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本記事では、Cygamesのメディアミックスプロジェクト「ウマ娘 プリティーダービー」に登場するレース 「安田記念」について解説する。
モチーフは現実におけるJRAの重賞競走「安田記念」。
概要
- 格付:G1
- 開催時期:6月前半
- クラス:クラシック級・シニア級
- レース場:東京競馬場
- バ場:芝
- 距離:1600m マイル
- 方向:左
- フルゲート:18人
- 出走条件:15000人
- 獲得ファン数:約13000人
- ウイニングライブ:本能スピード
春の定番マイルGⅠ。『ウマ娘』から競馬を知った人は、次ターンの宝塚記念と併せて「え、6月って春なの!?」とこの業界のカレンダーにびっくりすることだろう(したがって、スキル「夏ウマ娘」ではなく「春ウマ娘」の対象である)。
クラシック級・シニア級とも出走できる最初のG1レースだが、今のところクラシック級で目標に設定されているウマ娘はいない。実際、現実でも3歳で挑戦する馬は少ない。
問題になるのはクラシック級に出走するかどうか。NHKマイルカップから直行する場合は問題ないが、途中でダービー/オークス/葵ステークスを挟む場合は3連戦となり、任意出走ならバッドステータスイベントの対象となる。宝塚記念を含めると4連戦になるが、あまり無茶をするのはやめよう。
府中の直線は500m強と長めなので、差し有利とされる。パワー・賢さと「差し用」位置取りスキルが重要となる。
シナリオ
マイル路線の定番レースで、史実で出走経験のあるウマ娘は多いものの、勝ったことのあるウマ娘は意外にも少ない(オグリキャップ、バンブーメモリー、タイキシャトル、アグネスデジタル、ウオッカの5人だけ)。そのため伝統あるレースのわりに育成目標になる機会は少なめ。
目標レースに設定
マルゼンスキー
- 目標8:1着
- 史実:未出走
タイキシャトル
史実でも『ウマ娘』でも、タイキシャトルを代表するレースの一つ。ここまで来れば、マイル向け育成が十分固まっているはずなので、難なく1着が取れるはず。
史実では当日(1998年6月14日)、大雨で超不良馬場となった。これを反映して天候は「雨」で固定なので、固有二つ名「最強マイラー」の条件である「1勝以上は天候雨」という条件は自動的にクリアできる。
勝利後、ランダムでスキル「雨の日◯」が取得できるが…もう遅い。
もっとも、デイリーレースのムーンライト賞で有用なこともあるので、クリア後にポイントが余ったときにでも取っておいていいかもしれない。
ウオッカ
クラシックは史実の3歳時も出走しておらず、ダービーとの連闘になることもあってか、シニア級の1回しか目標になっていない(史実では4歳と5歳で連覇)。その上1着指定もなし。前走ヴィクトリアマイルが同じ条件なので、史実で2009年に達成した連勝を狙いたい。
体力が減っていた場合、中1ターンのトレーニングに悩むところだが、適性「差し」は位置取りが重要なので、賢さに振っても問題ないのが幸い。バ群ブロックされても府中の最終直線はばらけやすいため、諦めず2009年の再現を祈ろう。
なお、史実の連覇の再現として、クラシック級とシニア級で連覇すると隠しイベントがあり、「垂れウマ回避」のヒントや「練習上手○」を取得できる。積極的に達成を推奨するほどではないが、「新設!URAファイナルズ」の方ではどうせなら狙っていきたい(ただしクラシック級ではNHKマイルカップに出ていると目標のダービーを挟んで3連闘になるので注意)。
キングヘイロー
- 目標7:3着以内
- 史実:
高松宮記念を史実通り制した! と喜んでいる場合ではない。彼女の一流街道はまだまだ続く。
クラシック期は中距離向け育成に腐心していただろうから、高松宮記念用バクシン育成でうまいことバランスが取れていればそのままクリアできるだろう。高松宮記念と違って3着以内でOKだし。
問題は、この後スプリンターズS→天皇賞(秋)と距離がバラバラの1着指定があることで、どっちを睨んで育成するかにこの段階で頭を悩ませるところ。特殊イベント狙いなら有馬記念もである。
『ウマ娘』では短距離~マイルよりのステータスになっており、史実のキングヘイローも高松宮記念以外の勝ち鞍はマイルである。しかしG1マイルの成績はというと上記の通りバラバラ(マイルCSも2-7着)。そのため、「キングヘイローは短距離・マイル適性」というウマ娘の特徴が史実でも当てはまったか、というのは「バナナはおやつに入るかどうか」並に難しい問題である。
ヒシアマゾン
有馬記念でのナリタブライアンとの再戦へ向けた、大阪杯に続くシニア級の4戦連続1着指定の2戦目。
史実では5歳時に10着惨敗したレースであり、史実で惨敗したレースは目標外としてスルーされる場合が多いこのゲームでは珍しい、史実2桁着順レースの1着指定目標である。もっともゲームのシニア級1年目にあたる史実の4歳時には出てないわけだが……。
フジキセキ
- 目標8:3着以内
- 史実:未出走
シニア級での全距離G1制覇チャレンジの2戦目。目標は3着以内だが、最初から適性Aのマイルなので、前走の高松宮記念の突破のために鍛えたスピードでここはしっかり勝っておきたいところ。
目標外・特殊シナリオあり
- なし
目標外・史実で出走経験あり
オグリキャップ
史実では初めて武豊が騎乗したレース。ヤエノムテキやオサイチジョージを一蹴して、その後2002年のアグネスデジタルまで10年以上破られないレコードタイムで快勝。獲得賞金でシンボリルドルフを越えて当時の日本歴代1位になった。
目標に含まれていないが、二つ名「アイドルウマ娘」の取得に必要。クラシック級・シニア級のいずれで取っていいが、運営の意図としては目標6「GⅠレースで2回3着以内」で取れということなのだろう。
サクラバクシンオー
史実では直線に入ったところで先頭に立つも、1200mを過ぎたところでノースフライトにかわされ、粘ったものの1400mを過ぎて力尽き、トーワダーリンとドルフィンストリートにも差されて4着。彼の距離適性というものが改めてよくわかるレースであった。
『ウマ娘』ではマイル適性Bのため、継承で上げずとも勝ちやすい。
覚醒Lv.4以上にするには安田記念の優勝レイが必要なので、できるだけ出走して稼いでおきたい。自分以外にも安田記念レイを必要とするウマ娘は多い。
もとより、金策やイベントのために周回しているトレーナーが多いだろうから、ついでに集めてしまおう。
グラスワンダー
史実では単勝1.3倍の圧倒的一番人気で迎えたが、前走の京王杯スプリングカップで破ったエアジハードと熾烈な叩き合いの末、ハナ差で差し切られ2着に敗れた。ここで勝っていれば1999年は年間5戦全勝だったのだが。
ゲームではクラシック級では日本ダービー、シニア級では宝塚記念とどちらも目標レースとの連闘になるので、直後に夏合宿が来るのと合わせて、スキルpt稼ぎなどで出るなら体力管理に気を付けたいところ。
アグネスデジタル
4歳の時点では、京王杯スプリングカップからの挑戦となったが11着と惨敗している。この時勝ったブラックホークは骨膜炎で引退。
その後5歳春の香港遠征から1年休養&復帰戦のかきつばた記念4着で2年ぶりの安田記念は本命不在もあって4番人気(1番人気はGⅠ未勝利のローエングリン)。外からローエングリンとアドマイヤマックスを追い抜き勝利、オグリキャップのコースレコードを更新した。
オグリ同様目標に含まれていないが、目標6「GⅠレースで3回3着以内に入着する」における選択肢の一つとなる。固有二つ名「万能オタク娘」取得と隠しイベント「万能を超えて」発生に必要。
未実装・史実で出走経験あり
出走不可能
チャンピオンズミーティング
2021年7月 キャンサー杯
距離・バ場・レース場が安田記念と同条件であるが、季節が夏なことに注意。
天候は晴れだが、珍しくバ場状態は稍重となる。
本競走の発表後、フジキセキの実装が発表されたが、素の状態ではマイル向き、スキル「夏ウマ娘」標準装備と、キャンサー杯に使えと言わんばかりの性能であった。
レジェンドレース
今のところ開催されていない。2021年7月にレジェンドレースが不定期開催となったことで、チャンピオンズミーティング実施後初のレジェンドレースが対応しない月となった。
レジェンド対象はバンブーメモリー・オグリキャップ・タイキシャトル・アグネスデジタル・ウオッカと1着に絞っても十分いるが、他のレジェンドレースと重複なく出せる実装済みウマ娘がオグリキャップしかいないことも原因かもしれない。
ルームマッチ
NHKマイルカップ・ヴィクトリアマイルと条件が同じ。ロゴのかっこよさで決めよう。
伝統と格式あるJRA初代理事長の名を冠するレースにしてはクールなロゴである。
2021年7月は、チャンピオンズミーティングの練習として開催する例が多く見られる。
ゲームその他
アニメ
三冠路線のウマ娘が主役を張る都合上、安田記念はさっぱり話題にならない。
ストーリーに絡むマイラーであるエルコンドルパサーは史実で出走していない。グラスワンダーはこの年唯一の敗戦を喫しているが、1期第8話では話が宝塚記念に飛んでしまうためその模様は描かれなかった。エアジハードがウマ娘化されてれば……。
チームスピカにはウオッカがいるため、彼女が主人公になれば可能性はある。
1期オープニングでは、ウオッカのカットが2009年安田記念の再現である。
アニメ2期では、1993年の様子が一枚絵で描かれた。ヤマニンゼファーとおぼしきモブウマ娘が勝ちどきを上げる後ろでイクノディクタスが2着。悔しそうな表情をしている。
シンデレラグレイ
ウマ娘公式G1イラスト
2018年6月3日
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2019年6月2日
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2020年6月7日
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2021年6月6日
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バイクの値段がわかるかどうかが怪しいのに「安!」と言い、ショットグラスに木の葉を浮かべて「念」を送るウオッカが見物。ところで半分見えているその瓶は大丈夫なのか…?
現実
春の古馬マイルG1にして、東京G1の最終戦。
名前はJRA初代理事長の安田伊左衛門から来ており、他の人名由来の競走名(有馬記念など)と併せて、「ウマ娘の世界にも安田さんがいる」という考察によく使われる。
マイルではあるものの、宝塚記念は暑いし梅雨入りするし、として中距離馬がこちらに出走したり、短距離馬が夏のレースまで少し時間があるし、ということでこちらに出走したり(高松宮記念がなかった頃は短距離馬が出られそうなG1がこれぐらいしかなかったのも理由になった)、もちろん大本命マイラーも出走する…とレース展開が読めないのが特徴。
距離・コースとも同じで中2週のヴィクトリアマイルをステップレース代わりにする馬は現実でも多い。一方、同じく中2週だが阪神2200mと距離もコースも全く違う宝塚記念に続けて出るというのは、さすがに『ウマ娘』の世界だからできること……というわけでもなく、2000年に中2週になってからでもそれなりに例がある。ウマ娘化された馬ではスイープトウショウが2005年にやっている(2着→1着)し、2021年にも7歳馬のカデナがこのローテを組んでいたりする。
また1999年までは中3週あったため、安田記念→宝塚記念のローテはわりに普通で、ウマ娘化された馬ではバンブーメモリー、サクラチヨノオー、オグリキャップ、ヤエノムテキ、ダイタクヘリオス、イクノディクタス、ニシノフラワー、グラスワンダー、キングヘイローがこのローテを実際にやっている。ただし、今まで安田記念と宝塚記念を連勝した馬は1頭も存在しない。
関連動画
アニメ
season 1
OPのウオッカ。そして、アニメのこの時期に本来ならばグラスの安田記念がある。
season 2
育成
チャンピオンズミーティング
ルームマッチ
関連項目
- 2
- 0pt


