Splatoon3とは、任天堂からNintendo Switch向けに発売されているアクションシューティングゲームである。
ゲーム情報 | |
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ジャンル | アクションシューティング |
開発元 | 任天堂 |
販売元 | 任天堂 |
機種 | Nintendo Switch |
発売日 | 2022年9月9日 |
価格(税込) | パッケージ版:6,578円 ダウンロード版[1]:6,500円 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
その他 | ローカル通信対応 インターネット通信対応[2] |
ゲームソフトテンプレート |
インクリングやオクタリアンたちがインクを塗りあう人気ゲーム「Splatoonシリーズ」の第3作目となる作品。
2021年2月18日配信のニンテンドーダイレクトにて流れた初報では、荒野に佇むインクリングと、傍にいるコジャケの容姿を選択する様子が紹介された。その後、インクリングは電車に乗り、今作の新たな舞台「バンカラ街」に移動している。
同年9月のニンテンドーダイレクトでは今作から登場するスペシャルウェポンや新たなヒーローモードの情報が、翌2022年2月には前作から「サーモンラン」が続投する旨が、4月には発売日や価格などの詳細情報が発表された。
8月のSplatoon3ダイレクトではゲームの詳細が解説されたほか、Nintendo SwitchおよびProコントローラーのSplatoon3エディションが発売されることが語られた。
4対4の2チームに分かれ、地面を塗った面積で勝敗を決する「ナワバリバトル」は今作でも健在。空中から勢いよくバトルをスタートさせる「イカスポーン」に加え、地面や壁から回転しながら飛び出す「イカロール」、インクで塗られた壁を勢いよく登って飛び上がる「イカノボリ」など、新たなギミック・テクニックも追加され、バトルはさらに盛り上がりをみせる。
さらに、フェスの強化や充実したミニゲーム要素など、全面的に前作からパワーアップが図られている。
2023年2月9日のNintendo Directで前作と同様、有料追加コンテンツが配信されることが発表され、同日に3,000円(税込)で発売が開始された。2つのコンテンツ追加が予定されており、第1弾はホームタウンをバンカラ街から初代「Splatoon」の舞台であるハイカラシティに変更できるアップデートが同年2月28日に配信された。第2弾は「サイドオーダー」と呼ばれる新たな一人用モードの追加で2024年12月31日までに配信予定。
発売から3日間で国内売上本数345万本を記録し、当時のNintendo Switchソフトの中で過去最高の売上ペースを記録した。
正式名称は「インクリング」「オクトリング」なのだがもっぱら「イカ」「タコ」と呼ばれる。プレイヤーは彼らの1人…もとい1匹となり、ナワバリバトルに身を投じる事となる。
ゲーム開始時、性別や髪型、服装などをカスタマイズすることができる(髪の色はその時々でころころと変わる)。彼らにはヒトの姿とイカ・タコの姿を自在に切り替えるという大きな特徴があり、ヒトの姿ではブキを使ってインクを撃つことができ、床や壁を塗ったり相手を倒すことが可能となる。イカ・タコの姿では、インクの中を素早く泳ぎ、垂直な壁を登ったり金網を通り抜けることが可能。
本作のヒーローモードで主人公の若者が連れている、シャケの幼体。
本来、シャケは凶暴な種族であるはずだが、このコジャケは大人しく、どうやら様子が異なるらしい。オルタナに存在する危険な物質「ケバインク」に触れても平気なうえ、食べて除去を行ってくれる。ほかにも、敵に嚙みついて攻撃したり、道中にある仕掛けを作業させたりと、様々な活躍をみせる頼もしい相棒。
サメ使いのオクタリアン「フウカ」、ウツボ使いのインクリング「ウツホ」、古式舞踊の当主であるエイの「マンタロー」の3人組。
バンカラ街の人気番組「バンカラジオ」のパーソナリティを務め、本作においてナワバリバトルのステージ紹介役、並びにフェスにおける各陣営の代表役となる。
代表する楽曲は下記の通り。
インクリングやオクタリアンの若者たちにバイト「サーモンラン」を斡旋し、そこで得られた成果物「金イクラ」を回収している。
事務所の中には木彫の熊を模したラジオが設置されており、そこから「クマサン」を名乗る男が音声にてアルバイターたちに随時指示を出している。
ステージの地面をインクで塗りつぶしあい、塗った面積を競い合う、Splatoonシリーズの代表的なモード。
今作では新アクションとして、地面や壁から回転しながら飛び出す「イカロール」、インクで塗られた壁を勢いよく登って飛び上がる「イカノボリ」、スポナーとよばれる設備を用いて空中から勢いよくスタートする「イカスポーン」などが実装されている。
Splatoonシリーズ過去作における「ガチマッチ」に相当するモード。
前作からシステムが大幅に刷新され、「チャレンジ」と「オープン」の2種類が登場した。チャレンジは「ウデマエポイント」と呼ばれるポイントを支払って参加する。5勝か3敗すると終了し、試合の結果はもちろんその中での立ち回り等によって貰えるポイントが増え、一定数ポイントを貯めるとウデマエがアップする。C+からB-など節目のウデマエへ上がる時は昇格戦となり、3敗するまでに3勝しないと昇格できない。なお、今作はシーズン制を採用しており、同シーズン中はどれだけ負けてもウデマエが下がらない代わりに次シーズンへ移行した時は全プレイヤーのウデマエがダウンする。S+10以上であればS+0へ、S+0~9までならSへ、それ以外は2段階下がる。
オープンはポイントを支払う必要が無く、勝敗によるポイントの増減も控えめでフレンドと一緒に参加することが可能である。Ver.4.0.0(2023/5/31配信)からフレンドやチャンネル(同じ合言葉を知っている人同士で集まることができる機能)内で集まったメンバーとプレイすると「バンカラパワー」が計測されるようになった。これは前作の「リーグマッチ」で計測されていた「リーグパワー」に相当するもので、最初の5戦で数値を計測し、以降はその数値を元に数字が近いメンバー同士でマッチングが行われる。バンカラパワーはルールが変わる2時間ごとにリセットされ持ち越すことはできない。また、パワーはメンバーごとに記録されるので途中で一人でも入れ替わるとパワーは再び計測し直しとなる。
発売前の「Splatoon3 Direct」ではリーグマッチのモード自体が追加予定であると示唆されていたが、リーグパワーがバンカラマッチに、公式ツイッターで上位チームを表彰するイベント「ツキイチ・リーグマッチ」は後述のイベントマッチに組み込まれる形で実質廃止となった。
Ver.2.0.0(2022/11/30配信)から追加された、前作のウデマエXに相当するマッチングモード。S+0以上になった時点で参加可能になり、遊ぶゲームはバンカラマッチと同じものの、通常のバンカラマッチとは独立したレーティングが行われる。
Xマッチでは前作のウデマエXと同様にそれぞれのルール(エリア・ホコ・ヤグラ・アサリ)ごとにパワーが増減する。初回は5戦した結果から初期パワーが決定され、それ以降は「Xパワー」を賭けて3勝あるいは3敗した時点でXパワーが増減する。
また、居住地域によってグループ・ヤコ(日本・香港・韓国・オーストラリア・ニュージーランド)とグループ・アロメ(アメリカ大陸・ヨーロッパ)に2分され同一グループ間でしかマッチングしないようになっている。
Xマッチでは通常のバンカラマッチとは異なり、持っているブキによって一定のグループルールが有り、ミラーマッチングが発生しやすくなっている(編成事故が起きにくい)。この仕様から通常のバンカラマッチでは伸びにくいのにXパワーは上がりやすくなったり、逆にバンカラマッチは伸びてるのにXパワーが伸びないなんてことが発生する場合がある。
Xパワーもバンカラマッチ同様、シーズンごとにリセットされる。バンカラマッチでランクがS+以下に落ちてもXパワーはリセットされ、S+0に昇格してもXパワーは引き継がれず最初から再計測となってしまう。
Ver.4.0.0から追加されたモード。試合ごとに使うブキがランダムで変わったり、バトル中に霧が発生したり、はたまた2vs2の戦いなど、通常ではプレイできないルールでバトルができる。常時開催されているわけではなく、特定の日にあらかじめ2時間ごとに振り分けられた3つの時間帯の中、決められたルールで対戦する形式になっている。
このモードも「イベントパワー」と呼ばれる数値でマッチングしており、初回5戦の勝敗でパワーを計測、メンバーごとに記録される点はバンカラパワーと同じ。前述のツキイチ・リーグマッチは「ツキイチ・イベントマッチ」と名前を変えてこのモードの一ルールに入っている。
5勝すると「くじびきコイン」を1枚入手でき、ロビーにあるくじ引きに使用することができる。勝ち数は時間帯を跨いでカウントされるが、逆に言えばイベントごとに1枚しか入手できないので時間帯ごとに5勝してコインを複数入手することはできない。
前作から登場したCo-opコンテンツのサーモンランが、本作では「サーモンラン NEXT WAVE」として装いも新たに帰ってきた。
クマサン商会から斡旋されたバイトで、他のプレイヤーたちと協力し、襲い掛かるシャケたちを撃退してイクラを集めるという内容になっている。前作では決まった時間帯しかプレイできなかったが、本作では24時間いつでもプレイ可能となった。
前作からパワーアップした点として、プレイヤー側の新アクションに、一定量のインクを消費して金イクラを遠くへ飛ばすことのできる「イクラ投げ」が追加された。また、シャケ側はオオモノシャケの新種が登場するほか、新たに「オカシラシャケ」と呼ばれる親分格が参戦する。
また、Ver.2.0.0からは通常のバトルで使用されるステージにシャケが現れる「ビッグラン」も数ヶ月おきに開催されるようになった。
本作の世界では、哺乳類は2匹の猫を除いて消えたものと思われていたが、それらの謎について言及がなされる模様。プレイヤーが操作する主人公が「コジャケ」や「New!カラストンビ部隊」と出会い、隊員3号として謎の地「オルタナ」を冒険する。
本作で追加されたミニゲーム。
ナワバリバトルをモチーフにした対戦カードゲームで、マス目が描かれたカードを置いて陣地を塗り、面積が多い方が勝利する。カードの種類は150枚以上あり、この中から15枚のデッキを自分で構築する。
リリース当初は対コンピューター戦のみの仕様となっていたが、Ver.3.0.0(2023/2/28配信)からフレンドやチャンネル内で集まったメンバーと対戦や観戦ができるようになった。
今作の舞台は、前作までの近代的な「ハイカラ地方」から打って変わって、インクリングやオクタリアンなどの進化した海洋生物たちが古くから住まう「バンカラ地方」となった。砂と埃にまみれるこの土地は近年急速に再開発が進んでおり、新旧の建造物がひしめきあう混沌の様相を呈している。
そのバンカラ地方の中心に位置しているのが「バンカラ街」。ここを拠点として、インクリングたちはナワバリバトルなど各種バトルに明け暮れることとなる。
→バンカラ地方のステージ一覧は、記事「バンカラ地方」を参照。
ゲームの舞台はバンカラ地方だけではなく、『Splatoon』『Splatoon2』の舞台だったハイカラ地方にも足を伸ばしている。ここでは前作までに登場したステージがアレンジされて再度登場する。
また、2023年2月28日に有料追加コンテンツ第1弾としてゲームを起動した時の拠点を「ハイカラシティ」に変更できるようになった。ショップの品揃え等、基本的な機能はバンカラ街と変わらずフェス開催時はシオカラーズがダンスを披露してくれる。
→ハイカラ地方のステージ一覧は、記事「ハイカラ地方」を参照。
各ブキの詳細は、記事「Splatoon3のブキ一覧」を参照。
新たに「ストリンガー」「ワイパー」というタイプのブキが追加された。
ストリンガーは、ZRボタンで弦を引き絞り、離すと複数のインクを同時に発射させる機構を持つ。地上では「ヨコ射ち」、空中では「タテ射ち」と、状況によって姿勢が変化するのが特徴。代表的なストリンガーは、バンカラ地方の釣り具メーカーが考案した「トライストリンガー」。3方向にインクを発射するほか、フルチャージした状態ではインクが着弾地点で破裂する。
ワイパーは、ブキを振った遠心力でインクの刃を飛ばすことができる。通常の「ヨコ斬り」は刃を連射できるほか、力を込めて振ることで威力の高い「タテ斬り」に変化する。
メインウェポンの入手方法は、従来作とは異なり、今作からはお金ではなく「ブキチライセンス」というアイテムで引き換える仕様となった。ブキチライセンスは、ナワバリバトルをしたり同じメインウェポンを使い続けることで入手できる。前作「Splatoon2」のセーブデータがあるとプレイ開始時に「ゴールドブキチライセンス」を入手でき、これがあればランクより上のブキでもすぐに使用できるようになる。
バトルを補助する装備。
今作では新たなサブウェポンとして、障害物に反射するインクを発射して敵をマーキングする「ラインマーカー」などが追加された。
インクによってナワバリを広げるとたまる「スペシャルゲージ」を消費して発動させるスペシャルな装備。
今作では新たに、カニ型の多脚戦車を召喚する「カニタンク」、インクを全身にまとって影の戦士に変身する「ショクワンダー」、敵の攻撃を吸い取る「キューインキ」などが実装されたほか、前作までのスペシャルウェポンの改良版として「グレートバリア」「ウルトラショット」「メガホンレーザー5.1ch」「トリプルトルネード」なども用意されている。
各楽曲の詳細は、記事「Splatoonの楽曲一覧」を参照。
アーティスト名 | 説明 |
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C-side | 本作から参加のアーティスト。バンカラ地方をけん引するスリーピースバンドで、血沸き肉躍るリズムと重厚で骨太なギターリフが彼らの真骨頂。代表曲は「Clickbait」。 |
Front Roe | 本作から参加のアーティスト?彼ら4匹のメンバーのうち、3匹はどこかで見たような…?活動休止中のSquid Squadでは?メロディアスかつパンキッシュなサウンドが特徴。代表曲は「Sea Me Now」。 |
ビジー・バケーション feat. テンタクルズ | ワールドツアー中のユニット「テンタクルズ」がプロデュースしたバンドで、本人たちも参加する。代表曲は「ゼンゲン・テッカイ」「サイタン・ケーロ」など。 |
フェスではお題の3つの派閥からひとつを選んで参加することができ、フェス開催期間中はフェスマッチと呼ばれる派閥対抗の特別なナワバリバトルのみに参加できる。
投票期間中は「ヨビ祭」という期間となり、この期間のナワバリバトルやサーモンランの結果によって「ホラガイ」を入手できる。このホラガイの個数もフェスの勝敗に影響する。
「本祭」の期間は時間帯が夜になり、ステージが普段とはひと味違った雰囲気となる他、使われるインクの色も特別な組み合わせとなる。フェスが後半に差し掛かると中間順位が発表され、3つの派閥が入り乱れて戦う特別なナワバリバトル「トリカラバトル」が発生する。
→当該記事「トリカラバトル」も併せて参照。
本作は、これまでにイカの企業やブランドとコラボ企画を行なっている。
掲示板
8013 ななしのよっしん
2024/12/15(日) 00:37:03 ID: fG2CSmXayR
23時くらいから始めたからスタートダッシュ遅れたとはいえビッグランこんなに酷かったか?
オカシラ連合で誰一人としてタツの口に向かってジョー誘導しないとかスペシャル吐かないとか結構驚き
8014 ななしのよっしん
2024/12/15(日) 22:20:50 ID: STjhIXDeTr
>>8013
通常潮位で初手タゲ→タツ位置合わせしたら他3人がジョーに屠られた時は二度見した
食われる位置にいた彼らの立ち回りが悪かったのか、ボム当て失敗ワンチャンでも仲間の安全確保するべきだったのかは少し悩む
8015 ななしのよっしん
2024/12/15(日) 22:43:23 ID: QaXXO0Fnh6
偶然だと思いたいけど今回は1ウェーブ目から諦めて棒立ちになったり落ちたりするアルバイターによく会いましたねぇ!!!
流石にこれで評価ダウン連発はキツいです…
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/18(水) 21:00
最終更新:2024/12/18(水) 21:00
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