進撃!第二次作戦「南方作戦」とは、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」にて、2019年晩秋から初冬に開催されるイベント(期間限定海域)である。
実施期間は2019年11月29日11月30日から2020年1月14日までの予定。
通称「2019年秋イベント(19秋イベ)」である。
事前情報
- 2019年最大級の作戦(前段4海域・後段2海域)
- 2019年11月29日より作戦開始→メンテ延長により11月30日から作戦開始
- 第八駆逐隊(朝潮・大潮・満潮・荒潮)が活躍した史実作戦(恐らく「バリ島沖海戦」)等を含む南方作戦がモチーフのイベント。
- 新規実装艦娘(下記を含め7隻)
本イベントの新要素
新規要素が見受けられた場合、本節にて解説予定
出撃制限
出撃制限は「甲作戦」「乙作戦」に適用。E-6のみ、「乙作戦」であれば出撃制限なし。
前段作戦 | 後段作戦 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
E-1 (通常艦隊) |
E-2 (通常艦隊) |
E-3 (連合艦隊) |
E-4 (通常/連合) |
E-5 (通常/連合) |
E-6 (通常/連合) |
|
攻略護衛隊 | ◯ | × | × | × | × | × |
空襲部隊 | × | ◯ | × | × | × | × |
蘭印部隊 | × | × | ◯ | × | × | × |
馬来部隊 | × | × | × | ◯ | × | × |
哨戒部隊 | × | × | × | × | ◯ | × |
決戦部隊 | × | × | × | × | × | ◯ |
作戦内容
第1ステージ 8駆見参!バリ島沖海戦
早速のダブルゲージ。
第1ボスは集積地棲姫と随伴PT小鬼群×3。
第2ボスは軽巡ヘ級改、軽巡ヘ級、駆逐×3。
戦艦系、空母系、飛行甲板を持つ揚陸艦は出撃不可。
史実の「バリ島沖海戦」がモチーフのため、駆逐隊(4隻)編成で最短ルートを辿れる。
第1ボスはゲーム内の第八駆逐隊各艦娘が全艦改二実装済みでかつ、上陸用舟艇を搭載できる仕様となっていることから無理やり持ってきた感じもある。2ヶ所あるボスマスもE-1だけあって基本的にたいしたことはない。
第1ゲージのボスは集積地棲姫。対策装備がないと丁や丙でも容赦なく詰むので注意。最低でも集積地棲姫対策に対地対策だけはしておこう。逆に高倍率特効のある八駆が対地対策していれば攻撃が掠るだけでも一瞬で爆散する。なお何故かE-3までの間にここのみ友軍が来る。そんなに眼鏡を灰にしたかったのであろうか……?
第2ゲージのボス旗艦で初顔合わせのへ級改は一見耐久が150あるのでビビるが、他の能力はツ級eliteに毛が生えた程度の性能しかないので、全く問題ないだろう。なお丙以下の難易度ではへ級改は出現しない。
※「バリ島沖海戦」に関しては「第八駆逐隊(艦これ)」記事内関連静画作品を参照のこと。
- 甲:緊急修理資材×4、給糧艦「間宮」×3、艦載型 四式20cm対地噴進砲、戦闘詳報、応急修理女神
- 乙:緊急修理資材×3、給糧艦「間宮」×2、艦載型 四式20cm対地噴進砲、戦闘詳報
- 丙:緊急修理資材×2、給糧艦「間宮」×1、艦載型 四式20cm対地噴進砲
- 丁:緊急修理資材×2、給糧艦「間宮」×1
特に新装備はない。艦載型 四式20cm対地噴進砲なら丙以上で入手可能だが、E2のことを考えると乙以上でクリアしたいところ。
第二ボスでは秋月、択捉などがドロップする。第一ボスやJマスでは秋津洲、神威、松輪などがドロップする。
第2ステージ 強襲!第二次ジャワ沖海戦
ステージは広いものの、実際には恩恵がほとんどないギミック用のマスしかない右ルートを前段作戦の段階ではほぼ行く意味のないものと化しているため、実質左ルートのみの攻略をすることになる。
重巡2軽巡1軽母1駆逐2で最短ルートを通る。軽母を無理に採用する必要はないが、ボス艦隊が制空値を持たないのでいた方が楽。川内、高雄、愛宕に特効があるので、ここで採用してしまうべき。
ボスはおなじみの重巡棲姫。こっちも戦艦を組み込めないことから一見手ごわく見えるが、随伴が貧弱な水雷艦隊のみで制空値がゼロなことから、陸攻が普通に刺さるのでほぼ問題はないだろう。
報酬は補強増設、洋上補給×2、及び以下の通り
HF/DF+Type144/147 ASDIC対潜+15の最も性能の高いソナー。過去には2017年8月作戦のランキング報酬(一群以上)で配布されただけと言う超レア装備なので、海域の難易度的にも是非とも甲で突破したい。ちなみに乙でも対潜+13、丙でも対潜+11と十分に強力なソナーなので、戦力的に厳しい提督でも丙作戦に挑戦してみよう。
ボスマスでは石垣、松風、峯雲、伊13などがドロップする。ギミック目的ではほとんど意味のないAマスでは八丈、朝風、雲龍などがドロップする。
第3ステージ 激突!スラバヤ沖海戦
史実関連では第五戦隊、第二水雷戦隊、第四水雷戦隊あたりが関わる。
第一ゲージを輸送護衛部隊、第二ゲージを水上打撃部隊で攻略することになるが、第一ボスマスで掘りをしないつもりなら水上打撃部隊だけでもOK。ただしどちらの部隊でも戦艦は出撃不可。
第一ゲージのボスは初顔の重巡ネ級改。甲作戦では耐久390、装甲255とイロハ級とは思えないほどタフなので注意。幸い随伴はE-2ボスの焼き増し同然で戦艦と空母がいないままなので、随伴を片付けてしまえばカットインを刺せる。
第二ゲージのボスはお久しぶりの戦艦水鬼。削り段階では装甲がネ級改より低いため、第一ゲージを破壊できる人なら苦労はしないだろう。随伴は弱めだが、ヌ級が鳥白の艦載機を積んでいるので、制空値調整だけはしておくこと。ただしゲージ破壊段階になると旗艦が戦艦水鬼改になるのに加えて、甲作戦ではヌ級もヌ級改(鳥赤)にパワーアップするので、削りと同じ感覚だと痛い目にあう可能性があるので注意。甲作戦の場合は装甲が高い戦艦水鬼改に確実にとどめを刺せるように工夫が必要となる。
報酬はPerth、及び以下の通り
- 甲:緊急修理資材x4、6inch連装速射砲 Mk.XXI★+4、勲章、Bofors 15cm連装速射砲 Mk.9改+単装速射砲 Mk.10改 Model 1938
- 乙:緊急修理資材x3、6inch連装速射砲 Mk.XXI★+2、勲章
- 丙:緊急修理資材x2、6inch連装速射砲 Mk.XXI
- 丁:なし
6inch連装速射砲 Mk.XXIは火力+5、対空+3、回避+1、命中+2、装甲+1の中口径主砲。Perthに装備した場合は火力と対空に+2、回避に+1の、夕張に装備した場合は火力、対空、回避に+1の装備ボーナスがある。ただ、Perthの初期装備でもあるため丙の無改修の装備はあまり意味がない状態になってしまうことも。Bofors 15cm連装速射砲 Mk.9改+単装速射砲 Mk.10改 Model 1938は火力+7、対空+6、回避+3、命中+3、装甲-1の中口径主砲。De Ruyterに装備した場合は火力と対空に+2、回避に+1の、Gotlandに装備した場合は火力に+2、対空と回避に+1の、阿賀野型に装備した場合は火力と対空に+1の装備ボーナスがある。こちらはDe Ruyterの初期装備だが、改造後しか持ってこないため報酬で獲得すれば2本装備が可能になる。
第二ボスでは新艦のDe Ruyterのほか、峯雲、天城、大東などがドロップする。第一ボスではFletcher、峯雲、対馬などがドロップする。Flatcherは乙以上限定なので、リセット掘りする場合は乙以上にすること。
第4ステージ バタビア沖海戦
前段ラスト海域。輸送と戦力のダブルゲージで、いずれのボス編成もE-3を大幅強化した感じとなる。
輸送ゲージのボスはまたも重巡ネ級改。随伴がタ級やナ級で固められていることからE-3の時よりはるかに手ごわくなっているにもかかわらず、こちらは輸送護衛部隊のため、まともにぶつかれば苦戦は免れない。幸い輸送ボスであるためネ級改の撃破は必須でない点と、相変わらず空母がいない上に通常艦隊であることが付け入る隙。幸い基地航空隊がこの海域から2部隊使えるので、陸攻4機編成を2部隊集中させれば随伴を半壊させることは可能なので、A勝利だけならさほど厳しくない。
前段作戦ラストを飾る戦力ボスはバタビア沖棲姫。随伴にネ級改がいてダイソンしてくる上、バタビア沖棲姫自体も甲作戦だと削り段階で装甲266、ゲージ破壊段階で装甲が333と非常に堅牢なため、後述の装甲破砕ギミックはこなした方が無難。削りの時は空母がいないが、割りの段階ではヌ級改(赤たこやき)が出るため、制空値調整も必要。
装甲破砕ギミックは第2ゲージ破壊段階突入後に、EマスS勝利、輸送ボスA勝利2回、基地防空優勢1回。曲者なのは基地防空で、前回の夏イベントの最終海域のようなぶっ飛んだ制空値要求でこそないが、乙作戦以上では銀だこが容赦なく基地空襲してくる。乙は高高度局戦抜きでも力技でどうにかなる範囲だが、甲作戦の場合は高高度局戦が2つ以上ないと基本的に厳しい。幸い特効艦を採用すれば甲でもギミック解除なしでボスは倒せる範囲なので、高高度局戦が無くても諦めないこと。
なお乙以下に下げるとネ級改が割りの段階にしかいない上、バタビア沖棲姫の装甲が下がるため完全なヌルゲーの様相と化す。さらに丙以下だとネ級改が出なくなる上、削り時の装甲が166まで下がる。難易度的にも甲でさほど苦労する海域ではないが、新艦娘であるHoustonなどを掘るのを優先するなら装備が1つはもらえる乙に下げるのもあり。丙まで下げると装備がもらえないのであまり美味しくなくなくなるものの、S勝利が確実に取れる利点がある。
報酬は神州丸、及び以下の通り
- 甲:勲章、改修資材x8、8inch三連装砲 Mk.9★+4、8inch三連装砲 Mk.9 mod.2★+4
- 乙:勲章、改修資材x6、8inch三連装砲 Mk.9★+2
- 丙:勲章、改修資材x4
- 丁:なし
8inch三連装砲 Mk.9★+4、8inch三連装砲 Mk.9 mod.2はどちらも中口径主砲。前者は火力+11、後者は火力+12であり、Houstonに装備した場合は+2、最上型は+1の火力ボーナスがある。
第2ボスでは新艦のHoustonのほか、旗風、あきつ丸などがドロップする。第1ボスでは春日丸、佐渡、まるゆなどがドロップする。
第5ステージ ダバオ沖哨戒線
ダブル戦力ゲージ海域。前段作戦までの難易度がなんだったかと思えるほど難易度が急上昇しているので注意。特に甲作戦は道中もボスもE-4までの比ではないので、無理そうなら難易度を下げること。何より甲作戦限定報酬がしょぼいので完全な挑戦状である。ただし丙以上限定の5inch連装両用砲(集中配備)は魅力的なので、丙以上で突破したいところ。
まずは第1ゲージ。ボスには通常艦隊か輸送護衛部隊でしか到達できないので、戦闘が少ない通常艦隊推奨だが、索敵があまりに低いと逸れるので注意。正規空母を含まない高速統一で最短ルートを通る。戦艦と軽空母を含む場合の道中は対潜1、水上2。対潜戦闘はおなじみの潜水新棲姫率いる潜水艦隊。残る水上戦闘はいずれも随伴にツ級flagshipが出てくることがあるのが少々厄介。なお軽量編成の場合は対潜戦闘が空襲戦に代わる。
ボスは潜水棲姫改。甲作戦の場合だと装甲は多少下がっているが、耐久が大幅に増えており、ゲージ破壊段階では壊となってさらに能力が上がる。しかも随伴はソ級と水上艦(ツ級とナ級)の混成部隊なので甲作戦だとS勝利は中々厳しい。……が水上艦は彼女をダイソンすることは相変わらずできないため、東海部隊でソ級を潰してしまえば、対潜攻撃で結局爆散するのは変わらない。ぶっちゃけ掘りに来る時にS勝利が欲しいときの方が問題になる。
第2ゲージは水上打撃部隊での攻略となる。基本は第一ゲージ同様に正規空母を含まず、戦艦3隻以下の高速統一編成で最短ルートを通る。道中は対潜2、水雷1、空襲1、護衛空母部隊1。対潜戦闘2回はいずれも旗艦が潜水新棲姫だが、ペナが無い状態なのでまだマシ。最後の空母部隊もヌ級改2隻をフラタとフラツが護衛するといった危険極まりない編成のため、水上打撃部隊では少々厳しい戦いとなる。……が輪形陣固定なので額面ほどの脅威はなく、またボスの編成がアレなのであまり目立たない。
ボスは空母棲姫改。装甲が通常の空母棲姫に比べて大幅に上がっており何と甲作戦だと270と戦艦棲姫改より堅い。が、むしろこのボスマスにおいては随伴にヌ級改が2隻いて、まともにやっては航空優勢を確保するのが不可能に近い方が問題となる。基本は劣勢で妥協し、基地航空隊で削って拮抗に持ってくる必要がある。ただしこれは削り段階での話であり、甲では割りの段階になると空母棲姫改がダブルになるため、制空値がかなりインフレするので注意。こうなってくるとむしろ陸攻を特攻させてヌ級をうまく潰してくれるのを祈ることも選択肢に入ってくる。なお彼女は捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)における空母棲姫が装備していた夜戦艦載機を標準搭載してるため、中破以上に追い込まないと夜戦でもしっかりと火力を浴びせてくるので注意。制空がとれず弾着観測射撃ができないので、長門陸奥での特殊攻撃と特効艦の魚雷カットインでのスナイプに期待するというのが主流となっている。特に後者は友軍の実装以降随伴艦が壊滅した状態で夜戦に突入するのもよく見られるようになった関係で大幅に狙いやすくなっている。
報酬は以下の通り
- 甲:緊急修理資材×4、新型航空兵装資材×2、5inch連装両用砲(集中配備)☆+2、勲章
- 乙:緊急修理資材×3、5inch連装両用砲(集中配備)☆+2、勲章
- 丙:緊急修理資材×2、5inch連装両用砲(集中配備)
- 丁:緊急修理資材×2
5inch連装両用砲(集中配備)はE6報酬のアトランタの初期装備でもある中口径主砲。当然ながら重巡洋艦も装備可能なので、地味に摩耶改二も昼連撃と強い方の専用対空カットインの両用が可能になる。日本の軽巡は基本的にペナルティがかかるので注意。
なお、見ての通り甲と乙の報酬差は新型航空兵装資材くらいしかないため、all甲したいわけでもないのであれば乙を選んでおくのが無難である。
とはいえ乙でもゲージ破壊時のボス編成はヌ級改eliteが増えることで空母4隻とどっちみち頭がおかしい編成で、友軍到来前は甲よりマシといった程度で十分難易度は高かった。そのためかゲージ破壊段階でも空母の数が3隻どまりの丙で妥協した人もいた模様。
第二ボスでは新艦の秋霜のほか、神鷹、御蔵などがドロップする。第一ボスでは新艦の平戸がドロップする。なお、平戸は丁でもドロップはするようなのだが、その確率は極めて低く、統計サイトでは12月27日0時17分現在、S勝利1114回でドロップ0となっている。そのため丁掘りは非推奨。
第6ステージ 激闘!第三次ソロモン海戦
基本的に上ルート攻略時に空母機動部隊が要求されるが、それ以外では空母を含むと空襲マスが増えるだけなので非推奨。基本的にボスへの最短ルートは水戦1個で制空を取れる上、海域ボスも攻撃機を消し飛ばす異常な防空能力を持っているので、ボス戦に空母は要求されないと見たほうが良い。
輸送ゲージの道中は輸送護衛部隊か通常艦隊なら戦闘3回、水上打撃部隊なら4回で到達。水上打撃部隊は緒戦はいきなり潜水新棲姫がお出迎え。その後は水雷戦隊と2回ぶつかるが、2回目は夜戦なので注意。輸送護衛部隊の場合は水雷か対潜(旗艦は水上同様の潜水新棲姫)の能動分岐を経て、以後は水上と同様。どちらの編成でもボス前のNマスが鬼門で、タ級flagshipが2隻が陣取っているのだが、問題は随伴。ツ級とナ級が2隻ずつなのだが、甲だとランダムでeliteかflagshipになるため、flagshipのパターンを引くとかなり厳しいので、支援を出したほうが無難。
輸送ボスは戦艦水鬼改。連合艦隊であり、E-3のときよりも随伴が強い。とはいえ相変わらず随伴は水雷艦隊であり、戦艦や空母もいないのでA勝利自体はそう難しくない。ただし甲作戦のルート解放ギミック解除の際には通常艦隊か輸送護衛部隊でS勝利がいるのでとたんに難しくなる上、なぜか輸送ゲージ破壊後に旗艦が壊になっているという怪現象が起こる。輸送ゲージの破壊より、ギミック解除のときのほうが明らかに厳しいマスとも言える。
戦力ゲージ攻略はルートの関係で縛りでもなければ水上打撃部隊一択で、なおかつ空母0が基本。最短ルートなら道中・ボスいずれも制空0なので水戦1個で確保可能。比叡と霧島が戦艦で特効持ちなので、この2隻を3番・5番艦に配置してネルソンタッチを発動するという手法がよくとられている。さらに特効艦の鈴谷・熊野、ルート固定&制空要員として秋津洲を入れた6隻が第一艦隊の定番であり、第二艦隊には駆逐艦は強特効の夕立・綾波・暁+α、重巡は衣笠、軽巡は長良などから選ばれることになる。道中で潜水新棲姫マスを経由するので東海隊を派遣するのと対潜要員を1~2人用意しておきたい。
道中も基本的に輸送ゲージと同様だが、戦力ボス前のSマスが全難易度共通で容赦なくダブルネ級改という、ダブルダイソンの代打として陣取っており、甲がやばいのは勿論、戦力的に丙以下を選ばざるを得なかった提督にとっても阿鼻叫喚させる事態となった。
海域ボスは防空巡棲姫。甲作戦の場合は旗艦どころか第一艦隊の装甲がツ級を除いて削り段階から装甲245以上とかいうワケのわからないことになっているため、まともにやっては勝ち目がないので注意。一応流石に甲作戦仕様の戦艦水鬼改を2隻随伴させるのはアレと感じたのか、乙作戦仕様と少しは弱体化しているのは僅かながらの良心か? 過去イベントでは基地特効があり、基地航空の働き次第で姫鬼級撃破という幸運があったが今回は補正がなく、第二艦隊を沈める事(特にPT)が最大の成果となる。どのみちボスに到達したのに全くゲージを削れないということも少なくなく、虚無削りという俗称が付いているほど。そしてゲージ破壊段階になると旗艦だけでなく随伴のダブル戦艦水鬼改も壊となるため、ダブルスーパーダイソン改の装甲がさらに上がるという悪夢のような状態となる。そのため友軍に頼らない場合は大きな補正のかかる特効艦(比叡・霧島・夕立・綾波・暁・Fletcher)の採用が大前提で、彼女たちに頼ればある程度は現実的な勝ちの芽も見えてくる。なお勝ちの芽といっても友軍到着後もなお敵艦3~5隻の中からカットインが旗艦にささればいい(ボス無傷なら複数回、ボスの回避は考慮しない前提で)というこれまた夜戦ルーレットと称されるほど困難なものである。過去海域でのカットインを祈る、2択を祈る程度の困難はこの海域にとっては奇跡の大チャンスという事態である。ちなみにルート開放ギミックと特効上昇ギミックがあり、両方ともボスマスでのダメージ増加に影響し、かつ特効艦に大きく影響するため、特効艦が重要な役割を果たす。なお掘る場合は重装甲揃いの第一艦隊に加え、第二艦隊最後尾にしれっとPT小鬼群が混じっていることから、S勝利は非常に厳しくA勝利が量産されることになる。友軍到来後はS勝利は非常に難しいものの、甲作戦でも何とか狙えるようにはなっている。
随伴があまりに凶悪なのでボスである防空巡棲姫がオマケに見えるかもしれないが、実際には彼女自身も防空埋護姫を全ステータスで上回る能力を持つ強敵。甲作戦では防空棲姫にこそ劣るが対空300超えのステータスを持つ為、彼女が防空担当になった場合は攻撃機や爆撃機は確実に消し飛ぶので注意。しかもゲージ破壊段階では装甲も355と歴代トップになるほど堅い。そのため特効補正の低い艦だけで挑むのは無謀に近いので、出撃させる艦は吟味すること。
なお2つのギミックのうち、一番難関となるのは終点マスであるVマス。1つ目でA勝利2回、2つ目ではS勝利1回が必要だが、ここに陣取っているのは空母棲姫改を旗艦とした連合艦隊。空母機動部隊(正規空母2+軽空母1の高速統一)で挑めるとはいえ、甲作戦の場合はE-5の最終編成から空母棲姫改をツ級flagshipに置き換えただけの実質ボス編成のため苦戦必至な上、丙作戦以上だとパターンでタ級が1隻ヲ級改に置き換わっていることがあり、その編成の場合はほぼE-5の最終編成でも苦しめられた空母4隻編成で襲ってくるので、その場合は甲作戦だと制空が取れないので注意。特に甲作戦で必要なVマスS勝利の難易度は友軍が来ない分、E-5の第2ゲージどころか本海域の戦力ゲージ削りよりもある意味厄介と言わしめるほどの高難易度を誇る。幸い本海域の機動部隊ルートは金剛と榛名に高倍率特効があるので、制空は拮抗・劣勢で妥協してネルソンの特殊砲撃を併用して対抗するやり方が主流だった模様。
また2つ目のギミックで必要なSマスのS勝利も前述通りネ級改が2隻出ることからかなり手ごわいが、そのままボスに挑むのでもなければ基地航空隊を送ることができ、夜戦に持ち込めば取りこぼすことはないだろう。
幸い特効上昇ギミックはルート開放ギミックより優先度が低いギミックなので、解除できないないなら無理にする必要はない。
またE-4同様に銀だこも基地空襲してくるがこちらは甲限定。必要制空値もE-4より低く、高高度局戦が2つ以上あれば防空の航空優勢は楽勝、1つでもどうにかなる範囲だが、逆に0だと優勢を取れないのが曲者。この海域の2つのギミックは甲作戦の場合はいずれも基地防空で優勢が2回必要。甲におけるボスの最終段階の編成と装甲を考えると基地防空できない場合は乙に下げたほうが無難かもしれない。
なお乙以下に下げると、札がE-6の出撃には関係なくなる上にボス艦隊の随伴である戦艦水鬼改がタ級eliteにランクダウンし、旗艦とネ級改の装甲も下がるため、特効艦を採用すれば友軍やギミック解除に頼らずとも海域のボス艦隊は歴戦提督なら片手間で撃破出来るほど弱くなる。さらに丙ではネ級改も割りの段階にしかいなくなる。甲限定のGFCS Mk.37+5inch連装両用砲(集中配備)は非常に魅力的な装備で、しかも突破報酬のアトランタの専用対空カットインにも使える優れものだが、この海域の甲作戦は非常に厳しいので、覚悟して挑むこと。
なおどうしてもクリアできそうにないなら丁で突破してしまうのもこの海域の場合は選択肢に入る。Vマス随伴の空母不在と戦力ボスでネ級改が出ないことで両マスの敵編成が丙と比べてすら著しく弱体化するのが大きく、鬼門がネ級改が陣取るSマスぐらいになるのはかなり大きい。丙と丁の差は勲章の有無ぐらいな上に新規ドロップの艦娘もいないため、乙での突破が難しい提督は、思い切って丁まで下げてしまってもダメージは少なめである。
ドロップは戦力ボスマスで照月のほか、サラトガ、藤波、早波、浜波、岸波、福江のドロップが確認されている。他は輸送ボスマス・Vマス・Qマスで国後、秋津洲、伊401など。この海域では新規艦娘のドロップがなく、正直なところ甲で掘るには照月(と大型建造縛り提督限定でサラトガ)以外が割に合わない難易度のため、サラトガ、早波、伊401まで狙うなら乙以下に下げた方が無難。
報酬はAtlanta、及び以下の通り
GFCS Mk.37+5inch連装両用砲(集中配備)★+2はE5甲乙報酬である5inch連装両用砲(集中配備)の上位互換。対空+14であり、Atlantaの専用カットインのトリガーの1つ。
関連静画
関連商品
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関連コミュニティ・チャンネル
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関連リンク
関連項目
- 艦隊これくしょん~艦これ~
- 期間限定海域
イベントの一覧 | ||
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前回 | 欧州方面反撃作戦 発動!「シングル作戦」 | |
次回 | 桃の節句!沖に立つ波 | |
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