猛暑とは、もうしょうがない暑さのことである。
…失礼しました
猛烈な暑さと書いて猛暑。かれこれ数年の暑さと比べても暑く熱中症などに気を遣うような暑さのことで、一般的に日本国内で35度以上の日を指す、特に湿度が高くなると熱中症になる率が高くなるため、多少の塩分の入った水をとることが必須となる。なお、非常に暑い夏の熟語で猛暑のほか、大暑、厳暑、酷暑、炎暑、極暑、激暑などがあるが、それぞれの度合いに序列はない。ただ、ここ数年の傾向では酷暑という表現が多く、日本気象協会(tenki.jp)が酷暑日と定義しているほか、気象庁やNHKなども40度以上のことを酷暑日と呼んだりしている。
猛暑日という言葉は数年前まで気象用語ではなく単に報道表現であったが、世界各地の気象条件やヒートアイランド現象などにより各地の気象台では真夏の気温が35度を超えることが多くなった。それまでこの暑さは真夏日(30度以上)と表現されていたが、あまりにも35度を超す日付が多く発生したため新聞などはこの「猛烈な暑さ」を「猛暑」と表現して掲載していた、しかしこの用語はそれまで「表現」であり気象庁が定める「気象用語」ではなかった。
2007年4月に気象庁が近年の気象事例などから用語などを11年ぶりに改正し、それまでのニュースなどにより一般的にも聞き慣れていた「猛暑」という表現を用いて、「35度以上の気温を記録した日」を「猛暑日」と定義した。ほかの気象用語では、夏日(25度)、真夏日(30度)がある。
また、2009年より従来の10分データから10秒更新データを採用するようになり、その間に一度でも最高気温が観測されたらそれは採用となる。つまり、1978年や1994年、2007年の猛暑を今の基準に当てはめると、もっと記録的なことになっていた可能性があるわけである。
猛暑がいわれ始めた頃は、冒頭の文のように「猛暑ばっかりでもうしょうがないな~」といった親父ギャグで周りを寒くするネタがはやるものの、後に連発され単にうざったいだけのため余計に暑くなるとといった逆効果がある
…え?真面目な解説はいいから、ニコニコ大百科らしくさっさとダジャレを言えって?
じゃぁ…
涼しくなりました?…あ、やっぱりならない?大変、失礼しました
ちなみに気象庁は37℃以上をスーパー猛暑と呼んでいるらしいが、「37℃って実は涼しいんじゃね?」と錯乱しそうな日々の記録である。しかし、他の災害と違って、いつまでも爪痕が残らないので、「喉元すぎれば熱さ忘れる」との諺通り、あまり記憶にとどめていない人も多かったりする。
…とまあ海洋熱波と、温暖化、エルニーニョやらラニーニャやらによって、2023年は日本海側と北日本東日本で、2024年は太平洋側と西日本南西諸島で型破りの猛暑となっているわけです。全国の年間猛暑日地点数は2023年に初めてのべ7000地点を上回ったと思ったら、1年で3000以上更新する10273地点ととんでもない伸び方。福岡県太宰府市では年間猛暑日日数が62日、連続猛暑日日数が40日と、それまでの記録を大幅に更新している。
掲示板
72 ななしのよっしん
2025/10/06(月) 16:11:43 ID: uCgh8X3KMx
その地球の気候変動が1万年スパンで温暖期と氷期を繰り返すわけで
73 ななしのよっしん
2025/10/15(水) 11:51:35 ID: wzQDLzLKtl
2025年7月下旬の記録的高温 「地球温暖化の影響がなければ発生しなかったレベル」 - 極端気象アトリビューションセンター
https://
74 ななしのよっしん
2025/11/14(金) 16:12:18 ID: loHvm6ECfb
>>51
ただのイメージだったのに今年はレス通り10月中旬超えてから突然寒くなったなあ
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/23(火) 22:00
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