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この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから先は自己責任の上で閲覧するようお願いします。 |
この記事はファンタシースターユニバースに登場するキャラクターをまとめたものである。
また、同じ世界観を引き継いでいるファンタシースターポータブル、ファンタシースターポータブル2のキャラクターもここに記載するものとする。
ファンタシースターユニバース
ガーディアンズ
イーサン・ウェーバー (関智一) |
エピソード1主人公。PTガーディアンズ所属だった父が家族を省みなかったことからガーディアンズに反感を持っていたが、コロニーのSEED襲来事件を契機にガーディアンズの意義に目覚めガーディアンズに入隊。合の刻によるSEED殲滅作戦などで多く功績を挙げ英雄となった。 が、その数ヵ月後総裁だったオーベル・ダルガン暗殺未遂の嫌疑よりグラール太陽系から指名手配されている。 実は死亡していたと思っていた父が生きていた上、イルミナスによって人質となっており、ダルガン暗殺を脅迫され迷いながら実行に移すも失敗。ルウやトニオの手引きで脱出し、当面はローグスの厄介になりつつイルミナス打倒のため暗躍していた。イルミナス壊滅後は恩赦によりガーディアンズに復帰している。 |
カレン・エラ (田中理恵) |
ガーディアンズ所属で、イーサンやヒューガの担当教官兼パートナー。ニューマンでありながらテクニックが一切使えないことにコンプレックスを持っているが、それをバネに打撃武器においては高い能力を持つまでに至る。孤児であり、幼少の頃保護され、マヤの家族に引き取られていた。 グラール教団のミレイ・ミクナとは双子姉妹であり、彼女がテクニックを使用できないのも幻視の巫女の力を高めるために父に施された処置が原因。ミレイの巫女としての力を確実なものにするため父ドウギに命を狙われるが、母に連れ添われ逃亡し母は道中で原生生物に襲われ死亡。このショックで記憶を失ったためガーディアンズ在籍時代、彼女の過去は不明のままであった。妹であるミレイ・ミクナが死亡したことを契機に彼女の代わりに幻視の巫女を務めているが、このことは公にはされていない(妹の死後、使えなかったテクニックは使えるようになっている)。SEED事変後、妹の死を公表しガーディアンズに復職。イーサンとは良い交際を続けている模様。 |
ヒューガ・ライト (石田彰) |
イーサンとはガーディアンズの訓練校からの同期でイーサン同様高い能力を持っている。グラール教団の信者で、女性に対しては非常に軽くよくナンパする光景が見られる。エピソード2のHIVE潜入作戦より入院を促され、以降不可解な行動が目立つようになったが……。 本人はひた隠しにしていたが、グラール三大企業のひとつ「GRM」の御曹司。しかしお家騒動により彼は企業上層から母親と共に命を狙われ、母親と一緒にGRMから逃げ出したという過去がある。実はエピソード2にてイルミナスに誘拐されていた最中にSEEDへ改造されていた。エピソード2終盤に登場したSEED・ヴェナスは彼である。マヤの協力もあり体内のSEEDウイルスは浄化され、正式に復帰。さらにエピソード3ではGRMのイルミナス関与により社長・重役が逮捕され、次代社長の座が彼に回ってくることとなり、「GRMがイルミナスとの癒着で稼いだ資金をグラールへ還元する」という名目で封印装置への援助を行った。 |
レオジーニョ・サントサ・ベラフォート (小山力也) |
兄貴肌で礼儀正しいビースト。愛称は「レオ」。ライアが新人だったころの担当教官でもあった。面倒見がよく、他のガーディアンズ仲間からの信頼も篤い。曲者ぞろいのPSUキャラクターの中では真っ当な常識人であるがため、正直影が薄うわなにをするやめr 妻子持ちの良きパパであり、妻は元ガーディアンズだったとのこと。 革パン(黒ビキニ)着用 ![]() |
トニオ・リマ (朴ロ美) |
外見が子供のまま成長をする小ビースト。子供に見えても26歳。ビーストならではの口の悪さと喧嘩っ早さが特徴で、ガーディアンズに入隊する前はモトゥブのギャングのリーダーでもあったが、レオとの出会いで改心しガーディアンズに入隊。以降彼とコンビを組むことが多いようだ。 後に幼馴染だったリィナを伴侶に迎えるが、リィナがガーディアンズに入隊できないことからガーディアンズを退役、モトゥブで傭兵をしている。 PSPo2ではエミリア達と知り合ったことからリィナと共にリトルウィングへ入隊する。 |
マヤ・シドウ (斉藤梨絵) |
ガーディアンズ装備開発課所属、のちに恩師であり恋人であったコウ・タラギの遺志を継ぎAフォトンの研究及びSEEDウイルスのワクチン開発に移る。当時孤児だったカレンの義理の姉で、カレンの出自が判明した後でも彼女の安否を気遣う。料理は苦手。ライアとは同期であり、レオの教え子でもあった。 かつての所属していた部署が武器メインであることから彼女の名を冠したバレットPAがいくらか存在する。 |
ルウ (川澄綾子) |
ガーディアンズ総合調査部所属に所属するキャスト。彼女は他のキャストと違い、各地に存在する複数の「ルウ」と意識を共有し、グラール太陽系中であらゆる情報をやり取りしている。その関係で感情表現はどのキャスト以上に乏しい。彼女が製造された経緯もほぼ偶然によるものが大きく、同じように意識を共有するキャストは他には存在しない。 SEED事変の折、すべてのルウを統括する「ホスト・ルウ」を除く全てのルウがSEEDウィルスに感染・暴走を起こし、大多数の犠牲者を出した。まさに敵に回すと恐ろしい存在。ホスト・ルウはライア達とともにコロニーを脱出、後に各地のルウを回収・修復し、徐々に復帰を進めていく。 数年後、かつてエミリアがガーディアンズに残した「落書き」をもとにボディの一新が図られるが、そのデザインセンスにルウ本人が難を示したとか。 |
ルカイム・ネーヴ (永井一郎) |
ガーディアンズ訓練校の校長を兼任するキャスト。ガーディアンズ創生のころから生きており、齢178歳という高齢からか「突発性機能停止症候群」という病を患っている。ただし個体の戦闘能力は非常に高い。 現総裁であるダルガンも、英雄であったオルソンも、元教官である彼には頭が上がらない。 エピソード2最終話で墜落するコロニーと運命をともにしたと思いきやダルガンによって辛うじて延命しエピソード3で再登場を果たす。総裁となったライアの補佐を勤める。 |
オーベル・ダルガン (小杉十郎太) |
ガーディアンズの17代目総裁で、かつてはオルソン・ウェーバーとコンビを組んでいた。グラール中の人類平等への一環としてヒューマン、ニューマン、キャスト、ビーストを養子に迎えていたが、ライア以外は死別している。なお彼のモデルは「コックなのにやたら強いという映画に出演していた某俳優」。 イルミナスによるコロニー襲撃により墜落するガーディアンズコロニーから住人を守るため犠牲となった。 |
ブルース・ボイド (右、大塚芳忠) |
ガーディアンズの一員で、どちらかといえば支援活動を主にしている男だが、戦闘能力は決して低くない。エピソード1ではロビーで常に待機しアイテムの売買を行っていた。ストーリーでは特に絡むことはないが、専用ボイスが用意されている。 オンラインモードでは一転して存在感が増し、彼が作成した訓練パーティーミッション「ブルース・ミッション」を始め、納品所や各種イベントなど、至る所に顔を出している。パートナーキャラクターとしての性能も高く、何かとお世話になるケースは多い。通称ハゲ。 |
ライア・マルチネス (甲斐田裕子) |
エピソード2の主人公の担当教官を務めるビースト。非常に厳しい性格で同僚からも恐れられる存在ではあるが、根は優しい。ガーディアンズ総裁のダルガンとは義理の親子ではあるが、父の庇護の下に居るのを嫌い父を避け続けていた。父の暗殺を企てたイーサンを当初は恨んではいたが、後にその誤解は解けることとなる。担当教官だったレオに思いを寄せてはいるが、彼が妻子持ちであるため思いを打ち明けられずに居る。 ※ちなみにイルミナスの野望が発売されるまで彼女に担当声優はついておらず、ミッション同行時も汎用ボイスが当てられていた。 父の死後、一時行方をくらませるが、後に復職し18代ガーディアンズ総裁を襲名。父の遺志を受け継ぎ、全種族をひとつにまとめSEEDの封印に成功する。 |
ルミア・ウェーバー (川澄綾子) |
イーサンの妹。エピソード1~2では特に目立った場面は無いが、エピソード3では兄の影響を受けガーディアンズ入隊。主人公の指導の下でミッションに参加していくことになる。未熟ながらも兄同様色々な人の心を動かし、グラールの心をひとつにまとめるきっかけを作ることとなる。でもいらない子。 |
オルソン・ウェーバー (左、青野武) |
伝説のガーディアンの名を持つガーディアンでイーサン、ルミアの父。死亡したと思われていたが… その正体は「アークガルド」の異名を持つイルミナス所属のスパイだったが、ダルガンとの出会いより改心し自らの過ちにケリをつけるため家族やダルガンにも自分の消息を伝えず行方をくらました。ルート次第では死んでしまう。伝説のガーディアンの割には(職業柄)戦闘不能になりやすい。 |
同盟軍
フルエン・カーツ (咲野俊介) |
同盟軍第177遊撃部隊所属のキャスト。中尉。合理的な思考を持ち、キャスト以外を劣等種とみなすキャスト至上主義者であったが、イーサンの影響から次第にその態度を軟化させ、ガーディアンズに理解を示すようになる。なおフェイスタイプは通常の人型であり、普段はヘルメットをかぶっている。 イルミナス襲撃によって同盟軍は一時機能停止に陥るが、陣頭指揮を執り復旧に当たりSEED事変後は同盟軍の総司令官となっている。 |
グラール教団
ミレイ・ミクナ (折笠富美子) |
グラール教団の中であらゆる未来を見通すといわれる幻視の巫女にして教団の象徴。 のちにカレンの妹であることが明らかになるが、父ドウギの謀略の果てに事故で命を落とすことになる。なお、公に彼女の死は伏せられていた。SEED事変後、彼女の死が正式に公表された。 |
イズマ・ルツ (速水奨) |
グラール教団星霊主長。美形で彼目的で入信する女性信者もいるほど。自己の保身より教団・巫女・信者の保護を優先し、時折非情な態度を見せる。そのため冷たく映ることも。 |
ローグス
アルフォート・タイラー (関俊彦) |
モトゥブの海賊のひとつ、タイラー一味の首領。無駄に殺さず、貧しいものから奪わない主義を通し、部下からの信頼も篤く同業者からも一目置かれている。一時エンドラム機関との関与により指名手配されるもHIVE掃討作戦での功績により恩赦を受け不問とされた。宇宙船ランディール号を駆る。 モトゥブ通商連合の上位陣が暗殺されてしまったことにより無政府状態であったモトゥブを一気に束ね、「ドン・タイラー」として活動する。SEEDウイルス感染事件以来ガーディアンズに対して強硬な態度をとっていたが、ライアやルミアの説得により和解。 |
リィナ・スカヤ (永田亮子) |
タイラー一味にしてランディール号の副長。子供のようだが22歳の小ビースト。ガーディアンズのトニオとは幼馴染だが、些細ないざこざによって彷徨っていたところをタイラーに拾われ今に至る。 後にトニオと結ばれランディール号を降りるが、かつてのローグスであった経歴からガーディアンズの入隊ができなかったため、トニオと共にモトゥブでフリーの傭兵として活動。 PSPo2ではトニオと共にリトルウィングへ入社。さらに後日、妊娠していることが発覚した。 |
ボル三兄弟 |
それぞれニューマン、ヒューマン、ビーストの義兄弟。大きな夢を持っているがさっぱりうまくいく様子が無い。タイラー一味のなかでもリィナにこき使われている。 伝説の海賊・ボル兄弟より名前を拝借しているが、他にもボルの名にあやかるならず者は結構居るらしい。 エピソード3後にローグスを辞め、「カジノ・ボルワイヤル」を立ち上げる。 |
イルミナス
カール・フリードリヒ・ハウザー (若本規夫) |
ヒューマン至上主義団体イルミナスのメンバーにしてあらゆる場で暗躍していた男。ヒューマン至上主義をうたっているが、彼の真の目的は多種族の滅亡とグラール中のSEED侵食であった。 |
レンヴォルト・マガシ (若本規夫) |
エピソード1ではレリクス保全機関、エンドラム機関に所属するキャストとして活動していたが、一度はイーサンに倒されたが、その後も幾度かその姿を現しているなど謎も多い。エピソード3で条件を満たしていればパーティに参加およびパートナーカードを手に入れることも可能。 その正体はハウザーのコピーキャストであり通常のキャストと違いどちらかといえばマシナリーに属する。本来ならハウザーの指示通りに操られているはずが、そのうちの1体が自我を持つようになりその個体がイルミナスより追われる事となる。SEED事変後は単身グラール太陽系中を巡っては原生生物と戦い続けているらしい。 PSPo2になって老朽化し半死半生になっていたところをエミリアたちに発見された。当初は援助も拒否していたが、ルミアに押されてボディを(半ば強制的に)修復、修繕費を返納するという名目上リトルウィングに所属させられるハメに。彼もルウ同様エミリアがデザインしたボディパーツに難色を示している。エミリアいわく「かっこいいじゃん」とのこと。 |
ファンタシースターポータブル
ヴィヴィアン (豊口めぐみ) |
GRMによって製造された新タイプのキャストとしてガーディアンズに配属された。他のキャストとは違い感情表現が比較的豊富で印象もやや異なる様子。PSUではPSPo1が始まる前のサイドストーリーで随行するほか、エピソード3の最終話では条件を満たすことでパーティに加えることが可能。ちなみにPSUではボイスは設定されていない。 もともとはイルミナスがGRMに作らせたヘルガのコピーキャストであり、ヴィヴィアンの意思とは関係無く得た情報がイルミナスに流れていた。キャストでありながら自らフォトンを放出し、ヘルガごと開きかかっていた亜空間を閉じる事に成功。コピーキャストは規定違反であることから廃棄処分も示唆されたが、特に追求されることも無く(結局命令違反とルウのハッキングによる処罰のみだった)ガーディアンズを脱退し単独でイルミナスを追う旅に出ていた。SEED事変後も一人旅を続けているようである。 |
ヘルガ・ノイマン (田中理恵) |
イルミナスに所属するハウザーの側近。公式記録では21年前に死亡が確認されており、生きていれば40代だといわれているが… 本当の初登場はイルミナス公式サイトのムービングコミックで、当時名前は明らかになっていなかった。彼女もSEEDの浸食を受けており、初期のSEEDウイルスのヒトへの感染は彼女が女王感染者となっている。余談だがSEEDフォーム化すると巨乳になる。 どのイベントでも共闘することはないのだが、PSUサイドストーリー「マガシ抹殺計画」の対マガシ戦においては仲間として内部処理されており、このときに限り彼女の職を確認することが可能。ちなみにガンテクターである。 |
ファンタシースターポータブル2
エミリア・パーシバル (斎藤千和) |
民間軍事会社「リトルウィング」に所属する少女。 普段は日々をぐうたら過ごすニートであったが、業を煮やしたクラウチによってレリクスへ強引に連れられたことから主人公(プレイヤー)との出会いが始まることになる。 過去の記憶が無く、そのことを余り口にしたがらない。公式しまぱん。 かつてはガーディアンズの養育施設で育っており、その人知を超えた明晰な頭脳を買われ、規定年齢外ながらガーディアンズに在籍していた(ただしこれを知っているのはごく一部)。ガーディアンズが開発していた生体コンピュータ「テンマ」の生体部品として参加するも、SEED事変の折にリュクロス内部で研究者たちに見捨てられ、SEEDに襲われ一度死亡する。このときリュクロスに封印されていたミカと接触し、肉体を再生されるがショックで記憶を失いった。またこのことで記憶は失いつつも潜在的にガーディアンズを嫌う原因となっていた。 人道的観念から「テンマ」の計画も完全凍結となっていたが、後にトラウマを克服したエミリアが「テンマ」を起動し、カムハーンを倒すための道を切り開く。 |
クラウチ・ミュラー (左、藤原啓治) |
リゾート型コロニー「クラッド6」に居を構える「リトルウィング」の統括をしている。 エミリアやチェルシーの保護者の立場にあるが、基本的に放任している。普段は酒ばかり飲むわエロ写真集を眺めるわのダメ親父っぷりしか見えない。以前は刑事をやっていたようだが、その頃の面影はまったく見られない。 チェルシーからは「シャッチョサーン」と呼ばれているが、彼はリトルウィングの社長ではない。 かつて刑事時代に逆恨みから妻子を殺され、自棄になっていた頃にかつての恋人であったウルスラに叱咤され、リトルウィングの統括のポストを与えられた。エミリアとの接触を嫌うのは、亡くなった娘を思い出すからのようだ。 紆余曲折を経て後にエミリアと和解、以後は「家族」としての責任を背負う良き父親となる。さらには、エンディングではウルスラと結婚までしてしまう。 |
チェルシー (戸松遥) |
「リトルウィング」の経理・受付を担当するキャスト。 以前は水商売で勤めていたが経営の都合で店が潰れてしまい、クラウチの元に厄介になっている。その外観とカタコトの台詞回しやのんびりしたキャラとは違い非常に仕事熱心。 公私もしっかり切り分けており、ウルスラに対しても仕事上では「ボス」と呼び、オフでは「ウル」と呼んでいる。クラウチに関しては「シャッチョサーン」と呼んでいるがお水時代の癖が抜けないのかどうかは定かではない。 夢は自ら新しい店を立ち上げ、恩人である前の店のママを連れ戻す事。 かつては同盟軍にて教鞭を振るっていた鬼教官で、「硝煙女帝(ガンメタルエンプレス)」と恐れられていた。カーツやマガシでさえ彼女の前では形無しとなってしまう。 が、突如同盟軍を除隊し、顔とボディと喋り方を一新してお水の世界に入ったため、当時の彼女を知るものは今の彼女を見てもあの硝煙女帝とは気づけない様子。この過去を知りなおかつ笑い話にできるのは、友人のウルスラと当時訓練に参加していたクラウチだけ。なお不用意にこのことを喋ったものはうわなにをするやm のちに自らの店をオープンし、リトルウィングの仕事と掛け持ちをする。店にはレオやイーサンも来ていることがエンディングでもうかがえる。 |
ミカ (大原さやか) |
エミリアに憑依している謎の女性。エミリア自身は彼女の存在に気づいておらず、エミリアの意識が無い時のみプレイヤーへ語りかけてくる。彼女がプレイヤーへ告げるある事実とは……。 かつてグラールに存在した古代文明人の、王妃の一人。古代文明人はかつてSEEDの侵食を受け、再生不能になった肉体とグラールの地を捨て、意識だけを亜空間へ封じた。古代文明人たちは再び人類が栄えた頃をみて現代人の肉体を奪い、復活するつもりでいたようだが、彼女はその非人道的な意思に逆らい、リュクロスへ封印されてしまう。 しかし、リュクロス内で見捨てられ一度死んだエミリアを放ってはおけず、肉体を再生させる目的でエミリアに(不本意ながらも)憑依。以後エミリアと共にすることになるが、ゲームが進むまでエミリア自身も彼女の存在を認識することがなかった。また、ストーリーの最初でエミリアを庇って死亡したプレイヤーを再生させたのもミカである。 基本的にエミリアの意思を尊重し、彼女が呼ばなければ出てくることはない。古代人は肉体を持たないため普段は誰の目にも見ることが出来ないが、主人公とエミリアは彼女とリンクしている為視認できる。ユートが彼女を認識できるのはおそらくフォトン感応力が高いのと、別の形で古代人と接触していたためか。 現在のヒューマンの遺伝子は彼女が素体となっている。いわばグラールの「母」と呼ぶべき存在。 |
ユート・ユン・ユンカース (沢城みゆき) |
惑星モトゥブの民族「カーシュ族」の少年。ニューマンとビーストのハーフ。 世間知らずでまだ子供らしさが抜けないところがあるが、戦闘能力は高く、強さを求めて渇望する様子が見て取れる。また、どうやらエミリアや主人公にしか見えないはずのミカを認識できている様子。プリンが大好物。 カーシュ族はキャストも含めた複合種族の共同体であり、自然と共に生きる事を由とし他文化との交流があまり盛んではないが、他の人間と比べフォトンの感応力が高い。近年実用化された「ミラージュブラスト」もカーシュ族が伝えたものである。 カーシュ族には「レッドタブレット」と呼ばれる古代人の意識を封じ込めた記録媒体が存在し、その意識がミラージュブラストなどの技術を伝えたとされている。そのレッドタブレットをカムハーンに狙われ、カーシュ族の村が焼き討ちされてしまうことになる。 その一件によるカムハーンへの恨みに加え、死んだ兄の残した「死に触れることで強くなる」という言葉に振り回され、頻繁に迷い暴走する面はあったが、やがて迷いを克服し、人間的に一皮剥けていく。 カーシュ族の村をよく訪れるヴィヴィアンと面識がある。 |
ウルスラ・ローラン (田中敦子) |
民間軍事会社「リトルウィング」の創設者であり社長。 もともとは親会社である「スカイクラッド社」の社長秘書兼SPであり、その優秀さを買われリゾート型コロニー「クラッド6」の運営を任されている。リトルウィングに不審者が侵入した際、クラウチのあまりの職務怠慢っぷりに自らがリトルウィングに居座り、指揮を執ることになる。 かつては同盟軍に所属し、チェルシーとは昔ながらの友人でもある。同じく訓練として参加していたクラウチとは恋人同士だったが、多忙のため互いにやがて疎遠になり、再会したときにはすでにクラウチは妻子持ち。流石に怒ったものの、クラウチが幸せならと一度手を引いた。だが、妻子を殺され荒れ果てたクラウチを叩きなおすため、彼への一途な思いゆえにリトルウィングを立ち上げ、クラウチを統括に置く。 ストーリー終盤でスカイクラッド上層部の許可なしにクラッド6を分離変形させた事により、スカイクラッドを辞職。そして悲願のクラウチとの結婚を実現する。 |
シズル (福山潤) |
謎の青年。目的は一切不明だが、エミリアたちの前に立ちふさがる。 その正体は、肉体はインヘルト社の会長の息子「シズル・シュウ」、精神は古代文明人の王「カムハーン」。シズルが亜空間発生装置の実験の最中に古代文明人の精神が集まる地「マガハラ」へ接触、その際にカムハーンに意識を乗っ取られてしまった。シズル自身の意識は眠り続けている。 カムハーンの目的は、マガハラと現世を繋ぐ扉を開け、古代人の計画である現代グラールの乗っ取りを果たすこと。亜空間発生装置を利用し、そのための計画を実行に移す。カムハーンの性格は尊大でサディストで「太陽王」を名乗るほどの厨二であり、親思いで人格者のシズルとは間逆ではあるが、服装センスだけは一致しているようだ。 シズルもエミリア同様に人知を超えた明晰な頭脳の持ち主で、彼無しには亜空間理論の成立は無かったようである。エンディング後はエミリアと協力し、亜空間航行の実現を進める。 |
ルミア・ウェーバー (川澄綾子) |
ガーディアンズの一員であり、英雄と謳われたイーサン・ウェーバーの妹。起動警護部から総合調査部へ異動し、兄の雷名に負けぬよう奮闘しており、普段は自らの感情を押し殺している。彼女を知る相手には普段どおりの姿を見せるようでもある。 PSUの頃のウザさから一転して正統派ツンツンヒロインに変貌。色々な意味で奔放なエミリアに、一言多いツッコミを入れるライバル役である。 PSUエピソード3の別ルートが正史になっているらしく、マガシの事を「おじさん」と呼び慕っている。マガシ自身はおじさん呼ばわりを嫌っているが、ルミアに対して憎からず思っているフシもある。 そんなマガシを巡るあるミッションでは、ルミア&ルウのダブル川澄会話が堪能できる。 |
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