Splatoon2(スプラトゥーンツー)とは、Nintendo Switchで発売中のSplatoonシリーズ2作目である。前作に引き続き、野上恒氏がプロデューサーを務める。
く8彡 お知らせ =3
イカした概要
ゲーム情報 | |
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ジャンル | アクションシューティング |
開発元 | 任天堂 |
販売元 | 任天堂 |
機種 | Nintendo Switch |
発売日 | 2017年7月21日 |
価格(税別) | 5,980円 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
その他 | インターネット通信対応:最大8人 ローカル通信対応:最大8人 amiibo対応 |
ゲームソフトテンプレート |
水鉄砲やローラー、バケツなどの"ブキ"を使ってインクをぶつけあって最後に床をより広く塗ったチームが勝つ「ナワバリバトル」を基本としたシンプルながら奥深いルールで競い合うチーム性のゲーム『Splatoon』。いわゆるTPSゲームに分類されるゲームだが、発射されるインクはただ相手を倒すだけにとどまらない。床や壁を自分の色のインクで塗りたくることでスイスイ移動できるようになったり、逆に相手の色のインクの上はスムーズに動けないなど視覚的にも分かりやすい要素が生まれている。そして、カジュアルなルールや近代的なキャラクター達の服装や街、インクなどの鮮やかなビジュアルは幅広い人々に受け入れられ、Wii U最大のヒット作となった。
そんな前作『Splatoon』の基本的な要素はそのままにSwitch向けに作られた続編がこの『Splatoon2』である。
最初はNintendo Switchのお披露目となった初公開映像のトリとして、Splatoonの続編らしき映像としての登場であった。
その後、1月13日に東京ビッグサイトにて行われた「Nintendo Switchプレゼンテーション2017」では体験会も行われ、さらには公式ツイッターも次々と情報を発信するなど、この日以降一気に情報が解禁され、発売日と「Splatoon2」という正式タイトルも発表された。これ以降、公式ツイッターなどで順次情報が公開され、発売から約4年間バランス調整を含む様々なアップデート情報を公式ツイッターで公開していた。
3月25日、26日にはオンラインでの先行試射会も実施、6月13日のE3ではなんと発売前にSplatoon2の世界大会が、7月15日にはフェス形式での体験会が行える前夜祭が配信され、7月21日に本格開戦となった。
前かイカら変わったところ
- TVモード、テーブルモード、携帯モードの全モードに対応。ローカル通信でも最大8人でプレイできる。
- いずれのモードでもジャイロ操作が可能。Proコントローラーも対応している。
- 右スティックに近いBボタンがジャンプとなり、Xボタンでマップ画面に切り替わる。それ以外はおおむね同じ操作感。カモン・ナイスも健在、倒れた場合「やられた!」も表示可能に。
- イカセンプク時に表示されるゲージにサブウェポン一回分のメモリが追加された。
- スペシャルゲージの左肩にサブウェポンのアイコンが表示されるようになった。
- マップ画面では他のプレイヤーのブキとメインギアパワー及びスペシャルゲージが表示される。十字キーとAボタンを押すことで、対応した仲間のところorスタート地点へスーパージャンプできる。
- バトル中のプレイヤーを表す上部のイカ表示は、それぞれにブキのマークが付き、誰がどのブキを使っているかが把握しやすくなった。さらにスペシャルゲージがたまったプレイヤーはイカ表示も白く光るようになった。
- プレイヤーが倒されると、他プレイヤーの画面でその位置にプレイヤー名と×印が一定時間表示されるようになった。
- 自分がダメージを与えた相手を仲間が倒した時などに倒した相手の位置に特別なマークがつく。これにより仲間へのアシストが目に見えるようになった。
- リザルト画面では自分で倒した数+仲間が倒すのに協力した数の合計が表示されるほか、試合中にスペシャルウェポンを何回使用したかが表示される。前作と同じような自分が倒した数、倒された数を見たい場合は、スマートフォン向けアプリ「イカリング2」で確認出来る。
イカしたキャラクター達
インクリング
この世界に生きる知的種族の一種。正式名称は「インクリング」なのだがもっぱら「イカ」と呼ばれる。プレイヤーは彼らの1人…もとい1匹となり、ナワバリバトルに身を投じる事になる。
ボーイとガールで性別が選べる他、前作では変えられなかった髪型やボトムスが変えられるようになった。相変わらずゲソの色はその時々でころころと変わる。インクリングにはヒトとイカの姿を切り替えるという大きな特徴がある。ヒトの姿では「ブキ」を使ってインクを撃つことができ、床や壁を塗ったり相手を倒すことが可能となる。イカの姿では、インクの中を素早く泳ぎ、垂直な壁を登ったり金網を通り抜けることが可能になる。なお、完全なヒトになれるようになるのは14歳くらいになってから。
テンタクルズ
小柄なヒメとイカじゃないイイダの個性的なユニットでヒメの方がセンパイらしい。シオカラーズがソロ活動やCM出演で忙しくなったために、ステージ情報などを伝えるハイカラニュースを彼女達から受け継いだ。
「オクト・エキスパンション」ではメインキャラクターとして活躍する。
シオカラーズ
ハイカラシティを中心に活動するアオリとホタルの二人組のアイドルユニット。
なんとアオリが行方不明になっており、ホタルは行方不明になったアオリを探すために、あるイカの若者を「New!カラストンビ部隊」の4号に任命する。
ブキチ
前作に引き続きカンブリアームズでブキを売ってくれるブキオタク。武器のことになるととても早口になる。カンブリアームズはハイカラシティからハイカラスクエアに移転してきている。
ヒーローモードでもデータの取得を目的に様々な種類のブキをレンタルしてくれる。実戦用のブキを独自設計し挙句量産してビジネスにしようとするなど、恐るべき能力の片鱗が垣間見える。
ミウラ
常に酔っ払っているようにふわふわとしたウミウシのお姉さん。エビのエビィが常に一緒。アタマ屋エボシ・エボシを経営している。旅をしてハイカラスクエアにたどり着いたらしい。
ビゼン
フク屋 フエール・ボン・クレーを経営する古風な喋りのクラゲ。
シガニー
スパイキー
ギアに関するいろいろなことをしてくれる、トックリガンガゼモドキ。
ダウニーの弟子。前作でダウニーがやってくれたようにあらかじめ依頼することで1日1個だけ他のイカが持っているギアを探してきてくれたり、サブスロットを使えるようにしてくれるだけでなく、ギアを洗濯し、追加されたサブのギアパワーを消去して初期状態に戻すことができる。消去したギアパワーは「ギアパワーのかけら」として回収でき、まとまった数集めると、好きなギアの空いたスロットに任意のギアパワーを復元することができるらしい。あれ…ダウニーより有能なんじゃ…?他にも「イカリング2」で購入できる特殊なギアはスパイキーを介して購入できる。
ロブ
クツ屋店主から心機一転、移動販売の料理人としてハイカラスクエアで商売をしている。彼の料理やドリンクを飲み食いすることでバトルで得られるお金や経験値が増えるとか?
ジャッジくん
バトルの審判をする謎の猫。今作では副審のコジャッジくんが登場。
ダウニー
前作でバトルに本気でこだわる多くのイカ達から大金を巻き上げを相手に商売して成功したウニ。
今作ではカフェの中にいて話しかけることができないのを残念がるイカも多い。
アネモ
前作ではハイカラシティでアタマ屋を営んでいたイソギンチャク。今作では姿を見ることはできないが、オンラインショップ『ゲソタウン』を開いている。ゲソタウンでは、本来とは違うメインパワーの付いたギアを買うことが出来る。
オクタリアン
深いタコツボバレーから地上の侵略を目論む種族。通称「タコ」。オクタリアンの中にはインクリングとほとんど変わらない姿や能力を持つタコゾネスと呼ばれる者たちがいる。
ひれおくん
スメーシーワールドのマスコットキャラクター。イカ世界では誰もが知っている大人気キャラクターらしい。
いろんなモードで遊ぼうじゃなイカ!
イカの世界でも現実と同じように2年が経過し、様々な変化が起こった。流行の発信地もハイカラシティからハイカラスクエアへ移動し、今作はここが舞台となる。
ハイカラスクエア
Splatoon2における舞台の中心。ゴテゴテしたデカタワーが目印の少し裏路地風の場所。
ここから全ての店やゲームモードの舞台へ移動できるほか、ショートカットメニューにはない「広場独自の要素」もある。
ロビー
デカタワーの1階にある施設。
本作のメイン要素であるナワバリバトルやガチマッチに参加できる。
ナワバリバトル
Splatoonを代表するモード。2年経過したが、相変わらずトレンドの中心であるようだ。
ルールはズバリ最終的により広い面積にインクを塗っていたチームが勝ちという、シンプルながら奥深いルール。ナワバリバトルに参加しているフレンドには合流することが可能。
ガチマッチ
前作の3ルールはそのまま続投する。
さらにウデマエはルールごとに記憶されるようになった。また、ウデマエは「ウデマエゲージ」によってまとめて判定されるようになった。
リーグマッチ
2人か4人でチームを組んで戦うチームとチームが戦うモードで、2人で挑む場合は2チーム混合同士での対決となり、ペア2チームと4人チームで戦うことはない。バトルのルール自体はガチマッチと同じ3つのルールでプレイするのだが、時間毎のステージやルールはガチマッチとは異なり、ウデマエも関与しない。また、時間帯毎にランキングが作成され、上位に入るとメダルが貰える。
- ツキイチ・リーグマッチ
- 特定の時間帯のリーグマッチを対象にリーグパワーランキング1位、2位、3位、100位をスプラトゥーン公式Twitterで表彰する企画。入賞の4チームは記念写真がTwitter上で公開される。ちなみに、ツキイチ・リーグマッチが開催される。ちょうど一週間前の2時間も、同じルールとステージのスケジュールとなる。
プライベートマッチ
実はTVモードのNintendo Switchを有線LANで接続してプライベートマッチできる隠し機能が用意されている。スプラトゥーン甲子園のような大会を個人で開くことが可能になる。
- プライベートマッチ観戦機能
- 新たに搭載された機能。プライベートマッチで対戦する8人と別に、9・10人目がカメラマンとしてマッチングし、カメラマンは俯瞰および各プレイヤー視点を自由に切り替えながらの観戦が可能。通常のネット上でのプライベートマッチで使えるほか、有線LAN接続時にも使用可能。
ヒーローモード
1人用モード。前作以上のボリュームとなっている。
ハイカラスクエアにきたばかりのイカの若者は、案内役の「ホタル」によって「New!カラストンビ部隊」の「4号」に任命され、「タコツボキャニオン」からオクタリアンの地下基地と探索に向かう。
オクト・エキスパンション
1人用モード。2018年6月14日に配信された有料追加コンテンツ(DLC)。価格は1800円(税抜)。
何らかの原因によって記憶を失ったタコ、通称「8号」を操作し、アタリメ司令やテンタクルズの助けを借りながら地下世界からの脱出を目指す。
- ステージ数は全部で80以上あり、各ステージは地下鉄網「深海メトロ」によって繋がれている。
- ステージの長さは全体的にヒーローモードより短いが、難易度はやや高い。ミッションの内容は「敵を全て倒す」「敵インクに触れない」「マトを全部壊す」など様々。サブウェポン、スペシャルウェポンだけを使いながら進むステージもある。
- これまでのヒーローモードにあったギミックに加え、「エイトボール」など新しいギミックも登場。
- ヒーローモードでは不在だったアタリメ司令と3号、そしてテンタクルズなどのキャラクターがさらに掘り下げられている。
サーモンラン
「クマサン商会」なるアヤシイ店から紹介される、せまりくるシャケをシバきイクラを狩るという危険なバイトをこなせ!
- 専用フィールドで大量の敵(シャケ)を支給用ブキで倒しイクラを手に入れる。特に危険なオオモノシャケを倒すと金イクラが手に入り、それをイクラコンテナまで運ぶことがバイトの目的となる。
- 自分がやられてしまった場合にはバトルとは違ってその場で救命うきわが浮かんだ状態になる。仲間に自チームのインクをかけてもらえるとその場で復活できる。つまり全員やられてしまうと…。
- 集めたイクラによってバトルに役立つアイテムがゲットできる。ノルマ達成でさらなる挑戦を受けることができる。
- バイト報酬はクマサン商会入口横の窓口で貰える。そこ、どうみてもパチ屋の換金所とか言わない。
イカッチャ
2人から8人まで同時接続可能で、プライベートマッチとルールを自由に変更できるラーモンランで遊ぶことができる。インターネット環境を必要としないので、いつでもどこでも対戦することができる。
広場
ジャッジくんやスパイキーに用がある場合は広場から話しかけよう。また、テンタクルズの公開スタジオもあり、見ているとファンサージスで手を振ってくれたりする。
余談だが、広場からスタジオをみているイカやクラゲの姿は起動時のニュース背景にいるものと一緒。前作のような壁抜け方法はまだ発見されていない。
ロブズ・10・プラー
前作ではクツ屋を営んでいた、こんがり衣が特徴のロブ。2年の間に独立したらしく、今作では広場でワゴンの飲食店を営んでいる。
様々なところで手に入る「チケット」を使うことで、色々な軽食を食べることができる。
- サンド
- カラッと揚がったエビを挟んだサンド。自分を揚げる。具の中身により「ランク経験値アップ」か「おカネ所得量アップ」どちらかの効果をつけることができる。
- ドリンク
- よりどりみどりのドリンク。飲むことで「ギアけいけんちUP」「ギアパワー解放時〇〇抽選確率UP」の効果がつく。選ぶ味によって確率UP対象のギアパワーが変わる。ドリンクの種類によって名称が違うのでちゃんと見てみると面白いかも?
なお軽食の効果は20回バトルするか、別の軽食を取って上書きすることで効果がなくなる。得意なルールの時のみ頼むと言った工夫で節約するのも可能だ。
amiiboパッケージ
前作と同じくamiiboは広場から呼び出す。ここで呼び出したamiiboにサポーターになってもらうことでギアを覚えてくれるほか、バトルをたくさんした「ご褒美」を受け取ることができる。
なお今回は「読み込み」から「書き込み」に変わった関係上、ひとつのamiiboの恩恵を受けられるのは1ユーザーのみになっているので注意しよう(ただし写真撮影は登録オーナーに関わらず可能)。カスタマイズ画面でお気に入りの装備セットやジャイロの設定などを覚えさせることが可能で、amiiboを読み込むすることで瞬時に装備を切り替えることができるようになる。前作のamiiboも使用可能で、現在計16種類のamiiboが使用でき、専用のご褒美がある。
ポスト
SwitchはMiiverse非対応だが、絵の投稿機能はSplatoon2独自の機能としてこのポストを通して続投している。ただし今回はイラスト投稿のみで、連携しているSNSへの投稿が必須となっている。イラストに使える色は白と黒のみで、十字キーやアナログスティックだけでなく携帯モードでのタッチでも描くことができる。Switchは静電式タッチパネルなのでWii Uのタッチペンは使えない。注意。
投稿されたイラストは広場に現れるイカ達が見せてくれたり、バトルのステージなどにもラクガキなどとして登場する。広場のイカのイラストに対してはイカす!や通報が可能。イカす!が多いイラストほど他のプレイヤーに見られる機会が多くなる。
ミニゲーム
イカッチャ(オフライン通信をするところ)の入口脇に置いてあるアーケード筐体からプレイ可能。
前作の「イカラジオ」がパワーアップした感じ(ジャンプとレースとバレーはアップデートに期待しよう)。今回も「やさしい」「ムズカシイ」「音楽だけ」から選んでプレイする形式である。やっぱりサントラモードがメイン。前作と違いスコアがつくようになった。
本作の音楽は前作のストレートなロックサウンドから捻りが効いたものが主流となり、「Wet Floor」など新たなバンドも登場。筐体でプレイできるのはこれまで聞いたことのある曲のみで、色々な曲でプレイしたい場合はいろんなことモードで遊ぼう。前作の曲を解放する方法もあるとかないとか。
イカすゲームの舞台
ハイカラ地方
南部をインクリングたちイカ陣営が、北部をオクタリアンたちタコ陣営がそれぞれ占拠する、ナワバリ争いの最前線となっている土地。かつて勃発した「大ナワバリバトル」のような戦争は現在は起こっていないものの、小さな諍いはそこかしこで発生しているようである。
→ハイカラ地方のステージ一覧は、記事「ハイカラ地方」を参照。
ブキを知ってバトルにイカせ!
ナワバリバトルで使う大事なブキ。ブキのカテゴリーによって特色が様々で、同じカテゴリー内でも色々なバリエーションがある。既存のカテゴリーに新たなブキが追加された他、2つの新カテゴリーが追加。他にも前作に登場した全てのメインウェポンは続投で、最終的な総数は前作より増加する。続投ブキの性能は調整され、前作同様ブキはアップデートで徐々に解放されてゆく。
また、アップデートによるバランス調整も行われる。
登場する全てのブキやサブウェポン、スペシャルウェポンについての詳細は、記事「Splatoon2のブキ一覧」を確認して頂きたい。各ブキの個別ページへのリンクも用意されている。
- 続投ブキであっても、ブキによってはサブウェポンを変更されており、スペシャルウェポンが一新されている他、中にはメインにも大幅な変更が加えられたブキもあるので、前作とは異なる運用が求められる。
- いくつかのブキカテゴリーについては仕様変更や新要素の追加がある。
- ここではカテゴリーとしてのブキの説明をする。各種ブキの詳細などは上記の「Splatoon2のブキ一覧」へ。
シューター
トリガーを引いている間インクを撃ち続ける、標準的なブキ。ジャンプすると若干命中精度が落ちてしまう点に注意。新要素、仕様変更は無し。前作と同じ感覚で遊ぶことができる。
ブラスター
空気に触れると爆発するインクを放つ少し変わったシューター。爆発によって曲がり角や段差の向こうへ攻撃ができる他、直撃させると威力が高い。新要素・変更点はない。
リールガン
一回ボタンを押すと素早く3連射する特殊なシューター。押しっぱなしでは撃ち続けられず連打する必要があるが、命中精度が高い。新要素・変更点はない。
ローラー
転がして塗り進んだり、ローラーを振ってインクを飛ばしたりと、多彩な攻撃手段を持つブキ。近距離の攻撃範囲の広さと威力の高さが特長。
新要素は「タテ振り」。地上でZRを押すと従来通りヨコ振り、空中でZRを押すとタテ振りで攻撃する。タテ振りはヨコ振りよりインクの飛距離が伸びるが横の範囲が狭まる。これによってローラーも一度に長い距離をイカ状態で進むことができるようになった。また地面を塗り進む時も、しばらく進み続けているとスピードがほんの少しだけ上がるようになった。
フデ
左右に素早く振り回すことでインクを飛ばす特殊なローラーカテゴリーのブキ。ZRを押し続ける事で(塗り跡は細いが)塗り進む事も出来る。ローラーとは違い縦振りは無い。
チャージャー
長押ししてチャージにすることで圧縮されたインクを撃ち出す、射程と威力に優れるブキ。
新要素は「チャージキープ」。チャージしながらZLを押すことで、1,2秒ほどチャージ状態を維持できる。なお、今作からチャージ中はチャージャーのタンク部分が光るように変更され、チャージキープ中も光るので相手にも居場所がバレる。またチャージ中はインクが回復せず、一度チャージしたインクは消費される。また、キープ時イカからヒトに戻った瞬間、少しとび跳ねてしまう。より正確に遠距離を狙い撃てるスコープ版も引き続き存在するが、こちらはチャージキープができないが前作同様通常版より少し射程が長い。チャージキープが異様に長いチャージャー等も存在する。
スピナー
チャージャーのようにインクを溜めた後、大量のインクを勢いよく高速連射するブキ。チャージャーよりチャージ時間が若干長いが、その攻撃継続時間と弾幕が魅力。新要素・変更点はない。
スロッシャー
インクを思いっきり振り飛ばす、容器型のブキ。スロッシャーのインクは重力の影響を強く受けるので壁の向こうへや上下への攻撃が得意。新要素・変更点はない。
マニューバー
二丁拳銃タイプの新カテゴリー。独自のアクション「スライド」は、撃ちながらジャンプボタン(Bボタン)を押すことでインクを後方にジェットのように発射してズバッと高速移動できる。スライド出来る回数は基本的に連続で2回まで。
2丁あるので照準がふたつあって命中させやすい反面、ややまばらにインクが発射されるので相手を倒すのに時間がかかる場合も。だがスライドすると構えが変わり、一点集中で高速連射が可能になる。ただしスライド後には若干の硬直時間があるので注意。
なお、マニューバーとは編隊飛行などにおける航空機の機動、動き方のこと。またはサーフィンにおいて波の上を滑っているサーフボードが滑った後ろにできるカーブラインのこと。スライドするとイリョクが上がるブキ、連続4回スライド出来るブキ等が存在する。
シェルター
一度に複数のインクを噴射するいわゆるショットガンのようなイメージの攻撃ができるブキ。ボタンを押し続けることで傘をひろげ、敵の攻撃を防ぐこともできる。基本的に傘は開き続けるとパージされるが、防御力が低い代わりに開きながら撃てるシェルターも存在する。
カスタマイズしなイカ?
イカたちのファッションである「ギア」には、アタマ・フク・クツの3種類が存在する。
前作にはなかった新たなギアパワーやブランドも登場し、新しいギアも多数登場。カジュアルなギアは見た目だけで選んでも悪くないが、それぞれにメインギアパワーと呼ばれるバトルで役に立つ能力を持ち、バトルをささやかにサポートしてくれる。さらにギアを使い込むことで、空のスロットにサブギアパワーと呼ばれる小さいパワーが付く。効果はメインギアパワーの1/3程度しかないが、ひとつのギアに最大3つまで付く。レア度が高いギアは最初から3つスロットが空いているが、レア度が低いギアは1~2個しか空いていない。しかし、スパイキーにスーパーサザエと交換で空きスロットを追加してもらうこともできる。元々のレア度が低いギアはサブギアパワーを開放するのに必要な経験値が少ないぞ。
ギアパワー
ギアが持つ特殊な力。新たに追加されたギアパワーや、前作から効果が変化しているもの、また前作から完全に削除されたギアパワーもある。数が多いので詳細は新規のものや大きく変化したものだけ紹介する。
- スペシャル性能アップ
- スペシャルウェポンの性能が向上。変化する性能はスペシャルごとに異なる。例えばマルチミサイルの場合、カーソル範囲が広くなる。前作の「スペシャル時間延長」を全スペシャルに対応したようなもの。
- インク効率アップ(メイン)
- インク効率アップ(サブ)
- インク回復力アップ
- メイン性能アップ
- Ver4.3.0で追加されたギアパワー。メインウェポンの性能が向上する。イリョクが上がったり塗り性能が強化されるなど、ブキによって効果は様々。
- ヒト移動速度アップ
- イカダッシュ速度アップ
- スペシャル増加量アップ
- スペシャル減少量ダウン
- スーパージャンプ時間短縮
- スタートダッシュ〈アタマ専用〉
- ラストスパート〈アタマ専用〉
- カムバック〈アタマ専用〉
- 逆境強化〈アタマ専用〉
- イカニンジャ〈フク専用〉
- サブ性能アップ
- サブウェポンの性能が向上、変化する性能はサブごとに異なる。例えばスプラッシュボムの場合はより遠くまで投げられるようになり、トラップの場合は効果範囲が広がる。前作の「ボム飛距離アップ」を全サブに対応させたようなもの。
- 復活時間短縮
- 「相手を一人も倒せないまま連続でやられてしまったときに」いつもより早く復活することができる。効果の発動条件が変更された。
- 相手インク影響軽減
- 相手のインクを踏んだ時の悪影響を減らす。前作のクツ固定ギアパワーであった「安全シューズ」を汎用化したもの。全部位に存在し、追加されるサブのギアパワーとしても付加されることがある。
- 爆風ダメージ軽減
- サブウェポンやスペシャルウェポンの爆発で受けるダメージを軽減する。前作の「防御力アップ」と「ボムサーチ」の防御効果を合成・効果を調整したようなギアパワー。後に「爆風ダメージ軽減・改」に統合される。
- マーキング時間短縮
- ポイントセンサーとトラップによるマーキングの効果時間を短くする。前作のフク固定ギアパワーであった「マーキングガード」を汎用化したもの。後に「爆風ダメージ軽減・改」に統合される。
- 爆風ダメージ軽減・改
- Ver4.3.0で追加された、「爆風ダメージ軽減」と「マーキング時間短縮」を合体させたギアパワー。「マーキング時間短縮」の採用率があまりに低いための措置だと思われる。
- リベンジ〈フク専用〉
- 倒されて復活した時、しばらくの間自分を倒した相手がしばらくの間遠くからでも見えるようになる。前作の「うらみ」とは違い味方には位置が共有されない。
- 復活ペナルティアップ〈フク専用〉
- 倒した相手も自分も、復活にかかる秒数とスペシャルゲージの減少量がアップする。
- サーマルインク〈フク専用〉
- メインのインクが命中した相手が物陰などに立っていても見えるようになる。
- 対物攻撃力アップ〈クツ専用〉
- シールドやビーコンなどのイカ以外のものに対する攻撃力が上がる
- ステルスジャンプ〈クツ専用〉
- スーパージャンプの着地点を示すマーカーが見えなくなるギアパワーで、効果が「マーカーが遠くから見えないようになる」と変更された。
- 受け身術〈クツ専用〉
- スーパージャンプの着地時にスティックを倒しておくとその方向へ受け身が取れる。
また、受け身を取った後の約3秒間、ヒト移動速度アップ、イカ移動速度アップ、相手インク影響軽減の効果を受けられる。 - 追加ギアパワー倍化〈フク専用〉
- フェスT専用の特殊なギアパワー。サブについているギアパワーの効果が倍増する。
容姿の変更
バトルには影響しないが、ヘアースタイルとボトムス、性別、目の色を変更することができる。また、「オクト・エキスパンション」をクリアしていれば容姿をタコにする事も可能。ヘアースタイルとボトムスは性別ごとに選べるものが異なる。
フェスとはイカに?
フェスではお題の2つの派閥からひとつを選んで参加することができ、フェス開催期間中はフェスマッチと呼ばれる派閥対派閥の特別なナワバリバトルのみに参加できる。フェスマッチでは時間帯が夜になり、ステージが普段とはひと味違った雰囲気となる他、使われるインクの色も特別な組み合わせとなる。そして、フェス期間だけ登場する毎回形の違うステージ「ミステリーゾーン」も出現する。また、ガチマッチのようにフェスパワーで実力が近いプレイヤー同士がマッチングするようになっており、特に上手い優れたプレイヤーはイカリング2で公開されている「フェス100ケツ」と呼ばれるランキングに名前と使用ブキ、ギアが掲載される。
フェスに参加することでスーパーサザエを貰うことが出来る。バトルを重ねたり、自分の派閥が勝利することで貰えるサザエの量も増える。また、一時的に貸し出されるフェスTはギアクリーニング代が1/10になっている。
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