百花繚乱エリクシルとは、AXLより2013年4月26日発売されたアダルトゲームである。
キャラクターの名前は花の名称からとられている。花言葉は基本的にはこちらを参照しているがサイトにより解釈の違いがあるためこれが正しいという事は無いため最後は「など」で締めている。またここに載っていないものもある。
キャラクターの性格も花言葉を冠しており、それっぽいものを赤字にしている
トップページの「君が、君の隣人が幸せでないのに、国が幸せになることって本当にあるの?」は作中でも発言者により若干の言葉の違いはあるが出てくる
なお白字部分はネタバレになるためドラッグは自己責任でお願いします
2015年4月9日には加賀クリエイト(現エンターグラム)よりPS Vita版が発売された。体験版も配信しているがPSPで出来るかは不明。
ストーリー
主人公は暴いていけない事実を暴いたため辺境の地・ミルトスへ飛ばされることになった。
その地は納税出来ないほどひどく貧乏であったために主人公は町おこしをすることにした
キャラクター
メイン
- ブルーム・ベルフラワー(Bloom Bellflower)
- CV:なし
- 本作の主人公で新米の辺境巡察使である
- 暴いては行けない人物の真実を暴いたため辺境の地・ミルトスに飛ばされる事になる
- 性格は超真面目で超堅物で天然の女たらしで超鈍感で朴念仁であるが頑固者で自分の意見を曲げることは絶対に無い熱情家である
- 皇帝を父、皇妃を母を定めており、忠誠を誓っている
- 皇帝からの信頼も篤く、並みの巡察使よりも権力があったりする。信頼の篤さに関しては飛ばされる際に「すまん」と謝罪された事からもうかがえる
- 社交性は低く、本の虫であり、地味であったためジミーというあだ名を付けられている
- 堅物故に嘘は言えずにしかもオブラートに包む事も無いため相手を傷つける事も少なくないがそれ自体が真実であることが多く、逆に気付かせてくれてありがとうと感謝されることも。また嘘が言えない為、褒めるときも本気であり、相手をひどく照れさせる。ただしブルーム本人にその自覚は無い。
- 武術に関してはからっきしダメだが計算が得意であるため巡察使よりも向いている職があると周りから何度も言われている
- なお唯の恋する乙女と守護の楯のオマージュだが期日の朝9時までに書類等を完ぺきにして提出する事から『シールド9』というあだ名がある。
- いずれのルートでも次々と貴族たちの不正を暴き、『英雄巡察使』あるいは同等の意味を持つ『正巡察使』として名を残すほどの活躍をした。
- マーガレットルートでは皇族の一員となり、皇帝の後ろ盾も出てきたことにより完全に後顧の憂いが無くなり貴族たちの腐敗をどんどん暴き、生涯帝国に尽くした。
- アンドロメダルートでは数々の不正を暴き、帝国の右腕として「英雄巡察使」として名を残す。引退後はアンドロメダと共にとある村(おそらくミルトス)で子供たちと幸せに暮らした。
- カトレアルートでは『英雄』と同等の意を持つ唯一の『正巡察使』となった。その後は落馬し死亡したと伝えられる。その時に遺されていたソロバンを見て皇帝は嘆き、『刻が止まったみたいだ』と言ったという。実際には経緯は不明だが不老不死となりカトレアと永遠を生きている。子供が3人いる。
- バジルルートでは正義を貫く姿を見せ、巡察使の立場を向上させ、またその姿から彼を目指す巡察使も増えていった。その後引退し、バジルと結婚しし、子供たちと幸せに暮らした。
- ジャスミンルートでは彼が赴任した地ではどんなに貧しい地であっても最終的には帝国に多額の税を支払えるまでに経済が改善した。その手腕を評価し、皇帝は『英雄』と同等の意を持つ『正巡察使』とした。ベルフラワー夫妻はそれぞれ慢心することなく今も巡察の旅を続けている。
- ブルームとは観賞用の花の総称である。
- ベルフラワーとはフウリンソウ(風鈴草)の英名である。詳細はこちら
。花言葉は「不変」など
- マーガレット・デルフィニウム・ミルトス(Marguerite Delphinium Myrtus) / クロッサンドラ
- CV:碧山もか / 石井ゆかり
- ヒロインの一人
- 領主の娘であり、領主代理でもある
- 当初は追い返そうとしたが人柄に触れて共に町おこしをすることに
- クロッサンドラとはメイドに変装したときの名前である
- 自身のルートでは2回目の行為の時に当たり、ブルームの子を身ごもる。その後もその生涯に渡り、ブルームの傍におり、アンドロメダと共に英雄巡察使の双翼を呼ばれる事になる。
- マーガレットとは、キク科の半耐寒性多年草である。詳細はこちら
。花言葉は「恋を占う」「貞節」「誠実」「心に秘めた愛」「真実の友情」など
- デルフィニウムとはキンポウゲ科の属の一つである。詳細はこちら
。花言葉は「高貴」「尊大」「慈悲」「清明」「あなたは幸福をふりまく」 など
- ミルトスとはギンバイカと呼ばれるフトモモ科の単型の属ギンバイカ属の常緑低木の別名である。詳細はこちら
。「高貴な美しさ」「愛のささやき」など(ギンバイカの花言葉)
- クロッサンドラとはキツネノマゴ科ヘリトリオシベ属の常緑小低木に分類される植物であり、クロサンドラと『ッ』が付かないのが正式名称であるもよう。詳細はこちら
。花言葉は「虚飾」「仲良し」「友情」「誕生」など
- アンドロメダ・ヘリオトロープ(Andromeda Heliotrope)
- CV:青山ゆかり / 友永朱音
- ヒロインの一人で今作の青山ゆかり氏である
- ブルームのたった一人の巡察護衛である。幼馴染みでもある
- 護衛騎士になったのは単純に一緒にいたいからである。他には誰も一緒に行きたがらなかったため願いはかなったのだがミストスではマーガレット、カトレアといったライバルが出来て内心焦っている。
- マーガレットルートではその後も巡察護衛としてブルームの傍におり、マーガレットと共に英雄巡察使の双翼と呼ばれることになる。
- 自身のルートでは常にブルームの傍におり、その指には二人の絆を示すかのように指輪が光っていた。引退後はたくさんの子供に囲まれて幸せに暮らした。
- カトレアルートではバジルが記した記録書にて存在は確認される。
- アンドロメダとは花の一種であるが解説しているサイトが無いため詳細不明。一応「アンドロメダ 花」で画像検索すると出てくる。花言葉は「美しい心」など
- ヘリオトロープとはムラサキ科キダチルリソウ属(Heliotropium)の植物の総称の事である。詳細はこちら
。花言葉は「献身的な愛」「献身」「熱望」など
- カトレア・ムーンフラワー(Cattleya Moonflower)
- CV:鈴音華月 / 飯野ユウ
- ヒロインの一人
- 見た目は若く、知識も豊富なため人気者の美女
- 年齢は不詳で無理に聞こうとすると泣くまで説教されたり、口を利いてくれなくなって二週間くらい放置されたりする
- 薬の知識がバジルよりもある。
- 自身のルートでは大方の予想通り魔女の生き残りであることが明かされ、かつ不老不死である事も明かされた。その後もブルームと共に行動し、謎の美女として名を残すである。その名は教会の記録書に記載されており記載者はバジル・マリーゴールドである。ただしその記載の中でも彼女の事は記されていなかった。子供が3人おり、ブルームの最初の葬式の時には3人の子供と共に出席したが国を挙げての葬式には参列しなかった。経緯は不明だが不老不死となったブルームと共にとある村で医者となっている。
- カトレアとは中南米原産のラン科植物の1つの属、あるいはその近縁属との交配品種を含む1群の植物である。正式名称はカトレヤである。詳細はこちら。花言葉は「優雅な女性」「魔力」「成熟した魅力」など
- ムーンフラワーとは砂漠に一時だけ咲く幻の花であること以外は不明。
- バジル・マリーゴールド(Basil Marigold)
- CV:桃井穂美 / 儀武ゆう子
- ヒロインの一人
- 強欲シスターと言っているが根が優しいため強欲になりきれなず、ヒロインたちにいいようにコントロールされる。
- シスターであるため薬の知識はある。
- カトレアルートではカトレアの正体に気づくも彼らの幸せを願い、敢えてブルームたちの嘘に乗っかり秘密にすることにした。後に記録書にブルームの事を記すも傍にいた謎の美女については一切を記す事は無かった。
- 自身のルートでは自らの願いであった『貧しい子供たちのために奨学金制度を作る』という夢を一生をかけて作り後に『聖女』として名を残す。
- バジルとはシソ科メボウキ属の多年草であり正式名称はバジリコである。詳細はこちら
。花言葉は「好意」「好感」「良い望み」「何という幸運」など
- マリーゴールドとはキク科コウオウソウ属のうち、草花として栽培される植物の総称である。詳細はこちら
。花言葉は「悲しみ」「嫉妬」「悪を挫く」「勇者」「可憐な愛情」など
- ジャスミン・ヒヤシンス(Jasmine Hyacinth)
- CV:歩河みぃな / 武石あゆ実
- ヒロインの一人
- 村長の孫娘である。
- 歌が上手く歌姫となる
- 自身のルートでは帝国に響き渡る歌姫となるが妻としてブルームの傍におり、彼の傍で今も歌い続けている。その歌声は皇帝すらもファンするほどである。ベルフラワー夫妻はそれぞれ慢心することなく今も巡察の旅を続けている。
- ジャスミンとはモクセイ科ソケイ属の植物の総称である。詳細はこちら
。花言葉は「素直」「可憐」「温情」「気だてのよさ」「愛の通夜」「官能的」「愛らしさ」など
- ヒヤシンスとはユリ科の球根性多年草である。詳細はこちら
。花言葉は「スポーツ」「遊び」など
- シュンラン・シンビジウム
- CV:伊藤静
- PSVITA版での追加ヒロイン。ブルームを指導した先輩巡察使でかなり厳しい
- 陰でブルームを助けているがそれを言うことは無い(自身のルート以外では)。
- セロシア・ヒュ
- CV:矢作紗友里
- PSVITA版での追加ヒロイン。先輩でシュンランの護衛騎士。
- 巡察使になれなかった理由は身長のせい。
- アンドロメダとはブルームを取り合う仲
サブ
- エトログ・バリダ・ミルトス(Etrog Valida Myrtus)
- CV:事務台車 / 岡哲也
- ミルトス領主だが身体が弱いためほぼ城の中で暮らしている。自称・寝たきり
- マーガレットルートでは結婚式の時に妻と束の間の邂逅しており、その時に叱咤されたことにより奮起し、霊薬の効能もあり、すぐに快復した。
- 皇帝陛下には「病を治し、やる気になれば問題なく、領地を治められる」と太鼓判を押されている
- アセビ・ヒヤシンス(Acebi Hyacinth)
- CV:ピロキ / 後藤ヒロキ
- 村長
- キャラクター紹介ページではYucca Geraniumと誤表記されている
- ユッカ・ゼラニウム(Yucca Geranium)
- CV:堀川忍 / 宮下栄治
- いつも城で馬の世話や力仕事を引き受けている若者
- フロスト・ベルガモット(Frost Bergamot)
- CV:いちごみるく / 白石稔
- 変態歌手。ジャスミンの先生だが教えたのは心構えのみ
- トリロバ卿
- CV:不明 / 岡哲也
- ブルームをミストスへ飛ばした本人。
- 良くも悪くも純粋な芸術家であり、思わず脱税しちゃったのもその為。
- 祭りには邪魔に来たのにあまりに祭りが良かった為、それもどうでもよくなり、全て水に流した。そのためブルームも彼の評価を変えた
- その後はミルトスの為になる事をしてきた。
- とあるルートでは「霊薬は私がブルームをミルトスへ左遷したおかげ」と言い自分の悪事もついでにバラしたようだがそれもきちんと反省している。
- ジャスミンルートではジャスミンが歌姫になるための道筋を作ってくれる。その後も何かと力になってくれる。
- PSVita版では立ち絵が付いた
- ラナンキュラス卿
- ブルーム曰く「こっそり街に繰り出しては、尻の軽い女を引っかけて、遊んでそうな風貌」
- マーガレットの他にも少なく見積もって4人に求婚していることが判明し、ブルームの制裁を受けかかるも求婚されている女性たちが「ブルームの手を煩わせることはない」という事でブルームの制裁を辞めた。
- もちろんその後求婚した女性たちにボッコボッコにされた。ざまぁみろ
- なお彼の使者は一応止めたらしい
- 皇帝陛下
- ブルームが父と定める人。
- 巡察使に強い権限を持たせているが故に厳しい規則を設けており、その一つである妻帯禁止については「愛する者がいない巡察使が深い愛情を持って巡察の仕事を出来るのか」と常々疑問思っている
- マーガレットルートではブルームの手紙を受け取った時に妻帯禁止を改正する事を決めた。
- カトレアルートではブルームの訃報を聞き、遺されていたソロバンを見て皇帝は、『刻が止まったみたいだ』と嘆いたという。
- ジャスミンルートでは『特例としてブルーム・ベルフラワー、ジャスミン・ヒヤシンスの結婚を認める』と直筆の書状を出した。
- 腐った貴族たち
- 大半が皇帝の親族だが新米巡察使のブルームに恐れを抱いている小心者であり、ブルームが巡察使を辞めると聞いた瞬間に歓喜湧いたが直後に皇帝より妻帯禁止を改正し巡察使を辞める事は無いと宣言したため腐った貴族たちにとっては悪夢、国民にとっては吉夢の始まりとなる。
- カラー
- どこぞの種族では無く人の名前である。またブルームの味方である巡察使の一人である。
- レダマ長官
- ブルームの上司だが何かとブルームの味方になってくれる巡察使の一人である
- フォルス・グロッシュラー
- グロッシュラー家の次期当主だが腐った外道で自分よりも下の貴族たちを完全に見下している。
- ジャスミンに求婚したが断られ、無理矢理行為を行おうとしたがブルームらの活躍により出来なかった。プライドの高い彼はジャスミンが劇場で歌えなくしたがバジルらの力添えもあり教会で歌い、劇場には人は入らなかった。
- 仕返しをしようと戻ろうとしたところにブルームが登場し、彼を激怒させるように仕向け「女を襲っても、金で劇場を乗っ取っても許されるんだ」という発言をさせることに成功。それらはすべて父親に聞かれており、帝国の司法(最高裁判所に当たる)により裁かれることになる。最後の抵抗として荒くれ者をけしかけるもあっさり倒された。その荒くれ者はユッカやフロスト曰く「ミストスの羊の方が強い」とのこと。
- 彼の帳簿は嫌がらせを受けていたトリロバ卿が個人的に懇意にしている美術商の通報により巡察の指示が出た事によりブルームが合法で入手した。(本来は指示が出るまでは数日かかるらしいがカラーやレマダ長官等の働きにより即日に出た)
- グロッシュラー卿
- フォルスの父親でグロッシュラー家の現当主で、彼自身はブルームに近い性格で不正を嫌い清廉潔白な紳士である。
- 当初は息子の事を信じていたのだが上記のように実は悪事を働いている事がわかると帝国の司法に突きだした。その後は見過ごしていた自分も悪いと言い裁きを受けに行った。
- 彼の深い愛情はブルームのソロバンでも計算する事は不可能だった
- リリー・カルミア
- CV:南月悠奈
- アベリア・エーデルワイス
- CV:藤咲かおり
用語集
- 辺境巡察使
- 本来は帝国全土を豊かにし、帝国の為、そして国民の為に尽す職業で無ければいけないのだが8~9割の巡察使は自身の利益になることしか考えず、賄賂も当たり前にもらう
- そのため本来の仕事に忠実なブルームは不正をしている貴族や巡察使にとっては厄介者であるが、中にはブルームを認めている巡察使もいるがそれはごく少数である
- 巡察護衛
- その名の通り巡察使の護衛である。本来は2人付くのだが、アンドロメダ以外に付くと言った人がいない為ブルームの護衛はアンドロメダ一人である
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