データカードダス 仮面ライダーバトル ガンバライジングとは、2013年9月1日からデパート、ゲームセンターなどで 現在稼働中の自動販売機型トレーディングカードアーケードゲームである。
現在、バーストライズ1弾(BS1)が稼働中。動画タグは「ガンバライジング」で検索推奨。
概要
平成ライダー15作品目の節目にあたり、前作「仮面ライダーバトル ガンバライド」から心機一転、筐体を変えてのスタートとなった。平成・昭和を交えたオールライダーゲーである点には変わらないが、新たにプレイヤーのアバターである「ガンバライダー」が登場する。更に、戦闘中にサポート効果を得られる「ライダーシンボル」も登場する。
ゲームの遊び方は、チームを構成する3枚のライダーカード(ヒーローカード)のチームで戦うチームバトル。さらにカードを裏返して戦闘中のフォームチェンジを再現するライドバーストが特徴となっている。これによりフォームチェンジ演出が進化しただけでなく、従来作では参戦が難しい重要な形態(電王・プラットフォームなど)の登場も期待できる。
新筐体「データカードダスF」はアイカツ!に代表されるモデル「データカードダスNEO」をベースに、32インチの縦型モニタを接続した代物であり、シルエットは大きく様変わりしている。また、ガンバライドでは中途対応であったICカードには最初から対応している。さらにネットワーク通信機能が強化されており、3弾からはネットワークランキングが、4弾からはオールライダーマッチングが実装された。
1プレイは100円でプレイする時にカードが1枚排出される。カード購入のみでプレイをしないモードもある。
ガンバライダー
自分が作成した、自分だけの仮面ライダー。最初は素手で戦う事に成るが、バトルを進めていくと能力を強化したり、ガンガンセイバーやウィザーソードガンと言った歴代ライダーが装備している武器を使用できるようになる。
ガンバライダーには「レベル」が有り、バトルを行うと勝敗に関わらずレベルを上げられる。レベルはそれぞれ「タイリョク」「コウゲキ」「ボウギョ」「必殺」に分けられている。勿論レベルが高い方が強いライダーに成れる。
ライダーカード
ガンバライジングには、歴代ライダーのカードが様々なレア度とタイプに分けられた状態で登場。レア度には、一番高い物から、LREX、LR(レジェンドレア)、CP(キャンペーンカード)、SR(スーパーレア)、R(レア)、N(ノーマル)に分けられている。ライダーカードは表と裏で、それぞれアビリティ(能力)とタイプが存在する。
ライダータイプ
歴代ライダーのカードは、レア度による同一ライダーの被りを防ぐ為それぞれ必ずタイプに分かれている。タイプには、「アタッカー」「テクニカル」「パッション」「トリッキー」「フィニッシャー」「ブレイカー」「ブレイヴ」「チェイン」「ジャマー」「メカニカル」に分かれている。
「アタッカー」はスロットのゲキレツアイコンを増やし、「テクニカル」は必殺技のゲージバーを上げる。「パッション」はバーストゲージや必殺技を出す為のライジングゲージを上げやすくする。「トリッキー」は体力が有利or不利な際に効果が変わり、「フィニッシャー」は必殺技の威力を上げる。「ブレイカー」は相手ライダーの能力を無効にし、「ブレイヴ」は体力を半分にする代わりにスロットの数値を上げる。「チェイン」は「ライドバースト」する次のライダーのタイプ効果を2倍にする。「ジャマー」は相手のミガワリ・オイウチを封印し、「メカニカル」はアタックポイントを上げると同時に自らのテクニカルゲージスピードをリセットする。
ライダーチームボーナス
3人1組でライダーチームを作る際、特定の条件を満たすとステータスなどにボーナスが入る仕様になっている。スロットアイコンやライダータイプによるものの他、主に原作や映画で共闘・激突した仮面ライダー同士でボーナスが発生する。これにより攻撃力や体力を強化しやすくなっただけでなく、TVや劇場版を視聴したファンにも楽しめる仕様になっている。
眼魂/ガシャット/フルボトルスキャンチャンス
チーム確定後、メンバーに仮面ライダーゴースト~ビルドのライダーが存在すると突入できる(選択によりスキャンせずそのまま戦闘も可能)。対象1人を選び、筐体手前側中心部にあるスキャナーに連動アイテム(眼魂・ライダーガシャット・フルボトル)のQRコードをスキャンすると、ステータス強化ボーナスを得ることができる。さらにスキャンしたアイテムによっては、ゲーム内のライダーもアイテムに対応した形態(例:ビルドにゴリラとダイヤモンドのボトルをスキャン→ビルドゴリラモンドフォームにチェンジ)へ実際にフォームチェンジする。
アシストライダー・ライダーシンボル
ナイスドライブ弾とバッチリカイガン弾では、ライダーチームボーナスが入った後、4人目の後方支援を行う仮面ライダー、アシストライダーが登場していた。アシストには、攻撃後の追い打ちを行う「オイウチ」、敵の攻撃のダメージを低くしてくれる「ミガワリ」そして「カウンター」が存在する。
ガシャットヘンシン弾以降ではオイウチ・ミガワリ・カウンターはそれぞれチーム3人が自ら行うようになり、アシストライダーは登場しなくなったが、代わりにライダーシンボルが導入された。戦闘開始直前に手持ちから選択するか、ブットバソウルメダルをスキャンすることでセットされ、各シンボルの発動条件を満たした時点でバフ・デバフ効果や固定ダメージ攻撃など発動する。
バトルの流れ
3枚のライダーカードスキャン後、3人一組のチームバトルに移行する。バトルには、先攻後攻が存在する。ナイスドライブ弾以降は先攻優先で相手チームに攻撃可能。
先攻後攻を決める際はスロットが画面の前で3つ回転し、3つのスロットを「カードをこする」または、左右、下のそれぞれの配置に対応した ボタンでスロットを止めて、数値が相手より高ければ、先攻が取れる。これを、最高5ラウンド繰り返す。スロットにはアイコンが存在し、「拳」、「蹴」、「銃」、「剣」、そして「ゲキレツアイコン」の5つである。相手のライダーチームの体力を0にすれば勝ちである。
スロットボーナス
スロットにはボーナスが存在し、スロットの数値合計、AP(アタックポイント)を上げる事が出来る。ダブルアタックは共通するアイコン(例:拳、拳、蹴)を2つ揃えると、40ポイント。トリプルアタックは、3つ全てのアイコンを同じ絵柄を揃えた場合、60ポイント上げる事が出来る。更に、ゲキレツアイコンを3つ全て揃えると「ゲキレツアタック」を繰り出せる。「ゲキレツアタック」は相手の能力を、出した1ラウンド中、無力化出来る。最高APは900である。つまり、ゲキレツアタックを出し続ける事が必然的に勝利を呼び込むのである。
必殺技
スロットで先攻、後攻が決まれば、3人のライダー(先攻側)が攻撃する。更に攻撃後、画面上に上下のゲージバー出現し、一番上の高い方にゲージを止めれば必殺技を繰り出せる。もし相手(後攻側)が自分より高い方にゲージを止めても必殺技を繰り出せるが、その場合相手はアシストライダーで身代わりの防御をして必殺技の威力を下げてくる。
ライジングゲージ
体力の下にはライジングゲージが存在し、(最高数10まで)これを常に高くしておくことが重要である。ライダーカードには必殺技を出す為に必要なコストの数が有り、これが足りないと必殺技を出しても威力が下がるのだ。
バーストゲージ・ライドバースト
体力の左側には「バーストゲージ」が存在し、これを満タンに貯めればカードを裏返す指示ボイスが流れ、カードを裏返すとライドバーストが発動。仮面ライダーがフォームチェンジをしたり、バースト後にタイプ別の能力を 発動するボーナスが流れる。(リアルタイムで別フォームに変身し、実際に使用されている原作のOPが流れバトルを盛り上げてくれる。)
バトルスピリッツとの関係
ライドバーストには、カードを裏返す事で強い効果を発揮し、必殺技を放つ事や、カードにコストが付いた関係上、「バトルスピリッツ」のシステムを採用していると思われる。実際、カードの体力や攻撃、防御の表記が似ている部分が存在している。(バトスピは究極銀河ゼロまではニチアサ枠で、ライダーと同じ局で放送していた)ゲームを販売している会社も同じバンダイである。
収録作品(バッチリカイガン6弾時点・太字はオリジナルキャスト・赤字はCPU限定参戦)
- ガンバライジングオリジナル
- 仮面ライダー
- 仮面ライダーV3
- V3
- ライダーマン
- 仮面ライダーX
- X
- 仮面ライダーアマゾン
- 仮面ライダーストロンガー
- 仮面ライダー(新)
- 仮面ライダースーパー1
- 10号誕生!仮面ライダー全員集合!!
- 仮面ライダーBLACK
- 仮面ライダーBLACK RX
- 仮面ライダークウガ
- 仮面ライダーアギト
- 仮面ライダー龍騎
- 仮面ライダー555
- 仮面ライダー剣
- 仮面ライダー響鬼
- 仮面ライダーカブト
- 仮面ライダー電王
- 仮面ライダーキバ
- 仮面ライダーディケイド
- 仮面ライダーW
- 仮面ライダーオーズ/OOO
- 仮面ライダーフォーゼ
- 仮面ライダーウィザード
- 仮面ライダー鎧武
- 仮面ライダードライブ
- 仮面ライダーゴースト
声の出演
ガンバライジングはバトライド・ウォーの一部を除いて、ガンバライドから声の使い回しをしている為、新規のセリフは少ないが参戦ライダーの俳優本人は本編当時からの収録の為、起用率は高めである。
- 仮面ライダー1号、新1号(声:藤岡弘、)
- 仮面ライダーZX(声:菅田俊)
- 仮面ライダーBLACK、BLACK RX、ロボライダー、バイオライダー(声:倉田てつを)
- 仮面ライダー龍騎、リュウガ(声:須賀貴匡)
- 仮面ライダーナイト(声:松田悟志)
- 仮面ライダーゾルダ(声:涼平)
- 仮面ライダーファイズ(声:半田健人)
- 仮面ライダー剣(声:椿隆之)
- 仮面ライダーカリス(声:森本亮治)
- 仮面ライダーガタック(声:佐藤汛)
- 仮面ライダー電王(声:ソードフォーム:関俊彦、ロッドフォーム:遊佐浩二、ガンフォーム:鈴村健一)
- 仮面ライダーゼロノス(声:中村優一、ベガフォーム:大塚芳忠)
- 仮面ライダーキバ(声:瀬戸康史)
- 仮面ライダーイクサ(名護)(声:加藤慶祐)
- 仮面ライダーイクサ(音也)、ダークキバ(音也)、キバ(正夫)、グリス(声:武田航平)
- 仮面ライダーディケイド(声:井上正大)
- 仮面ライダーディエンド(声:戸谷公人)
- ディケイドライバー及びナビ音声(声:マーク・大喜多)
- 仮面ライダーダブル(声:桐山漣、菅田将暉)
- 仮面ライダーアクセル(声:木ノ本嶺浩)
- 仮面ライダーエターナル(声:松岡充)
- 仮面ライダーオーズ(声:渡部秀)
- 仮面ライダーフォーゼ(声:福士蒼汰)
- 仮面ライダーメテオ(声:吉沢亮)
- 仮面ライダーウィザード(声:白石隼也)
- 仮面ライダービースト(声:永瀬匡)
- 仮面ライダー鎧武(声:佐野岳)
- 仮面ライダーバロン(声:小林豊)
- 仮面ライダー龍玄(声:高杉真宙)
- 仮面ライダー斬月(声:久保田悠来)
- 仮面ライダードライブ(声:竹内涼真)
- ベルトさん(声:クリス・ペプラー)
- 仮面ライダーマッハ(声:稲葉友)
- 仮面ライダーチェイサー、仮面ライダープロトドライブ、魔進チェイサー(声:上遠野太洸)
- ハート・ロイミュード(声:蕨野友也)
- 仮面ライダーゴースト(声:西銘駿)
- 仮面ライダースペクター(声:山本涼介)
- 仮面ライダーネクロム(声:磯村勇斗)
- ユルセン(声:悠木碧)
戦いの舞台
外部リンク
関連項目
- ゲームのタイトル一覧
- アーケード
- カードゲーム
- トレーディングカードゲーム
- DCD(データカードダス)
- 特撮
- 仮面ライダー
- セブンイレブン
- (ガンバライドに引き続き、仮面ライダースタンプラリーなどタイアップ企画を意欲的に行っている)
- マクドナルド
(ハッピーセットの付録としてガンバライジングカードを提供したことがある) - ダイナミック太郎
(前作に引き続き、ガンバライジングのライダー達をデフォルメした漫画作品「ガン!ガン!ガンバライジング」を公式サイトで連載。しかし残念ながらWEBコミック版は4月30日の更新を最後に最終回、連載終了となってしまった。今後は雑誌てれびくんや、ガンバライジングファンブックでの連載がメインとなる) - 仮面ライダーバトル ガンバライド
- (前作。ガンバライドで使用していたICカードのみ特例で本作への引き継ぎが可能であり、引き継ぎ限定で得られるガンバライダーパーツ・必殺技も存在する)
- 仮面ライダーブットバソウル(ブットバソウルメダルが同ゲームと連動。)
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