「Macintosh」「iPod」「iPhone」「iPad」「Apple Watch」などのハードウェアの製造と販売、および「iTunes Store」「iBooks Store」「Apple Music」などのサービスを運営している。
アメリカ合衆国カリフォルニア州クパチーノの「無限ループ1番地」(Infinite Loop)[2]にオフィスを構える。このクパチーノを心臓部とした一帯はシリコンバレーとも呼ばれ、同社のほかにも、GoogleやFacebook、Intel、Adobe、ヒューレット・パッカードなどハイテク企業の多くが本拠地としている。
アタリに勤務していたスティーブ・ジョブスとロン・ウェイン、そしてヒューレット・パッカードに勤務していたスティーブ・ウォズニアックの三人で起業。当初は、Macintoshの前身となるコンピューター「Apple I」を手作りし、ショップへと納めていた。Apple Iと後継機のApple IIを大量生産・販売するため、1977年1月3日に「Apple Computer」として法人化。
1970年代後半~1980年代には、Apple IIやLisa、そしてMacintoshといった数々の名機を手掛け、1990年代~現在は、さらにiMacやiPodシリーズ、そしてiPhoneやiPadなどの大ヒット製品を生み出した。なお、2008年のiPhone発表にあわせ、社名のApple Computerから「Computer」を取り払い、「Apple」へと改めている。
日本法人であったアップルジャパン株式会社は平成23年10月30日をもってAppleの輸入事業者であるApple Japan合同会社と合併。全業務を継承の後、アップルジャパン株式会社は解散している。
1983年にジョブズはジョン・スカリーを引き抜いてCEOに据えるが、ジョブズと経営陣との溝は徐々に深まっていった。1985年9月にジョブズはAppleを去り(NeXTを設立)、ウォズニアック共々「二人のスティーブ」がAppleを去る結果となってしまった。
1987年に初の一体型ではない、カラー表示の可能なMacintoshであるmacintosh IIを発売するなど、高性能・高級機として売上高を伸ばしていくが、PC/AT互換機の性能が上がって出来ることに差がなくなっていくと割高なMacintoshは競争力を失うようになり、1990年にはMacintosh ClassicやMacintosh LCといった廉価モデルを投入することになった。
翌1991年にはAIM連合が結ばれた。IBMがライバルであるAppleに提携を持ちかけ、Appleが長年のパートナーであるモトローラを引き入れて新型CPUを開発する枠組みが誕生した。IBMのRISC CPUであるPOWERを元にPowerPC 601が開発され、1994年にPower Macintosh 6100/7100/8100のCPUとして市場に投入された。Power PCはMC680x0とは全く互換性はないものの、Appleはエミュレーションを成功させ、新機種でもこれまでのソフトを使えるようにした。
しかし、Appleの業績は年々悪化していった。OSの内部設計の陳腐化(メモリ保護の欠如、プリエンプティブなマルチタスク機構の欠如など)を問題視した経営陣は次世代OSの開発を決断するが、社運をかけたCoplandの開発は失敗に終わり、やむなく他社の技術を導入することを決定した。この中の候補者には、MicrosoftのWindows NTまでもが含まれていた。
一時はBe社(元Appleのジャン=ルイ・ガセーが設立)のBeOSが大本命とされていたが、最後の最後で大逆転して1997年にNeXTの買収が決まった。そして電撃的にAppleに復帰したジョブズが、Appleを再生へと導いていくこととなった。
1997年12月に、Power Macintosh G3 DT/MTが登場する。低価格ながら驚くべきほどの高性能を発揮したPowerPC G3(PowerPC 750)を搭載しており、安価ながら高性能を実現して停滞していたMacintoshにとってはカンフル剤となった。
そして1998年5月のWorldwide Developers Conferenceにおいて、iMacが電撃的に発表された。ポリカーボネイト素材をベースに半透明(トランスルーセント)筐体を採用したことで話題をさらったが、SCSIやADBなどをレガシーインターフェースとして全廃し、まだ普及前のUSBを新たに全面的に採用したことでも衝撃を与えた。安価でありながら最上位のPower Macintoshに準ずるCPUを採用しており、高性能をも享受出来たiMacは大ヒット商品となった。
さらに、ジョブズは1998年8月に、電撃的にMicrosoftとの特許のクロスライセンスおよび業務提携をまとめた。AppleとMicrosoftは長年「ルック・アンド・フィール」を巡って争っていたが、これにより両社の諍いが解消され、経営危機に陥っていたAppleにとっても大きな助けとなった。
NeXTの技術を全面的に導入した新OS(Rhapsody)も、1999年に姿を見せることとなった。しかし、サードパーティの反応が鈍いと見るやこれをMac OS X Serverという別カテゴリの製品とすることとし、Carbonという旧来のMac OSからの移植性を高めたAPIが新たに開発された。2000年9月より店頭販売されたMac OS X Public Betaを経て、2001年3月にMac OS Xの正式リリース版が発売開始された。仕様が大きく変わり、当初は動作の重さも指摘されたが、徐々に最適化が進み、堅牢かつ軽快なOSとしてユーザーにも広く受け入れられていった。
その一方、PowerPCの方に問題が生じていく。x86プロセッサの伸びに追いつけないのみならず、2002年に登場したPowerPC G5(PowerPC 970)は低消費電力・低発熱量という優位性まで失ってしまった。主力商品であるPowerBookがPowerPC G4のまま据え置きとなってしまったことに業を煮やしたジョブズは2005年のWorldwide Developers ConferenceにおいてインテルのCPUを採用した製品を提供することを発表、翌年の2006年1月に予告通りIntel Coreを搭載したMacBook Pro(PowerBookが改称)とiMacが登場した。
2020年6月、AppleはARMアーキテクチャにより設計されたAppleシリコンを採用することを発表した。同年11月にApple M1を搭載したMacBook Air、MacBook Pro、Mac miniが発売され、低発熱量ながらIntel Macをも上回る性能で衝撃を与えた。
Apple computer(当時)が1984年から販売を開始したパーソナルコンピュータシリーズの総称。旧称はMacintosh(マッキントッシュ)。
最初期から常にコンシューマ層が使用することを意識した製品思想が貫かれており、GUIを採用したOS、マウスの標準化、技術用語や命令調を排除した解りやすいマニュアル作り、筐体のカラーリングをベージュや白にする(初代)、ハード面、ソフト面における丁寧なデザイン、コネクタ接続部の説明をアイコン表示するなどといったことが施されている。
Macintosh(Mac)シリーズのうち、初~中級者向けのデスクトップパソコンに属する。
初代Macintoshの意思を受け継いだディスプレイ一体型モデルの後継機種。1998年に初代モデルが発売されてから最新モデルまで、計七回ものフルモデルチェンジを経ている。都度、そのデザインは様々に変革されているものの、根底にある「ディスプレイ一体型」という思想は変わっていない。
いまなお高い人気を誇る、デスクトップタイプにおける同社の主軸の商品である。
Macintosh(Mac)シリーズのうち、中級者向けのデスクトップパソコンに属する。
「mini」という名の通り、幅19.7cm x 奥行き19.7cm x 高さ3.6cmと、デスクトップタイプのMacintoshでは最も小さいモデルとなっている。いわゆるミニPCのサイズ感のMac版と言える。
他のMacintoshと比較して価格が安いかわりに、ディスプレイやキーボード、マウスなどが付属していない。それらを本製品とあわせて購入しようとした場合、オールインワンタイプのiMacよりも高額になってしまう可能性がある。ゆえに、すでにディスプレイなど一式を所有しているWindowsユーザーからの移行にターゲットを絞ったモデルであるとも言える。
Macintosh(Mac)シリーズのうち、上級者向けのデスクトップパソコンに属する。
Mac miniと似たデザインであるが、Mac miniがミニPCのサイズ感であるのに対して、それよりもMac Proのようなタワー型ほどではないものの高さがある筐体である。
Mac miniと同様に本体のみで他の周辺機器は付属しない。
Mac Proほどの高額な商品を購入しての高度な作業は行わないが、本格的なデスクトップでの編集作業を行うなどの用途がある。
Macintosh(Mac)シリーズのうち、超上級者向けのデスクトップパソコンに属する。
Power Macシリーズの後継モデルとなるハイエンドクラスの製品で、同じデスクトップタイプのMacintoshであるiMacと比較すると、よりハイスペックに、より拡張性が高くなっている。
その分Apple製品の中では飛び抜けて高額であり、主にプロ向けとして扱われている。
Macintosh(Mac)シリーズのうち、中~上級者向けのノートパソコンに属する(2015年以降のモデル)。
歴代のモデルごとに都度立ち位置を変えている製品であり、初期~2011年の取扱中止までのモデルは初~中級者向け(MacBook Airに相当)の立ち位置を取っていた。2015年に復活したモデル以降は、事実上MacBook Airの上位モデルの位置付けとなっている。一から再設計された本体に歴代Macとして初めてのファンレス構造、Retinaディスプレイを搭載し、入出力ポートがUSB Type-Cコネクタを採用したUSB 3.1端子(電源ポート兼用)とオーディオ出力端子のみと割りきった仕様となった。
また、ポリカーボネート製のMacBook以来となるカラーバリエーション(3色)が選べるようになっている。
Macintosh(Mac)シリーズのうち、初~中級者向けのノートパソコンに属する。
本モデルは「圧倒的なコンパクトさと薄さ」という明快なコンセプトのもとに制作されており、それを実現させるため、有線LANポートや光学ドライブといった要素は大胆に切り捨てられている。
また、ストレージはHDD(初代モデルのみ)かSSDを搭載し、後にストレージがSSDのみになり光学ドライブの廃止と併せて、MacBook Airは「ゼロスピンドル」(駆動部品がない)モデルとなっている。
Macintosh(Mac)シリーズのうち、中~上級者向けのノートパソコンに属する。
過去に発売していたPowerBookシリーズの後継モデルにあたり、同じノートタイプのMacintoshであるMacbook Airと比べてさまざまな強化が施されている。特に、MacintoshシリーズでRetinaディスプレイを搭載したのは本製品が初となる(2015年4月時点では、MacBook Airを除いたすべてのディスプレイ一体型MacintoshにRetinaディスプレイモデルが用意されている)。
ディスプレイ表示の美しさ、動作速度ともに申し分ないが、その分価格はお高めとなっている。
Apple製のスマートフォンで、物理ボタンを極限まで廃し、かわりにディスプレイに直接指で触れて操作するという独特なインターフェースを搭載している。
シンプルな操作性も特徴であり、従来他社製品のような複雑な階層構造のメニューにはなっておらず、トップ画面にタイル状に並べられた「電話」「カレンダー」「メール」といったアイコンをタッチするだけで基本的な操作が完結する。万一操作に迷った場合などは、唯一前面に配置された物理ボタン(ホームボタン)を押すだけでトップ画面に戻ることができる。
同製品の爆発的なヒットによって、この操作性などを含めたスマートフォンの在り様が、iPhoneの発売前 / 発売後とで大きく転換している。上述の引用文にもある通り、まさに「電話を再発明」した革命的な製品である。
Apple製のタブレットPC。iPadに複数のモデルが出てからは全体の総称である。ディスプレイ上を直接タッチジェスチャーで操作する。
前述の通り、ディスプレイ以外に目に入るものが存在しないため、用途について外観からの先入観を与えない。使用する人によってiPadは額縁に見え、本に見え、楽器に見える[3]。
元来はiPadと言えば唯一のモデルであり、現在でも特に「iPad」以外の名称は付いていないモデル。
当初はミドルレンジとして最も一般的なモデルであったが、iPad Airが登場してからは無印が廉価版としての位置付けになる。ホームボタンと9.7インチのマルチタッチディスプレイのみ、という非常にシンプルなデザインであり、そのディスプレイ上を直接タッチジェスチャーで操作する。
2010年にiPadが登場してからの初となる「iPadファミリー」。
iPadが9.7インチというサイズであるのに対し、iPad miniは7.9インチと2インチ近くコンパクトになっている。重量についても、iPadより130g程度軽い。
当初、7インチタブレットという存在をスティーブ・ジョブズはDOA(Dead on Arrival 、到着時死亡、語義としては来院時を指すためすなわち即死)と呼び否定していた。しかし後に、副社長ら幹部からの説得に応じて必要性を理解し、このiPad miniの開発に携わっていたとされる[4]。
かつては無印iPadがミドルレンジの一般的な用途向けであったが、本機種がそのポジションを受け継ぎ、無印を廉価版とした。
「iPad」「iPad mini」「iPad Air」に続く4番目となるiPadファミリー。
12.9インチの巨大なディスプレイと高速な処理性能、そして別売りで用意されているキーボード一体型カバーの「Smart Keyboard」と、タッチペンの「Apple Pencil」など、よりプロ向けをターゲットとしたiPadとなっている。
スピーカーが4か所搭載されているほか、iPad Proの本体そのものがユニボディ製のエンクロージャーとなっており、中低音域が増幅されることで迫力あるサウンドを出力している。
Appleのスマートウォッチ。
iPhoneとBluetoothでペアリングして使用することが前提となっており、通話やメール、GPSなどの通信はiPhone側にて処理し、その結果をApple Watchへと転送する手法を採用している。ただし、時計としての本体機能、および活動量計機能などについては単独で使用可能となっている。
“i”の文字を冠しないネーミング(後述)や、多彩な組み合わせが可能なパーツバリエーションなど、従来のApple製品と比較して異質な点が多く見られる製品である。
Appleのセットトップボックス。公式サイト上での表記は「TV」(
TV)。開発中のコードネームは「iTV」。
HDMIケーブルでテレビへと接続し、iTunes Storeで購入またはレンタルしたコンテンツや、各種コンテンツ事業者が用意しているチャンネルのコンテンツなどををストリーミング再生することができる。また、AirPlayを使用して、MacintoshやiOSデバイスの映像などをミラーリングする用途でも使用可能。
2015年10月発売の第4世代からは新たに「tvOS」を搭載し、Siriを導入したほか、サードパーティー製のアプリをApp Store経由でインストールすることが可能となった。
Appleが発売しているポータブルオーディオの、初代の製品名であるとともにシリーズの総称。
2001年に初代iPodが発売されたのが最初であり、その後、iPod mini(2004年)、iPod shuffle(2005年)、iPod nano(2006年)、iPod touch(2007年)などのiPodシリーズが登場した。
シリーズ登場後も、「iPod」という名称は初代同様にHDD搭載型のものを指していたが、2007年登場の第6世代iPodから「iPod classic」と名称変更されたため、以降はシリーズ全般を指す言葉となった。
「iPod」と名前の後ろに何も付かなかった初代の後継シリーズ。
iPod nanoやiPod iPod touchといったiPodシリーズが次々と登場していく中で、初代・シリーズ名同一症候群に陥ってしまったため、6代目より「iPod classic」と名称変更された。
このモデルのみ記憶媒体がハードディスクであるため、大量の音楽を記憶させることができる。また、USBハードディスクとして利用することができるほか、iPod nanoと同様に動画やゲームを楽しむことも可能となっている。
iPod touchとiPod shuffleの中間に位置する、小ささと機能性とを両立させたiPodのラインナップである。
その時代にあわせてモデル毎に著しく立ち位置を変化させるのが特徴。2014年時点の最新モデルは第7世代。
液晶は搭載されておらず、音楽も順番に再生かランダム再生の二通りのみとシンプルな構成となっている。
本体自体がクリップになっているので、服に付けた状態で行動することができる。ランニングやスポーツのアップなどにあわせて使用していても邪魔にならず、非常に相性が良い。
iPhoneから電話機能を省いたもの。iPhone同様、マルチタッチディスプレイや無線LAN機能を採用しているマルチメディアプレイヤーであり、家庭や外出先でWi-Fi環境が整っていれば、メールの送受信やアプリ・楽曲のダウンロード、skypeを使った通話なども可能となっている。
モバイルルーターのようなデータ通信端末とセットで持ち歩くことで、iPhoneに近い使い方も不可能ではない。
なお、iPod Touch以外のiPadシリーズについては、後述の「その他・アクセサリー」項を参照。
Appleが展開する、(b)マークのロゴでおなじみのオーディオブランド。
当ブランドの前身は、2008年に設立されたアメリカ合衆国のオーディオメーカー「ビーツ・エレクトロニクス」の同名のブランドである。2014年にAppleによりビーツ・エレクトロニクスが買収され、その後はAppleがライセンスを取得している。設立に関わったのは、音楽プロデューサー兼ラッパーの「ドクター・ドレー」と、インタースコープ・ゲフィン・A&Mレコード会長の「ジミー・アイオヴィン」。両名ともに買収後はAppleに籍を置いている。
重低音と高音とのメリハリを効かせた音色のほか、ワイヤレス接続とノイズキャンセリング機能の搭載に重きを置いている。
Macintoshに搭載されているOS。旧名称は「Mac OS X」「OS X」。前身は「Classic Mac OS」であるがOSとしての構造はClassic Mac OS 9とMac OS Xの間で全くの別物である。
トラックパッドによるタッチジェスチャー操作を主軸としたユーザインタフェースや、OS上にアプリケーションのダウンロード販売から自動インストール、アップデートまでの仕組みを組み込むなど、先進的な機能を多く搭載する事が特徴。一方でベースにUNIXを用いており安定性も高い。
新しさと安定性を兼ね備え、様々なユーザーに受け入れられやすいOSとなっている。
iPhoneやiPadなどのApple製品に搭載されているOS。旧名称は「OS X iPhone」「iPhone OS」。
指によるタッチジェスチャーに特化されたOSで、指で弾いた勢いにあわせて大きくスクロールし次第に減速していく「慣性スクロール」や、それ以上スクロールできないと逆方向に跳ね返る「バウンスバック」など、直感的な操作感を重視した作りとなっているのが特徴。
ベースとなっているのはUnixの一種であるDarwin(Mach、BSD系)で、APIにCocoaを採用しており、一部はmacOSと共通している。ただしインターフェース部分はタッチ操作に適したものになっており、その点で異なる。
iOS 5から搭載された、音声認識型のパーソナルアシスタント機能。
声で話しかけることにより、タッチパネルを介さずにiOSの機能(メール・リマインダー・音楽再生など)や各種検索を利用することができる。
音声入力は自然言語に対応しているので、一般的に人が会話するような自然な口調を認識し、その言葉の意味や文脈を理解することが可能。
Apple製品に標準で搭載されているWebKit系のウェブブラウザ。
Mac OS X V10.3から導入され、現在はiPhone / iPad / iPad mini / iPod touchにも搭載されている。以前にはWindows向けにもリリースされていたが、バージョン5を最後に停止している。Windows版については脆弱性が報告されている
ため、使用を中止しアンインストールすることを推奨。
Appleが提供するクラウドサービスで、2011年10月12日よりサービス開始された。
これまではOS XやWindowsにインストールされたiTunesが担っていた「デジタルハブ」としての役割を、クラウド上で実現したものである。
楽曲や写真、iWorkで作成した書類、iOSデバイスのバックアップやブックマークといった数々の情報が、iTunesを経由せず、ネットワークを通じて自動的に同期される。
なお、iCloudの利用にはApple IDの作成、および作成したApple IDをiCloud対象デバイスに登録しておく必要がある。
メディアプレイヤーおよびiOSデバイス管理機能をあわせ持ったアプリケーション。
音楽・動画・インターネットラジオ・Podcastなどの再生や、音楽CDの取り込み、iTunes storeでの楽曲の購入などが利用できる。iOSデバイスを管理するアプリケーションという側面が強いが、iOSデバイスを持っていなくてもメディアプレイヤーとして十二分に活用できる。
2015年6月からは後述の「Apple Music」がサービスを開始しており、同サービスを契約した場合はiTunes上の「ミュージック」項目がApple Musicへと置き換わる形式となっている。
Appleが運営する世界最大級のコンテンツ配信サービス。略称はiTS、旧名称はiTunes Music Store。
ミュージック、映画、電子書籍、アプリケーションといった各種コンテンツの購入・ダウンロードを行うことが可能。シンプルで利便性の高いUIや、Store内で定期的に特集が組まれるなど、コンテンツへの導線を強めるための仕組みが整備されている。2015年6月からは後述の「Apple Music」がサービスを開始しており、ミュージックについてはそちらへの移行が案内されている。
なお、日本におけるiTunes Storeの運営は、Apple日本法人ではなく、米Appleの直轄組織「iTunes株式会社」が担当している。
Appleが運営する音楽用のコンテンツ配信サービス。公式サイト上での表記は「MUSIC」(
MUSIC)。
従来は個別に分かれていた「ミュージック(iTunes)」「iTunes Radio」「iTunes Store」「iTunes Match」を統合し、さらに、2014年5月にAppleが買収した企業「Beats Electric」の音楽系コンテンツ配信サービス「Beats Music」を組み込んでいる。
ストリーミング再生方式による定額制の聴き放題サービスで、ユーザーの趣味嗜好を学習し提案する「For You」や、24時間365日放送される「Radio」といった機能により、ユーザーへ新しい楽曲との出会いを提供する仕組みが全面に押し出されている。
Appleの創立者のひとりであり、会長であり、前CEOであった人物である。Appleの社員番号は「0」。
常に業界の一歩先を行く、Appleのカリスマ。カリスマであり俺様キャラなため、一時Appleから追い出されたこともある。
パーソナルコンピュータを初めてコンシューマ用として提供し、GUIを一般に普及させた。また、iPodにより携帯音楽プレーヤーを再定義し、音楽ダウンロード販売を通じて音楽ビジネスの根底を揺るがした。更にiPhoneでは携帯電話の再定義を果たし、フィーチャーフォンからスマートフォンへの置き換えを急激に加速させた(スマートフォン自体はiPhone以前から他社製品が存在していた)。iPadはタブレット端末を再定義し、一般消費者にタブレット端末の利便性を認知させ普及させた。
2011年8月24日、AppleのCEOを辞任、会長職に退いた。後任は経理の上手さで定評のあるCOOのティム・クック。
同年10月5日、膵臓腫瘍による呼吸停止により死去。
パソコンの歴史に残る大偉業である"世界初のパーソナルコンピュータ"「Apple I」とその後継機「Apple II」の生みの親。「Apple」の創立者のひとりであり、スティーブ・ジョブズにとってのドラえもん的存在である。通称は「ウォズの魔法使い」。Appleの社員番号は「1」。
ジョブズをして「天才」と評せしめる偉大なエンジニアで、現在のAppleの礎となる数々の製品を遺した。
会社経営には興味がなく、AppleのメインがMacintoshになっていくにつれエンジニアとして表舞台で活躍する事がなくなっていった。現在でもAppleの肩書きなし社員でありながら大株主のまま、コンピュータや通信施設を小学校に設置したり、教えたりする活動に従事している。
フルネームはジョナサン・ポール・アイブ。通称ジョニー。広島弁でしゃべる人Appleの「チーフ・デザイン・オフィサー」(最高デザイン責任者)であり、英国王室から爵位を授かったナイトである。
1992年よりAppleのデザインチームに所属し、スティーブ・ジョブズが復帰した1997年よりインダストリアルデザイングループ担当上級副社長へと就任した。
2013年以降はインダストリアルデザインだけでなく、OS XとiOSのGUIへも担当範囲を広げており、役職もデザイン担当上級副社長を経て、2015年10月時点ではチーフ・デザイン・オフィサーという包括的な内容に改められている。
Appleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長であり、ジョーク担当の銀髪チョイワルオヤジである。
その役職名の通り、Appleの2大OS「OS X」と「iOS」の開発責任者を努める。
技術的・性格的に「ギークの神様」と評されるほどの人物であり、要職に就いた後も、技術系のフォーラムに出没しているほどのテクノロジー・フリークである。また、Appleの保有する特許の共同発明者として名前を連ねる発明者としての側面も併せ持っている。
Apple直営の製品販売店・ブランドショップ。修理受付やワークショップなどの施設も店舗内に併設されている。
Apple製品のショッピング体験をコントロールする、という目的で設営された販売店舗で、世界各国で店舗数は400を超える。日本では、2003年に第1号店となる「Apple Store 銀座」がオープンして以降、2015年4月までに計9店舗が展開されている。
| GAFA |
|---|
| Google - Apple - Facebook - Amazon |
▶もっと見る
掲示板
517 ななしのよっしん
2025/12/07(日) 18:46:47 ID: oVfQQHtWnM
人材流出が相次ぐAppleでAppleシリコンの開発を主導したジョニー・スルージが退社を真剣に検討しているとの報道
https://
2025年7月にAppleの基盤モデル開発を主導してきたルオミン・パン氏がMetaに引き抜かれ、10月にAppleでAI検索機能の開発責任者を務めていたケ・ヤン氏がMetaに転職
12月にAppleのユーザーインターフェースデザインチームを率いてきたアラン・ダイ氏とデザインチームのシニアディレクターであったビリー・ソレンティーノ氏は共にMetaへ転職し、Metaのハードウェア部門であるRealty Labのチーフデザインオフィサーに就任
ジョニー・アイブみたいに鶏口牛後心で独立してベンチャー起業→OpenAI等ユニコーン企業に買収・合流しデカくなってゆくとアメリカンドリームを感じるけど
よりにもよってMeta一直線でヘッドハンティングに応じて良い役職貰うのは生成AI開発環境設備
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
518 ななしのよっしん
2025/12/12(金) 22:05:25 ID: dLrR2HXnds
AIの遅れで他社製品が当たり前に出来てるけどAppleには出来ないリストの項目が増えたな
519 ななしのよっしん
2025/12/12(金) 23:44:03 ID: kXDXNYDyuz
正直最近のAppleは雲行きがヤバいと思うけど、
それは主にハードウェア製品の残念連発によるもので(VisionやAir、ソフト面ならGlass)
AIに乗り遅れたのは別にそれほど……という感じ。
ぶっちゃけ今のAI熱はバブルだと思うから遠からず弾けて見る影もなくなるだろうし、
AIを自前で搭載してるからってそれで大したことできる機能を提供してる他社製品とか見たことない。
AIって喧伝されてる華々しいイメージに反して、製品化に成功してるところは実は一つもないからな。
(OpenAIですら莫大な赤字を垂れ流してるだけで事業としては全く成功してない)
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/19(金) 21:00
最終更新:2025/12/19(金) 20:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。