朝潮型姉妹とは、オンラインゲーム『艦隊これくしょん〜艦これ〜』に登場する、大日本帝國海軍の朝潮型駆逐艦をモチーフにした艦娘達である。
これが、朝潮型駆逐艦の概要なんです!
史実の朝潮型駆逐艦については別項が立てられたので、詳細はそちらを参照されたい。
→ 朝潮型駆逐艦
艦これでは、全10隻の朝潮型駆逐艦のうち、初期から6隻(2018年現在、この全てが改二実装済み)、そして2014年に2隻、2018年に1隻、2022年に1隻が追加実装され、10隻全艦が実装されている(白露型駆逐艦、イタリア・マエストラーレ級駆逐艦に続き3番目に全艦実装を達成。)。服装は全員、ブラウスに吊りスカート、黒いハイソックスというスタイルで統一されている。
同一艦型で制服が統一されている人数ではかつては最多だったが、現時点では夕雲型の実装17人(「秋雲」を加えると18人)に追い抜かれてしまった。ただ、「朝雲」「山雲」「峯雲」「夏雲」の藤川氏とそれ以外のコニシ氏の異なる絵師が同じ制服を描いているという点で、珍しいケースといえる(なお、藤川氏は前述した夕雲型の絵師でもある)。また、2018年12月時点で改二艦もすべて同じサロペットスカートと防犯ブザー探照灯で統一されている。ステータスで言えば、夕雲型や陽炎型に次ぐレベルの性能(だが、改二前の駆逐艦は一部を除けば、ほぼ横並びである)。
2016年1月になってようやく「霞」に改二・改二乙が、同年4月には「大潮」に改二が、同年6月にはネームシップの「朝潮」に改二・改二丁が実装される運びとなった。また、2017年1月には「荒潮」の改二が、同年10月には「満潮」の改二が、そして2018年4月に「霰」に改二が実装された。この時点で8人中6人が改二になっており、2015年までの状況とは一転して、駆逐艦でもっとも改二率の高い艦型となっている(その後の「峯雲」「夏雲」実装により、現在は10人中6人)。また、満潮改二の実装により、初の「開戦時の同一駆逐隊全員に改二が実装」が、そして霰改二の実装により、駆逐艦で初の「初期実装艦の全員に改二が実装された艦型」が達成された。
後日実装の「朝雲」「山雲」「峯雲」「夏雲」を除けば、1-1のドロップや最低値での建造でも登場するので集めるのは難しくはない。追加艦のうち「山雲」は3-3、3-5、5-3といったかなり難易度の高い面でのドロップのみが観測されている[1]。また、2014年秋のイベントで先行実装された「朝雲」は、現在は1-6や6-4、7-5-1でドロップすることが確認されているが、その取得難易度は「山雲」を更に上回る。「峯雲」は7-5-1ボスマスでのドロップが2023年1月に解禁。「夏雲」は現在のところイベントのみである。
期間限定グラフィックについて
ちょっと意外だが、16年までは限定グラフィックにはあまり恵まれていない姉妹でもあった。19年2月現在は全員に実装されている。
以下、期間限定グラフィックの実装状況を列記する。
- 2016年Xmas 朝雲・山雲 (12/23~ 18年以降はXmasを過ぎてから冬服modeに)
- 2017年Xmas 霰 (12/23~)
- 2017年期間限定イベント関連
- 2018年水着 霞 (8/1~ 改二・改二乙限定)
- 2018年秋刀魚祭り 満潮(10/10~) 大潮(10/26~。改以前と改二で差分)
- 2018年ハロウィンmode 朝潮(10/30~ハロウィン終了まで。改以前・改二・改二丁で差分)
- 2019年晴れ着mode 荒潮(1/1~)
- 2019年節分mode 峯雲(1/22~)
- 2020年桃の節句(私服)mode 峯雲(3/3~)
- 2022年秋冬制服 峯雲・夏雲(10/14~ 上記朝雲・山雲の冬服姿と同形。第九駆逐隊で合わせている)
また、第八駆逐隊(朝潮・大潮・満潮・荒潮)は公式イベントでも描きおろしあり。山雲は6周年ローソンコラボに参加。
同型艦の艦娘
第25駆逐隊→第8駆逐隊
1番艦 朝潮
「作戦を全うできてよかったです。これが、朝潮型駆逐艦の力なんです!」
朝潮型の長女で黒髪ストレートロング。幼げな容姿に対して、「司令官が待てと言うなら、この朝潮、ここでいつまででも待つ覚悟です!!」(放置時のセリフ)という言葉からも判るように、性格は至って生真面目な委員長タイプであり、忠犬と呼ばれることも多い。
ネームシップなのでやや出にくいのだが、普通にプレイしていれば来てくれるだろう。
2016年6月30日のアップデートで、待望の改二に加え、さらに改二丁のコンバート改装が実装された。
2018年10月末には自身初の期間限定衣装であるハロウィンmode実装。改以前及び改二・改二丁で差分がある豪華仕様になった。特に改二丁のネコミミ&尻尾モードの魔女っ子朝潮に度肝を抜かれた指揮官達が多数出た模様。
公式創作では、漫画「艦隊これくしょん -艦これ- 島風 つむじ風の少女」で事実上のダブルヒロインの一人を演じている。
詳しくはこちら→朝潮(艦これ)
2番艦 大潮
「司令官!困ったときこそ、大潮を呼んでくださいね。必ずお守りしますから!」
幼く見えるが朝潮型では次女にあたる。お下げと煙突を模した帽子と大きな目が特徴。
やたらとテンションが高い言動が目立つが、「アゲアゲで行きましょう!」に代表される、周りを鼓舞するような言動が多いのは流石次女といったところか。
2016年4月1日に、朝潮型としては2人目の改二が実装された。そちらでは目はやや小さくなり帽子がオミットされたが、言動は変わらず、より次女らしくなったと言える。
2018年10月26日には初の季節限定衣装として秋刀魚祭りF作業modeが実装。ジャージにライフジャケット、ゴム長にトレードマークの帽子も眩しい完全武装で先に登場した他艦より気合が入った本格的なスタイル。
詳しくはこちら→大潮(艦これ)
3番艦 満潮
「つまらない戦略たてないでよね、ふんっ!」
栗色の髪をお団子にしている髪型が特徴の三女。
プレイヤーに対してきつくあたる、いわゆる「裏提督LOVE娘」3人のうちの一人。また、西村艦隊の一人としても知られている。
史実のトラウマ(自分が修理中に、同じ駆逐隊の僚艦が次々と轟沈してしまった)があるのか、やたら置いて行かれることを嫌っている。でも八駆メンバーに改二で置いて行かれた……
と思っていたら2017年10月に待望の改二が実装。これによって、第八駆逐隊が「開戦時編成の全員が改二実装艦」の一番乗りを果たすことになった。
なお、この年のイベント「鎮守府秋刀魚祭り(2017)」の報酬である家具「2017年版大漁旗」には8駆メンバーが描かれていたが、満潮改二の実装と共に大漁旗に描かれていた満潮のイラストも改二に更新される、という粋な演出があった。さらに実装直後の「捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(前篇)」では西村艦隊の一員として朝雲・山雲と共に決戦衣装が追加、同イベントの主演として存在感をアピールした。
2018年10月10日に秋刀魚祭りmode実装、先行して同年の「リアル鎮守府秋刀魚祭り」にも(店内やイベントHPなどに)参加。2019年の夏サーカスにおいてはアリス衣装を纏った姿を披露。
2020年アニメ二期のアナウンスがあり、冒頭分は時雨を主人公とする西村艦隊が中心の物語のため捷号決戦同様、彼女の活躍も期待される。「いつ海」第1話~第3話に出演。
詳しくはこちら→満潮(艦これ)
4番艦 荒潮
四女なのだが、朝潮型姉妹では見た目や言動が一番お姉さんっぽい。妖艶な雰囲気で提督を誘うようなセリフが多く、同系統の「如月」や「村雨」と比較されることも多い。なお、季節限定時の笑い声は怖い。
某二次創作の影響か、やたら強キャラ扱いされることも。
2017年1月に公式ツイッターで改二実装が、事実上名指しで発表され、同月25日のアップデートで実装された。さらにオトナっぽくなり魔性度が増したというもっぱらのウワサである。
2019年1月1日に初の季節限定衣装として晴れ着姿が実装。こちらも姉妹と比べてお色気満点である
詳しくはこちら→荒潮(艦これ)
第41駆逐隊→第9駆逐隊
5番艦 朝雲
「ほら、私じゃない?陽炎型なんかに、まだまだ負けないわ。当たり前じゃない!」
2014年秋のイベントにて新しく実装された朝潮型姉妹の五女にして、西村艦隊の一員。ツインテールにツンデレっぽいセリフが特徴。妹の山雲のことは可愛がっているが、提督の方がより気になるご様子。
現在、入手箇所はいわゆる1-6の途中マス(途中なので勝っても何も落ちないことも多くて心が折れる提督が続出したとも)の他、6-4のボスマスでもドロップが確認されている。その6-4のドロップだが、何故かS勝利ではなくA勝利でしか出ない、という噂もあるが要検証。
2016年末には山雲と同時に、初の限定グラフィックとしてXmasモードが実装された。衣装自体は山雲とお揃いだが、サンタ帽を被っているのでこちらがサンタクロース役の模様。また、2017年10月には山雲とお揃いで秋冬制服&海峡突入モードが実装。満潮同様「いつ海」第1話~第3話に出演。
詳しくはこちら→朝雲(艦これ)
6番艦 山雲
「へ~ 山雲が、一番活躍したの~? そんなこともあるのね~ 面白いわね~」
朝潮型姉妹では六女にあたる山雲は、2014年末に突然実装された。登場自体は姉の「朝雲」より後だが、通常海域への実装はこちらが先となる。彼女の実装をもって、西村艦隊は全員が艦これに実装された。
はきはきした姉に較べ、おっとりのんびりした口調が特徴。ウェーブがかった髪型といい、ふわふわしている感が強い。姉(朝雲)に依存している傾向があるのも特徴の一つか。
ドロップは2-4、3-3、3-5、5-3の各ボスマスで報告が上がっている。実装開始時は1-5でもドロップしていたが、現在は来ないので注意されたし。
2016年末には朝雲と共に初の限定グラフィックとしてXmasモードが実装された。衣装は朝雲とお揃いだが、角の飾りをつけているので彼女がトナカイ役だった模様。また、2017年10月には姉と同じく秋冬制服&海峡突入モードが実装。
2019年4月、春のローソンコラボのイメージキャラ(制服担当)に抜擢。6番艦であるのと艦これ6周年に合わせた形であるが、姉妹の中では個性的ながら前に出るタイプでなかったためかインパクトのある起用である。企業コラボ出演は満潮に次いで二人目。満潮・朝雲と同じく「いつ海」第1話~第3話に出演。
詳しくはこちら→山雲(艦これ)
7番艦 夏雲
2022年8月26日より開催された期間限定海域「大規模反攻上陸!トーチ作戦!」第2海域ドロップ艦として先行実装された。峯雲からは「なっちゃん」と呼ばれていた。朝雲同様イベントドロップ艦としての実装のため、峯雲が姉妹唯一の期間限定海域突破報酬艦ということとなった。基本的に「◯◯さん」呼び。
姉妹10隻の中で最も運が低い。(姉妹初の戦没艦は「霰」だが、霰は初期からの実装のため運は平均並)2023年1月の峯雲通常海域ドロップ解禁があったため、現状唯一追加入手不能な朝潮型姉妹という扱いである。
雲を思わせる白に近い銀髪が特徴。改になると表情が笑顔になり、電探塔の髪飾りが追加される。
親しい雰囲気は「霰」か。口数は多い方ではなく、物静かで少々寂しがり屋さん。まあ、山雲は朝雲にべったり、峯雲も艦娘になったらここでならなっちゃんに会えるって言ってた割には村雨にべったりなので。その分、山雲の隙きをついて朝雲や4水戦旗艦由良が面倒を見てくれているようだ。
イベント終了後、朝雲・山雲同様の秋冬制服にチェンジ。後述の峯雲にも同時実装されたので第九駆逐隊でお揃いになっている。
8番艦 峯雲
「え?本当に!?やーった!村雨さん、なっちゃん、見て見て!今回、私が…私が一番ですって!あ、でも…みなさんのお役に立てて、良かった」
2018年12月末から開催されたイベント「邀撃!ブイン防衛作戦」にて実装された。朝潮型の追加実装は前述の山雲以来4年振り、イベント実装艦としては朝雲以来で、海域突破報酬としては唯一となる。
艦名に「峯」が入っているからか朝潮型姉妹では屈指の胸部装甲の持ち主(とはいえ、駆逐艦全体を通してみれば上には上がいるのだが)。
第九駆のメンバーとは仲良く「あっちゃん」「山ちゃん」「なっちゃん」と呼んでいる他、史実で最後を共にした村雨のことを「村雨さん」と呼んで慕っている。むしろ「村雨さん」愛が強すぎて朝雲にドン引きされるほど…。
2019年1月22日、イベントの終了と共に行われたアップデートで間髪入れず初の限定グラフィックとなる「節分mode」が実装された。言うまでも無く、朝潮型姉妹で実装から限定グラフィックまでの期間は峯雲が最短である。また、2020年3月3日には村雨【春のお出かけmode(4月頃実装)】とペアになる色合いの春私服modeが実装された。
2022年10月の「トーチ作戦」終了後、秋冬制服mode実装。漸く合流出来た夏雲と合わせて、朝雲・山雲に遅れる事3年めでたく第九駆逐隊でお揃いになった。2023年1月実装の7-5で初となる通常海域ドロップが解禁となった。(出現率は1-6の朝雲同様お察しレベルではある模様)
詳しくはこちら→峯雲(艦これ)
第18駆逐隊
残り2隻は陽炎型「陽炎」「不知火」で編成。
霰戦没、霞・不知火修理、陽炎転出(転出先で戦没)、解散、修理後第9駆逐隊編入を経て吹雪型「薄雲」及び「霞」「不知火」により再建される。
9番艦 霰
「えっ・・・なに・・・この拍手喝采は? 霰がなにかしたの・・・?」
口数も少ない無口系。「んちゃ・・・とかは言いません」
こう見えても、第十八駆逐隊として「神通」の率いる華の二水戦に所属していた強者である。
図鑑では「朝潮型シリーズの最終艦」と言っているが、起工時点での話であり、実際に就航したのは霞の方が後になる(神州丸の改装が最優先され、霰の建造が後回しにされたため)。このため、文献によってどちらが9番艦になるかは分かれているが、ここでは図鑑にある通り霰を9番艦としている。なお、霰本人は「霞姉さん」と呼んでおり、艦番号はどうあれ自分が朝潮型の末妹だと認識している模様。
公式創作では「陽炎抜錨」で、主要メンバーである第十四駆逐隊の一員として描かれている。
2017年12月にXmasモード実装。前年の朝雲・山雲と違いキチンとサンタ衣装と袋を携えたカワイイサンタ姿である。
2018年4月にコニシ氏担当の姉妹でラストを飾る改二が実装された。なお、大潮改二の例から帽子がどうなるかを心配する声が上がっていたが、霰は改二になってもそのままである。なお朝潮型改二艦お馴染みの防犯ブザー探照灯は装備していない模様。コニシ艦朝潮型改二で最もスカート丈が長い。
詳しくはこちら→霰(艦これ)
10番艦 霞
「別に、嬉しくもなんともないわ。一応、貰っといてあげるけどね」
いわゆる「裏提督LOVE娘」の一人。3人の中でも最もデレるのが遅いと言われるが、その悪口が実際には司令官を思っての裏返しであることが知れ渡るにつれ、「霞ママ」と慕うドM提督が増えた。
朝潮型姉妹の末妹にして、史実では日本海軍の終焉となった坊ノ岬沖海戦まで生き延びて戦い抜き、朝潮型では最期に沈んだ名艦。
2016年1月には朝潮型初の改二、さらに駆逐艦初の改二乙とのコンバート改装が実装された。
最近は礼号組の一員(苦労人のリーダー・・・)として取り上げられることも多い。
公式創作では史実の第十八駆逐隊の縁による「陽炎抜錨」、「止まり木の鎮守府」に出演。また、「礼号組」と史実「完部隊」の一員として「いつ静」15~19話に出演。
2018年8月1日、改二及び改二乙限定で水着モード実装。水着姿は朝潮型姉妹では初である。
「いつ海」では第1話~第3話では主役の西村艦隊所属ではなく第一水雷戦隊所属の志摩艦隊のため、モブとしての出演にとどまっていたが、第4話以降は残存艦を集約した第二水雷戦隊所属艦として出演。劇中、所属したことのない第2駆逐隊所属艦として扱われていた。
詳しくはこちら→霞(艦これ)
実装履歴・担当絵師・担当声優・史実建造地・史実所属
※改二の2段目はコンバート改装の改装要求練度。「図」は改装設計図が必要なことを示す。
艦名 | 初出 | 改 | 改二実装日 | 改二 | 担当絵師 | 担当声優 | 建造地 | 所属艦籍/駆逐隊 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 朝潮 | 2013.4.23 | Lv20 | 2016.6.30 | Lv70 丁Lv85 |
コニシ | 宮川若菜 | 佐世保 | 佐世保 25駆 →横須賀 8駆 満潮 →24駆→4駆 |
2 | 大潮 | 2016.4.1 | Lv65図 | 舞鶴 | |||||
3 | 満潮 | 2017.10.25 | Lv77 | 藤永田 | |||||
4 | 荒潮 | 2017.1.25 | Lv67図 | 川崎 | |||||
5 | 朝雲 | 2014.11.14 | Lv35 | (未実装) | - | 藤川 | 堀江由衣 | 川崎 | 横須賀 41駆→9駆 朝雲 →10駆→4駆 山雲 →横鎮→4駆 |
6 | 山雲 | 2014.12.26 | (未実装) | - | 藤永田 | ||||
7 | 夏雲 | 2022.8.26 | Lv38 | (未実装) | - | 阿部菜摘子 | 佐世保 | ||
8 | 峯雲 | 2018.12.27 | (未実装) | - | 宮本侑芽 | 藤永田 | |||
9 | 霰 | 2013.4.23 | Lv20 | 2018.4.6 | Lv63図 | コニシ | 宮川若菜 | 舞鶴 | 呉 18駆 霞 →9駆=18駆 →7駆→21駆 |
10 | 霞 | 2016.1.19 | Lv75 乙Lv88 |
浦賀 |
関連する駆逐隊
基本的には駆逐隊は同型艦四隻セットで運用されるため、全10隻の朝潮型は、駆逐隊2組+2隻となってしまう。
このため、朝潮型最終ロットとなる「霞」「霰」は次級となる陽炎型の「陽炎」「不知火」と組むことになった。開戦時はほぼ最精鋭だったこともあり、華の二水戦と、その予備隊ともいえる四水戦がその所属になっている。
太字は艦これ実装艦。ちなみに小説「陽炎、抜錨します!」で「霰」が編入されている第十四駆逐隊は史実では欠番となっていた架空の駆逐隊。
- 第八駆逐隊・・・「朝潮」「大潮」「満潮」「荒潮」で編成。開戦時は二水戦所属。艦これでは編成任務と出撃任務あり。
なお、1937年の結成時には佐世保鎮守府の第二五駆逐隊だったが、1939年11月に横須賀鎮守府の第八駆逐隊に改称された。
(先代の8駆は呉鎮守府に転属となり第20駆逐隊と改められた。)
- 第九駆逐隊・・・「朝雲」「山雲」「夏雲」「峯雲」で編成。開戦時は四水戦所属。
なお、1938年の結成時は第四一駆逐隊で、1939年11月に第九駆逐隊に改称された。
(先代の9駆は佐世保鎮守府に転属となり第27駆逐隊と改められた。)
- 第十八駆逐隊・・・「霞」「霰」と陽炎型の「陽炎」「不知火」で編成。1939年11月に結成。開戦時は二水戦所属。艦これでは編成任務と出撃任務あり。一説では「陽炎」「不知火」の艦名が以降の陽炎型と違って気象から付けられているのは、「霞」「霰」と名前を合わせたためとも言われている。
上記のように、純粋に朝潮型のみで構成されている駆逐隊で、かつ全員実装済みなのは長期間にわたり八駆のみであったため、二次創作等で「朝潮型の駆逐隊」が描かれる場合は八駆が取り上げられることが多かった。(九駆は開戦時編成全員が揃うのに9年以上を要しており、2年目に実装された「朝雲」と「山雲」のコンビだと西村艦隊のくくりで取り上げられることの方が多く、峯雲も一緒に戦没した白露型「村雨」とのコンビで扱われることが多い。十八駆は陽炎型との混成隊のため、駆逐艦の型はあまり言及されないことが多い。)
以下、朝潮型姉妹が上記駆逐隊を離れた後に関わった駆逐隊。【編成】太字は朝潮型姉妹。
- 第二四駆逐隊・・・8駆解散後「満潮」編入。【海風・涼風・満潮】解散後「満潮」は4駆に。
- 第九駆逐隊・・・18駆解散後「霞」編入。【朝雲・白雲・薄雲・霞】(「山雲」修理→4駆)
解散し【霞・不知火・薄雲】で第十八駆逐隊を再建。 - 第十駆逐隊・・・9駆より「朝雲」編入。【秋雲・風雲・朝雲】解散し「朝雲」は4駆に。
- 第四駆逐隊・・・レイテ沖海戦時の編成は【野分・満潮・朝雲・山雲】。「野分」以外は西村艦隊。
- 第七駆逐隊・・・レイテ沖海戦後の編成は【潮・霞】。
- 第二一駆逐隊・・・坊ノ岬沖海戦の編成は【朝霜・初霜・霞】。
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関連項目
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朝潮型姉妹 / 朝潮型駆逐艦 |
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1.朝潮 - 2.大潮 - 3.満潮 - 4.荒潮 - 5.朝雲 - 6.山雲 - 7.夏雲 - 8.峯雲 - 9.霰 - 10.霞 |
脚注
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