ファイアーエムブレム 烈火の剣 単語


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ファイアーエムブレム 烈火の剣
ジャンル シミュレーションRPG
開発 インテリジェントシステムズ
販売元 任天堂
機種 GBA
WiiU(VC)
Switch(Switch Online)
発売日
配信
GBA:2003年4月25日
WiiU:2014年5月14日
Switch:2023年6月23日
価格 GBA:4800円(税別)
WiiU:715円(税込)
Switch:-
ゲームソフトテンプレート

ファイアーエムブレム 烈火の剣とは、2003年4月25日に発売されたゲームボーイアドバンスソフトである。

ファイアーエムブレムシリーズ第7作で、GBAFEとしては3作品中の2作にあたる。当時の価格は4,800円(税別)。なお前作の『封印の剣つるぎ)』とは違い、『烈火の剣(けん)』と読む。日本国外で発売された最初のFE作品でもある。

2014年5月14日よりWii Uバーチャルコンソール配信が行われていたが、2023年3月28日ニンテンドーeショップ終了に伴い配信終了。こちらの価格は715円(税込)。通信・拡張機能は非対応となっている。

2023年6月23日よりNintendo Switch Online + 追加パックゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Onlineにて配信開始。Nintendo Switch Online + 追加パック(有料)に加入していれば無料で遊ぶことができる

概要

前作『ファイアーエムブレム 封印の剣』と世界観を共有しており、『封印の剣』の20年前のエレブ大陸舞台となっている。また、『封印の剣』『蒼炎の軌跡』とのデータ連動も存在する。

今作は2部構成となっているが、過去作の聖戦の系譜のような大規模な前後編ではなく、以下の通りの3本構成。

1部(リン編)
主人公はサカの民リンリンディス)。短めのチュートリアル的な内容で、物語前日談
終了時のデータを2部に引き継ぐ事が出来る。
2部(エリウッド編)
主人公は、前作主人公ロイエリウッド。いわゆる本編
2部(ヘクトル編)
主人公は前作ヒロインリリーナヘクトル。2周以降にプレイ高難易度モード
多くの部分はエリウッド編と共通するが、外伝や裏話的なストーリーが追加されている。

一度2部をクリアすれば2部から始めることもできる他、それぞれにハードモードも用意されている。特に元から高難易度設定のヘクトルハードモードは、熟練のエムブレマーFEシリーズ)も唸らせた高難易度で、通称「ヘクハー」と呼ばれる。

それぞれのシナリオ主人公全員が「ロード」、つまり主人公であり、ロード3人が共に仲間として戦うというFEシリーズでもしい展開となる。

この他、従来のFEシリーズにはなかった「プレイヤー分身」として、台詞が存在せず、画面にもど登場しない「軍師」を登場させることが出来、彼(彼女)の視点から物語の多くが描かれることになる。この為、キャラクターが画面(プレイヤー側)に向かって話しかけるような絵や演出がある。

また、本作品ではFE史上一「国家間の戦争」を描いておらず、お家騒動内乱の暗殺集団といった敵との「知られざる暗闘」が物語メインとなる。

システム

多くの点で『封印の剣』の仕様を引き継いでいるが、『封印の剣』で難点とされた部分には積極的な改良が図られている。な変更点は以下の通り。

今作の全体のバランス調整の特徴としては、前作で全員だった『上級クラス力上限の合計値』が機動力を考慮して重歩兵>歩兵>騎兵になるように設定されたため、使い勝手に難があったアーマーナイト系の上限値が大きく引き上げられ、さらにマップの縮小も相まり使い勝手が向上した。遊牧民に押されて活躍の場が少なかったアーチャーも強くなり、より使いやすくなった。

主人公の一人であるヘクトルメイン武器・アーマー系成長・重歩兵という、いかにも本作の強化仕様徴する存在であり、の不遇時代を全に終わらせた男とも言われる(『トラキア』のオーシンも相当強かったが、残念ながら自体の不遇は終わらなかった)。

また、初期上級クラス(いわゆるお助けキャラ)がある程度成長するようになったことで使いやすくなり、魔将軍パント様など下級からの叩き上げを食えるほどの性を持つ者もいる。おかげでセシリアさんエルクが相対的に涙目になった。

そんな中、一きつくなったとされるのが「歩兵系」(剣士ソードマスター)。『封印』のソードマスターが大概おかしかった反動だが、その元の必殺補正が低下した上に力値自体も控えめ(特に物理最低ランクの「力」)になり、しかも一般兵では下級クラスから育てられるのは一人のみ(実際は主人公リン剣士系の成長をするので、事実上二人とも言えるが)。
剣士はその後のシリーズでも、「速くて命中もいいけど、力低めで火力が出ない」と言うバランス調整をされることが多くなり、剣士斜陽の時代の幕開けとも言われる。

全体的に、好みに応じてどのキャラでも使える程度には成長率の良し悪しがなくなり、いわゆるイラナイツがなくなったのもこの作品からであるとされる。いわゆるジェイガン役のマーカスも、ちゃんと最終面までスタメンをれる力がある。

反面、最終的な自軍の人数が較的少なめ(システム的に大きく異なる『戦』ほどではないが)で、特定クラスではゲーム通してその人物がオンリーワンと言うような人材もいる。「下級クラスは一人しか仲間にならず、残りは全員初期上級」といったケースも。

その他の要素としては、結界フレイボムといったマップに設置するアイテムが登場している。

今まで見た支援会話をいつでも見ることができる「支援会話集」も用意され、コレクション的な要素が強まった。また、支援Aを達成した時のエピローグ主人公以外にも追加され、友・仲等深い関係になるペアENDが基本的に全キャラ実装された。そのせいかどうかは不明だが、どいつもこいつもなんか「濃い」が多い。
なお、プレイヤー分身たる『軍師』はユニットではないので当然支援に絡めず、恋愛結婚も出来ない。せめてリンとのエンディングだけでも欲しかった……代わりに「アフアのしずく」というレアアイテムを使った相手は「軍師にとって特別な仲間」という扱いになり、クリア後の戦績評価でコメントをしてくれる。

キャラクター

太字は個別記事あり

味方キャラクター
敵キャラクター他
クラス一覧

その他

関連動画

関連項目

ファイアーエムブレムシリーズ
暗黒竜exit - 外伝exit - 紋章exit - 聖戦exit - トラキアexit - 封印exit - 烈火 - 聖魔exit -
蒼炎exit - exit - 新・暗黒竜exit - 新・紋章exit - 覚醒exit - ifexit - Echoesexit -
風花雪月exit - エンゲージexit - 万紫千紅exit
♯FEexit - ヒーローズexit - 無双exit - 風花雪月無双exit
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