クロノ・マスターとは、ラヴォスPが制作している、
アイドルマスター×クロノ・トリガーのクロスオーバーとなるiM@S架空戦記シリーズである。
2010年4月~2012年12月にわたって連載され、無事完結となった。
元は第二次ウソm@s祭りに投稿された『[ウソm@s]クロノ・マスターOP』から始まったシリーズである。
なおOPで注意書き以降に紹介するメインキャラクターの配役はほぼ一発でわかるので、
シリーズ未見ならば登場人物がほぼ判明する8話視聴後にOPを見るのもひとつの手である。
初見の人はまず3話まで見れば世界観を把握できる設定になっていて、
6話まで見ればほぼ事情が推測できるようになっているので参考にしてほしい。
ちなみに原作で言う魔王編までが第一部(1~17話)で、第二部(18話~36話)は時の卵イベント終了までとなっており、最後が完結編となる第三部(37話以降)である。
なお50話において原作におけるマルチイベントが全て終了、51話から最終章に突入した。
動画としてはプレイ部分は状況把握的な要素がほとんどで、
基本はノベマス風の架空戦記になっているのが特徴。
クロノ・トリガーの雰囲気やシナリオはほとんど変更していないのに、
アイマスの設定を非常に上手く違和感なく関連付けられているところが見所となっている。
登場人物は765プロアイドルと高木社長のみが出演で、876組や響・貴音といった、その他のアイマス主要人物がクロノ世界には未登場なので、いわゆる無印のアイマス世界観に近い。唯一の例外は小鳥さんで、第1部では一度しか出番がないが、第2部の終盤からメインキャラクターに昇格している。
ただしゲスト出演で他のアイドルマスターの関係者が一部登場する。
アイマスのキャラクターはクロノ・トリガーの人物の立場で登場することになる。
春香がある日目覚めるとそこは異世界だった。そこでは見知らぬ人が春香の母だという。
しかし何故かこの世界の母親であることはわかる。
その異世界では王国歴1000年で記念祭の真っ最中、ある人物に同名のそっくりな人を見かける。
彼女と会場を回るうち、事務所の仲間にあたる人物と対面、
その人物が作った装置の体験をしているうちに、春香に同行していた人物が装置の暴走で消えてしまう。
そして飛ばされる瞬間、彼女は思わぬ一言を残す。
春香はその人物を助けるためにその暴走した装置の現象に挑むことになる。
それが長い旅の始まりであった……
これ以下の項目は、配役やストーリーなどのネタバレ成分を多く含んでいます。 本編を見る前に読んでしまうと「誰が○○になるんだろう」という楽しみを奪ってしまうかもしれません。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
春香が装置を潜った先は謎の怪物たちが闊歩する最初の異世界によく似た世界であった。話を聞くところによると最初の世界から400年前の世界だという。城でその国の王妃らしき人物にあったが、王妃そのものではなく飛ばされた雪歩であったことが判明する。だが目の前で雪歩が消えてしまい、そこに春香を追って律子が登場する。このままでは雪歩が消えてしまうということを律子から聞き、それを防ぐために修道院に行き、人間に化けた敵との戦闘に勝ち、油断したところで敵の不意打ちを受けた際に春香達を救ったのは……
第一部では千早を除き、メインキャラクターが全員クロノ世界に登場する。
登場話 開始直後
本編開始直後から主人公として登場する。
中世に飛ばされた初戦闘で日本刀を使い、初戦闘に勝利する。
以後はPTの中心人物として合流した人物たちを引っ張っていくことになる。
戦闘では日本刀を使った剣術のほか、後に習得する天属性(雷系)の魔法を使いこなす。
融合者はクロノ。
本編で台詞がないためか、平時は体が覚えてる的な影響力(日本刀の扱い、家族の認識など)しかないが、
重要局面で春香を手助けしているようである。
リーダーとして徐々に成長していく。
登場話 第1話
本編の登場は2番目だが、事実上の登場は3番目になる。
詳しい経緯は省くが、中世に飛ばされる直前に雪歩としての意識が目覚めることになる。
ボウガンを用いて戦うほか、後に氷系魔法と回復魔法を習得する。
融合者はマール。
原作ではメインヒロイン的な立場だが、春香の融合者がクロノのためか現在も意識は表に出ていない。
ただし意識がなかったときの行動やこの世界での立場は認識しているようである。
自身の融合者についての認識を仲間に打ち明けたのはかなり物語が進んだ後であり、いつ自覚したかは不明である。
登場話 第1話
雪歩に次いで登場することになるが、実質的な登場は2番目である。
初登場時から春香たちを認識していた。
原作の性格通り機械系にめっぽう強く銃を用いて闘うほか、
火の扱いにも長け、習得する魔法も炎系である。
またPT内の参謀役も勤め、一行が強いられてる状況を推察することにもたびたび成功している。
原始編において美希を諌める際に本音をぶつけ、新たな信頼関係を得た。
融合者はルッカ。
本編ではクロノの幼馴染だった影響か、雪歩とは違い最初から律子と意識を共有していることが未来編で判明する。
(ただし律子自身がそれを自覚したのは、その判明した時期とほぼ同時)
律子と性格も性質も似ているせいか一番違和感が無い鉄板の組み合わせである。
登場話 第3話
中世で敵の不意打ちにあった春香と律子を助けるときに颯爽と登場する。
春香と同じ剣士だが、こちらはいわゆる西洋風の剣を扱う。
PTの正式加入後に水系と回復の魔法を習得する。
サイラスと一緒に暮らし、その最期を看取った影響からか、
本来のやよいに比べシリアスな雰囲気を纏っており、表情や感情も影があったり硬いことが多い。
物語の序盤から、戦うことに対して迷いを持っていることがわかるが、
最終的には強い決意を持って再び立ち上がり、春香達の一行に加わることになる。
また行動に謎が多かった伊織の心情を誰よりも理解している。
融合者はカエル(グレン)
本編ではカエルに変えられてしまうが、このシリーズではやよいの外見に変化は特にない。
ゲーム上のドット絵? 気にするな!
登場話 第7話
未来編で何故か壊れたロボットとして登場する。
律子に修理されて再起動するも、最初は雪歩同様にあずさとしての意識は無かった。
あずさとしての意識が無いころから方向音痴ぶりは健在で、もはやお約束である。
雪歩同様にある時点であずさとしての意識を取り戻すことになる。
融合者はロボ。
ロボとしての記憶は最初から共有している模様。
口調があずささんのためか、ロボットらしい面はほとんど目立たない。
登場話 第10話
聖剣グランドリオンを求めてる途上で変装して登場する。
登場直後からバレバレであったw
やよい同様にサイラスの最期をみとっており、その二の舞にしないために春香たちと試練の形で戦うことに。
以後は紆余曲折はあったものの、実体は持たないがともに行動することになる。
融合者はグラン(真美)およびリオン(亜美)。
聖剣グランドリオンに宿る精霊であり、記憶を共有している。
元の融合者が古代の関係者のせいか、登場時は融合者の過去の記憶がロックされている。
登場話 第12話
原始時代にあるアイテムを求めて旅だった春香たちが謎の爬虫類に襲われていたときに登場。
その爬虫類を一部引き受け、その危機を救った。
その爬虫類(恐竜人)との戦いを通じて、原作以上に意志は固くシリアスな雰囲気を持つに至った。
体力がずば抜けており、体術で戦うが魔法は習得できない。
融合者はエイラ。
最初から美希と意識は共有している模様である。
美希の性格そのものに影響を与えるほど、干渉力は強い。
登場話 第17話
中世で魔王として君臨している。
魔王だけあって魔法技能はずば抜けたものを持つ。
登場話は遅いものの、8話の地点で魔王であったことが判明し、以後回想などで登場する。
本編では伊織を救うことが重要テーマの一つになっている。
なお伊織の中の人の影響か、現代の魔族はある重大な疾患に陥ってることが判明する。
ラヴォス神の復活のための儀式を行ったり、春香たちと敵対するなどPTサイドからすれば行動に謎が多い。
とはいえ、その行動の大半は自分の背負った運命に大事な仲間を巻き込まないためということが独白などでわかる。
融合者は魔王(ジャキ)
意識共有は登場話数で推定できるが、古代編で正式に判明する。
デコ・ツンデレなどの共通点が多いのもあり、相性がいい組み合わせである。
登場話 第8話
この物語の元凶の一人。
登場直後にアイドル達に粛清されそうになるが、ある理由で逃れる。
本人はさほど重要人物ではないが、ある理由から欠かせない存在である。
融合者は時の最果ての老紳士(時の賢者ハッシュ)
この物語における最重要サブキャラクターの1人になっており、
ある人物を救う方法をPT内に示唆するなど、原作同様にこの物語における道しるべ的な役割を担っている。
ちなみに社長との融合時期は謎だったが、時の最果てに飛ばされた直後に融合していたことが判明する。
登場話 第8話
この動画である意味もっとも不憫な人。
ゲストとしては2話に登場した後、その後もたびたび登場することになる(真現象)
8話でようやく本人が戦神として登場し、春香たちに魔法を習得させる。
融合者は戦神スペッキオ。
あらゆる姿を取る影響か真のそっくりさんがあらゆる時代にゲストとして登場することになる。
登場話 第22話
第一部では未登場。
この作品では最後に登場することになるアイドル。
本編で最も重要なネタばれを含むため以下反転にて。
※ネタバレ
融合者はサラ。
元の人物はこの作品における重大なカギを握っている。
無くしたはずの壊れかけた家族を突きつけられた千早は運命に翻弄されることになる。
この作品に置いてはまだ進行中の事例のため明らかではないが、
どうやら伊織以上に『彼女を心身ともに救い出す』ことが重要になっているようである。
※ここまで
ここではゲストで登場するアイマス関連のキャラを紹介する。
一部で第二部以降に登場するキャラクターを含む。
また真のそっくりさんもここで紹介する。
登場話 第8話
原作同様のポジションで音無小鳥の姿を借りて登場する。
1話の地点で出てもおかしくはなかったが、春香たちが遭遇しなかっため該当話で初登場となる。
口調は小鳥さん風に改変されているため、違和感は少なめ。
まじめな小鳥さんといったイメージで捉えるといいかもしれない。
なお原作同様に古代編にも登場するが、なぜか口調が異なっていた。
登場話 第16話 (三人揃って登場した話数)
三幹部として、それぞれ尾崎玲子・桜井夢子・秋月涼の姿を借りて登場する。
魔王城で春香たち一行と対決するが、ほぼ全員が律子の策で一蹴されてしまう。
特にマヨネーは不憫だった。定石どおり律子に(精神的な意味で)処刑された……別人なのに(´・ω・`)
原作では三幹部として登場する以外の設定はあまりないが、
この作品では三人とも魔族の中では落ちこぼれで、伊織に助けられて忠誠を誓っている設定になっている。
ちなみに伊織の武器に何故か鎌を勧めたことが後に判明する。
伊織も含め、その理由は恰好良いからであった、どうしてこうなった!?
登場話 第23話
原作とまったく同じポジションで登場し、台詞もやってることもほぼ同じである。
双海姉妹からはダルっちと呼ばれる。
黒井社長(テラコヤス)の姿を借りて登場するが、ラヴォスP曰くあくまでイメージとのことである。
しかし原作の進行にはあまり関係のないところでイメージの中の人の影響が出ることがある。
登場話 第14話など
本編開始時には既に故人。
基本的に原作同様の立ち位置だが、いくつか原作と違う部分も存在する。
グレンの融合者がやよいということもあってそれを保護する形で登場するほか、
グランドリオン入手時のエピソードなども独自の部分が加えられている。
やよいの保護者、かつ剣の師であると同時に幾つもの心構えを教授している。
中世編の回想でたびたび登場し、32話・42話でも再び登場する。
その生き様や信念はやよいのみならず、亜美・真美・伊織にまで影響を及ぼしている。
懐が深い人物であり、まさに騎士の鏡とも言うべき好漢。
アイマスキャラの姿を借りているわけではないが、
その存在は中世編に関わった年少組のアイドルたちの心に故人となった今も残っていることから、
アイマスの『プロデューサー』に相当する存在とも言えるかもしれない。
各時代に登場する真をまとめたもの。
時代に関しては出身から。
ちなみに次元の狭間に登場する本人とあらゆる世界に存在するヌゥを除き、全員男性役である。
この項目は、核心部分に迫る後半のネタバレ成分や現在進行形の推測部分が多分に含まれています。 本編を見る前に読んでしまうと動画の楽しみを奪ってしまうかもしれません。 この項目を飛ばしたい方はコチラをクリック。 その上でこの項目は自己責任で突っ走ってください。 |
古代編において765プロで唯一未登場であった千早が登場し、春香たち一行が事態を進めていくうちに今までわからなかった部分が明かされるようになる。第二部以降に起きた事象について説明する。
ネタバレ部分はED後やネタバレ上等という人のみ反転願います。
魔王城で伊織との戦闘後、タイムゲートに巻き込まれた春香達。気がついた時には伊織の魔力に守られたまま原始の世界に飛ばされていた。美希に起こされ状況を聞いたが、美希の様子が少しおかしい。美希が出て行った後、入れ違いに入ってきたキーノから恐竜人との全面戦争が始まったと聞かされる。美希や春香達はどのような選択を取るのか……?
一方で律子は時の最果てにおいて自分達の状況に仮説を立てていた。ゲートの性質、自分達をこの世界に呼んだ人物、そしてこの世界に呼んだ人物自身も765プロのアイドルと融合しているのではないか?と。時の老人は律子の仮説を肯定、少しずつ謎が明らかになる今回の事態。
春香達はこの世界を救った上で、無事に全員で765プロに戻ることが出来るのか?
物語は旅路の中盤に差し掛かり、「選択」が一層重要なキーワードになることを彼女たちはまだ知らない……
古代編において千早と邂逅して以降、一時は親友以外が見えなくなり冷静さを欠いた行動が目立つことになる。
雪歩にたしなめられて幾分落ち着きはしたものの、最終的にツケを払わせられる結果となる。
ちなみに29話で死亡フラグを建てていた……無茶しやがって……
30話において仲間を守るためにラヴォスの攻撃を身を挺して防ぎ、
最後の力で仲間をラヴォスの前から離脱させ、その後に千早に自分の状況と心情を告白して消滅してしまった。
ハッシュからクロノトリガーを譲り受けた765プロのメンバーが彼女を救うべく行動し、
36話において奇跡に近いことを仲間たちが起こし、無事に生還を果たす。
※ネタバレ
最終決戦においても必然に近い奇跡を起こし、DSの夢喰いを凌ぐほどの力を持ったラヴォスに反撃を行う切っ掛けを作るなど、まさにリーダーとも言うべき活躍を見せた。
※ここまで
古代編以降はブレーキ役をこなそうとするものの、春香に押されて今ひとつ効果はなかったが、
ボッシュ救出時に焦る春香を本気で叱って落ち着かせるなど、ここ一番では芯の強さを見せる。
春香を失った直後は気力が減退していたが、美希のポジティブさを受けて見事に復活し、
以後はPTにおける年長者的な落ち着きを見せている。
また融合者のマールについて36話で仲間に告白、自分にどこまでできるかという覚悟を見せた。
虹の貝殻の紆余曲折、そしてこれまでの旅の経験を経て精神的にも融合者のマールともども成長し、
王家に巣くう悪意を打ち破り、序盤で喧嘩別れとなっていたクロノ世界の父と和解した。
古代編ではシルバード回収以外では海底神殿~黒鳥号編まではPTとして行動はしていない。
春香や千早を目の前で失った雪歩ややよいのために、美希を派遣するなどアフターケアを買っている。
だが春香を救う旅路にやよいに頼み込んで、やよいに代わって雪歩・伊織のPTに加わる。
34話において黒の夢出現以降の異常事態を察知し、その場で仮説を立てている。
このことについては後述する。
46話でラヴォスが一時的に作り出した赤のゲートで時空移動を体験したことで、ラヴォス本来の目的に気付く。
その推察をハッシュたちを含む仲間たちに話すことで、全てを話さなかったハッシュや真から情報を引き出した。
ちなみに律子の推察はほぼ正鵠を得ていた。
引き続き一行の参謀および相談役のポジションを務める。
世界の変質やラヴォスの本来の目的も一端を見ただけで気付くなど、状況判断力に更に磨きがかかっている。
また赤のゲートで自身とルッカのトラウマを克服したことで、自身の欠点であった抱え込むクセが幾分改善されており、雰囲気が明るくなっている。
また上記の事件以降、クロノ世界の両親を本当の意味で受け入れたことで精神的にも一層強くなっている。
一番の親友である伊織の心情をアイドルたちの中で最も理解しており、
様々な局面で伊織の不可解な行動を直感的に理解し、預言者の正体にも勘付いてた節がある。
32話において黒鳥号撃墜後に伊織との一騎打ちを紙一重で制し、伊織の心を氷解させ手を差し伸べた。
この伊織との戦いにおいて亜美・真美が力を使い果たしてグランドリオン内部で眠りについてしまうが、
その二人を起こす方法も既に知っているようである。
融合者の影響力はほとんどないと思われていたが、
伊織との一騎打ちの際にやよいが窮地に陥った際に初めて登場する。
聖剣を使いこなす強い信念も受け継がれているようである。
サイラスが葬られた墓所において伊織とともに自分の心に巣食っていた罪悪感と向き合うことになるが、
自分の信念を信じ、また亜美・真美の力を借りてそれを払拭することに成功する。
律子同様にシルバード入手時以外ではPTとして参加しておらず、目立つ役割は少ない。
だが融合者のロボとして活動していた頃にガッシュと知己を得ていたことから、
シルバード入手時のイベントでは中心的な役割を果たすことになる。
43話において、未来の事象に決着を付けるため律子・美希とともにジェノサイドドームに赴く。
絶望の世界において暴走したマザーや融合者ロボの『友人』であったアトロポスをラヴォスの呪縛から解放し、その遺志を受け継いだ。
45話において中世で砂漠化の原因となっていたメルフィックを撃破した後、フィオナの元で『魔法の苗』を育てるため、一度PTを一時的に離脱することになるが、400年のときを実際の年数で経たことでラヴォス以外の『何かが作用している』ゲートの性質の一端に考え付くに至る。50話において、自身の融合者だけ歴史の流れが違うことに気付いたフシを見せた。が、結局杞憂に終わり、現実世界に帰還後も記憶も保持していたようだ。
古代編において融合者と邂逅することになり、ロックされていた記憶が徐々に復活する。
記憶がロックされていた理由はグランとリオンが未来において離れ離れになっているのではないかという懸念からであったことが明らかになる。
その知識は古代の時代を追ったPTの助けになっている。
やよいと伊織の一騎打ちではやよいに応えて全ての力を使い、伊織救出の立役者になるも、
その代償として意識を保つことが出来なくなり、一時的に眠りにつくことになる。
42話の勇者の墓編において、グランとリオン本人が古代の時代以来となる登場を果たしている。
原始編で仲間や集落を思うあまり独断先行しようとするが、律子たちに説得される。
その後は春香達一向に加わり、自分を心配してくれていた律子を本当に慕い始めることになる。
その後の古代編においては、海底神殿崩壊後の黒鳥号編で大活躍を見せる。
ジール王国崩壊後に気落ちしていた4人を引っ張って気力を復活させ、
戦闘でも率先して中核を担うなど大車輪の働きを見せた。
アザーラ率いる恐竜人との戦いを通じて本来の美希に比べて強い信念を持つようになっており、
意味を持って生きることにこだわりを持つようになっている。
彼女の魂に刻まれていたか、あるいは星の記憶が見せたものなのか、後に恐竜人と意外な再会を果たすことになる。
古代編では預言者として行動するが、冷静さを失った春香に必要以上に敵対心をもたれ、
結果的に事態は最悪に近い方向に動くことになってしまう。
更に出現することがわかっていたラヴォスに単身挑むも、全く通じず魔力も一時的に奪われる惨敗を喫した。
その後もかたくなに1人で物事を勧めようとしていた節があったが、
黒鳥号を退けたやよいたちと残された島の岬(32話)で邂逅。
そこでやよいとの一騎打ちとなり優位に進めるも、一番守りたい親友を最後に攻撃できず敗れる。
その歩みは重い枷となっていたが、仲間達は以前と変わらず接し、かたくなだった心が氷解。
仲間達と同じ道を歩むことを決意し、やよいの手を取った。
春香を助けられる可能性を知識と経験から知っており、そのことを仲間に打ち明けている。
36話のクロノ・トリガーが作り出した停止した空間内でサラに春香を助け出したことを伝える。
その際に本当に大切なものを見失わないようにと祈りにも近い念で語り、その声は無事千早に届くこととなる。
38話において元部下だった3人を説得するため、中世で3人が居る館に雪歩・律子と共に赴く。
その3人は過酷な過去を背負った伊織の心を支えた家族同然の存在であり、衝突を経て彼らと和解、
最終的に彼らからの選別を受け取った。
古代出身者のためクロノ世界の知識は豊富で、各種マジックアイテムの存在を知っているため、
元の世界に戻るために王国図書館などの書物を漁って知識を蓄えていた律子と並んでPT内では知識人である。
本人の頭の回転の速さもあって、説明を補足する場面が多い。
※ネタバレ
最終決戦では千早と共に魔力でラヴォスに対してダメージを与えた。原作でこんなシーンがあれば……と思ったプレイヤーはきっといたに違いない。
※ここまで
初登場時から解説やら不憫やらと波乱万丈の役を担ってきたが、
34話において真現象のキャラの思考をキャッチできるという人間離れした能力を開花させる。
流石は融合者が戦神というチートである。『戦神』ってそういうのだっけ?
そして『戦神』スペッキオとの本格的な意識共有が始まったのもこのときからだと推測される。
その豊富な知識からクロノトリガーの使い方を雪歩たちに教えることになる。
また自らの性格もあってか伊織にこれからの心構えをガッシュの力も借りて説いている。
ガッシュ側も真の事を同時期に認識していた(36話)
50話において、アイドル全員の想いを篭められたボッシュ渾身の作である刀『虹』を受け取る。
ちなみにそっくりさんのキャラ思考をキャッチできるようになった理由が47話においてついに明かされた。
世界融合現象の項目で考察されているので後述する。
※ネタバレ
52話にてラヴォスを撃破したかに見えたが……逆にラヴォスの策にはまり取り込まれそうになる。しかしスペッキオの機転で真は先にクロノ世界を脱出させられた。このときのスペッキオと真の会話シーンはシリーズでも名シーンの一つ。
※ここまで
古代編において結果として理想(家族)と身近な幸せ(仲間・親友)を秤にかけてしまい、
それも一因となって30話にて目の前で仲間かつ一番の親友を失い、その親友の最後の頼みもあって、
融合者のサラに懇願し、現実世界に一番最初に帰還(リタイア)することになる。
目の前で親友を失ったことがトラウマになり『生きているだけ』の状態である可能性が高いことが真により明かされ、
事実として本人は春香を自分のせいで失ったことで実際にかなりの精神的なダメージを負っていたが、
37話において伊織とプロデューサーの言葉を聞いて無事自分を取り戻す。
事務所に唯一残っている小鳥にあることを頼み、春香達のいる世界に戻れる可能性に賭け、行動を起こした。
51話において小鳥やダルトンの助力もありクロノ世界に再度渡り、重要な役割を果たすことになる。
※ネタバレ
最終決戦前、ラヴォスに取り込まれたサラを救い出し再融合。ジールやラヴォスとの最終決戦に参戦し、母・ジールをも凌ぐ魔力とラヴォスの力を知り尽くしている知識を持って勝利に貢献した。
※ここまで
一足先に現実世界に突如戻った千早の状態を心配し、ある人物に連絡をとっている。
この行動が結果的に千早を救う決め手の一つになった。
その後、立ち直った千早を助けるようにとボッシュから小鳥にメッセージが届いている。
(相互に意識共有の明言があったのは44話だが、38話の地点で既に共有はしていた模様)
ボッシュ自身も小鳥としての意識も持ち合わせているようで、社長から小鳥君と呼ばれても普通に返事をしている。
小鳥とボッシュの繋がりが早かったのは三賢者であることも理由の一つだと思われる。
事実としてもう1人の三賢者であるガッシュも早い段階から真にコンタクトを取っていることから、
ラヴォスに最も近い時代に当たる古代文明の魔法の英知の有無は融合現象に与える影響が大きい模様。
50話において虹の貝殻&太陽石を組み合わせて再加工し、11人のアイドルの想いとイメージカラーがこめられた10色の宝玉(鍔と刀身にそれぞれ1セットずつ)と虹色の刀身を持つ刀『虹』と魔法をラヴォスに通用させるための各属性の『エレメント』の模造品を作成し、それぞれ真や春香たちに託した。どちらも最終決戦時に強力な切り札となった。
古代三賢者の一人にしてこの物語のキーパーソンの一人。
死亡したガッシュや現代に飛ばされたボッシュとは違い、常時アイドル達のもっとも傍にいる人物。
34話において古代出身の伊織に正体を看破され、以後名前が明記される。
原作同様にクロノトリガーを作った人物で、春香を救い出すことに一役買っている。
世界融合現象やサラを吸収したラヴォスの存在、戦神の役割を察知するなど、アイドル達を後ろから支える。
古代と次元の狭間における状態を合わせた知識や経験はアイドル達に心強い味方となっている。
ちなみに高木社長はあまり表に出ていないことが多い。
ED後に現実世界に遊びに来た。このシーンを見てヲチがわかるのは原作をやった人間ならニヤッとしただろう。
この作品のプロデューサー本人であるとか言ってはいけない。
『どっかの三次元人』だとか『HPが半分以下にならない最強の剣士』みたいな自作自演ではない、おそらく。
古代王国の女王・ジールを巧みに惑わしつつ絶望に追いやった後に、精神を支配して傀儡とし、クロノ世界を一方通行な世界に追い込んで支配していた。またサラが開いたゲートを利用し、より力を増そうと765プロのある世界を狙い、その前準備として同時に春香達を常に監視していた。自称「時の支配者(クロノ・マスター)」
※以下完全にネタバレ(最終話含む)と推測を多分に含むため、反転表示。
作者自身が全てを語っているわけではないので、推測でしかないが原作で言うタイムクラッシュを起こした状態であり、クロノ達に倒されたこと自体をなかったことにした模様。その状態でサラを取り込んで『夢喰い』に進化し、その力を持ってクロノ達を倒し、その際に肉体を『黒の夢』に奪っている。しかしこの戦闘においてもクロノ達が追い詰めたこともあって、サラが絶望の中でも希望を持ってしまい、その際に助けを求めることが出来たのがクロノ世界にたまたま向かうことになった春香達で、ラヴォスを追い詰めたクロノ達の魂に融合させるという無茶苦茶なことをやれば星と自身を救ってくれると藁にも縋る気持で実行してしまったというのが物語の発端である。ようは社長が発明した装置(ゲートホルダーV)が無ければそもそもサラは助けを求められず、星の意思も真を召喚出来なかった可能性も無きにしも非ずだが。
その結果、765プロがある世界に目をつけ、二つの世界の同時支配を企んだが結果的にこれがラヴォスにとって命取りとなる。この行動はクロノ世界の星の意思と戦神を完全に敵に回し、かつサラが選んだのが結束力に定評のある765プロの面々、また戦神(星の意思)も真を選んだため、結果として黒の夢を守っていたジールは千早と伊織の尽力で死の間際に自我を取り戻したため傀儡として使えなくなり、ラヴォス自身も戦神を倒すのに切り札を切って追い詰められ、ゲートを最大限に生かして春香達を始末しようとするも、「ペンダント」に守られた春香には通じず失敗。『絆』を武器に反撃してきた春香達に自身が力をつけた以上のものをぶつけられ、悪あがきする暇もなく完全に撃破された。
※ここまで
※余談のネタバレ
と思われていたのだがシリーズを通じて悪足掻きに定評のあるラスボスだけあって、それでも未来に干渉して世界線変動率0.765%といわんばかりにもう一つの未来を無理やり作り出し、春香達の冒険を無かったことにするという暴挙に出た(クロノ・マスターinクロス編)
……がそれはまた別の世界線でのお話である。というかむしろ作者が自分で自分を包囲した勇気ある行動である。これは包囲せざるを得ない。
※ここまで
黒の夢出現に伴ってそれまでの冒険とは異なる状態に世界が変わり始めた。
34話でにおいて律子が仮説を立てている。
同話以降に起きた事象も兼ね合わせてここに記述する。
また38話においてボッシュとハッシュが融合現象について話し合うため、AD1000において情報交換している。
そして47話において、ハッシュが真から聞き出していた真実をPT全員が知ることになる。
50話において、ボッシュが『虹』と『エレメント』を作る前にアイドルたちに提案したこと。
黒の夢&ラヴォス戦後に役目を終えアイドル達がこちらの世界に別れを告げるため、それぞれ思い出の場所に向かう。ちなみにここの演出は必見である。
上記のように律子は考察し、この話を聞いた伊織や雪歩もその可能性に気付くことになった。
クロノ世界にいる律子達は知る由もないが、35話において現実世界に黒の夢の出現の予兆が起きた。
その後も徐々に影響力を強め、視聴者側から視覚的に明確になっているわけではないが、44話においてはっきりとわかる形と名称が知られるほどにまで実体化していると小鳥が発言しており、その後の演出で補強されている。
ちなみにハッシュは33話の地点で、律子よりも前に異変を察知していた。
また37話においてはボッシュが小鳥に対して千早を助けるようにとコンタクトを取り、さらにボッシュとハッシュの会談が38話で行われている(原作では三賢者同士が古代から飛ばされて以降に邂逅するシーンは無い)
47話で律子がラヴォスの目的をほぼ正確に知ったため、記憶が覚醒していた真が自身の知る限りのことを話した。
ハッシュはボッシュとの邂逅後に、先に真から全てを聞き出し、対ラヴォスの対策を立てていた模様。
ちなみに上記の出来事からわかることだが、第3部はDS版クロノ・トリガー及びクロノ・クロスの設定を一部使用しており、その影響もあってクロスの曲(主に時の傷痕)が使用されるシーンがいくつか存在する。
掲示板
25 ななしのよっしん
2014/10/17(金) 00:05:28 ID: s9Y/60a12V
今更ながらこれの存在を知った
6話まで見れば一通りの事情が分かる、と書いてあるから見てみたが……
うん、春香のあのセリフに完全にやられた いつ見終わるか分からんが最後まで見る決心がついたわ
26 ななしのよっしん
2020/06/28(日) 16:04:35 ID: oUZbZUL/LK
伊織絡みイベントの絵師叩きひでえな
作品はすばらしいし絵師さんもそれぞれ個性的ですきなんだけどなー
一部のコメントが残念すぎる
いい場面で「~が空気」とかいらねえよそんなク、ソコメ
27 ななしのよっしん
2020/12/13(日) 17:11:55 ID: 8dlMAghwBz
当時リアルタイムで追っかけていたなぁ。
見直したんだが、なんで当時は美希の魅力に気づかなかったんだろう…
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最終更新:2024/11/01(金) 08:00
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