ここが、私たちの街になる。
「ネルケと伝説の錬金術士たち ~新たな大地のアトリエ~」とは、コーエーテクモゲームスのガストブランド(以下ガスト)より発売したゲームソフトである。
動画タグは「ネルケと伝説の錬金術士たち」が多い。
「ネルケのアトリエ」タグも稀に存在するが、後述するようにネルケ自身は錬金術士ではない為、ネルケのアトリエは事実上存在しないので注意。
ゲーム情報 | |
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ジャンル | 街づくり×RPG |
開発元 | コーエーテクモゲームス(ガストブランド) |
販売元 | コーエーテクモゲームス |
機種 | PS4 PSVita Switch Steam |
発売日 配信日 |
2019年1月31日 2019年3月26日 (Steam) |
価格 | 7,800円 (PS4・Switch) 6,800円 (PSVita) 8,424円 (Steam) |
その他 | 有料DLC有り |
ゲームソフトテンプレート |
アトリエ20周年を記念して制作されたアトリエシリーズ最新作。
テーマは「街づくり×RPG」
ナンバリングの付与は確認できていないため、正規シリーズからは外れるようだ。2018年12月13日(2019年1月31日に延期)に発売。同年3月26日からSteam版も発売を開始した。
担当管理官として辺境にあるヴェストバルト村を発展させ、住民たちと協力してヴェストバルト近くに存在するとされる賢者の遺物「グランツヴァイトの樹」を探すのが主人公の目的。
主人公が錬金術士ではない事や、過去作の主人公が多数出演する事が特徴的な今作は、まさに20周年を記念したお祭り的タイトルと言っていいだろう。
なお、今作のイラストレーターは不思議シリーズでおなじみのNOCO氏であり、過去作のキャラクターにおいても全てNOCO氏が担当する(DLCの追加キャラクターを除く)。
価格は、それぞれ税抜きでPS4版・Nintendo Switch版は通常版(パッケージ・ダウンロード共通)7800円、プレミアムボックス10800円、20周年記念ボックス26100円。
VITA版は通常版(パッケージ・ダウンロード共通)6800円、プレミアムボックス9800円、20周年記念ボックス25100円。
ちなみに公式ショップ限定の「ネルケと伝説の錬金術士たち 豪華絢爛!GS最強ギャラクシーコンボセット」は48793円(VITA版は47793円)である。
最低 | 推奨 | |
---|---|---|
OS(64bit) | Windows 7[1]/8.1/10 | |
プロセッサー | Core i5 2.6GHz (4core)以上 | Core i7 3.40GHz (4core)以上 |
メモリー | 4GB RAM | 8GB RAM |
ストレージ | 35GB 利用可能 | |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX660 2GB HD (1280x720) |
NVIDIA GeForce GTX1060 2GB Full HD (1920x1080) |
サウンド | 16bitステレオ48KHzWAVEが再生可能 | |
DirectX | Version 11 |
「グランツヴァイトの賢者」
彼の人物が生み出し、各地に残した「賢者の遺物」は今もなお人々の研究対象となっており、その不思議な力はやがて、「錬金術」と呼ばれるようになりました。
主人公のネルケ・フォン・ルシュタームはそんな賢者に憧れる貴族の少女です。
残念ながら錬金術の才能はありませんでしたが、貴族である以上、人々のために働きたいと考える彼女は他の貴族と同様に役人となり、国民に貢献する道に進むつもりでした。
しかし、学院の卒業をあと数日後に迎えたある日に状況が一変します。
父親の領地であるヴェストバルト村の近くに「賢者の遺物」があることが判明したのです。
「自分の手で、賢者の遺物を見つけ出したい」
そう思ったネルケは領主である父親に懇願し約束を守ることを条件に、担当管理官として赴任できることができました。
その約束とは「ヴェストバルトを大きく発展させること」
ヴェストバルトは自然豊かな場所にある田舎の村ですが、以前から、発展させたら交易の拠点にする計画が立てられていました。そこに領主業務を代行する担当管理官として赴き計画を実現することがネルケに課せられた仕事です。
ネルケは、初めての仕事や課題に苦労しながらも、次々とやって来る錬金術士や住民たちの力を借りて協力することで村は町、都市とどんどん大きく発展していきます。
そして賢者がこの地に残した遺物――「グランツヴァイトの樹」の謎を追う過程を通じネルケもまた、一人前に成長していきます。
小さく芽吹いた華憐な花たちは、やがて大樹となり輝く。
本作はRPGというよりシムシティやトロピコなどの経営シミュレーションゲームの様相を呈しており、システム面はその手のものに近い。1週間を1ターンとし、平日と休日で出来る行動が違う。
例によって期限付きの課題の達成が求められる。
任期は100ターンだが、期限内に重要課題の達成に失敗するとゲームオーバーとなる。また、条件を満たした場合100ターン以降も任意で延長戦が可能。クリア後のおまけステージとして「異界の門」という無限に戦闘を行えるやり込み要素も解禁される。
主人公のネルケは管理官として書類仕事に追われている為、平日はキャラクターごとに簡単な指示をする事しか出来ない。後はほぼ各キャラクターに任せきりになるので、管理官として適切な指示が求められる。
今作の基幹となるシステム。
決められた区画に任意の建物を建築し、登場キャラクターに管理や経営を任せることで、そこから得られた収益などを元に街の規模を拡大していく。建物以外にも畑や道やタルも作れる。街の発展に従って建築が可能な区画が広がっていき、建築可能な施設も増えるが、当然建てるにはお金や資材が必要で、完成には日数がかかる。ちなみに建てるのはハゲルさん。
余談だが、タルを配置する時、ランダムで住民がお決まりのセリフ「たーる」を言う。
ネルケは錬金術士ではない為、調合はアトリエを任せている各錬金術士たちに依頼する形になる。
作製アイテムごとに決められた調合コストがあり、各錬金術士たちに設定された最大コストの範囲内で、10品(それぞれの個数は問わない)ずつまで依頼することが出来る。錬金術士のレベルが上がる程、最大コストが上昇し、各アイテムの調合コストが減少する。当然材料は必要なだけ要求されるし、失敗する時もある。
依頼は変更や取り消しがあるまで、材料が続く限り毎ターン行われる。
恒久的な素材の供給手段が確立できれば自動化も可能なようだ。
休日は書類仕事が無いので、積極的に本来の目的である賢者の遺物探しや、街づくりの資材調達の為に街の外へ調査に出かけたり、住民への訪問などが行える。
キャラクター達とパーティ(ネルケ含めて最大5人)を組んで街の外へ探索に出かける。
移動は基本的に自動で行われ、休日の残り時間いっぱいまで探索できる。
徒歩だとアイテムが採取でき、走ると短い時間でマップの最奥までたどり着くことも出来るが、採取が出来ず、遭遇する敵とは不利な状態でエンカウントすることがある。
最奥にはボス相当の強敵か宝箱が置いてあり(誰が置いたかは誰も知らない)、残り時間以内に踏破する事で素材が大量に手に入る。そして、新しいエリアが発見できるが、調査に行くには投資してルート開拓をする必要がある。各エリアごとに追加の投資を行うことでバフが掛かり調査しやすくなる。
キャラクターごとにアタッカー(前衛)とサポーター(後衛)に分かれており、サポーターは主に錬金術士が担当する。アタッカーは行動順が回ってきたら自身でスキルを選んで行動できるが、サポーターは状況に合わせて自動で行動する。サポーターのみが使える「強力なスキル」はターンが回ってくる前に発動を設定すると使用可能。
なお、戦闘用アイテムの使用についてはアタッカーも可能。ただし、1回の調査に付き同じアイテムは1回のみ(在庫の消費はしない)。威力は使用キャラクターの性能に左右されず、累計生産数によって性能がアップする。
戦闘はマニュアル、オート、セミオートの三つのモードがあり、オートモードは一部の操作しか出来ない代わりに高速で戦闘が進む。セミオートはアタッカーが通常攻撃を自動で行い、行動順が回ってくる前に使用スキルを予約しておくことでそれを使用する。
街に住む住民を訪ねることが出来る。
調査のパーティに加えるには各キャラを訪問する必要がある。
過去のアトリエシリーズにあった様な個別イベントの大半はこれで発生する。
錬金術士たちと協力して賢者の遺物調査や、街の開拓に使うアイテムの研究開発を行う。
これを行うには、それぞれの錬金術士たちの協力が不可欠であるため、進めるのには彼らとの交流は必須。
研究費用も必須。
研究内容によっては世界観を超えた共同研究が行われ、お祭り作品らしい展開を見ることが出来る。
コラボレーションと言えば聞こえは良いが、行くとこまで行くと「合体事故」、「まぜるな危険」、「作者は病気」の域に達することも…。
ザールブルグ&グラムナート編 | イリスのアトリエ編 | アルレビス学園編 |
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アーランド編 | 黄昏世界編 | 不思議シリーズ編 |
ガスト25周年記念キャラクター登場パック(無料DLC) |
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シーズンパスか単体のDLC購入で適用されるゲームクリア後の延長戦のストーリーと、ある意味本編以上に夢の競演が実現する住民が追加される(彼らが絡むイベントも発生する様になる)。上記の住民と被っているキャラは同名の別人、あるいは違う時代から来た同一人物である。
追加される住民 |
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掲示板
78 ななしのよっしん
2021/02/19(金) 21:10:30 ID: wxgSDNOXUD
リディー&スールのアトリエDX版で特定の条件を満たすとこの世界に行ける不思議な絵画が手に入るそうな。
時間軸的にはこっちがグッドエンドを迎えてリディスー達が帰った後の発展したヴェストバルトだが、リディスーDXから行くのはヴェストバルトに迷い込む前の二人(ネルケは二人を知ってるが二人はネルケをまだ知らない)という展開らしい。
79 ななしのよっしん
2021/02/23(火) 00:04:53 ID: I3cbCJTie3
>>78
ネルケはいいキャラしてたし追加要素でも再登場してくれるの嬉しいわ
できればライザたち秘密勢も含めた続編を出してほしいけどな
80 ななしのよっしん
2022/10/10(月) 23:26:00 ID: /CqglX21At
なんとなく血生臭くないRPGがやりたいなと思って不思議シリーズDX3本セットからアトリエに入り、
リディー&スールの追加要素でこの作品の存在を知り、
「ある程度アトリエの他の作品も知らんと面白くないだろうな」とPS3引っ張り出してのPSアーカイブスでマリーとエリーをやり、
そこからPS4でアーランド3部作、黄昏3部作に手を出して、
半年くらいかけてようやっとネルケをプレイするという、コーエーの策略にまんまとはまってアトリエ漬けになった俺が来ましたよ。
個人的には、今回3Dキャラが新造されて戦闘メンバーに組み込めたのがザールブルグ3部作だけだったので、次(30周年……? 25周年があるといいな)があればグラムナートとイリスとマナケミアの錬金術師たちも3Dモデル新造されるといいな。
それに合わせて色々統合されたPSプラスのプレミアムにグラムナートやイリス、マナケミアのPS2やPSPの頃の作品がラインナップに追加されたらなおよし。
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最終更新:2024/03/28(木) 23:00
最終更新:2024/03/28(木) 23:00
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