フューチャーカード バディファイトとは、
株式会社ブシロードが2014年1月から展開しているトレーディングカードゲーム(TCG)、およびそれを題材とした漫画・アニメのタイトルである。
概要
カードファイト!!ヴァンガードに次ぐ新たな低年齢層を対象としたトレーディングカードゲームである。
ヴァンガードよりも低年齢向けされており、特に小学生男子を意識した作りとなっている。
商品販売に先駆けて、月刊コロコロコミック12月号(2013年11月15日発売)より漫画版(作:田村光久)の連載が始まった。
後により大人向けの作品としてコロコロアニキ第1号から「フューチャーカードバディファイト ダークゲーム異伝」(作:吉田正紀)の連載が始まった。
また2014年1月4日よりテレビ東京系全国ネットでのアニメが放映されている。
ニコニコ動画でも1月7日から公式配信されていたが、2期までで配信終了。配信自体も2016年5月18日に終了した。以降、公式配信はYouTubeに移行している。
当初プロジェクトを統括していた「原作者」のコマンダー池っちこと『池田芳正』が主に悪い意味で有名な人物であり、そのことによるアンチも多い。
池っちがこれまでほかのTCGに対しての理不尽な言いがかりを体言する形で製作されており、良いことかどうかはまだ未知数だが色々と新しい試みにチャレンジしたTCGである。しかし漫画家でも脚本家でもない彼がバディファイトでの「原作者」としてどんな仕事をしていたのかは、実際は不明瞭である。
後に「原作者としての契約終了」により、2015年7月という非常に早い段階で池田はプロジェクト離脱となり、バディファイトとしてもブシロードとしても縁が切られることとなった。
第三期からは、先述の漫画版作者である田村光久とコロコロ編集部が、本来の意味での「原作者」となっている。
ルール
- トリガーチェックなどがなく、運ゲー要素が抑えられている(したがって、「運ゲー野郎」はただの負け惜しみ)
- 通常1ターンに1枚しか手札が増えない(ただし1:1の手札交換が毎ターンできる)
- 相手ターンでのカードの使用
などの特徴があげられる。これらは近年のTCGでも珍しくなった特徴である。
またプレイヤー自身がアイテムカードを装備して攻撃するということが特徴としてあげられている。
さらに、先攻1ターン目からいきなり1回だけ相手プレイヤーに直接攻撃が可能で、かつゲージ(コスト)がある程度貯まった状態からスタートするという、ブシロードどころかTCG全体を見渡しても珍しいレベルの攻撃的なゲームデザインも特徴。これはほぼ完全にキッズにターゲットを絞ったということで、学校の休み時間(10分)で一試合終えて、何度もやりたくなるようなゲームを目指したとのこと。
このような工夫により、フェイズは全部で4つというお手軽設計である。
- ファイト開始
使うカードはデッキ50枚以上+フラッグ1枚+任意のバディモンスター1枚。
フラッグと、(有れば)バディモンスターを裏向きに置き、デッキをシャッフルし、先攻を決める。
バディモンスターは、デッキに入っているのと同じモンスターでないと意味がない(後述)ので注意すること。
準備が完了したら「バディファイト!オープン・ザ・フラッグ!」 と叫んでフラッグとバディを表にする。
「原則」として最初の手札は6枚で、ゲージに2枚置き、それとは別にライフカウンター(構築済みデッキには必ず付いてる)を使って、ライフは10からのスタートとなる。このライフを削りきるか、制限時間が設けられているならその時間内で相手のライフを自分のライフよりも少なくした方の勝利である。- フラッグ
プレイヤーが所属する「ワールド」 を示す旗のカード。設定ではこのフラッグカードのある位置にプレイヤーがいるということになっている。アニメでは開始時にバディモンスターが旗を掲げたりする。
ワールドは他のTCGでいうカテゴリやクランに相当するが、バディファイトにおいては「フラッグと異なるワールドのカードは場に出せない(デッキには入れられる)」というルールがあり、混成デッキを組むことはほぼ不可能となっている。ただし、ワールドに属さない「ジェネリック」のカードはどのフラッグでも使える。しかし、「ジェネリック」以外にもどのフラッグでも、どのワールドのカードでも使えるカードがあるようだが…。 - 特殊フラッグ
上記の「フラッグ」とは違ったフラッグで、コレを使えば混成デッキを組む事が可能になる。以下はその全てである。- ドラゴン・アイン
属性に「竜」か「ドラゴン」を含むカードが使える。(この時「読み」は関係なく、例えばルビに「ドラグアームズ」とある「竜装機」は使えるし、逆に「どらごんヘッド」とある(=読む)「怒羅魂頭」は使えない)
英語版では「Dragon Ein」と綴られており、「Ein」とはドイツ語で「1」の事。
このフラッグ下でしか使えないカード…と云うのは無いが、『ドラゴンスローン 竜の玉座』、『サイズ4のアジ・ダハーカ』系、『アクワルタ・グワルナフ』系はその効果上このフラッグでしか使えないので、実質このフラッグ限定のカードである。
このフラッグ限定で、最初の手札は4枚、ゲージは2枚、ライフは12からのスタートとなる。
最初は効果付きフラッグはこれだけだったが、後に「楽園天国」と「灼熱地獄」が出て以降様々な効果が付いたフラッグが誕生した。 - 百鬼夜行
属性に「百鬼」を含むカードが使える。
この属性の付いたカードは皆、カードの右上に「赤丸に鬼」のマークが付いているので、パッと見でもわかる。
このフラッグ下でしか使えないカードは、『ヤミゲドウ』系、『雷爪 ナルカミ』等一部のアイテム、『外道奥義 召雷暴神立!』、『汚されし淵神の祠』等一部の魔法となる。 - 楽園天国
属性に「天国」を含むカードが使える。
「自分のドロップゾーンのカードが少なければ少ない程強くなる」カードが多く、また積極的に「ドロップゾーンにカードをためない」様にするカードも豊富。
このフラッグは、最初の手札が6枚、ゲージが1枚、ライフが12からのスタートとなる。 - 灼熱地獄
属性に「地獄」を含むカードが使える。
天国とは逆に「ドロップゾーンのカードが多ければ多い程強くなる」カードが多く、こちらも「ドロップ肥やしを行う」カードが多いが、その特性上デッキアウト負けする危険性もある。
このフラッグは、最初の手札が6枚、ゲージが4枚、ライフが8からのスタートとなる。 - ドラゴン・ツヴァイ
属性に「竜」か「ドラゴン」含むモンスターしか使えない。
その為か、最初の手札が4枚、ゲージが2枚、ライフが20からのスタートとなる。
このフラッグ下でしか使えないカードはアインに続いてこちらもないが、やはり効果上このフラッグでしか使えない『サイズ3のアジ・ダハーカ』系と、一部のアジ・ダハーカのサポートモンスターである『魔竜の眷属 フェルニゲス』、『魔竜の眷属 アハト・ナハト』、『魔竜の落とし子 ハーリド』となる。 - ドラゴン・ドライ
『手札から使う』と云う前代未聞のフラッグ。ドラゴン・ツヴァイのデッキに入れて使えて(勿論、4枚フル挿入も可能)、ライフが0になる時に手札からツヴァイに重ねる事で、ライフを5にする事が出来る。
条件もツヴァイの時から変わって、属性に「竜」か「ドラゴン」含む元々がモンスターのカードしか使えない。
このフラッグ下でしか使えないカードは「変身」を持ったサイズ10のモンスター『ガエン』系のみ。 - the Chaos
属性に「カオス」を含むカードが使え、手札が4枚、ゲージは2枚、ライフは10からのスタートとなる。
これだけを見るとただのライフが少ないアイン、手札の少ない百鬼夜行にしか見えないが、カード効果によりサイズ上限が99になり、さらにサイズ30以上のモンスターは全て効果破壊されず能力は無効化されないといった能力を持ち、この効果はフラッグそのものが持っているので無効化されない。
このフラッグでしか使えないカードはサイズ30以上の『ギアゴッド』系と『カオスウォール 混沌の障壁』等一部の魔法。 - 竜牙雷帝
属性に「雷帝軍」を含むカードが使え、手札が7枚、ゲージは1枚、ライフは11からのスタートとなる。
このフラッグでしか使えないカードは無いが、効果上このフラッグでしか使えない『雷帝への献上品』のみ。 - ∞ the Chaos ∞
「インフィニティ ザ カオス」と読む。「the Chaos」の下に裏向きで置くと云うこれまた前代未聞のフラッグ。
「ザ・カオス・アップグレード」を用いる事で表向きにする事が出来、サイズ上限が∞(無限)になる。
無限になるだけならよかったのだが何故かこのフラッグ戦闘可能で、そのスペックは「攻撃力、防御力共に10000、打撃力が3」のカードとなる。
このフラッグでしか使えないカードはサイズが10000の『究極に至るC ギアゴッド ver.1ØØØØ』のみ。 - ロストワールド
「ドライ」と同様にデッキに入れて使うフラッグ。元のフラッグの能力を引き継ぐ事が出来、あらゆるデッキに入れて使え、相手のターン終了時にゲージ2を払う事で重ねるフラッグ。
恒例驚愕のギミックは何と言ってもデッキチェンジで最初に使うデッキとは別に「ロストカード(裏面が黒い。ついでに言うとロゴも割れてる)」で構成されたデッキ(枚数は30枚きっかり)を用意して、重ねた時に今あるデッキを除去(デッキ以外のカードはノータッチ)して新たにロストデッキをシャッフルしてデッキゾーンに置く。
ロストカードはどれも強力な物が多く、モンスターなら「ノーコストで攻撃力防御力共に10000越え、打撃力3越え」はざらで、その上サイズが無い(サイズ参照系の効果が効かない)。
魔法、アイテム、必殺技も強力で、他のワールドならゲージ3を軽く要求する様なカードもノーコストで使えてしまう。
だが、その反面「ドライ」とは違って「ロストワールド」自体はデッキに2枚しか入れる事が出来ない。持って来る方法が多いのが救いか。
- ドラゴン・アイン
- 角王
「バディファイト100」でのキーワード能力にして、漫画版やアニメ版にてヤミゲドウを封印した偉大な人物達の事。カタナW、マジックW、ダンジョンW、エンシェントW、ドラゴンW、スタードラゴンW、レジェンドW、デンジャラスWに一人ずつ存在し全員で8人いるらしい。…が後に死ヶ峰骸がヒーローWの角王、「九角勇王 ムクロ」として覚醒。更にアニメにも漫画にも出なかったがダークネスドラゴンWの角王、「無角邪王 ネグロバルス」がいるので、これで全てのワールドに角王が一人ずついる事となる。
この能力を持ったカードはどのフラッグのデッキにも入り、ちゃんと能力も使えるが「元々所属していたワールドのデッキ」以外には1枚しか入れる事が出来ない。(例えば『五角竜王 天武』は出身の「ドラゴンW」のデッキには4枚入れる事が可能だが、上記の「ドラゴン・アイン」も含めて「他のワールドやフラッグのデッキ」には1枚しか入る事が出来ない)
また、一から八の角王には対となる「裏角王」が存在し、普通の角王の表記が「白地に黒字で角王([角王])」とあるのに対し、こちらは「紫の地に白字で角王([角王])」とあるが、表記が違うだけでどちらも同じであり、角王を対象とする効果ではどちらも対象に選べる。 - デュアルカード
1枚で2つのワールドで使えるカード。「バディファイトDDD」より登場した。
- フラッグ
- スタートフェイズ
ターン開始を宣言し、自分のカードを全てスタンドする。
デッキから1枚引く(ドロー。先攻はなかったが、「限界突破ルール」の適用により可能となった)。
手札からゲージに1枚伏せて置き、そうした場合デッキから1枚引く(チャージ&ドロー)。
チャージ&ドローは手札交換+デッキ圧縮+間接的なドロップ肥やしを兼ねているので、できるだけ毎ターン行うことが推奨されている。ただしあくまで任意。 - メインフェイズ
モンスターをコールしたり、魔法をキャストしたり、アイテムを装備できる。
モンスターはこのフェイズだけで2体以上コールできるが、サイズ(カード左上に書かれている数字)の合計が「原則」3以下になるようにしなければならない(但し、フラッグ「ドラゴン・アイン」で「ドラゴンスローン」を使えば上限が4になり、「the Chaos」を使えば上限が99となる)。 - バトルフェイズ
モンスター及び、装備カードを装備したプレイヤーがアタック宣言する。
先攻1ターン目は1枚だけが1度限りアタック可能。
この前代未聞のルールについては「先攻はアタックで流れを作れるが、後攻は1枚の手札アドで押し返せる」ことによってバランスを取るという理論らしいが、実際どうなのかはよく分からない。
バトルが終了したらファイナルフェイズに移行(メインフェイズ2は無い)。 - ファイナルフェイズ
基本的にエンド宣言するだけだが、必殺技カードや必殺モンスターはここで使用する。
これを終えたら「Turn your move!」と宣言して相手にターンを回す。
- バディコール
バディカードと同じモンスターをコールした時、バディカードをレストすることでライフポイントを1回復する(※1回のみ)。
設定的にはバディを呼び出して力(バディギフト)を借りているということらしい。
バディにするカードが四積みされていない場合は、デッキに代用カード《俺のバディ!》を1枚だけ入れることができる。
バディコールが「ライフ1回復」という小さな効果なのは、コマンダー池っちいわく「本当に好きなカードをバディにしてもらう」「強力な効果を持たせると、みんな強いカードをバディにする」ということらしいです。
…しかしながら現状では「デッキのエースをバディにするとデッキ内容がバレる」「コストが必要な強力カードはいざという時に回復できない」と言った理由から 偵察用のサイズ1モンスターをバディにするのがセオリーとされている。まだ強いカードをバディにされるシステムのほうがマシだったのではないか
登場人物
断りが無ければアニメ版での設定・描写を解説しているものとする。
- 未門牙王(CV:水野麻理絵)
本作の主人公。相棒学園初等部6年生。バディファイトは6年生になってから始めた初心者。
『太陽番長』を自称しており、いつも番長風の格好をしている。
礼儀正しく、好物はたこ焼き。
使用ワールドは、二期までは武装騎竜を軸としたドラゴンワールド。三期からは太陽竜を軸としたドラゴンワールド、四期からは雷帝軍。使用デッキは「爆ドラ」や「バルドラ」、「爆熱太陽竜」、「太陽の弾丸」、「轟雷魔王竜」など。
バディは二期まではドラムバンカー・ドラゴン、三期からはバルドラゴン、四期からはバッツ。
アイテムを装備して自身も積極的に攻撃に参加する戦法を好み、ドラムやバル、バッツとサイズ1のドラゴンを両端に出し、センターに自分が立つ攻撃特化型の陣形を「牙王陣形(ガオウフォーメーション)」と呼んでいる。
カードプレイングは得意だがデッキ構築は苦手で、デッキは爆とくぐるに作らせている。 - 龍炎寺タスク(CV:斉藤壮馬)
中学1年生でありながらバディポリスに所属する天才ファイター。牙王をライバルと認めている。
使用ワールドは牙王と同じく武装騎竜を軸としたドラゴンワールドだったが、「武装騎神 デュナミス」との修業を経てスタードラゴンワールド使いになった。使用デッキは「ドラゴニックフォース」や「ドラゴニックスター」、「クロスドラグナー」など。
バディはジャックナイフ・ドラゴン。ガルガンチュア・パニッシャーの唯一の所持者だったが牙王に譲っていたが、一期の終わりに返還された。
当初主人公となる予定のキャラクターであった。 - 黒渦ガイト(CV:蒼井翔太)
「DDD」からの登場で、以降はレギュラーキャラとなった。癖で「運命」と度々口にはさんでいる。
使用ワールドはダークネスドラゴンワールドで、使用デッキは「ウツロナル黒竜」、「ゼツメイノ黒竜」など。
バディはアビゲール。過去の悲しい出来事から、猫が嫌い。 - 大宇宙カナタ(CV:三瓶由布子)
「バッツ」から登場。天才サッカー少年でもあり、文武両道だが少々天然。使用デッキは「ドラゴンズ・フィールダー」など
バディはアトラ。 - 大盛爆(CV:森嶋秀太)
牙王のクラスメイト。デッキ構築に精通したデッキビルダー。牙王のデッキ「爆ドラ」を組み上げた本人でもある。
デッキ構築の専門家が出てくるのはこの手のアニメでは珍しい。
いつも何かを食べている大食漢。また珍しい機械を見ると分解したくなる悪癖がある。 - 宇木くぐる(CV:佐々木未来)
牙王のクラスメイトで爆の幼なじみ。カードの知識に精通したライブラリー。
面倒見の良い性格だが人の弱みを握る黒さもある。頭に付けた蛍光灯は明かりが付く。 - 虎堂ノボル(CV:橘田いずみ)
牙王のクラスメイト。学年ランキング2位と意外と凄腕のファイター。何かと牙王に突っかかってくる。
「運ゲー」「無理ゲー」「勝ち組」といった言葉を好んで使う。
虎をモチーフにしたファッションセンスを持っているが、花子からは「猫シャツ」と呼ばれている。
使用ワールドは牙王やタスクと同じドラゴンワールドだったが、紆余曲折を経てダンジョンワールド使いになった。竜騎士や騎士を好み、自身のデッキ編成の中心としている。
バディはエル・キホーテ。ある意味でドラムを牙王の元に呼び寄せた原因。 - 奈々菜パル子(CV:徳井青空)
相棒学園初等部6年生で放送部員。日本語と英語を混ぜた話し方をする。学内でファイトが発生すると実況役となる。
バディは火星人UFOタコ助。実況はタコ助のUFOに乗りながら行う。
使用ワールドはタコ助の属するヒーローワールド。 - 氷竜キリ(CV:愛美)
牙王のクラスに転入してきた男子。転入直前にカツアゲされそうになったところを牙王に助けられる。転入後は牙王に付き纏うようになり、その流れでバディファイトを始める。
使用デッキはデンジャーワールド。自分は牙王のようにはなれないと考えて敢えてドラゴンワールドは選ばなかった。 その後ダンジョンワールドとレジェンドワールドの使い手となる。バディはジョーカー。
- 黒岳テツヤ(CV:山本和臣)
相棒学園初等部6年生でバディファイト専門コースの授業では牙王たちと同じクラス。
ラップ調の口調で話し、語尾にYO!と付けている。自身のダンスには周りの人を巻き込む力を持つ。
髪の毛に見えるものはバナナでもぎ取ってもまた生えてくる。
使用デッキは72柱を中心としたマジックワールド。使用デッキは「ダンシングデビル」
バディは魔王アスモダイ。 テクニカルなデッキだが彼自身のプレイングは下手である。 - 如月斬夜(CV:斎賀みつき)
相棒学園初等部6年の1位の実力者。
ノーフレームのメガネにはウェアラブル・コンピューターが組み込まれている。
女子が苦手。父は警視総監。弟は如月暁。
幼い頃から忍者に憧れ、現在の夢はバディポリスとなり「正義の忍者使い」として活躍すること。なので現在、少年バディポリスとして活躍する龍炎寺タスクを尊敬している。
使用ワールドは忍者モンスターを中心としたカタナワールド。バディはナノマシン忍者 月影。使用デッキは「如月忍法帳」。 - 富士宮風音(CV:本多真梨子)
牙王たちの一つ下の相棒学園5年生。
学年ランキングには入らず、windの名でホビーショップ「キャッスル」のショップチャンピオンの座につくほどの実力者。
ポジティブな性格の持ち主で、周囲の人をわくわくで盛り上がらせる。
将来友達100人作ることを夢見ている。
使用デッキはRPGの世界を体現したかのようなダンジョンワールド。バディはブレイドウイング・フェニックス。使用デッキは「カレイド・ラビリンス」。 - 未門花子(CV:三森すずこ)
相棒学園初等部3年生で牙王の妹。兄の牙王が大好きで、特に太陽番長のファンである。 - ドラム(CV:大畑伸太郎)
二期まで牙王のバディを務めていた。ドラムバンカー・ドラゴン一族の長の息子。本名は「ドラムバンカー・ドラゴン・ファング・スレイド・テレストリアル・13世の息子」。修行の一環としてバディを組むことになった。直情型で頭が固い。牙王のことはバディとして認めていないようなことも言うが、ずっと牙王を気に掛けて観察していたり、自分からバディを組むことを申し込んだり、牙王の危機には真っ先に飛び出したりとかなりのツンデレ。
ヤミゲドウの騒動の後、族長に任命された為ドラゴンワールドに帰還した。今では10人の子供を持ち、族長になった事で名前も「14世」と改めた。 - バル(CV:村中知)
三期から牙王のバディとなった。新たなる属性「太陽竜」のモンスター。
卵から生まれたばかりで色々な事に興味があるのか、いつも一人で突っ走ってしまう癖がある。
「必殺モンスター」のカードを生み出せる能力を持っている。 - バッツ(CV:小山力也)
太古のドラゴンワールドで、ドラゴンワールドを破壊しかけて封印された「雷帝軍」のモンスター。
四期から牙王のバディとなり、事ある毎に巨大化し、その都度牙王に強制的にSD化されている。 - ジャック(CV:安元洋貴)
タスクのバディ。正式名称はジャックナイフ・ドラゴン。
バディモンスターは威圧感を与えないないようにSD化することが常識だが、彼自身は何故かSD化を拒んでいた。…が、後に他のバディモンスターと同じ様に常時SD化するようになった。
タスクのファイトでは必ずコールされているがよく攻撃を防がれている。
複数の派生形態を持ち、アニメでは「ジャックナイフ"サンダーストーム"」がお披露目された。 - アビゲール(CV:黒田崇矢)
ガイトのバディ。頭の上にある円盤状の物は、SD化している時にはその上に寝そべり、その状態で一輪車の様に移動する事が出来る。
ダークネスドラゴンワールドで満身創痍の状態でガイトと出会い、途中仲違いなど紆余曲折を経て両者は最高のバディとなった。
とある理由で「アジ・ダハーカ」を目の敵にしている様だが…。 - アトラ(CV:水島大宙)
カナタのバディで天然な発言を繰り返す彼に対していつもツッコミを入れてる。 - ジョーカー(CV:川原慶久)
キリの親友でバディ。出る度にダジャレを言う癖がある。 - 魔王アスモダイ(CV:太田哲治)
テツヤのバディ。人間世界で芸能活動もしているモンスターで子供からの人気も高い。
ファイターとして未熟なテツヤを支える陽気な兄貴キャラ。 彼自身はテツヤを魔界の王にするつもりらしい。
その正体は角王が一人「二角魔王 アスモダイ」で素は生真面目な性格である。
アニメ版と漫画版で性格の変化が特に激しいキャラでもある。漫画版ではテツヤのいたずら仲間といった感じ。
カードでは超ガチレア版のテキストが漫画版、究極レア版のテキストがアニメ版の性格に近い。
実はアニメでまともに能力を使った最初のバディモンスターである。
その他
- アニメではカードに親近界の住人が宿っていて、パックを開けて「バディレア」のカードを引当てた者がそのモンスターをバディにすることができるという設定があるが、バディレアは現実のパックにも収録されている。現実のバディレアは「次の段に収録される予定のカードがシークレット・パラレル仕様で入っている」というもので、親近界ならぬ未来世界からやってきたカードを手に入れられるのである。ただし、バディレアのカードは次の段に収録されるサポートカードの存在を前提としているので、その時点ではただのバニラであることも多い。
- 公式サイトでは実際のカードファイトを収録した「公式動画」が公開されている。出演しているのはバディファイトのカリスマであるアミーゴタカタと、熱心なTCGプレイヤーで知られるM嶋森嶋秀太である。また、提携しているカードショップからのファイト動画投稿も受け付けている。
- TVCMには新日本プロレスのオカダ・カズチカが出演している。小学生位のプレイヤーに「わかったよ、オカダ!」と呼び捨てで言われて「オカダさん、な」と返したり、オカダッシュで待ち合わせ場所へ向かうなど、オカダのリング上では見れない一面が垣間見れる。実際このCMに起用された事により新日本における彼の低年齢層人気は上昇しているとか。
テレビアニメ
放送局・配信サイト | 放送・配信期間 | 放送・配信日時 | 備考 | |
テレビ愛知 | 2014年1月4日 |
本放送 | 土曜日 8:00-8:30 |
製作局 再放送は本放送の翌々日 |
再放送 | 月曜日 1:05-1:35 |
|||
テレビ東京 | 本放送 | 土曜日 8:00-8:30 |
同時ネット 再放送は本放送の翌日 |
|
再放送 | 日曜日 10:30-11:00 |
|||
テレビ大阪 | 土曜日 8:00-8:30 |
同時ネット | ||
テレビせとうち | ||||
テレビ北海道 | ||||
TVQ九州放送 | ||||
BSジャパン | 土曜日 11:00-11:30 |
BS放送 3時間遅れ |
||
ニコニコアニメチャンネル | 2014年1月7日 |
火曜日 19:30 更新 |
インターネット配信 3日遅れ |
|
dアニメストア | 2014年1月8日 |
水曜日 12:00 更新 |
インターネット配信 4日遅れ |
関連動画
関連静画
関連項目
外部サイト
- 5
- 0pt