におけるマインドコントロール、自己催眠に近いが、それよりも呪術的であり、巫女の神楽舞に近い技術体系。余談ではあるが代々の雑賀頭領はこのように特徴的な銃にまつわる宝具を持つらしい。
「遠くから撃って当たらなければ、近寄って打てばいい。これはかしこい戦術」
イベント「激走!川中島24時 ぐだぐだ超五稜郭 殺しのサインはM51」にて実装された報酬星4アーチャー。
HP | (Lv1/Lv80/Lv100) 1920/12005/14556 |
ATK | (Lv1/Lv80/Lv100) 1499/8996/10892 |
COST | 12 |
コマンドカード | Quick/Quick/Arts/Buster/Buster |
所持属性 | サーヴァント、人属性、秩序属性、善属性、人型、女性 ヒト科 |
保有スキル | |
---|---|
八咫烏の目:B (CT8→6) |
自身に必中状態を付与(3T) +味方全体のクリティカル威力をアップ[Lv.](3T) +スターを大量獲得[Lv.](20→30個) |
雑賀流居合銃術:A (CT8→6) |
自身のQuickカード性能をアップ[Lv.](3T) &Busterカード性能をアップ[Lv.](3T) &クリティカル威力をアップ[Lv.](3T) |
蛍火:B (CT8→6) |
自身に回避状態を付与(1T) &ターゲット集中状態を付与(1T) &被ダメージ時のNP獲得量をアップ[Lv.](1T) &NPを増やす(20%) |
クラススキル | |
対魔力:D | 自身の弱体耐性を少しアップ |
単独行動:A | 自身のクリティカル威力をアップ |
道具作成(銃):D | 自身のArtsカードの性能を少しアップ &Artsカードのクリティカル威力を少しアップ |
アペンドスキル3 | |
対バーサーカー攻撃適性 |
銃神・八咫烏(じゅうしん・やたがらす) | |
---|---|
カード種別:Quick | ランク:C |
自身のQuickカード性能をアップ(1T)<OCで効果アップ> &Busterカード性能をアップ(1T)<OCで効果アップ> +敵単体に超強力な攻撃[Lv.] &クリティカル発生率をダウン(3T) |
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掲示板
12 ななしのよっしん
2023/12/07(木) 19:44:06 ID: HdJUxJbH7P
蛍についての記述が確認できる軍記物『陰徳太平記』では、あくまで本願寺側の射撃の名手で雑賀衆だという記述はない。
>>史実においても雑賀衆には複数の歴代頭領がいたとされ、中には蛍のような女性名も含まれていたという。
史実的な注釈を入れたいなら、さすがにこれは書き直した方がいいだろう。別に蛍は女性名に限らないし。
13 ななしのよっしん
2023/12/08(金) 01:42:55 ID: XLRZSpkmum
かつて、トラオムに登場した破戒僧のアーチャーの真名候補でも挙げられていた。
遂に判った真名は「杉谷善住坊」だが、
共通点の多い、善住坊との特殊会話が無いのが少し残念。
14 ななしのよっしん
2024/01/03(水) 21:56:35 ID: ghr0uHn17U
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最終更新:2024/12/21(土) 23:00
最終更新:2024/12/21(土) 23:00
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