アイルーでパズルーとは、カプコンから2012年7月19日に発売されたPlayStation Portable用落ち物パズルゲームである。略称は「パズルー」。
アイルーでパズルー | |
基本情報 | |
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ジャンル | アイルーパズル |
対応機種 | PlayStation Portable PlayStation Vita(DL版) |
開発元 | ナツメ |
発売元 | カプコン |
発売日 | 2012年7月19日 |
価格 (税込) |
パッケージ版:2,999円 DL版:500円 |
対象年齢 | CERO:A |
通信 | |
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その他 | |
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ゲームソフトテンプレート |
「モンハン日記 ぽかぽかアイルー村」シリーズの世界観とキャラクターを利用した落ち物パズル。最近、アイルー村が寂れてきて寂しいと嘆く長老がいつもの思いつきで、村で見つけた「ジェム鉱石」を使ったパズル祭りを開催する、というストーリーのもと、アイルー村に登場したアイルーたち(+プーギーと乱入してきたモンスターたち)がパズルに挑戦する。
フィールドに赤、青、緑、黄色の4色の「ジェム」が2個1組になって落下してくるので方向キー左右で操作し、○、×ボタンで回転させる。方向キー上でハードドロップも可能。
4色の「ノーマルジェム」に同じ色の「爆弾ジェム」をくっつけて壊していく。ジェムを壊すことで相手のフィールドに「どんぐりジェム」が送られる(このゲームは対戦モードのみである)。お互いにジェムを壊し合っていき、相手のフィールドのジェム落下口をジェムで埋めることで勝利となる。基本的に3本勝負で2本先にとったほうがそのゲームの勝者となる。
このように書くと、よくある対戦型落ち物パズルのシステムそのものだが、本作では同じ色のノーマルジェムを四角くくっつけると巨大な「パワージェム」に変化する。このパワージェムは普通のジェムと同じように同色の爆弾ジェムで壊せるが、その時に相手に送れるどんぐりジェムの量が同じ数のノーマルジェムを普通に壊した時と比べてだいぶ多くなる(というかノーマルジェムだけで消した時の威力がかなり控えめに調整されている)。パワージェムはさらに四角くくっつけて行くことでどこまでも大きくなり、その分壊した際の威力も格段に大きくなる。これを利用して相手に攻撃するのが本作の基本である。もちろん、連鎖のテクニックも存在する(ちゃんと威力も大きくなる)。
どんぐりジェムには色とターン数の概念が設けられており、相手に送られるどんぐりジェムの色は自分のキャラクターが持つ「ジェムパターン」で決まる。この記事ではジェムパターンを各キャラの項の右上に画像として掲載しているので参考にされたし。どんぐりジェムは組ジェムを落下させるごとに減っていく中に書いてある数字が0になると同色のノーマルジェムに変わる他、他の爆弾ジェムによる爆破に巻き込むことで色に関係なく消せる。最初にどんぐりジェムの中に書いてある数字はそのゲームの難易度によって決まる。「かんたん」と「ふつう」なら3、「むずかしい」なら5。
たまに組ジェムに混じって降ってくる「虹色たまごジェム」は落下した際に下にあるジェムと同じ色のフィールドにあるジェム全部を即座に壊すことができ、大逆転のチャンス(ただし虹色たまごジェムで直接消した分から発生する攻撃力は落ちる)。
本作最大の特徴は、パワージェムを壊したり、連鎖を起こしたりすると溜まっていく「テンションゲージ」が満タンの状態で□ボタンを押すと発動する「必殺技」の存在である。必殺技はキャラクターによって様々な種類があり、効果も様々。必殺技をうまく活用することで大逆転も狙える。
ここまで読んだ勘の良いゲーマーなら気づいたかもしれないが、要はこのゲーム、1996年にカプコンより発売された落ち物パズルゲーム「スーパーパズルファイターⅡX」のキャラ差し替え版である。ルールやパズルの状況に合わせて画面真ん中のキャラがリアクションを取る演出も同作から引き継がれているが、本作では新要素として前述の必殺技がある他、ジェムが最上段にある際もジェムを左右に動かせるようになっているなど細かいルールの違いも存在する。
いわゆるストーリーモード。長老が開催するパズル祭りにアイルーを選んで挑戦する。
優勝すれば、長老が望みを何でも叶えてくれるらしく、そのために村の住民たちは奮起する……というお話。
ゲーム開始時は最初のマイアイルーしか選べないが、お祭りで対戦して勝っていくことで使えるアイルーが増えていく。トーナメント形式で進んでいくき、合間にいわゆる漫才デモも挟まるが、途中にランダムでモンスターが乱入してくることも……
ゲームクリア時にノーミスクリア等のボーナスも含めたトータルスコアが精算され、一定以上のスコアを取ると金冠を獲得できる。また、初回クリアで使っていたアイルーの服(マイアイルー除く)とアルバムのイラストが手に入る。
3本勝負で難易度は「かんたん」「ふつう」「むずかしい」の3段階から選べる。
一人用フリープレイモード。好きなキャラクターとルールを選んで自由に対戦できる。このモードと「友達とパズルー」では「お祭りに参加」では使えなかった長老と乱入モンスターたちも使用できる。ルールはラウンド数(1、3、5回)、難易度(お祭りと同様の3段階)、必殺技使用の有無を設定できる。
アドホック通信を用いた2人でパズル対戦ができるモード。※友達は付属しません。
基本的には「ひとりでパズルー」と同じだが、ゲーム開始前のルール設定はホスト側のみ操作でき、ホスト側とゲスト側それぞれの難易度を別々に決めることができるのでハンデとして使うこともできる。
情報屋と実際にパズルをプレイしながらルールを学ぶチュートリアルモード。メインメニューのこのモードからいつでも確認できる他、お祭りの初回プレイでは予選第一回戦の前に挟まれる。
マイアイルーの服をお祭りモードで獲得したものや、ダウンロードで取得したコラボ衣装に着せ替える事ができる。着替えることで服の持ち主の必殺技が使えるようになるが、ジェムパターンはマイアイルーのもののまま。
着せ替えはマイアイルーのみの特権で、このメニューの他にお祭りでの対戦前の画面やひとりで/友達とパズルーモードのキャラ選択画面でも着せ替えられる。
これまでのハイスコアやお祭りで獲得した金冠などの各種成績を見ることができる。
サウンドとパズル操作の設定を変えたり、ゲーム開始時に行ったマイアイルーメイクをやり直したり、スタッフロールの鑑賞ができる。
あなたの分身、みんなのマイアイルー。本作もゲーム初起動時のマイアイルーメイクで名前、毛並み、ボイスを自由に選べる。
漫才デモから察するにどうやら前2作のマイアイルーとは別個体で、最近村に住み始めたばかりの新参者。最近来たばかりなので村での役割を何も持っておらず、今回のパズル祭りで優勝してパズル係としての役割を得ろうと考えている。
モンスターハンターシリーズでも珍しく、ちゃんとしたセリフをしゃべる主人公。
必殺技は「ラッキーエッグ」。NEXTジェムを虹色たまごジェムを含んだ組ジェムに変えることができる、割りとオールマイティーな技。
前述した着せ替えで他のアイルーの必殺技を使うこともできる。
村のことならほとんどなんでも知っている情報通の男の子。前2作のマイアイルーをアニキ/アネゴとして慕っており、村おこしのサポートをしてくれていた。
いつでも情報収集に精を出しており、今回はパズル祭りを通して、長老の誰にも言えないヒミツを暴こうとするが…?
必殺技は「情報屋のねばり」。落下口の縦列にあるジェムをすべて同じ色にする(色はランダム)。
ピンチを即座に脱出しやすい上、爆弾ジェムやパワージェムの配置によっては即座に凄まじい威力を叩き出すこともできる、初心者から上級者にも扱いやすい技。
詩が大好きな音楽家の青年で、アイルー村に住む前は旅をしながら様々な詩(サーガ)を書いていた。
今回のパズル祭りから新たなサーガを作るためのヒントが得られると思い、パズル勝負に挑戦することに。
必殺技は「色変わりのサーガ」。自分のフィールドにあるジェムをランダムで最大10個同じ色に変える。
そのままパワージェムに変わることもあるものの、ピンチからの脱却手段として使うにはフィールドに予め爆弾ジェムが置いてあることが最低条件、パワージェムを組んでる際にまだくっついていないノーマルジェムの色が変わってしまうとパワージェム作りの邪魔にもなるため、使いこなすのは難しい。
歌って踊れるアイドルを夢見る女の子。ファン獲得のためにいつでもぶりっ子☆
パズル祭りで優勝して、村で念願のコンサートを開きたいと思っている。
必殺技は「バクダンコンサート」。3個先までのNEXTジェムが爆弾ジェムのみの組み合わせになる。
ジェムをガンガン壊しまくれるようになるので、ピンチを直接打開しやすい技。パワージェムを起爆するための爆弾ジェムがなかなか来ない際に使うのもアリ。
虫を集めることが好きな女の子。ウルシのような忍びになりたいと思っている一方、前作までのマイアイルーを師匠と呼びデレて想いを寄せており、本作でも対戦開始前のセリフから師匠への想いを垣間見ることができる。
ジェムの特性に忍術のような不思議さを見出し、今回のパズル祭りで忍びになるためのヒントを得ようと思っている。
必殺技は「ジェムあらしの術」。相手のフィールドのすべてのジェムの色をランダムに変化させるという技。
相手がパワージェムを組んでいる途中だったりすると直接妨害できるが、相手のフィールドにあった爆弾ジェムが隣接するジェムと同じ色に変化してしまうと、その場で起爆してしまい逆に攻撃を浴びせられてしまう。使う前に相手のフィールドに爆弾ジェムがたくさん無いかよく確認しよう。
どこかミステリアスなお姉さん。頭脳は優秀だが大のイタズラ好きで、イタズラ以外にはほとんど頭がまわらない困ったさん。
ネコートさんを勝手にライバル視しており、今回のパズル祭りでネコートとの決着をつけようと考えているが、肝心のネコートさんはパズル祭りに参戦していない(NPCとしてのみの登場)。
必殺技は「ボルテージダウン」。相手のテンションゲージを即座に0にする。
相手の必殺技を封じることで自分のペースで戦いやすくなる、非常に使い勝手の良い技。
お花とかわいいものに目がない女の子。街ではやっているというギャルのようなしゃべり方を使っており、一度喋り出したら止まらないマシンガントークの持ち主でもある。
優勝して村中をピンク一色にデコレーションすればチョーヤバイくらいかわいくなると考え、パズル祭りに参加する。
必殺技は「ピンクデコレーション」。5ターンの間相手のフィールドにピンクのお花を散らして相手のフィールドを見えづらくする。
ただ見えづらくなるだけと侮るなかれ。結構隠される範囲が広く、かなり見えづらくなるのだ。
寝ても覚めても釣りが大好きな少年。釣り以外のことには興味が無いが、釣りに関するウンチクは豊富。
一日中どころか寝ている間も釣りがしたいそうで、パズル大会でいつでも釣りができるように海の上の家を手に入れようと考える。
必殺技は「まきもどしリール」。相手のフィールドのどんぐりジェムの数字を最大10個その難易度の初期値に戻す。
巻き戻した後の数字はその難易度に依存するため、当然「かんたん」「ふつう」よりも「むずかしい」で使ったほうが強力。ただし必ずしも相手のペースを崩せるような場所にあるどんぐりジェムを巻き戻せるとは限らない。
村の漁場の管理を任されている男性。いつか珍しい大物を釣り上げることを夢見ている。
他の場所に大物を釣りに行きたいのは山々だが、漁場の長という立場上村の漁場を離れるわけにはいかず、パズル祭りで優勝して村の漁場に大物を用意してもらって自分で釣ろうと目論んだ。
必殺技は「大物一本釣り」。どう見ても大黄金魚である大きな魚で、3ターン相手のNEXTジェムを隠す。
相手のフィールドに余裕がある時に使っても、ジェムが登場した時に落ち着いて組ジェムを確認できるので妨害の効果は薄い。相手がピンチの時に使ってさらに追い込むのが効果的である。
忍びの修行を積んできた探検家の青年。修行の賜物か、視覚と聴覚に優れており、お宝の鉱石を発見するのが得意。
今回のパズル祭りを通じて、更に忍びの能力を磨こうと考えている。
必殺技は「忍法爆遁の術(にんぽうばくとんのじゅつ)」。自分のフィールドのノーマルジェムを最大3個同色の爆弾ジェムに変える。
どれだけおじゃまジェムが積み上がって下の方のパワージェムが壊せない状況になっても、運よくパワージェムにくっつくような爆弾ジェムができれば壊せてピンチを打開できるかもしれない。いわゆる「カエル積み」戦法をとった時の起爆剤としても使えるかも。
お宝に目がない男の子。メラルー故に手癖が悪く、これまでに何度も長老の持ち物を盗んで隠れたりした。クールな自分を演じているが、宝石を見ると我を忘れて興奮してしまう子供っぽい一面も。
憧れの採掘長の持ち物を手に入れるためにパズル祭りに参加する。
必殺技は「プラスワンピッケル」。相手のフィールドにある全てのどんぐりジェムの数値を+1する。
相手のどんぐりジェムを利用した戦法を崩しやすい技。なお、現在の難易度の初期の数値は上回らない(「むずかしい」なら5を上回る6にはならない)。
『モンスターハンターポータブル 3rd』以降の作品でもお馴染み、タル配便を営むメラルー。誰が呼んだか「転がしニャン次郎」。誰よりもタルを早く転がし荷物を運ぶことに命をかけているほど職業熱心。
以前から欲しかった巨大タルを手に入れるため、今回のパズル祭りに参加した。
必殺技は「タルの滝落とし」。フィールド上のパワージェム以外のジェムをランダムに10個壊す。
数が少なめだが、序盤で積み方をミスってしまったときの仕切り直しには使える。初心者向けか。
プーギーレースに情熱を注ぐ(?)謎の仮面のアイルー。何を隠そう彼女の正体は『モンスターハンター4』にも逆輸入された管理n……おっと、掃除が来たようだ。彼女の詳しい境遇についてはアイルー村Gをプレイして確かみてみろ!
パズル祭りに優勝して、今度は盛大なプーギーレース大会を開こうとしている。
必殺技は「プーギーアタック」。プーギーがどこからともなく走ってきて、下から2段目までのパワージェム以外のジェムを壊す。
まだパワージェムを組むことすらおぼつかない初心者には扱いやすいかもしれない。テンパりやすい人にはオススメ。
食いしん坊なハンターの男の子。いつ会っても何かを食べており口癖も「~モグ」。その食欲はマイアイルーにプレゼントされたアイテムはなんだろうともちろん食べる、大型モンスターを討伐後、「おいしそうだったモグ」と語るほど、味はともかくなんでも食べられるらしい。
以前から気になっていたという、とある珍味を食すためにパズル祭りに参加するが、その珍味とは一体何だろうか……?
必殺技は「いただきどんぐり」。自分のフィールドのどんぐりジェムをランダムで最大10個消す(食べてしまう)。
実に彼らしい必殺技である。
とにかくたくさん食べることが大好きな女の子。「モキュッ♪」という口癖がかわいい。ランチとは古い知り合いだが、食いしん坊な彼をも凌駕する無限の食欲と底なしの胃袋の持ち主。
どうにも満足できない食欲を満たすために、パズル祭りで優勝して村中の食べ物をたくさん食べようと思っているが…
必殺技は「おかわりトマト」。4ターンの間、自分も相手も組ジェムが全て赤のノーマルジェムのみになる。
お祭りで使用できるアイルーの技の中ではおそらく最強の必殺技。相手がピンチの時に使うことで、ジェムを壊せない状況を作り窒息に誘導することはもちろん、自分も赤色のパワージェムが作りやすくなる。トドメはマイアイルーやキラなど、相手が自身に有利なようにネクストジェムを書き換える技をさらに上書きして無効にできるというオマケ付き。まさに攻守両方に優れた必殺技。
畑仕事が大好きで、みんなに野菜を好きになってもらいたい、農場を取り仕切るおやっさん。
優勝したら、村中のみんなに畑仕事をさせたいらしい。
必殺技は「クワの舞」。自分のフィールドのどんぐりジェムを最大10個ノーマルジェムに変える。
似たような必殺技をランチが持っているが、あちらは同じ数を完全に消去する(食べる)のに対しこちらはノーマルジェムになるだけでフィールドには残ってしまう。位置もランダムなのでどんぐりジェムからパワージェムも作りづらく、残念な感じの性能になってしまっている。
プーギーが大好きな女の子。「世界はプーギーを中心に回っている」と考えるほどのプーギー好きで、それが高じてプーギーを集めたプーギーパークを取り仕切っている。
前作までのマイアイルーの協力によりだいぶ村にプーギーが集まったのだが、彼女はそれでも足りないと言いはり、今回のパズル祭りで優勝して村にさらにプーギーを増やしたいと考えている。
必殺技は「なかよしプーギー」。5ターンの間、相手のフィールドにプーギー3匹をうろつかせ、相手のフィールドを見えにくくする。
ピンクが似たような必殺技を持っているが、あちらに比べると隠れる範囲が圧倒的に小さい。特に肝心な落下口付近に至っては全く隠れておらず、もはやギャグでしかない。エッセィマンガ『モンでき。』の特別企画で本作を体験した編集者の江野本ぎずも女史をして、「物理的にフィールドを隠してしまうというよりも、プーギーの魅力で対戦相手をメロメロにしてミスを誘うような技(個人的解釈)」と言わしめた。ターン数もピンクデコレーションと同じで、要するにピンクの完全下位互換。
運動好きで、特に泳ぐのが得意な少年。ガノトトスの背びれのような頭飾りを身に着けているので、泳いでいる時に本物のガノトトスと勘違いされてしまうこともしばしば。
水平線の向こうには何があるのかを泳いで確かめるのが夢で、そのために今回のパズル祭りで優勝して、お休みをたくさんもらおうと思っている。
必殺技は「水平線」。自分と相手両方のどんぐりジェムカウンターの数値を即座に0にリセットする。
使い所としては自分側が大きな攻撃を受けてしまった時。「むずかしい」でゲーム開始3分経過後にどんぐりジェムの相殺が不可能になった際には、相手のジェムカウンターの数値にも気をつけたい。
虫捕り場を取り仕切る少年。ヒーローへのあこがれが強く、同じような傘をかぶった仲間とともに正義のヒーロー「ゴレンニャー」として活動している。仲間からの呼び名は「レッド」。本作にも登場するピンクもゴレンニャーの一員だが当のピンクは無理あり付き合ってる感がすごい。
最近ハマっているという「ある虫」を村でたくさん繁殖させるために、今回のパズル祭りの戦いに挑むが…?その虫とは情報屋曰く「G級のG」。
必殺技は「どんぐりキャッチ」。3ターンの間、自分のフィールドに落ちてくるどんぐりジェムをジェムカウンターにためておける。
ためておく間にフィールドをキレイにしておくこともできる他、相殺ができる状況ならカウンターのジェムを相殺することもでき、自分のペースで戦いやすくなる。ただし、いずれもツモに大きく依存することになる戦法で、ためている間に相殺しきれるほどの腕がない場合はガノや長老などのジェムカウンターを完全に0にする技を使ったほうが良い。逆にタイミングを見極めて相殺する事ができる実力者ならこの技の真価を活かせるだろう。
村の採掘場を取り仕切る青年。職人気質で、採掘には一切の妥協を許さない。
どうやらすでに村の採掘場は掘り尽くしてしまったらしく、パズル祭りに優勝して村に新しい炭鉱を作ってもらい、まだ見ぬレア鉱石を掘り当てようと考えた。
必殺技は「どんぐりけずり」。自分のフィールドにある全てのどんぐりジェムの数値を-2する技。
相手のジェムパターンよってはこの技を使うことによって素早くパワージェムを作れるかもしれない。もちろんあまりにもジェムが積み上がりすぎてもう壊せないような状況になってから使っても意味は無い。使い所を見極めよう。
村のプーギーパークで飼われているプーギーの一匹で、唯一のプーギーとしての参加者。「思い出ストライプ」の服を着ている。
彼(?)にも彼なりの狙いが会ってパズル祭りに参加したようだが、アイルーたちに分かる言葉を話せないので何を考えているかはわからない…。本人はパズル祭りをエンジョイしている様子。その証拠に若干モーションが荒ぶっている。
必殺技は「シマシマニア」。自分のフィールドの3の倍数の横列にあるパワージェム以外のジェムを全て青色ジェムに変える。さながらストライプのよう。
予め青色のパワージェムを作っておき、かつ3の倍数のいずれかの横列に適当な爆弾ジェムを仕込んでおくことによってスキルを発動すると即座にパワージェムを壊すことができる、ユニークながら強力な技。もちろん作るパワージェムは青色でないと意味が無い。
ぐーたらで物忘れがひどいが、精神年齢がとびきり若く思いつきで動き出したら止まらない何かとトラブルメーカーな村の長老。だがどこか憎めないおじいちゃん。
今回は思いつきで村を盛り上げるパズル祭りを開催するが、優勝賞品として「望みを何でも叶えてやる」と言い出したからさあ大変。お祭りの主催者という立場上、お祭りモードではプレイヤーとして選択できないが、お祭りモードで勝ち進んでいくと……?
必殺技は「長老オーラ」。相手から送られたジェムカウンターの数値を相手に跳ね返してしまう。
文句無しに最強級のチート必殺技。お祭りモードでのみんなのトラウマ。対人戦で使っても使い方によってはリアルファイト勃発の危険性がある。使う側としては相手の大火力攻撃をあしらうばかりかそのまま弾き返せるので強力極まりない。まさに最凶。
対策として、この技は「発動した時点までにジェムカウンターにあるジェムを弾き返す」という性質なので、使われたあとの同一ターン内に連鎖をしてあとから相殺できるほどの火力を出せば弾き返された分もチャラにできる。
お祭りモードを進めているとランダムで乱入してくることがあるモンスターたち。本作ではモンスターたちをパズル勝負で追っ払おうとする。恐ろしいアイルーたちである。それ以前にモンスターたちはパズルのルールを分かっているのだろうか?
彼らにパズル勝負で打ち勝つことによって、該当するモンスターを「ひとりで・友達とパズルー」で使えるようになる。
この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいますニャ。 ここから下は自己責任で突っ走ってくださいニャ。 |
全身に雷をまとい、強烈な放電を得意とする牙竜種の大型モンスター。別名雷狼竜。
『モンスターハンターポータブル 3rd』のパッケージを飾ったことでも知られ、前作アイルー村Gでも彼の存在が大々的にプッシュされていた。
必殺技は「いかりの放電」。2ターンの間相手の方向キーの操作をシャッフルし、操作をちぐはぐにさせる技。
喰らってしまうとシャッフルされる方向は毎回違うため、思い通りに動かすのがかなり難しくなる。そして何よりハードドロップができなくなり、ジェムを組むスピードをかなり遅くされてしまう、雷狼竜の名に恥じない強力な必殺技だ。
「クック先生」の愛称でお馴染み、愛され系の鳥竜種の大型モンスター。別名怪鳥。
大きな耳とクチバシが特徴で、ついばみ攻撃を得意とする他、口から火炎液を吐き出すこともできる。
必殺技は「乱れついばみ」。相手のフィールドのノーマルジェムをランダムで最大10個どんぐりジェムに変える。
農場長とちょうど真逆の性質を持つ必殺技。運が絡むが相手の攻撃を阻止することができるかもしれない。あと発動時のモーションに圧迫感があってちょっとウザいかもしれない。
甲殻種の小型モンスター。成体のダイミョウザザミを差し置いてのまさかの参戦である。
小さい故の素早い動きとザザミ種の硬い甲殻を併せ持っている。
必殺技は「カウンターブロック」。1ターンの間に自分が受けたどんぐりジェムをナシにできる。
早い話がガノの技の完全上位互換である。
長い体毛と大きな角が特徴の草食種の小型モンスター。
普段はとてもおとなしいが、怒らせると大きな角で反撃してくる。力も強い。村の牧場で飼育しているポポが脱走してきたのだろうか?
必殺技は「ポポの突進」。相手のフィールドの爆弾ジェムを最大10個同色のノーマルジェムに変える。
相手の組んでいた連鎖を台無しにしやすく、相手の戦法によっては強い技。
本作でもシリーズ恒例の他作品とのコラボレーションは健在で、ネットワークに接続してタイトル画面の「ダウンロード」を選ぶことで自動的にマイアイルー用のマイメロディとクロミのコラボ衣装が追加される他、ゲーム中の隠し要素としてトロとクロのお面も獲得できる。
コラボ衣装はどれも独自の必殺技を持っている。なお、マイメロディの服とクロミの服の配信は終了しました。
SCEの人気シリーズ「まいにちいっしょ」より、人間になりたがっている白ネコの井上トロを模したお面。
「トロ・ステーション」のパーソナリティのひとりとしても有名。着せ替えるとマイアイルーの毛並みが強制的に白色になる。
必殺技は「ホワイトシャッフル」。自分のフィールドにある全てのノーマルジェムの色をランダムに変える。
要はツバキの必殺技のジェムあらしの術の劣化版を自分に対して発動するようなものである。どんなに切羽詰まった状況でも相手から送られてきたどんぐりジェムがフィールドの殆どを占めている状態では発動してもピンチの脱却にはつながらない。もちろん余裕がある状態でもこの技を活かせるような状況は殆ど無く、完全なネタ技である。どうしてこうなった。
SCEの黒き魔王「トロ・ステーション」よりクロの相方で知識欲の権化(要するにオタク)で人間みたいな黒ネコ、クロを模したお面と蝶ネクタイ。
着せ替えるとトロのお面と同じようにマイアイルーの毛並みが強制的に黒色になる。
必殺技は「ブラックシャッフル」。相手のフィールド上のすべてのパワージェムを、ランダムな色のノーマルジェムに分解してしまう。
使われる側からすれば非常に厄介な技。使う際は相手のフィールドをよく観察してタイミングを見極めよう。
サンリオの人気キャラクター、マイメロディのトレードマークのピンク色のうさ耳頭巾。
黄色のリボンがワンポイント。テレビシリーズは公式が病気なことでも有名。
必殺技は「マイメロディのお願い」。自分のフィールドにある全てのどんぐりジェムの数値を即座に1に変える。TV版の視聴者へのお願いではない。
実質農場長のクワの舞の上位互換。相手のジェムパターンを利用した戦法が取りやすくなる。
自称マイメロディのライバル、クロミの黒いうさ耳頭巾。
TVアニメ版「おねがいマイメロディ」の悪役として登場したオリジナルキャラだったが、同作でのマイメロがナチュナルに鬼畜すぎてクロミが全然悪役に感じないことも手伝い彼女単体でも人気が出たため、テレビシリーズ終了後もマイメロとともにグッズ展開が行われている。
必殺技は「オジャマチェリー」5ターンの間相手のフィールドに巨大なさくらんぼを送り込み、フィールドを見えにくくする。
隠れる範囲は園長のなかよしプーギーほど悲惨ではないものの、ピンクのピンクデコレーションには軍配が上がる。これらは全て持続時間が5ターンなので、なんとも微妙な立ち位置になってしまっている。
モンハンシリーズ初の落ち物パズルゲームであり、パッケージ版の価格も発売当初から税込2,999円(ニクキュー円)とリーズナブルだったのだが、PSP末期に差し掛かっていた時期の発売であったこと、どこかで見たことのあるような内容であることなど悪条件が重なり、シリーズでも特に空気のような存在になってしまっている。
「どこかで見たことのある」と感じるのもキャラ差し替え元となったスーパーパズルファイターⅡXのさらに大元である落ち物パズル「ぷにっきいず」の開発経緯を考えたら当然といえば当然なのだが…詳しくは例の某2424の記事を参照のこと。
ニコニコ大百科でも2016年8月までに発表されたコンシューマー用モンハンシリーズのうち本作の記事のみ作られていなかったことがその影の薄さを物語っている。 嗚呼…
その某2424とアイルーとの関係なのだが、本作から2年後にアイルーシリーズのソーシャルゲーム「モンハン いつでもアイルーライフ」とぷよぷよのスマホ用ゲーム「ぷよぷよ!!クエスト」との間で本当にコラボレーションが実現してしまい、ぷよクエの方には「アイルー」とウルクスス装備のアイルー「ユキマル」がキャラクターとして登場した。
事実は小説よりも奇なりである。
現在はPlayStation Vita用のPlayStation Storeにて、ダウンロード版の本作が税込500円というかなりお手頃な値段で購入できるので、この記事を読んで興味を持たれた方はぜひともダウンロードしてみてはいかがだろうか?
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最終更新:2024/12/21(土) 23:00
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