ニコニコ大百科

何をもってアニメのレベルを決めるのかって話だしなぁ
延期や再放送はリアル事情（犯罪・災害）絡むときあるし
総集編と言ったって最初から計画されてる時もある
そも毎週やる＝面白いとはならない訳で
これが作画崩壊・音響ミスなんかだと話は別だけどね
後逆に言ってしまうと場外的な理由も無くコレがこのアニメの全力って事だし
まぁ、作品のクオリティの部分に関係する話では無いよね

いくらアニメーション制作進行に問題がないと言っても中身がこれでは万策尽きた方がマシだったのでは？
現状これを魅力的な映像作品だと思っている人どれだけいるの？
話の芯が腐っているどころかほとんど無いまでいってるような

作画の良さは今期トップレベル
中身の無さは今期の他の異世界ものと五十歩百歩だと思うわ

中身の無さは今期で見たらワースト争いだろ

異世界物だと本好きの下克上が遥か上にあって、これはワースト争いしてる感じ

他もギャグ側のけものと慎重は中身無くても特に問題ないし
超人は中身が無いと厳しいジャンルで中身が無いんだもんな

>>1746
中身が無いと厳しい題材を扱ってはいるけど、それを差し引いてもあまりに作品として陳腐過ぎると思うわ
世界観設定やキャラ設定が全く練り込まれてない印象がある。
軽く語ろうとしてもツッコミどころと不満点が山のように出てくるからな（不満点に関してはもうスレで出尽くしてるだろうからここでは書かんけども）

しかもこれの前に４作品も書いて５年以上作家やってたプロが書いてるっていうんだから信じられんよ。他の作品でここまで惨憺たる評価の作品は無いからほんとにどうしちゃったんだろうね（まあ、オリジナリティに欠けたりご都合主義が強いっていうのはたびたび指摘されてるみたいだが

中身がないのは別に良いんだが、ある種のタブーに役満で触れている挙句、それを善として描写しているからな

中身が皆無なのではなく、マイナス方面に振り切ってる方が問題よ。手塚治虫氏の言葉を思い出して欲しいもんだね

本当に中身のない「だけ」な作品はそれこそ毒にも薬にもならないというか、淡々と切って存在自体忘れ去るだけだからな。少なくとも自分にとっては。
その点このアニメは一見すると中身スッカスカなようで、口移しに始まり脳改造や核ミサイルに至るまで、無い方がマシと言えそうな不快な中身が要所要所から漏れ出してくる。

突っ込みどころが多いメチャクチャワールドなのはなろう系あるあるだから正直またかって感が強い
人としてどうよって行動を取っておいて善人扱いも
なろう系では「相手が悪い人だからOK」って免罪符掲げて凄惨かつ陰湿な私的制裁を加えるのはもはやお約束と化してる

ただ他のなろう系は「元々は素人が書いた作品でそれを手直ししただけだから変なところあっても仕方がない」って言い訳が一応できるんだよね
（書籍化やアニメ化した時点でプロなんだから、まともな作品になるまで手直ししてから世に出せよとは思うし
悪人を善人として描くのは技術の問題ではなく作者の倫理観の問題の気もするが…）
超人の場合は元からプロだから、素人なので見逃してって言い訳も通用しないっていうね

（>>1749の続き）
それと今期の他の異世界枠である本好き・けものみち・慎重勇者はそれぞれに主人公が、視聴者から見ても作中の他の登場人物から見ても常軌を逸しているレベルで本人にとっては天地がひっくり返ろうと絶対に譲れない「こだわり」を持っていてそこがギャグにせよシリアスにせよストーリーを展開していく起点になっているという共通点があるのだが、マヨ総理にはそれが無いんだよな。
のうきんにしたって異世界転生物でありながら主人公が特別な力とか英雄願望よりも日常系みたいな楽しい友人達との仲良く平穏な生活を望んでいるという所を更に突き詰めてほのぼのギャグに特化させていて、シリアスな戦いとか人死にはあっても「魔王配下の幹部格」的なのが襲ってきたりするわけでも無く作中世界での戦闘職にとっては日常レベルの盗賊からの防衛とかモンスター狩りみたいなのに留めてたりとか。

（>>1751の続き）
一方でマヨ総理の場合、「こだわり」と呼べそうな物は強いて言えばマヨネーズと民主主義だが、どっちについても見えるのは「（作中の現地人にも作品外の読者・視聴者に対しても）ウケが良さそうなものをとりあえず並べてみました」という「打算」であって、「御子神司」といういち個人の「こだわり」とか「人間性」では無い。

>>1751
慎重とけものが面白いのはそこだよね、信念っていうと大袈裟だけど話の起点として動かしやすいような個性がキャラクターにあるから。
けものみちの原作の暁なつめ先生の作品が面白いのはそこで、キャラの個性からエピソードを作りやすいようになってるんだよ。
エピソードの中でキャラクターがすごく生き生きしてる。

結局のところこの作品の異世界って主人公サイドを肯定するための舞台装置しかないだろうからなぁ
それありきで作られてる感が強いから全体的に話の薄っぺらさが目立つんだと思う
世界観ありきで作られててそれを基にしっかりキャラクターが作られてる作品じゃここまで酷い事にはまずならないから

民主主義をなぜ最良と思うのか
そこに答えを出せないのなら医者が作ろうとする永遠のディストピアを
よく知らないがだめに決まっているからダメと言って否定するか
そこに触れないまま終わるかのどちらかという政治家失格の終わりになってしまうぞ

でも革命に踏み切った理由が「現行法じゃ貴族に歯向かった自分や村人らが死刑になるから」だからなあ
だからって四民平等の民主主義国家でも放火と誘拐の報復に住居に押し入って暴行を働いたら犯罪よね
領主が放火、殺人未遂、強盗、誘拐と強姦未遂、村側が凶器準備集合、器物損壊、住居侵入、殺人の両成敗になる
だから物語的には主人公側の貴族蹂躙の正当化の受け皿としての革命という状態が欲しいわけであって
民主主義国家という結果を信仰しているようには見えないんだよな

今さら第一話を見返したんだが、手品師が空中浮遊を見せて傭兵が高度な魔法と勘違いして驚いていたけど、傭兵が「なんだ空中浮遊か。それ位の初歩の魔術珍しくも無い。斬れ！」と言う可能性もあったな。

>>1756
総理の心の中にある国の法律に照らして裁いて居るんやろな。どんな無道でも力があれば国が成立すると言うのを「苦々しいが現実にはありうる」とか言わずに肯定していたし

削除しました

>>1756
＞だから物語的には主人公側の貴族蹂躙の正当化の受け皿としての革命という状態が欲しいわけであって
＞民主主義国家という結果を信仰しているようには見えない
そこなんだよなあ。民主主義なら少なくとも最終的な目標としては異世界の人々と超人高校生達の双方に、建前上でも平等な権利が保障される国家を建国する事のはずなんだが、そこは「神とその神の遣わした天使」としてちゃっかり特別扱いされる立場を確保しているからな。
そしてそこに加えて極め付きには脳改造ですよ。これはもう正体現したねとしか。

言っても宗教を使って自由民主主義を信仰する宗教国家が作りたいだけでしょ
実際完成して安定したら帰る気満々だし
彼らのはこの国に居座る気なぞ毛頭無い訳でだからこそ宗教的象徴でありながら政権を担ってる

>>1760
「自由民主主義を信仰する宗教国家を作る」ってのも、言ってみれば自分達に都合の良い政治的ビジョンを相手国の政治的事情とか歴史的経緯とかガン無視で強引に他国に押し付けているだけだからな。
「完成して安定したら帰る気満々」とは言っても、その肝心の帰る方法を見つけて実際に帰れるまでどれだけの時間がかかるかもどんな手段が必要になるかも解らんし、それまでの間自分達が「余裕で生き抜く」ためにそれが出来る国作りをしているんじゃないの。

本好きやのうきん、けものみちみたいに「（転生・転移先の）世界のためという壮大な話よりもまず自分の中にある譲れないもののため」というのを貫き通すわけでもなければ、反対に慎重勇者みたいに自分の救いを求めている世界を救うために必要とあらば自分が嫌われ者に回ってでも、その世界を救うために最大限できる事をやるという覚悟があるわけでもない。

それでいて異世界の人々のためにやってんだからその世界の奴らからは感謝されて当然称賛されて当然みたいな描き方されているのが鼻につくんだよ。

帰る手立てを探すためにも或程度の収入と拠点がいると言う事なら魔王様リトライでしていたようにすればいいしな。RTAで森の化け物退治に主力を差向けてリルルをｲﾝｻﾞｰｷﾞに攫わせたところから全てが狂いだした

手品して神を名乗りマヨネーズばらまいて実権を得るというのは
詐欺からの賄賂だからな
結果が良いという点で肯定するというのは
どちらかといえば独裁というリターンの大きい政治を肯定する理屈だ

政治史とかあんまり詳しくないけど、異世界だからって何でも異世界の王政や貴族制より現代日本風の民主主義や普通選挙が優れているって事になるのかな？
異世界の人々がみんな意識高い系市民で、貧民層まで平民の政治参加を望むほど啓蒙が進んでいるとかならともかく、異世界の王様や貴族が圧政だ→よし、みんなで革命して、民主主義で普通選挙にして、貴族や王様を追い出そう→民主主義を持ち込んだマヨ首相バンザイってなんか違う気がする。

>>1764
4話の豚領主とのやりとりを見てもらえばわかるんだけど、報復とはいえ貴族の屋敷を平民が襲ったら
自分達が死刑になるから帝国を打倒して民主国家を起こそうって毒を食らわば皿までを地で行ってるだけで
身の安全が原動力であり異世界の王政と現代の民主政の優劣が土台になってるわけでもないと思うよ
実際1話の貴族側の平民への横暴を見た後でも革命に踏み切ろうってしてるわけでもないし

人間の汚さを「美しい政治体制」で覆せるわけが無いのにな
しかも、君主制と共和制とに優劣をつけるために君主制側に汚い人間を出すのはありふれた古典的な演出やけど、この作品は作者が勘違いして共和制(主人公・善人)側の汚さを隠しもせずに描いているから視聴者も騙され様が無い。

革命を起こして楽しみたいが故に革命以外に手がない状況にしか思えない上に「帰る手段見つかったら帰る」ってのも所詮異世界だしっていう無責任さを感じるのがね

なろう系はどいつもこいつも現世に帰りたがらない懐かしむそぶりすらロクに見せないと揶揄されてきたが
帰りたがる奴が出たと思ったらこれってのもなんだかなあ

>>1765
そうなるとますます分からない。
現行法ではみんな死刑になるから仕方なく革命起こして革命政府作って、帰る方法が見つかればさっさと帰るけど、それまでは毒を食らわば皿までである程度安定するまでは面倒は見る。
だったら何故民主主義なのか？
自分たちは帰れるなら帰る気なのに、周辺諸国が君主制だらけの中でその異世界に根付いてすらいない共和制国家にして安定するまで面倒見るのが合理的なのか？って思うなぁ。
何もないところから民主制をにするって簡単に言うけど、日本だって明治となり民主主義による初めての選挙から現代のような形の平等な普通選挙になるまで50年以上かかっているのに。
その他、議会を作ったり政党を作ったり、法整備したり、それ以前に国民の教育制度を整えて国民のレベルを中世から上げなければ衆愚政治になるだろうに、その辺りまでしっかり面倒見ないと、安定するまでちゃんと面倒見た事にならないと思うんだけど。

上記にもあったけど、マヨ総理がケモナーマスクのケモノ好きみたく、民主主義に狂っているほどに物凄い熱意があり、共和制こそが人類の至上みたいな思想家ならともかく、仕方がないからだからなぁ。

>>1768
この作品そういうなろう系によく出る批判の逆張りしてるよね
ポッと渡された力でイキる→元から超人
一人の万能で～→超人は七人出す
みたいな
ただよく理解してないのかとりあえず逆張りしてるだけ
元から超人のはずなのにその方面でボロ出すし
超人７人にしてるのにやってる事はマヨの外付け強化パーツにしかなって無いし
要素同士の繋がりやそれが何故批判されてるのか調整も無しに逆張りすらこうもなるよ