ラヴズオンリーユー単語

ラヴズオンリーユー
6.1千文字の記事
  • 12
  • 0pt
掲示板へ

君だけが、見た世界

ドバイ香港アメリカ香港
幾度もを越え、ついにかなえた日本の悲願、
ブリーダーズカップ初制覇。
海外G1年間3勝、米国最優秀芝
日本のどんな名も見られなかった世界の頂の風景
君は、そのに映した。

JRAヒーロー列伝 No.90 ラヴズオンリーユーexit

ラヴズオンリーユー(Loves Only You) とは、2016年生まれの日本の元競走馬・繫殖である。鹿毛

東・矢作芳人厩舎所属、安町・ノーザンファーム生産
馬主DMMドリームクラブ(新大口一口クラブ)

な勝ち
2019年優駿牝馬(GⅠ)、忘れな草賞(L)
2021年クイーンエリザベス2世カップ(香港GⅠ)、ブリーダーズカップ・フィリー&メアターフアメリカGⅠ)、香港カップ(香港GⅠ)、京都記念(GⅡ)

名は「みんなへのを込めて。名より連想」(JRA競走馬情報より)

概要

ディープインパクト*ラヴオンリーミー、Storm Catという血統。

ディープインパクトは最説明不要の三冠馬で、種牡馬としてもリーディングを独走。ディープインパクトストームキャットとは一種のニックス(相性の良い配合)として知られ、同じ配合にはキズナエイシンヒカリなどがいる。

ラヴオンリーミーは現役時代未出走であったものの、半Rumplestiltskinは欧州の2歳GⅠ2勝を挙げ、そのつまり本祖母MonevassiaKingmamboの全、そしてKingmamboという事はそのGⅠ10勝の世界的名Miesqueである。この血統背景があったからこそノーザンファームは90万ドルで購入。繁殖入り後はドバイターフ勝ちリアルスティールを輩出し、そしてそのドバイターフ当日に生まれたのが本ラヴズオンリーユーである。他には従兄弟仏ダービーStudy of Manがいる。

2017年セレクトセールに上場されると、同年より一口馬主クラブを開設予定のDMMセレクトセールに参入。そこの1歳セールに出された本は1歳最高額となる税抜1億6,000万円でそのDMMに落札された。

DMMドリームクラブ大口クラブであり、1口32,000円×10,000口の総額3億2,000万円で募集がかけられ、そのうち9,932口を集めた模様である。

2歳となりラヴズオンリーユーと名付けられた本は、全リアルスティールを管理した矢作芳人厩舎へと入厩する事となった。

競走生活

2~3歳

デビュー戦は2歳11月京都1800m。ここをルメール上で2番人気に迎えると、若干立ち遅れながらも中団から伸びて1番人気アーデンフォレストを交わして勝利
続いてマイル菊賞に岩田康誠上で挑戦すると、やはり立ち遅れて今度は後方からとなったが、直線で外に持ち出されると他とは違う脚色で差を広げ、1身3/4差をつけて勝利

明けて3歳となり、矢作師は2月に一度使って桜花賞へ向かうプランを立てたが、ここでラヴズオンリーユーが細菌性疾患にってしまい、3月中の出走も難しく桜花賞も賞金的に難しい事からプラン白紙化
そして阪神リステッド競争である忘れな草賞へと出走。状態は余り良くないと言われておりレースでもまた立ち遅れて他にぶつかって後方からとなる。しかし今回から上のM.デムーロが外に回して追い出せば後続を突き放し、結果3身差をつけて快勝する。

短期放牧を挟んで初重賞GⅠとなる優駿牝馬(オークス)へと出走。初の関東輸送ではあったが通常の前日輸送ではなく2日前に輸送を行うことで、今までで最も良い状態での出走にこぎつけた。
オークス当日は何と1番人気(単勝4.0倍)に支持される。桜花賞グランアレグリアNHKマイルカップへ向かい、2着シゲルピンクダイヤは血統面から距離延長は歓迎できず人気を落とし、3着クロノジェネシスが僅差の2番人気となった。他はフラワーCから直行のコントラチェック人気を集めていた。

そしてレース本番。いつも出遅れていたラヴズオンリーユーは初めて上手く発を決め、中団外を追走する。ジョディーが逃げ1000m通過591と較的速いペース逃げていたが、3コーナー付近からコントラチェックカレンブーケドールなどが仕掛け始めてペースが落ちる事く進む。こうなると息つく暇のない消耗戦となる。直線に入ってカレンブーケドールが先頭に立つが勢いが止まらないし、後方組はが生かせない。しかし外に持ち出していたラヴズオンリーユーは一歩毎に確実に伸び続け、先に抜け出していたカレンブーケドールを捉え、50m程の競り合いの末クビ差競り落としゴールGⅠ初制覇。
この勝利によりDMMドリームクラブは初重賞勝ちがGⅠ勝利となり、上のM.デムーロクラシック五競走を制覇、敗のままオークス制覇は2006年カワカミプリンセス以来で5頭記録である。

場を休養に充て、ぶっつけで秋華賞に挑戦する予定だったが、右前脚の蹄を痛めて回避。結果の初戦にはエリザベス女王杯が選択された。ここでも1番人気に支持され、次いで秋華賞を勝ってきたクロノジェネシス復活を期すラッキーライラックという人気順であった。
レースは2年連続2着のクロコスミアが後ろを離して逃げるがペース自体は遅く、その2番手に群を引き連れる形でラヴズオンリーユーという展開。京都の下り坂で一気にペースが上がってロングスパート勝負となり、直線に入ってもクロコスミアり続け、ラヴズオンリーユーも脚を伸ばすが、最内を突いたラッキーライラックの抜け出しを許し、クロコスミアにクビ差届かず3着と5戦にして初の敗戦となった。

4歳

エリザベス女王杯後は休養し、ドバイシーマクラシックから始動の予定でドバイへと輸送されたが、レース数日前にドバイミーティング中止が発表され帰
復帰戦にはヴィクトリアマイルを選択。ここでは同じくドバイ組のアーモンドアイが圧倒的1番人気に推され、本は単勝9.5倍の3番人気に推された。レースでは中中段のインを追走したものの直線では伸びがく、7着に敗れた。その後鳴尾記念に出走するも、直線で一緒に上がったパフォープロミスハナげず2着となった。

休養後府中牝馬Sから始動するものの、当日の東京競馬場馬場が悪化し、それがしたか8頭立ての5着に敗戦。しかし続く阪神開催のエリザベス女王杯では中中団後方から直線外に持ち出して脚を伸ばし、2年連続の3着に入線する。その後の有馬記念は特に言うことなく10着に敗れた。

5歳

明けて5歳となり、この年は阪神開催の京都記念から始動。上は川田将雅に乗り替わった。1番人気で出走すると中4番手から直線でステイフーリッシュを差し切り、1年9カぶりの勝利となった。

その後オイシンマーフィーを背にドバイシーマクラシックへ出走。日本からは本の他クロノジェネシスも参戦し、外に前年の仏ダービー勝ちサウジカップを勝ってきたMishriffや、香港ヴァーズ勝ちMogulなどが出走。レースでは中中団後方から、前に居るクロノジェネシスマークする形で進め、最後の直線ではMishriffクロノジェネシスとの競り合いになるが、最後に甘くなって3着となった。日本同士バチバチにやりあってたら外から差されたでござる

その後香港へ転戦しクイーンエリザベス2世カップへ出走。日本は本の他デアリングタクトグローリーヴェイズキセキが出走し、地元勢からは古Exultantが出走し7頭立てとなった。上は香港の若手のホープヴィンセント・ホーに決定。レースでは中4番手、インにいるデアリングタクトを外からマークする形で進め、直線で外に持ち出されると残り200mで先頭に立ち、グローリーヴェイズの追撃を振り切ってゴールGⅠ2勝を挙げた。

レース後は一度帰し、GⅠブリーダーズカップ・フィリー&メアターフを大標にすることとなった。めに出して現地で前戦を使うプランもあったが、最終的には遠征前に札幌記念を使うことが決まった。
その札幌記念では初の古対戦となる桜花賞ソダシともども人気を集め、本が1.9倍、ソダシが3.8倍、その他の10頭はいずれも10倍をえるというオッズとなった。レースは大外から先行してめに仕掛けたソダシに対して中団からの進出でよく追ったものの、ペルシアンナイトとの2着争いにはアタマ差先着したがソダシり脚の前に3/4身差で惜敗した。しかしながら矢作師は「川田バランスが良くなったと言ってくれた。このままアメリカに向けて準備していきます」とまずまずの評価を与え、めて予定通りの遠征プランを表明。

10月22日、同厩で8月ブリーダーズゴールドカップを勝ち同じGⅠBCディスタフに出走の帯同マルシュロレーヌとともに出。現地オッズではWar Like Goddess、Loveに次ぐ3番人気に推されて迎えた11月6日ブリーダーズカップ・フィリー&メアターフ。直前にスプリントとレディクラシックJBC2競走を勝った川田将雅の手綱で4番手好位につけたラヴズオンリーユーは、直線一気の末脚で、先に抜け出したWar Like Goddessら前3頭の僅かな隙間をこじ開けるようにして鮮やかな差し切り勝ち。日本調教初のブリーダーズカップ制覇を果たした。なお、このレース2021年限定戦で一番高いレーティングとなった。これは、すなわち一番強いたちが集った大会であったことを意味する。

米国遠征後は再び香港へ転戦、ダノンスマッシュレシステンシア内勢と合流し12月香港カップへ。QE2Cに続く香港2冠に挑む。営はこれを引退戦と発表。グランアレグリアマイルチャンピオンシップをもって引退済み、クロノジェネシス有馬記念をもって引退予定なので、2019年クラシック世代牝馬三冠の3頭はいずれも2021年末までに現役を退くことになる。

そして香港カップ。ラヴズオンリーユーはアメリカから香港へ向かい、日本からはレイパパレとヒシイグアスが参戦。Exultant引退香港の中距離層は若干薄くなったものの、それでもGⅠ勝ちのあるPanfieldや前戦好内容のKa Ying Star欧州からは欧州2000路線最高峰の英チャンピオンS2, 3着組のDubai HonourMac Swineyが参戦。合わせて12頭立てとなった。
レースでは4番から発走。ポンッとスタートを決めると前を見る好位の3, 4番手を追走。4コーナーに入る辺りで後ろが動き始めるがまだ泰然と構える。直線に入って内に進路をめると前2頭の間をまずこじ開け、大外から伸びてきたヒシイグアスと先に抜け出たRussian Emperorが並ぶと更にそれの間をこじ開け、ヒシイグアスに短アタマ差をつけてゴール。着差こそ少ないものの、込みを気にしない勝負根性と川田のゲキに応える操縦性、譲りのレースであった。

同年緒戦の京都記念で久方ぶりに勝利した際、カンテレ競馬中継で実況が「あのきをもう一度」と発した訳であるが、ラヴズオンリーユーはその後海外の大レースで最高のきを解き放って、2021年JRA賞最優秀4歳以上に選出。有終の美を迎えることとなった。

2022年1月30日東京競馬場引退式を行いexit、後日ノーザンファームにて繁殖入り。なお引退式同日の香港では彼女の名を冠したレース「ラヴズオンリーユーハンディキャップ」が8Rにて開催(芝1600m)。の向こうでも引退を添える事になった。2月2日競走馬登録抹消exit。賞額はJRA分3億3874万9000円、海外分5億7519万9700円だった。

さらに翌2月11日BCフィリー&メアターフ勝利などが評価され、2021年エクリプス賞最優秀芝を受賞日本エクリプス賞受賞はもちろん史上初の快挙である。また、全サラブレッド競馬協会が選出する「モーメントオブ・ザ・イヤー」にも「Japanese Duo」としてマルシュロレーヌと共に選出され、アメリカ競馬歴史にその名を刻んだ。

余談

血統表

ディープインパクト
2002 鹿毛
*サンデーサイレンス
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
*ウインドインハーヘア
1991 鹿毛
Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
*ラヴオンリーミー
2006 鹿毛
FNo.20
Storm Cat
1983 黒鹿毛
Storm Bird Northern Dancer
South Ocean
Terlingua Secretariat
Crimson Saint
Monevassia
1994 鹿毛
Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
Miesque Nureyev
Pasadoble

クロス:Northern Dancer 4×5×5(12.50%)
上述の通り、祖母MonevassiaキングカメハメハエルコンドルパサーであるKingmamboの全

関連動画

関連項目

【スポンサーリンク】

  • 12
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

ラヴズオンリーユー

305 ななしのよっしん
2022/05/25(水) 10:41:08 ID: 811Jw60dSS
良い名前
306 ななしのよっしん
2022/06/10(金) 16:55:20 ID: WrXYMyUsjM
LOVES ONLY YOU is ComingHere comes LOVES ONLY YOU!!To win it For JAPAN

海外実況だけどめっちゃ熱くて好き
307 削除しました
削除しました ID: FCXvxWSi7O
削除しました
308 削除しました
削除しました ID: Dh7kdz5pWx
削除しました
309 削除しました
削除しました ID: LG3mKGJ/Fx
削除しました
310 ななしのよっしん
2022/06/29(水) 06:46:04 ID: oAsCQRk+Ff
年度代表馬としてみるとさすがに・・・
札幌負けた上にBCも初制覇とはいえ勝ったのは限定だからどうして割引かれて見られると思うよ。BCターフを勝ってて且つドバイシーマ勝ってたらあり得たかも。
311 ななしのよっしん
2022/07/14(木) 17:35:02 ID: eN8kw/rYZ1
年度代表にラヴズ推してるやつはたまに見たけどある程度競馬歴あればエフフォ確定なのは明らかにわかることだったからなぁ
312 ななしのよっしん
2022/07/25(月) 07:21:11 ID: FCXvxWSi7O
まあ年度代表馬はともかく実際の強さはラヴズ>F4ってことは分かったけどな
313 削除しました
削除しました ID: v3+QgPmCQn
削除しました
314 ななしのよっしん
2022/11/17(木) 00:32:44 ID: JYZRwSecLQ
2022年京都記念川田シーマクラシックマーフィーから共に「2400mは長すぎる」との摘があり、これがBCF&Mターフ(2200m)選択の理由になった。2400mいけるならBCターフを選択しただろう。
振り返ってみると2019年オークスでも最後まで伸び続けることは出来ずにクビ差しかつかなかった。

急上昇ワード改