反撃!第二次SN作戦とは、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」において2015年夏に行われたイベント(期間限定海域)である。実装期間は2015年8月10日~9月2日→9月7日。
通称は2015夏イベント(夏イベ)。
事前に運営鎮守府から告知されていた通り、昨年の「AL/MI作戦」を髣髴とさせる大規模イベントである。
今回新規に追加された艦娘は、
の7隻となる。
大規模作戦と銘打っている通り多段階に渡る作戦であり、序盤のステージからやりくりに頭を悩ませる事になるだろう。
また、イベント初日では第一拡張作戦たるE-5までしか開放されず、第二拡張作戦のE-6とE-7は翌日11日の18時から開放された。
なお、本イベントではイベント用の任務(クエスト)が実装されている。海域をクリアしても、次の海域へ進むには一定数の敵艦撃沈や装備廃棄、演習勝利などのクエストを達成しなければならない。
また今回の海域マップでもマスごとにアルファベットが振られているが、今回はボスマスがZで固定となっている。
ただし、ステージによっては並び順に関係なくZとは別にXやYと振られたマスが点在する海域も存在する。運営からはこのマスがイベント攻略の鍵となっているとほのめかされているが……(後述)
過去のイベントにて実装された「甲乙丙」の難易度選択システム、及び戦力の温存・投入に伴う艦娘出撃識別札(通称「お札」)、そして連合艦隊や能動分岐などのシステムなど、基本的な内容は同じである。
今回初めてイベントに参加する提督への説明を兼ねて、イベント海域における特別ルールをざっとおさらいする。なお、以下のルールは本イベントで初採用のものと以前からのものが混在しているため、次回もこの通りになるとは限らない点に注意されたい。
今回のイベントは昨年の夏と同様でE-1から出撃制限がかかるので注意。特に本イベントは最大で4つの部隊(うち2つは12隻構成の連合艦隊)へ戦力を分散しなければならない為、甲作戦か乙作戦で進むならば、編成メンバーの選別は慎重にしたい。
参考として、本イベントの出撃制限を表にまとめる。
E-1 | E-2 | E-3 | E-4 | E-5 | E-6 | E-7 | |
初動作戦 | ○ | ○ | × | × | × | × | ○ |
機動部隊 | × | × | ○ | × | × | ○ | ○ |
挺身部隊 | × | × | × | ○ | × | × | ○ |
西部方面 | × | × | × | × | ○ | × | × |
例えば本イベントの場合、E-1かE-2(初段作戦)へ吹雪を出撃させた場合はその吹雪はE-3からE-6までの海域へ出撃できない。ただし支援艦隊としてE-3以降のステージへ遠征に出す事はできる。または、E-3以降のステージで難易度を丙作戦としても出撃はできる。
また、吹雪が3隻(A、B、C)いる鎮守府の場合、吹雪Aを初段作戦へ出撃させた場合E-3以降へ出撃できなくなるのは吹雪Aのみで、吹雪Bと吹雪Cにはお札は付かない。ただし吹雪BをE-3へ出撃させた場合は吹雪BにもE-3専用の別のお札が付き、吹雪BはE-3とE-6、E-7へしか出撃できなくなる。そして残った吹雪Cは吹雪AやBと同じ海域へ、またはE-4やE-5へ一度でも出撃すれば、出撃した海域のお札が付く事になるが、逆に言えばいずれのステージにも出撃しない限りお札は付かない。
最初のステージ。イベント恒例の軽巡洋艦と駆逐艦がメインの編成で出撃可能な哨戒ステージ。
最初の海域ではあるが、今回はここから既に『初動作戦』のお札が付けられる。この海域もしくはE-2へ一度でも出撃した艦娘はE-3からE-6への出撃が禁止されるので(甲作戦or乙作戦の場合)、イベント完走を目指すなら慎重に出撃メンバーを選別する必要がある。
もっとも、本海域の編成制限は「軽巡1隻・駆逐艦2隻を含む」というだけで、水雷戦隊だけで固める必要は無い。戦力を出し惜しんで足止めを食らうよりは、E-2で出撃予定の艦をここで投入するのもいいだろう。E-2で使うつもりなら雷巡をここで入れてしまうのもよいだろう。
最初だけにマップ構成もあっさりしているが、敵の戦力は最初から本気である。ただし、敵空母はボスマスを含め全てのマスで出現しないので、空母や航空巡洋艦、航空戦艦を含めれば制空権を取れる。
なお、このステージでは菊月が針路固定の鍵となっており、菊月を含めた編成で出撃すれば戦艦ル級が3隻で待ち構えるBマスを回避しA→D→Zという道中1戦のみの最短ルートでボス艦隊まで辿り着けてしまうお得な編成である。菊月提督にとっては願ってもない晴れ舞台だろう。菊月が充分育っていない提督でも、旗艦に配置して初戦さえ乗り切ればボス到達可能であるため、E-3~6でどうしても使いたいのでなければ菊月を編成に入れない手はないだろう。
ただし空母(軽空母)や潜水艦を一緒に編成すると別の針路になってしまう事もあるため注意したい。
ボスはわるさめちゃんこと駆逐棲姫。イベント海域への登場は2014年秋のE-2以来で、通常海域の6-3でも登場している。駆逐艦の域を超越した戦艦並みのタフネスぶりは勿論、夜戦に持ち込んでも凄まじく高い確率でカットイン攻撃を放ってくるのでこちらも充分な用意をして臨みたい。ただ、敵の随伴艦は後期型とはいえ駆逐艦だけなので軽巡と駆逐艦で編成した水雷戦隊でも2014年秋のE-2に比べれば多少は楽である。ただしゲージ破壊が可能になると出現する後期型駆逐艦eliteは夜戦で連撃をするため要注意。
海域突破報酬は特注家具職人に加え、新アイテムの補強増設・戦闘糧食(難度により個数に差がある)。レアドロップは浦風や谷風、時津風や野分、大淀などである。特に大淀は通常海域での入手確率がかなり低いため、入手していない提督は連合艦隊マップに備え[2]ここで大淀を見つけたい。
上記のE-1攻略完了後に出撃可能となる、第2海域である。
連合艦隊による出撃となるが、やはり初動作戦のお札がつくので基本的にはE-1へ出撃した艦をメインに艦隊を編成することとなるだろう。このステージへ出撃した艦娘も、E-3~6へ出撃できなくなる。
そのため、戦艦・重巡が多めの水上打撃部隊で進むか、空母中心の空母機動部隊で進むかを予め決定しておいたほうがいい。
海域マップは最初の戦闘マス(A)の後、水上部隊であれば南回り針路(B)へ、空母機動部隊ならば東回り針路(C)へ進む。前者ならば道中が安定する代わりに道中が4戦となるが、途中に補給艦が出現する。後者の場合は道中が3戦で済む代わりに、Cマスで能動分岐が用意されている。Iマス側へ遠回りした場合は渦潮を踏んでしまうのだが、前回のイベントのE-2のようなレア艦のドロップが隠されているのかに関しては現状不明である。
ボスは今や毎度おなじみ感すら漂う敵艦隊のアイドル軽巡棲鬼。15年冬にデビューして以来、ボスや輸送艦の護衛という地方巡業期間を経て半年ぶりのセンターである。
軽巡並の回避力とボス並の耐久力は健在で、さらには戦艦タ級や重巡ネ級など4-5ボスマス直前の編成に負けずとも劣らないほどの強力な親衛隊やバックダンサー達を連れて来るばかりか、甲・乙作戦の場合はゲージ破壊が目前に迫るとなんと戦艦棲姫が大物ゲストとしてお出ましになる。久々にダイソンがダイソンしいてるステージ。とはいえ、これまで散々悩まされてきた提督にとってはノーマルダイソンが1人だけではさほどの恐怖を覚えないかもしれない。
海域突破報酬は駆逐艦「江風」、補強増設や91式高射装置(甲のみ)など。レアドロップは春雨や能代、ツチノコ初風、雲龍、大鯨などが期待できる。
第3海域。上述のE-2をクリアして、尚且つ関連するクエストを3つクリアする事で出撃できる。「E-2をクリアしたのにE-3へ行けない!」という提督は焦らず、クエストを確認しよう。
ここからは、先の2ステージとは別の『機動部隊』のお札が付いて来る。
この海域へ出撃した艦娘は先のE-1とE-2、そして後のE-4とE-5へ出撃できなくなる。また、先のステージとは別の艦娘たちで連合艦隊を編成しなければならない。
なお、後のE-4とE-5はいずれも通常艦隊の出撃である。E-4ではルート固定のために金剛型を残しておいたほうがよいし、E-5は重巡や駆逐艦が中心となる上E-5以外のイベント海域へ出撃できない制限が課せられるため、長門型戦艦及び大和型戦艦を所有している提督はこのステージへ投入して構わない。(ここで使用しても後のE-6やE-7でも出撃できる。なにより、ボスが固いため出し惜しみは攻略を妨げかねない。)
道中は航空戦闘のマスもあり、また道中・ボス戦ともに空母系の敵が多く出現するので空母機動部隊で進む提督が多いようである。水上部隊で進む場合は航空戦がきつい事に加え、マップ南西のXマスへ送られたり針路を南へ北へと振り回されズタズタにされる事もあるので道中が安定しにくい。
ボスは今回初登場の水母棲姫。何気に水上機母艦の敵艦が出現するのは今回が初。レ級?何のことかな?
航空戦に先制魚雷に砲撃戦と、戦艦レ級や装甲空母姫を彷彿させる万能ぶりだが、陣形は輪形陣である為レ級ほど苛烈ではないのが救いである。HPは350で固定だが、火力や装甲値などは難易度によって変動する。
なお、甲・乙作戦の場合は随伴として空母棲鬼が2隻付いてくる。乙作戦の場合はゲージ破壊可能時の最終形態のみ相手にすればいいのだが、甲作戦の場合は最初から最後まで空母棲鬼を含むボス艦隊と戦わなくてはならない。
海域突破報酬は全難度共通の九七式艦攻(村田隊)や、戦艦専用レーダー「15m二重測距儀+21号電探改二」(甲乙のみ)など。レアドロップは新規実装艦の瑞穂に加え、まるゆ、磯風、天津風などである。瑞穂はボス戦S勝利限定ドロップである。空母棲鬼2隻と水母棲姫相手にS勝利が取れる自信が無いなら、乙や丙に難易度を下げるのも一つの手である。というより、上記の理由から「全ステージを甲作戦で制覇したい」と意気込む提督以外には、この海域を甲作戦で進む必要性は薄い。
これは他のステージでも言える事だが、今回のイベントは前回とは違い難易度に関係なくレア艦がドロップするようなので乙や丙を選択した提督にもチャンスは充分に用意されている。
なお、この海域では上述の通りマップ南西側にZマスとは別にXマスが存在し、ここでは次のE-4ボスである飛行場姫が待ち構えている。最終海域のX・Yマスは後述のとおり海域突破に大きな影響を与えるが、こちらのXマスを叩かなくてもボス攻略は可能である。なお、磯風についてはボスマス以外にもこのXマスでもドロップするため、磯風にドロップの狙いを絞るならボスマスよりもこちらの方が楽かもしれない。
第4ステージ。
こちらにも、上述の3ステージとは別の『挺身部隊』のお札が貼られる事になるため、先のE-1~E-3へ出撃した艦を投入できないのみならず、E-4へ一度でも出撃した艦娘はこの海域とE-7以外の海域への出撃が禁止される。
通常艦隊のステージであるが、ボスは陸上型深海棲艦なので雷巡を入れても夜戦では活躍できない。
海域名が発表された段階で、古くからの提督の中には武者震いや身震いをしたものもいたかもしれない。その名のとおり、2013年秋イベント「決戦!鉄底海峡を抜けて!」のE-4のリメイクマップであり、ボス(削り段階)のグラフィックやBGMまでそっくりそのままである。更に、難度は前回の☆×9から☆×13へと強化されている。
ステージ構成は前回と似通っている部分もある。まず、前回と同じように特定の艦の組み合わせでルート固定ができる。対象艦は金剛型のみならず夕立や暁、春雨なども含まれるが、詳しい組み合わせは攻略Wikiなどを参照されたい。
今回は13年秋のトラウマを呼び起こす連続夜戦ルートの他に、昼戦で進める迂回ルートも用意されている。夜戦マスを連続で通過させられる中央ルート(B→D→E→G→Z)は何が何でも回避したい提督も多いと思われるが、実はゲージ破壊可能時にはカットイン攻撃や連撃を撃ちこんでくる敵(重巡リ級flagship、戦艦タ級flagship)の数が減少する一方、ボス艦隊や北周りの針路の部隊が強化されることから、トドメを刺しに行く際は夜戦マスをあえて通る選択も悪くない。道中支援も不要になるのもメリットの一つである。
ボスは2013年の秋に数多くの提督にトラウマを刻んだ、陸上基地型深海棲艦の元祖こと飛行場姫。
雷撃が一切無効となる他、艦爆を搭載した空母は攻撃対象にできない。一方、三式弾やWG42を装備した艦による攻撃が有効である他、あえて空母に艦爆を搭載して姫ではなく随伴艦を排除させることも一手である。
また制空力も高く、ゲージ破壊目前の最終形態になると顔が怖くなり新型艦載機を搭載してくる。その脅威の制空力たるや、(甲の場合)改造済みの加賀に烈風をガン積みしても航空優勢に届かない。しかし、連撃を使う敵がいない丙作戦ならともかくも、甲・乙作戦の場合は制空劣勢以下では随伴の戦艦ル級改から連撃や弾着観測射撃を撃ち込まれ、本領発揮すべき夜戦までにこちらの艦が次々行動不能となる危険があるため、最低限制空拮抗までは持って行きたいところである。
海域突破報酬は新艦種となる補給艦「速吸」、ならびに同じく新アイテムとなる「洋上補給」などである。レアドロップは新規実装の海風に加え、天津風、矢矧、明石、朝霜、高波などである。本イベントでの海風ドロップはこの海域のボス戦S勝利でしか確認できていないため、海風がどうしても欲しい提督は難度選択を慎重にしたい。
第5ステージ。拡張作戦。通常編成での出撃。
この海域にはE-1~E-4へ出撃させた艦娘が一切出撃できず、またこの海域へ一度でも出撃した艦娘はE-7を含めた他の海域へ一切出撃できないので、最終決戦へ投入する戦力を温存する必要がある。間違って最終戦へ投入予定の艦娘を出撃させてしまい、泣くことのないように。
(ただしこの海域で難易度を丙作戦に選択、E-4までのお札が付いた艦娘のみでE-5をクリアすれば、E-7に全ての艦娘が出撃可能。お札が無い艦をこのE-5へ出撃させるとその艦には難易度に関係なく西部方面のお札が付き、E-7へは出撃できなくなる。)
なお、イベント完走を目指す提督は最終ステージに備え雷巡を温存しているならこのE-5で使って構わない。最終面のE-7は雷巡を含める艦隊だと確実に進路が逸れボスマスまで辿り着けなくなり、事実上の使用禁止とされているのでE-6以降へ温存しても無駄になる可能性が高い。(E-6なら雷巡含む艦隊でもボスまで行ける編成が存在するらしいが、詳細に関しては研究途上らしい?)
この海域を解禁するにはまずE-4クリア後、同日中に演習で4回勝利しなければならないが、イベント開催中だけに当然ながらイベント海域攻略中のガチ決戦仕様の艦隊と嫌でも出会う事になる確率が高い。運が悪ければ5人の演習相手全員が大和型・長門型戦艦や正規空母だらけの手厚い歓迎などという無理ゲーと化す場合すらあるが、勝てなければそもそもE-5へ進めない。頑張ろう。
運が良ければ単艦放置や弱めの編成に出会える場合もあるが、戦艦や重巡、正規空母のみの艦隊であれば潜水艦だけの艦隊で演習を挑むのも一つの手である。航空戦艦や軽空母がいない限り、攻撃を一切受けないので確実に勝利できる[3]。
道中で装甲空母姫が道中(Fマス)に出現するなど、このステージの難易度もそこそこ高いが「ここへ出撃した艦は他の海域へ一切出撃できない」ことへの配慮なのか、敵艦隊の構成は上記4ステージに比べると割と軽めで、特にE-3やE-4と比べると拍子抜けするほどに難易度が下がる。
また、DマスとIマスに用意されている航空偵察マスは6-3と同じ仕様で、実質的に資材マスと同義となる。しかし、その出撃中にボスマスへ辿り着いて勝利(B勝利以上)しなければ入手した資材を持ち帰れないので注意しよう。開発資材はハズレ
なお、この航空偵察マスが存在するためか、この海域では秋津州を用いたルート固定が存在する。
ボスはイベント海域では毎度おなじみ戦艦棲姫。本イベントのE-2を含め近年のイベントではボス護衛や道中での出現が多かった中、14年秋以来久々にボス旗艦としての登場である。
HP400・装甲160という難攻不落ぶりと220もの超火力は健在だが、夜戦に持ち込めば駆逐艦や重巡などでも充分チャンスはある。空母は出てこないので制空権を取るのも簡単だが、ゲージ破壊が目前になると軽母ヌ級flagship(丙の場合はノーマルのヌ級)を1隻連れて来るのでこちらも空母を1隻は連れて行きたい。
海域突破報酬は新実装の「リベッチオ」、及び洋上補給や戦闘糧食など。甲作戦の場合は勲章も入手できる。
レアドロップはまるゆ、酒匂、U-511、ローマなど。特にU-511やローマは過去のイベントで入手し損ねた提督にとってのまたとない機会なので頑張ろう。
また、掘りに特化したマスとして、あきつ丸・まるゆ・大鯨(甲のみ)などがGマスでドロップする。通常艦隊であることに加え、道中1戦で到達でき資材にも優しいので、これらの艦娘が欲しい提督にとっては魅力的であろう。
後述のE-7共々、8月11日から解禁された第6ステージ。
E-3とはお札が共通なので、まだお札が貼られていない艦以外にも『機動部隊』のお札が貼られた艦娘も出撃できる。ここに出撃させた艦娘は次のE-7にも出撃出来るので、掘りなどで攻略済みの海域に再出撃したい場合を除けば残りの艦娘を自由に使える。
こちらの海域もE-3と並ぶ難関ステージで、乙や丙ですらも通常海域の南方海域に匹敵すると専らの評判。甲作戦ともなると5-5や中部海域並みの難関との感想もあり、尚且つ全ての難易度で戦力ゲージの減り幅も小さくクリアまでには最低8回以上ボスを撃破しなければならない長丁場の戦いとなる。
よって、イベント完走を目指すなら残りの資材やバケツと相談して難度を決め攻略に臨みたい。
ボスは空母棲姫。戦艦棲姫共々すっかりイベント常連となりつつあるボスキャラだが、甲・乙作戦の場合は赤タコ焼きの通称で呼ばれる新型艦載機を引っ提げての登場となる上、なんとゲージ削りの段階から戦艦棲姫との深海黄金コンビを組んでくる。そして単縦陣で攻めてくる為に打撃は容赦なく、他の随伴艦も軽巡ツ級や後期型駆逐艦eliteなどが揃っているため空母機動部隊で挑んだ場合は第2艦隊の被害も大きくなるだろう。
海域突破報酬はアイテム「試製甲板カタパルト」(甲乙のみ)や補強増設、改修資材(通称ネジ、全難度で入手できる唯一の海域)など。このうち、試製甲板カタパルトは説明文に「ある型の正規空母の改二改装に使用」とあり……というより妖精さんの姿からしてどう見ても五航戦の改二に必要なアイテムである。ある程度戦力の揃った提督であれば、このマップまで到達した以上ぜひとも甲or乙作戦を選択してゲットしたい。レアドロップは初実装の風雲やまるゆ、山雲などである。特に風雲は、ボスマス以外にも甲・乙のみ南回り針路から進んだボス直前のMマスでもドロップが確認されている。
8月11日から解禁された、本イベントの最終ステージ。連合艦隊での出撃。
「ソロモン方面へ出撃した艦娘が全員参加可能」との連絡通り、難易度に関わらずE-5へ出撃した艦娘を除く全ての艦が出撃可能。
☆15の難易度表記は伊達ではなく、丙作戦ですら「2015春のE-6甲より難しい」と称されるなど、尋常な難易度ではない。甲作戦ともなると、2015冬E-5甲をも上回る歴代最難関ステージとの評価もあり、過去にいくつものイベントを完走してきた百戦錬磨の提督すらもギブアップして難度を下げる事例が少なくない程である。
flagship潜水艦や新型艦載機を備えた空母ヲ級改flagship、そしておなじみ戦艦棲姫など、道中大破の要因がゾロゾロと出現する。さらに、開幕やボス艦隊までの針路固定ができないどころか潜水艦や雷巡を入れると確実にボス艦隊まで進めないなど、羅針盤の気紛れが最大の敵となるステージでもある。
またこの海域にはラスボスが待つZマス以外にもXマスとYマスが存在し、Xマスには港湾棲姫が、Yマスには離島棲鬼がそれぞれ配置されている。再生怪人・・・
そして本イベントのラスボスは今回初登場の防空棲姫である。(一応)駆逐艦でありながら対空390、装甲値333または395という最早チートじみた性能を誇る極悪ぶり。火力も190あるため大和型であっても直撃を喰らったら中大破が頻発する。でも今の駆逐艦はすごいぞ。最高だ。戦艦だってぶちのめすターミネーターさ!
戦艦水鬼や泊地水鬼も裸足で逃げ出す超装甲により、当然ながら正攻法で破ることはほぼ不可能である。それでもゴリ押して無理矢理撃破した提督もいるにはいるが、これは大型艦建造2回で大和と武蔵を連続で引き当てるレベルの豪運が必要不可欠という途方も無く分の悪い賭けであり、ドラクエで例えるなら闇の衣を纏った大魔王ゾーマへ光の珠を持たずに挑むような無謀な戦いである。そんな賭けに勝ってしまった提督は、まさに勇者。
提督たちの混乱が予想の範疇だったかはわからないが、運営から最終海域攻略のヒントが告知された(参照→ヒント1、ヒント2)。これによりボスの装甲を弱体化させる何らかの方法が存在する事が判明する。それは、上記のXマスとYマスにいる中ボスたちからS勝利を得る(または旗艦のみを撃破?)ことで防空棲姫へ与えるダメージが増加するというものである[4]。
ただし、この効果はシンデレラの魔法のごとく毎日の深夜0時にリセットされてしまう。深夜の時間帯にイベントへ挑む際は注意が必要であり、仕事や生活が忙しくて平日どうしてもプレイ時間が取れない提督は、休日に勝負をかけるといいだろう。まさに超防空シンデレラ。
連合艦隊の形態は戦艦主体の水上打撃部隊・空母主体の空母機動部隊いずれを採ってもたやすいものではない。前者では空母の打撃能力が不足し開幕殲滅力に賭けることやX・Yマスボスに大ダメージを受ける恐れがある。一方、後者では第1艦隊より耐久や装甲に劣る第2艦隊が正面切って戦うこととなり、中大破のリスクがある。
しかし、本イベントとともに実装された艦載機熟練度により制空値のハードルは低くなっており、通常海域などで戦闘機を育てておけば空母を艦戦のみ搭載した置物にする必要はかなり薄い。また、E-4突破報酬の速吸の能力「洋上補給」を利用すれば、搭載した燃料・弾薬を補給してボス戦で回避・命中能力の減少を防ぐこともできる。更に、補強増設によって応急修理要員(ダメコン)や戦闘糧食をオプショナルスロットに搭載でき、安定性が増すであろう。
そうは言っても、「大規模作戦」のトリを務めるにふさわしく、いつもの最終海域に勝るとも劣らない消費資源と所要時間、そして提督の根気が必要となる。資源と提督のリアル状況を鑑みて、難度を下げる、あるいは攻略を断念して他の艦娘のドロップに賭けるといったことも英断であろう。
海域突破報酬は駆逐艦「照月」、勲章(甲乙は2つ、丙は1つ)、補強増設、そして3回目の報酬となる「甲種勲章」などである[5]。
レアドロップは風雲、三隈(ボスマスが本イベント唯一のドロップポイント)、伊401、朝霜などである。このうち甲作戦のみ、Yマスで風雲が確認できる。さすがに甲ボスで掘らせるのは忍びないという温情であろうか……
しかしながら、丙であってもボスの装甲は273と前述のギミックを利用しないとS勝利はほぼ不可能であることから、風雲のみ掘りたい場合はE-6の方が現実的かもしれない。
さて、現在このイベントは終了している。
だが改めて今回のイベントを振り返ってみると、結果として上述の通りの敵勢力の新兵器や新戦力の登場、そして新要素の登場などといった多くの要素が追加された本イベントは過去のイベント以上に、結果として提督達を阿鼻叫喚の坩堝へと叩き落し、過去のイベントをいくつも制覇してきた歴戦の提督すらも資材やバケツが尽きたり甲種勲章を諦めたりと、その難易度は歴代イベントと比べても理不尽最難関に入るとの声も高い。
そのため、今後のイベントへ向けて何を用意すべきか?何を準備すればいいか?等、長く艦これをプレーしている提督たちにも多くの教訓を残していった事だろう。
また今回のイベントに登場したマップは、2013秋のアイアンボトムサウンド等と並んで今後のイベントステージと比較されていく事かもしれない。でも喉元過ぎれば熱さを忘れるのが人間。
イベントの一覧 | ||
---|---|---|
前回 | 発令!第十一号作戦 | |
次回 | 突入!海上輸送作戦 | |
開催年 | 2013年 | -春- -夏- -秋- -冬- |
2014年 | -春- -夏- -秋- | |
2015年 | -冬- -春- -夏- -秋- | |
2016年 | -冬- -春- -夏- -秋- | |
2017年 | -冬- -春- -夏- -秋- | |
2018年 | -冬- |
掲示板
2500 ななしのよっしん
2017/05/25(木) 20:12:32 ID: Ce33cjDXGa
>>2497
微塵も隠す気がないほど甘ったれた意見で草
まあ気持ちは分かるけどな……俺はE-7を丙で挑んだけど、
それでも「こんなんクリアできるかボケェ!!」とブチギレた程だったし
丙でこれだったんだから甲とか想像したくねえよ
今度の夏はどうなる事やら……
2501 ななしのよっしん
2017/07/04(火) 18:04:27 ID: 0PrVix8dts
ここと中枢棲姫-壊だけ甲で潰し損ねたな。今なら殺れる気がするんだが。
2502
2017/10/14(土) 13:21:22 ID: BoHL3RGXps
このゲーム何だかんだ変なリズムっていうか中毒性みたいなのはあるから
2015夏さえ無ければ未だに思考停止して淡々と遠征回してたかもしれない
キャラを愛でたいんであって苦行をしたいわけじゃないんだよ
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/02(月) 20:00
最終更新:2024/12/02(月) 20:00
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