A3!とは、株式会社リベル・エンタテインメントが配信しているスマートフォン向けゲームアプリである。
2017年1月27日から配信が開始されたイケメン役者育成ゲームで、タイトルの由来は「Act! Addict! Actors!」を略したもの。
シンプルな名前ゆえに本作と関係無いものが検索に引っ掛かりやすいため、検索やタグ登録をする時は「A3!」や「エースリー」で行おう。
キャラクターデザインとメインビジュアル等の主要イラストは冨士原良、メインシナリオライターはトム、主題歌制作は大石昌良が担当している。
キャラクターソングや各公演のテーマソングなどの作詞作曲にsasakure.UKやElements Gardenなどのボーカロイドやアニメソング界隈で人気のあるクリエイターが起用されることが多い。
メインシナリオと一部イベントシナリオはフルボイス。一部キャラのCVは舞台等で活躍している若手俳優が起用されている。
2018年2月より「家族」をテーマにしたメインシナリオ第二部が配信され、各組に1人ずつ新メンバーが加入した。2020年5月14日より第三部前編、2021年7月9日より後編が配信された。カンパニーの過去やそれぞれの因縁、フルール賞(作中に登場する演劇賞)が中心の内容となっている。
2022年4月10日に開催された「BLOOMING LIVE 2022」2日目の告知コーナーで第4部の制作が発表された。2024年春より順次配信予定。
2019年2月3日に開催された1stライブ「BLOOMING LIVE 2019」幕張公演にてアニメ化が発表され、2020年1月から放送された。詳細はTVアニメ版の記事参照。
2022年12月20日にコンテンツ利用ガイドラインが策定された。
東京郊外の街、天鵞絨町。この町には『ビロードウェイ』と呼ばれる通りがあり、多くの劇団が拠点にする劇団員の聖地となっている。
突然届いた一通の手紙を頼りにこの地に降り立ったあなた。元舞台役者のあなたが出会ったのは…
借金まみれ!お客ゼロ!劇団員たった1名!かつての栄光を失った潰れかけのボロ劇団!
ひょんなことからその劇団を立て直すことになったあなたは、劇団の主宰兼『総監督』を任されることになって…?
(公式サイトより)
団員達が所属する「MANKAIカンパニー」は本作のヒロイン立花いづみの父・立花幸夫が立ち上げた劇団。かつてはビロードウェイ随一の人気劇団で、その頃に建てた専用劇場と寮を持っている。
とある事件がきっかけで現在は潰れかけの劇団になってしまった。
劇団には「春組」「夏組」「秋組」「冬組」の4つの演劇ユニットがあり、基本的に公演は各組ごとに行われるが、メインシナリオ第2部より後の時系列のイベントシナリオや第3部では組の垣根を越えたミックス公演や全団員出演の満開公演も行われている。
佐久間咲也(さくま さくや)
CV:酒井広大/モチーフフラワー:サクラ
まっすぐすぎるお日様系元気役者。春組リーダー。
新生MANKAIカンパニー最初の劇団員。小さなころからお芝居が大好きで、経験も実力もまだまだだが一生懸命に稽古に取り組む努力家。
碓井真澄(うすい ますみ)
CV:白井悠介/モチーフフラワー:スミレ
ヒロインに一途過ぎるクール系年下役者。
街で見かけた監督に一目惚れして入団した二人目の劇団員。素人ながら芝居への勘やセリフの暗記力などがピカイチだが、全てのモチベーションが監督に褒められることに向いてしまっている。
皆木綴(みなぎ つづる)
CV:西山宏太朗/モチーフフラワー:タンポポ
苦労性過ぎるツッコミ系お兄ちゃん役者。脚本担当。
男10人兄弟の大家族の3男。劇作家になりたいという夢を持っており、大学進学を機に実家の家計の負担を軽くすることも兼ねて住み込み可能なMANKAIカンパニーに入団。
茅ヶ崎至(ちがさき いたる)
CV:浅沼晋太郎/モチーフフラワー:ガーベラ
爽やか王子系エリートマン役者…?
人当たりがよく、爽やかで物腰柔らかいオトナの雰囲気を持ったエリート会社員。偶然出会ったところをスカウトされ、とある理由のために入団した。
シトロン
CV:五十嵐雅/モチーフフラワー:ジャスミン
怪しくて適当過ぎる異国からの留学生役者。
突然監督たちの前に現れ入団することになった謎に包まれた異国からの留学生。日本語を間違えて覚えがちなのが玉にキズ。春組のムードメーカー。
卯木千景(うつき ちかげ)
CV:羽多野渉/モチーフフラワー:スズラン
謎に包まれた食えないリーマン役者。
第二部より加入。常ににこやかで人当たりがいい性格だが、笑顔のまま嘘をついて周りを翻弄する食えない男。至の会社の先輩で、入団後も謎の多い不思議な人物。
賑やかなコメディ劇が得意
皇天馬(すめらぎ てんま)
CV:江口拓也/モチーフフラワー:ヒマワリ
負けず嫌いすぎる天才オレ様役者。夏組リーダー。
天才子役上がりの実力派俳優で、両親はともに現役の銀幕スターというサラブレッド。映画中心の俳優活動を行っていたが、とある理由により舞台に挑戦するため入団。
瑠璃川幸(るりかわ ゆき)
CV:土岐隼一/モチーフフラワー:ユリ
毒舌キュートなお針子ちゃん役者。衣装担当。
基本的に女装姿だが単に可愛い洋服を着るのが好きなだけで、心の中はれっきとした男子。性格はサバサバしており生意気で、年上(主に左京)にも食ってかかっている。
向坂椋(さきさか むく)
CV:山谷祥生/モチーフフラワー:キキョウ
王子様に憧れる夢見がちピュア役者。
一日一善を座右の銘にしている心優しき少年。少女漫画が大好きで、王子様のような男性に憧れている。入団する前までは陸上部のエースとして活躍していた。十座と九門のいとこ。
斑鳩三角(いかるが みすみ)
CV:廣瀬大介/モチーフフラワー:ダリア
トリッキーなアッパー系不思議ちゃん役者。
身体能力が半端なく高い不思議な青年。知らないうちに悪気なく勝手に団員寮に住み着いていた。全てにおいて三角形のことしか考えていない。さんかく~。
三好一成(みよし かずなり)
CV:小澤廉→赤澤燈/モチーフフラワー:ハイビスカス
コミュ力抜群なイマドキ美大生役者。サイトとフライヤーデザイン担当。
とにかくチャラくて友達が多い、コミュ力抜群のイマドキ系男子。目があった人とは友達になれると思っている。綴とは同じ高校の先輩と後輩。
兵頭九門(ひょうどう くもん)
CV:畠中祐/モチーフフラワー:アサガオ
お兄ちゃん超大好きなヤンチャ役者。
第二部より加入。とにかく明るくて元気いっぱいで礼儀もわきまえた体育会系男子。兄の十座を追って入団を志望した。幼い頃から野球が大好きで、高校でも野球部に所属していたのだが…。
摂津万里(せっつ ばんり)
CV:沢城千春/モチーフフラワー:コスモス
人生イージーモードなネオヤンキー役者。秋組リーダー。
勉強もスポーツもそれ以外も何でもソツなくこなせてしまう超ハイスペックヤンキー。喧嘩に明け暮れていた時に自分を負かした十座へのリベンジのために入団した。
兵頭十座(ひょうどう じゅうざ)
CV:武内駿輔/モチーフフラワー:ヒガンバナ
超絶大根な硬派ヤンキー役者。九門の兄。
硬派で常に一匹狼なヤンキー。小学生時代から演劇への憧れがあったが、当時から周囲に怖がられていたため学芸会では一度も役に立候補できたことが無く、一念発起でオーディションを受けにきた。
七尾太一(ななお たいち)
CV:濱健人/モチーフフラワー:パンジー
とにかくモテたいワンコ系ヤンキー役者。
「舞台に立ってモテたい!」というシンプルな理由で入団。いつもテンションの高いムードメーカーで人懐っこい。何でもできる万里にも強面な十座にも憧れの目を向けている。
伏見臣(ふしみ おみ)
CV:熊谷健太郎/モチーフフラワー:カーネーション
オカン気質なほっこり元ヤン役者。カメラマン・家事担当。
男ばかりの4人家族で育ったため、家事全般が得意で料理の腕もプロ級なオカン肌。普段の穏やかさからは想像もつかないが、高校時代は地元最強のヤンキーだったらしい。大学では写真部に入っている。
古市左京(ふるいち さきょう)
CV:帆世雄一/モチーフフラワー:キク
冷酷無比なエリートヤクザ役者。経理担当。
借金のカタに劇場を潰そうとしていたヤクザ。なぜか支配人よりも劇団の仕組みや歴史に詳しい。入団してからは、経理担当としての手腕を発揮し劇団の立て直しに尽力する頼りになる頭脳派。
泉田莇(いずみだ あざみ)
CV:小西成弥/モチーフフラワー:アザミ
メイク志望な極道のボンボン役者。ヘアメイク担当。
第二部より加入。左京が所属する銀泉会会長の一人息子。メイクアップアーティストになりたいという夢が父にばれてしまい、壮絶な親子喧嘩の末に家出。迫田を非常に慕っているが、左京とは犬猿の仲。
しっとりとしたシリアスが得意
月岡紬(つきおか つむぎ)
CV:田丸篤志/モチーフフラワー:スイセン
無くした夢を取り戻しにきた出戻り役者。冬組リーダー。
ある出来事がきっかけで自分の演技に自信が持てなくなり一度は役者の道を諦めるが、結局諦めきれず再び夢を追いかけるために入団。丞とは幼馴染で、同じ大学の演劇サークルで共に芝居の道を志していた。
高遠丞(たかとお たすく)
CV:佐藤拓也/モチーフフラワー:ラン
芝居にストイックな口下手役者。
GOD座のトップ役者として活躍していたが、とある出来事を境に退団。とにかく芝居に対して真面目でストイック。紬とは幼馴染だが、一度役者の道を諦めた紬に強い憤りを感じている。
御影密(みかげ ひそか)
CV:寺島惇太/モチーフフラワー:アネモネ
記憶をなくした眠り王子役者。
劇場の前で行き倒れていたことがきっかけで入団した。偏食でほぼマシュマロしか食べない上に、いつでもどこでもかまわず眠り込んでしまう。記憶を失う前に何をしていたかは不明だが、演技は達者で身のこなしも非常に軽い。
有栖川誉(ありすがわ ほまれ)
CV:豊永利行/モチーフフラワー:バラ
芸術肌すぎる奇天烈ポエミー役者。
かなりの芸術肌でいつも芸術を求めているが、美的センスが一般とはズレており思考が極端。詩興が湧くと突然情熱的なポエムを読みだすなど行動は奇天烈だが、意外と面倒見はよく、すぐ眠り込んでしまう密の世話も積極的に焼いている。
雪白東(ゆきしろ あずま)
CV:柿原徹也/モチーフフラワー:ツバキ
セクシー美魔女系おっとり役者。
美意識が高く、自分磨きを欠かさない美魔女風なオトナのお兄さん。年齢不詳。極度のマイペースで周りに何を言われても基本気にせず、非常時も落ち着いている。入団する前に行っていた職業の名残でパトロンがたくさんいるらしい。
ガイ
CV:日野聡/モチーフフラワー:ラナンキュラス
感情が読めなすぎる自称アンドロイド役者。
第二部より加入。感情の起伏が極端に少なく、自らをアンドロイドだと自称している。シトロンの元従者で真面目な性格だが、不思議な聞き間違いをすることが多い。年齢不詳2人目。
立花いづみ(たちばな いづみ)
CV:名塚佳織
本作のヒロイン。名前のみ変更可能。
元舞台役者で、とある出来事がきっかけで主宰兼総監督を務めることになる。
ゲーム内では立ち絵が登場しないが公式サイトには掲載されている。
名塚氏はTVアニメ版のみの出演だったが、2023年11月15日のアップデートでメインシナリオ第1~3部にボイスが実装された(オンオフ切り替え可能)。
松川伊助(まつかわ いすけ)
CV:小西克幸
MANKAIカンパニーの支配人。ヘタレだが劇団を守りたい気持ちは人一倍持っている。
亀吉(かめきち)
CV:???
MANKAIカンパニーのペットのオウム。まるで人間のように喋る。
鹿島雄三(かしま ゆうぞう)
CV:楠大典
他劇団で演出家をしている鬼コーチ。初代春組メンバーだった。
岩井鉄郎(いわい てつろう)
CV:亀山雄慈
大工・大道具担当。とても無口。
芹沢灯(せりざわ あかし)
CV:小林千晃
第3部後編より登場。フリーの照明スタッフ。
木之崎レント(きのざき れんと)
CV:今井文也
第3部後編より登場。PA・ライブハウス経営者。
追田ケン(さこだ けん)
CV:野上翔
左京付きのチンピラ。
立花幸夫(たちばな ゆきお)
CV:石川英郎
いづみの父でMANKAIカンパニー前主宰だが、8年前から行方不明。
雛森霞(ひなもり かすみ)
CV:浪川大輔
初代春組リーダー。現在は演劇雑誌『Spotlight』の編集長をしている。
日向紘(ひゅうが ひろ)
CV:小野大輔
初代夏組リーダー。現在はベテラン俳優になっている。
栗生善(くりゅう ぜん)
CV:安元洋貴
初代秋組リーダー。現在はショーレストランのオーナーをしている。
乙宮柊(おとみや しゅう)
CV:櫻井孝宏
初代冬組リーダー。現在は劇団の座長をしている。
神木坂レニ(かみきざか れに)
CV:置鮎龍太郎
主宰兼演出家。幸夫とは何か因縁があるってレベルじゃなかった(第3部ティザーサイト参照)。
飛鳥晴翔(あすか はると)
CV:市来光弘
二番手役者だったが、現在はトップ役者として活躍している。
荒川志太(あらかわ しふと)
CV:影山達也
第2部で名前だけ登場していた役者を目指している莇の友人。
先に夢を叶えた上に役者になった莇に複雑な思いを持っている。
斑鳩円(いかるが まどか)
CV:広瀬裕也
夏組第3回公演「抜錨!スカイ海賊団」のシナリオに登場する三角の弟。
第3部前編告知PVでGOD座と何かしらの関係があることが発覚した。
天立甲(あまだて かぶと)
CV:小野友樹
看板役者兼演出家だが、生活力皆無でガサツ。
竺川葵士(しかがわ あおし)
CV:梶原岳人
準トップ役者。年のわりにしっかり者で甲の世話をしている。
天立桂樹(あまだて けいじゅ)
CV:宮本充
主宰。フルール賞理事会に所属しており、ノミネートにも強い権限を持っている。
第3部前半にも声のみで出演している。
一ノ枝桃和(いちのえ とわ)
CV:加藤大悟
MANKAIカンパニーの超強火オタクで真澄推しの大型わんこ系男子。
堂園伊吹(どうぞの いぶき)
CV:梅田修一朗
自分らしく人生楽しんだモン勝ちというマインドのジェンダーレス男子。
辛科景句(からしな けいく)
CV:堂島颯人
自分の感情にも他人の感情にも疎い感情希薄なバイオレンス男子。
柑子木紅羽(にしき くれは)
CV:伊瀬結陸
何をやっても上手くいくと思っている自信120%なポンコツナルシスト男子。
春組
笹川郁(ささがわ いく)CV:松永一輝
瀬戸新太(せと あらた)CV:宇野誠将
澄田英二(すみだ えいじ)CV:青木優太
夏組
朝倉ミキ(あさくら みき)CV:菊池勇成
谷永彰人(たにがわ あきと)CV:畠山一哉
鈴原卓也(すずはら たくや)CV:大町朋裕
秋組
槙田一朗(まきた いちろう)CV:川上晃二
北上健吾(きたがみ けんご)CV:大島雄太朗
山下ジュリアン(やました じゅりあん)CV:亀山雄慈
冬組
長谷川悠一(はせがわ ゆういち)CV:前島恭兵
吉川翼(よしかわ つばさ)CV:大本裕
矢野恵太(やの けいた)CV:石井孝英
詳細は「A3!(アニメ)」参照。
2019年2月3日に開催された1stライブ「A3! BLOOMING LIVE 2019」幕張公演にてアニメ化が発表され、ティザービジュアルと公式サイトが公開された。9月25日に発売されたBlu-rayに特報PVと発表時の模様が収録されている。
2020年1月からTOKYO MX他や動画配信サイトなどで第3話まで放送されたが、制作遅延と新型コロナウイルスの影響による延期で同年4月より第1話から改めて放送された。
2018年2月に2.5次元舞台化が発表され、6月から上演された。以降も組単独公演や新作公演、ライブイベントなどが開催されている。略称はエーステ。
ニッポン放送で毎週日曜21時20分よりラジオ番組「MANKAI STAGE『A3!』ラジオ」が放送されていた(2023年3月27日に終了)。パーソナリティは劇団員を演じる俳優が週替わりで担当している。
実写映画化した『MANKAI MOVIE「A3!」』2作が2021年12月3日と2022年3月4日に公開された。
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最終更新:2024/12/22(日) 13:00
最終更新:2024/12/22(日) 13:00
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