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洗濯王ガオアライガーとは、汚れに屈せぬ意志が産み出した熱き洗濯業者の物語である。
往年の熱血ロボットアニメを意識して創られたロボットアニメ作品。
しかし、特筆すべきは主人公たちの所属する組織が洗濯業者(を母体とした組織)であり、単なる「勧善懲悪モノ」ではなく「防汚洗浄モノ」とでも呼ぶべき作品なことである。
古き良き時代のロボットアニメ特有の「熱い」展開を基盤としているように見えつつ、その裏では綿密な洗濯科学と職人の洗濯技術が物語を支えている。
勇気による打開は、それらの最善を尽くした上での「奥の手」であるのだ。
……しかし、我々(視聴者)に見えるのは、主に勇気による打開の部分。
特にテレビの前の小さなお友達には、裏の部分は見えにくい。
また、監督・作曲家・声優・吟遊詩人などのスタッフたちの力も、より「熱い」部分を引き出していた。
その結果、本作はあらゆる意味でロボットアニメの「異質」を積み重ねた作品となったのだ。
もちろん大きなお友達には、いぶし銀の職人技術が人気だったりもしたのは補足しておく。
ゆえに、この作品の真の見所は、単に「勇気」というテーマにのみ頼るのではなく、
登場人物たちが常に試行錯誤して汚れに対処していくという「熱い」展開だと言えよう。
ナレーション「これは危険な汚れに挑む、熱き勇者たちの物語である!!」
長官「洗剤濃度なんてのは単なる目安だ!
あとは技術で補えばいい!!
ファイナルウォッシュ、承認!!!」
長官「汚れを洗濯しても、街が泡だらけになってしまっては……!」
長官「30℃の洗濯液温をガッツで60℃にする者、それが勇者だ!」
長官「クリーニングドライバー射出準備!」
全員「えっ!?」
スワン「Oh No!!」
猿頭寺「もし失敗したら!」
牛山「色柄モノは全滅です!」
大河「このままでも全滅だ!!」
長官「GAG憲章、第5条125項。
GAG隊員はいかに困難なシミ抜きにあろうとも、決して諦めてはならない!」
Zマスター「感じるぞ、激しき発汗と皮脂分泌。
お前達こそ、あふれ出るタンパク質汚れの源。
被服を混沌に導く者よ、滅びよ!」
J「買われ着られる事こそ服飾の本質!
我ら服飾業界の足掻き、とくと見せてやる!」
J「まだわからないのか!
タンパク質汚れと呼ばれる老廃物こそ着られている証……それ無くして何の服飾か!」
凱「俺は信じたい……
メーカーを、アパレル業界を……そして、俺自身を!!
だから洗う!! 着替えるために!!」
ナレーション:「君も、史上最強の洗濯王伝説とウォッシュせよ!」
※他にも大勢いますが、省略
| ドリルアライオー | ドリル戦車型のアライオーマシン。 アライガーとの個別合体では、両腕に装備されドリルパンチを可能にする。 |
| ステルスアライオー | ステルス戦闘機型のアライオーマシン。 アライガーとの個別合体では、背中に装備され飛行能力を授ける。 |
| ライナーアライオー | 新幹線型のアライオーマシン。 個別合体はない(少なくともメリットがないためか作中では披露されていない)が、 当初は日本国内という鉄道網の発達した環境においての戦闘を想定していたため、主に単独でのゾンダーの追跡活動用途を想定していたのかもしれない。 作品の進展とともに舞台が世界へと拡がると、ステルスアライオーに輸送される姿も増えた。 |
……ということで。
* *
* + うそです
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E) +
発端は2017年のエイプリルフール企画としてWeb公開された「洗濯王ガオアライガー」という公式ネタである。
現在このサイトは公開終了となっているが、勇者王ガオガイガーの20周年記念イラストワークスに他の公式絵と並んで描きおろしイラストはすべて掲載されている。
公式が病気
元々は「あらいぐまラスカル」の日本アニメーション側からサンライズへの持ち込み企画だったようだが、なんやかんやあってあのような形に結実したようだ。
そして、バンダイキャンディ事業部はこれに乗じてまさかの主役機ガオアライガーをスーパーミニプラで立体化(というネタを披露)。
こちらは公式サイトの公開終了後も閲覧可能
となっているので、ぜひその目で完成度の高さを確認してほしい。
むしろプレバンでいいから売ってくれ
なお、公式サイトで公開されていたのは主役機「ガオアライガー」のビジュアルと一部原画(というネタの再現絵)、ギャスカルのイラストなど。
ガオアライガーの公式スペックや続編「FINAL」とそれに登場するジェネシックのビジュアルなどが確認できる。
米たに監督の本気かネタかわからない(いや、ネタなんだけど)コメントも確認できる。
……だが、主役機以外の情報類はどこにも書いていない。
つまり、「うそです」より上の設定群はほぼ全てが、関連動画の作成主が頭の中で描いただけの妄想である。
そもそもガオアライガーの必殺技も原典(米たに監督コメント)では「バブル・アンド・ウォッシュ」であり、
「ウォッシュ・アンド・ドライ」というのも洗濯SFという新ジャンル動画作成のために洗濯SF科学考察の末にたどり着いた捏造である。
あたかもこれが公式設定であるかのように語ると、ランドリーハンマーを脳天に打ち込まれて心を洗浄されてしまう可能性があるので気をつけよう。
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最終更新:2025/12/16(火) 03:00
最終更新:2025/12/16(火) 03:00
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