『UN-GO』とは、ボンズ制作のオリジナルTVアニメーションである。
あらすじ
メディア王、海勝麟六が君臨する未来の東京。海勝は膨大な情報量と明晰な頭脳で数々の難事件を解決していた。
しかし、海勝の名推理には必ず裏がある。その裏にある「本当の真実」をあぶり出すのが「最後の名探偵」結城新十郎と相棒の因果である。
世間からは「敗戦探偵」と嘲笑われようとも新十郎は「本当の真実」を求めて事件に立ち向かっていく。
概要
坂口安吾の『明治開化 安吾捕物帖』を大胆に翻案し、未来の東京を舞台にしたオリジナル探偵ミステリーにしたアニメである。監督の水島精二、脚本の會川昇、制作のボンズなどアニメ『鋼の錬金術師(1期)』のスタッフが集まっている。2011年10月より『ノイタミナ』枠ほかで放送中。
また、2011年9月10日に新創刊の『ニュータイプエース』から本編の漫画が、同日発売の『ニュータイプ』10月号より新十郎と因果の出会いやふたりの初めての事件を描いた漫画『UN-GO ~因果論』が連載されている。
他にも劇場版である『UN-GO episode:0 因果論』が、2011年11月19日よりTOHOシネマズにて2週間限定レイトショーで上映された。内容的には漫画『UN-GO ~因果論』と同じく新十郎と因果の出会いと初めての事件の話である。上映時間は約45分。この『UN-GO episode:0 因果論』は全国12館のみの上映ながら好評となり、2011年12月17日より1週間限定でアンコール上映され、2012年4月にはBlu-ray/DVD化されることが決定した。
登場人物(メインキャラ・準レギュラー)
- 結城新十郎(ゆうき しんじゅうろう) - CV:勝地涼
- 探偵を名乗り、様々な事件を解決している青年。世間とは少し距離をとった生活をしている。ずば抜けた推理力を持つだけでなく、運動能力も高い。一般的には麟六に推理で負けてばかりであると認識されており、敗戦探偵と言われている。
- 原案でも探偵をしているが、本作と異なり紳士探偵と呼ばれ世間での評価はとても高い。
- 因果(いんが) - CV:豊崎愛生
- 新十郎と共に行動する謎の美少年。子供っぽいが新十郎の前では生意気な面も見せる。大人の女性の姿に変身してどんな人間にでも1回だけ質問に答えさせる能力を持つ。
- 原案では花廼屋(はなのや)因果という劇作家である。
- 海勝梨江(かいしょう りえ) - CV:山本希望
- 麟六の娘であるお嬢様。良く言えばおおらか、悪く言えばずぼらな性格。好奇心旺盛で父のところに持ち込まれた事件に新十郎を巻き込む。3歳の時に母親を亡くしている。
- 原案では第1話に登場する加納信実に相当する加納五兵衛の娘であり、お梨江と呼ばれている。
- 虎山泉(こやま いずみ) - CV:本田貴子
- 検察庁連合調整部の検事。自由度の高い捜査権限を持っており、新十郎が関わった事件にもよく絡んでくる。難事件が発生すると情報分析顧問である麟六に意見を聞きに行くことが多い。
- 原案では剣術使いの泉山虎之介であり、警視庁で剣術を教えている。
- 速水星玄(はやみ せいげん) - CV:入野自由
- 警察庁警備局課長。新十郎の関わる事件の捜査を担当することが多い。頭はあまり良くないもよう。
- 原案では警視総監である。
- 海勝麟六(かいしょう りんろく) - CV:三木眞一郎
- 日本の通信インフラと技術を独占しているジャパンジャスティスネットワークシステムホールディングス、通称JJシステム社の会長。政財界に幅広い人脈を持つだけでなく、検察庁や警察庁の情報分析顧問の座についている。明晰な頭脳で知られ、持ち込まれた難事件をすぐに解決してしまう。
- 原案では勝海舟。言わずと知れた幕末から明治にかけての偉人である。
- 風守(かざもり) - CV:松本まりか
- 各話リスト第3話の佐々風守の項目を参照。
- 海勝家メイド長 - CV:折笠富美子
- 梨江の世話などをしている。
- 別天王(べってんのう)
- 人の言葉を現実であるかのように見せる神と言われている。
スタッフ
- 原案:坂口安吾「明治開化 安吾捕物帖」
- 監督:水島精二
- ストーリー・脚本:會川昇
- キャラクターデザイン:pako、高河ゆん
- アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督:稲留和美、矢崎優子、やぐちひろこ
- 美術デザイン:宮本崇、脇威志
- プロダクションデザイン:宮本崇、石垣純哉、柳瀬敬之
- 美術監督:脇威志
- 色彩設計:中山しほ子
- 撮影監督:佐々木康太
- 音響監督:三間雅文
- 音楽:NARASAKI
- アニメーション制作:ボンズ
- 製作:「UN-GO」製作委員会
主題歌
- オープニングテーマ「How to go」
- 歌:School Food Punishment
- 作詞:内村友美・江口亮 / 作曲:School Food Punishment・江口亮/ 編曲:江口亮
- エンディングテーマ「Fantasy」
- 作詞・作曲・歌:LAMA
放送時間
放送局 | 放送開始日 | 放送時間 |
---|---|---|
フジテレビ | 2011年10月13日 | 木曜日 24:45~25:15 |
関西テレビ | 2011年10月18日 | 火曜日 25:58~26:28 |
福島テレビ | 2011年10月19日 | 水曜日 25:05~25:35 |
新潟総合テレビ | 2011年10月19日 | 水曜日 25:30~26:00 |
東海テレビ | 2011年10月20日 | 木曜日 26:05~26:35 |
サガテレビ | 2011年10月21日 | 金曜日 25:05~25:35 |
さくらんぼテレビ | 2011年10月22日 | 土曜日 25:05~25:35 |
秋田テレビ | 2011年10月22日 | 土曜日 25:35~26:05 |
鹿児島テレビ | 2011年10月22日 | 土曜日 25:35~26:05 |
テレビ熊本 | 2011年10月22日 | 土曜日 26:05~26:35 |
テレビ新広島 | 2011年10月24日 | 月曜日 25:50~26:20 |
仙台放送 | 2011年10月25日 | 火曜日 25:45~26:15 |
テレビ愛媛 | 2011年10月26日 | 水曜日 24:35~25:05 |
岩手めんこいテレビ | 2011年10月26日 | 水曜日 25:50~26:20 |
テレビ静岡 | 2011年10月27日 | 木曜日 25:10~25:40 |
BSフジ | 2011年10月29日 | 土曜日 25:30~26:00 |
北海道文化放送 | 2012年1月15日 | 日曜日 25:45~26:15 |
各話リスト
目次
- 第1話 舞踏会の殺人
- 第2話 無常のうた
- 第3話 覆面屋敷
- 第4話 素顔の家
- 第5話 幻の像
- 第6話 あまりにも簡単な暗号
- 第7話 ハクチュウム
- 第8話 楽園の王
- 第9話 海勝麟六の犯罪
- 第10話 海勝麟六の葬送
- 最終話 私はただ探している
第1話 舞踏会の殺人
基礎データ
原案タイトル | 放送日 (フジテレビ) |
スタッフ | |||
---|---|---|---|---|---|
脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | ||
舞踏会殺人事件 | 2011年10月13日 | 會川昇 | 水島精二 | 浅井義之 | 矢﨑優子 |
登場人物(メイン以外)
- 加納信実(かのう のぶさね) - CV:有本欽隆
- 総合商社加納グループ社長。検察から復興利権に関する汚職を巡る疑惑をかけられている。自宅で自らの嫌疑を晴らすためのパーティーを開いていたところ、演説直前に殺された。
- 加納敦子(かのう あつこ) - CV:桑島法子
- 信実の妻。加納グループ企業の社長を努めている。夫にかけられた検察からの嫌疑が晴れることを強く望んでいる。パーティーではアルコールで気分が悪くなった梨江の介抱のために一時退席していた。
- 小野一刀(おの いっとう) - CV:河野智之
- 自由国民党衆議院議員。信実とともに復興利権に関する汚職の疑惑をかけられている。パーティーにはナポレオンの服装で出席していた。
- 神田政彦(かんだ まさひこ) - CV:小形満
- 国際通貨銀行日本支部代表。信実とともに復興利権に関する汚職の疑惑をかけられている。パーティーにはナポレオンの服装で出席していた。
- 寺田涼子 - CV:尾崎麗奈
- 警視庁のSP。パーティーに出席した梨江の警護を担当していた。パーティー会場の外にあるエレベーターで死んでいた。
第2話 無常のうた
基礎データ
原案タイトル | 放送日 (フジテレビ) |
スタッフ | |||
---|---|---|---|---|---|
脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | ||
ああ無情 | 2011年10月20日 | 會川昇 | 水島精二 | 末田宜史 | 堀川耕一 |
登場人物(メイン以外)
- 長田久子(おさだ ひさこ) - CV:松澤千晶
- 戦時中に夜長姫3+1が所属していた芸能事務所を経営していた投資家。久子が住むお敷に届けられたスーツケースの中で死んでいるのが発見された。その少し前にトランクを屋敷の執事に届けた男とトランクを取りに行くように白タクの運転手に頼んだ女が目撃されている。
- 長田安(おさだ あん) - CV:安野希世乃
- 長田久子の娘。新十郎に対して、母親が以前から脅迫されており、品川のホテルにお金を届けていたことを告げ、母親を殺した真犯人を探して欲しいと頼む。歌手になる夢を持っている。
- 梅澤夢乃(うめざわ ゆめの) - CV:牧野由依
- 戦争中に絶大な人気を誇っていたが、戦後に放送禁止となったアイドルグループ夜長姫3+1(スリープラスワン)の元メンバーの一人。月に一度、品川のホテルで長田久子と会っていた。
- 常実公美(つねみ くみ) - CV:加藤英美里
- 元・夜長姫3+1の一人。月に一度、品川のホテルで長田久子と会っていた。ボーイッシュな外見をしている。
- 中橋澄香(なかはし すみか) - CV:安済知佳
- 元・夜長姫3+1の一人。夜長姫解散後もソロでデビューをしようとしたが長田久子に反対されていた。
- 小山田新(おやまだ あらた) - CV:樋口智透
- 裏ソフト販売業者。ドルプリというバーチャルアイドルのソフトデータを販売している。
- 荒巻敏司(あらまき としじ)
- 長田久子が夫の死後、交際していた飲食店の経営者。47歳。女装趣味がある。麟六により長田久子殺しの犯人とされ、警察に追われることとなったが、後に自殺しているのが見つかった。
- 安西エリ(あんざい えり)
- 夜長姫3+1の幻のメンバー。デビュー直前に東京で最初に起こったテロ、通称1223テロに巻き込まれて死亡したとされている。
第3話 覆面屋敷
基礎データ
原案タイトル | 放送日 (フジテレビ) |
スタッフ | |||
---|---|---|---|---|---|
脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | ||
万引一家、覆面作家 | 2011年10月27日 | 會川昇 | 木村隆一 | 木村隆一 | 小平佳幸 |
登場人物(メイン以外)
なお、佐々駒守と佐々風守のCVは第4話のものであり、第3話では喋っていない。また、駒守のCVや一部人物の説明はネタバレ防止のため白字で記述してある。
- 佐々駒守(ささ こまもり) - CV:最上嗣生
- 人前ではいつも覆面をかぶっていた佐々家の前頭首。人工知能の研究者で人間と同じ思考プログラムを持つとされる人工知能「R.A.I.」を開発したが、戦時中に出来た法律「新情報拡散防止法」に違反しているとされ、強制捜査の対象となった。その捜査の最中に爆殺された。
- 佐々風守(ささ かざもり) - CV:松本まりか
- 佐々家の現当主。駒守が突然連れてきて、養子にした。佐々家の跡取りとして最初から覆面をつけて暮らしており、駒守の死後はその莫大な資産と関連企業を継承している。しかし、ずっと覆面を付けており重要な案件を除けば、人前にはほとんど姿を見せず、生活の大半を離れで過ごしていた。駒守が殺されてからちょうど7年後に焼死した。
- と思われていたが、実は風守は駒守の作成した人工知能「R.A.I.」であり、人型のロボットの中に入って人間のふりをしていた。人工知能のデータの大部分をネットワーク上に分散させており、本体に入っているのは統合制御するメインプログラムのみである。そのため、データ量が少なく色々な機械の中に入ることができる。また、ネットワーク上の無数の情報により人工知能として成長し続けている。
- 佐々家を巡る事件の解決後は新十郎と共に行動している。
- 佐々光子(ささ みつこ) - CV:椎名へきる
- 駒守の娘。家族が風守の死を駒守の呪いであるという反対し、麟六に死が呪いによるものではないことの証明を依頼した。
- 佐々糸路(ささ いとじ) - CV:松岡洋子
- 駒守の妻。駒守の死後、木々彦と共にグループ企業の経営に関わっていた。風守が死亡したことにより、息子の文彦を佐々家の跡取りとしようとしている。
- 佐々文彦(ささ ふみひこ) - CV:渡辺久美子
- 駒守の息子。風守の死によって、遺産を引き継ぐ予定である。
- 佐々木々彦(ささ きぎひこ) - CV:星野貴紀
- 駒守の弟。機械工学に詳しく駒守の仕事の手伝いをしていた時期もあった。現在はグループ企業の実質的な経営に携わっている。
- 多久英信(たく ひでのぶ) - CV:最上嗣生
- 佐々家に住み込みの医師。病気がちな風守のことを診ていた。と思われていたが、実は風守のメンテナンスを行うためのロボットで、駒守が操っていた。
第4話 素顔の家
基礎データ
原案タイトル | 放送日 (フジテレビ) |
スタッフ | |||
---|---|---|---|---|---|
脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | ||
万引一家、覆面作家 | 2011年11月3日 | 會川昇 | 三條なみみ | 京極尚彦 | 只野和子 |
登場人物(メイン以外)
第5話 幻の像
基礎データ
原案タイトル | 放送日 (フジテレビ) |
スタッフ | |||
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脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | ||
幻の塔 | 2011年11月10日 | 會川昇 | 木村隆一 | 木村隆一 | 武本大介・菅野宏紀 |
登場人物(メイン以外)
- 島田白朗(しまだ はくろう) - CV:田中正彦
- 日輪の会のリーダー。元衆議院議員。身を挺してテロリストから白朗らを守った3人の学生を讃えるブロンズ像を作成させ、その除幕式に新十郎を招待した。
- 島田爾朗(しまだ じろう) - CV:古谷徹
- 白朗の息子。俳優をしている。父親の強引なやり方には密かに反発していた。
- 平戸葉子(ひらと ようこ) - CV:寺崎裕香
- 爾朗の友人で彫刻家。爾朗を通じて白朗に依頼され、学生を讃えるブロンズ像を作成した。
- 山本定信(やまもと さだのぶ) - CV:三宅健太
- 日輪の会と対立している政治結社のリーダー。以前は日輪の会に所属し、白朗のボディーガードをしていた。除幕式の会場の外で島田白朗の不正蓄財疑惑に対する抗議活動をしていた。
- 大坪鉄矢(おおつぼ てつや) - CV:野島裕史
- 日輪の会に所属している白朗のボディーガード。
- 五味(ごみ)
- 山本定信の部下。日輪の会の元メンバー。山本定信の命令により、白朗の隠している金塊を見つけようとしていた。その一貫として島田白朗記念会館へ侵入するためにブロンズ像の中に隠れていたが、死体となって発見された。
- 三久(みつひさ)
- 山本定信の部下。日輪の会の元メンバー。五味とともにブロンズ像に隠れていたが、死体となって発見された。
第6話 あまりにも簡単な暗号
基礎データ
原案タイトル | 放送日 (フジテレビ) |
スタッフ | |||
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脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | ||
アンゴウ | 2011年11月17日 | 會川昇 | 五十嵐卓也 | 中村里美 | 出雲誉明・小森高博 |
登場人物(メイン以外)
- 矢島(やじま) - CV:藤原啓治
- 評論家で海勝麟六の学生時代の友人。新情報拡散防止法の罪で最近まで東関東社会復帰促進センターに収監されていた。海勝麟六の蔵書と思われる本に暗号が挟まれているのを発見し、その謎の解明を新十郎に依頼する。
- 矢島タカ子(やじま たかこ) - CV:恒松あゆみ
- 矢島の妻。行方不明になった子供を探している時に視力を失った。海勝麟六の後輩であり、夫が収監されている間に海勝麟六とたびたび会っていた。また、矢島の蔵書を古本屋に処分していた。
- 矢島秋夫(やじま あきお) - CV:鳥羽月子
- 矢島夫妻の息子。矢島の収監中に行方不明になっている。
- 矢島和子(やじま かずこ) - CV:佐藤恵
- 矢島夫妻の娘。矢島の収監中に行方不明になっている。
- 小説家 - CV:梶裕貴
- 小説家を自称する男。東関東就活復帰促進センターに収監されている。矢島に海勝麟六の蔵書と思われる本を渡した。
第7話 ハクチュウム
基礎データ
原案タイトル | 放送日 (フジテレビ) |
スタッフ | |||
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脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | ||
愚妖・「白痴」 | 2011年11月24日 | 會川昇 | 増井壮一 | 清水久敏 | 小平佳幸・長谷部敦志 |
登場人物(メイン以外)
小説家については第6話を参照。なお、一部の説明はネタバレ防止のため白字で記述してある。
- 三高吉太郎(みたか きちたろう) - CV:ふくまつ進紗
- 映画「白痴たち」の監督。基本的にやる気がない。しかし、新十郎が主演女優たちと話すことについては厳しく禁じている。映画のロケの最中に何者かによって殺された。
- というのは、別天王の能力による幻影であり、実際には東関東社会復帰センターの警備員である。ある女囚人と接触するために、シャッターを開けて女子区に出入りしており、その時にシャッターの回線を切っていた。三高はこの安全装置の切れたシャッターにより殺された。
- 伊沢紗代(いざわ さよ) - CV:寿美菜子
- 映画「白痴たち」の主演女優の一人。人々は戦争が終わり日常が戻ることを願うはずであるという考えを持っている。
- というのは、別天王の能力による幻影である。実際は、爆弾テロを準備した罪で東関東社会復帰センターに収監されている囚人である。
- 谷村素子(たにむら もとこ) - CV:高垣彩陽
- 映画「白痴たち」の主演女優の一人。日常は退屈であり、戦争のようなギリギリの生活の中でこそ大切な事を知ることができるという考えを持っている。
- というのは、別天王の能力による幻影であり、実際は虚偽のリーク情報を流布した罪で東関東社会復帰センターに収監されている囚人である。
- 矢田寿美恵(やだ すみえ) - CV:豊崎愛生
- 映画「白痴たち」の主演女優の一人。戦争によって良い人も悪い人もみんな裁かれるという考えを持っている。
- というのは、別天王の能力による幻影であり、実際は売春の罪で東関東社会復帰センターに収監されている囚人である。
第8話 楽園の王
基礎データ
原案タイトル | 放送日 (フジテレビ) |
スタッフ | |||
---|---|---|---|---|---|
脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | ||
愚妖・「選挙殺人事件」 | 2011年12月1日 | 會川昇 | 黒川智之 | 黒川智之 | 日下部智津子・伊藤秀樹・根岸宏行 |
登場人物(メイン以外)
小説家、三高吉太郎、伊沢紗代、谷村素子、矢田寿美恵については第6話及び第7話の登場人物を参照。
第9話 海勝麟六の犯罪
基礎データ
原案タイトル | 放送日 (フジテレビ) |
スタッフ | |||
---|---|---|---|---|---|
脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | ||
冷笑鬼・赤罠 | 2011年12月8日 | 會川昇 | 和田純一 | 京極尚彦 | 竹知仁美・中山初絵・冨澤佳也乃 稲吉朝子・糸島雅彦 |
登場人物(メイン以外)
小山田新、矢島、小説家については第2話及び第6話の登場人物を参照。
- 倉満美音(くらみつ みね) - CV:國府田マリ子
- 新人国会議員。海勝麟六に国会の予算委員会の参考人招致への出席を要請した。水野左近は大学の先輩で親しい仲だった。
- 元山南(もとやま みなみ) - CV:大川透
- テレビ局のプロデューサー。エネルギー事業国有化立法に関する討論番組を担当していたが、その番組の最中に爆破事件が発生した。
- 不破重次郎(ふわ じゅうじろう) - CV:てらそままさき
- 太陽光発電推進派で太陽光電という会社の社長。海勝麟六と対立していた。テレビ局爆破事件で重傷を負った。
- 水野左近(みずの さこん) - CV:堀川仁
- 公共保安隊部隊長。海勝麟六のプライベート警備を担当しており、討論番組当日もテレビ局まで送迎していた。
- 三原保太郎(みはら やすたろう) - CV:木村良平
- 公共保安隊の隊員で水野の部下。
- フルサークル
- 機密事項のリークを目的とするクラッカー集団。最近は海勝麟六をターゲットにしており、JJシステムの経理情報や麟六のプレイベートなどを暴露してきた。また、爆破事件の直前に麟六が対立する人間を殺害すると予告していた。
- AD - CV:村上裕哉
- 元山の部下。
第10話 海勝麟六の葬送
基礎データ
原案タイトル | 放送日 (フジテレビ) |
スタッフ | |||
---|---|---|---|---|---|
脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | ||
冷笑鬼・赤罠 | 2011年12月15日 | 會川昇 | 木村隆一 | 高橋健司 | 斉藤英子・村井孝司・武本大介 |
登場人物(メイン以外)
岡本寒吉については第8話を、その他の登場人物は第9話と共通のため第9話の登場人物を参照。
最終話 私はただ探している
基礎データ
原案タイトル | 放送日 (フジテレビ) |
スタッフ | |||
---|---|---|---|---|---|
脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | ||
冷笑鬼・赤罠 「余はベンメイす」 |
2011年12月22日 | 會川昇 | 水島精二・長崎健司 | 清水久敏 | 出雲誉明・長谷部敦志 青野厚司・小田嶋瞳 |
登場人物(メイン以外)
登場人物は第9話と共通のため第9話の登場人物を参照。
関連動画
関連生放送
関連項目
外部リンク
フジテレビ「ノイタミナ」 上段 | ||
---|---|---|
2011年7月~9月 | 2011年10月~12月 | 2012年1月 |
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