特命調査単語

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長期化した戦いの理由を審神者めた時の政府は、特別な任務を命じた。
放棄された世界歴史改変された○○の調を行え。

 

特命調査とは、ブラウザゲームおよびスマホアプリゲーム刀剣乱舞-ONLINE-」の期間限定イベント「特命調査 ○○シリーズの総称である。

概要

ゲーム内で開催された期間限定イベントの一つ。
2018年10月末から始まり、2021年1月下旬に最後の特命調査が開催され完結となった、計5種類のイベントシリーズ

本来は、歴史改変論む歴史修正主義者過去へ送り込んだ時間遡行軍を、時の政府より派遣された審神者プレイヤー)が異力を用い顕現した刀剣男士過去へ送り、追伐して正統なる歴史を守ることがこのゲーム旨である。
しかし、時の政府は戦いの長期化の原因を審神者めるようになり、歴史改変が為されてしまい時の政府に放棄された世界、つまりパラレルワールドに調として出する特命が下される。

任務にあたり、時の政府から遣わされた「の人物」(新規実装キャラ)が本丸へ来訪または入電をしてくるという今までになかった演出がとられた。
新規実装キャラは最初は正体をせられており、一定期間経たのちに公式Twitterで正式にお披露となる。

(聚楽第の時点で)刀剣乱舞3年10ヶ月経ち初めてイベント内限定会話(回想)が実装された、ストーリー形式のイベント
特命調査ごとに初期刀に選べる5振りのうち1振りがピックアップされ、イベント会話は新規実装キャラ単独ver、該当初期刀同行ver、極の該当初期刀同行verの三通りがある。

イベント限定BGMが初めて出来、特命調査によっては固定グラフィックラスボスが登場するのも初めてである。

これらの今までにない試みから、大いに話題になり考察妄想が盛んに行われた。

復刻版では初参加・前回未クリア・前回クリア済で分岐する。
前者二つは従来通り、前回クリア済はストーリーパートカットなためぶっちゃけるとレアドロップ掘りしかやることがない。

イベントシステム

初回では仕様を理解する前に課金層から「課金前提じゃないのか」と非難のが寄せられたが、ある程度の戦力さえあれば、自然回復の賽子のみでも数日かければ充分にクリアできる。毎回賽子を振っていれば、クリアはおろか4~5周は回れる(聚楽第などは10周できることも)。
むしろ廃人周回プレイが基本だったこれまでのイベントべると、1日2回10分程度やれば新規実装キャラを獲得できるため、圧倒的に易しい。

新規実装キャラは初回クリアの確定報酬および、クリア後のレアドロップになるため他イベントと異なり複数入手もやろうと思えば狙える。つまり金で殴れば乱舞レベルを上げられるのである。とはいえ乱舞レベルは現状では趣味要素の強いエンドコンテンツなため、よっぽどでない限り上げる必要性は薄い。
もちろん周回数の勝負となるため、お財布との相談は計画的に。それでも、文久土佐以降は一定の周回数でも報酬で獲得できるようになったため、青天井の期間限定鍛ガシャよりはマシだというも……。

特命調査 聚楽第

2018年5月時点で7月中旬~8月上旬辺りに新イベント開催が予告7月には開発の都合上延期になり、続報が待たれていた。 9月13日イベント名「特命調査 聚楽第」とそれに登場する「の人物」が紹介される。

2018年10月31日11月22日開催。2019年6月18日7月9日復刻

最初の特命調査だけあってプロトタイプな面があり、後続にべると入電演出し、マップギミックし・イベント会話も少ない、などと作りが拙い。
だが、当時はかつてない試みに審神者間は盛大に沸き、これまで空気だった時の政府存在感を出してきたことや「の人物」について話題考察が飛び交った。ラスボスBGMは今でも人気が高い。

延期がなければ山姥切国広の極が出る前に開催されたのではとも囁かれているが、システムに変更を加えるよりは初期刀極の実装順などを変えた方が負担が少ないためその線は薄いかと見られる。

ストーリー

本丸に「の人物」が来訪する。
彼は長期化した戦いの理由を審神者めた時の政府によって実力を測るために遣わされた「監官」であり、放棄された世界歴史改変された1590年の聚楽第へのを一時的に開き、監官帯同のもと調する任務を通達する。
戦闘での働きを監官に評価してもらい、評定「優」を獲得するのが的となる。

評定「優」報酬
新規実装刀剣男士
イベント会話対応
刀剣男士
山姥切長義 山姥切国広

考察ポイント

  • 時間遡行軍に占拠された聚楽第中心地に北条氏政の存在が確認されている。
    正体を隠す監官は「これが正史でない以上、当人であるかどうかは瑣末なこと」と一蹴していたが、実は山姥切長義の元正史では北条氏政は聚楽第行幸を拒否したことにより起きた小田原合戦にて1590年8月切腹しており、本来は居るはずがない。そのため、イベント当時は小田原合戦の起きない世界かと推察されていた。だが、後の特命調査を顧みると、敵の成り代わりもしくは闇堕ち氏政である可性も考えられる。聚楽第なのに豊臣秀吉らの存在が全く言及されないのも不穏さを感じるが……
  • 戦闘背景の屋内などは酷く荒しており、なかには作画ミスなのか歴史改変を示しているのかこの時代にそぐわないものも。
  • 聚楽第本丸最終ボス名は「ゾーリンゲン友邦団」。通常マップ6-4ボスの「ソーリンゲン力部隊」を想起する不穏な敵名。
  • 評定「優」を獲得できずに(=山姥切長義が未加入)イベント終了すると、こんのすけに「歴史改変された聚楽第への経路の封鎖を確認しました。現在かの地への進入は不可能です。監官はすでに政府へと帰還されたとのことです。…彼はいったい何者だったのでしょう?」と言われる。

イベントBGM

イベント限定ボイス(刀帳には収録されない)


※0:24以降はイベント限定ボイスではなく、回想『其の57』を一部使用。

特命調査 文久土佐藩

2019年4月24日5月15日開催。2019年10月29日11月19日復刻

開催に先立って高知新聞イベント告知する記事が掲載された。

文久土佐からはマップギミックが登場。
高知マップする中ボスを追いかけ、に嵌めるなどして追い込んで討伐するもの。
頭を使うため駄に行動回数を消費して追いかけっこしてしまうはめになるが、有志により最小手数のルートが発見されている。周回する場合は下調べしておこう。

世界情報としては「先行調員」「政府権限の顕現」などの情報が初出となる。
文久土佐江戸では「先行調員」がNPCとして助っ人加入するが、チート級に強い。時の政府バフか?

ストーリー

本丸に唐突な入電があり、高度暗号通信を傍受、解析、解読の後、何者かが発信したノイズしい映像が表示される。それは特命調査への出要請であった。
審神者部隊に5名編成し、1863年の文久土佐へと出して播磨屋にて「先行調員」と合流の後、調任務を遂行せよ。
播磨屋にて部隊と合流した入電のこと先行調員・肥前忠広々に自分の正体を明かし、この時代の状況を説明する。 この世界では正史と異なり土佐勤王党が恐怖政治を行っており、その中心人物を見つけ出して歴史修正の糸口を探るのが今回の任務となる。
まずは戦力が必要とのことで、先生こと南海太郎朝尊の元へ。彼は高知下町の敵からドロップし、政府権限で顕現する。しかし顕現したてで弱いため知識で後方支援を担う。

正史では吉田東洋は土佐勤王党を上手く抑えられなかったが、この世界では土佐勤王党の首であり、その恐怖政治導。正史において元武市半平太吉田東洋を葬ったことから、下町ボスこと吉田東洋南海太郎朝尊の気配から逃げ回る。吉田東洋を撃破するが、首謀者は高知に居ることが判明。

高知ラスボスを討つも、刀剣男士にその姿はどう映っていたのか動揺が走る。
「強敵も強敵だったようだね」
「そりゃあ、あの姿……」
「……だが、偽物だ」
「まだ、どこかで生きちゅう。こんなところでは、まだ死ねんはずじゃ」
「……そうかもしれないな。ところで、本の話を覚えているかね
ここには壊れたが落ちている。案外答えは、そういう事かもしれん」

ともかく肥前忠広の任務は終了。政府権限で顕現された以上、報告などは義務らしく南海太郎朝尊を連れて政府に戻ろうとするが、なんと周辺を見て回りたいからと政府への言い訳を頼んで逃げられてしまう。
結局、高知下町ボスに付いて回っていたが飽きたし自力でどうこうする手立てもないので「迎えに来て欲しい」と本丸おねだり入電。お迎えのために再出して、今度こそイベントは終了。

1周クリア報酬
新規実装刀剣男士
2周クリア報酬
新規実装刀剣男士
イベント会話対応
刀剣男士
肥前忠広 南海太郎朝尊 陸奥守吉行

考察ポイント

イベントBGM

イベント限定ボイス(刀帳には収録されない)

特命調査 天保江戸

2019年11月19日12月10日開催。2020年11月5日2020年11月26日復刻

マップギミックは敵が江戸城下に隠した炮烙(=爆弾)を見つけ出して回収していくもの。敵を倒すと炮烙に近づくごとに「三」「二」「一」の札を落とすため、それを頼りに炮烙の場所を探り当てる。
つまりマインスイーパーの逆バージョンの簡易版。

ストーリー

本丸の二人組から特命調査の通達が入電され、戦力派遣められる。
今回の歴史改変世界1843年の江戸。本来の歴史であれば悪政と名高い保の改革が失敗に終わる年であり、その結果幕府は衰退、幕府と諸との対立は深まり、倒幕への流れが生まれる。
しかし、この世界では時間遡行軍による膨大な戦力によって保の改革が強行され、江戸の民は恐怖に陥っている。歴史修正の糸口を見つけ、保の改革を正しく頓挫させるのが的となる。
二人の先行調員、水心子正秀源清麿は、調にあたり一方は審神者部隊NPCとして加わり、一方は後方で補佐する。審神者がどちらを選ぶかにより、水心子正秀ルート源清麿ルートに別れる。

水心子正秀刀剣男士の使命と任務の責務の他にも、歴史改変によって存在の危機する友・源清麿を救うために「江戸を元に戻したい」と思うあまり気が逸るが、当の源清麿は周囲を優しくフォローするのに水心子正秀にも任務を第一に考えるように窘める。

審神者部隊の協力により、改変が正されると、これで江戸に「正行(のちに刀工麿となる)」が戻ってくると一安心する。そして、源清麿を助けられたということは、同じ刀工作の刀剣男士長曽祢虎徹(虎の贋作であり本来は麿作)の事も意味するのだった。

クリア報酬
新規実装刀剣男士
クリア報酬
新規実装刀剣男士
イベント会話対応
刀剣男士
水心子正秀 源清麿 蜂須賀虎徹

※最初に水心子正秀を選んだ場合は1周クリア報酬は水心子正秀、2周クリア報酬が源清麿になる。最初に源清麿を選んだ場合はその逆。

考察ポイント

  • 正史では江戸城守閣は明3年(1657年)の明の大火によって焼失したはずだが、この世界では保でも存在している。
  • 文久土佐では敵の残骸をに利用する展開があったが、窪田清音などによく似た姿の敵は亡骸も残らずにのように消えた。 先行調員らの考えでは、仕立てられたの可性も。
  • 刀工麿が「正行」と呼ばれていたのは、江戸の頃は刀工名が正行だったため。化三年より正行から清麿へと改銘している。
    経緯をまとめると
     天保2年(1831)家をとび出して暫城下で刀したのち、江戸に出て、幕臣・窪田清音指導と  援助のもとに、鍛法の研没頭。
     天保10年(1839)、清音が武器講を作ってくれたが天保13年(1842)、工債を果たさぬまま長州萩へ出奔。
     天保15年(1844)、小城下に数月駐追したのち、再び江戸に出た。そして刀を続々と世に出し、谷の伊賀町稲荷横町に居を構えていたことから「谷正宗」とまで称される。
    イベントでは、江戸が荒れているために正行こと刀工麿長州萩に出奔したまま帰ってこない状態。
  • 歴史を捻じ曲げようとする輩がいれば、それに抵抗して元に戻そうとする力が発生する。その先鋒を担うのが刀剣男士
  • 水心子正秀源清麿と同じく江戸三作の一である「大慶直胤(たいけいなおたね)」が本丸配属の予定であることが匂わされた。麿く、心子正秀が配属されていながら自分が本丸に行けるのが大慶よりも後になったらちょっと困ることになるかもしれないらしい。

イベントBGM


ラスボス打刀_老中_甲」こと老中首座・水野忠邦を討つ展開のため、決戦BGM時代劇悪代官を成敗する時のような出会え系

イベント限定ボイス(刀帳には収録されない)

撤退等で水心子正秀源清麿が発する。

動画未発見。

特命調査 慶長熊本

2020年4月28日~年5月19日開催。

今回のマップギミックは、例えるならダンジョンの構造がランダムに変化するイワヤマトンネルフラッシュしで進む形式となる。例えの時点で厄介そうな匂いが漂っているが、その通りである。
敵を倒してりを得れば一定期間は視界が広がるが、せっかく進んだ先は行き止まりだったということも稀によくあるダンジョンランダム変化の仕方がかなり悪手で、ストーリーBGMに力が入っているぶん残念でならないとのも。

ストーリー

本丸に何者かから特命調査を通達する入電がされる。その者は和歌を用いて、放棄された世界「花」でにこないかと誘う。放棄された世界など咲くはずがない、その「花」とは——。

今回の歴史改変舞台は1596年の慶長熊本キリシタン勝利した世界
古今伝授の太刀
は「先行調員」を務めるが、相方地蔵行平が改変世界細川ガラシャに入れ込んでしまい裏切られる事態に陥る。それでも事を明るみにしないように和歌を用いて本丸歌仙兼定に伝わるようにSOSめた。咲いてはならぬ徒花——細川ガラシャの存在がこの世界めているという。
古今伝授の太刀は裏切られてもなお、地蔵行平救いたいと苦しむ。
だが、地蔵行平ガラシャを「上」と呼び、追う々と彼女を奪い返そうとするキリシタン大名たちから逃亡劇を繰り返す。彼女の変化に気付かないふりをしながら……。

やがて決戦ではこちらにまで向けるも、ガラシャられ倒。
もはやガラシャであってガラシャではない存在へと成り果てた彼女を救済するために討つ展開となる。
そして、彼女する者——夫・細川忠興の元へと送られた。

散りぬべき 時知りてこそ世の中の なれ人も人なれ

何故、ガラシャ地蔵行平ったのか、歌仙兼定はこの放棄された世界からきみと自分を開放したかったのだろうと考えを語る。古今伝授の太刀はこの世界の後始末を引き受け、地蔵行平本丸に託す。
その後、2周クリアで加入する。何故か闇り通路で迷子になってたが。

1周クリア報酬
新規実装刀剣男士
2周クリア報酬
新規実装刀剣男士
イベント会話対応
刀剣男士
地蔵行平 古今伝授の太刀 歌仙兼定

考察ポイント

イベントBGM

イベント限定ボイス(刀帳には収録されない)

撤退等で古今伝授の太刀が発する。

動画未発見。

特命調査 慶応甲府

2021年1月19日2月9日開催。

公式Twitterに先駆けて、雑誌先行で「の人物」のシルエット開。

聚楽第ぶりとなる「の人物」という紹介の仕方、「監官」に就く者。
そして「最後の特命調査」と銘打たれた。

今回のマップギミックは3つの拠点が全て落ちないように(1つでも残ればOK)守りつつ迫りくる敵を10回撃破したのち大砲を破壊する、タワーディフェンスまたはインベーダーゲームの簡易版といったところ。
3回行動するごとに敵が1マス進軍し、撃によって自軍のマスランダムで一つ潰される。自軍のマス間は1回の行動で遠距離であろうと移動できるため、上手くやれば敵を待ちせできるが、マス一筆書きに繋がっていないとワープ出来ないため撃で潰されて計画が狂うことも。

もう一つのギミックは先のものよりささやかであるが、マップを巡回する警備隊に鉢合わせしないように避けて進むかくれんぼである。遭遇すると戦闘ののち、一定区間ごとに在る帰還マスまで強制で戻されてしまう。

ストーリー

本丸に「の人物」こと、「監官」から特命調査を通達する入電がされる。
時の政府の者らしい高圧的な言い回しに緊が走る——
と思わせてそれは建前とのことで、うってかわってフランクな態度で入電は切られる。

歴史改変舞台1868年、慶応4年7月甲府正史では新撰組の生き残りが新政府軍と戦いあっさり敗退するはずだが、本来は3月に終わるはずの戦いが元新選組が優勢な状況で7月まで続いている。
歴史を正すために、歴史修復の糸口である新撰組の生き残りを倒すことが的となる。
今回の監官は、のっけから「くそじじい」「くそ坊主」の応酬で加州清光をからかって振り回す食えない爺さん。しかし、任務とはまた別に加州清光にある事を教えるために来ており、加州清光を連れて行かない監官単独verイベ会話では彼の哀愁を垣間見る一幕もある。

政府軍に味方して甲州を制圧し、ラスボス打刀_局長」「打刀_一番隊隊長」撃破することにより、歴史通りとなり、監官から評定「優」を獲得してクリアとなる。
「達者でな。これから何があっても、自らのこそを信じなさい」と刀剣男士たちを送り出す監官。
今生の別れのような言葉を胸に、本丸へと帰還すると——

なんと、思うところが出来たとのことで「私情」で本丸に配属。
しんみりムードから一転、賑やかにられるしい展開となった。

評定「優」報酬
新規実装刀剣男士
イベント会話対応
刀剣男士
一文字則宗 加州清光

考察ポイント

イベントBGM

イベント限定ボイス(刀帳には収録されない)

撤退等で監官が発する。

動画未発見。

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