厚木那奈美(あつぎ ななみ)とは、日本の女性声優である。81プロデュース、エイベックス・ピクチャーズ所属。
声優ユニット「Run Girls, Run!」のメンバー。
概要
特技はダンスで3歳の頃から10年以上クラッシックバレエをやっていた。趣味は読書で特に西尾維新が好き。
愛称は「あっちゃん」。挨拶は一人だけ名前にちなんでいない「ごきげんよう」を使っている。
なお、「Run Girls, Run!のらんがばん!」第10話で林鼓子に叫ばれた「長野の奇跡」呼びが、いつの間にか定着してしまった。
趣味・嗜好等
ロボットが好きだったことから、学業は理系の道に進んでいる。しかし、理科が好きだからこそ自分が理数系を苦手としていることを自覚しており、得意科目はむしろ国語らしい(なのでよく、理系…?と突っ込まれている)。体育は苦手で、ダンスの期間だけ通知表が良かった。しかし、一度テストの期間だけ頑張って通知表でオール5を取ったことがあるらしい。
合気道等いろいろやっていたことから、全盛期の握力が38あったなど、フィジカル自体は高かったりする。本人的にはスポーツはあまり好きではないようだ。
兄がおり、昔野菜が嫌いだった兄が母のたまごサンドだけは食べた、初詣に車で送ってもらった、大学進学で上京した時に兄に荷物にあった入浴剤とアイスクリームを入れ替えられた、高校生の頃『映画けいおん!』に無理やり付き合ってもらった、といったエピソードを話している。
ダンスが得意とあるように昔からクラシックバレエをやっており、Q’ulleというユニットを好きになったことがきっかけで、アニメやボーカロイドのダンスを始めた。現在もRun Girls, Run!の楽曲の振り付けを彼女がすることもある。
料理ができるため、ニコニコ生放送で先輩の山下七海と「なないろレシピ」をやっている。なお、『Run Girls, Run!』の他二人・林鼓子と森嶋優花に関してはFMヨコハマで放送しているラジオ番組「Share the Night」のDJプロフィールに堂々と書いている通り全く料理ができず、先輩である田中美海の料理番組「みなみ✿ア・ラ・モード」に遊びに行った際に厚木那奈美を封印して料理をする企画が一瞬で崩壊する悲惨なことになり、乱ガールズ乱などと呼ばれまくることとなった(そこまで料理のできないはずの田中美海ですらだいぶマシに思えるレベルであった)。なお、後日放送された「開店前」では、生放送が始まる前の下準備の段階で既に地獄絵図が展開されていた模様。
デビュー当初から推しているように、好きな調味料は酢。もろみ酢を幼稚園の頃から飲んでいる等、日常的に様々な酢を飲んでおり、「Run Girls, Run!の3人4脚自由形」#7では番組の企画で厚木那奈美の好きなお酢TOP5を当てることになった際、そもそも酢を飲むという認識すらなかった林鼓子がドン引きする中、ひたすら酢の魅力を語ってテンションが高くなっていた。ちなみに林鼓子は酢が苦手であることを明らかにしているため、ちょくちょくお互いに気を使っている発言をしている。
また出演作「キラッとプリ☆チャン」で担当している青葉りんかが作中でごり押ししているマスコットキャラクター「シルクちゃん」をいつの間にか本人も応援しだし、ブログでシルクちゃんを模した料理を作ったりもしている。
ホラーは苦手であり、「Run Girls, Radio!!」第22回によると林鼓子から「シャイニング」を見せられた際に開始の40秒くらいでビビってたらしく、「Run Girls, Run!の3人4脚自由形」#5でゾンビ映画・ドラマでよくあるシーンをあげていくコーナーでは林鼓子のあげた吊り橋効果で恋愛に陥るカップルをゾンビのことと勘違いするなどの珍回答を出し続けた。
2019年9月13日のブログによると東京ディズニーランドのウエスタンランド・シューティングギャラリーで3連続でフルスコアをたたき出したことで、父親が射撃を趣味としており小さいころからモデルガンをたくさん触らせられたことで、自分自身も射撃を得意としていたことをようやく思い出した、とのこと。以後に放送された「Share the Night」第4回によると、本人も射撃声優を自負しているとのこと(それ以前の「Run Girls, Run!のらんがばん!」第8話の射的チャレンジの時、景品が床に固定されていたという仕掛けをされていたがために、あまりにも景品が倒れなくて銃身で景品を突きまくっていたことは黙っておこう…)。
結構な画伯であり、林鼓子がよくイラストを描くこともあって、何かと一緒に描かされることも多いが、独特な趣のものである。中学時代に絵のうまい峯田茉優と比べて自分の絵が下手すぎて泣いたこともあったらしいが、最近では割と割り切ってウリにしている感もある(他2人からは結構ストレートに残念な感じを表現されているが)。一応最近は描かれたものが伝わるようになってきたため、成長はしてきている…?
長野県出身ということもあってか、当地の観光地である善光寺近辺についてよく話題にする。
来歴
幼児期に『デ・ジ・キャラット』のプチ・キャラット(ぷちこ)に憧れ、彼女のようなしっかり者にも声優になればなれると、幼心に声優に憧れるようになる。その後『プリパラ』でi☆Risを知り、声優への憧れはそのまま、歌って踊れる声優になりたいと思うようになる。なお、彼女のアニメの志向はこのようにどちらかといえば美少女アニメであり、林鼓子と森嶋優花がイケメンについて話し出すと置いていかれる旨をちょくちょく発言している。
ちなみに本人の申告では小学生の時に声優のオーディションを受けているが、当時は人前で話そうとすると泣き出すほどの内気な性格だったためあっけなく落ち、以後仲の良かった峯田茉優にすら打ち明けていなかったほど心に秘めた思いとなっていた。
以後、声優を選ぶか大学に進学するかで親と相談し、大学進学を選ぶ。ということで声優の道を半ばあきらめていたのだが、大学で一念発起し、休暇の傍らこれっきりにしようとオーディションを受けたそうだ。
2016年から2017年にかけて行われた『avex×81produce Wake Up, Girls!AUDITION 第3回アニソン・ヴォーカルオーディション』に合格し、林鼓子、森嶋優花と3人組の声優ユニット『Run Girls, Run!』を結成。
2017年10月より放送のTVアニメ『Wake Up, Girls! 新章』の阿津木いつか役にて声優デビューした。
2018年4月からは『キラッとプリ☆チャン』の青葉りんか役でレギュラー出演している。
ちなみに、峯田茉優と同じ中学の同級生である。一般的には「だまゆ」なのだが、厚木那奈美はずっと「みね様」と呼び続けている。当初は数学の問題を答えを見て説いていた厚木那奈美に峯田茉優がくぎを刺したのがファーストインプレッションで、真面目かもと思って怖がっていたのだが、仲のいい間柄となった。なお、厚木那奈美は峯田茉優が養成所に通っていた辺りまでは把握していたのだが、お互い声優になったことを知ったのは厚木那奈美が初登壇したのをちょうど別の事情で見ていた峯田茉優が、その後連絡してきたときである。
当時は休み時間に一緒に振りコピ等もしていたとのこと。中学時代にダンスの練習をしようとうっかりクラスで大声で「ファーストキスの練習をしよう!!」と叫んでしまったことを、今では笑い話にしている(おそらく「あぁ!」の『FIRST KISS』の可能性が高いが、2人の趣味的に『ゼロの使い魔』の方の可能性もなくはない)。
主な出演作品
テレビアニメ
- Wake Up, Girls! 新章(阿津木いつか)
- カードファイト!! ヴァンガード(プロミス・ドーター)
- キラッとプリ☆チャン(青葉りんか)
- つくるのだいすき!ねんDo!くんとなかまたち(ルンルン)
- デスマーチからはじまる異世界狂想曲(マーサ)
- アサシンズプライド(ニーチェ)
- ネコぱら(女性解説者)
- 天地創造デザイン部(233)
- プラオレ!〜PRIDE OF ORANGE〜(中山梨乃)
- 神クズ☆アイドル
劇場アニメ
ゲーム
- 武器よさらば(ティリア)
- Wake Up, Girls! 新星の天使(阿津木いつか)
- キラッとプリ☆チャン(りんか)
- 月煌 -Luster-(青月、アニタ)
- 22/7 音楽の時間(君島奈々)
- パズルガールズ(アクイラ)
- ブルーアーカイブ -Blue Archive-(佐城トモエ)
- モンスターストライク(ハイネ)
- 共闘ことばRPG コトダマン(ソードラゴ、トウテイル)
- 異世界に飛ばされたらパパになったんだが 〜精霊騎士団物語〜(フラム)
バラエティ
関連動画
関連チャンネル
関連項目
外部リンク
- Run Girls, Run!公式サイト
- Run Girls, Run!オフィシャルブログ
- Run Girls, Run!公式(Twitter)
- 厚木那奈美 公式プロフィール | 81プロデュース
- 個人Twitterアカウント (@nanami_7mm)
- 個人YouTubeチャンネル
- 個人ミクチャ アカウント
- 山下七海・厚木那奈美のなないろレシピ (@nanairo_recipe) - Twitter
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