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ベイビーステップ(Baby steps)とは、週刊少年マガジンで連載されていたテニス漫画である。作者は勝木光。
男性と思われがちだが、女性漫画家である。2007年46号より2017年48号まで連載された。単行本は47巻(+公式ファンブック)まで出ている。
概要
神奈川在住の高校一年生、丸尾栄一郎が運動不足解消の為に南テニスクラブ(以降STC)の無料体験に参加することからストーリーが始まる。
STCには同学年の鷹崎奈津が在籍しており、彼女との会話や、一学年上の江川逞に触発され、「高校3年の夏までに全国大会で優勝しなければ大学受験に専念する」という親との約束の元、プロを目指す過程を描く。
作者の勝木光はテニス経験者であり、綿密な取材に基づいて現実的な技術や戦術、トレーニング理論が描かれている。単行本の帯には、リアルなテニス漫画として関係者からの称賛コメントが掲載されたことがある。
登場人物
テニス選手(STC)
- 丸尾栄一郎(まるお えいいちろう)
本作の主人公。大杉高校に通っている。あだ名はエーちゃん。頭に鶏のトサカの様なくせ毛があるのが特徴。
小学生の時から9年間連続でオールAと成績優秀である。また、非常に几帳面な性格で、ノートをまとめることに神経を注いでいる。そのノートは「エーちゃんノート」と呼ばれ、クラスメイトのバイブルとなっている。ちなみに、授業用と別に清書用も作成する凝りようである。試合中はもちろん、相手の偵察や戦略を練る際にもノートを活用している。
苦手が少ないオールラウンダーで、勝ちへこだわる強いメンタルを持つ。得意のコントロールとチェンジオブペースを駆使して戦う。「全てのボールに追いつき、それをコントロールできれば理論的には負けない」が信条。
相手のプレースタイルや弱点などを分析しながら戦う理論派。眼が非常に良く、それを生かしたプレーや分析力も急成長の要因となっている。奈津に片思いだったが、告白しかけた事をきっかけに、関東大会で逆告白され、付き合うようになった。優勝を目指す全日本ジュニアは、ノーシードで参戦。神奈川ジュニアは準優勝、関東ジュニアはベスト4。 - 鷹崎奈津(たかさき なつ)
本作のヒロイン。栄一郎と同い年で同じ学校に通う。プロを目指しているが、そのことは秘密にしている。
あだ名はなっちゃん。容姿端麗で、学年で一番可愛いと評判でありながら、「神奈川では敵なし」と言われるほどテニスも強い。栄一郎とは真逆の感覚派(戦略的根拠を持たずにプレーする)。天性の集中力を持つ。一度も勝った事がない清水亜希に対して苦手意識が強いようだ。 - 江川逞(えがわ たくま)
大杉高校OB、栄一郎の一つ年上。プロ転向を果たした。
プレースタイルはサーブ&ボレー。日本屈指のビッグサーバーでありながら、繊細なボールタッチも得意とする。
池に大敗し、やる気を失っていた時期があったが、プロを目指す荒谷には負けないという信念を持っていた。諦めず、ひたむきに努力をする栄一郎に刺激を受け、憎まれ口を叩きながらもその実力を認めるようになった。
栄一郎との練習試合で、サーブの重要性を気付かせるなど重要な人物。奈津に惚れていたが、告白することはなかった。奈津の気持ちには薄々感づいていたようである。 - 深沢諭吉(ふかざわ ゆきち)
栄一郎と同い年でありながら、アニキと呼び慕っている。池のことは師匠と呼んでいる。
他選手の情報に詳しく、惜しげもなくその情報を提供する。プロを目指す栄一郎に感化され、自身も全日本ジュニアへの出場を果たす。本番に弱いタイプで、試合で実力を発揮出来ないことが多い。全日本ジュニアの第三試合で、念願だった栄一郎との公式試合を行った。全日本ジュニアで第12シードの選手に勝利している。←相手は足を痛めてたが - 香坂明子(こうさか あきこ)
STCでは奈津に次ぐ女子主力選手。
彼女の描写はあまり描かれないが、巻末の4コマ漫画でメインを務めたことがある。 - 槇原真純(まきはら ますみ)
STCの女子主力選手の一人。栄一郎より一つ年下。
関東ジュニアの常連。 - 横山花(よこやま はな)
STCの女子主力選手の一人。栄一郎より一つ年上。
高校卒業後の描写が無い為、現在の状況は不明。 - 田島勇樹(たじま ゆうき)
STCの12歳以下男子の主力選手であり、将来を有望される天才児。 栄一郎より八つ年下。
栄一郎との初対面は実に小学2年生の時であった。体力で栄一郎を圧倒し、栄一郎が体力づくりを始めるきっかけにもなった子供である。フロリダへ短期留学したこともあるが、数日でホームシックになり多くを語らなかった。
テニス選手(神奈川県)
- 荒谷寛(あらや ひろし)
GITC所属/椋正高校テニス部部長。栄一郎と同い年。プロ転向を目指している。
左利きのベースライナー。強靭な肉体が武器の剛腕タイプで、感情を全面に押し出してプレーする。
小さい頃からテニスが強く、また学校でもテニス部に所属している為、全国の強豪選手と交流があり、顔が広い。最近では栄一郎を同じ神奈川で戦う選手と認めており、情報提供をするなど協力的な面が見られる。高校では部長としての信頼が厚いようだ。逞には一度も勝ったことが無く、未だにライバル視している。関東ジュニアで難波江に勝利し、優勝している。栄一郎が優勝を目指す全日本ジュニアでは第5シード。 - 大林良(おおばやし りょう)
梅田TC所属/湘南工業学院テニス部OB。栄一郎の一つ年上。インカレを目指せる大学にスポーツ推薦で進学した。
栄一郎が初めて公式試合をした時の相手。プレースタイルはサーブ&ボレー。試合を捨てかけた宮川を大声で叱咤激励するなど、熱い一面を持つ。 - 宮川卓也(みやがわ たくや)
宮川T.A.所属/湘南工業学院テニス部所属。栄一郎より一つ年下。
長身のベースライナー。実家がテニスクラブということもあり、子供の頃からテニスをしていたが、ボールタッチが不得意で、全てのショットをハードヒットにした。七色のストロークでコースを打ち分ける、通称ストロークの鬼。栄一郎に負けたことをきっかけに、スランプに陥りながらも片手のストロークとドライブボレ―を習得した。
試合の重要ポイントや気分を切り替える際、休憩中に梅干しとコブ茶で一息つくことがある。 神奈川ジュニアで栄一郎に負け、関東及び全日本ジュニアを逃したが、実力は最上より上だと推測される。 - 岩佐博水(いわさ ひろみ)
ファーサイドTA所属。両親が芸術家で、自身も絵描きを目指している。栄一郎より一つ年上、美大を目指し浪人中。
ボールの軌道などでコートに絵を描くことが楽しくてテニスが上達して強くなった異色の選手。
勝ちへのこだわりが無く、絵を描き終わった後はプレーを中断してしまう。青井の呼びかけに答え、試合経験の少ない栄一郎に協力し、ヒッティングパートナーやスケッチをしてフォームの確認などをしてくれていた。 - 寺島隼人(てらしま はやと)
羽田倶楽部所属。 栄一郎と同い年。
攻撃的なオールラウンダーで、テンポの早い展開に強い。神奈川ではそこそこの地位だが、栄一郎の強さに圧倒される。試合前には必ずバナナで栄養補給をしている。 - 最上紀彦(もがみ のりひこ)
湘南工業学院テニス部所属。栄一郎より一つ年下。
宮川がスランプに陥っている間にポイントを稼ぎ、神奈川のシード選手になる。バックハンドのスライスが強烈だが、癖があるらしい。神奈川ジュニアでは栄一郎にストレート負けを記した。ちなみに諭吉には勝利している。 - 西村浩司(にしむら こうじ)
GITC所属/椋正高校テニス部所属。栄一郎より年下。
荒谷から肉体改造前、サーブ強化前のエーちゃん情報を聞かされており、2段階のテニスをものにした栄一郎に惨敗を記した。気が強くマイペースで、試合後の挨拶は「あーっした!」 - 越水成雪(こしみず なりゆき)
大杉高校テニス部所属。栄一郎と同い年で成績優秀。
成績でトップ争いをしている栄一郎を一方的にライバル視している。「俺の名前を覚えろ!」
テニス選手(神奈川県以外)
- 難波江優(なばえ ゆう)
青城アカデミー所属/長清中央高校テニス部所属 [東京都]。栄一郎と同い年。
全日本ジュニアランキング1位のオールラウンダー。全てにおいてオールAのテニスを目指している。
栄一郎と同じ理論派で、ノートパソコン持参で偵察に赴く。独自で各選手の能力を評価した一覧表を作成している。
感情コントロールが上手くいかない時期があったが、それを克服して強くなった選手。相手の弱点を突く効率的なプレーが特徴だったが、最近ではプレースタイルを変えず勝ちにこだわる戦い方を模索しているようだ。栄一郎が優勝を目指す全日本ジュニアでは第1シード。 - 岡田隆行(おかだ たかゆき)
かがわTC所属/舞原高校テニス部所属 [千葉県]。栄一郎と同い年。
全日本ジュニアランキング3位。基本のショットが全部ライジングフラットのベースライナー。身長が185センチ以上あり、とても体格に恵まれているが、自分ではそう思っていないような描写が見られる。井出とよくつるんでいる。マイナス思考であるが、それは常に最悪の状態を想定している為である。井出の様に「もってる」プレイヤーになるのが目標で、ライジングフラットにこだわっているのはその為である。栄一郎が優勝を目指す全日本ジュニアでは第3シードだったが、激戦の末、栄一郎に破れる。しかしながら、その戦いにおいて自分ももってると確信することが出来た。 - 井出義明(いで よしあき)
芦尾崎高校テニス部所属 [埼玉県]。栄一郎と同い年。競った試合や因縁のある相手に強さを発揮する。
一流の選手に多いタイプのメンタルを持つが、試合では波がある。超感覚派で集中力がすさまじく、意識せずに観客を魅了する展開に持っていく。関東ジュニアで栄一郎に負け、全日本ジュニアを逃したことをきっかけに、海外に行くことを決意した(※海外にはいずれ行くつもりだったが、行く時期を迷っていた)。高校総体では、難波江と神田を破り個人戦で優勝を果たした。勝負強さのエピソードとして、「押し相撲」無敗神話を持つ。 - 高木朔夜(たかぎ さくや)
青城アカデミー所属 [東京都]。長清中央高校に通っているが、テニス部であるかどうかは不明。栄一郎と同い年。
小さい頃から難波江と同じテニスクラブに所属し、共に練習をしていたので仲が良い。
練習メニューは難波江より多めに設定しているのに勝てない為、相手を精神的に揺さぶるトリッキーなプレーや、ルールに反しない程度の反則ギリギリなプレーをし始めるようになった。難波江曰く、小手先の技術。
基本に忠実なオールラウンダーで、豊富なスタミナを持つが、勝ちにこだわる執念が違った方向に行ってしまった選手。試合後の栄一郎に詰めよった際、青井から”自分にあった練習をした方がいい”とアドバイスされた。 - 神田久志(かんだ ひさし)
鹿梅工業高校テニス部所属。栄一郎より一つ年下。全日本ジュニアランキング2位。
強豪の柳瀬高校に通っていたが、両親の転勤に伴い、これまた強豪で寮のある鹿梅工業に転入した。鹿梅工業では徹底した根性論を叩きこまれ、弱点だったメンタルが強化され、不屈の精神を持つこととなった。
俊足が生むライジングと、ベースラインで急激に落ちるスピンボールが武器。栄一郎が優勝を目指す全日本ジュニアでは第2シード。 - 緒方克己(おがた かつみ)
近清高校テニス部所属。栄一郎と同い年。クリスチャン。マイペースな性格。
栄一郎達の代では元々一番強かった人物で、池にも引けを取らなかったが、腰椎を痛めリハビリに専念することに。
約3年間のリハビリを経て、全国レベルに復活してきた。リハビリの経験をポジティブに捉えるなど、 前向きな性格。
荒谷からの評価が高い。また、栄一郎のコーチである青井もかなり高く評価をしている選手。
バックハンドが強力なオールラウンダー。両手打ちはもちろん、片手でも打ってくる。プロ経験者の青井曰く、自分以外に心底信じられるもの(緒方にとってキリスト教)を持ってる奴は精神的に強いということだ。栄一郎が優勝を目指す全日本ジュニアでは第15シード。雨による中断を挟む大接戦の末、栄一郎に敗れた。結果はベスト8。 - 住吉薫(すみよし かおる)
近清高校テニス部所属。栄一郎より一つ年下。サウスポー。超攻撃的なベースライナー。
高校総体の団体戦(の個人戦)において、神田に負けている。 兄譲りのツッコミキャラっぽい。
栄一郎が優勝を目指す全日本ジュニアでは第7シードだったが、難波江に敗れた。結果はベスト8。
- 矢河辺忠則(やかべ ただのり)
関東ジュニア初戦の相手。事前のデータより体が成長しており、プレースタイルも変更していた選手。
矢河辺はノーシード同志ということで、体の大きい自分が有利だと感じていたが、栄一郎が持ち前の分析力を発揮し、勝利した。「こいつ、俺と同じノーシードなのに本当に強い・・・」 - 太田智治(おおた)(※智治の読みは作中で出ていない)
かがわTC所属 [千葉県]。千葉ではそこそこ強い選手。
同じクラブである岡田との会話で、難波江には勝てる気がしないと洩らした。 - 白江進一(しらえ しんいち)
鹿梅工業高校テニス部部長(主将と呼ばれる)。神田のお目付け役といった描写が多い。
高校総体の団体戦(の個人戦)において、緒方に負けている。 栄一郎が優勝を目指す全日本ジュニアでは第8シードだったが、後輩の神田に敗れる。結果はベスト8。
- 住吉梓(すみよし あずさ)
住吉薫の兄。江川逞と仲が良い。栄一郎より一つ年上。
関西人らしくノリがよい。栄一郎とは一度会って話をしている。 - 清水亜希(しみず あき)
小さい頃からコーチである母と二人三脚でテニス一筋の生活をしてきた為、テニス以外のことには疎い。
偶然出会った栄一郎が気になる存在だったが、奈津の彼氏だと知って複雑な気持ちに。 - 中城めぐみ(なかじょう めぐみ)
栄一郎より一つ年下。奈津と初対戦した時に勝利しかけたが、2回目の対戦では歯が立たなかった。
巻末の外伝に、彼女視点の話が掲載されたことがある。 - 桃山遥(ももやま はるか)
ナツの全日本ジュニア準決勝戦の相手。奈津とは昔から対戦しており、実力は五分五分らしい。清水亜希に公式戦で勝ったことがあり、奈津はそのことを気にしている。
テニス選手(フロリダ・テニス・アカデミー)
栄一郎は、高校2年生の時に冬休みを利用し、約2週間のテニス短期留学を行った。
ここでは、その時に出会った人物を紹介していく。また、其々が栄一郎のノートに残したメッセージも記載する。
池に関しては、留学前に日本で会っているが、所属がフロリダなのでここに記載することとする。
- 池爽児(いけ そうじ)
かつてはSTCに所属していたが、日本に敵がいなくなり、活動の場を海外に移したプロ選手。奈津とは幼馴染で、彼女の薦めでテニスを始めた。その強さゆえ、逞や難波江に絶望感を与えてしまったことがある。
栄一郎と同い年でプロデビューを果たし、デビュー戦を観戦した栄一郎にプロを目指す決心をさせた。奈津からのメールで、短期留学中の栄一郎をサポートした。
実在するテニス選手、錦織圭を参考にしたキャラクターである(単行本20巻末に記載)。 - アレックス
栄一郎が同室になったプロになりたての選手。当時19歳。
生活がかかっているプロ選手という立場から、一度は栄一郎との練習試合を拒んだ。しかしながら、最後は3セットマッチを行い、その実力を認めた。栄一郎の影響でテニスに対する考え方も変わったようだ。ノートに残したメッセージから解るように、作品における重要人物の一人。
⇒ノートへのメッセージ「Baby steps to Giant strides」 - 平敦士(たいら あつし)
栄一郎が同室になった日本人。当時19歳。プロを目指している。
半年間も寮で生活している為、食事に飽きたらしく、隠れて脂っこい物や炭酸飲料を飲み食いしていた。英語があまり出来ない栄一郎のサポートをしてくれた。栄一郎に構う池を不思議に思っていたようだ。
⇒ノートへのメッセージ「1勝1敗 次で決着をつける!」 - クリシュナ
栄一郎が同室になったインド人。ジュニアのトップで活躍している。当時16歳。
モニター室を多く使ったり、夜遅くまでテニスの勉強をしている栄一郎をかなり高評価していた。
⇒ノートへのメッセージ「Let's meet when I visit Japan」 - マーシャ
アレックスの妹。栄一郎の時差ボケを解消する為にフロリダで最初に打ちあった選手。
当時13歳。ブラコンの気がある。大人っぽい外見をしている。
⇒ノートへのメッセージ「Good luck becoming a pro!」 - ペドロ
負け癖のついた栄一郎が初勝利をあげた相手。両手バックハンド打ちのベースライナー。見た目通りパワーとスピードで押してくるタイプ。常にヘアバンドをしている。イラスト付きでメッセージを残す等、ひょうきんな人柄っぽい。
⇒ノートへのメッセージ「Next time, come visit with your girlfriend!」(イラスト付き) - クリストファー
愛称はクリス。栄一郎の分析によると、両手バックハンド打ちのオールラウンダー。試合は描かれなかったが、容姿は確認出来る程度の登場回数。
⇒ノートへのメッセージ「I won't lose anymore!」 - ロビー
殆ど登場していないが、同じコートで結構試合をしていたと思われる。姿もチラッと描かれた程度。
見た目は、常に帽子をかぶっており、アジア系の(日本人っぽい)顔立ちをしている。
⇒ノートへのメッセージ「Let's meet at Wimbledon」
コーチ陣
- 三浦(みうら)
STCで何人もプロを育てた名コーチ。
逞と打ちあう栄一郎の眼の良さに興味を持ち、コントロールテニスの真髄と、勝利の理論を授けた張本人。
プロを目指し始めた栄一郎の特訓メニューを作成した。逞がプロになってから忙しくなった。 - 青井竜平(あおい りゅうへい)
忙しくなった三浦に替わり、栄一郎と諭吉のコーチをすることになった元プロ選手。
STCに所属していたことがある。現役時代は怪我に苦しみ、それが原因で引退した。
テニス選手の体に詳しく、メディカルコーチも兼任している。栄一郎にアメリカ行きを薦めるなど、全力でサポートしている。おちゃらけたりするキャラクターであるが、信頼出来る人物。三浦に借金があるようだ。 - 榊原(さかきばら)
忙しくなった三浦に替わり、上位コートの女子を担当することになった女性コーチ。元プロ選手。
青井のことをクン付けで呼ぶ為、青井よりも年上、もしくは同い年だと思われる。 - 森本(もりもと)
STCに見学に来た栄一郎に無料体験を勧めた女性コーチ。かなり押しが強い。
彼女の強引さが無ければ見学だけで帰ってしまったかもしれない為、実は重要な人物。下位コート担当らしいので、登場回数は非常に少ない。 - マイク
たまにSTCに来るメンタルコンディショニングコーチ。選手の心理面をサポートする。
普段はフロリダテニスアカデミーでコーチをしている。日本語が堪能で、栄一郎が短期留学した際は送り迎えなども担当した。
その他
- 影山小次郎(かげやま こじろう)
小学5年の時の球技大会がきっかけで栄一郎と仲良くなり、中学、高校と同じ学校に通う。
栄一郎の親友であり、よき理解者。姫子に惚れている。将棋部に所属している。数学が得意で理数系に進んだ。 - 佐々木姫子(ささき ひめこ)
栄一郎が高1と高2の時のクラスメイト。テニスを始めてから変わった栄一郎に惹かれている。
学級委員を務めるなど、真面目なメガネっ子。 - 宮本(みやもと)
テニス雑誌の記者。いつも変わった帽子をかぶっている。
難波江が勝てない時期を知っていたり、青井の現役時代を知っているなど多岐にわたって取材しているようだ。 - 小ノ澤(おのざわ)
栄一郎が使っているラケットメーカーの社員。
開発に協力するという条件で、栄一郎のプレーに最適なラケットを貸してくれる。 栄一郎がトッププレイヤーの仲間入りを果たしたということも意味している。 - 須藤(すどう)
全日本ジュニアベスト4を決めた翌日、神田と戦う日の朝に栄一郎達に会いに来たテニスウェアメーカー「エレッセ」の営業マン。プロ転向の際には契約したいと申し出、前述の小ノ澤よりも先にチェックしていたとアピール。最新ウェアを栄一郎に提供。物語が大きく動いたと感じさせるには充分な演出だった。この後、実際にタイアップが発表された。 - 丸尾一弥(まるお かずや)
栄一郎の父親。フロリダ留学を快くOKするなど、テニスに協力的な面を見せる。 - 丸尾早苗(まるお さなえ)
栄一郎の母親。STCのパンフレットを貰ってきて、栄一郎を半ば強制的にSTCへ向かわせた張本人。
テニスが強くなっていく栄一郎に、やや戸惑っているようだ。 - 座禅の先生
ゾーン(理想的な状態)を知る為に訪れた場所にいた人物。
三昧の力、ゾーンと座禅の関係、息を数える座禅のやり方を教えてくれた。
※栄一郎がノートをとる際、先生と呼んでいたのでこの表記に
※青井が昔世話になっていたり、他にも様々なスポーツ選手が訪れるらしいので、有名な施設か? - 渡辺リサ(わたなべ りさ)
緒方克己の彼女。親公認の仲のようだ。長い付き合いらしく、テニスに復帰してから長期戦には勝てていない克己に対し、テニスが出来ることに満足して闘争心を失ってしまったのではないか?という分析をした。トラになれ!
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関連項目
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