サッカーベルギー代表とは、サッカーのベルギー代表チームである。ユニホームはホームがシャツ、パンツともに赤色、アウェイはシャツ、パンツともに黒色となっている。愛称は赤い悪魔。
概要
欧州でもかなり早くから国際舞台に立っているチームであり、第1回大会の1930 FIFAワールドカップにも参加したがグループリーグ敗退。1934 FIFAワールドカップと1938 FIFAワールドカップの3大会連続での出場するも、思うような結果を残せていなかった。
元々列強国というわけではないため、継続してトップレベルの選手を輩出しているわけではない中、1980年代から90年代にかけて黄金期を迎える。EURO1980では地元開催であったイタリアを抑え決勝に進出。惜しくも決勝で敗れたが、準優勝に輝いた。
1982 FIFAワールドカップでは初戦、前回大会王者として臨んだディエゴ・マラドーナ率いるアルゼンチン代表に勝利。6回目のワールドカップで初めてグループリーグを突破。チームのレベルがさらに上がった1986 FIFAワールドカップでは苦しみながらもグループリーグを突破、決勝トーナメントではソビエト連邦、スペインを立て続けに破って初のベスト4に輝いた。その後もワールドカップに出場し続け、厳しい欧州予選を潜り抜け6大会連続出場を達成し、2002 FIFAワールドカップでもベスト16に進出するなど安定した成績を残していたが、その大会を最後にワールドカップ、EURO共に予選敗退が続いた。
しかし2010年代に入ると、急激に若手が成長。2014 FIFAワールドカップ欧州予選を首位で通過し3大会ぶりに出場権を獲得。本大会ではグループリーグを3戦3勝で突破するとラウンド16でアメリカを撃破。準々決勝でアルゼンチンに敗れベスト8に終わったが、強豪ベルギーの復活を予感させる大会となった。
イタリア、ドイツなどと並び優秀なゴールキーパーを輩出する国として知られ、過去にはマリー・プファフなどが、現在はティボー・クルトワやシモン・ミニョレなどのゴールキーパーがいる。
主な戦績
現在招集されている主な選手
- ヤン・ヴェルトンゲン(2007-)
- エデン・アザール(2008-)
- ロメル・ルカク(2010-)
- クリスティアン・ベンテケ(2010-)
- ケヴィン・デ・ブライネ(2011-)
- ティボー・クルトワ(2011-)
過去招集されていた主な選手
- ポール・ヴァン・ヒムスト(1960-1974)
- エリック・ゲレツ(1975-1991)
- ジャン・マリー・プファフ(1976-1987)
- ジョルジュ・グルン(1984-1994)
- エンツォ・シーフォ(1984-1998)
- フランキー・ヴァン・デル・エルスト(1986-1998)
- マルク・ヴィルモッツ(1990-2002)
- ヴァンサン・コンパニ(2004-2019)
関連動画
関連項目
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https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E4%BB%A3%E8%A1%A8