プロジェクト・ガイアレイとは、1997年に翔泳社から発売されたプレイステーション用3D対戦型ロボットアクションゲームである(ゲームアーカイブス配信タイトル)
対CPU戦は相手機体それぞれに用意された様々なステージでの試合となるが、画面分割方式しか用意されていない対人戦はスペック上の都合か簡素な対戦専用ステージのみで行われる。
アナログジョイスティックに対応しており2本レバーでのいわゆるバーチャロン風の操作が可能だが、本作では移動旋回が存在しないため2本のスティック操作が優位となる要素が無く、かつダッシュ攻撃と素早いジャンプキャンセルを交互に繰り返すテクニックを多用する場合はパッドより負担が大きく入力速度も劣ってしまう。
※起動後およびタイトル放置で見られるOPムービーが終始激しくフラッシュ点滅しており非常に目に悪いのでくれぐれも注意するように。
身も蓋もない言い方をすればバーチャロンタイプの亜流(時期的にはオラタンの少し前であり模倣元はもちろん初代)なのだが、本作は数あるバーチャロン風の中でもとりわけシステムや操作系統、ぱっと見のビジュアルテイストが本家に酷似しており一見するとただ粗悪な劣化コピーのような印象さえ受ける。しかし細かい部分での相違点が妙に魅力的だと感じるプレイヤーも居る。
実機での発売当時はバーチャロン風ゲームである事を特段アピールしなかった為かそれほど知名度が無かった様子が伺えるが、ゲームアーカイブスで配信され、その更にかなり後にPS PLUSでの無料タイトルに選ばれた事でようやく広く知られるようになった模様。
200X年。大規模な地殻変動により崩れ落ちたエアーズロック地層からオーパーツ「ニューロン」が発掘され、その半年後には札幌に飛来した隕石の中から未確認生物が現れる。この未確認生物に対抗するため、ニューロンを搭載した開発中の人型兵器「ニューロンキャリア」の量産化計画「プロジェクト・ガイアレイ」が決行された。候補として選ばれた機体同士で試験戦闘を行い、最も評価された1種類のみが量産化される。
基本の入力と移動や攻撃の操作に関してはほぼほぼ初代バーチャロン準拠であるため本記事では省略し、異なる点のみ比較形式で挙げる。なお本格的にプレイする場合はパッド操作が推奨される。
本家(初代)バーチャロンとの主な相違点は先に挙げた通りだが、バーチャロン経験者が先入観に囚われていると気付きにくいシステムやそれを利用したテクニックが本作にはいくつか存在する。
・SPECIAL OPTION(オプション内にある特殊な項目)
条件を満たす事でボスキャラも使用可能となるが、プレイヤー向けに弱体補正などは無く高性能のままである。
装甲の防御力は機体により6段階(本項ではSABCDE表記とした)に分かれており、最も硬い機体と最も柔らかい機体では被ダメージに1.5倍程の差がある。攻撃の種類と機体の相性などの要素は特に無く、全ての攻撃に対して共通の軽減率として機能し、状況によるダメージ変動要素も無い模様。なおダウン耐久値はこの防御力とはまた別に設定されているが、エクサルシスが特別低くフィドゥーチアとロンジェヴィテが特別高い以外は実際問題として体感できる程の差は無い。
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最終更新:2025/12/12(金) 21:00
最終更新:2025/12/12(金) 21:00
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