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月刊少年ギャグ王単語

ゲッカンショウネンギャグオウ

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月刊少年ギャグ王とは、かつてエニックス(現スクウェア・エニックス)が発行していた少年向け漫画雑誌

1994年創刊、1999年休刊。通巻60号。

概要

前身は1993年に発行された「月刊少年ガンガン増刊4コママンガ劇場」。当時エニックスでは『ドラゴンクエスト 4コママンガ劇場』がヒットしており、読者投稿から多くの作家デビューしていた。それらの作家オリジナル作品を中心としたギャグ4コマ漫画雑誌として創刊される。そのため初期には、4コマ漫画1Pコミックとして連載を開始し、後にストーリー漫画に転換した作品が見られる(『ちぱパニック!』『RUNRUNブラザーズ』『御意見用っ!!』など)。またマイナー刊誌の常ではあるが、連載が短期で終了したため単行本化されないままの作品も多い。

メインターゲットとして小学生を想定した、「月刊少年ガンガン」よりも「コロコロコミック」や「コミックボンボン」路線の雑誌のはずだったが、全盛期読者層は「ガンガン」の読者層に非常に近かったと言われており、連載作品の雰囲気もそれに近いものがあった。

1996年末から1997年にかけて、『うめぼし』『勇者カタストロフ!!』『トルネコ一家の冒険記』『レニフィルの冒険』といった創刊からの看作品や、『ちぱパニック!』『RUNRUNブラザーズ』ら初期からの人気作が立て続けに連載を終了。入れ替わりゲームコミックが大量に投入され、「ガンガン」路線から「コロコロコミック」路線へ、本来のターゲットだった小学生向けへの大幅なリニューアルが図られた。が、このリニューアルは新規読者層の開拓よりも、むしろ既存の読者層を手放す形になったと見られ、発行部数は減少が続いた。

1999年、誌名を『少年Gag-Oh!』に変更し心機一転を図ったものの、リニューアルから僅か3号で休刊となった。休刊の原因は、誌名変更により読者が書店で雑誌を見つけられないという事態が生じ、致命傷な販売数減を招いたとする説がある。少なくとも休刊の決定がかなり急なものだったことは、最終号における各連載作品の様子からも明らかであった。

主な連載作品

編集中 この項は、記事主が頑って書いている途中です。
でも記事主が単行本を買ってなかったせいで詳しく書けない作品もあったりするので、加筆してくれる編集者を募集しています。

うめぼし三笠山出

創刊号1996年12月号、全2巻】

奇才・三笠山出一の連載作品。当時作者は現役の高校生、連載中に大学に進学。シュールネタの数々と、4コマの欄外に好き勝手に記される落書きがギャグ王連載作品の中でも際だって異色な雰囲気を醸し出していた怪作。「4コマより落書きの方が面い」とまで言われ、単行本は落書き全収録するために本来の新書版ではなく一回り大きいA5版で発行された。担当編集者飯田(のちの月刊少年ガンガン編集長)がたびたび出演し、異様にキャラ立ちしていたことでも知られる。連載の終了は単行本2巻の発売直後であり、そのため4話分が単行本未収録状態になっていた。そのインパクトから休刊後もギャグ王をる際にはっ先に名前の挙がるタイトルであり、熱心なファンが復刊活動を展開。2003年大都社から未収録分も含めた完全版が発刊された。

勇者カタストロフ!!牧野博幸

創刊号1996年12月号、全4巻】

当時『ドラゴンクエスト 4コママンガ劇場』の看作家だった牧野博幸初のオリジナル連載。お調子者の屋ズックが、ひょんなことから勇者に仕立てあげられ、魔王退治に駆り出される破天荒ギャグファンタジー。王突然現れた巨大デパートと商売合戦を繰り広げたりしつつ、やがて物語行方不明父親を捜すという的のへ向かう。基本的には『魔法陣グルグル』のようなRPGパロディギャグ作品だが、根底には「商売」と「環境破壊」というテーマが流れており、破天荒ギャグを残しつつシリアスストーリーを展開していった。

半熟法帳(新山たかし

創刊号1999年4月号(休刊号)、全9巻】

「ギャグ王」の創刊から休刊まで、休みなく連載を続けた一の作品。半人前の忍者4人組が繰り広げるドタバタギャグ漫画であるが、作者ドラクエ4コマでもお色気ネタを頻繁に使い、担当に怒られていたという新山たかしだけあって、全編に渡ってちょっとエッチネタ重が非常に高い作品であった。特に連載が後半になればなるほど、(建前上は)小学生向けの雑誌とは思えないきわどいネタが増えていった。休刊時は他誌に移籍することもなく、そのまま雑誌とともに連載を終了。最終巻となった9巻にはページの不足分が描き下ろされている。

幻想大陸夜麻みゆき

創刊号1996年5月号、全2巻】

心優しき少年十六夜、軽薄な騎士カイ記憶喪失ダークエルフ・ジェンドの3人組のを描いたほのぼのファンタジー。のちに「月刊少年ガンガン」で連載される『刻の大地』は本作の前日譚(もしくはパラレルワールド)にあたり、「月刊Gファンタジー」で同時期に連載された『レヴァリアース』は同じ世界のさらに過去の話である。基本シリアスなこの2作品とは異なり、こちらはギャグ中心。当時、夜麻みゆき作品は女性人気が非常に高く、「ギャグ王」でも看作品のひとつとして連載終了後もたびたび復活していた。ちなみに『刻の大地』はその後連載が中断、未完のまま打ち切りが決定している。

Pico☆Pico衛藤ヒロユキ

創刊号1995年2月号(中断)、1996年10月号~1997年5月号、全1巻】

かつてみのり書房の「ゲームプレイヤーコミックス」に4話だけ連載された同名作品(後に『魔法陣グルグルランド』に収録)の1000年後の世界を描いたギャグファンタジーデジタルメルヘンが混在する世界で、1000年に一度生まれる「の子」たちが、放課後だけRPGの冒険に出かける。『魔法陣グルグル』よりも衛藤ヒロユキ趣味的な要素がより強く出ている作品であり、ストーリーなどあってきがごとしである。

トルネコ一家の冒険記村上ゆみ子、脚本:小松崎

創刊号1997年5月号、全4巻】

ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』のEDから『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』までの間を繋ぐ物語(ただし、「DQIV」の他のキャラクターは登場しないなど、パラレルワールド的な扱いである)。物凄い宝物が眠るという「不思議のダンジョン」をめて、トルネコ家族を引き連れてに出る。作画担当の村上ゆみ子はドラクエ4コマ時代から鳥山明に極端によく似た画で知られ、本作でもそれが存分に活かされている。

レニフィルの冒険石田和明)

創刊号1997年1月号、全4巻】

ドラクエ4コマ明期の看作家のひとり、石田和明の初オリジナル作品。掟を破り里を追い出されたエルフ少女レニフィルと、彼女に拾われた近衛兵志願の士の少年カイルの冒険譚である。『半熟法帳』ほどではないが微妙にお色気シーンがあったりして、当時の小学生男子ドギマギさせた作品のひとつ。ちなみに作者本人のブログでは、較的最近描かれたレニフィルイラストが見られたりする。

殺し屋ジョージ梶原あや)

創刊号1997年4月号、全2巻】

ドラクエ4コマでもそのシュールな画ネタコア人気を誇った梶原あやのオリジナル4コマ。非常に気弱で可愛いもの好きの殺し屋であるジョージ主人公……のはずなのだが、途中から登場した忍者ウサギにいつの間にか主人公の座を乗っ取られていた。シュールすぎるネタと展開、そして画は健在であり、話の途中で忍者ウサギジョージたちとは一切絡まない胴長パンダたちネタが脈絡もなく挟まれるのが一層カオス空気を醸し出していた。決して看作品ではかったが、「うめぼし」や「少年探偵彼方」、「すすめ!!ダイナマン」などにジョージパロディキャラが登場したり、忍者ウサギがちぱや彼方と競演したりするなど、何かとされていた作品であった。2011年、「けんけん間軒」などのエニックス時代の作品集(上下巻)の中に入る形で復刻が決まった。

もけけ日記桜井哉)

創刊号1997年2月号、全2巻】

ある日突然藤沢に現れた、ダチョウに似た生物「もけけ」(途中でサイズの小さい「みけけ」「うけけ」「めけけ」が増えて4匹になる)を中心にした摩訶不思議系4コマ。もけけの飼いで明るい元気少女由良男勝り(あきら)、冷静沈着な冴子の中学生3人メインキャラに据えた構図は、後の「まんがタイムきらら」系の萌え4コマ微妙に近いような気もしないでもない。看ではく、インパクトの強い作もなかったが、名脇役的なポジションされた作品。番外編としてパラレルなファンタジー世界舞台にした「ノーザンファンタジー」編がある。最終回ストーリー漫画で割と泣ける展開に。単行本では加筆されハッピーエンドになった。

ボケ人ウッカリマン岩村俊哉)

1994年6月号~1996年4月号、全3巻】

月刊少年ガンガン」で「電撃ドクターモアイくん」を連載していた岩村俊哉の作品。ある日うっかり怪獣を解き放ってしまった責任地球にやってきた…はいいものの、赴任先でいきなり少年瀕死にさせてしまい、治療がてら彼の体で活動する羽になる何をやらせてもうっかりな失敗をしてしまう駄ヒーロー・ウッカリマンが、怪獣などと戦う話。初期はギャグ色が強かったが、後半はウッカリマンの出生にまつわるが明かされるなど、シリアス展開になっていく。

妖怪トロール ナム西川秀明

1994年7月号~1994年12月号、『ZENO』収録】

妖怪妖精界の王女にして悪事を働く妖怪をお縄にする『妖怪トロール』のベルと、修行のために妖精界に送られたナムール王子、ナムが繰り広げるドタバタギャグコメディ。同時期に本誌で連載していた『ZMAN』がシリアスであるのに対し、こちらはほぼ全編がギャグで構成されている。読んでいるとおこしが食べたくなる漫画である、多分。なお、当時は6話まで連載されていたが、収録単行本である『ZENO-西川秀明短編集-』には2話までしか収録されていないのに注意。今でこそハードエロス+バイオレンス漫画中心である西川秀明の、重なギャグコメディであることを追記しておく。

すすめ!!ダイナマン池田

1994年8月号~1998年12月号、全6巻】

ボムボムから(頼みもしないのに)やってきた落ちこぼれヒーローダイナマンが、地球の悪や邪魔(よこしませい)からの刺客達を爆弾で爆破する4コマギャグ漫画ボンバーマン?科学戦隊?いや関係ありませんよ?悪ガキ&直樹との騒動や、見栄っりが着て歩いているような見栄雄(みえはる はるお)や、勘違い女・忌野怪子(いまわの かいこ)らへの制裁、無敵ブスストーカー百合香(しらゆり かおり)との攻防、ボムボムダイナマンの所業に悩まされる王様とけらい君、ダイナマンの始末屋として送られてきたが同じく落ちこぼれヒーローですっかり地球に居ついたガンダマンとターバン、邪魔皇帝からの刺客との緊感のないバトル等のネタで構成されている。刑事になった「ダイナマン刑事長編」やOLとなって働いている「OLダイ子編」等のパラレルストーリーも。日常のムカつく事を読者葉書で送り、ダイナマンが爆破する「ダイナマン世界平和向上委員会」なるコーナーもあった。なんと「ギャグ王」のテレビCMダイナマンアニメーションで動き、々にギャグ王爆弾を投げ込んでいる。衝撃ボンバー!作者サイトにて続編『すすめ!!ダイナマン21』が連載中。

少年探偵彼方 ぼくらの推理ノート井上いろは原作

1994年10月号~1996年3月号、全2巻】

ちぱパニック!!(幸宮チノ

1995年1月号~1997年4月号、全3巻】

から生まれた小さな悪魔・ちぱと、小泉・間るるななどの小学生たちが織りなすコメディ。お気楽なギャグを基調としつつも、物語の要所要所で心温まるシーンを入れてくるハートフルな作は幸宮チノという漫画家の原点を感じさせる。小学生のくせにラブコメ要素も大いにあるところがあなどれない。物語の時間経過が現実と同じであり、たちが小学校4年の時から始まって連載2年余り小学校卒業と同時に完結した。

HEI-SEIバンパイア浅野りん)

1995年5月号、8月号~1996年1月号、『平成バンパイアの逆襲』収録】

平成まれのハーフバンパイア少年アキ。彼を溺するバンパイア父親には振り回されれ、彼がバンパイアであることをバラされないように日々奮闘するアキだったが、破天荒かつバンパイアであることに頓着な性格であるに苦労し続けるというコメディー漫画浅野作品にはしい4コマ漫画であったが、途中からショートに以降。後に「ガンガンWING2000年1月号に収録された読み切り続編『平成バンパイアの逆襲』では、ややシリアス色が濃くなったが、最終的には前作と同じくギャグ漫画である。

RUNRUNブラザーズ川本太郎

1995年8月号~1997年1月号、全2巻】

最後の楽園・学園坂本太郎

1995年9月号~1997年3月号(楽園)、同年4月号~1998年8月号(学園)、未単行本化】

御意見用っ!!(よしむらなつき)

1995年12月号~1999年4月号(休刊号)、ガンガンWINGに移籍、全8巻】

科玉条!?曾我あきお)

1996年2月号~1997年1月号、全2巻】

ナイトウォーカー!(東まゆみ)

1996年3月号~1996年8月号、『ナイトウォーカー!』収録】

EREMENTAR GERAD』、『スターオーシャン セカンドストーリー』や『ヴァンパイアセイヴァー』のコミカライズでその名を知られた、東まゆみのデビュー作。小学生の梶木太の前に現れた夢魔のリージュが、あの手この手で彼の魂を奪おうと奮闘するも失敗、更には夢魔シェール、獏といった面々も乱入するややお色気ありのギャグコメディ。一話一話のことわざ四字熟語タイトルが特徴的な漫画でもあり、一応お色気マンガしたつもりだったらしいが、当時の作者20)がも恥じらう乙女だったため、リージュがアホの子になるなど、必然的にギャグ漫画寄りとなってしまった。余談ではあるが、同じく東まゆみの読み切りである『ストレート!』(単行本『GET!』収録)には、高校生になり、ボクシング部の副将となった太も登場している。

少年探偵彼方 ぼくらの推理ノート(祥寺はるか原作

1996年5月号~1998年8月号、全5巻】

とんでも勇者・第2章白井寛)

1996年3月号~8月号(無印)、1997年3月号~10月号(第2章)、全1巻】

怪傑!オピウム君(山ひろみ)

1996年7月号~1997年9月号、全2巻】

ハイパーレストラン香&娜→たかなし香)

1997年3月号~1999年4月号(休刊号)、ガンガンWINGに移籍、全8巻】

ファイアーエムブレム 聖戦の系譜藤森ナッツ

1997年3月号~1999年4月号(休刊号)、ステンシルに移籍、全6巻】

任天堂&インテリジェントシステムズゲームファイアーエムブレム 聖戦の系譜」のコミカライズ作品。FEストーリー漫画が基本的にシリアスだったのに対し、本作はギャグ色が強かったが、中盤辺りからシリアス要素が強くなっていく。ちなみに前半と後半では別人と思えるほど絵柄が変わっている。

ドラゴンクエスト ヴァーチャルバトラー仁(御まちこ

1997年4月号~1998年6月号、全3巻】

アークザラッドIIかおる

1997年6月号~1999年4月号(休刊号)、全4巻】

ドラゴンクエスト 天空物語(幸宮チノ

1997年9月号~1999年4月号(休刊号)、ステンシルに移籍、全11巻】

ドラゴンクエストV 天空の花嫁」の、青年時代前半と後半の間の空白期間にスポットを当てて描いた漫画作品。幸宮チノの代表作。「DQV」の王子テンと王女ソラ主人公息子)が、両親を探すためにに出る話。「ギャグ王」休刊後は「刊ステンシル」→「月刊Gファンタジー」と雑誌を転々とし、数年かけて完結を迎えた。最終巻には描き下ろしでその後の話が掲載されている。

級ほかほか戦士チャブダイ牧野博幸

1998年2月号~1999年2月号、全2巻】

クラリス探偵(祥寺はるか原作

1998年10月号~1999年4月号(休刊号)、全2巻】

掲載作の変遷

1994年

創刊号5月号。創刊時のラインナップは『ドラゴンクエストショートマンガ劇場』(9月号から『1Pコミック劇場』へ)を筆頭に、衛藤ヒロユキPico☆Pico』、夜麻みゆき幻想大陸』、新山たかし『半熟法帳』、牧野博幸勇者カタストロフ!!』、三笠山出うめぼし』、石田和明『レニフィルの冒険』、村上ゆみ子(脚本:小松崎)『トルネコ一家の冒険記』、梶原あや『殺し屋ジョージ』、桜井哉『もけけ日記』、タイジャンホクト『アクロバットバカ野郎』、本和博『最強不運少年バット君』、すず那智『まさかの魔サーガ』など。
ちなみに、『勇者カタストロフ!!』『半熟法帳』『幻想大陸』の3作品は、「月刊少年ガンガン1993年3月号にて行われた4コマカップトロフィー争奪バトルからの連載化である(が、4コマとして始まったのは『幻想大陸』のみであった)。

6月号から岩村俊哉『大ボケ人ウッカリマン』、7月号から西川秀明妖怪トロール ナム』、8月号から池田『すすめ!!ダイナマン』、10月号から井上いろは原作)『少年探偵彼方 ぼくらの推理ノート』が連載開始するなど、ドラクエ4コマ出身作家を中心に充実の誌面を誇った。

1995年

1月号から幸宮チノ『ちぱパニック!』が連載開始。5月号にて連載権争奪戦である第1回 4コマカーバルが開催され、8月号から川本太郎『RUNRUNブラザーズ』、浅野りん『HEI-SEIバンパイア』、野由紀『トラブル×3』の3作品が連載開始。9月号より坂本太郎『最後の楽園』連載開始。また2度の読み切り掲載で好評を博したよしむらなつき『御意見用っ!!』が12月号から開始。12月号では第2回4コマカーバルも開催された。ラインナップ的にはおそらくこの頃が「ギャグ王」の全盛期であろう。

一方、2月号を限りに『Pico☆Pico』が長期休載に。4月号にてきりえれいこ『ミョンミョン博物記』、松沢宇宙海賊だばだば一家』など3作品が終了。11月号では『まさかの魔サーガ』が連載終了する。

1996年

1月号から6月号にかけて、連載作品の整理が続く。1月号で『アクロバットバカ野郎』『HEI-SEIバンパイア』、2月号で『トラブル×3』、3月号で『最強不運少年バット君』『少年探偵彼方』、4月号で『大ボケ人ウッカリマン』、5月号で『幻想大陸』が連載終了。第1回4コマセレクションの生き残りは『RUNRUNブラザーズ』だけとなった。『少年探偵彼方』は作画担当が祥寺はるかに交替し『続少年探偵彼方 ぼくらの推理ノート』として5月号より連載を再開する。

2月号から曾我あきお(現:五十嵐あぐり)『科玉条!?守』連載開始。3月号では第2回4コマセレクションからつかさ『めしつかいおむすびっ』、東まゆみ『ナイトウォーカー』、白井寛『とんでも勇者』が開始するが、いずれも8月号で連載を終了、短命に終わった。5月号から一本木蛮『勇者コジロー2』、7月号から山ひろみ『怪傑!オピウム君』が連載開始。また10月号から『Pico☆Pico』が連載を再開。『幻想大陸』は番外編的な『げんそーたいりく』として同じく10月号より再開した。

そして12月号、リニューアルの口火を切るように『うめぼし』『勇者カタストロフ!!』が連載終了する。

1997年

前年12月号を皮切りに、看人気作品が立て続けに連載を終了する。1月号で『レニフィルの冒険』『RUNRUNブラザーズ』『科玉条!?守』『勇者コジロー2』、2月号で『もけけ日記』、4月号で『ちぱパニック!』『殺し屋ジョージ』、5月号で『Pico☆Pico』『トルネコ一家の冒険記』が終了。初期からの連載作品で生き延びたのは、再開直後の『続・少年探偵彼方』を除けば『半熟法帳』と『すすめ!ダイナマン』、『御意見用っ!!』、そして『最後の楽園』(4月号から『最後の学園』に)のみであった。『げんそーたいりく』は8月号、『怪傑!オピウム君』も9月号で連載を終了する。

これらオリジナル作品に代わって、ゲームコミックが大量に投入される。成田美穂ポケットモンスター』、タイジャンホクト星のカービィ』、兼本あつこ『GOGO!!マリオワールド』、川本太郎YAT安心!宇宙旅行』、杉本『打て!マツイくん』など、明らかに低年齢向けを意識した作品の開始によって誌面のカラーは大幅に刷新されることになった。その一方で、藤森ナッツファイアーエムブレム 聖戦の系譜』のような、どちらかといえば後の「エニックス漫画」と呼ばれたジャンルに近い作品もあった。他にかおるアークザラッドII』、御まちこドラゴンクエスト ヴァーチャルバトラー仁』など。また、当時「ガンガン」の看作品であったいがらしみきお忍ペンまん丸』の4コマ版である『忍ペンまん丸日記』が開始するなど、なりふり構わないテコ入れも立つようになる。

もちろんゲームコミックばかりではなく、オリジナル作品もいくつか開始する。前年の読み切り掲載から約半年を経て開始された香&娜(1998年5月号よりたかなし香)『ハイパーレストラン』、梶原あや『ちゅうちゅうパトロール』。また『とんでも勇者』が『とんでも勇者 第2章』として復活を遂げた。

そして9月号から、「ギャグ王」最後の切り札とも言うべき幸宮チノドラゴンクエスト 天空物語』が開始する。

1998年

低年齢向けゲームコミックを大量投入したものの、結局雑誌を引っったのは『天空物語』や『聖戦の系譜』、そして『御意見用っ!!』『すすめ!ダイナマン』のような初期からの人気作であった。『ポケットモンスター』『打て!マツイくん』『ヴァーチャルバトラー仁』『忍ペンまん丸日記』などがまでに連載を終了する。一方新連載は少なく、読み切りの掲載が立つようになり始める。1月号から村上ゆみ子『KIBA!』、2月号から牧野博幸級ほかほか戦士チャブダイン』、3月号から極山裕『マルポチャール』が開始。また久々に開催された第3回4コマカーバルから前島美『盗賊スタット』が開始するが、短命に終わった。

8月号で『1Pコミック劇場』が終了し、『4コママンガ劇場ギャグ王編』にシフト9月号で『続少年探偵彼方』が終了、10月号から『クラリス探偵団』にシフトする。また、初期から「ギャグ王」の柱的な存在であった『すすめ!ダイナマン』が12月号で連載を終了、いよいよ初期「ギャグ王」の色がほぼ残らない状態になっていった。

なお、読者層の低年齢化に失敗したという事実を端的に表した事実として、8月号で開催された第4回4コマカーバル明らか萌え4コマである賀ユキ『がんばれスイートシュガーちゃん』が優勝した点が挙げられる。もちろん当時はまだ萌え4コマというジャンルなど存在するべくもなかったのだが。なお賀ユキはその後、「電撃G'sマガジン」で「シスター・プリンセス」の企画ページ漫画を描いていたりした人物であることを付言しておく。

1999年

「ギャグ王」終焉の年。1月号を最後に「ギャグ王」表記が撤され「Gag-Oh!」となり、4コマ作品がくなるなどのリニューアルが図られたが、前述の通りこれが結局致命傷になってしまった。リニューアルとともに連載開始した作品に、南澤ミズキ(現:南澤久佳)『魔法使い養成専門 マジックスター学院』、金田一蓮十郎アストロベリー』などがある。

結局、4月号限りでの休刊が発表される。連載作品のいくつかは他誌に移籍しての継続が告知された。他誌に移籍したのは以下の通り。

のち、『天空物語』は「ステンシル」が増刊から刊化されるまで1年中断、さらに「ステンシル」の休刊により「Gファンタジー」に移籍、と掲載誌を転々としたものの完結。『聖戦の系譜』『御意見用っ!!』『ハイパーレストラン』はそれぞれ移籍先で完結。『ドラゴンクエストモンスターズ』は実質読み切りとしての掲載のみに終わった。

マジックスター学院』は「Gファンタジー」移籍後、いわゆる「エニックスお家騒動」で一迅社の「コミックゼロサム」へ移籍、2009年3月号まで連載を続け完結。『アストロベリー』は移籍先の「コミックバウンド」がまたしても休刊したため、「ガンガンパワード」を経て「ガンガンYG」へ、そして現時点での直近の掲載は「増刊ヤングガンガン」と、『天空物語』以上に流浪かつ不遇な作品となっている。

それ以外の連載作品は全て打ち切りという形で連載終了となり、創刊からの一の生き残りであった『半熟法帳』も雑誌と運命を共にした。『半熟』と『クラリス探偵団』は単行本に描き下ろしの後日談が収録されている。一方、村上ゆみ子『KIBA!』などは連載が終盤に差し掛かっておりながら、『モンスターズ』が始まったこともあって最終回すら掲載されず未完に終わっている。また、リニューアル後の新連載で雑誌と共に消え去った悲運の作品には、後に「まんがタイムきらら」等で連載を持つことになる岬下部せすなの初オリジナル連載『逆転イッポン!』などもあったりした。

主な連載作家のその後

金田一蓮十郎など「ギャグ王」が初連載でない作家や、現在もある程度知名度のある作家は除く。

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