エイラ・イルマタル・ユーティライネン(Eila Ilmatar Juutilainen)とは、「ストライクウィッチーズ」シリーズの登場人物である。
ガイヨウダナ(・×・)
スオムス空軍所属のウィッチ。連合軍第501統合戦闘航空団<ストライクウィッチーズ>のメンバー。あだ名は「イッル」。モデルはフィンランド空軍の「無傷の撃墜王」エイノ・イルマリ・ユーティライネン(Eino Ilmari "Illu" Juutilainen)。コミック『オーロラの魔女』では主人公を務める。
スオムス空軍が義勇軍派遣の礼として<ストライクウィッチーズ>に派遣したスオムスNo.1の大エース。戦場のことなら前衛から夜間戦闘まで何でもできる無類のオールラウンダーで、未来予知の固有魔法により敵の攻撃にまったく被弾しない能力はあらゆるシーンで活躍する。
が、能力うんぬんよりその特徴的な棒読みセリフで人気を博してしまう。視聴者はエイラのセリフを半角カタカナで書くことで表現した。501JFWメンバーのサーニャ・V・リトヴャクが大好き。
サーニャノ(*・×・*)コトダナ
- エイラとサーニャのなれそめ(?)についてはエイラーニャを参照されたし。
- 既にエイラ病とかエイラ中毒などの患者が発生中。サーニャからエイラ、もしくは両方愛してしまったという紳士は数多い。
- 『SW』6話予告・6話でエイラーニャを確固たるものとした。以降も部屋を間違えて寝てしまったサーニャを満更でもない口調で自分のベットに寝かせたり、パ……ズボンを借りるのに赤面して躊躇したり、サーニャならついつい許してしまうヘタレ男子中学生イメージが付いてまわっている。
- 『SW2』でも夜間哨戒任務から帰ってきたサーニャのために着替えを準備し、洗濯物をまとめたり(洗濯そのものは宮藤芳佳やリーネに丸投げですが)、昼食を準備したりとまぁ甲斐甲斐しい。
- サーニャの保護者扱いだが、『SW』ではサーニャのほうが上官。戦績的には昇進可能だったが、士官教育を受けることを拒んでいたため少尉に留まっていた(前線に出るために士官昇進を拒否した元ネタのエイノ・イルマリ・ユーティライネンのエピソードに対応している)。
- ガリア解放後、サーニャの勧めで士官の速成教育を受け、『SW2』の501JFW再結成時までに中尉に昇進していた。が、同2話でミーナに名前を呼ばれるまで昇進していたことを知らなかった(昇進にあたってはミーナの推薦状も効いた模様)。
- 『SW2』5話で買った枕はサーニャのために買ったもの(実はロマーニャの赤ズボン隊グッズ)。同6話ではサーニャの故郷オラーシャでポピュラーなイトスギの小枝を贈り、サーニャのベッドのネコペンギンのぬいぐるみはローマで2人で購入した。涙ぐましい努力である。
- 『SW2』6話ではサーニャを守りたい一心から独断専行し、本来サーニャの護衛を務める予定だった芳佳の後押しも受けて成層圏に到達。実戦で初めてシールドを使用し、無事サーニャを守りきった。後に部屋にて謹慎(3日)の処分がミーナ隊長より下されている。
- なお、同6話でサーニャから投げつけられた枕がエイラの初被弾事例とのこと。
- 『秘め録CD』内「第7.1話「スースーするの」アフター」のハルトマン私室整頓作戦にて、サーニャと別の作業班に編入され、「(TxT)サーニャーサーニャー」と狼狽し「サーニャ欠乏症」なる新語を産んだ(別作業班ではあるがサーニャは同じ部屋にいる)。
コンナコトヨリ(・×・)サーニャノハナシヲ……
- 姓名:エイラ・イルマタル・ユーティライネン
- 出身:
スオムス
- 階級:准尉(『オーロラの魔女』)→少尉(『SW』)→中尉(『SW2』)
- 原隊:スオムス空軍飛行24戦隊
- 所属:
連合軍第501統合戦闘航空団<ストライクウィッチーズ>
- 使い魔:黒狐
- コールサイン:ダイヤのエース
- 固有魔法「未来予知」:極めて近未来の相手の行動・位置等を予測可能。ネウロイからの攻撃をすべて回避できる。また近距離射撃の命中率も高い。『SW2』6話まで実戦でシールドを使用したことがなかった。『BW』13話ではネウロイの高速機動を予測し、先回りして撃破するという荒技を見せている。なお、説明を受けた芳佳いわく「すごい正確なあてずっぽう」。
- 通称「ダイヤのエース」:501JFW赴任後につけられたコールサイン。
- 愛称はスオムスでは「イッル」(Illu。これは元ネタのエイノ・イルマリ・ユーティライネンと同じ愛称である)、501では「エイラ」(Eila)。
- スオムスに実姉アウロラ・E・ユーティライネンがいる。つまりエイラは妹である。タイイニハ(・×・;)ナイショダゾアウロラはスオムス陸軍の陸戦ウィッチだが、陸戦用ストライカーユニットもなしに陸戦ネウロイとやりあえるやべー人。エイラのことをめちゃくちゃかわいがっている。
- ネウロイの攻撃の完全回避は未来予知ひとつによるものと思われがちだが、むしろその予知を完璧に活かして回避・攻撃を可能とする空戦機動技倆こそ高く評価すべき点と言える。
- 戦術的にも、前衛・遊撃・後衛と何をやらせても難なくこなせる完璧なオールラウンダー。夜間戦闘すらもわずかな経験で習得した。シールドに魔法力を費消しないことによる継戦能力の高さ、被弾しないことによるユニット破損率の低さなども、空戦ウィッチとしてのエイラの戦力価値を著しく高めている。
- 501JFW転属初期は組む相手を選ばなかったが、部隊が固まって以降は基本的にサーニャとロッテを組み、夜間哨戒にも出るようになった。昼戦などでは戦闘技能の高さやBf109シリーズを使用している点から、カールスラントウィッチとロッテを組んでいる模様。
- タロット占いが得意。が、固有魔法の説明からわかるように未来予知とはあまり関係がなく、当たるかどうかはその時次第。作中では当たってるような当たってないような……
- このタロット占いを活かし、ドラマCDなどでは人生相談を開くことも。エイラが悩みを聞くのであって、エイラの悩みを聞くコーナーではない。断じて。
- 対人関係では割と鈍感で、サーニャ含め人からの好意にいまいち疎い気がある。サーニャがなんかエイラに怒っている時はだいたいエイラの察しが悪いせい……かもしれない。
- 映像では出てこないが、ユニットの整備が得意。
- 好物は「世界一マズい飴」として有名なサルミアッキ。雁淵ひかりが被害にあった。
- 出来る料理はサンドイッチ程度。
ミンナ、ワタシヲナンダトオモッテルンダ(・×・#)?
- 501JFW着任当初は何を考えているのかわからない奴扱いだったらしいが、やがて部隊に打ち解けた。
- スオムスのトップエースとして諸外国でも噂になっていたことが坂本美緒の口から語られている。カールスラント以外のエース筆頭格のはずなのだが、リネット・ビショップやペリーヌ・クロステルマンからは「あのエイラさんが」とか「この方が……」とか散々な言われっぷり。不憫すぎる。
- シャーロット・E・イェーガーやフランチェスカ・ルッキーニからサーニャの件で茶化されるだけではなく、「ムリダナ」などと口調まで真似されている。もはやイジメすぎる。
- ペリーヌを「ツンツンメガネ」呼ばわりしているが、そのペリーヌからも「『(TxT)サーニャーサーニャー』」とか真似され、サーニャとの関係でイジられる始末。しかしペリーヌを相手している時のエイラにはサーニャ相手の照れもヘタレもなく、何より互いに遠慮がないので意外に気が置けない良い仲だったりする。ファンはこの組み合わせをエイリーヌないしペリイラと呼ぶ。
- 本人はペリーヌから周囲から自分がどう見られているか知らされるまでは「クールでカッコいいエイラ中尉」と自分で思っていたらしい……いや、エイラらしいんですけどね。ちなみに祖国スオムスではマジでそんな感じだったっぽい。
- ルッキーニに次ぐおっぱいハンターであり、ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケやゲルトルート・バルクホルンなど難関メンバーも攻略済。リーネはルッキーニとエイラ双方に頻繁に触られている。巨乳にしか関心がなく坂本や宮藤芳佳の胸には触っていない。ルッキーニが初見でサーニャに抱きつき大喧嘩になったが「趣味の方向性が似ている」という理由で和解。以降はどちらが先に触るかを競っている。
- バルクホルン、シャーリーの二人からも、優秀なウィッチであり、その固有魔法だけではなくオールラウンドに戦える戦闘能力を高く評価されている。とはいうものの、バルクホルンからはサーニャのバックアップばかりでナイトウィッチにでもなるつもりかと心配もされている模様(結局、シャーリーのフォローをうけてまぁいいかという扱い)。
- ミーナからも、指揮官としてオールラウンダーぶりを高く評価されている。
ワタシハスオムスノエースナンダナ(・×・)
- 幼少期、姉アウロラに与えられたリヒトホーフェンの自伝を読み聞かされてウィッチに憧れる。
- スオムス空軍飛行24戦隊を原隊とし、入隊後はインモラ基地を経てルーッカネン分遣隊に配属。当時の乗機はビヤスターF2Aバッファロー。
- 1942年当時もエイニ・アンティア・ルーッカネンのもとでベルツィレ基地に所属し、同年末にスオムスへと襲来した超大型陸戦ネウロイの撃破に作戦の中核として貢献する(『オーロラの魔女』)。階級は准尉(飛行長)で、前線参加を重視して士官教育を断っていた。
- 1941年に結成された第501統合戦闘航空団<ストライクウィッチーズ>が戦果を挙げたことを受けブリタニアへと派遣され、同時に餞として少尉昇進。いまだ部隊の態勢が整っていない中、オールラウンドな戦いぶりで貢献したことを高く評価され、スオムスでの戦功と合わせてマンネルハイム十字章を受章。
- 1944年のガリア解放後、功績によりカールスラント皇帝より騎士鉄十字章を受章。両親を探すサーニャとともにオラーシャ方面へと向かうが、ネウロイのためペテルブルグ~モスクワ間で断念し、同方面で戦う。
- 1944年末にはペテルブルグの502JFWへサトゥルヌス祭の補給物資を届け、危地を救った(『BW』7話)。さらに年末年始にかけても、夜間襲撃してきたネウロイの撃破に活躍している(『BW』13話)。
- 1945年春、ロマーニャでの501JFW再結成へと駆けつける(『SW2』)。『BW』以降『SW2』開始までに士官教育を受けて中尉に昇進している。ヴェネツィア解放後は遊撃任務として再びオラーシャ方面に向かい、ペテルブルグの502JFW前線基地に居候する。
- 1945年夏、芳佳についての不穏な占い結果から危険を察知し、サーニャとともに西へ旅立つ。途上で美緒が指揮する戦艦<大和>に遭遇したため、協働して芳佳の危機へと駆けつけ501JFWに加わった。
サーニャイガイノコトダッテ(・×・)キニハシテンダヨ
- スオムスの“ニパ”ことニッカ・エドワーディン・カタヤイネン(502JFW)は同じ飛行24戦隊の旧友。ニパはエイラべったりで、演じる高森奈津美氏に「エイラに会うとIQが下がる」と言われるほどだが、エイラには案の定そこらへんの自覚はない。ファンはこの同郷組み合わせをニパイラと呼ぶ。
- “ハッセ”ことハンナ・ヘルッタ・ウィンド(507JFW)、“ラプラ”ことラウラ・ニッシネンの両名も飛行24戦隊時代の戦友。ハッセとは「射撃のハンナ、回避のエイラ」と並び称された。
- エイニ・アンティア・ルーッカネンは飛行24戦隊の司令であり直属の上官。
- 小説「スオムスいらん子中隊」シリーズに登場するエルマ・レイヴォネンは先輩に当たる。
(・×・)ツイデノハナシダゾー
- 『SW2』6話冒頭のエイラの歌は演出・脚本・絵コンテの佐伯昭志氏の作詞。タイトルは「器の大きな人の唄」。放送当時のラジオ「スターライトストリーム」で佐伯氏が投稿したフルサイズが聞ける。なお、佐伯氏はこの投稿により501整備中隊の二等兵に任命されている。
- 2008/12/31のNHKアニソン三昧にて「ブックマーク ア・ヘッド」の曲紹介の際に名前を読み上げられたが、NHKの藤崎アナが「エイラ・イルマタル・ユーラティラ…」と噛んでしまった。
- エイラの誕生日には「フィンたん」こと駐日フィンランド大使館の中の人もツィッターで祝ってくれた。ちょっとマテ
スオムスデハ フロトイッタラ サウナナンダゾ(・×・)
- スオムスはサウナ発祥地であり、オラーシャ人のサウナ好きも有名。501JFW基地にサウナの設置を要望したのは彼女である。もちろんサーニャの体調を気遣ってのこともあるが。
- スオムスはサウナに妖精が住むという伝承があり、501のサウナやエイラのポシェットにはスオムスから連れてきたサウナの妖精、トントがいる(とエイラが主張している)。
- 『SW2』BD3巻のジャケットイラストでは、エイラのポシェットからサウナの妖精が顔をのぞかせているのが確認できる。
サーニャトヤッテルラジオダゾ(・×・)
- エイラとサーニャが夜間哨戒中にラジオ放送を行っている、という設定から、現実でも両名のパーソナリティによる作品ラジオ「ストライクウィッチーズ スターライトストリーム」が放送された。
- 「スターライトストリーム」の終了後、「501st JFW.OA」ではパーソナリティが不定となったが、放送後半期より大橋氏を固定パーソナリティにゲストを呼ぶ形式となり、つづく「LNAF.OA」でも継承されている。そのため、冒頭・末尾のドラマパートではやたら世界中のウィッチと知り合っている。
- 上記したタロット占いの趣味から、「スターライトストリーム」以来長らく大橋歩夕氏によるタロット占いコーナーが続いている。大橋氏がパーソナリティに居なくても電話と称した事前録音で占ってくれるほど(当然ぼんやりしたことだけ言って具体的内容は見事に投げっぱなしであった)。
- ラジオ内での大橋氏のトンチキな発言から、番組内アパレルブランド「五芒星会社(GOBOSEI.Inc)」が発生し、実際にグッズ販売されるに至った。社章はストライカーユニットを履いたエイラの姿を五芒星型に意匠化している。
- ラジオ「スターライトストリーム」では、「サーニャの唄」から派生して「エイラの唄」という、大橋氏が投稿された歌詞を即興で歌うコーナーがあった。同コーナーは「スターライトストリーム」とともに終了したが、やがて大橋氏が毎回のメインパーソナリティを務めるようになると、「LNAF.OA」にてまさかの復活を遂げた。
セリフニ(・×・)ツイテダナ
- 第1期3話の台詞、「ムリダナ」(手でバッテン)、「ムリダナ(・×・)」 が有名。
- 多くない出番の中で名言を連発中。「ツンツンメガネノユーコトナンテ、キニスンナ」や「サーニャヲソンナメデミンナー!」「ソレガチームダ!」(第1期6話)、以降も「キョーダケダカンナー」(第1期7話・9話)「エーイ、モットホメロー」(第1期8話)など。
- 棒読み風の台詞回しは演出指示によるものであり、声優の演技力の問題ではない。これは「掴み所のない不思議キャラ」を見せるためのもので、スオムスの元ネタ、フィンランド人のステレオタイプ説(「寡黙」「シャイ」「フィンランド人の英語は平坦に聞こえる」)はファンによる後付けである。
ワタシノセリフキイテルノカ?(・×・)
第1期 3話第1期 6話 |
第1期 7話 |
第1期 8話 |
第1期 9話 |
第1期 10話 |
第1期 11話
|
第2期 2話第2期 4話 |
第2期 5話 |
第2期 6話 |
第2期 7話 |
第2期 8話 |
第2期 9話第2期 10話
|
第2期 11話 |
第2期 12話 |
サーニャノ サーニャニヨル サーニャノタメノ(・×・)ジカイヨコク
第1期 6話「いっしょだよ」予告
サーニャ「♪ララ・ラララ~ララ……
(『SW』EDのメロディー)」
エイラ「キコエルカ?サーニャノ美声ガ……
来週ハ サーニャガ活躍スル。
アンナサーニャヤ、コンナサーニャ……
イマコソサーニャノサーニャニヨル
サーニャノタメノッ……!」
サーニャ「次回『ストライクウィッチーズ』、
『いっしょだよ』。」
2期 6話「空より高く」予告
エイラ「サーニャガワタシノ買ッタ
枕ヲ抱イテイル……。
枕ニハサーニャノホソイ腕ガ!胸ガ!
体温ト心臓ノ鼓動ガ…!
フャアァァァァァァァア!!!!」
サーニャ「次回『ストライクウィッチーズ2』、
『空より高く』。」
ワタシノカツヤクノキロクエイガヲミルンダゾ(・×|
(・×・)グッズテンカイモミテクレヨ
(・×・)セッカクダカラ、ワタシノコエモキイテイケヨナー?
ブロマイド(・×・)ッテヤツカー?
Yhteisö……(・×・)ッテヤツカ?
関連項目
- 21
- 0pt