RTA(リアル登山アタック)とは、RTA(リアルタイムアタック)と登山を組み合わせた全く新しいスポーツである。登山RTAは適切ではないので注意。あくまでRTA。
……というのは半分冗談で、RTA風味の解説や動画構成を使用した、リアルな登山動画のことである。
最近では特定の動画を見た視聴者をRTAにいざない、動画を投稿させるミーム汚染が深刻化してきている。
ミーム汚染は深刻なレベルでサイト2525に蔓延しており、ミーム汚染の除去も追いつかない状態となっている。だからみんなも走って。私も走ったんだからさ。
※上記のとおり、RTA風っぽく動画編集しているだけで、内容自体は登山経験者かつ、届け出、ガチ装備の登山動画である。登頂時間を競っているわけでもないし、天気の急変など無理が生じたら撤退もしている。ムリ登山、ダメ絶対。
一応競歩的なレクリエーションやらといったリアル登山アタック的なイベントも行われることもあるが、当然安全重視、トラブルは下山も視野といった具合でタイムに命をかけていない点は心においておきたい。
登山ではなく山を下るスキー、カヤックで海に乗り出しての魚釣りや動物園で飼育されている動物全部見て回ったりといったなんでもありのRTA(リアル登山アタック)外伝も徐々にではあるが投稿されている。
概要
2017年4月27日京野七番氏により投稿された、
【ゆっくり】ポケモンGO 剱岳山頂ジム攻略RTA(前半)がこのタグの付いた最初の作品である。
登山動画をbiimシステムを使用したRTA風味の動画に加工し投稿された作品ではあるが、
そこはしっかりとした登山であるため、biim兄貴ばりのガバムーブは死に直結する。
リセ前提の攻めるムーブなどもってのほか、そもそも再走自体が難しい……のだが、このタグが付けられる動画が10個以下だった時期にrestniconico氏が早くも再走動画を投稿している。
2018年9月現在、投稿されているRTAとして投稿されている山は、
剱岳、西穂・奥穂高縦走などの難度の高い山も依然として多いが、
燕岳、立山といった本格登山における初心者向けの山や、高尾山、六甲山などの特に装備を整える事無く登れる山のRTAも増えてきている。
また、RTA風味に加工する際にポケモンGOプレイ動画の体裁を取るのが今のところ通例。
2018年9月現在ではポケモンGOをプレイしていない、通信障害などでポケモンGOがプレイできないなどの理由で、ポケモンGOのプレイは努力義務とする動画が増えてきている。
RTA(リアル登山アタック)を走ろうと考えている方へ
発端となった京野七番氏やrestnicoico氏などの動画や書き込まれたコメント、この記事の掲示板にも度々述べられている事ではあるが、ここでも述べさせていただく。
高い山でも低い山でも登山を行うということは基本的に危険な事である。
しっかりと装備を整え入念に計画を練り、きっちりと登山届を提出して必要だと感じたら保険にも入る。
そういった準備を整えて山に登るのが大前提であるということを念頭に置き、自分の命を最優先に考える事が何より求められる。
無理をして登頂に成功するよりも、登山の最中に無理だと感じたら引き返したり計画を変更し、自分の命を守る事が一番大事なことである。
もし登頂に失敗しても笑い話として動画を投稿して欲しい。
山頂に立つ事より、生きて帰ってくる事の方が何万倍も嬉しい事なのだから。
帰ろう、帰ればまた来られるから。
生きていればいつかは無事に山頂へたどり着けるのだ。
関連動画
貴重な失敗例
天候に恵まれたよく晴れた日でも、計画と異なるルートを進めば遭難するのがよくわかる貴重な資料映像。
こちらは冬の富士山登頂(途中撤退)。めずらしく雪が少ない天候でもこの険しさであるため、冬山登山は特に慎重に。
ヘリルーラ要請講習
該当場面22:30~24:50
大変貴重なヘリルーラを行う場面と解説が映像に記録された。
この現場はバリエーションルートだが、通常の登山でも滑落や負傷などでヘリを要請する場合も十分あるので、特に危険度の高い山に挑戦したいと思ってる走者は一度でも拝見する事をオススメする。
解説動画
2020年7月16日(木)〜8月16日(日)に開催された1分弱タグ解説動画キャンペーン企画の参加動画。簡潔にRTA(リアル登山アタック)についてまとめられているため、どういったものか知りたい場合などにおすすめ。
用語集
-
IGA(イマジナル下山アナウンス)
下山中の動画のこと。
サムネ兄貴こと路アブラ氏が下山時の案内用動画のためにRTAの対義語として作成した用語である。
R リアル ⇔ I イマジナル T 登山 ⇔ G 下山 A アタック ⇔ A アナウンス
また、IGAという略称は、上に落ちる変態で有名な某ゲームのプロデューサーにも掛けている。
初出は前述した路アブラ氏の小草平-二俣IGA動画。
- 鎖マン
鎖のこと。補助物として登山道の岩場などに設置される。
本来は某ベルトスクロールアクションに登場した理不尽すぎる雑魚敵の蔑称だが、リアル登山アタックにおいては走者の命を守る頼もしい味方。
なお、リアル登山アタックでの初出はやまおとこ兄貴こと京野七番氏の西穂奥穂縦走動画である。
- 団体戦
複数名での登山のこと。特にRTA走者同士のチームで登ることを指す。
言葉としての初出はあたり氏投稿の谷川岳RTA。(メンバーはあたり氏・和泉氏・にけにけ氏)
リアル登山アタックにおいてはソロ登山(単独行)の動画が大半を占めるが、安全面を考慮すると本来は複数名での登山の方が望ましい。なので走者はどんどん団体戦していこう。
- チベスナ
晴天のこと。
チベスナ兄貴こときいろん氏の動画で晴天が多数を占めることから。また、チベスナを晴天を司る神として扱う走者も出てきており、その場合はチベスナ神とも呼ばれる。
なお、本来はチベットスナギツネという独特の表情をしたキツネの略称である。
- デスルーラ
死亡事故(もしくは自死)のこと。
リアル登山アタックにおいては、レギュレーションであらかじめ禁止事項に指定している場合も多い。
一般的なゲームのRTAではリスポーン(復活)地点への移動による時間短縮に使用されるが、リアル登山アタックの場合は使用した時点で完走不可、再走は来世となる。当たり前だよなぁ?
なお、ヘリルーラは許可されている。あらかじめ手続きの仕方を覚えておくと、時間をかけずに救援に来てくれるのでしっかり覚えよう。
-
呪い
リアル登山アタック界隈特有の同調圧力のこと。わーわーぱちぱち。
まずは八甲田山兄貴ことrestniconico氏の秋田駒ヶ岳RTAを観よう。ん?これを見たらポケモンGORTA走ってくれるって言ったよね?
この動画中に開催されたRTA教室によって、多くの人々がリアル登山アタックに引きずりこまれており、まさに呪いと呼ぶべき強力な同調圧力である。なお、restniconico氏以外の投稿者による同調圧力が呪いと呼ばれることはほとんどない。
- 呪いの人形
ねんどろいど 雪村あおいのこと。
上記の「呪い」が成立した経緯により、restniconico氏がアバターとして使用した人形が呪いの象徴として認識されるようになった。そもそも『ヤマノススメ』自体が視聴者を登山に引きずりこんでいるため、それほど違和感はないかもしれない。
②の存在により、ポケモンGOのユーザーでなくとも「100%RTA」を走ることは可能となった。だからこの項目を読んだ人も100%RTA走って。みんな走ってるんだからさ。
-
ビギる
視界不良などの悪天候になること。
天地創世(ビギニング オブ ザ コスモス)兄貴こと、にけにけ氏が投稿した動画において、もやや霧など視界が一面白くなる状況が多発していることから、とあるマンガに出てくる手牌全てを白のみであがる天地創世というアガリ役名をもじったもの。降雨、降雪等の天候悪化の表現に使用されることもある。- 使用例:ビギってる
- 使用例:ビギってる
- 漫画家なりきりセット
MILLET(ミレー) ドライナミック メッシュのこと。
某漫画家に似ている(もしくは同一人物)とされる俳優が着用していたシャツに酷似していたことから。言葉としての初出はやまおとこ兄貴こと京野七番氏の西穂奥穂縦走動画(その前作の剣岳での呼称は「ミレーのアミアミ」)。この時点では、サングラスも含めての"セット"であった。
なお、この製品は優れた吸湿性、速乾性による汗冷え防止効果があり、登山やトレラン用のインナーとして非常に高い評価を得ている模様。
- ゆるふわ
”初心者向け”、”本格的ではない”、”エンジョイ”などの意味を含んだ言葉。
いわゆる「ガチ」の対義語である。
『ヤマノススメ』において「ゆるふわアウトドアコミック」というキャッチフレーズが使用されていることから、「ヤマノススメで登られているような初心者向け山行」という意味合いで使用されることが多い。
ただし、具体的な難易度によって定義されているわけではなく、『ヤマノススメ』作中でも中級者以上の山行を行っていることがある。ゆるふわという単語が使われていたとしても、まずは自分自身の力量に応じた山行かどうか、正しく判断してから山に挑もう。
関連項目
外部リンク
- 67
- 0pt