魔神セイバー 単語


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マジンセイバー

8.1千文字の記事

魔神セイバーとは、漫画『コハエース』にて登場した新たな英霊である。

CV：悠木碧

概要

正確には”神”ではなく神と人が重なった文字が使われている。滅殺豪セイバー

桜セイバーから変容して誕生した新たなセイバークラスのサーヴァント。
褐色肌に白髪で、小柄ながら厚底の靴と、身の丈と同じ全長の大太刀を持った威圧感のある風貌をしている。黒い羽織は裾がだんだら模様で染め抜かれていることから桜セイバーとの繋がりが垣間見える。
あと、胸元のΔ地帯。　桜セイバーさん着やせするひとでした！！

魔神セイバー（旧設定）

『コハエースXP』内で行われたタッグトーナメント「型月一武道会」一回戦であっさり負けてしまった桜セイバーと魔人アーチャーが合体して生まれた新たなセイバー。

「いい加減Fateブランド商売止めろヨ」というブラックジョークと自虐あと、FGOに出れなかったうらみがちょっとだけ。のために好き勝手暴れまわった。
（※2015年の連載時点ではぐだぐだオーダーで桜セイバーと魔人アーチャーがFGOに参戦できるかできないかのやりとりが行われていた）

Fateの概念を持つ者に対して絶対的なアドバンテージを誇り、多くのサーヴァントを相手に蹂躙するも、最後には皆（なんかFateと違う人も混ざっていた）の願いを受けた本家セイバー（Fate/stay night）のダサい必殺技で倒された。

なんだかんだで武内崇による書下ろしのデザインであり、経験値氏も一発ギャグにしておくのは惜しく考えていた。

魔神セイバー（新設定）

帝都聖杯奇譚連載に伴い、「Fateシリーズそろそろ終わってくれよ（意訳）」というファンの暗い欲望を体現した桜セイバーと魔人アーチャーの悪魔合体ではなくなった。

聖杯を巡る最後の一騎、キャスターが繰り出した聖杯の魔力で稼働する機動兵器「人造の神（ネオ・フューラー）」を止めるべく戦うも打つ手なし。
そこで瀕死の魔人アーチャーが所持していた小聖杯を起点にセイバー、キャスターを除く5騎の魂を元にセイバーを”人類滅亡に対する世界の抑止力”と接続した状態であるという形に設定が変更された。
つまりもっと知名度ある方のアーチャーに近い状態と言える。

”実現したマクスウェルの悪魔を否定できる理論”以外に物理・魔術両方の攻撃を受け付けない「人造の神」を『無窮三段』なる技で一撃で消し飛ばし、勝利を掴み、帝都の聖杯戦争を終わらせるに至った。

……という最後の1エピソードぐらいしか登場しなかった。というか設定はほとんど考えていないとのこと。
設定変更の理由？捨て置くには惜しいビジュアルは勿論、

FGOに出(し)たかったから！

とのこと。そのへんにしておけよ経験値。

Fate/Grand Order

2018年6月お披露目のイベント、『ぐだぐだ帝都聖杯奇譚～極東魔神（人）戦線1945～』にて呼称、「沖田総司（オルタ）」として本格的にプレイアブルなサーヴァントとして実装され、それに伴いより詳しく描写されることとなった。
ちなみに、クラスはセイバーではなくアルターエゴとなった。
通称：沖田（オルタ）、おる太、魔神ちゃん　などと略称されている。

悪性の呪い・外法によってあり方が変化した「オルタナティブ・サーヴァント」ではなく、人類が滅亡しないように人類の総意たる”抑止力”によって製造された決戦兵器。

人類絶滅の可能性がある人同士の争いの抹殺を担うアーチャーとは違い、人類の埒外の脅威にのみ出現する。セイバー（剣士）ではあるが、アルターエゴとしての霊基が設定されているのはそれが理由とのこと。
肉体的なベースは沖田総司(fate)であり、彼女が持病で20台で早世することなく、その天分で神仙の域に至る剣術を会得した状態として再構築されている。
基本的に彼女は兵器として位置付けられているため、人間性に関しては度外視されており感情の起伏が乏しいというよりは、最初から設定されていない。
FGOのイベントではどういう運命のいたずらか、『人間は発声によって会話する』ことすら知らない活動困難なほど無知な状態で顕現してしまい、そんな日に魔人アーチャーから逃げる主人公と出会う。

人物像

端的に言えば、素直クール。
口数が少いが、沖田総司(fate)よりも天真爛漫……というか、素の状態がオルタな彼女の性格である。ときたまぼーっとしていてマスターの指示を聞き逃したりする。

ベースとなった沖田総司(fate)の記憶ほとんどを引き継いでいない。マイルーム会話を総括すると、沖田総司以外の人物の経験や記憶も混在している可能性がある。
そのため、結ばれた縁で召喚されたカルデアの彼女は無垢そのものであり、カルデアこそ彼女にとって人生と呼べるものと言える。マイルームで絆を深めれば現世をしっかり謳歌していることを察することが出来る。
好物が出来たらしく、炊事場担当の特性おでんのちくわぶであるとのこと。

愛刀“煉獄剣”のみを相棒に戦い続けてきたという経歴について朧げな自覚があり、戦闘中に叫ぶ技名は、絆礼装によるとその数少ない現界時間の中で考えてきたものなのだとか。ちょっとカッコイイことに憧れのあるお年頃。
基本的にマスターに恵まれない英霊であるだけに、マスターに対しては孤独を埋めてくれる存在として慕ってくれるようになるだろう。

ちなみに、オリジナルの方の沖田総司(Fate)からは「わたしオルタ」と呼ばれている。

能力・技能

ステータス

「マスター無しで、超常なる人外への鉄砲玉」といわんばかりの性能。
しかして沖田総司が人並みの寿命を全うすれば神域の剣術に至る可能性を示唆するスキル構成となっている。
また、オリジナルより病弱スキル消滅、身長や体重、胸囲などが微妙にボリュームアップしていることを自慢したり羨ましがられたりしている。

宝具

煉獄剣

彼女が携える大太刀。　小柄な彼女の身長ほどもある全長を誇る。
元々は無銘であり、“煉獄”は彼女が勝手につけた名前。
どういうわけか自律意思のようなものがあるらしく、使用者の気分に合わせて性能がかなり変動する。調子がいいときは刀身の中央が赤く輝く。ノッブから魔力の五分の三を分け与えられた。(るろうに剣心ネタ)
実は話せる(CV中村悠一)。
総合戦闘オペレーションシステムとしての機能と有事の際（沖田オルタが人理の敵に回った際）の自滅機能を持つ。

イベント「ぶっちぎり茶の湯バトル ぐだぐだ新邪馬台国 地獄から帰ってきた男」では水着霊基の際に入手した単独行動スキルを利用し有事の際に沖田オルタの肉体をハッキングし煉獄が操作する「煉獄オルタ」モードを披露した。

絶剱・無穹三段（ぜっけん むきゅうさんだん）

塵刹を穿つ無辺の光をもって天命を断つ
無量、無碍、無辺、三光束ねて無穹と成す

ランク：Ａ / 種別：対界宝具 / レンジ：1～69 / 最大捕捉：690

無量、無碍、無辺の３つを重ね合わせて放つことによって、敵性存在を概念そのものから強制的に世界から退去、消滅させることが可能な光り輝く黒光を放つ魔神(人)・沖田総司必殺の魔剣。
名前の由来は阿弥陀如来の十二光と思われる。事実とすれば文字通り空間的・時間的障害を無視した必殺技と言えよう。

ゲーム内ではBuster全体宝具、敵集団を連撃と共に翻弄しながら、最後に黒い光を伴う刺突で締める。
ヒット数が多いため、スター発生率アップ系のバフと相性が良い。またかなり高い倍率のBuster耐性ダウンを付与できるため支援砲撃としても活用可能。

あと、詠唱を忘れるレアセリフが収録されている。真名解放とはなんだったのか。

なんかすごいビーーーム！！

ゲーム内の性能

限定星５アルターエゴ。

オリジナルの沖田総司(Fate)を発展させたようなバランス型のアタッカー。
カード性能も総じて高く、スキル構成も自己完結性の高いものが揃い、更にはステータスは貴重なATK特化型で、HPは脆弱だが、育成完了時点の火力はすさまじいものとなる。

Arts性能が非常に高い上にQuick性能も十分にあり、更に持続型のカードバフがこれを後押しするためNP効率は非常に良好。
またスター集中・NPチャージ・宝具威力アップ・カードバフとアタッカーに欲しい能力を大方揃えており、特に現環境を象徴するサポーターであるマーリンとは抜群の相性を誇る。
欠点を挙げるなら防御系の能力やデバフ解除などの受け身な能力を殆ど持たないこと。この点とクラス特性により高難易度系のクエストは不得手としている。

普段使いにおいてはチャージスキルと十分な打点でぶっぱに使って良し、非常に高いコマンド性能とクリティカルの出しやすさを活かして自力で稼いでも良し。特にイベント周回ではその扱いやすさと打点から基本７クラス中４クラスを一人で相手取れる優秀なアタッカーである。通常攻撃・宝具ともに殆どのバーサーカーを上回る火力を出せる上そのお膳立てを自分で整える能力を持ち、加えて弱点を突かれ辛いため周回クエストなら事故死の心配が少ないのも魅力。

クラス特性上相手に三騎士が混ざっている場合は味方で補う必要があるものの、それを補って余りある攻撃範囲と単純かつ高水準に纏まった能力で戦線を支えてくれるだろう。

イベント「ぶっちぎり茶の湯バトル ぐだぐだ新邪馬台国 地獄から帰ってきた男」にて霊衣「煉獄オルタ」実装。性別が変わる。

　

水着Ver

2021水着イベント「カルデア・サマーアドベンチャー！ ～夢追う少年と夢見る少女～」にて実装。
いわゆる水着サーヴァントの2021年社長枠。

今回の戦場を南の島のバカンスに定めて霊基を再構成した。というより基本ステータスから外装、武装まで一から作り直したといった方が良く、言うならまじんさん玖式くらい。水着サーヴァントであるが、本来の適性クラスであるセイバーになっている。このためアルターエゴのときより対魔力スキルが高くなっておりAランクになっている。ちなみにオリジナルはEランク。

彼女が携える大太刀「煉獄」に人格があり喋ることはアルターエゴの頃から設定されていたが、正式にCVが付いた。担当は中村悠一。煉獄の基本は大太刀の状態だが、今回の霊基再構成に伴って本体の沖田オルタから霊基を一部切り離して自身に融合。独立した霊基として現界した。しかし幼女の姿になるとは想定していなかったようで、事あるごとに沖田オルタと自身にツッコミを入れている。なお分離形態のCVは悠木碧が担当している。

霊基の一部を切り離された影響で沖田オルタも少々幼くなっており、口調も変わっている。眠くなる性質は煉獄の方が持って行ったのか、戦闘のスキル発動時たまに眠る。好きなかき氷のシロップはブルーハワイ、煉獄はいちごミルクがお気に入り。

第３再臨になると元の沖田オルタと同等の状態に戻り、煉獄も本来の大太刀形態に戻る。このときの沖田オルタは超パワー型の殲滅形態であり、一騎当千での戦線崩壊を目的とする。第１、２再臨での宝具発動時も一時的にこの姿に戻る…が攻撃の最後まで持たず、二人が手をつないだ仲良しフィニッシュとなる。

ステータス

ゲーム内性能

限定星５セイバー。
煉獄とセットのためか性別は不明扱い。また「愛する者」属性が消えている。

オリジナルの沖田総司と同クラスのセイバーになり、カード構成と宝具タイプも同じ。ただしこちらは多段ヒットの全体攻撃。ArtsのNP効率は劣るがQuickのスター発生量は同等で同クラスでもトップクラス。オリジナルよりスキル効果が持続するため、比較的長く高火力を維持させることができる。しかしスター集中は1ターンしか続かないので注意が必要。

スキル「日月」でNP獲得量をアップでき、宝具で多くのNPを回収できることからスカディシステムの適性がある。更に宝具攻撃時には敵の無敵や回避といった防御バフを解除してから攻撃するため、対粛清防御すら気にせず宝具を使うことができる。宝具で3体の敵を攻撃した場合は50個近いスターを獲得でき、カードの状況次第ではあるが次のターンでも高火力を出すことができる。前述のスター集中スキルの持続が短い点を、1ターンで使える上限に近いスターを獲得することである程度カバーしている。

宝具→クリティカル攻撃→宝具というコンボを作ることが可能で、変則的な編成の周回にも向いている。高効率なシステム運用のためにはスキル育成が必須だが、要求される素材の収集難易度はそれほど高くないため育成しやすい。

同じタイプのオリジナルとも相性が良く、互いに生み出したスターを効率よく運用して宝具の回転と高火力の維持を狙えるQuickクリティカルパーティを編成できる。

実装時点で全体宝具セイバーは「Busterのアルトリア、Artsの千子村正、Quickの水着沖田オルタ」の3強とされており、現環境はアルトリア・キャスターのArts補助性能が抜きんでているため村正の評価が高め。しかし今後強力なQuickサポーターが登場した場合は評価が逆転する可能性がある。

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