概要
レッドとは「ポケットモンスター赤緑」の主人公である。レッドという名前はポケモンというRPGのデフォルトネームであり、プレイヤーが好きに変更できる。彼がレッドと呼ばれることが多いのは、「金銀」でこの名前で登場したためである。
メインのRPGシリーズでのレッド
赤緑青ピカチュウ、ファイアレッド・リーフグリーン
ポケモンシリーズの初代主人公、つまりプレイヤーの分身。マサラタウン出身の少年で、同じ出身で幼馴染にグリーンがいる。
オーキド博士からもらったポケモンと共に、ポケモンを極めるべくカントー地方の各地へ旅に出る。
冒険の途中でロケット団と名乗るマフィアたちと対立することになるが、それを手持ちのポケモンを操りたった1人で倒すことになる。
同じタイミングで旅立ったグリーンとはライバル関係にあり、冒険中はいつもグリーンに先を越されていた。最終的にグリーンはポケモンリーグを制覇しチャンピオンになっており、レッドは彼と雌雄を決することになる。
ちなみに、このレッドとグリーンは歴代全主人公で唯一、トレーナーに勝負を挑まれてもそちらの方を振り向かない。
初代赤緑の発売当時から赤いジャンパーを着て赤い帽子をかぶった姿(下記ドット絵を参照)である。赤緑時に黒だった髪の毛はリメイク時に茶色に変わるなど、デザインは何度かリニューアルされている。
ゲーム中に全くといっていいほど台詞を言わない(モノマネ娘との会話が唯一の例外)ことなどから、2次創作ではクールなイメージを付加されることも多い。また、プレイヤーキャラであることから、創作する人が自分を投影したキャラにされることも多い。
金・銀・クリスタル、ハートゴールド・ソウルシルバー
3年後が舞台である金・銀・クリスタル、ハートゴールド・ソウルシルバー(HG・SS)では、サカキ率いるロケット団をたった一人で壊滅させた少年として、ポケモンリーグを制覇しチャンピオンとなった少年としてのウワサを各地で聞くことが出来る。
最終的にシナリオのラストで訪れるシロガネ山の洞窟最深部(HG・SSでは山頂)で一人佇んでおり、真のラスボスとして戦う事となる。
前作で最強を極めた各々のプレイヤー自身がモデルとなっており、その戦闘の際は最高レベル81(ピカチュウ)、平均レベル77と全ポケットモンスターシリーズ中でも最強の実力を誇り、パーティの内容にしても、初代御三家勢揃い、堅すぎる壁・カビゴンなど、容赦ない面子を揃えている。
そしてHGSSでは更にレベルが上がり最高レベル88(ピカチュウ)、平均レベル84ですべてのポケモンがレベル80台というとんでもない真ラスボスに悪化進化した。(しかもマップ変更で山頂に向かうのにロッククライムが必須になったため、6匹全てを戦闘用で揃えることができないという嫌がらせつき)
今も昔もシリーズ屈指の鬼畜ボスとして、当時の少年少女達を絶望させている。
母親を含む知人達の前に長い間顔を見せておらず、「………」としかしゃべらない上に、勝利するとすぐに姿を消してしまうため、亡霊説が一部ではささやかれていた(レッド死亡説)。
が、HG・SSにおいては、主人公に負けるとそのことをひそかにグリーンに伝えていた事や後発の作品での登場から、ちゃんと生きていることが伺える。現在では、強力なシロガネ山の野生ポケモン達を相手に修行に励んでいるという解釈が広がっている。
ブラック2・ホワイト2
エンディング後、条件をみたすことで出場できるホドモエシティのPWTのチャンピオンズトーナメントに出場してくる。
使用ポケモンはハートゴールド・ソウルシルバーと同様で、レベルは50固定。様々な道具を駆使(例:スカーフカメックスしおふき)し、最強の名に恥じない高度なバトルを仕掛けてくる。
プレイヤーが勝利するとと少々驚いているのか「・・・・・・!」といつもの無言からエクスクラメーションマークが付く。
またプレイヤーがトーナメントで優勝すると、それまでに倒したトレーナー達がPWTのエントランスに座っており、話しかけることができるのだが、レッドだけはそこに座っておらず、姿を消してしまう。金銀と同様、戦った後はその場を速やかに去るようだ。
サン・ムーン
「島めぐり」を達成したトレーナーや、それに匹敵した実力を持つトレーナー、そして歴代の実力者たちが集まる「バトルツリー」のボスとして登場。前情報の時点でその存在が明かされ、同じく登場するグリーンと双璧を成す。
・・・しかし本作では、その顔つきなどの精悍さにラフすぎる格好と、これまでのイメージを色々な意味で覆す姿になっており、旧来のファン達を驚かせた。レッド(アローラのすがた)。
Let'sGo!ピカチュウ Let'sGo!イーブイ
エンディング後、各地に出現するマスタートレーナーを一定人数撃破するとセキエイ高原に現れる。
今回はレッドがフシギバナ、グリーンがリザードン、ブルーがカメックスと初代攻略本の描きおろしのように御三家が別々のトレーナーの手持ちに分けられている。メンバー構成はHGSSの手持ちをベースにリザードン、カメックスの代わりにウィンディ、カイリキーが加入している。また切り札のフシギバナをメガシンカさせてくる。
今作でもやはりメンバー全員がレベル85とHGSSを彷彿させる裏ボスっぷり。強化四天王やジムリーダーのレベルを遥かに上回っている。文句なしに本作最強トレーナーとして登場する。
因みに密かに初代準拠の服装。
その他の作品でのレッド
アニメポケットモンスター
アニメ版の主人公、サトシはこのレッドをモデルにしていると思われる。詳しくは「サトシ」の項目を参照。
金銀(HGSS)のレッドが異様にLvが高いピカチュウを進化させずに使ってくるのはサトシからのオマージュだと考えられる。
ポケモンスタジアム金銀
カントーのジムリーダー8人に勝利すると、ジムリーダーの城のラスボスとして登場する。
表ではジョウト地方の御三家、裏ではライコウ・エンテイ・スイクンの三犬を使用する。
大乱闘スマッシュブラザーズX 大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
レッドをモデルにした生きているフィギュアが登場し、ゼニガメ・フシギソウ・リザードンを操り他のファイター達と戦う。
詳しくは「ポケモントレーナー」のページを参照。
勝負に負けた場合、彼のポケモン達は無邪気に拍手しているが、その後で彼だけは悔し涙を流している。
forでは3DSのマシンスペックの問題により登場しなかった(フィギュアは存在)が、次作のスマブラSPでは復活参戦。負けた際は拍手をするようになった。また偶数カラーではFRLGの女の子主人公が登場するようになった。
ポケモンマスターズ
「とても 無口で ほとんど 話さない
伝説の 凄腕 ポケモントレーナー。
親友にして 最大のライバルは グリーン。」
本作の舞台である人工島パシオを訪れ、ライバルのグリーンに加えてリーフも加えたマサラタウントリオで『ワールドポケモンマスターズ』に参戦する。
それなりに名が知れているらしく、各地方の四天王・チャンピオン達が集まる中でも別格の実力者と目される。ボイスは息遣いと掛け声のみという相変わらずの無口ぶりでグリーンにも若干呆れられているが、無口なりに世代を跨いだ他地方のトレーナー達と交流したり、作中でも非常に稀だがテキストの台詞を喋るシーンが拝めることも。
ユニットとしては2022年9月現在、リザードンを使うマジコス(本作オリジナル衣装)版とカビゴンを使う通常版(衣装はFRLG準拠)、ピカチュウを連れたマジコス(二着目)版が実装。今のところ全てが限定キャラ、かついずれも非常に高性能のユニットとしてデザインされている。
ちなみに引き連れているリザードンはメガシンカ(X)、ピカチュウとカビゴンはキョダイマックスを使用可能。第1世代のキャラと最新世代のシステムの組み合わせも本作ならではである。
マジコスレッド&リザードン
バフまわりが自己完結した扱いやすい攻撃性能と、非常に高い最大火力を併せ持つ万能アタッカー。
実装当時は万能どころか「何をやらせても最強」と言っていい突き抜けっぷりで、タイプ相性も気にせずあらゆるエンドコンテンツをゴリ押しで制圧する様は『リザードンマスターズ』と揶揄された。一年以上掛けてようやく環境が追いついたことで"ぶっちぎりの一強"から"強キャラの一角"くらいに落ち着いたが、その凶悪な打点の高さと取り回しの良さは健在である。
レッド&カビゴン
非常に高い耐久力と攻防に幅広いサポートを持つ万能サポーター。ダイマックス技の存在もあってビルドや立ち回りの選択肢がやたら多いのが特徴で、ステータスバフこそ遅いが持久戦にも短期決戦にも高い適性を持つ。
「抜群威力上昇状態」を他者に付与できる点は実装時点では唯一無二で、抜群さえ取れば誰でもダメージ1.5倍という破格の上昇率から「あらゆるアタッカーをエース級に出来る」というこれまた既存の枠を破る性能にデザインされている。
マジコスレッド(アナザー)&ピカチュウ
原作第一世代をイメージしたであろうモノクロカラーの衣装で登場。
アタッカーとして最高クラスの性能を持ちながら、でんきタイプの強力なサポートとしても機能するテクニカルタイプ。キョダイバンライや新要素の魔改造シンクロ技「オリジンボルテッカー」はいずれも高性能かつゲージも軽いため、編成の自由度が高い。特に数日差で実装されたサトシ&ピカチュウとのピカチュウ2体編成は見た目も性能も好相性。
使用ポケモン
金・銀・クリスタル |
HG・SS |
ブラック2・ホワイト2 |
サン・ムーン |
ピカブイ |
|
ポケスタ金銀(表) |
ポケスタ金銀(裏) |
お絵カキコ
ドット絵カキコ
関連動画
関連項目
- ポケモン
- ポケットモンスターの登場人物一覧
- レッドさんなら仕方がない
- 原点にして頂点
- リーフ
- グリーン
- ブルー(ポケモントレーナー)
- サトシ
- レッド(ポケットモンスターSPECIAL)
- pixivレッド
- レッド死亡説
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