この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
ダーレスブルグ公国(卓m@s)とは、卓ゲM@Sterにおけるダーレスブルグ公国についての設定のまとめである。
<注意>当記事は卓m@sにおける設定を有志がまとめたものであり、公式の設定とは別物となっています。
また、新しく卓を立てるに当たり、これらの設定に従うことは義務ではありません。
【重要】 なお当然のことですが、全ての卓はそれぞれ「パラレルワールド」として扱いましょう。
同じ単語が出たり、動画内で設定がリンクすることがあっても同一世界ではありません。
動画投稿者の方に迷惑をかけることになるので、他卓の設定を持ち出してのコメントはダメ、ゼッタイ。
概要
公式の設定については『ダーレスブルグ公国』の記事を参照のこと。
- 『続・小鳥さんのGM奮闘記』
- 『不幸な専務が卓に監禁されたようです』
- 『グラランだらけの霧の大陸』
- 『まっする☆かーにばる!』
- 『猫とオンセと変態と』
- 『ダーレスブルグのはらぺこ達』
- 『手探りGM雪歩と行く ラクシア探検記』(セッション12~14)
卓m@sにおける公国、および周辺の設定
それぞれの卓においての公国の状況、もしくは経緯を以下に列記している。
▼『続・小鳥さんのGM奮闘記』より
- マグダレーナ将軍が脳筋キャラ。よく城を脱走しては街に繰り出している。ティダーンズと一緒に騒いでいる事が多い。
- 第一王子のシャール殿下が10年前に急逝。ショックで公王が塞ぎこみがちに。と言うよりもボケてきてしまっている。
- 現在の王位継承権第1位がエリオット侯爵11歳。政治運営能力に長けた公国の希望。
- 公王の弟であるシド・アドルファス侯爵が執政官として政治運営を行っている。
- 第1軍の団長を務める大戦士グレンが変態。
- ティダン教団が過激派の巣窟。エピローグでは軟化の兆しが見えているが、見せ掛けかどうかは不明。
- ナイトメア保護協会の本部があり、最終的に会員が公国貴族の半数を含む5桁にも上った。会長マミ不在時は公国騎士団第2軍団長ヴァレンティ伯爵とエルマル伯爵が本部施設の管理をしている。
- カシュカーンがリャナンシーアサシンのエンネ率いる飛竜の爪の蛮族達に襲撃される。
- 守りの剣が6本あったが、1本をカシュカーンに移したため、現在は5本しかない。
- 最近ダーレスブルグとカシュカーン近辺に、Lv12以上のモンスターが普通に徘徊するようになった。
- 王城が大破局時代の強大な蛮族デューガ&グレータードラゴンのジュアルに襲撃され破壊される。
- ティダーンズが妖精神アステリアにより半神化。レベル10以下を消滅させる神罰(半神)を会得。さらに大神までの神罰は一切無効化。
- 飛空挺ロロナバード譲渡の条件としてヒダカ帝国建国後はダーレスブルグ公国と永久同盟を結ぶ約束をする。これでルキスラ帝国のダーレスブルグ公国再併合はほぼ不可能になった。
- 飛竜の爪の本格侵攻開始。一万を超える蛮族とモンスターがカシュカーン目掛けて押し寄せる。ダーレスブルグ、ルキスラ、フェンディル連合軍が迎撃。
- ティダーンズの強襲作戦において、飛竜の爪の実質的総帥であった第一軍軍団長の覇王ガイゼルが倒され、飛竜の爪が壊滅。その代わりに邪竜王オルクスが完全復活。血まみれ山脈近辺に浮かぶ『竜の楽園(ドラゴンズヘブン)』に配下の竜族を結集させている。
- 邪竜王オルクスが復活したと同時に、全てのADを持っていた蛮族が黒い光を浴びて消滅した。オルクスに吸収されたものと思われる。
- ダーレスブルグ公国含めザルツ地方各都市が小神一歩手前(レベル20)の邪竜の眷属軍団の襲撃に遭う。
- ティダーンズによって邪竜王オルクスとそれに従う古竜2体を含む100体のドラゴン軍団が滅ぼされる。
- オルクス討伐の一ヵ月後、ティダーンズはレーゼルドーン大陸北部へと長期遠征開始。
- 数ヵ月後に小神一歩手前にまでなったティダーンズが一時帰還。蛮族1万を蹴散らし、その支配者階級のドレイクマーキスやデスロードの大軍をも薙ぎ倒し、奴隷にされていた人族約五千人を解放。その内、千人がダーレスブルグに移住を希望している。シド執政曰く、今後折を見て移住許可を出す予定。
- 市場にドルギラス、ロック、ゴルガウス、タイラントレギレクスの肉が出回っているが、ティダーンズ不在の間はさすがにタイラントレギレクスの肉は入荷不能だった。
- 現在、アイが動植物の乱獲で、マイはサッカーリーグ乱入で、マミはナイトメア関連の狙撃事件で様々な団体からの苦情がシド執政の元に届いている。更なる胃薬追加の模様。
- ラクシア最大トーナメントに死神ウェルゼイが乱入。シド執政とマグダレーナ将軍が連れ去られる。
- イグニスの力を得た古代神クラスの吸血鬼ウェルゼイとカルディアの力を得たティダーンズが激突する。
- ウェルゼイの身体を喰らい、イグニスの化身『破壊するもの』が誕生。ラクシア全ての生命体が死滅する危機に。
- 人族、蛮族、神々全ての種族の信仰を得て超神戦士となったティダーンズが『破壊するもの』を撃破。『ラクシアの守護者』の称号を得る。
- リョウとユメコがダーレスブルグ公国の宮廷魔術師と錬金術師に就任。それ以外のメンバーも全員ダーレスブルグに最後まで滞在する。
- 現在、ドレイクマーキスの”紅の宝玉”リーファが納める蛮族国家オロンと不可侵条約を結んでいる。また、どうやらリーファはティダーンズを何とかして国民に加えるべく接触しているらしい。
- 最近、ダーレスブルグ近辺に突然変異を起こしたモンスターや蛮族が出現している。例を挙げれば変異ワイバーン(レベル28)やゴブリン変異種(レベル29)、サンダーバード・ヘル・エイギアス(レベル32)など。
▼『手探りGM雪歩と行くラクシア探検記』より
- シド・アドルファス侯爵が執政官として政治を執り行っている。
- マグダレーナ将軍が真面目でシド執政とも良好な関係。
- ドレイクバロンマギテッカーのリドリーによるダーレスブルグ侵攻作戦が始まる。
- 相変わらずティダン教団過激派が幅を利かせている。
- リドリー配下のリャナンシートレイターのサフィと他2人のサキュバス変異種がダーレスブルグ公国内部に潜り込んでいた。デイルシュ・ガーズによって討伐される。
- リドリー軍の本格的な攻撃が開始。ダーレスブルグ公国軍と衝突。一進一退の攻防が繰り広げられる。
- デイルシュ・ガーズによってリドリーが討伐され、ボガードストライカーのベルゼムも討ち取られる。
- 街中で『生ける伝説』の1人、マイ・ヒダカにタルネが遭遇。人族の限界をも遥かに上回るその実力に戦慄しつつ、いつかはその高みにまで上り詰める事を決意する。
- マコトとマグダレーナが遠乗りする。マコトとマグダレーナ(GM雪歩)による第二の砂糖製造機誕生か?
- 役目を終えたデイルシュ・ガーズ、フェンディル王国へ帰還。
- 余談だが、公国に食肉として出回っているゴルガウスやタイラントレギレクスの方がリドリーよりもレベルが高いのだが(リドリー竜形態:Lv14。ゴルガウス:Lv16。タイラントレギレクス:Lv18)、特に気にしてはいけない。
- デペロスが復活し、公国にもアンデッドの大軍勢が押し寄せる。マグダレーナ率いる第四軍が公国を離れている時に高レベルアンデッドが大量に襲撃すると言う絶望的な状況なのだが、この国に滞在する超英雄PT自由奔放ティダーンズ(ゲスト参戦)が殲滅に乗り出したので危機感的にはフェンディルよりも低いのではないだろうか。
- デペロス異変終了後、マコト・トゥーレアがダーレスブルグに移住。立場はフェンディル特別騎士候&同盟大使。公国にいてはマグダレーナ姫の補佐として直属の部下という扱いだが、油断すると互いに勝手に製糖を始める始末。当然超英雄&王族のロイヤルカップルである。
- 『続・小鳥さんのGM奮闘記』の設定を一部使用しており、ランダム表でドルギラスなどと遭遇している。
- コトリザバスがティダン教団や蛮族達を侵食し始めている。この設定は『続・小鳥さんのGM奮闘記』にも取り上げられている。ピヨータやピヨネッ○の描いている性書聖書(笑)が特に人気らしい。
- 『太陽戦隊ティダレンジャー』なる、コトリザバスに魅入られたティダン神官の5人組がいる。ただし、レベルは全員3。
現在あの御方なる人物に追われており、全力で国外逃亡を画策中。
▼『まっする☆かーにばる!』より
- レーゼルドーン大陸内陸に人族の国「アーク・ルミナス王国」が存在していたが、蛮族の襲撃によって滅ぼされた。
その王の遺児であるシヴィル・ファティマが王国の再興を目指し、公国内で力を蓄えている。 - ダーレスブルグの橋の門を守る一族が存在する。若林源三はその一員であり、修行のために冒険者となった。
- HFOが所属する「素振りギルド」が存在する。創始者はロビラー卿。
- 蛮族領から逃れてきたコボルドがダーレスブルグに急増し、仕事にあぶれたコボルドが治安悪化の遠因となっている。
▼『レーゼルドーンの開拓者たち』より
- 霧の街が攻略されたことによってエイギア地方には多数の開拓村が興っており、テュールなども再興されている。またマグダレーナ将軍やハウル隊長の名を冠した砦が建設され、防衛をになっている。
- 公王が狂人(というか魔人状態)で時と場合によっては人に襲い掛かることもあるとのこと。ただしかつての自分を取り戻すこともあるらしく、その状態のときに霧の街を攻略・解放に成功している。
- ただし霧の街は蛮族こそ駆逐されたが、逆に支配構造がなくなって統制が取れなくなり、替わってモヒカンが支配している状態。それどころか貧困はより拡大し、さらに魔神や人族の第二の神を信仰する邪神官が悪事をたくらむ始末。オマケに警邏に出る公国の兵士は返り討ちにされることすらあり、むしろ公式よりも事情が悪化している。どうしてこうなった!?
ダーレスブルグ公国の街や村など
ダーレスブルグ公国内の街や村、もしくは個別にある施設などを紹介。
各卓個別の設定もあり。
ダーレスブルグ公国首都
登場卓:共通
テラスティア大陸とレーゼルドーン大陸につながる橋にある城塞都市。
王城を中心に開拓民や冒険者達で賑わうダーレスブルグの中心都市である。
▼『続・小鳥さんのGM奮闘記』より
基本的に平和な街そのもの。
ティダン教団が他の教団とイザコザを起こしたり、ティダーンズが街で騒いでいたり、マグダレーナ将軍が城を脱走しては筋骨隆々とした黒服達によって城に強制送還されたりしているが、日常茶飯事なのでとりわけ国民が驚く事はない。
むしろそれらを見て日々の平和を実感している。
▼『レーゼルドーンの開拓者たち』より
守りの剣では防げないともだち団や魔神将が首都をうろついている惨状で、また貴族や神官の一部がドッペルゲンガーに入れ替わっている疑いが強い。
また、エイギアから流入した(あるいはエイギアを日帰りで観光してハクをつけた)モヒカンが原因で治安低下しているが、エイギアに定住している者と異なり気合が足りないので、クーランに遭遇しただけでまるでネームドのドレイクにでも遭遇したかのような反応を起こしちりぢりに逃亡する程度の連中が街を荒らしてる程度である。エイギアと違い「殺してから奪う」ような根性は首都に巣食うモヒカンにはない。
また、首都住民からはエイギアは魔境という認識であり、「エイギアに売り飛ばすぞ」が脅し文句になるほどである。もっとも、エイギアは蛮族領域から見ても「世界の果て」と形容されるほどの魔境なのであるが・・・
”拓かれた街”カシュカーン
登場卓:共通
ダーレスブルグ公国首都と橋を挟んだ反対側にある街で、レーゼルドーン大陸最初に開拓された街。
ここがレーゼルドーン大陸への開拓者や冒険者の拠点となる場合が多い。
卓m@sにおける状況はエイギア地方(卓m@s)の方により詳しく書かれている。
”駿馬の街”ディーネ
登場卓:続・小鳥さんのGM奮闘記(ブリッツP)
首都から西に2日ほど歩いたところにある街。
馬の生産地として有名で、ザルツ地方北部の快速馬や名馬の8割がこの街で生産された馬。
名産といえば馬刺しもかなり美味らしい。
ティダン教団の侍祭が失踪した事件の調査のためにティダーンズがこの街を訪れる事になった。
なお、ここで初めてハルカのハルデルセンとしての一面が垣間見られる事になる。
ライフォス神殿を始めたくさんの神殿があり、当然ここにもティダン神殿はある。
が、首都のティダン神殿とは違ってここは過激派には属していないようだ。
ガーソン村
登場卓:続・小鳥さんのGM奮闘記(ブリッツP)
リーナ・エルマル伯爵の治める領地にある小さな村。
エルマル伯爵からの依頼を受け、ティダーンズが事件の調査に来た事がある。
ナイトメアへの差別がかなり酷く、大人から子供までナイトメアに対しての迫害心がある。
事件の際、ナイトメアの少女が犯人にされかけたがティダーンズが真犯人の魔神グレーターグルネルを討伐したため彼女の嫌疑が晴れた。
その後、ハルカの半ば脅しに近い説得でナイトメアの少女を保護するように取り付けた。
ちなみに、最終話の時点でこの村の領主エルマル伯爵がナイトメア保護協会の幹部クラスである上に、迫害されていたナイトメアの少女アリスがアイを真似して岩を持ち上げられるほどの筋力を身に付けたために、嫌がらせを受ける事が全く無くなった。そのアリスもラクシア最大トーナメント開催時にはオーガを1人で倒せるほどの屈強なファイターに成長している。
最終的にこのアリスはアイと2人でモンスターハントに出かけられるくらいになった。
虹の丘
登場卓:続・小鳥さんのGM奮闘記(ブリッツP)
首都から東に半日ほど行った所にある、年中虹が出ている不思議な丘。
ダーレスブルグ観光ガイドブックにも載っている有名な観光スポット。
虹が出ている理由については「魔法文明時代の実験の名残」とか「複数の精霊力が働いているため」など諸説あるが、詳しい事は明らかになっていない。
また、『満月の夜に丘の頂上で愛を誓い合った2人は永遠に結ばれる』と言う伝説もあるらしい。
この丘には塔が一つ建っており、ここには冒険者パーティ『自由の歌い手』の元メンバーである”博識の”ロアンが住んでいる。
国境沿いの街ランティス
登場卓:続・小鳥さんのGM奮闘記(ブリッツP)
ルキスラ帝国との国境沿いにある大き目の街。
ティダーンズはジップ・デクレー伯爵の依頼でシド・アドルファス侯爵の護衛をしながらこの街を訪れた。
この街でデクレー伯爵によるシド侯爵襲撃事件に遭遇した事でティダーンズとシド侯爵の親交は始まった。
オロナ図書館
登場卓:続・小鳥さんのGM奮闘記(ブリッツP)
探し屋ボロっちことボロゾフが探し当ててきた魔動期文明時代の遺跡の一つ。
石でできた2階建ての建造物で、入り口にはいきなりクインドゥームが受付をしている。
外見は図書館を装っているが、実はここには超天才魔動技師オロナ・ハーベスト博士の地下研究所があり、オロナ博士の遺産である邪竜を滅する6本の聖剣のレプリカと高性能な飛空挺のコアが安置されている。
ただし、そこに至るまでの間にはオロナ博士が生み出した強力な戦闘兵器ヘルドゥーム(レベル15。第2形態『真ヘルドゥーム』はレベル18)が立ち塞がり、研究所へ向かう者の実力と覚悟を見極めている。
ちなみにオロナ博士自身もドゥームに自らの頭脳を埋め込み、300年の間研究所の奥で遺志を継いでくれる者を待ち続けていた。(ティダーンズに邪竜オルクスを滅ぼす望みを遺産と共に託した後、永久の眠りについた)
また、この研究所はあまりに高度な技術で作られているため、今のところマギテック協会のガーデル会長とシャダム博士以外には全く解析できない状態。シャダム博士が解析して設計図を作っても、その設計図も理解不能なほど。
現在はダーレスブルグ公国の管理下に置かれている。
魔剣の遺跡
登場卓:続・小鳥さんのGM奮闘記(ブリッツP)
アイ蘇生の条件として操霊術師ゼスパーから調査を依頼された魔剣の遺跡。
最深部には現在マイの愛剣となっている『魔剣・切通(きりとおし)』が納められていた。
なお、この遺跡の探索のみアイが死亡していたため、代わりにマグダレーナ将軍が一時的にパーティに加わっている。
毒の床や落とし穴、巨大鉄球などおなじみのトラップがたくさんあり、それに軒並みマグダレーナが引っかかったため、日高愛のRPと相まってマグダレーナのキャラクターが現在のマグちゃん状態に固定化してしまった。
オランピア洞
登場卓:手探りGM雪歩と行く ラクシア探検記(妄想腐敗P)
ダーレスブルグ公国の西側にある廃坑。
フェンディル方面にリドリー軍の死角から抜けることが可能ということでシド執政やマグダレーナ将軍の指示でデイルシュ・ガーズが通行した。広さは十分で馬車が通行できるほど。使われなくなって数年が立つせいか、洞窟内には最低でもレベル8を超える危険なモンスターが住み着いていて、並みのPTでは通行不能と思われる。またあちらこちらで落盤や地図にない新しい通路があり、そのせいか魔動機文明時代と思われる遺跡とも繋がっていた。瓦礫に埋まっていたウォードゥームもその遺跡から出てきた物と思われる。
カプティ山脈
登場卓:共通
ザルツ地方北部に存在する山岳地帯で、ダーレスブルグ公国の南西部に位置する。
険しく切り立った岩ばかりの山が連なり、翼を持つ幻獣が多数生息している。
街道を挟んだ反対側には漆黒の砂漠が存在する。
▼『アイドルのレーゼルドーン新都市発展記』より
経緯は不明だが、ダーレスブルグ公国とルキスラ帝国が突如戦争状態に陥った際に、マグダレーナ将軍からの依頼でブッタギレイヤーズが工作派遣隊としてこの山脈に足を踏み入れている。ドラゴネットの他、ワイバーン系統と思われる亜竜とも遭遇しており、多種多様のドラゴンの住処になっている模様。
▼『続・小鳥さんのGM奮闘記』より
新人のレイカが超英雄アイ、姫将軍マグダレーナと共に迷子のペット探しに訪れた。
その際に普段アライブの能力に引かれて襲い掛かってくる幻獣達が全くいない事に不審に思っていたところ、突然巨大な怪鳥サンダーバード・ヘル・エイギアス(レベル32)と遭遇。生態系が荒らされていた事が発覚した。
現在はそのサンダーバード・ヘル・エイギアスが狩猟されたため、その内生態系も元に戻るものと思われる。
ただし、アイが乱獲しなければの話。
漆黒の砂漠
登場卓:共通
ダーレスブルグ首都の南東部にある砂漠地帯。
かつてここにはピルクスと言う大都市があったのだが、大破局の際に徹底的に破壊し尽くされ、建造物は黒い砂となって消えたと言われている。
その影響か、この砂漠の砂には強い毒性がある。
▼『続・小鳥さんのGM奮闘記』より
飛竜の爪第一軍八番隊隊長のトールがこの砂漠にあるピルクスの遺跡を決闘場に指定したため、ティダーンズが訪れる事になった。その後、ティダーンズは半年間音信不通になる。
幻影都市ピルクス
登場卓:続・小鳥さんのGM奮闘記(ブリッツP)
魔動期文明時代に栄えた大都会ピルクスそのもの。
ここはあくまで魔神メルマザールが生み出した幻影であり、本当の街はとっくの昔に滅びている。
この街はオロナ博士の防衛砲台が多く設置され、蛮族が100体で攻めても簡単に撃退できる要塞のような街だった。
ところが、大破局の年にこの街に邪竜オルクスが襲来。防衛砲台を一瞬にして蒸発させ、その黒炎のブレスで街を灰にしてしまった。
その事実は幻影都市でも再現されており、ティダーンズも三週に渡り大破局時代の恐怖を存分に味わう羽目になった。
※正確に言うならば、一週目は邪竜の眷属に遭遇し全滅。二週目は邪竜オルクスに上手に焼かれ、三週目は邪竜の眷属へのリベンジ後に遭遇したダークグレータードラゴン相手に翼を一枚落すも敗退。四週目でようやくメルマザールを撃破し脱出した。
ダーレスブルグ公国の上層部
ダーレスブルグ公国を動かす政府及び周辺組織。
基本的には公国政府と公国騎士団、公国海軍が存在する。
公国政府
登場卓:共通
ダーレスブルグ公国の舵取りをする組織。
公王を頂点として、執政官や大臣達が存在する。
公王:”剣の折れた剣豪”アルフレートⅢ世
ダーレスブルグ公国の現公王。
武門で名高いダーレスブルグ公王としては驚くほど無気力で、身体的にも痩せ細った老人でしかない。
政にもほとんど関心を持たず、すでに記憶や意識までも曖昧になりつつあると言われている。
▼『続・小鳥さんのGM奮闘記』より
基本的には上記の公式設定通りだが、精神的にはそれ以上でもはやただのボケ老人にしか見えないほど。
ティダーンズのマミに老人ホームから逃げてきたお爺ちゃんと間違われるくらい。
だが後日談ではなんかの拍子でまともになることもある。おそらく後発卓の開拓卓の設定を借用したためだと思われる。
▼『レーゼルドーンの開拓者たち』より
基本的には上記の公式設定だが、その実魔神か何かにとり憑かれたのではないかと思うほど、時折爆発的な
パワーで暴れだす事がある。霧の城が解放されたのは公王が暴れたからだとか。曖昧な状態では、生肉を食んだりしており、また下手に近寄ると斬られる可能性がある、理由なく襲われる可能性があるなど非常に危険。
▼『旅籠の日雇い冒険者達』より
老齢の域に入ってはいるが、まだ興味のあることに関してはボケるほど老け込んではいない様子。もしかしたら公式よりも時間軸が前という可能性もありうる。ただし”野心の皇帝”ユリウス・クラウゼと比較した場合、もうどこを見ても劣るという評価を下されつつあるらしく、上層部の貴族たちが無謀な政策に走っているとの噂もある。
執政官:シド・アドルファス侯爵
登場卓:続・小鳥さんのGM奮闘記、手探りGM雪歩と行く ラクシア探検記
政ができなくなった公王に代わって公国の舵取りを行う執政官。公王の弟に当たり、姫将軍マグダレーナの伯父と言う関係。かなり高い政治運営能力を持っており、彼がいなければすでに公国は終わっていたと言っても過言ではない。
ちなみに重要なことだがブリッツPによるオリジナルNPCである。
▼『続・小鳥さんのGM奮闘記』より
あまりに有能すぎるため政府内部でも敵が多く、中でも親帝国派とは険悪。一時は命を狙われる事すらあった。
また、親帝国派の策略か、国民からも王権を簒奪したかのように思われているため、
あまり人気は高くなかったのだが、幸い最近は人気も上向き傾向らしい。
つねに姪のマグダレーナを気にかけており、自由奔放な彼女の行動に胃痛が耐えない。
そのせいでいつもザラザラと胃薬を服用している様子が伺える。
一時期ティダーンズのリョウを婿にしようと考えていた事もあったのだが、当の本人達には全くその気はなかった。
コネクション的には『顔見知り』なのだが、実際は穢れを払う方法を探してくれたり、直接静寂の音無亭に赴いたり、
ティダーンズを指定して依頼を頼んだりと『顔見知り』以上はあると思われる。
ティダーンズがレーゼルドーン大陸北部へ遠征に出かけた後も、何とかしてリョウとユメコを公国の幹部として
迎えようと勧誘。その結果、リョウとユメコ共に宮廷魔術師とお抱え錬金術師として呼び込む事に成功した。
シド執政大勝利!
▼『手探りGM雪歩と行く ラクシア探検記』より
基本的には上記の『続・小鳥さんのGM奮闘記』と同じ設定だが、国内での人気に関しては触れられていない。
また姪であるマグダレーナとの関係は割と良好な模様。
ティダーンズの卓とは別設定のはずなのだが、どことなくティダーンズの存在をちらつかせるような発言が口から漏れている。現在ではマグダレーナがデイルシュ・ガーズのマコトと砂糖製造機と化したため、糖尿病の心配をしなくてはいけなくなったらしい。
▼『旅籠の日雇い冒険者達』より
登場予定はないが存在はしているらしい。作者曰く、ストーダ・ラスフォルトが後任となった後に引退したのではないかとのこと。派閥としては開放派に属するストーダも優秀な宰相のため、公国は執政官候補に恵まれているようだ。
次期公王:エリオット侯爵
登場卓:続・小鳥さんのGM奮闘記
公国の侯爵位を持ち、高い政治運営能力を持った王位継承権第一位の王大使殿下。
執政官のシド・アドルファス侯爵から直接英才教育を受けていたため、若干11歳にしてすでに政府で手腕を振るえるほどになっている。また、ティダーンズの自由奔放振りを目の当たりにしても、笑って許せる度量も兼ね備えている。
公国騎士団
登場卓:共通
ダーレスブルグ公国の正規軍。
1~5軍で構成されており、それぞれに団長が一人ずつ配属されている。
- ▼『続・小鳥さんのGM奮闘記』より
強大な飛竜の爪や小神クラスの邪竜の眷属との激しい戦いを潜り抜けたため、その戦闘力は大幅に上昇。
もはや霧の街を支配する蛮族程度では被害すら与える事すら出来ないほどになっている。
- 第1軍
団長 グレン将軍
公国最強を誇る大戦士グレンの率いる軍団。
近衛兵団なので、基本的に首都からあまり離れる事はない。
ちなみにグレン将軍以外の騎士達の力量自体はノーキンズより劣る。 - 第2軍
団長 ヴァレンティ伯爵(※グラスト・ヴァレンティ伯爵)
グレンの飲み友達であるヴァレンティ伯爵が率いる軍団。
団長のヴァレンティ伯爵は公国五将軍の中では最も軍歴の長い老将軍。
ナイトメア保護協会の会員でもある。 - 第3軍
団長 カトレイア将軍(※アトレ・フェル・カトライア将軍)
カトレイア将軍の率いる軍団。
マグダレーナ将軍を毛嫌いしているため、あまり第4軍とは仲が良くない。
▼手探りGM雪歩と行く ラクシア探検記では
上記とは違ってマグダレーナ将軍とはさほど仲は悪くない。
リドリー軍による策略で第3軍の騎士達がオーガと入れ替わってた事があり、立場が悪くなったのではないかと不安なところ。 - 第4軍
団長 マグダレーナ将軍
副団長 ハウル・バルクマン
“姫将軍”マグダレーナが率いる軍団。
団長を始めとして有能ではあるが、変わり者の集まり。
現在、団長含め団員の大部分が静寂の音無亭の常連になっている。
▼手探りGM雪歩と行く ラクシア探検記では
マグダレーナが公式に近い優秀な将軍なので、性格もまともな実力者ぞろいである。
ただしフェンディル遠征時に糖傷の被害や無数のアンデッドの軍勢と戦う羽目になったあたりは、若干不幸だが。
一方でバルクマンは全く登場しない。
それどころかEDでマコトがマグダレーナの副官になったため、彼がどうなったのか知る術がなかったりする。
- 第1軍
- ▼『旅籠の日雇い冒険者達』より
- 第2軍
団長 ゴーイ将軍
身長2メートルを超える屈強な男性。公室御前茶会で茶を入れていたユキホにミラルゴとの戦いの経緯を尋ねた。 - 第3軍
団長 バイロン・シアルフィ将軍(47歳)
壮年の域に入っているが、それでもトロールの軍を打ち破り、さらにその長を自ら討ち取るほどの猛者。
性格も公明正大で軍人としても優秀だが、政治的な駆け引きには弱く、名門の家柄の割に発言権は低い。
どれくらい名門かというとイエイツ家と縁戚関係にあったりする。
嫡子のシグルド(既婚)も第3軍に所属しており、彼も20台半ばの若さにして正騎士を大きく上回る実力者である。
代々強力な聖剣が伝わっていそうな家系だが突っ込んではいけない(ぇ
公国の宰相ストーダ・ラスフォルトは政敵だが、20年前に仲違いするまでは親友同士だった。 - 第4軍
シグルドの妹であるトゥルーチェ(17歳)が所属している。15歳時に家から独り立ちしてそのまま騎士団に入団して初陣でトロールを倒し、16歳で剣の迷宮を突破してアインハイダーを入手した若き英才。実力は正騎士を1LVだけ上回るLv8だが、数々の固有能力を持っているため、明らかにレベル以上に強く、資質はシグルドを凌ぐと言われている。ちなみに団長のマグダレーナとは従姉違いであり、幼いころから姉妹のように育ったとのこと。
- 第2軍
※は『手探りGM雪歩と行く ラクシア探検記』で使用されている名称
★“姫将軍”マグダレーナ・イエイツ
登場卓:共通
英雄オトフリート・イエイツの娘。19歳。
王位継承権第5位の王族にして、公国騎士団第4軍の団長を務めている。
父親を蛮族の攻撃によって喪っており、そのためか蛮族討伐にかなり力を入れている。
しかし、同時に蛮族の脅威に対しても重く考えているため、常に油断無くその動向を警戒している。
開拓を楽観視する「開放派」とは対立関係にあり、蛮族の襲撃に備える「保守派」側の人物だが、
かつて父親が北征したことや開拓が進んだこともあり、エイギア地方の放棄を提唱するほどの強硬派ではない。
そのため冒険者を雇って、開拓地や蛮族の調査なども率先して行っている。
上記までが公式設定であり、実際は卓によっていろいろなマグダレーナ将軍がいる。
彼女をRPした人物の影響がゲームでもそのまま反映されているケースもある。
▼『続・小鳥さんのGM奮闘記』の場合
通称マグちゃん。執政とバルクマンの胃痛の元。
マグダレーナは一応立場的には団長なのだが、第4軍の運営などはほとんどバルクマンが行っている。
決して頭は悪くないはずなのだが(知力25)、その知力が正常に作用していないと思われる。その脳筋っぷりたるや、本を見ただけで気分が悪くなるほど。
勉強やデスクワークが大の苦手であり、公務は「おやつを食べること」。
これは、一度マグダレーナ自身が仕事をした際、バルクマンに「お菓子でも食べててください」と泣いて頼まれたため。
その代わり、軍を率いる将軍としてでは話は別で、戦場では配下の兵を自在に操るような優秀な面を見せたりもする。
そのためか人懐っこい性格も相まって軍の中だけではなく国民からもかなり人気が高い。
ちなみに頭を打つと不得手なはずの駆け引きや判断力が非常に冴える。その変貌振りはティダーンズの面々やバルクマンから偽者かと疑われるほどである。どれだけ普段のその方面がダメか良くわかるエピソードである。
伯父のシド執政とは不仲と噂されてはいるが、別に嫌っているわけではなく顔を見るたびに説教をしてくるため少々うざったく感じている程度。もちろん、執政が自分のためを思って言ってくれている事はちゃんと理解はしている。
最新話で、ついにファイターレベルが15に達する。これにより愛剣『オトフリートの剣』の真の力を解放する事ができるようになった。現在の大戦士グレンとの勝率は約33%くらいらしい(10本中3本取れるくらい)。
レベル的には人族の範疇ではあるものの、オトフリートの剣の効果もあり卓m@s界ではトップクラスの実力を持つマグダレーナではないかと思われる。
普段からティダーンズと一緒にいる事が多いが、中でもアイとはまるで姉妹のようにも見えるくらい仲が良い。そのため、アイ、ハルカ、マグダレーナの3人でいるところが特によく見受けられる。
(アイが死亡した際、蘇生の条件として提示された魔剣の遺跡調査へシド執政の静止を無視して同行しようとするなどコネクション『友人』以上の絆があるようにも見える)
ちなみに人の色恋沙汰にはすぐに首を突っ込みたがるが、自分の色恋沙汰には無頓着。
※当初のマグダレーナは猪突猛進な性格とは言え、ここまで脳筋キャラではなかった。が、セッション15においてマグダレーナがパーティ入りした際に、そのプレイヤー役を愛が担当したためにアイ・ヒダカそっくりの脳筋キャラになってしまった。
▼『不幸な専務が卓に監禁されたようです』の場合
カルスの街へ向かう際にカシュカーンで遭遇。
強引にカルスへついて行こうとしたため、簀巻きにされそのままダーレスブルグに送還された。
性格はマグダレーナ将軍ではなくマグちゃんタイプ。
▼『手探りGM雪歩と行く ラクシア探検記』の場合
通称レーナ。普段から父が残した愛馬トロンベで街の周辺を駆けるのが日課の一つの模様。
ミネアがフェンディル王国に着く以前、ダーレスブルグ公国に立ち寄り蛮族の襲撃に遭った際にその命を救われている。
また、同じザイアを信仰する神官戦士として、その武勇伝を聞いたマコトが憧れを持っている。
そして初登場時はミネアの時と同様に、愛馬トロンベを駆りデイルシュ・ガーズ一行の危機を救った。
政治は苦手ではあるものの、少しずつ関わろうと努力している。
盾の塔での試練を超え、どうやら人族の限界を超えた模様。
NPCでありながら人族の限界を超えたのはこの卓だけであり、初登場時から一貫して糖飽腐敗デイルシュ・ガーズのPTキャラクターと同等の成長をしているため、卓m@s界隈では一番実力が高いと思われる。
ちなみに続・小鳥さんのGM奮闘記と積極的にコラボレーションしたこともあって、そちらの設定も大きく取り込んでいる。政治が苦手というのはあちらの設定に準拠させたためだが、苦手なだけで政治的な公務や判断、デスクワークもちゃんとこなせるので脳筋とは無縁。指揮官としても若干前に出すぎるきらいはあるが非常に有能である。(だが知力25)
対リドリー軍に関する幾度かの事件を経て、マコト・トゥーレアと絆を深めた。今ではデイルシュ・ガーズ第二の砂糖製造機と成り果てている。そのせいか、最近はどうも公務よりも私用を優先しようとする傾向が見られる。
デペロス異変時は第四軍と共にフェンディル王国へ援軍として駆けつけていた。その解決後、マコトとともにダーレスブルグ公国に帰還、公私でパートナーとなって歩んでいる。
※RPは初登場時から一貫してGMの雪歩が担当。またマコト自身の設定もあり、そんな状況のゆきまこがゲーム内では異性同士で共闘シチュエーションなんぞRPでやったら砂糖製造機になるのは当然かと思われる。ちなみにここのマグダレーナ姫はRPをしているのが性格的に落ち着いている雪歩なので、どちらかというと公式に近い性格に落ち着いた。
▼『レーゼルドーンの開拓者たち』の場合
第4軍との接触はあったが、そのときは軍に同行しておらず会うことはなかった。
実効支配圏内に彼女の名を冠した砦があること以外、彼女に関する描写は今のところなかったが、
砦が実効支配圏内ではなく修道会(正確にはサザンエイギア候)の正式な領土となろうとしたとき、
第4軍を挙げて候爵殊勲に異を唱え、決闘の名義人になる。
というか、マグちゃんが敵方で出るのって初めてのような気がする。
その後に本人が登場し、修道会の面々(主にジェイク)を警戒というか苦手としている様子が描写された。
▼『アイドルのレーゼルドーン新都市発展記』の場合
公式設定に準拠した性格。
バラムの市長のシェレンと親しい間柄であることが判明しており、彼女からはマグと呼ばれている。
▼『悪役プレイってこんな感じ?&お祭りプレイってこんな感じ?』の場合
公式に最も準拠したマグダレーナ。実力も高レベル神官騎士でベテランクラスの冒険者程度なら一蹴するほど強い。
口調は硬めだが、割と気さくな性格で度量もあり、公国に危害を加えないなら邪教や蛮族であっても気にしないほど。
逆に言えば、公国に危害を加えるような輩は容赦しないという裏返しで、騎士団を隠れ蓑に虐殺を繰り返していたある4人組を自らの手で『始末』している。EDでは子どもが生まれており、誰かと結婚したらしいが詳細は不明。
▼『旅籠の日雇い冒険者達』の場合
卓独自人物のトゥルーチェと縁戚関係に当たる。性格はほぼ公式準拠だが、冗談を言う余裕や格式を気にしないなど気さくな性格として描かれている。この卓においては、戦士としては才能に乏しく(体B3未満・ファイターLv上限3)、個人戦闘には全く向いていないが、セージやウォーリーダーとしては圧倒的な才を持ち、指揮官としては破格の固有能力【傑出した戦闘指揮】を持っている。非常に知力が非常に高いため、実は金属鎧を装備するよりマナコートを着た方が強いが、騎士としてのプライドだけで金属鎧を着ているらしい。
▼『呑気屋達の珍妙な冒険』の場合
名前のみ登場。
第二部で公式で政略結婚の噂が囁かれていたユリウス皇帝と結婚したことが明かされた。
ちなみにユリウスからはマグと呼ばれているようだ。
★“鋼鉄の騎士”ハウル・バルクマン
登場卓:共通
マグダレーナ将軍の右腕にして、カシュカーンの守備隊長を務めている騎士。25歳。
部下に対してはかなり厳しく、常にしかめっ面をしているらしい。
▼『続・小鳥さんのGM奮闘記』の場合
副団長として、マグダレーナの代わりに第4軍の運営を行っている。
第4軍は団長を始めとして、ある意味変わり者の集まりとなっており、唯一の常識人である彼は常に胃薬が手放せない状態となっている。
そこから名称を取ったのか、カシュカーンでは『バルクマンの苦労焼き』などと言う名物まで存在する。
▼『レーゼルドーンの開拓者たち』の場合
第4軍の代表として新テュール村の視察に訪れる。
その際、クーランがドレイクであるという噂について触れ、彼女の信仰を確かめる。
クーランが自らドレイクであると告白した際に、殺気立つ部下を抑え「ライフォス司祭の言うことはよく判らん」として不問に処すなど、「鋼鉄の騎士」らしからぬ柔軟さを見せた。
しかし、マグタレーナ・イエイツ将軍が候爵殊勲に異を唱えたとき、部下としては上司に逆らって動くわけにはいかず、面会を拒否し沈黙を守っている。
公国海軍
登場卓:続・小鳥さんのGM奮闘記(ブリッツP)
海軍卿ダードリーが率いる艦隊を主力とした軍隊。
ハートマン軍曹ハートワン軍曹による猛特訓が有名で、どんな新兵でもおよそ十日ほどでどっかの海兵隊のようなたくましい軍団に変貌する。
自由奔放ティダーンズとは『魂の兄弟』の絆で結ばれている。
公国内の施設一覧
ダーレスブルグ公国内の施設リスト。所在地は、特に記述がない限り公国首都である。
静寂の音無亭
登場卓:続・小鳥さんのGM奮闘記(ブリッツP)
元冒険者のピヨータ・コトリザバスが経営する冒険者の店。
冒険者Lv13以上の冒険者が数多く所属し、公国第4軍の騎士達やマグダレーナ将軍や大戦士グレン、さらにはルキスラ帝国の精鋭蒼鷲騎士団団長ホーリーまでも出入りしている、おそらく公国で最も有名な場所。
ここに所属した冒険者は英雄になるか死ぬか、コトリザバス信者になるかのどれかである。
-
主要冒険者パーティ
- 自由奔放ティダーンズ
ダーレスブルグ公国の執政官シド・アドルファス侯爵やマグダレーナ将軍、さらには妖精神アステリアや酒幸神サカロスとまで親交のある、平均冒険者レベル27と言う大神に近い実力を持った超英雄冒険者パーティ。ルキスラ帝国皇帝ユリウス・クラウゼ曰く、『意思を持った天災』。言い得て妙である。
パーティ結成直後からレーゼルドーン大陸で活動する巨大な蛮族組織『飛竜の爪』との激闘を繰り広げ、ついに壊滅させ、さらに完全な力を得て蘇った邪竜王オルクスを破邪の聖剣のレプリカを用いて完全に消滅させる事に成功。そしてついには始まりの剣イグニスに触れ古代神に匹敵する力を得た死神ウェルゼイや、イグニスの破壊意思の化身である破壊するものを撃破するまでに至る。
今ではその名声は留まるところを知らず、合計名誉点10万点越えと言う『生ける伝説』を通り越して『生ける神話』にも値するような状態。彼女達を指す名声は『六英雄』や『ラクシアの守護者』など多数ある模様。
(ちなみに、最終話の時点でも個人所有名誉点は全員3000点近く残っている)
実際の力量の方はと言うと、基本的には前衛2名、射手、神官、魔術師、錬金術師各1名ずつとバランスの取れたパーティではある。が、そのバランス自体が規格外なほど高位にあり、並みの伝説級冒険者では太刀打ちできない。
さらにその後の数ヶ月に渡る遠征の成果か、アイのプリースト技能が大司祭級になっていたり、ハルカがいつの間にやらソーサラーとファイターを極めた戦う野良法王になっていたり、GMによって封印されていたファストアクションを全員が持っていたりととんでもない状態になっている。
さらに、最近では始まりの剣カルディアに触れ大神クラスの力を得たため、イグニスの化身『破壊するもの』を撃破した後、神界で大神として迎えられる予定だったらしいのだが、全員それを固辞しカルディアの力を得る前の状態まで戻してもらって地上へ帰還した。ちなみに、どうやら元に戻したのではなく古代神達に力を抑えてもらっている状態(それでもレベル19)らしく、カルディアからもたらされた特殊能力はもちろん、制限解除すれば元のレベル27(以上?)状態に戻る事も可能な模様。
そもそも、全員小神クラスの神罰を持っているため、人族ではどう足掻いても勝てない。
仮に神罰を使わないとしても、半径3kmの選択した相手に320(マイの鬼神乱舞で倍になり640)魔法ダメージと言う、古竜の超全力ブレスにも匹敵する威力の『漆黒の霧』に耐えられない事にはお話にならない。
また、カルディアの加護の効果で神々の持つ神罰は一切通用しないため、今ではおそらく古代神を呼び出しても彼女らを討ち果たすのはほぼ不可能かもしれない。
ちなみに、これほどのレベルや名声を持ちながらも本人達は全くの無自覚で、あくまで特に大した事をしていない普通の冒険者だと思い込んでいる。竜王や古代神に匹敵する吸血鬼、果てはイグニスの化身討伐が普通?
相変わらず名誉欲が薄く、シド執政の遺言でダーレスブルグに仕える事になったリョウとユメコ以外は最後まで冒険者を通したらしい。
デペロスとの戦い時に公国を襲ったアンデッド相手にバイオハザードを演じているが、ハルカだけはユメコの睡眠薬で眠らされている。理由はデペロスはアンデッドの神のようなものと考えれば推して知るべし。 - 無理無茶無謀のノーキンズ
現在カシュカーンで活動中の有名冒険者パーティの6人組。見識判定の目標値は5。
平均冒険者レベルは13。公国第1軍の騎士達程度なら問題なく薙ぎ倒すくらいの実力がある。
なお、リーダーは専用魔法カイザーフェニックスを持つ『炎の大魔王』。
最終話の地点ではリーンシェンク地方に遠征中とのこと。
- 自由奔放ティダーンズ
名前の無い冒険者の店
登場卓:不幸な専務が卓に監禁されたようです(ネレディP)
元騎士のコトーリー・サイレンスが経営する冒険者の店。
店員にネージュと言う女性がいる。
店主のコトーリーと盗賊ギルド『アドベンド』のシンとはそれなりに親しい間柄らしい。
騎士団の囲い込みのせいで冒険者を奪われて経営がだいぶピンチなようだ。
泥棒かささぎ亭
登場卓:不幸な専務が卓に監禁されたようです(ネレディP)
盗賊ギルド『アドベンド』のシンが経営する冒険者の店。
チンピラまがいの冒険者や新人冒険者から金品を巻き上げようとする盗賊まがいの冒険者がたむろする、あまり評判の良くない893な店。
流れのドワーフマミとルーンフォークアミがこの店でイカサマを使って荒稼ぎしようとしたのがバレたものの、その度胸が気に入られたかシンに新人盗賊ギルド員としてタビットのヤヨと共に仕込みのためにコトーリーの冒険者の店に放り込まれる事になった。
奔放と静寂の狭間亭
登場卓:手探りGM雪歩と行く ラクシア探検記(妄想腐敗P)
執事然としたクルーグ・フランブルが経営する冒険者の店。
ダーレスブルグ公国に使節としてやってきたデイルシュ・ガーズがマグダレーナ将軍の案内で宿泊に利用した。
公国の城下町のほぼ中心に位置し、商人や旅行者向けの宿の側面があるほか、
公国の御用達の店の一つにもなっている。
別の冒険者の店である「黒き翼の燕亭」とは互いに知っている関係の模様で、
また盗賊ギルド「夜鷹の夢」とコネクションを持っている。
ダーレスブルグ公国では当然『糖傷』の耐性などなく、
アルサクによってこの店と「黒き翼の燕亭」の場に居合わせた人々は大惨事に陥る羽目になった。
渡り鳥の旅籠亭
登場卓:旅籠の日雇い冒険者達(シュレ迷子P)
ダーレスブルグに構える超高級宿。冒険者の店ではない(ここ重要)。
オーナーのピヨリーヌは冒険者・一般の両技能ともにLv15近くというチート人物。各部署を取り仕切るチーフも一般技能が軒並み15レベル近くと職人的な意味でスタッフが人外ぞろいである。というか普通の職員ですら専任している一般技能はレベルがある部署を除いて8レベル前後で1人前と何かがおかしい旅館である。
PC達はここで従業員として働きつつ、日雇いで見習い冒険者をしているのだが、上昇していく実力とは裏腹に、冒険者としてはどんどんポンコツとなっている。具体的には「収納ブレスレットにキャンプ道具をはじめとして最低限のアイテム以外を詰め込む」「ドラム缶を持ち歩いて冒険中に風呂代わりにする」「保存食が食べられない」といったあたりがあるが、とても書ききれないので本編参照。逆に一般技能はLv5ながら、明らかにそれ以上の実力を身に着けつつある。先のポンコツぶりを踏まえると、何故冒険者やろうと思った?とツッコミを入れられるレベルだったりする。
ちなみに実卓ベースである。GM曰く「PLの吟遊無双」という泣きが入るレベルとのこと。
ダーレスブルグ王城
登場卓:共通
ダーレスブルグ公国の王家が住まう王城。
現在公王が病気で伏せっているため、政治運営には国王が携わっていない。
▼続・小鳥さんのGM奮闘記より
国王に代わり、弟のシド・アドルファス侯爵がここで政治運営を行っている。
マグダレーナ将軍もここで生活しているようなのだが、頻繁に城を脱走するため街にいてもよく遭遇する。
一度蛮族の飛竜騎士団団長デューガ達に壊されたため、これを討伐したティダーンズの表彰をザイア神殿で行っている。その後王城の復旧も無事に終了したのだが、今度はオロナ博士設計シャダム博士開発の高速飛空挺ロロナバード(マグダレーナ将軍が試運転中)に突っ込まれてまたもや大破した。
主にシド執政の執務室辺りが。
▼手探りGM雪歩と行く ラクシア探検記より
舞台設定としては続・小鳥さんのGM奮闘記の世界設定に準拠だが、登場人物には個性の違いが見られる。
デイルシュ・ガーズがフェンディル王国の双子姫からの使節団としてシド執政と面会することになる。
面会後、魔法文明時代の技術を応用した特殊な形で、双子姫とシド執政が直接対談している。
余談ではあるが、デイルシュ・ガーズが親書をシド執政に渡す前に双子姫との連絡を怠ったため、前代未聞の珍事が起きた。
ダーレスブルグ公国海軍詰所
登場卓:続・小鳥さんのGM奮闘記(ブリッツP)
海軍卿ダードリー率いる公国海軍が駐留する詰所。
海軍の規模自体はさほど大きくもないが、『アルフレート』と『オトフリート』の2隻の大型戦闘艇を保有している。
水上訓練を担当する教官にハートマン軍曹ハートワン軍曹がおり、どんな軟弱な新兵でも10日ほどでダーレスブルグ海兵隊海軍に相応しい屈強な戦士に変貌する。
グランドリオン邸
登場卓:続・小鳥さんのGM奮闘記(ブリッツP)
公国第1軍の団長大戦士グレンことグレン・グランドリオンの邸宅。
かなり広い屋敷で、邸内のインテリア関連は全てグレンの妻リーネの趣味によるもの。
さらにこれまた広い庭を備えていて、ここでグレンがマグダレーナに厳しい特訓を課している。
なお、地下に倉庫があり、グレンが収拾した数々の魔剣が保管されている。
▼保管されている魔剣
グレンがティダーンズのアイに提示したのはルーンブレード、グラットンソード、カオスブリンガー、セイブザクィーン、ブラッドソード、アロンダイト、エクスカリパー、ナグラロク、朽ちた剣の9本。この朽ちた剣が封竜剣アライブだった。
ナイトメア保護協会本部
登場卓:続・小鳥さんのGM奮闘記(ブリッツP)
ダーレスブルグ公国首都の中心部にある大き目の建造物。
ナイトメア保護協会とはティダーンズのナイトメアフェチ、マミ・フタミンがナイトメアを護るために設立した協会で、当初は会員は会長のマミと高速飛空挺『ロロナバード』専属操縦士でナイトメアフェチのラディカル・ウェストの2人だけだったのだが、徐々にその数を増やしていき、気付けば公国貴族の半数を含む5ケタもの人数にまで膨れ上がった。しかもその影響力はザルツ地方をも飛び出して、遠くダグニア地方にまで及んでいる。
現在会長はティダーンズとしてレーゼルドーン大陸北部に遠征中のため、本部は騎士団第2軍の軍団長ヴァレンティ伯爵と公国高官の貴族リーナ・エルマル伯爵が管理している。
▼そのほかのSW2.0の卓m@sでは
当初はそれこそティダーンズのみの独自設定の協会であったが、他の卓でも存在が明記・示唆されていたりする。
それこそザルツ地方に留まらず、タグニア地方やフェイダン地方にまで広がっているが、大元の会長がラクシア屈指の『生ける伝説』の1人のため、まぁテラスティア大陸ならばどこにあってもおかしくないんじゃね?……って共通認識がされていそうである(訓練された視聴者と作者的な意味で)
▼手探りGM雪歩と行く ラクシア探検記より(妄想腐敗P)
直接の登場はないが、タルネが公国を歩いた際に奇妙な視線に晒されている。その視線が某会長と瓜二つだったのではないかという非公式の目撃情報がある。
▼太陽王国のバルバロスより(広報P)
タグニア地方のラ=ルメイア王国付近において蛮族PTの4人が成り行きでナイトメアの少女を護衛してたときに、ある事件を経て会員が登場。その変態ぶりは某会長と会員2号に勝るとも劣らない変態訓練された会員だったとのこと。
▼SW2.0 ルーフェリア大戦より(ティアルP)
ルーフェリア王国のある街において、その街の未来のルーフェリア神殿の高司祭が会員になっていた。年月を経れば経るほどその勢力は他国の政治・宗教の中枢に入り込んでいっているようである。
▼舞さんの行き当たりばったり冒険譚より(にせぽにーP)
ルキスラ帝国がダーレスブルグ公国の隣国のせいか、かなり浸透している。訓練された変態紳士&変態淑女からナイトメアの角に憧れる普通の少女までと変態度の差はあれど、相当数の会員が潜んでいる様子。
太陽製薬
登場卓:続・小鳥さんのGM奮闘記(ブリッツP)
ダーレスブルグに本社をおく公国御用達の製薬メーカー
冒険に必要な薬や生活に必要な薬の製造・開発をしている。
特に、ここの胃薬は執政官のシド・アドルファス侯爵やティダーンズの苦労人エルフ、さらには太陽神ティダンが愛用している。最近ではリーゼン地方や次元を超えた場所でも愛用者が現れたとか。
▼社名の由来
以前は他の社名だったがティダン神殿に胃薬を奉納した所、大神官にティダンから「とても助かった。これからは太陽製薬と名乗りなさい。」との啓示があり現在の社名になる。
ティダン神殿
登場卓:共通
ラクシアにいる古代神の1人、太陽神ティダンを祀ったティダン教団の神殿。
▼続・小鳥さんのGM奮闘記より
責任者はヨシナガ・アンデルセン高司祭。のちに大司祭に昇格。
過激派の巣窟で、異教徒やアンデットには容赦が無い。
最近、異教徒との融和政策に進み始めているらしいが、指導しているのがルミエル系列には一見友好関係を築きつつ、弱みを握ってから右ストレートのヨシナガ大司祭なだけにどこまでが本気なのかよく分からないところだったりする。
ティダーンズのリーダーハルカ・アマーミンもここに所属していたが、とある一件で無所属になっている。
穢れを浄化する力を持ち、さらに太陽神ティダン本人から直接信仰を受けた今となっては、さすがに法皇就任の依頼が来ていたそうだが、結局最後まで野良神官を通したらしい。
ティダン教団内部で小神コトリザバスに魅入られている信者が増えてきたため、ハルデルセンが直接粛清に乗り出したとか何とか。
▼手探りGM雪歩と行く ラクシア探検記より
基本的には上記の『続・小鳥さんのGM奮闘記』と同じ設定で、過激派が幅を効かせている。
盗賊ギルドでは信仰を聞かれたら「ライフォス・ティダン・キルヒア」以外を答えるとトラブルになりやすいと利用のついでに教えてもらえるほどである。特に純粋な子どもほど危険である。
余談ではあるが、風来神ル=ロウドの神官であるミネアに右ストレートを打ち込んだ子どもが受け止められた上に説得で丸め込まれた納得させられたことで、ミネアを(処世術的な意味で)改宗させようとする動きが出たとの話もある。最も元々ル=ロウド神官として確固たる信念を持ち、さらにル=ロウド直々に認められた彼女を改宗させるのはどうやっても不可能だろうが。
▼レーゼルドーンの開拓者より
特に過激派というわけではないが、ティダンを賛美する幟が広場などに多数建てられているなど雰囲気は明らかに異常である。
★教え
ヨシナガ大司祭(当事司祭)「異教徒に会ったらどうすればいいのかな~?」
子供達「右ストレートをぶちこみま~す」
ヨシナガ大司祭「こらこら、違うでしょ。信仰を確認してライフォス、ティダン様、キルヒア以外だったら右ストレートよ」
★太陽騎士団
ダーレスブルグのティダン神殿が保有する独自戦力。
500人の神官戦士で構成されており、公国騎士団にも劣らない力がある。
カシュカーン防衛戦で戦線に投入された。
★アマーミン派
太陽の子と呼ばれるティダン神官のハルカ・アマーミンを崇拝するティダン教団の一派。
始めは彼女に救われたレーゼルドーン大陸北部の人々のみだったのだが、徐々にその規模が拡大。
さらにはハルカ自身の一晩に四桁と言う記録を持つ勧誘能力の事もあって、今ではルキスラ帝国などの他国のティダン教団にまでその勢力を伸ばしている。おそらくハルカの死後、神の座に付いた時は彼らがそのままハルカの信者となる事はまず間違いないだろう。
ちなみに、ハルカ・アマーミン自身はアマーミン派を認めていない。あくまで彼女自身は敬虔なティダン信徒。
シーン神殿
登場卓:共通
ラクシアにいる大神の1人、月神シーンを祀ったシーン教団の神殿。
▼続・小鳥さんのGM奮闘記より
シーン教団の神官ミーナ・ヘリントンの依頼を受けるためにティダーンズがここを訪れた。
厳かな雰囲気が漂っており、過激な明るいティダン神殿とはいろんな意味で正反対な場所。
ちなみに、シーン神殿なのにハルカがそこに治療に来た老人をティダン教団に改宗させようとした。
▼レーゼルドーンの開拓者より
貧民層の調査をするために、貧民窟に位置するここを訪れている。
炊き出しや治療など、貧民への施しを積極的に行っているため神殿内の照明用の油にも困る財政状況である。
サカロス神殿
登場卓:レーゼルドーンの開拓者
大神の1柱である、酒幸神サカロスを祀ったサカロス教団の神殿。
信者に修道会も含めた富裕層が多いこともあり、神殿は豪華絢爛の一言である。
中庭は半ば宴会場のようになっており、参拝客に酒食を振舞う信者も多く、タダメシにありつけるという点ではシーン神殿同様である。
しかし、単に宴会を開いているわけではなく、その実態は「カネは有り余ってるが身分は低い」商人の富裕層用のサロンのような物(本物のサロンには入れないため)である。とはいえ、さすがに密談などは行われていない模様。
もちろん、振る舞われる酒食も善意で提供されているわけではなく、施しを行うために使用する食器に屋号が入っているなど明らかに売名目的である。
ちなみに、神殿を管理するカルロス高司祭は何故かトレンチコートにテンガロンハットといった出で立ちである。
ザイア神殿
登場卓:共通
ラクシアにいる大神の1人、騎士神ザイアを祀ったザイア神殿の神殿。
国の有名人物であるマグダレーナ将軍がザイアの神官騎士のため、規模はかなり大きいと推測される。
▼続・小鳥さんのGM奮闘記より
蛮族飛竜騎士団団長デューガの襲撃で王城が破壊されたため、それを打ち倒したティダーンズへの勲章授与式がこの神殿にて執り行われる事になった。
他にもティダン神殿を初め数多くの神々を祀った神殿があるにも関わらず騎士神ザイアを祀ったこの神殿で式が行われたのは、責任者の1人であるマグダレーナ将軍がザイアの神官戦士だったためだと思われる。
余談だが、当初から過激派の巣窟である首都のティダン神殿とはいろんな意味で確執があったのだが、ティダン神官のハルカ・アマーミンはその頃には信仰に対しての考えがかなり軟化していたため余計なトラブルは起こらなかった。
▼手探りGM雪歩と行く ラクシア探検記より
情報収集とザイア神殿の雰囲気を知るためにマコトが訪れる。
対応したのはザイアの見習い神官騎士の教導官も兼ねるマウザー・ハールゲルン司祭。
実践を兼ねた訓練を詰ませており、時折模擬戦なども行われるようでマグダレーナ将軍も参加することがある。
盗賊ギルド『天の橋』
登場卓:続・小鳥さんのGM奮闘記(ブリッツP)
公国でもトップクラスの探し屋ボロゾフが経営する盗賊ギルド。
適正且つ良心的な価格で情報を提供する正統派のギルドである。
なお、『無理無茶無謀のノーキンズ』所属の守銭奴アミがノーキンズとして活動する以外はここで働いているらしい。
情報範囲は遺跡のありかから何と公国の内部情報に至るまで及び、ティダーンズも公国内での政争騒ぎに巻き込まれた際にここの情報を活用した。
また、経営者のボロゾフは静寂の音無亭の常連で、アミがいる間はここで酒を飲んでいる場合が多い。
遺跡などの情報は静寂の音無亭にてボロゾフから直接買う事も可能。
シャダム博士の研究所
登場卓:続・小鳥さんのGM奮闘記(ブリッツP)
首都内の多くの職人達が店を構える商業街、その隅っこに建っている魔動期文明アル・メナス時代の魔動機械を研究しているシャダム・ウェスト博士の自宅兼研究所。
中はかなり散らかっており、いろんな機械の部品が所狭しと散乱している。
室内にある棚にはシャダム博士作と思われる売り物の銃が無造作に陳列されている。
また、最近この研究所周辺の土地を丸ごと買い取って広大な地下室を造り、シャダム博士と孫のラディカルがそこで飛空挺の開発を行っていた。
【シャダム博士の発明品】
・シャダム君シリーズ
博士が製作したロボット。それぞれに番号を振られている。
そのほとんどが最終的に爆発するため、ティダーンズからも爆発物として扱われている事が多い。
(大体は放っておいてもいずれ爆発するが、中にはシャダム博士が直接爆発させるものもある)
ちなみに、一目で気に入ったマグダレーナ将軍が1つ王城に持ち帰っている。
・シャダムデリンジャーとシャダムガン
シャダム博士がマミのために特注で作ったマギテック用の銃。
一般のものに比べて遥かに高性能だが、『芸術は爆発』がモットーの博士の意向で暴発機能が勝手に取り付けられ
ており、1ゾロを振ると例えヒーリングバレットであろうと爆発してダメージを受けてしまう。
最終的に暴発機能は取り除かれた。
・ツインスター
最終的にマミが専用で扱うようになったマギテック用の銃。
シャダム博士の開発した銃ではまさに最高傑作であり、『双撃』の技能が込められた『ジェミニシステム』が搭載されて
いる。暴発機能は付いていない。
マミが扱った時のその威力は凄まじく、ジェノサイド・バレットを使えばグレータードラゴンを2発で沈めてしまうほど。
本人曰く、寝て起きたら完成していたらしい。
・改造型通話のピアス
本来1日につき1回3分間しか通話できないはずの通話のピアスだが、シャダム博士が改造を施した事で1日に
3回合計3時間話す事が可能になった。さすがにこれは爆発しない。
ただし、これができたのはあくまで偶然なので、本人曰く「同じものは二度と作れない」らしい。
基本的に王室御用達であるティダーンズがシド執政と連絡を取るために使っていた。
最終回後もシド執政がリョウとユメコをスカウトしているところから見て、ずっとティダーンズが持ち歩いているものと
思われる。
◆手探りGM雪歩と行く ラクシア探検記では
マグダレーナ将軍が所持していた。
親愛の証として、デイルシュ・ガーズのマコトに片方をプレゼントしている。
・対ドラゴン用改造インペリアル&グロリアス
オロナ博士が施した対ドラゴン用の改造と同じものを施したインペリアルの金属鎧とグロリアスの盾。
オロナ博士の技術はある意味遺失技術なので普通ならできるわけがないのだが、地下研究所を見た途端にティンと
来たらしい。
『迷惑な天才』の名前に恥じない天才っぷりである。
・高速飛空挺ロロナバード
魔動期文明時代の天才科学者オロナ博士が遺した『飛空挺の作り方』の本からシャダム博士、孫のラディカル、そして
マミの3人によって生み出された超高性能飛空挺。高出力過ぎて普通の飛空挺のコアでは飛ぶ事すらできず、オロナ
博士が特製で作った飛空挺のコアをティダーンズがオロナ図書館から回収して来た事でようやく完成に至った。また、
開発費用に関してはそのほとんどをダーレスブルグ公国が投資していた。
飛竜の爪最終決戦において、ティダーンズのマイが自分の国を建国した時は永久同盟を締結する事を条件として、
ロロナバードを報酬として譲渡する事が決定し、今ではティダーンズの住居のようになっている。(結局マイは建国
しなかったのだが、ダーレスブルグにずっと滞在していたのであまり変わらない)
・ニュークリアフュージョンガン
シャダム博士の開発した規格外兵器その一。
その名の通りの『核融合銃』であり、炸裂させれば半径10kmの範囲をここ100年くらい人が住めないような死の
大地と変えてしまう恐るべき兵器。当然、使用者も死ぬ。
そんな物騒な物を店で売るな!
・縮退砲
ラクシア最大トーナメントでザイアールと当たる事になったマミのために急遽開発した、シャダム博士の規格外兵器
そのニ。核融合にヒントを得て完成した兵器で、銃本体に小型の縮退炉が積まれているためにかなり重量があり、
筋力が40無いと装備する事ができない。
当然性能も規格外で、ラウンド最初に使用者のHPを1にして、減少したHPの10倍の数値を追加ダメージとして
上乗せする。ただし、その反動で使用者は相手の受けたダメージと同値のダメージを受ける。
使用者のHPを1にした状態で、敵に与えたダメージと同値のダメージを喰らうのだから使用者も間違いなく死ぬ。
見事なまでのバンザイアタック専用兵器である。
ちなみに、リピートアクションで連続攻撃しようとすると砲身が耐え切れずに爆発する。
・マギスフィアホルダー
ウェルゼイに挑むマミのためにシャダム博士が作り上げたマギスフィア大を収納するホルダー。
マギスフィア大を100個まで収納できる上に、さらにマギテック技能による攻撃に50点の追加ダメージを加えると言う
とんでもない性能をしている。
サッカースタジアム
登場卓:続・小鳥さんのGM奮闘記(ブリッツP)
名前の通り、サッカーの公式戦を行うためのスタジアム。
ダーレスブルグにはダーレスブルグFCと言うクラブチームが存在する。
現在ダーレスブルグFCはザルツリーグでは第5位に甘んじている。個々の強さとサッカーの技術とは比例しないらしい。
ちなみに、時折超英雄が乱入してきて得点を荒稼ぎ。その度に苦情処理が増えるためシド執政の胃痛が悪化している模様。
ダーレスブルグガイドブック
これは現在のダーレスブルグ公国~エイギア周辺の認識である。
※主に「続・小鳥さんのGM奮闘記」「グラランだらけの霧の大陸」「レーゼルドーンの開拓者たち」の設定を元にしています。他卓への設定の持ち出しはダメ、ゼッタイ。
人族向けダーレスブルグガイドライン
- 命知らずの集う、手加減一発岩をも砕くの街。力なき者は近づくな
- 首都周辺とカシュカーン周辺、ピルクス遺跡周辺は特に危険
- ルキスラ帝国で活躍したベテラン冒険者PTだから大丈夫だろうと思って向かったら髑髏の魔剣とAD持ちダークトロール率いる6人組に遭遇して全滅した
- 魔動期文明アル・メナス時代の遺跡『オロナ図書館』にドラゴンフォートレスに匹敵するドゥームがいるらしい
- 暗闇の森には、そのドラゴンフォートレスが野生で多数生息しているらしい
- 冒険者の店から徒歩1分の路上に駆け出し冒険者が頭から血を流して倒れていた。原因は太陽神ティダンをバカにしたためらしい
- 信仰を聞かれた際はライフォス・ティダン・キルヒア以外の神様を答えるとトラブルになりやすい。理由はティダン信仰の過激派の「異教徒には右ストレート」の教えから
- 路上で冒険者がティダーンズのルーンフォークと公国第2軍に袋叩きにされた。原因はナイトメアを迫害したためらしい
- 路上で突然住人が次々と腰を抜かして倒れこんだ。原因は伝説の半神がとある冒険者に覇気を叩きつけたためらしい
- カシュカーン周辺にはAD持ちの蛮族以外にレベル12オーバーのモンスターがうろついている
- カシュカーンやダーレスブルグ首都の門に大量のオーガが紛れ込んでいたことがあるらしい
- 冒険者の1/3が蘇生経験者。しかも高レベルだと強いAD持ちモンスターに遭いやすいという都市伝説から「ベテランほど危ない」
- 「そんな危険なわけがない」といって砦から出撃した帝国軍の精鋭『蒼鷹騎士団』が5分後血まみれで戻ってきた
- 「何も持たなければ襲われるわけがない」と全裸で出て行ったグレン将軍が猥褻物公然陳列罪で逮捕された
- 「何も持たなければ襲われるわけがない」と女性と付き合っていた高級官僚が自室で痙攣して倒れていた
- ダーレスブルグにおける戦死者は一週間平均80人、そのおよそ8割が蛮族の組織『飛竜の爪』によるもの
- 衛兵の心得。「悪人に人権無し。取り締まりに情け無用」「リーダー、判決を」「殺れ」「ヒャッハーーーッ、犯罪者は消毒だーーーっ!!」
- カシュカーンに魔神将の耳飾りを着け、ドルギラスに騎乗したグラスランナーの5人組が現れたらしい
- 「そんな危険なわけがない」といって飛び立った飛空挺が5分後ドラゴンゾンビに襲われて墜落した
- ストーンサーバント4体を引き連れて冒険者の寝込みを襲った魔術師が砂糖漬けにされたらしい
- 蛮族なき処、必ずや災厄があると思え
- ミストキャッスルが解放されたというのは幻想だ。現実は、蛮族がモヒカンに入れ替わったに過ぎない
- 借金の利息は、街一つの全ての命である
- 「そんな危険なわけがない」と退治しに行ったゴブリンがレベル29の変異種だった
蛮族向けダーレスブルグガイドライン
- 生きる事に絶望した蛮族達にオススメの危険な街
- 1つの冒険者の店にレベル13オーバーの冒険者が10人以上所属している。さらにマスターもレベル13
- 平均レベル13を超える怪物パーティがその日暮らしの生活をしている
- 敵意がなければ人族と一緒に過ごせるらしい(ただしイグニス系信仰者(特に大神系列)は厳禁)
- 獲物だと思って襲い掛かったら返り討ちにされた挙句剥ぎ取られた上に食材にされた
- 足元がぐにゃりとしたのでござをめくってみると捕食されたらしいレッサードラゴンの残骸が転がっていた
- カシュカーンのティダン神殿から徒歩一分のところにオーガウォーロードが頭から血を流して倒れていた
- 街から徒歩一分のところにフライングヘレボラス(Lv15)が2匹、剥ぎ取り後の残骸と化して転がっていた
- ダーレスブルグの城門から王城までの10mの間でティダーンズに襲われた
- 「そんな危険なわけがない」と向かったレッサードラゴンに乗ったブラッドトロールの竜騎士が10秒で墜落した
- 「何も持たなければ襲われるはずがない」と手ぶらで出て行ったロック鳥が市場の食肉店に売られていた
- ティダーンズから半径200mは剥ぎ取りに遭う確率が150%。これは剥ぎ取りにあった上にさらに食材にされる可能性が50%と言う意味
- 「そんなに危険なわけがない」と街に潜入していたリャナンシーが部下もろとも全滅した
- ティダーンズに遭遇したらいきなり半径30mを封鎖される。ティダーンズからは逃げられない
- ゴーストシップが冒険者に襲撃され、乗組員も「船も」剥ぎ取りされた
- この国は正規軍よりも冒険者の方が恐ろしい
- 暗闇の森には近づくな。あそこは野生のドラゴンフォートレス(Lv15)の巣だ
- 周辺の蛮族達の1/3が襲撃被害者。しかも強い蛮族は戦利品がいいと言う噂から高レベルほど危険
- 「これさえあれば大丈夫」との宣伝文句でADを付与された蛮族が一瞬にして消滅した。悪質な詐欺だった模様
- 災害に遭ったら神に祈れ。ティダーンズにあったら神を呪え。そこにもはや救いは無い
- ダーレスブルグの市場に今度ドラゴンの肉が出回ると噂されている。レッサードラゴンは特に要注意
- ダーレスブルグ近郊でのエンカウントダイス。1ゾロ=ティダーンズ。6ゾロ=にゅうにゅうず
- レベル10(ドレイクバロンクラス)以下の者はティダーンズを見かけたら半径100m以内に近寄るな。目を合わせるのも禁止
- サカロス神拳の最大射程は推定2.7km。命ある者は空を飛ぶべからず。命亡き者(アンデッド、無生物)は可。
- グラスランナーだと思って襲い掛かったら返り討ちにされた。相手は大神(メジャーゴッド)だったらしい
- 奇襲をかけようとダーレスブルグ近郊で軍備を整えていたら、たまたま通りかかった6人組の冒険者に1分で40人潰された
- 老竜(エルダードラゴン)8体を含む100体以上のドラゴンで波状攻撃を仕掛けたが、12人の冒険者によってほぼ壊滅した上に古竜(エンシェントドラゴン)2体と竜王(ドラゴンロード)が滅ぼされた
- 大地を覆いつくすアンデッドの群れがたった5人の冒険者相手に傷一つつけられないまま作業的に狩られた
- ウルス外務省HPの記述より - ミストキャッスル:「渡航の是非を検討してください」、エイギア全域:「退避を勧告します。渡航は延期してください」
関連動画
関連項目
- 卓ゲM@Ster
- iM@S架空戦記シリーズ
- ソードワールド2.0
- ダーレスブルグ公国
- 卓m@s(ソード・ワールド2.0)PT表
- 卓ゲm@ster被害神連絡協議会
- 自由奔放ティダーンズ
- 天衣無縫にゅうにゅうず
- 糖飽腐敗デイルシュ・ガーズ
- 問答無用!ブッタギレイヤーズ
- 右ストレート(卓m@s)
地方関連項目
ザルツ地方国家関連
リスペクト元ネタ
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