田村響華(たむら きょうか)とは、日本の女性声優である。
ジャストプロ、フリーランスでを経て、現在はミレニアムプロに所属。
学生時は山村留学に参加し、沖縄県の中学・高校に通っていた。総合学園ヒューマンアカデミーのパフォーミングアーツカレッジ出身(1年次は那覇校・2年次からは新宿校)。2014年9月に那覇校で開催された「アニメ声優オーディション」でグランプリを受賞し、映画『バケモノの子』にガヤで出演した(クレジットは学校名義)。
2016年にジャストプロに所属(プロフィールが作成されたのは2018年4月13日)。附属の声優・俳優養成機関「ヤオヨロズ ボイスラボ」にてレッスンに励む。
2017年1月~3月放送のアニメ『けものフレンズ』のジェンツーペンギン役で声優デビュー。同作品の大ヒットにより、OP曲を歌う声優ユニット「どうぶつビスケッツ×PPP」としてミュージックステーションに出演。その他様々な番組やイベントにも参加し、2018年には第12回声優アワードにて「どうぶつビスケッツ×PPP」として歌唱賞を受賞した。
2017年10月より、けものフレンズ公式番組『「けものフレンズ」presentsどうぶつ図鑑」にレギュラー出演。番組から誕生したテーマソングを歌う築田行子とのユニット「ちく☆たむ」として、2018年10月4日に1stシングル「どうぶつ!よーいドン!」でメジャーデビューを果たした。
舞台では、2017年2月22日『GO,JET!GO!GO!vol.1』で舞台デビュー(なお、同公演は23日~27日も開催されたが、本人の体調不良により降板)。その他には、2017年6月の舞台「けものフレンズ」でアニメと同じジェンツーペンギン役、2019年1月のリーディング&ライブ「Re:Union」滝野川春役などに出演。
2018年12月31日の契約満了をもって所属事務所のジャストプロを退所し、2019年1月1日からフリーランスでの活動をTwitterで発表した[2]。
2019年12月16日、競輪初心者向けウェブサイト"けいりんマルシェ"の公式アンバサダー「けいマルガールズ」に選ばれる。
2020年1月6日、ミレニアムプロに所属することが発表された[3]。
本項目のイラストは、「けものフレンズpresents どうぶつ図鑑」の一場面が元になっている (49:20頃)。
「死神」というあだ名は、2017年11月30日にニコニコ生放送で配信されたレギュラー番組『「けものフレンズ」presentsどうぶつ図鑑』第9回放送での出来事が由来となっている。
番組の中で、MCのじゅん☆じゅんから出演者の田村響華と築田行子に心理テストが出題された。
Q. あなたの学校に転校生が来ました。その子はとても美人で成績も優秀でした。しかしその子には一つだけ大きな秘密があります。 それはなんでしょう?
この問題からわかる心理は「あなたが他人に知られたくないこと」である。一般的な答えは、自分のプライベートなこと・欠点・短所・コンプレックスなどに当たる回答されるが、田村は…
A. 死神
と答えてしまった。好きな漫画の「BLEACH」を元ネタとした回答(主人公が死神である)であるが、「田村響華が他人に知られたくないことは"死神"だということ」という本来の想定とは大きくズレてしまった回答となってしまい、この出来事以降"死神"と呼ばれるようになった。その後、田村の素直な性格ゆえの毒舌、ホラー・オカルト好き、かわいい動物のデコレーションケーキを顔から食べる、生放送中に虫を殺す、などの特徴や出来事により"死神"というあだ名がすっかり定着してしまった。
2018年9月27日からニコニコ生放送で配信された『ちく☆たむ・タニシのようかい図鑑』では、
など死神ネタが番組内で多く使用され、半ば本人公認のものとなっている。
アニメ「けものフレンズ」にジェンツーペンギン役で出演した。作品の大ヒットにより番組、イベント、舞台等の仕事が急増する。
けものフレンズならではの動物園とのコラボも開催され、千葉市動物公園とのコラボでは、けものフレンズ声優によるトークショーのMCも務めた。けものフレンズはアジア圏でも話題となり、2018年2月9日に香港で開催された「C3AFA HONG KONG 2018」に築田行子、根本流風と共に出演した。TVではミュージックステーションやFNS歌謡祭などに出演。2018年には第12回声優アワードにて「どうぶつビスケッツ×PPP」として歌唱賞を受賞した。
2016年冬から声優ユニット「どうぶつビスケッツ×PPP」」として8人で活動していたが、2018年4月25日(世界ペンギンの日)には「PPP」としてメジャーデビューアルバム『ペパプ・イン・ザ・スカイ』を発売。リリースイベントを東武動物公園などで行う。2018年9月2日には単独ライブ「けものフレンズLIVE ~PPP LIVE~」が開催される。
しかしそんな彼女もユニット活動開始からしばらくは、どうぶつビスケッツ×PPPのメンバーの中で大人しい印象の為か、あまり目立つ事がなかった。他のメンバーが濃すぎる……。
ニコ生特番「けものフレンズアワー」第9回(2017/05/24配信)においてのスタッフの評価は、「まだまだ未知数。どちらに転ぶかはMC次第?ひとつ言えることは、この8人の中できょんちゃんの存在は癒し」となっていた。
2017年10月から『「けものフレンズ」presentsどうぶつ図鑑 』が放送開始される。ここから田村響華の何かが変わり始める。
出演者には田村響華と築田行子が発表され、意外な組み合わせにファンの間でも驚きの声が上がった。そんな中始まった番組であったが、やたら濃い他のけものフレンズ声優に埋もれがちだったちくたむコンビのフリーダムな姿や、スタッフ・ゲストを含めたゆるいアットホーム感がウケ、第7回の放送終了後アンケートでは[1:とてもよかった]が98.6%を達成するなどの人気を得た。
田村響華においては、匂いフェチで動物の匂いを嗅ぐ担当。感想を"醤油の匂い""畳っぽい"等と独特な表現をする。爬虫類などにも物怖じせず接し、スタッフにも驚かれている。また、MCじゅん☆じゅんに対する毒舌が目立ち始め、しだいに毒舌キャラが定着していった。毒きょん、Sきょんとも呼ばれる。ファンによる毒舌まとめ動画は10分にも及ぶ動画になっている。きょんこわ。さらには、お絵描き熱中人生相談(お悩み解決コーナー)と心理テストでの突飛な回答により「死神」「龍凰院響華」とも呼ばれるようになる。今までの彼女から一変し、未知数がこう転ぶとはスタッフもファンも予想しなかったであろう。
どうぶつ図鑑より誕生した、番組テーマソングを歌う築田行子と田村響華によるユニット「ちく☆たむ」として2018年10月4日にメジャーデビューを果たした。CDは10月4日付オリコンデイリーシングルランキングで9位を記録。町会議など多くのイベントにも参加した。
番組終了後も活動は継続され、2019年年10月4日には1stミニアルバム「ハイパートライ!」、11月29日にはちく☆たむ初の主催ライブ「ちく☆たむランド〜戦慄の王女〜」を開催。
詳しくは単語記事「ちくたむ 」「どうぶつ!よーいドン!」を参照。
ニコニコ生放送・ニコキャス(実験放送)で、2018年9月27日から2019年3月28日まで毎週木曜日22時から放送されていたホラーバラエティ番組。声優の築田行子と田村響華からなるユニット「ちく☆たむ」が、「ホラーの世界にふれてみよう!」をテーマに"事故物件住みます芸人"の松原タニシをMCに迎えホラーを学ぶ番組である。
この番組の出演をきっかけに"オカルト好き"という一面が発見され、怖い話にも怖がらず、ホラースポットではしゃぐなどで新たなキャラクターを確立。"ホラー業界にはおじさんばかり"と松原タニシが語っており、そんなおじさま業界に現れたオカルト声優・アイドルとしてちく☆たむの活躍が期待された。
惜しまれつつも2019年3月に番組は終了したが、その後も特番やバスツアーの開催、お化け屋敷とのタイアップなどの活動がある。
番組の詳細は、単語記事「ちく☆たむ・タニシのようかい図鑑 」を参照。
ニコニコチャンネル「DTMステーションPlus!」で放送の番組内にて、小コーナー「田村響華と今日からDTM♪」にレギュラー出演。毎回少しずつDTMの操作方法をを学びながら曲を作っており、エレキギターを使用し録音したりもしている。
Webメディアで展開されている「藤本健の“DTMステーション”」というサイトの生放送版として、藤本健・多田彰文が放送している番組が「DTMステーションPlus!」である。ニコニコ生放送の他にfresh Liveでも配信していたり、YouTubeにもチャンネルが開設されている。
DTMステーションCreative第4弾アルバムとして、『Let's do it ! feat.Kyoka Tamura』が2019年8月12日に開催されたコミックマーケット96でリリースされた。1曲目の「きっと」は、"田村響華と今日からDTM♪"のコーナー内で作り上げた曲に、田村響華自身が作詞に挑戦。2曲目の「Be with you」は、リーディングライブ「Re:Union」の主題曲で作詞は小岩井ことりが担当した。元々はユニット曲であったが、田村響華ソロバージョンで収録。コミケ来場特典には田村響華生写真(3種。一部に本人サイン入り)が付いてきた。会場に来れない人のために「DTMステーションCreativeオンラインショップ」でも通信販売もされていた。
競輪初心者向けウェブサイト「けいりんマルシェ」にて、2019年10月1日から12月15日に開催されたけいりんマルシェの公式アンバサダーを投票などによって決める企画『けいマルガールズプロジェクト』に参加。総勢385人の応募者の中からオーディションを経て候補生の7名に選出されそのうち上位3名のみが公式アンバサダーとなる企画で、見事総合1位を獲得し"けいマルガールズ"のメンバーとなった。3人はイベント出演などさまざまな活動を通して競輪をPRする。
声優・アーティスト本人から直(チョク)にメールが届くサービス「チョクメ!」に参加している。会員しか見ることのできないサービスの為、貴重なものとなっている。けものフレンズ声優では他に小野早稀がチョクメ!に参加している。
にて情報を発信。Twitterでは仕事の事など、Instagramではプライベートの事などが多めと発言している。投稿の頻度は比較的高めで、自撮りや動画なども多く投稿している。フォロワー数が一定の数を突破するごとに感謝の手紙をツイートすることが印象的。5000人突破の時は築田行子と根本流風に撮影してもらい動画を上げている。この記事を見ている人は…フォローしますよね?
ちなみにファンの間では、ハッシュタグ「#きょんかわ」で多くツイートがされている。
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最終更新:2024/05/06(月) 02:00
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