東方アイドル伝説とは (トウホウアイドルデンセツとは) [単語記事]

東方アイドル伝説とは、SOU氏が製作する東方MMD シリーズの一つである。

概要

MMDを用いた東方projectの二次創作であり、ミスティア・ローレライを主役としたアイドル成長物語。
世界観やライブバトルのルールなど綿密に？設定が作られており、また複数の派生作品を生み出している。

あらすじ

ある日、水着大会終わりの博麗霊夢のジャイアンクラスの歌を聴いたレミリア・スカーレットは突如としてプロデューサーになりたいと言い出す。そして思い立ったが吉日、アイドルプロダクションを設立してしまう。
なし崩し的に巻き込まれたフランドール・スカーレット。しかし、ある日彼女がスカウトしてきた少女は後に幻想郷のアイドル業界に大きな影響を与えることになるのだった。
その少女の名は、ミスティア・ローレライ！

これは、夜雀と呼ばれた少女とその仲間たちが、幻想郷でトップアイドルを目指すために努力、時には競争を経て成長していく物語である。

主な登場人物

れみりゃプロ

ミスティア・ローレライ

通称「みすちー」。いつもの通り夜の森で歌っていたところ、その歌に聞きほれたフランにスカウトされた。
優しく、しかし内気でちょっと引っ込み思案な女の子。しかし勇気を振り絞り強大なライバル相手に一歩も引かない心の持ち主である。
後に響子と共にユニット「鳥獣伎楽」を組む。この時はギターを担当し、高い演奏力を魅せる。
アイドル業務の傍ら、お食事処「夜雀庵」でも働いている。
れみりゃプロの稼ぎ頭。しかし彼女の稼ぎは（主に社長のせいで）無駄になっていく。
霖之助の鬼退治の話ではお空と共に雉を担当した。
長いこと阿求とは声の都合上共演がなかったが、阿求のクソゲー縁起の2020年9月7日投稿分にてついに共演を果たす。そして可愛いの基準が滅茶苦茶なことが初めて明かされた。

幽谷響子

元々はみすちーの一ファンであったが、クラウンピースの勧めもありれみプロに応募する。レミリアに門前払いされかけるもののフランのフォローで研究生として所属することに。
プリズムリバー三姉妹とのライブバトルでれみプロが窮地に陥った際、みすちーの代わりに歌うことで三姉妹と引き分けに持ち込んだ。この功績でデビューを果たし、みすちーの相棒となる。
鳥獣伎楽として活動する際は彼女がボーカルを担当。

鬼人正邪

下剋上がモットーの不良。最初は夜雀庵でタダ飯を食らうべく、近くに座っていたリグルをG呼ばわりして難癖をつける。しかし二日目にはパンツを被りEX化したルーミアや紫、華扇らに追い詰められてしまう。だがその窮地をみすちーに救われたことで彼女に惹かれていく。
その後オーディションを経て響子らと共にれみプロに所属することとなる。しかし、現在までに実際に歌うシーンは僅か１回しかない。
慧音びんびん物語では慧音の生徒として登場。絵に描いたような不良生徒となっている。

藤原妹紅

蓬莱の薬により遥かな永い時を生きる少女。菫子に性的に襲われそうになっていた針妙丸を助け、彼女を永遠亭に連れて行った際に輝夜と言い争いとなり、彼女が月の元トップアイドルであることを知る。そして彼女を超えるアイドルとなるべく、針妙丸の仲介でれみプロの研究生として所属した。
見た目のイケメンさと可愛らしい歌とダンスのギャップから主に女性に人気となる。
しかしプリズムリバー三姉妹次女・ルナサとのライブバトルで完敗、引退に追い込まれかける。だが輝夜の助け舟によりアイドルを続けられるようになり、ますます彼女を目標としてはりきることとなる。
同じれみプロに所属してはいるものの、みすちー達とはあくまでライバルということで必要以上になれ合わない。特にみすちーにはリスペクト込みで強い対抗心を持っている。
慧音びんびん物語でも登場。慧音を元気づけるためにパンツを渡す。二回も。
阿求のクソゲー縁起にも何度か登場している。クソゲーの猛攻にも耐えられる精神力を持つ。

レミリア・スカーレット

れみプロの社長兼プロデューサー。彼女の思い付きがすべての発端となった。
霊夢・お空・さとりなどをプロデュース。しかし彼女のプロデュースした子達は皆イロモノと言わざるを得ない者達ばかりであり、れみプロがネタ扱いされる要因となっていた。
社長としては金遣いが非常に荒く、せっかくみすちーが稼いだ金もパーにしてしまう。特に霊夢に唆されて賭け麻雀をした際は大失敗し、1億もの借金をこさえてしまった（ただしこれはサグメの策略による）。このため夜雀庵でバイトすることに。
しかしアイドル業に対する情熱は誰よりも強く、また所属アイドルへの愛情はとても深い。妹であるフランに対しての理解も人一倍あり、彼女が自分以上のプロデューサーであることをちゃんと分かっている。
阿求のクソゲー縁起にも登場。クソゲーにより二度もノックアウトされてしまう。

フランドール・スカーレット

れみプロのプロデューサー。姉の思い付きに引っ張られた形になった。しかしみすちーや響子、妹紅といった名アイドルを生み出す名プロデューサーである（ただし、世間一般にはレミリアの手腕とされてしまっている）。
所属アイドルを大切にしており、たとえ暴力沙汰になりかけても彼女たちのために思いとどまる。
みすちーにとって憧れの存在であるが、本人はそれに気づいていない。
本シリーズではトップクラスの常識人であり、れみプロの良心と言える存在である。
夜雀庵では自ら店の切り盛りをしており、タダ飯を食らいに来るレミリアやツケで食う正邪には手を焼いている。
阿求のクソゲー縁起にも登場。精神力でいえば姉を上回っているようだ。

古明地さとり

レミリアの友人？にしてれみプロ所属のアイドル。しかしアイドルと言うわりにはジョジョ立ちしたり仮面ライダーよろしく変身したり挙句には死亡したりとどちらかというと芸人である。
上記の通り初期はジョジョ立ちポーズが目立ったが、次第に仮面ライダーのように変身するネタが増えていき、毎回登場するたびに「仮免ライダー SATORI」へと変身しては返り討ちに遭ったり事故ったりして死亡するのが定番となっている。
鬼退治回では猿を担当。さとり妖怪の見た目が猿そのものであることから。
咲夜率いる貧乳組にも所属。
ある日ルーミアがリグルのパンツを被りEX化したのを聞いて以来、フォームチェンジのために下着を求めるようになり、遂に他人の下着を盗んで回るようになった（他人のパンツでないとEX化できないとされている為）。阿求のクソゲー縁起などで下着を盗んで神奈子らに追い回されているのはこれが原因。
アリスに一目ぼれしていたが、彼女が結婚してしまったため想いはフェードアウトしてしまった模様。
慧音びんびん物語では不良生徒の一人として登場。サイクロンを乗り回したり変身して先生に挑みかかったり（そして返り討ち）など、本編含め活躍はかなり多い。

十六夜咲夜

レミリアに仕えるメイド。彼女に対し並々ならぬ執着心を持っており、自らのあらゆる体液を混ぜたラーメンを食べさせたりと変態ぶりが見えまくる。他にも泥棒を働いた魔理沙に対しパチュリーの命令の元自分の「聖水」を飲ませたりしている。
昔懐かしPAD長であり、貧乳キャラで集めた「貧乳組」組長でもある。不倶戴天の敵は小町率いる爆乳組。特に貧乳から爆乳に鞍替えした早苗には殺意すら持っている。
初期はお空とともに「ウッチャンサクチャン」としてアイドル？デビューしていたが最近は活動していない。
阿求のクソゲー縁起にも登場。クソゲーに関しては一般的な感覚をお持ちのようだ。

紅美鈴

紅魔館の門番。しかしお空により紅魔館が跡形もなく爆破されて仕事（と一張羅の服）を失ってしまう。
レミリアの命によりお色気担当アイドルとしてデビュー。お空と組んでセクハラを受けたり、月の水着大会ではレミリアの命でそのたわわなモノをさらけ出されそうになった。
ものっすごいキツイ体臭持ちで、彼女から作った出汁のラーメンが強烈な臭いを発したり、腋を臭ったお空が悶絶するほどのレベル（ただしお空はハマった）。

霊烏路空

お燐の薦めでれみりゃプロにオーディションを受けに来た。一度はレミリアに門前払いを食らうものの、他にフランがまともな人材をスカウトしてこなかったため一転所属に成功する。しかしその際披露した芸、いや攻撃により紅魔館爆破を起こし、以降レミリア達の暮らしが大変になってしまう。
下ネタ大好きで、それを利用した芸を度々披露する。その芸はサグメからも一定の評価を得るほどであった。
作中トップクラスの下品さを誇る。夜雀庵の店内で堂々と放尿するわばんきっきーずとのライブバトルで気絶した際に失禁するわ美鈴にセクハラするわとやりたい放題である。そして萃香に（偶然だが）二度も掘られた。
阿求のクソゲー縁起に登場した際は髪を短くしていた。変態ぶりはほとんど表に出ていない。
なお、初登場時より長らく「霊鳥路空」と誤字られていた。

博麗霊夢

幻想郷の893 巫女。多くの妖怪が恐れるほどの傑物。そして超音痴。
レミリアにより才能？を見出されアイドルとしてデビュー。しかし彼女の歌声の前に文達は逃げまどい、月の民は超音波兵器として恐れおののいた。そのせいで大変なことになるのだが……。
強欲で金に目がなく、レミリアを唆しては大博打に出資させ、挙句にスッている。
サニーミルクにより一張羅のパンツを盗まれ、挙句に香霖堂に15万円で売られたことで特に穏やかでもない心を持ちながら激しい怒りに目覚め、SG（スーパーゴッド）博麗S（スーパー）霊夢として覚醒したことがある。つまりスーパー東風谷人東風谷早苗は二番煎じ
阿求のクソゲー縁起では100円をベロベロ舐めていたが、本作では雑草を食べている。

堀川プロ

堀川雷鼓

堀プロの社長兼プロデューサー。かつて九十九姉妹をプロデュースしたが全く売れず、二人に去られてしまった過去を持つ。現在は秋姉妹のプロデュースを行う。
秋姉妹を売るためにれみプロの鳥獣伎楽にライブバトルを申請、遅れてきた響子を誘拐しみすちーにプレッシャーを与え歌えなくさせるという卑劣な作戦をとるが、助けに来たレミリア（とついでにさとり）に敗北。さらに金を払って観客をおさえていたライブ会場も光の三妖精達により制圧され、そしてみすちー自身の奮起により完全に作戦は失敗した。
その後は心を入れ替えてマジメにアイドル業に精を出す（ただし脱税してへそくりを貯めこんでいる模様）が、ルナプロに所属した九十九姉妹による復讐を受け、秋姉妹を引退させられてしまう。この時ショックでほとんど口も聞けない状態となってしまった。
しかし、九十九姉妹に鳥獣伎楽が勝利したことで秋姉妹が帰還、再びアイドル業ができるようになった。
超怖がり尿夢のホラーゲームでは新人アイドルとして八千慧を送り出すが、想定外の事態に狼狽することとなる。
ちなみにコーヒーをよく飲んでいる。一見ブラックに見えるが砂糖を大量に入れている。

秋姉妹

堀プロで活動するアイドルユニット。秋静葉と秋穣子の姉妹。姉がボーカル、妹がキーボードを担当。
地道にアイドル活動を続けていたがなかなか売れず自信を無くしてしまっており、それ故雷鼓が一計をはかることとなる（なお、彼女たちは計画のことを知らなかった）。みすちーとのライブバトルで彼女の歌声に感動し、再びアイドル活動を頑張るようになる。
しかし、先輩にあたる九十九姉妹とのライブバトルで完敗。一度は引退に追い込まれてしまう。だがれみプロの活躍により見事復帰、その後はまた雷鼓とともにアイドル活動に励んでいる。
穣子はその能力から農家に人気があり、また巨乳（小町により強制的に爆乳組に入れられるほどの持ち主）であることも相まって姉より目立っている。一方静葉は能力的にもあまり人気がなく、ドラマ撮影では何故か警察犬として出演させられた。こんな扱いのためか、肝心なところで穣子を裏切ることがしばしばあった。

風見幽香

堀プロに可愛らしい文面で応募した少女。しかし、その顔は黒目が異常に小さく、また常に舌を出し、肌色も白く不気味で、見た人をことごとく恐怖させる風貌であった。どこのエンジェル伝説かな？
しかし心は天使のように優しく穏やかであり、ギャップが異常にありすぎるキャラである。
登場人物からは「USC（Ultimate Sa dist ic Creature、究極加虐生物）」と呼ばれ恐れられている。
しかし、みすちーや（静葉と八千慧以外の）掘プロメンバーは彼女の本当の優しさを理解している。
なお、本人はみすちーに憧れてアイドルを志望しているが、雷鼓からは用心棒として雇われてしまった。

メディスン・メランコリー

ある日掘プロに応募してきた少女。しかし最初に登場した際は受付嬢の幽香の見た目に恐怖し逃亡してしまった。
その後のエピソードで小傘のトラックに轢かれそうになったところを幽香に助けられ、彼女を信頼するようになる。
そしてそのまま堀プロに所属することとなった。……が、その後は殆ど登場していない。

吉弔八千慧

本編ではなく、超怖がり尿夢のホラーゲームにて初登場。妖夢とともにホラゲー実況することとなった新人アイドル。
妖夢を上回る怖がりで、ホラー耐性が皆無なため実況プレイ中に耐えられなくなり失神、失禁、挙句に引退宣言までしてしまう。
その後阿求のクソゲー縁起にも登場したが、そちらでも粗相をすることとなった。

ルナプロ

稀神サグメ

ルナプロのプロデューサー。月の民として、「穢れ」こと地上の民に月のアイドルの強さを見せつけるために事務所を設立した。そしてプリズムリバー三姉妹を引き抜き、地上のアイドル業界の支配を企む。
自身の逆転の能力と知恵を使う策略家であり、れみプロを何度も陥れようとするが、レミリアの「運命を操る程度の能力」やみすちーの底力の前に敗北を喫する。
不敵な笑みを常に浮かべているが意外と脆い……のかもしれない。
ちなみにみすちーにかなり高い評価をしており、彼女を引き抜きにきたこともあった。

プリズムリバー三姉妹

地上のアイドル界においてトップクラスの実力を持つアイドルユニット。騒霊であるメルラン、ルナサ、リリカの三姉妹。通称「虹川姉妹」。
れみプロ所属のアイドル達を「アイドル界の恥」として蔑んでおり（その原因は主に咲夜やお空の気がするが）、当初は完全に見下していた。しかしみすちーや響子とのライブバトルで引き分けたことで、（少なくともみすちーに対しては）認識を改めている。特にメルランはみすちーに対しては一目置くようになった。
アイドルであることに対して強い誇りを持っており、生半可な気持ちでアイドルを続けている（ように見える）者に対しては容赦がない。その実力も本物で、ルナサ一人で妹紅を完敗させるほど。
元々は別のプロダクションに所属していたようだが、サグメにより引き抜かれた。しかしメルランは内心サグメに対して不信感を募らせているようだ。
なお、リリカはメルランやルナサが見抜いた清蘭の反則に気づけなかった。

女子二楽坊

かつて堀プロに所属していたアイドルユニット。九十九姉妹（九十九弁々と九十九八橋の義姉妹）。
まったく売れずにアイドルを引退、地元に帰っていたがそこでもどん底の生活を送っていたようだ。しかし、突如現れたサグメの手引きにより再度アイドルとしてデビューすることとなった。
だがその彼女の能力のせいで性格が大きくゆがんでしまい、慢心を抱き他者を見下すようになってしまう。そしてライブバトルを仕掛けては敗北した相手を引退に追い込むという行為を繰り返した。
このためサグメ曰く「ファンの拡大とともに密かにアンチが増えていった」とのこと。
遂には後輩にあたる秋姉妹をライブバトルで叩きのめし、引退させてしまった。本来はアイドルとして大成し雷鼓に恩返しがしたかったのだが、仇で返す結果となった。
その後夜雀庵に来店、食事を堪能した後みすちーやレミリアを挑発する。これに乗ったレミリアは雷鼓の敵討ちとして、みすちーにお願いしライブバトルを挑むこととなった。
ライブバトルではスペルアピールにより鳥獣伎楽を苦しめるが、みすちーと響子の二人の底力とスペルアピールの前に敗北。秋姉妹の引退を撤回することとなった。
その後雷鼓に謝罪しに堀プロを訪問するが、そこで出会った幽香の前に恐れをなして逃げてしまった。

清蘭

ルナプロ所属の新人アイドル。相棒の鈴瑚とともに月の水着大会の観客として初登場したが、お空の砲撃で吹っ飛ばされてしまった。
その次はドラマ撮影にキャストとして参加。ミステリー愛好家の女子高生として出演する。
本格的にアイドルとして活動を開始したのはそのあとで、デビュー戦にて同じくデビューしたばかりの小傘とライブバトルを行う。しかしここでライブバトルでは反則となる物理攻撃（狙撃）を仕掛け、小傘を気絶させ勝利する（狙撃が超スピードであったため、一般観衆には気づかれなかった）。
サグメ同様地上の民を見下しており、鈴瑚と共にみすちーの前で小傘をひどく貶したことで彼女の怒りを買い、ライブバトルへと発展することとなる。
みすちーとのライブバトルではみすちーに先制され視力を奪われるも、発達した聴覚を用いてみすちーの足を撃ち抜き、狙撃への対抗手段としていたダンスを止める。その聴覚により間接的にみすちーの歌も封じ込め（歌えば位置を特定され狙撃される）、自身はアピールをするなど終始優勢にことを運ぶ。
しかしみすちーの大声により聴覚が破壊され、さらに三半規管も狂わされてしまう。一転不利な状況となるが根性で立ち上がり「手探りでみすちーの位置を把握する」というまさかの手段で彼女の位置を把握、狙撃に成功する。
だが最後の最後、気力を振り絞り立ち上がったみすちーの弾幕アピールにより敗北。そばで見守っていた鈴瑚に心配され駆け寄られるのだった。
彼女たちはとある月の大物アイドルユニットに憧れを抱いていたようだが……？

幽々子のプロダクション

※実際には別に正式名称があるのだが、その名称が登場するたびにコロコロ変化する（1919プロ→45プロ→114514プロ）ので、便宜上この名前で記す。

西行寺幽々子

プロダクション社長兼アイドル。持ち前の大食らい能力で早食いを披露し鮮烈なデビューを飾った。
夜雀庵で見かけてひとめぼれした、みすちーのファン……というより彼女を食べたい（食料的な意味で）と思っている危険人物。握手会の際にはその気持ちが爆発し「先っぽ、先っぽだけでいいから！」と暴走、霊夢にしばき倒された。ちなみにこの時怖かったらしくみすちーは泣いてしまっており、その有様はさながら行き過ぎたキモオタに迫られたアイドルのようであった。
その後も懲りておらず、幽香によりみすちーが食べられた（ように見えた）シーンをTV越しに目撃した際は、先を越されたと白玉楼内で大暴れしている。
ちなみにプロダクションを設立、自身もアイドルデビューした経緯は、九十九姉妹と鳥獣伎楽のライブバトルを視聴中、みすちー達が劣勢になっているのを観た時。ここで幽々子はある考えを思いついた。
「自分がアイドルとなって二人を倒す→引退したみすちーをアイドルとして復帰させる→みすちーはお礼に自分を差し出す→いただきます（真っ当な意味で）」という算段だった。しかし、みすちーが勝利したことでご破算となった。それでもアイドル業は継続している。
超怖がり尿夢のホラーゲームではレギュラー出演。妖夢を見守りつつ解説などを行う。
いつも何かしら食べており、たとえ妖夢がお漏らししようが吐こうが決して食べるのをやめない。

魂魄妖夢

白玉楼に住まう剣士兼庭師。当初は幽々子のお付きであるとともに、咲夜率いる「貧乳組」の筆頭として活躍した。
咲夜同様爆乳は不倶戴天の敵であり、早苗に並々ならぬ殺意を抱いていた。彼女を抹殺するため（無理やり）仲間に引き入れたルナチャイルドに刀を貸し、ヒットマンとして差し向けるなど割と極悪。
ある日起こった爆乳組との抗争の際は（無理やり入れられた）穣子と対決。その胸板で彼女のパンチを受け止め、逆にダメージを与える。しかし穣子の「まな板でも殴ったかのよう」という発言に精神的致命傷を受けノックアウト。
この時の恨みが積もり積もっており、ドラマ撮影の際は脚本（みすちーに襲い掛かるも穣子に制され、格闘戦の後捕まる）とは異なり警官役の穣子に包丁を持って襲い掛かり彼女を狼狽させる。この時見せた醜態が原因で秋姉妹の人気がより低迷することとなった。
幽々子に引っ張られる形でアイドルデビューすることとなるが、本編では見せなかったある側面により大変なこととなっていく。詳しくは「超怖がり尿夢のホラーゲーム」参照。

ばんきっきーず

ろくろ首の赤蛮奇（ばんきっき）と人狼の今泉影狼のアイドルユニット。デビュー自体は幽々子がプロダクションを設立するよりも前の月の水着大会だが、その後所属を変えたか引き抜かれたかした模様。
なお、初登場自体はそれよりも前（幽香の初登場話）で、ばんきっきは幽香に食べられた（ように見えた）被害者。影狼は小兎姫に連れられた警察犬であった。犬じゃねーか
ばんきっきは何よりもその頭が取れることがネタとして大いに活用されており、大体ライブ中に影狼を犬呼ばわりして怒りを買って、頭を蹴飛ばされたり尿を浴びせられたりして「力が出ない……」状態となる。そこにわかさぎ姫が「新しい顔だよ！」と頭を投げ入れるのがパターンとなっている。どこのアンパン男かな
一応ばんきっき的にはまっとうにアイドルとして人気を得たいようだが、とにかく相手と運が悪いと言わざるを得ない。
特にお空とのライブバトルでは2VS1という有利な状況であったにも関わらず、（椛のカメラワークとわかさぎ姫のせいで）敗北。現在の所アイドル業界最底辺の立ち位置である。
ちなみに影狼は霖之助の鬼退治の話で犬を担当。やっぱり犬じゃねーか

わかさぎ姫

月の水着大会にてばんきっきーずのサポート役として初登場。頭が歪んで力が出ないばんきっきに、新しい顔を投げ渡した。
しかしノーコンらしく大暴投。特にお空とばんきっきーずのライブバトルの際はお空に当てて気絶させてしまい、ばんきっきーずは反則負けになってしまった。
一応アイドルらしく、新衣裳で人気ゲットを狙ったがその姿は「上半身水着、下半身カジキ」というイロモノすぎる姿であった。批判したばんきっきはケツを掘られることとなる……。
ちなみに幽々子のデビュー時に食べられそうになっていた。

永遠亭

蓬莱山輝夜

永遠亭に住まう蓬莱人にして引きニート。常日頃エロゲーに没頭する一見ダメ人間。
しかしそれは阿求のクソゲー縁起で見せる一面でしかなく、実はかつて月でトップクラスのアイドルだったという衝撃の経歴を持っている。
ある日菫子に襲われてケガをして針妙丸を連れてきた妹紅に、元アイドルであることを知られる。そして彼女が自分を超えるアイドルになると宣言、その挑戦を受けて立つ。
しかし妹紅がルナサにライブバトルで敗北し引退に追い込まれた際、憤慨した彼女は元トップアイドルの実力をルナサに見せつけそれを撤回させた。
以上、実はすごい人なのだが……阿求のクソゲー縁起ではその片鱗すら見せることはない。

八意永琳

永遠亭の主にして医者。輝夜にとっては友人でありおかんみたいな存在である。
がエロゲーにかまけてばかりいる輝夜にはかなり手を焼いており、挙句に自分の稼ぎにまで手を出され激怒。エロゲープレイを禁止してしまう。
しかし泣いて土下座までして許しを請う彼女に呆れた永琳は、条件として日雇いでもいいから働いてこいと言う。
その夜、上記のライブバトルが勃発し輝夜がステージに立つ姿をTVで目撃。かつてのアイドル時代を知る永琳は普段からは考えられない狂喜ぶりをみせた。
幽香の話では堀プロに窃盗に侵入した魔理沙、それを追いかけてきたアリスが幽香と遭って気絶したため、幽香は永遠亭に通報。それを受けて鈴仙の次に駆け付けたもののやはり彼女も幽香の前に気を失ってしまう。
その後「人を外見で判断してはいけない」ということを輝夜や鈴仙に教えるが、幽香の姿を見て「悪魔」呼ばわりするのだった。
阿求のクソゲー縁起において人生初のゲームをプレイ。しかしそれはクソゲーオブザイヤーノミネート作と大賞受賞作というクソの二連撃。ブチギレた彼女は早苗を注射器で掘った。

守矢神社

一応アイドルユニットでもあるようだが、どこに所属しているのかは不明瞭。

東風谷早苗

守矢神社の現人神。信仰を集めるべく水着大会にてデビューした。
かつては貧乳組に所属していたが、突如としてGカップの爆乳を入手。これにより爆乳組へと鞍替えし、咲夜や妖夢の怒りを買うこととなる。
その爆乳だが本当におっぱいなのか怪しい挙動をとっている。たとえ刀で貫かれようが強力な蹴りを入れられようがそれを快感に変換し、はじき返してしまう（阿求のクソゲー縁起でも披露）。さらに朝起きたら萎んでいたという事件も発生しており、明らかにただのおっぱいではない（ちなみにこの時はナズーリンの力？により復活）。
阿求のクソゲー縁起でのクソミドリっぷりからは信じられないだろうが、この頃は作中でもトップクラスの常識人であった。特に爆乳組と貧乳組の抗争時には争いを止めるためにスイーツをみんなで食べに行く提案をしたり、咲夜と小町の戦いを止めるために体を張るなど、善人ぶりを発揮している。
しかし、月の水着大会にて披露したリアルすぎるSM ショーの際に諏訪子に竹刀で叩かれまくって快感に目覚める。もしかしたらこれがクソミドリになった原因なのかもしれない……。
周知の通り、阿求のクソゲー縁起におけるすべての元凶。クソミドリだのドグサレピーマンだの散々に言われているが「最初はこうじゃなかった」ということを忘れないであげてほしい。

八坂神奈子

守矢神社の神霊。温泉の開発や結婚式なども司っており、魔理沙とアリスの結婚式を取り仕切った。
信仰を集める目的で普段から水着姿でいることが多く（前述の結婚式の際も水着姿）、もはやそれが普段着と化している。
彼女の下着がよほど具合がいいのだろうか、さとりは頻繁に彼女の下着を盗んでいる。
月の水着大会においてはSM プレイを披露したが過剰なまでに役に入り込んだ諏訪子によりケツに蝋燭を突っ込まれてしまう。
阿求のクソゲー縁起においては守矢神社唯一の常識人枠としてツッコミを入れる。しかしあくまで早苗を第一として考えているため、彼女の幸せのために阿求を陥れようとしたこともあった。

洩矢諏訪子

守矢神社のカエルの神様。アイドル伝説本編ではあまり目立たないが、月の水着大会にてに〇おかす〇こばりのハイテンションドS キャラをみせた（ただし水着大会にも関わらず水着ではなく普段の姿で、パピヨンマスクをつけただけの出で立ちだった）。
早苗をムチではなく竹刀で殴りつけ、神奈子のケツを蝋燭で掘るといった過激なパフォーマンスで会場を大いに盛り上がらせた。おかげでこの後に控えていた美鈴が大変なこととなる。
阿求のクソゲー縁起では早苗ともどもクソゲーを楽しむ凶悪キャラとして登場。彼女に比べると出番は少ないが、阿求やスカーレット姉妹をクソゲーで苦しめることとなる。

スピンオフ作品

阿求のクソゲー縁起

稗田阿求がクソゲーに振り回される物語。アイドル伝説本編より人気が出てしまった。
アイドル伝説内のネタがいくつか登場するので是非本編も観てみよう。

超怖がり尿夢のホラーゲーム

本編でアイドルデビューした魂魄妖夢が主役。しかし半霊の癖に超怖がりな妖夢はホラゲー実況という仕事でとんでもない粗相をしてしまう。

にとりの空想科学

本編で借金まみれになった多々良小傘が河城にとりの設立したにとり製作所で働くこととなり、彼女の実験台にされるお話。いろいろな空想科学を現実の科学で考察する。

小鈴のお泊り漫画実況

本居小鈴が阿求の家でお泊り会。その中で彼女が紹介する一風変わった漫画のお話。

東方水着大会

厳密にはアイドル伝説よりも前の物語。海がない幻想郷で開かれる水着大会にて起きる様々なハプニングを描く。

慧音びんびん物語

上白沢慧音がGTOよろしく不良のさばるクラスを建て直していく物語。しかし物語の鍵を握るのは妹紅のパンツである。

東方アイドル伝説 単語

概要