『理想の聖女? 残念、偽聖女でした!』とは、壁首領大公(かべどんだいこう;旧名はわからないマン)によるライトノベルである。書籍化決定前の旧題名は、『偽聖女クソオブザイヤー』。
概要
書籍版の1巻の正式タイトルは『理想の聖女? 残念、偽聖女でした! ~クソオブザイヤーと呼ばれた悪役に転生したんだが~』
Web版の連載サイトは小説投稿サイト「カクヨム」と「ハーメルン」の2サイト並行であったが、KADOKAWAの新書レーベル『カドカワBOOKS』より書籍化された。書籍版のイラストはゆのひとが担当。本編の最後まで(加筆あり)他番外編の一部まで収録され、全4巻。
コミカライズ企画が進行中と2巻の発売発表時に公表された。漫画版の担当者は『えかきびと』。3巻のあとがきで発表され、8月27日に情報解禁とともにキービジュアルと漫画版タイトル『偽聖女クソオブザイヤー ~理想の聖女? 残念、偽聖女でした!~』と発表され、9月27日よりKADOKAWA メディアファクトリーブランドの『月刊コミックライブ』のWeb増刊誌の『アライブ+』レーベルにて連載されることが発表された。ニコニコ漫画やComicWalkerにおいても連載されている。
漫画版の構成は一部原作から設定変更がなされているが流れは概ね同じ。2023年3月に第1巻が発売され、2023年10月には第2巻が発売された。
作品として、主人公のエルリーゼ(と不動)のモノローグには、日本のここ10年以内のネット掲示板発祥のスラングが多いのも特徴であり、スラングを気にする人は注意が必要である。
あらすじ
Webライターの成人男性の不動新人は、ギャルゲーである「永遠の散花」をプレイしてあまりのヒロインエテルナの境遇と悲劇に号泣していた。エテルナ救済ルートを望みつつ疲れから寝床に付いたところ、気づくと見知らぬお城にいることに気づく。小さい女の子(5歳ごろ)の姿であり、原作ゲームの悪役で偽聖女で殺害エンドが待っている「エルリーゼ」であることに気づきショックを受けてしまう。
当初は夢と思っていたものの現実を受け止め、新人は自身や他人にとっての理想の聖女として演じるという「聖女ロール」を実行して、本来の聖女であるエテルナにいずれ返そうというように決意する……。
登場人物
- エルリーゼ
- 本作の主人公であり聖女と崇められている。実は同じ村に住んでいた同い年のエテルナと取り違えられた偽聖女。原作ゲームでは傍若無人な振る舞いと不摂生な生活により醜悪な身なりとなっており悪役で恨みを買っていたが、偽聖女と判明した際にすぐ断罪される。なお聖女ではないものの桁違いの才能と魔力量を誇っており原作ゲームでもゴリ押ししていたようである。
- なぜかエルリーゼに転生していること不動新人の記憶を宿していることに5歳ごろに気づき、周囲への態度を改め、自身の理想の聖女の姿を演じるという聖女ロールを実行し、エテルナの死亡フラグを防ぎつつ聖女をエテルナに渡すことを決意する。文武両道であるが、いつもは魔力循環で魔力を高め、定期的に外出しては地方や他国へ魔物の討伐に向かっていることもある。魔法は治療も攻撃魔法もお手の物で火水雷光魔法などほぼ全属性仕えるが、闇魔法だけは使えず、ベルネルから吸収した闇属性の力を使っている。なおベルネルを救出した代償として寿命が短くなってしまった。外面は理想の聖女を演じているため信奉者が多い。その内面はスラングを交えたりと真っ黒である。
- なおエルリーゼの名目上の両親は娘が聖女になったことへの補償金で豪遊しているらしい。
- 不動新人(ふどう にいと)
- エルリーゼの中の人。ニートではなくWebライターを職業としていた。悲劇のヒロインであったエテルナに入れ込んでいた。現実世界にも現れた自分の半身ともいっていいエルリーゼをからかうが、元の世界に戻るエルリーゼにアドバイスする。実は余命を宣告されており長くないらしい。在住地は巣根櫂利町の不歳アパート。
- レイラ・スコット
- エルリーゼの世話を担う筆頭近衛騎士の女性。20歳。学園を卒業し、年1回行われる近衛騎士同士の戦いで前任のフォックスに勝ち筆頭近衛騎士に就任した。代々近衛騎士を排出してきたスコット家侯爵家令嬢でもある。あまり融通が効かない堅物ではあるので、エルリーゼは内心でスットコ呼ばわりしていることもある。エルリーゼに仕えることに決まり対面した際に理想の仕える人物だと入れ込んでいる。実はビルベリ王国出身ではなく他国からきた留学生出身l
- 原作ゲームではエルリーゼに仕えていたが、イヤイヤ仕えておりベルネルたちにエルリーゼの警備情報など機密を教えている。。
- ベルネル
- 原作の主人公。実は魔女の魔力を宿すことになったため貴族の生まれだったが、放逐されてしまう。魔女の力を宿していたため災厄に遭遇するが、本作では14歳ごろのエルリーゼに救われる。エルリーゼに救われたことによりエルリーゼを慕い、原作ゲームのように周囲と交流することもなく鍛えまくる状態に陥ってしまう。
- エテルナ
- 原作のメインヒロイン。ベルネルとは幼馴染の関係。本来の聖女であるが、エテルナとエルリーゼの親の仲がよく、結果的に聖女であることをエルリーゼと取り違えられたため普通の少女として育った。ただし小さな頃から傷を負ったことがないなど体験として不可思議だとは思っていたようである。
- 原作ではメインヒロインながらハッピーエンドでも亡くなってしまうことが多く、不動たちプレイヤーが救えるルートを何度も探したらしい。
- マリー・ジェット
- 原作のヒロインの一人。ベルネルを凌駕する実力の持ち主。エテルナが亡くなった後にベルネルと行動をともにすることがある。闘技大会ではアイナを破り、決勝でベルネルと対峙する。ベルネルがそれほど鍛えてなければ勝つが、本作では交流もさほどせず訓練ばかり明らかだったベルネルに破れ準優となる。
- アルフレア
- 魔女を初めて倒した初代聖女と言われている伝説的な人物。学園名としてもつけられている。緑色が好みの色と伝わっているようで、制服にその色が反映されている。
- 実は倒したと思われた魔女が生きていて数年後不意を狙ったところで封印されており、エルリーゼたちがフグテン国を訪れた際にエルリーゼに呼びかけて1000年ぶりに助け出される。封印される前は婚約者もいたらしい。
- 楽天的な性格で行動様式が犬っぽさがある。エルリーゼの攻撃能力の高さに恐怖を覚えているが、母から意図的に教えられた封印魔法を持っているほか聖女の能力もエテルナより強く、最前線で戦っていたため戦闘能力も高い。母親は初代魔女のイヴで、イヴを倒すまでは大変な人生を送っていたらしい。
- サプリ・メント
- 学園講師。原作ゲームでは、理想を拗らせており悪役の中ボス的存在だった。25歳。エルリーゼの足跡を保存しようとする以上の常識を逸したストーカー行為みたいな行動をしている。これは魔女の災害により荒廃した人心により実家の貴族家メント家もまるごと殺されたが、サプリは生き残った。その後魔女を聖女が倒しつかの間の平和が訪れると人々の悪魔のような姿が平和になると人心を取り戻したことから、強烈な聖女信仰が残ったためである。
- リナ・トーマス
- エルリーゼに学園内で野良的に治療された少女。実は原作では病弱キャラのサブヒロインの一人であったがこの物語ではほとんど出てこないで退場している。
- ディアス・ディアス
- 学園長。先代聖女アレクシアの筆頭近衛騎士だった。姓名とも同じ。剣を使うが雷系の魔法も優れており、言葉による精神攻撃を受けたレイラを圧倒した。エルリーゼが話した内容に驚愕するも、ある願いを託す。
- アレクシア
- 先代聖女。魔女と相討ちして亡くなったと言われている。が、日が立つほどに実は魔女と化していており生きているが、エルリーゼのあまりの強力さに恐れをなして引きこもっている。原作ゲームでは魔女の悪意をある程度抑え込んでヒロインとなるルートも存在したが、エルリーゼが活躍するようになって変化したゲームではルートが消滅しているという。
- リリア
- アレクシアの先代聖女でありエルリーゼからみれば先々代の聖女。桃色の髪でよく笑う少女だったという。魔女と戦う前に魔物と相打ちして亡くなってしまう。アイズ国王の幼馴染でもありアイズ国王から「真実」を打ち明けられたところ絶望してしまい自殺のような形の終焉となった。そのため魔女の活動も強力になってしまう。
- グルセリダ
- リリアの先代聖女でありエルリーゼから見れば四代前の聖女。魔女を討ち果たした後に魔女となってしまう。その後アレクシアに倒されるまでの数十年間魔女として暴れていた。
- フォックス子爵
- 幼少期からエルリーゼに筆頭近衛騎士として仕えて世話をしていた。定例で行われる近衛騎士同士の選抜戦においてレイラに負けたため規定通り筆頭近衛騎士を退任し次席となり筆頭をレイラに委ねる。地方に広くない領地といくつかの村を治めている。一人娘のアイナがいる。原作ゲームではエルリーゼの横暴により、お家取り潰しなど酷い目にあっている。
- アイナ・フォックス
- フォックス子爵の長女で父であるフォックス子爵に憧れ日々武道の研鑽に励んでいた。父であるフォックス子爵が破れ筆頭近衛騎士を退任したことに忸怩だる思いを抱えていた。学園に入学してからは自身の研鑽によるプライドの高さが周囲に嫌われてしまっており孤立していた。闘技大会でマリーに負けプライドがズタズタにされ周囲の声もアイナに対して悪口一色となってしまう。その状態である人物に甘言を漬け込まれてしまう。
- ジョン
- 地方にいた元兵士だったが、エルリーゼによって救われたことにより、訓練し学園に入校する。なおエルリーゼからは最初は名前を覚えられていない。
- フィオナ
- エルリーゼによって救われた少女。後に学園に入校する。ジョンやエテルナ、マリー、ベルネルと行動を共にする事が多い。
- ファラ
- 学園講師。ワーカーホリック気味で学園外に外出することもあまり無かったが、魔女の影響により操られてしまう。エルリーゼの対処により魔女の影響を取り除かれ気絶したが、官憲に連行される。
- アイズ・アンド・アイ・ビルベリ十三世
- エルリーゼが所在する国『ビルベリ王国』の齢70を過ぎた老王。世界の中でも大国であり聖女の家である聖女の城も所在しているほか、聖女を守る近衛騎士を育てるアルフレア魔法騎士育成機関もこの国にある。
- 大局のためには小を犠牲するという哲学を持っている。聖女と魔女の闇の事情と仕組みを一部を知っており、エルリーゼに説明するが受け入れられなかったため、レイラを人質に取り襟リーゼを閉じ込める行動を取る。過去の魔女のせいで有能な跡継ぎが何人も亡くなっており、今の跡継ぎ(ウコン王子、アミノ王子、他)は、平和な時代で甘やかしてしまったためボンクラしか残っていない。
- レックス
- 近衛騎士の一人で聖女の城においてエルリーゼの個室前の護衛を行っている。聖女の城に攻め入ってきたベルネルと相対する。
- ファンレー・ブルーアイ
- 近衛騎士の一人でブルーアイ伯爵家出身の男。エルリーゼが聖女の城の個室をぶち破り外に出た歳に立ちはだかった一人。
- 預言者(プロフェータ)
- 聖女の誕生を時の権力者に告げる謎の存在。時の権力者とは契約に基づき交流している。現代ではアイズ国王がコンタクトを取ることができる。正体は1000年以上も生きる長命種のビッグタートルといわれる大亀であった。世界の情報をある程度認知し推測することができる。観測はバリアの内部までは把握できず、予知とまではいえずとも予測はできる。
- エルリーゼが偽聖女だと始めから知っていたが、取り違えられたことを王に伝える機会がなかったためそのままになっていた。改変前のゲームの内容も地球も知っている。
ちなみに性別はメスで、プロフェータと名乗る。守り人と話が通じないため、エルリーゼに外に出してくれるように頼む。 - 守人(もりびと)たち
- 預言者を守る森にいる人々。ビルベリ王国民やプロフェータにとっては猿にしか見えないらしい。(挿絵の容姿は原始人に近い)しゃべる言葉も通じないが、魔女との戦いで衰退する前の技術を保有しており、汽車も整備・運用する能力を持っている。
- エリザベト・イブリス
- イブリス伯爵家令嬢。当初はエルリーゼを崇拝するだけだったものの、憧れから自分もなりきろうとするあまり歪んでしまいなりきろうとしてしまう。アルフレア魔法騎士教育機関(魔法学園)でも奇行は続いており、周囲からは疎まれたが、エリザベト自身は周囲への憎しみをつのらせていくだけだった。学園から両親から通知がなされたことにより、両親から退学申請が出され受理されていたところ、退学期日までの間に大魔に自身が持つ憎しみや漬けこまれかつ操られ、生徒を監禁して連れ去ろうとする事件を起こしてしまう。エルリーゼが解決した後は即刻退学処分とされた。
- 伊集院悠人(いじゅいん はると)
- 美少女ゲーム『永遠の散花』の制作会社『アッティモゲーム制作プロジェクト』に所属するプロジェクトリーダー。短髪の黒髪で鋭利な目線をメガネで覆う30歳代の男性。不動の本来のゲームルートについての言葉を送信したことで興味を持ち取材を受ける。そしてこちらの世界に来ているエルリーゼと対面している。謎を解くために夜元とコンタクトを取ることになったが、ある時期まで住所を思い出せなかった。
- 夜元玉亀(やもと たまき)
- 『永遠の散花』のシナリオライター。ゲーム制作会社の人間とはメールとのやり取りで会ったことはなかったが、不動の接触により3者で対面することになる。容姿は普通の20代の女性でネット小説投稿サイト上でのハンドルネームは「フィオーリの亀」。小説投稿サイトに投稿し賞レースに応募したところゲーム化することになったため小説の続きは打ち切り、ゲームにシナリオを提供した。本来はエルリーゼ一本のシナリオだったが、ゲーム会社のディレクションによりヒロインが変更されてしまい、夜元の抗議もあり紆余曲折を経てエルリーゼシナリオがシークレットという形となった。
- 実はフィオーリで死んだ預言者のプロフェータが転生し人間となった姿であり、ゲームのシナリオはその体験に基づいているという。ただし不動たちが体験した醜悪な悪役エルリーゼのルートのことは夜元は体験していない。
用語集
- 永遠の散花~Fiore caduto eterna~
- 原作ゲーム。読み方は「くおんのさんか」と読むが、本来の正しい読み方ふりがなとは違い当て字・当て読みとなっている。作中設定ではネット同人小説だったものの賞レースに乗りゲーム化したものとなっているらしい。攻略可能ヒロインは30人以上おりメインヒロインはエテルナであった。エルリーゼは本来悪役で攻略対象ではなかった。開発はアッティモゲーム制作プロジェクトが担い、開発は6人体制で売上は42万本以上を売り上げている。企画としてマリーを主役としたスピンオフや続編の企画を立てているが実現していない。シナリオは上記の通り外注。
- Aルート
- 本来の原作ゲームのルートであり不動が憑依したエルリーゼが介入しなかったルートのこと。
- アルフレア魔法騎士育成機関
- 通称魔法学園。聖女を守るための騎士を育成する機関であり、近衛騎士になるための登竜門。アルフレアとは初代聖女の名前である。アルフレアが赤色が嫌いだったことから、制服が緑色となっている。地下にある魔物があるなど設備の関係上かビルベリ王国の王都とは離れており、ビルベリ王国と他国国境の位置に建てられている。
- 魔女
- どこからともなく現れて人類や森林自然などあらゆるものを破壊し、動物を人の害をなす魔物に代える能力もある。その魔物は知性を宿させることも可能。
- 聖女
- 魔女が現れた際に世界のどこかで産まれた女の子が世界の意思により聖女と選定される。一般人が使えない闇属性を含めた全ての属性魔法を使うことが出来るほか、怪我を負うことがないとされる。聖女の攻撃により魔女を倒すことができるものの、聖女が成長しきる間と魔女の活動にタイムラグがあるため、聖女が適齢期になるまで平和の時間は訪れないことになる。なお聖女が魔女に破れることもあり、その場合は次の聖女が育つまでの十数年間、暗黒期が続くことになる。エルリーゼの前はアレクシア、その前はリリア、更に前はグルセリダが聖女を担っていた。
- 聖女の城
- 聖女が在住する住居であり城。学園からは馬車で3時間ほどの距離がある。聖女の居室は5階にあり、王族などと交流することができるパーティー会場のほか、王族も滞在できる設備がある。実は聖女を閉じ込める檻の機能も持っている。
- 聖女教会
- 聖女を頂点とする世界最大の宗教団体。ではあるが実際の権力は総大司教が握っている。エルリーゼも必要に応じ教会へ時折訪れている。傷などを治す事業を有償で行っている。
- ビルベリ王国
- エルリーゼやエテルナなどがいる王制の国家。近衛騎士養成機関、聖女の城や預言者や守り人がいる森を抱えているなど影響力は人類によって絶大である。
- ジャッポン
- 海を隔てた東の島国の小国。交流会に王が来訪したがちょんまげかつ和服を着ており、エルリーゼをナンパしていた。
- ルティン王国
- 魔物に襲われていたが、エルリーゼが「魔法学園」に入学した時期に夜に抜け出して、迎撃に立ち救済に成功した国。結果として王が直々にビルベリ王国と聖女に挨拶・お礼したことでエルリーゼが抜け出したことがバレてしまった。聖女の城で行われる交流会の際にエルリーゼにこの会になにかあると匂わせている。
書籍版・Web版対照
なお、書籍版では加筆改稿されており、大まかな展開は収録されているものの、正確には当てはまらない場合もある。
書籍版 巻数 |
Web版話数 (書籍版書き下ろしの場合 は別記) |
備考 |
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1巻 | 第1話~第30話 | |
書き下ろし 「豊穣の聖女 ~エルリーゼ十歳~」 |
- | |
2巻 | 第31話~第54話 (大規模加筆あり) |
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書き下ろし 「世代の差」 |
- | |
3巻 | 第55話~第78話 (大規模加筆あり) |
|
書き下ろし 「オーディナリー・フグテンの暗躍」 |
- | |
4巻 | 第79話~第88話(最終話) 『番外編』 カクヨム特典メルマガ配信SS(全4話) 2021年7~8月配信 内容は最終回後の後日談・別世界線。 『後日談』 ・偽聖女、日本へ行く(全9話) |
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書き下ろし 「語り継ぐべきもの」 |
- | |
不明 | 後日談 ・エンディング後の観測者達 ・サプリ死す全2話 ・これからの聖女像(全2話) ・写真の行方(全2話) ・小話/聖女の書 ・ 小話・新入生歓迎の挨拶 カクヨム特典メルマガ配信SS(全3話) 2022年2月配信・2023 年10月本編組入 内容は最終回後の後日談 ・エルリーゼの一日/レイラの一日 ・サプリの一日 ・ベルネルの一日/エテルナの一日/ |
|
不明 | カクヨム特典メルマガ配信SS(全3話) 内容は最終回後の後日談 2022年5~6月配信 ・総大司教は甘味に飢えている~エルリーゼ15歳~。 ・愚者黙示録 オウジ ・ありえたかもしれない夢 カクヨム特典メルマガ配信SS(全3話) 内容は最終回後の後日談 2022年9~11月配信 ・サプリ・メントは探求する 1~3 漫画2巻刊行記念カクヨム特典メルマガ配信SS(全1話) 内容は最終回後の後日談 2023年10月配信 ・彼女が赤色を嫌いになった理由 |
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その他 | カドカワBOOKS 7周年記念特別SS ・A、ただの勘、それとも愛 |
(→リンク) |
漫画版 | 第1巻特典書き下ろしSS ・エルリーゼは現代知識チートがしたい |
|
第2巻特典書き下ろしSS ・エルリーゼは犬を飼いたい |
書籍版店舗特典ショートストーリー
巻数 | 店舗別 | サブタイトル | 備考 |
---|---|---|---|
1巻 | TSUTAYA | 小さな努力 | |
ゲーマーズ | 無双の恩恵 | ||
メロンブックス | 騎士の幸せ | ||
ブックウォーカー (電子書籍) |
偽聖女とある日の学園 | ||
2巻 | 初版特典 | 舞台裏の戦い | 初版封入の特典しおりにある URLにアクセスすると読める |
ゲーマーズ | エルリーゼは水着イベントが見たい | ||
メロンブックス | 脇役たちの宴 | ||
アニメイト | 守り人達の一日 | ||
ブックウォーカー (電子書籍) |
沼 | ||
3巻 | 初版特典 | これからもずっと | 初版封入の特典しおりにある URLにアクセスすると読める |
ゲーマーズ | |||
メロンブックス | 新参者の悩み | ||
ブックウォーカー (電子書籍) |
ジョンの誤算 | ||
4巻 | 初版特典 | 夜元玉亀の何か起こりそうで特に何も起こらない一日 | 初版封入の特典しおりにある URLにアクセスすると読める |
ゲーマーズ | |||
メロンブックス | その後のA世界線 | ||
ブックウォーカー (電子書籍) |
エルリーゼと夜元のシミュレーションゲーム |
関連静画
関連商品
漫画版
関連リンク
- 理想の聖女? 残念、偽聖女でした!(ハーメルン連載サイト)※ファンアートのイラスト付き
- 原作Web版連載サイト(カクヨム)
- 書籍版公式サイト(KADOKAWA)
- 漫画版連載サイト(ニコニコ漫画)
- 漫画版連載サイト(ComicWalker)
関連項目
- 303
- 0pt