イオン(Ion,Aeon,Eonなど)とは、以下の意味で使われる言葉である。
- 電子を得たり失うことによって、原子や分子が電荷を帯びた状態 → イオン(化学)
- 日本の企業名。特に小売業のイオン株式会社、傘下のイオンリテール株式会社が運営する店舗ブランド、またはイオン(企業グループ)のこと。
- ゲーム「テイルズオブジアビス」の登場人物 → イオン(TOA)
- ゲーム「サージュ・コンチェルト」シリーズの登場人物 → イオナサル・ククルル・プリシェール
- ルーマニア系の男性名の一つ。
本記事では、2について解説する。
2011年3月1日、JUSCO・SATY・Posful はAEON に生まれ変わりました。
2015年9月1日、北海道のダイエー・グルメシティはイオン・マックスバリュになり
イオンとダイエーはひとつに。
20日30日5%OFF♪
毎月20日・30日はお客さま感謝デー! イオンカード・WAONで5%OFF
イオン(AEON)とは、日本最大の小売業グループである。本社所在地は千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1 イオンタワー。社長の岡田元也は、民主党元代表・岡田克也の実兄である。通常、対外的にグループとして「イオングループ」とは名乗っていないが(例:「木を植えています―私たちはイオンです」)、本記事では小売子会社の「イオンリテール」が店舗名に「AEON」をそのまま使用しているため、便宜上グループに関する記述を「イオングループ」で統一する。
イオングループは、旧:ジャスコを中心に、マイカル・ヤオハン・ダイエーなど、多くの同業他社の吸収・合併・統合やグループへの迎え入れなどを繰り返し、勢力を拡大し続けている。
特に、1990年頃からは市街地や中心駅前などの繁華街店舗に早々に見切りをつけ、新規出店は郊外に巨大な平面駐車場を設け、数多くの専門店街を擁する巨大な店舗(イオンモールなど)展開を得意としている。地方では衰退の進む駅前などの都市中心部よりも、イオンモールとその周辺が栄えていることも少なくない。
プライベートブランドは「トップバリュ」。食料品のほか、雑貨や衣料品にも展開している。
電子マネーはプリペイド式の「WAON」。端末リーダーにかざすと「ワオン!」と「鳴く」のが特徴。イオングループ各店舗のほか、ファミリーマートや吉野家などでも利用できる。2014年3月からはダイエーでも使用できるようになった(セルフレジは不可(2014初夏にかけて順次対応された。))。ただし、グループ企業の店舗だからといって全店舗で使用できるとは限らない(例:カスミ……は2018年からWAON決済に対応した)。
また、グループ内外で金融業を手がけるため「イオン銀行」もグループに擁している。たいていのイオングループ各店舗内にATMを設置している。
毎月20日・30日はイオンカードの提示かWAON支払いで5%OFFになる「お客様感謝デー」。
毎週火曜日は特売日である「火曜市」が開催される。
ちなみに日本で一番面積が広い店舗は、埼玉県越谷市の「イオンレイクタウン」である。
イオングループのお店♫
AEON イオン
旧 JUSCO ジャスコ
- 歴史は古く、三重県四日市市で創業した呉服屋・岡田屋が「ジャスコ」のルーツである。後にスーパーマーケットに業務転換し、1970年に兵庫県姫路市発祥のスーパーマーケット「フタギ」と大阪府豊中市発祥の「シロ」2社と提携(後に合併)してジャスコが誕生した。
- ジャスコ・JUSCOとは「Japan United Stores COmpany」の略である。
- 2001年(平成13年)8月21日、ジャスコ株式会社(ジャスコグループ)はイオン株式会社に社名変更し、今のイオンのベースとなる、イオングループが発足した。
- 大型店が多いイメージがあるが、まれに小型店もある。小型店の場合、取扱い商品の分野を絞り込んでいる(例えば、食品は通常通り扱って他の分野を絞る)ことも多い。
- 日本国内での「JUSCO」という屋号は2011年2月28日をもって消滅したが、その時点では海外の店舗については「JUSCO」のまま残っている店舗もあった(香港やマレーシアにあった)。しかしこれらも2013年までに「AEON」に転換された。
- ニコニコ動画においては、サックスの演奏による「ジャスコ風」、すなわちボーカルを抜いて大型スーパー(GMS)店内放送風にアレンジした各種楽曲が有名になった。また、それに感化されて他称「ジャス子」さんが ジャスコの宣伝風 歌ってみたを投稿している。
旧 SATY サティ / 旧:株式会社マイカル
- 元々はイオングループとは無関係の大手スーパーチェーン・マイカルが運営していた総合スーパー。2000年にマイカルが経営破綻し、イオングループが再建する形でグループ入りしたGMSである。詳細は「マイカル」の記事も参照のこと。
- SATY(マイカル)の前身は、nichi(ニチイ)という社名・店名であった。古くから営業している店舗では、nichi→SATY→AEONというように2度、店名を変えた店もある。北海道地区では後述の通り、nichi→SATY→Posful→AEONと、3度も店名を変えた店舗も存在する。
- SATY 一号店の「奈良学園前店」(1984年3月開店。奈良県奈良市)は、マイカルの経営破綻後に閉店。
- SATY時代、一部店舗の食品売場ではたまに意気のいい「サンバ」が流れており、必要以上に活気づいていた。
- SATY時代、制服はアイボリーで、デパートのような清楚なイメージがあった。
- 安達祐実が子役時代、SATY のCMに出演していたことがある。
- 2011年3月1日、上記の「JUSCO」同様、「SATY」全店舗を「AEON」に転換。同時に株式会社マイカルはイオンリテール株式会社へ吸収合併され、解散。店舗ブランドとしても企業としても消滅した。
旧 AEON / 旧:イオンマルシェ株式会社
- 2011年3月1日、イオンマルシェ株式会社は、イオンリテール株式会社へ吸収合併され、解散した。
- この業態はかつて、フランスから乗り込んできたGMS「carrefour カルフール」が日本で苦戦していたため、イオンに買収された。買収後、店舗名は「カルフール」を継続していたのだが、2010年3月9日、同社とのブランド使用ライセンス契約が終了したことにより、ひと足早く、「AEON」へと店名を変更した。
- この店舗の特徴としては、アメリカのスーパーマーケットのように、1フロアの売場にたくさんのアイテムを陳列している。
旧 Posful ポスフール / イオン北海道株式会社*
イオン北海道株式会社は、イオンリテール株式会社へは吸収合併されていない。店舗名のみ「Posful」から「AEON」へ変更した。
- 北海道ではもともとマイカル子会社の「マイカル北海道」が運営するSATYが存在していた。その後マイカル本社が経営危機に陥るが、マイカル北海道は好調だったこともあり、マイカルグループから離脱して経営を続けることになった。2001年8月にマイカルグループからの出資比率を大幅に引き下げて資本的に独立、2002年に社名と店名をPosfulへと改称した。
- このため、nichi→SATY→Posful→AEONというように、3回も名称変更した店舗も存在する。一部店舗は「ホクホー」などニチイと提携下にあった地元スーパーの店舗をnichiに転換したため、それを含めて4回名称変更している店舗も存在する(イオン伊達店・釧路店・厚岸店・紋別店)。
- ポスフール西岡店(札幌市豊平区)は、ダイエーの跡地に開店したものの閉店、その後跡地にジャスコが開業した(その状態からイオンに改称した)ので、運営の連続性こそないものの「Daiei→Posful→JUSCO→AEON」という遍歴を辿っている。
旧 Daiei / 株式会社ダイエー(一部店舗のみ)
詳細は後述の「ダイエー」の節、ならびに「ダイエー」の記事を参照。
ダイエーの事業縮小の際、一部の店舗がイオングループ他社に譲渡されたことで「イオン」に改称された。
「イオン」としての新規店舗
- 前述の通り、2010年に「カルフール」が、2011年に「ジャスコ」「サティ」「ポスフール」が「イオン」に改称されたが、それ以前からも店舗名としての「イオン」は存在しており、2007年より開業している。ただしこれらは食品スーパー業態であり(「マックスバリュ」に近い。一部、実際に「マックスバリュ」から改称した店舗も存在する)、いわゆる総合スーパー型の店舗である「カルフール」「ジャスコ」「サティ」「ポスフール」とはかなり異なっていた。
- 総合スーパー型の店舗である「イオン」の新規店舗は2011年のブランド統合以降の出店となっている。
- 2015年以降、一部の店舗が「イオンスタイル」の名称で開業している。
- 福井県のみ未出店であったが、2024年秋に福井市内にオープン予定であり、これで全都道府県進出となる。なお、かつては「ジャスコ」がこの予定地の近くに出店していたが、ショッピングセンターの運営会社の破産により2003年に撤退している。この撤退後に地元とイオンが揉めたことで、長らくイオンは福井県内に出店できなかったと言われている。
なお、グループのスーパーマーケットとしては「マックスバリュ」が福井県内に出店しているが、いずれもグループであるウエルシアやホームセンターみつわに併設する形となっており、先述の事情もあってあまり目立っていない。
マックスバリュ
イオングループのスーパーマーケット。詳細は当該記事を参照されたし。
ザ・ビッグ
イオングループのディスカウントストア。詳細は当該記事を参照されたし。
- 元々は中国地方でのみ展開されていたが、青森県内の店舗を業態転換したのを機に、全国に広まっていった。大半の店舗が、以前イオン系列の別の形態で営業していたものを業態転換したものである。
- 関東・東海・近畿(兵庫県を除く)では、イオンリテールから分社化したイオンビッグが運営。それ以外の地域では地域ごとに運営会社があるが、マックスバリュ運営会社がザ・ビッグも運営するか、ザ・ビッグを単独で運営する会社となっている。なお北陸地方には存在しない。
- 小型店「ザ・ビッグ エクスプレス」や超大型店「ザ・ビッグ エクストラ」と呼ばれる業態もある。
- 毎月第2日曜日にザ・ビッグデーと題してすべてのお客様が5%OFFになる。
- 毎月29日は「肉の日」を実施する地域も。
光洋
関西地区のスーパーマーケット。詳細は当該記事を参照されたし。
マルエツ
- 首都圏都市部で展開しているスーパーマーケット。
- 元々は「丸悦ストア」という独立したスーパーチェーンであったがダイエーにTOBされ、そして現在はイオン系列に。なお、下記のカスミと共にイオンへの経営統合が発表された。
- Tカードをポイントカードとして採用している。
マルナカ・山陽マルナカ
- 近畿地方から中国四国地方において、「マルナカ」を展開しているスーパーマーケット(SM) 。2011年11月にイオングループ入りを果たした。
- 四国地方と兵庫県淡路島で展開しているのが「マルナカ」岡山県を中心に、広島県、淡路島を除く兵庫県、大阪府で展開しているのが「山陽マルナカ」である。
ビブレ / 旧:株式会社マイカル *
*2011年3月1日、株式会社マイカルは、イオンリテール株式会社へ吸収合併され、解散した。店舗ブランドである「ビブレ」はそのまま残った。現在はイオンモール株式会社子会社の株式会社OPAによって運営されている。
- 元々は「サティ」を展開していたマイカルが運営していたファッションビル。経営破綻後、サティと同じくイオングループ入りした。
- マイカル時代には表参道にも出店していたことがあった。
- 横浜ビブレなど、nichi(SATY)からVIVREへリニューアルした店舗もある。
- ビブレには、ほとんどの店舗に「食料品売場」がない。
- 現在、青森・岩手・宮城に店舗があるさくら野百貨店は、以前は業務提携をしてビブレを名乗っていた。さくら野百貨店になって以降、マイカル・イオンとの提携はないが、当時の名残として弘前や北上にワーナー・マイカル・シネマズ(現イオンシネマ)が現在でも営業している。
- マイカル時代から現在も残っている唯一の店舗ブランド。
- イオンレイクタウン内にも「ビブレジーンレイクタウン」という名称で出店している。
イオンスーパーセンター
- 1フロアの面積を広く取る「スーパーセンター」という形態の店舗で、ほとんどの店舗が1フロアのみとなっている(複数フロアに分かれている店舗もある)。
- 北海道と東北地方に店舗がある。運営会社は北海道はイオン北海道株式会社、東北地方はイオンスーパーセンター株式会社。
- 関東地方~近畿地方にも存在したが、ザ・ビッグエクストラに転換した(関東地方では栃木県のさくら店・真岡店のみ)。また九州地方にも存在したが、これらはイオンに転換した。
ダイエー・グルメシティ
詳細は「ダイエー」の記事を参照。
- 2013年に子会社化して、名実とともにイオングループ入りしたスーパーマーケット。
- かつてはジャスコを凌ぐ日本最大の小売業であり、業界の雄であった。しかし経営難に陥り、店舗数を大幅に縮小。
- 2014年3月からWAONの提携、販売を開始、翌月20日からは「お客様感謝デー」も開始された。
- 2014年9月23日に、イオンの完全子会社になること、および「ブランディングで複数のブランドに分かれているのは圧倒的に不利」(翌24日の岡田元也会長会見を要約)とのことで、2018年度を目処に「ダイエー」の屋号は消滅することが明らかになった(「グルメシティ」も消滅と思われる)。
- 2015年9月に北海道・九州のダイエー・グルメシティはイオン・マックスバリュになり新生オープンした。一足遅れて10月には名古屋市のダイエーもイオンとなった。
イオンマーケット
- 2013年に、百貨店の大丸および松坂屋を運営する「J・フロントリテイリング」から株式譲渡されて傘下に入ったスーパーマーケット。関東地区で高級スーパー「ピーコックストア」を運営している。
- 大丸傘下の「大丸ピーコック」と松坂屋傘下の「松坂屋ストア」をルーツに持ち、経営統合によって大丸と松坂屋が同じJフロントの運営する百貨店になった際に、大丸ピーコックが松坂屋ストアなどを吸収合併する形で統合されたという経緯を持つ。イオン傘下になった際に社名を変えたものの、屋号はそのまま使用している。
- 1973年、当時起こった第一次石油ショックに端を発する、デマによるトイレットペーパー買い占め騒動の発端となったのは、大阪府にある千里大丸プラザ店(のちの千里中央店、2023年4月閉店)の特売広告であるとされている。
ミニストップ(コンビニ)
まいばすけっと(関東地方・北海道)
- まいばすけっと株式会社が展開している小型スーパーマーケットで、2022年1月に1000店舗を達成した。
- トップバリュ商品を中心に揃えており、価格はマックスバリュ並。
- 営業時間が7:00~24:00と、スーパーにしては長い店舗が多いのでコンビニ感覚で利用できる。
- 関東地方では東京23区と川崎市・横浜市から展開を進めたのち、2019年に武蔵野市、2021年に市川市・川口市にも展開を始めている。
- 北海道でもイオン北海道株式会社が2011年より札幌市内に出店。2022年当初現在、関東地方以外での展開は札幌市のみである。営業時間は関東地区より1時間短い7:00~23:00となっている。
イオンキミサワ(神奈川県・静岡県)※解散
- かつてはCFSコーポレーション内のスーパーマーケット(SM)であったが、CFS自体のイオングループ入りとドラッグストア専業化にともない分社化。
- ブランド名は「キミサワ」「ザ・コンボ」「キミサワグラッテ」と3つあるが、順次「キミサワグラッテ」に統一する。…つもりだった。
- イオングループではあるが、WAONは使えない。
- そして2013年3月1日、商圏がモロに被る「マックスバリュ東海」に全店舗の運営を譲り渡し解散。
- その後もしばらく「キミサワ」「キミサワグラッテ」の店名が残存していたが、2021年2月28日に最後の店舗であったキミサワ加茂川店(静岡県三島市)が閉店し、店名としても消滅。
カスミ(茨城県と中心とする北関東地区)
当該記事も参照されたし。
- 茨城県を代表する食品スーパーチェーン。バブル崩壊(と無謀な経営多角化)による経営悪化の影響で、イオングループ入りをした。
- 曲がりなりにもイオン系列…のはずであるが、「クレカとPB商品(トップバリュ)はイオンのもの使っているからこれで問題無いだろ」と言わんばかりに独自路線を未だ驀進中→マルエツ共々イオンとの経営統合が発表されました。仕入れの効率化とか7&iへの対抗なんてのは表向きで、本当はこの変態を押さえつけるための経営統合なんだろうな…
WAON?なにそれ美味しいの。2018年に決済できるようになった。 - 本部がある茨城県つくば市に自社の核実験場フラッグシップ店「グラン・プルシェ」を出店、ここで得た結果を新商品にフィードバックしている。
ベルク
- 埼玉県を中心とするスーパーマーケットチェーン。常識人枠のヤオコーの対になりそうな変態枠 埼玉を中心に各都県にじわじわと増えている。
- 秩父市で創業。元々はCGCに加盟していたが現在はイオングループ入りをしている。
- イオングループ…いやスーパー業界屈指のハジケリスト「若者の顧客を取り込むため」などでプロモーション活動や店内放送で強烈な個性を発揮している。
- 店内放送でアイドルグループ「乃木坂46」とコラボ。
- 昼間時間帯に唐突に店内放送で流される「おどるポンポコリン」。
- 時事ネタを遠慮なくぶち込む店内放送BGM。
- 店内のPOPがONE PIECE(酒類売り場)、サントリー角瓶(同じく)、Splatoon(こどもの日)などパロディまみれ。欲しけりゃくれてやる 探せ!ごめんなさい、買ってください…
- POPにこれでもかというほど顔を出すバイヤー氏。
- 日清食品とのコラボで本社にUFO(焼きそば)を墜落させる。
- 自社グループ内に食品加工会社を持っており、独自のPB商品「くらしにベルク」を展開。その数500種類以上。
- マスコットキャラクター「ベルクック」の扱い。プロモーション担当の性癖がにじみ出たような扱われ方をされているだけでなく、何故かサンリオピューロランドに送り込まれた。
- 独自キャッシュレス決済システム「BelcPay」を導入。ポイントカード/アプリがプリペイド式の電子マネーとしても使用可能。但しWAONや上記カスミのScan&Goとの互換性はない。
フジ
当該記事も参照されたし。
- 愛媛県を代表するスーパーマーケットチェーン。四国4県・広島・山口に存在。
- 2022年にイオンの子会社となる。
- 2024年3月1日、営業エリアや業態が重なっていたイオングループの企業・「マックスバリュ西日本株式会社」と合併した。
やまや
- イオングループの酒屋チェーン。
- イオングループに入りながらも、割と長い間WAONに対応していなかった(Edyは使える)
- 某国発の商品がとても若干多い。…が、国内外のマニアックな銘柄も割と多いので、酒好きや料理好きは要チェック。
OPA
- イオンモール株式会社の子会社である株式会社OPAが運営しているファッションビル。
- もともとはダイエー系列であった。
- 前述のビブレや後述のフォーラスと業態が似ていることから、2016年に事業を統合した。
フォーラス
- 株式会社OPAが運営しているファッション専門店。
- もとはイオングループ本流のファッション専門店の名称で、2011年に前述のビブレと事業を統合したのち、さらに2016年には前述のOPAとも事業を統合した。
- その後はフォーラスの新規店舗が出店されなくなったうえ、秋田店や大分店はOPAに改称、仙台店も2024年3月より休業となり、営業店舗は金沢店の1店舗のみとなっている。
- 金沢店以外は、旧 JUSCOからの業態転換である。
未来屋書店
イオンモール
詳細は当該記事を参照されたし。
イオンタウン
詳細は当該記事を参照されたし。
オリジン弁当 / オリジン東秀株式会社
イオンシネマ
- イオンエンターテイメント株式会社が運営するシネマコンプレックス。
- 2013年7月に「ワーナー・マイカル・シネマズ」を統合したため、全国に60館以上存在している。
- もともとはイオンシネマズ株式会社が運営していたが、統合時に消滅した。
ワーナー・マイカル・シネマズ(消滅)
- 株式会社ワーナー・マイカル(現:イオンエンターテイメント株式会社)が運営していたシネマコンプレックス。
- 2つのシネマコンプレックスが別々に存在していたのは、もともとの親会社が異なっていたため。
- ワーナー・マイカル・シネマズはかつてニチイ(後のマイカル、現在は消滅)の子会社であった。
- 2013年7月、統合により、全ての劇場が「イオンシネマ」となった。
メガマート(消滅)
ボンベルタ(消滅)
- イオングループの百貨店。かつては埼玉や茨城にも店舗があったが徐々に減少。最後まで残った千葉県のボンベルタ成田が2024年2月29日をもって閉店し、店舗名自体も消滅した。
- 宮崎市のボンベルタ橘は1976年から2007年までグループ入りしていたが、グループ離脱後も2020年途中までボンベルタを名乗り続けた(2020年に「ドン・キホーテ」に買収され、同社の商業ビルの名称に合わせた「宮崎ナナイロ」に改称した)。
その他イオングループの企業
イオンファンタジー
- イオングループ(以外にも出店することも稀によくあるが)に入居しているゲームセンター「ファンタジーアイランド」・「モーリーファンタジー」「モーリーファンタジーf」を運営する。2015年6月に旧ダイエーグループのゲーセン運営業者の「ファンフィールド」を吸収合併。これによりファンフィールドが運営していた「らんらんらんど」および「パロ」もイオンファンタジー傘下となった。
イオン銀行
- セブン銀行に対抗して始めたイオングループの銀行事業。金融持株会社「イオンフィナンシャルサービス」傘下。
- 直接のライバルといえるセブン銀行同様、ATMによる営業が主体だが、イオン系のショッピングセンターには有人の窓口を構えている店舗もある(インストアブランチ)。
- ミニストップにはイオン銀行のATMがあまり置かれていない。順次設置中。もっと設置されるべき
- まいばすけっと二十四軒1条5丁目店(北海道札幌市)に全国初となる、まいばす店内へのATM設置がされた。
イオンクレジットサービス
詳細は当該記事を参照。
アイク
- なんとかエムブレムの主人公イオングループの商社。グループのPB商品「トップバリュ」の開発などを行なっている。
- 元々はイズミヤ、ダイエーなどとの合弁で設立した企業であるが、イズミヤが脱退したりダイエーがイオングループ入りしたことなどで、完全なイオングループの企業となった。
イオンフードサプライ
イオンラウンジ
イオンの一部店舗・モールには「イオンラウンジ」というものが用意されており、特定条件を満たした者が買い物の合間に休憩に利用できる場所がある。
イオンモールのほぼ全てと、一部の大きなイオン店舗にのみ存在し、旧ダイエーから看板を架け替えた店舗等イオンの純血でない店舗には存在しない。設置店舗はこちら。
コロナ禍で2020年途中よりサービスを休止していたが、2023年6月より順次再開されている。これに際してサービスの一部が変更されている(参考)。
ラウンジ内にはフリードリンクサービスがある。コロナ禍以前はお菓子・おつまみも無料提供されていた。
会員権1人につき最大1人まで同伴可能。コロナ禍以前は3名まで同伴可能であった。
イオンラウンジ利用権を得るには以下のいずれかを満たす必要がある。
- イオンラウンジ会員証を入手する。
イオンカードのイオン直営売り場での年間利用額累計100万円以上達成で入手可能。
コロナ禍以前は40万円が条件となっていたほか、イオンカードゴールド会員(下記)でも対象になっていた。
- イオングループの以下のいずれかの数の株式を保有する。それにより送られてくる株主優待証(イオン(株)の場合は「オーナーズカード」)を提示する。
企業名 | 必要 株式数 |
その株式の株価 (単位:万円) (2023.7.20現在) |
---|---|---|
イオン | 100 | 29 |
イオン九州 | 100 | 24 |
イオンディライト | 100 | 28 |
マックスバリュ東海 | 100 | 28 |
イオンファンタジー | 100 | 27 |
イオンモール | 200 | 35 |
イオンフィナンシャルサービス | 200 | 25 |
ミニストップ | 200 | 29 |
イオン北海道 | 500 | 43 |
ジーフット | 1000 | 28 |
コックス | 1500 | 24 |
関連動画♫
関連項目♫
- イオンレイクタウン
日本一大きいショッピングセンター。イオンリテールとイオンモールが運営している。 - イオンモール幕張新都心
首都圏で3番目に大きいショッピングセンター。イオンモールの旗艦店・総本店。 - 武井咲
2011年3月に発足した「新 AEON」の看板娘。同時に、お客さま感謝デーの顔ともなった。 - WAON
イオン系列で使える電子マネー。イオンのセルフレジ設置店も一部掲載。2016年6月からはWAON電子マネーとは別にWAON POINTカードの発行が開始され、現金ユーザーでも半分だがポイントが貰えるようになった。 - 電子マネー
イオングループ各店舗では基本的にWAONの他、Suica・ICOCA(およびその他7種の互換IC乗車カード),iD,QUICPayを決済で用いることが出来る(一部除外会社・店あり)。 - クレジットカード
イオングループでは、系列会社の「イオンクレジットサービス」が「イオンカード」を発行しており、一部の商品を除いて決済利用できる。 - プリペイドカード
ギフトカードとして、イオンでは任意の額を入れられるプリペイドカードの「イオンギフトカード」を発行している。 - ジャス子(初値ジャス子)
歌い手 - 岡田克也(民主党)
イオン株式会社の取締役・代表執行役社長である岡田元也の実弟
- 12
- 0pt