信用創造単語

シンヨウソウゾウ
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信用創造(credit creationとは、銀行が手持ちの現よりもずっと多くの預通貨を発行することができる現す言葉である。

銀行は、企業計に貸し付けることによって、企業計から現を受け取っていないにも関わらず銀行を新規に発行することができる。このため預金創造(money creationとも言われる。

銀行は、万年筆で預通帳に額を書き込むだけで預創造できる」と説明されることがある。この説明を万年筆マネー(fountain pen moneyという。ジェームズ・トービンexitという経済学者が言い始めた言葉である。

銀行は、パソコンキーボードいて預通帳に額を書き込むだけで預創造できる」と説明されることがある。この説明をキーストロクマネー(key stroke moneyという。MMTの提唱者として知られるL・ランダル・レイexitという経済学者が好んで使う表現である。


※本記事において、銀行とは、預貯金取扱金融機関exit全てをす。
  

銀行預金についての予備知識

信用創造について説明する前に、まず、銀行とはどういうものか、簡単に解説しておきたい。
 

銀行預金は銀行の負債、銀行以外の存在にとっての資産

A銀行が発行する銀行は、A銀行にとって負債である。つまり、A銀行以外の全ての存在にとって、A銀行が発行する銀行資産となる。

負債資産は対義である。ある人の負債が、それ以外の人資産になる、という考え方は、簿記貸借対照表(バランスシート)の知識が少しでもあると理解できる。
 

銀行が現金という資産を受け取ったときに、銀行が銀行預金を発行する

銀行というのは、何らかの資産を受け取ったとき、その代償として銀行を発行することができる。

ある人が現1万円を銀行に預けると、銀行はその人に対して銀行1万円を発行する。その場合、銀行貸借対照表資産の項には現1万円が追加され、負債の項には銀行1万円が追加される。

ある人が現1万円を銀行から引き出すと、銀行はその人の銀行1万円を消滅させる。その場合、銀行貸借対照表資産の項の現1万円が削除され、負債の項銀行1万円も削除される。
 

銀行が優良返済者という資産を見つけたときに、銀行が銀行預金を発行する

銀行というのは、「優良な返済者」というのをでひたすら探しまわっている。儀に働いて長期間にわたり借返済してくれるであろう人を見つけると、大喜びで飛びかかり、捕まえて、万円を融資する。

そして、銀行貸借対照表資産の項に「優良な返済者の返済万円分」と追加し、負債の項に「銀行万円」を追加する。

とか土地建物といった財物ではなく、「人間の返済」という抽的な概念貸借対照表資産の項に書き入れることがある。これは、帳簿の世界では、よくあることである。
 

信用創造の解説 (入門者向け)

概要

Bさんという人が、A銀行から住宅購入資の融資を受けたいと思ったとき、A銀行はBさんの経済をじっくりと調する。職場、年収、クレヒスexitクレジットカードの返済を確実に行ってきたかどうかの信用情報)といった情報底的に集め、Bさんの返済を執拗に調べ上げる。

そうした調の結果「Bさんの返済が優良である」とA銀行が信用した場合、A銀行は先述のように、貸借対照表資産の項に「Bさんの返済千万円」と書き込み、負債の項に「銀行千万円」と書き入れる。

そして、Bさんの預残高の数字を書き足すことで融資する(信用創造)。

Bさんは預残高を減らし、住宅販売会社の預残高を増やして、そうやって銀行振り込みで支払いを済ませて住宅を購入する。住宅販売会社がBさんと同じA銀行に口座を持っている場合、A銀行は手持ちの現を一切減らさずに済ますことができる。

Bさんは数十年かけてA銀行お金を貢ぐようになり、A銀行の収益を支える存在になる。
 

円滑な信用創造を可能にする条件

円滑な信用創造を可にするには、5つの条件がある。

  1. 長年にわたって銀行お金を返済し続ける経済恵まれ借り手のBさんが存在する
  2. 借り手のBさんが、銀行に対してある程度以上のを付けて返済し続けることを約束する
  3. 借り手のBさんが、銀行から借りたお金銀行振り込みで支払いして、財やサービスを手に入れる
  4. 借り手のBさんに財やサービス提供する業者C社が、Bさんと同じ銀行に口座を持っている
  5. 巨額の銀行を手にした業者C社が、ほとんど現引き出しせず、銀行のままにする

この5条件がっていれば、銀行は手持ちの現の額が少なくても、極めて円滑に、巨額の銀行創造することができる。

3.と4.と5.は、とても達成しやすい。現を持ち歩いて支払いするよりも銀行振り込みで済ます方が圧倒的にラクである。銀行に口座を開設することはでも無料で行うことができる。多額の現を手元に置いておくのは盗難のリスクが高まって危険なので、ほとんどの人が現引き出しをできるだけ避けて銀行のままにする。3.と4.と5.は、たいしたハードルではない。

※実を言うと、3.と4.と5.は達成しなくてもなんとかなる。そのことは『信用創造の解説(上級者向け)』の項で解説する。


簡単に達成できないのは、1.と2.である。長年にわたって儀に銀行へ借返済し続ける人をきちんと見つけ出すのは、なかなか難しい。ちゃんとした職に就いていて経済があり、にきちっと銀行お金を貢ぎ続ける人は、銀行にとって蔓(かねづる)である。

蔓(かねづる)が見つかれば信用創造できる。蔓(かねづる)が見つからなければ信用創造できない。

銀行の信用創造は、蔓(かねづる)によって支えられているのである。
 

信用創造の定義

円滑な信用創造には以上の5条件が必要であることを理解した上で、もういちど信用創造を定義すると、以下のようになる。
  

銀行から大量の現を引き出す人が滅多に現れないという前提のもと、長期間にわたりお金を貢ぎ続ける蔓(かねづる)を資産と扱って、銀行が新たな銀行を作り出すこと

 

例え話

1万円を預している預者を100人抱えるニコニコ銀行があるとする。このとき、ニコニコ銀行の持っている現の総額は100万円で、発行済みの銀行の総額も100万円である。この、預者から集めた現的預という。

ニコニコ銀行のもとに、ドワンゴ工業という会社が「3,000万円を貸してください。その3,000万円でカドカワ商事から工作機械を買って事業拡大したいんです。カドカワ商事ニコニコ銀行に口座を持っています」と言ってきたので、ニコニコ銀行の営業部は融資を決意し、ドワンゴ工業という会社がニコニコ銀行に開設している口座に、3,000万円の預額を新たに書き入れた(信用創造)。

融資した翌日にドワンゴ工業の口座からカドカワ商事の口座へ3,000万円の銀行振り込みが行われ、ドワンゴ工業は工作機械を手に入れた。

ニコニコ銀行が発行した預額は3,100万円になった。(本的預100万円と、カドカワ商事の3,000万円)

ドワンゴ工業は、今後長い間かけて現3,000万円を返済することになった。ニコニコ銀行にとって、ドワンゴ工業という会社の返済が3,000万円分の資産となった。カドカワ商事銀行3,000万円はニコニコ銀行にとっての負債(現にしてくれと要されたらそうしなければならない)なので、これで釣り合いがとれている。
 


この例え話に出てくる企業たちの最終的な資産負債を説明すると、次のようになる。

資産 負債
ニコニコ銀行 100万

ドワンゴ工業への債権3,000万円
銀行100万

銀行3000万円(カドカワ商事から預けられている)
ドワンゴ工業 工作機械3000万円で購入) ニコニコ銀行への返済義務3,000万円
カドカワ商事 ニコニコ銀行に預けている銀行3000万円

 
この例え話が始まる前の、企業たちの資産負債は、以下の通りである。

資産 負債
ニコニコ銀行 100万 銀行100万
ドワンゴ工業
カドカワ商事 工作機械3000万円で売る予定)

 

 
ニコニコ銀行は、的預の額100万円を大きく上回る3,000万円をいきなり貸し出している。融資先と、融資先にとっての支払先が、同じニコニコ銀行に口座を持っているので、極めて円滑に銀行を作り出した。

手持ちの現(本的預)は、銀行の融資の足かせにならない。つまり、「銀行は貸し出しのための現を必要としていない」というのが、銀行の業務の実態である。
   

銀行の貸し出しを制限するのは、借り手の返済能力

銀行の貸し出しの上限額は、準備預金制度バーゼル合意(BIS規制)で定められている。その制限内なら、いくらでも貸し出しできる。

個別の案件においては、借り手の返済が融資の上限となる。例えば、年収200万の人が「10億円を買うので融資してくれ」と言ってきても、一生かけても返済できないだろうと予測されるので、貸し出しをやめよう、と判断することになる。「利を付けて返済することができない」と言う人に対しても、銀行が損をすると予測されるので、貸し出しをやめよう、と考えることになる。

日本語の信用創造に相当するのは、英語credit creationである。信用創造(credit creation)の際には、借り手の返済信用することが必須となり、信用することでお金創造される。銀行の業務の実態を示した巧妙な言葉だと言える。

借り手の返済銀行にとっての資産となり、創造した銀行銀行にとっての負債となる。資産負債がぴったり同額で一致する(実際には、利子を徴収するので、資産の方が少し多い)。

信用創造は借り手の返済によって成り立つ。もう少し分かりやすい言い方をすると、信用創造は長期にわたって銀行を貢ぎ続ける蔓(かねづる)によって成り立つのである。
 

銀行は、貸し出し原資のために日銀当座預金を持っているのではない

銀行準備預金制度によって準備預日本なら日銀当座預金)を所有することを義務づけられている。こうした準備預は貸し出しの原資を確保するためではなく、銀行間の送や、銀行政府間の送などに使われている。

例えば、Aさんニコニコ銀行の口座からひろゆき銀行の口座に100万を移動させたとする。このとき、ニコニコ銀行からひろゆき銀行銀行間送を行い、日銀当座預金100万分移動させている。

Aさんニコニコ銀行の口座から100万を納税するとする。このとき、ニコニコ銀行から政府銀行政府間送を行い、日銀当座預金100万分移動させている。

こうした送を行うため、銀行日銀当座預金を持つことになる。
   

信用創造の解説 (上級者向け)

これまで述べてきた信用創造の例え話は、いずれも、「銀行から融資を受ける人と、銀行から融資を受けた人にとっての支払先が、同じ銀行に口座を持っていると、円滑に信用創造が行われる」と説明してきた。

本項では、銀行から融資を受ける人と、銀行から融資を受けた人にとっての支払先が、異なる銀行に口座を持っているときにも、信用創造が成立することを解説する。
  

1万円を預している預者を100人抱えるニコニコ銀行があるとする。このとき、ニコニコ銀行の持っている現の総額は100万円で、発行済みの預の総額も100万円である。この、預者から集めた現的預という。

ニコニコ銀行のもとに、ドワンゴ工業という会社が「3,000万円を貸してください。その3,000万円でカドカワ商事から工作機械を買って事業拡大したいんです。カドカワ商事ひろゆき銀行に口座を持っています」と言ってきた。

ニコニコ銀行の営業部がカドカワ商事電話を掛けて「ウチに口座を開設しませんか」と誘っても「弊社はひろゆき銀行お金をまとめたいのです」と言う。ニコニコ銀行の営業部は渋い顔をした。

ニコニコ銀行銀行間取引市場利を調べると、2%日銀当座預金を借用できることが分かった。このため、2%よりも高い利をドワンゴ工業に課せば、ちゃんと利益が出ることが分かった。

ニコニコ銀行の営業部はドワンゴ工業に対し「利8で融資します。それでよろしいですか」と持ちかけ、ドワンゴ工業は「はい、その利で結構です」と答えた。これで交渉成立である。

ニコニコ銀行は、ドワンゴ工業がニコニコ銀行に開設している口座に、3,000万円の預額を新たに書き入れた(信用創造)。

それと同時に、ニコニコ銀行銀行間取引市場でカワカ銀行から2%利で日銀当座預金3,000万円を借り入れ、ニコニコ銀行日銀当座預金は3,000万円になった。

融資した翌日にドワンゴ工業のニコニコ銀行口座から、カドカワ商事ひろゆき銀行口座へ3,000万円の銀行振り込みが行われ、ドワンゴ工業は工作機械を手に入れた。それに合わせて、ニコニコ銀行ひろゆき銀行の間で送が行われ、ニコニコ銀行日銀当座預金は0万円になり、ひろゆき銀行日銀当座預金は3,000万円増えた。

ニコニコ銀行が発行した預額は100万円のままである。(本的預100万円)

ドワンゴ工業は、今後長い間かけて現3,000万円を返済することになった。ニコニコ銀行にとって、ドワンゴ工業という会社の返済が3,000万円分の資産となった。ニコニコ銀行がカワカ銀行から借りている日銀当座預金3,000万円分がニコニコ銀行にとっての負債なので、これで釣り合いがとれている。
 


この例え話に出てくる企業たちの最終的な資産負債を説明すると、次のようになる。

資産 負債
ニコニコ銀行 100万

ドワンゴ工業への債権3,000万円(利子8
銀行100万

ワカ銀行への返済義務3,000万円(利子2%
ドワンゴ工業 工作機械3000万円で購入) ニコニコ銀行への返済義務3,000万円(利子8
カドカワ商事 ひろゆき銀行に預けている銀行3000万円
ひろゆき銀行 日銀当座預金3000万円 銀行3000万円(カドカワ商事から預けられている)
ワカ銀行 ニコニコ銀行への債権3,000万円(利子2%

 
この例え話が始まる前の、企業たちの資産負債は、以下の通りである。

資産 負債
ニコニコ銀行 100万 銀行100万
ドワンゴ工業
カドカワ商事 工作機械3000万円で売る予定)
ひろゆき銀行
ワカ銀行 日銀当座預金3000万円

 

 
この例え話を読むと分かるように、信用創造したばかりの銀行を他の銀行へ振り込まれても、特に問題がない。銀行間取引市場日銀当座預金を借りて、その日銀当座預金を送すればいい。

借り手に対して、銀行間取引市場で借りる利よりも高い利で貸し付ければ、ちゃんと利益が出る。このことを業界用で「きちんと利ざやを稼げている」と表現する。貸し付けの利と、銀行間取引市場で借りた時の利との差額を利ざやと言う。


したがって、信用創造をさらに詳しく上級者向けに定義すると、以下のようになる。
 

銀行間取引市場よりも高めの利を付けて返済してくれる蔓(かねづる)を資産と扱って、銀行が新たな銀行を作り出すこと

 
銀行間取引市場よりも高めの利を返済者が負担してくれるのなら、信用創造した銀行を他の銀行に振り込まれても大丈夫だし、信用創造した銀行を現にされても困らない。
 

※ここまでの記述の資料・・・横山昭雄『真説 経済・金融の仕組み』87ページexit_nicoichiba建部正義『はじめて学ぶ金融論 第2版』53ページexit_nicoichibaランダル・レイ『MMT現代貨幣理論入門』185~192ページexit_nicoichiba。一番詳しく解説しているのはランダルレイの本
 

2段階に分けて信用創造を説明する

信用創造の解説 (入門者向け)』では、信用創造した銀行が同一の銀行内で滞留することを想定して説明している。実際にそうなることはしくなく、住宅販売会社の従業員全員が住宅販売会社と同じ銀行に口座を持っていたら、会社が従業員に給料支払いしても信用創造した銀行が同一銀行内に滞留し続けるわけである。

入門者向けの説明の中で、さりげなく、日銀当座預金銀行間送のことを教え込んでおく。それが、次の上級者向け解説で役に立つ。

『信用創造の解説 (上級者向け)』では、さらに世界を拡して、信用創造した銀行銀行の外へ流出することを想定して説明している。この解説を理解するには日銀当座預金銀行間送のことを知っておかねばならない。いきなり上級者向け解説をするのは、初心者にとって難しいと思われる。
 

信用創造の特徴 金銭債権と金銭債務の同時発生

この項では、貸し付けが起こった直後の、貸し手と借り手の貸借対照表バランスシート)を見て、信用創造というものの特徴を確認する。
 

銀行の金銭貸し付け

銀行が信用創造によってお金を貸した直後の、銀行貸借対照表と、銀行の融資を受けた人の貸借対照表は、次のようになっている。

両者共に、債権債務が同時に発生している。
 

銀行貸借対照表
資産の部 負債の部
債権(借り手の給料から毎一定額のお金を召し上げる権利) 債務銀行。要があれば、即座に現通貨を支払う義務を負う)

 

銀行の融資を受けた人の貸借対照表
資産の部 負債の部
債権銀行。要すれば、即座に現通貨を得られる権利) 債務(毎、一定額の銭を支払う義務を負う)

 

AさんがBさんに自転車を貸す行為

続いて、AさんがBさんに自転車を貸す行為について、考えてみよう。

AさんがBさんに自転車を貸した直後の、Aさん貸借対照表と、Bさんの貸借対照表は、次のようになっている。

Aさんは、資産が減少すると同時に資産が増加している。Bさんは資産負債の同時増加となっている。
 

Aさん貸借対照表
資産の部 負債の部
自転車の減少

自転車の返還を要する債権
の増加

 

Bさんの貸借対照表
資産の部 負債の部
自転車 自転車を返還する債務

 

貸金業者(ノンバンク)の金銭貸し付け

さらに、貸業者がCさんに銀行を貸す行為について、考えてみよう。

貸金業者exitとは、「ノンバンク」という通称で呼ばれる存在で、貸金業法exitに基づいた制度に登録して銭貸付を生業とする業者のことをす。

業者がCさんに銀行を貸した直後の、貸業者の貸借対照表と、Cさんの貸借対照表は、次のようになっている。

業者は、資産が減少すると同時に資産が増加している。Cさんは資産負債の同時増加となっている。
 

業者の貸借対照表
資産の部 負債の部
銀行の減少

債権
(毎一定額の銀行振込を要する権利)の増加

 

Cさんの貸借対照表
資産の部 負債の部
債権銀行 債務(毎、一定額の銭を支払う義務を負う)

 

まとめ

世の中の貸し付けという現の多くは、「貸し手の資産減少と資産増加の同時発生」を伴う。

ところが、信用創造は、「貸し手の資産増加と負債増加の同時発生」が起こる。貸し手である銀行債権債務が同時に増加するのである。

貸借対照表バランスシート)に慣れている人向けに、信用創造を定義すると、次のようになる。
  

銀行が、債権債務を同時に発生させるという形態で、銭を貸し出すこと

 

銀行預金の総量の増減

銀行が貸し出して信用創造することで、世の中全体の銀行の総量が純に増加する

銀行から融資を受けた人が返済をすると、世の中全体の銀行の総量が純に減少する

このことを理解するために、次の例え話を読んでみよう。
 

ニコニコ銀行のもとに、ドワンゴ工業という会社が「3,000万円を貸してください。その3,000万円でカドカワ商事から工作機械を買って事業拡大したいんです」と言ってきたので、ニコニコ銀行ドワンゴ工業に3,000万円を融資した。その間、信用創造が行われたので、世の中全体の銀行の総量が3,000万円増えた。

融資を受けたドワンゴ工業は、3,000万円をカドカワ商事の口座へ振り込み、工作機械を購入した。この行為を経ても、世の中全体の銀行の総量は全く変化していない。

ドワンゴ工業は生産に励み、色んな企業に向けて自社の商品を販売し、1億円を売り上げ、販売先の各企業から合計1億円の銀行振り込みを受け、銀行を1億円増やした。この行為を経ても、世の中全体の銀行の総量は全く変化していない。

ドワンゴ工業はニコニコ銀行へ3,000万円の返済を3回に分けて行うことにした。

1回の返済でドワンゴ工業は1,000万円を返済した。その際、ニコニコ銀行は、ドワンゴ工業の口座の数字を書き換え、預額を1,000万円分減らした。この間、世の中全体の銀行の総量が1,000万円減った。

2回の返済でドワンゴ工業は1,000万円を返済した。その際、ニコニコ銀行は、ドワンゴ工業の口座の数字を書き換え、預額を1,000万円分減らした。この間、世の中全体の銀行の総量が1,000万円減った。

3回の返済でドワンゴ工業は1,000万円を返済した。その際、ニコニコ銀行は、ドワンゴ工業の口座の数字を書き換え、預額を1,000万円分減らした。この間、世の中全体の銀行の総量が1,000万円減り、この話の冒頭の時点にまで逆戻りした。

 
この世の全ての債務者が借を全て返すと、世の中の銀行がなくなってしまう」と言う人がいるが、それは以上の例え話を読むとだいたい理解できる。銀行が融資をした直後は、世の中の銀行の総量がドーンと増える。債務者が銀行に返済をするたびに世の中の銀行の総量がじわじわと減っていき、債務者が済すると、銀行が信用創造した分の銀行全に消えてしまう。


欧州中央銀行(ECB)このページexitで「銀行は貸付をするたびに発生する。貸付に対する返済が全て行われて借済となると、銀行ゼロに戻る」と書いているし、中野剛志この本exit_nicoichiba98ページで「貸出しによって、預という貨幣創造されるのです。そして、借り手が債務銀行に返済すると、預通貨は消滅するのです」と書いている。それらの文章をさらに分かりやすくしたのが、この項である。
 

信用創造を制限する制度

日本国内の市中銀行exit中央銀行以外の銀行)は、信用創造で自分の銀行の預額を増やしている。貸し付けるたびにどんどん預額が増えていく。

ところが、預限に増やすことは許されていない。すべての銀行が貸付額を増やしすぎると、世の中に出回るお金の量(マネーストック)が増えることになり、しいインフレを招くことが危惧されるからである。

信用創造を制限するために、2つの制度が導入されている。
 

準備預金制度

準備預金制度という制度が、信用創造を制限するために導入されている。

日本において導入されたのが1957年であり、較的に古い制度である。

簡単に言うと、銀行が融資のたびに膨らませる銀行という負債と、銀行が持つ日銀当座預金という資産率についての規制である。銀行負債である銀行の総額の最大限=日銀当座預金÷準備率 という数式が成り立つ。

銀行貸借対照表バランスシート)の資産の部に入っている日銀当座預金の額が、負債の部の預の総額を制限する制度である。
 

バーゼル合意(BIS規制)

バーゼル合意(BIS規制)という制度も、信用創造を制限するために導入されている。

日本において初めて導入されたのが1992年度末(1993年3月)であり、較的に新しい制度である。

制度の概要は、際的に活動する銀行は、融資のたびに膨らませる債権という資産を、自己資本の12.5倍以下にする。融資のたびに膨らませる債権という資産の8だけ、自己資本を持っていなければならない」「内のみで活動する銀行は、融資のたびに膨らませる債権という資産を、自己資本の25倍以下にする。融資のたびに膨らませる債権という資産の4だけ、自己資本を持っていなければならないというものである。

銀行貸借対照表バランスシート)の、純資産の部に入っている自己資本の額が、資本の部の貸付の総額を制限する制度である。
 

2つの制度の比較

2つの制度を較した表は、次の通りになる。

準備預金制度 バーゼル合意(BIS規制
銀行の貸し出しの上限を決める数値 日銀当座預金 自己資本
銀行の貸し出しの上限を決める数値」が入っている貸借対照表の場所 資産の部 資産の部
銀行にとって規制される数値 銀行 貸出債権
銀行にとって規制される数値」が入っている貸借対照表の場所 負債の部 資産の部
制度の開始時期 1950年代で、古い 1990年代で、新しい

 

信用創造の廃止

信用創造を止することは可である。2020年現在の時点で検討されている通貨制度や、準備預金制度を使うと、それを実現できる。
 

中央銀行デジタル通貨(CBDC)を導入する

2020年1月現在世界中央銀行中央銀行デジタル通貨CBDCCentral Bank Digital Currency)を研究している。

中でも熱心なのが中国で、デジタル人民元の導入を検討している。

日本銀行中央銀行デジタル通貨CBDC)の研究を進めており、「日銀当座預金一般人も使えるようにすることで、中央銀行デジタル通貨を導入することになる」などと論じていると報じられている。

こうした中央銀行デジタル通貨CBDC)の特徴は、銀行が信用創造することができない、という点である。中央銀行デジタル通貨CBDC)を発行できるのは中央銀行ただ1つのみであり、銀行が信用創造で増殖させることが不可能である。

日銀当座預金というのも、日本銀行が発行する負債であって、それ以外の銀行は一切発行できず、増殖させることができない。

※この項の資料・・・記事1exit記事2exit記事3exit
 

準備預金制度の準備率を100%にする

準備預金制度の準備率を100%にして、銀行銀行という負債創造するときにはそれと同額の日銀当座預金を持っていなければならない、と定めてしまう。

債権債務銀行)の同時創出である信用創造を行うと、その間に準備率が100%を下回ってしまうので、信用創造が不可能になる。
 

中央銀行デジタル通貨(CBDC)が主流となった世界

中央銀行デジタル通貨CBDC)が経済流になると、銀行は信用創造が全くできなくなる。

全ての民が中央銀行に口座を持ち、銀行はことごとく業する。

住宅や自動車といった高額商品を購入したい人に対して融資の話を持ちかけてくるのは、銀行ではなく、融資業者になる。その融資業者は、かから中央銀行デジタル通貨CBDC)を受け取って、受け取った額の範囲内で融資を行うわけである。

をどこかから借りて又貸しする存在というと、サラといった貸金業者(ノンバンク)exitである。

を集めて貸す存在というと、投資信託企業であり、生命保険や損保険といった保険企業である。
 

銀行に関するありがちな間違い

日本の新聞やテレビ局や官庁などでは、銀行の業務の実態に反した表現をするケースがしばしば見受けられる。
 

  • 銀行は、者から集めた現を貸しだして利を稼いでいる 
  • 銀行は、お金を余らせている預者とお金を必要としている借り手の仲介役をしている 


下線を引いた部分が、間違っている部分となる。銀行は集めた現を貸し出しているのではないし、日銀当座預金を現に換えてその現民間企業計に貸し出しているわけでもない。

銀行の貸し出しは信用創造で、現を必要とせず、預創造して預の数字を書き換えるだけでポンポンと貸し出している。政府によって定められた準備預金制度クリアするために、ある程度の現日銀に預け入れて、日銀当座預金として確保しているだけである。



イングランド銀行イギリス中央銀行)は、季刊誌(2014年春号)exitで、次のように解説している。
 

One common misconception is that banks act simply as intermediaries, lending out the
deposits that savers place with them.

 
これを日本語訳すると「『銀行お金の仲介者で、預者が預けたお金を貸し出している』というのはありがちな誤解(common misconception)である」となる。
 

マンキュー教科書における信用創造の説明

グレゴリー・マンキューexitという人は著名な経済学者で、マクロ経済の教科書を書いたら大ヒットしたことで知られる。マンキューの教科書は世界中の経済学部で使用されているというが、そのマンキュー教科書で信用創造が解説されている。
 

Aさんが第一銀行1000ドルを預けた。このときの第一銀行資産は現1000ドル負債銀行1000ドルである。(銀行銀行にとっての負債Aさんにとっての資産である)。


第一銀行は準備・預率20%として貸し出しすることに決めた。第一銀行はBさんに対して現800ドルを貸し出して200ドル銀行庫に残した。Bさんは現800ドルを手にしたので、これで世の中に流通する貨幣マネーストック)は800ドル増えたことになる。このように、銀行の貸し出しによって世の中に流通する貨幣が増えることを信用創造という。

Bさんは、借りた現800ドルをCさんに支払い、Cさんから財・サービス提供を受けた。Cさんは第二銀行に現800ドルを預した。このときの第二銀行資産は現800ドル負債銀行800ドルである。


第二銀行は準備・預率20%として貸し出しすることに決めた。第二銀行はDさんに対して現640ドルを貸し出して160ドル銀行庫に残した。Dさんは現640ドルを手にしたので、これで世の中に流通する貨幣マネーストック)はさらに640ドル増えたことになる。これが信用創造である。

Dさんは、借りた現640ドルをEさんに支払い、Eさんから財・サービス提供を受けた。Eさんは第三銀行に現640ドルを預した。このときの第三銀行資産は現640ドル負債銀行640ドルである。



第三銀行は準備・預率20%として貸し出しすることに決めた。第三銀行はFさんに対して現512ドルを貸し出して128ドル銀行庫に残した。Fさんは現512ドルを手にしたので、これで世の中に流通する貨幣マネーストック)はさらに512ドル増えたことになる。このように、信用創造は限に続いていく。


グレゴリー・マンキュー『マンキューマクロ経済学Ⅱ応用篇【第3版】235~237ページexit_nicoichiba 

 
グレゴリーマンキューの頭の中では「銀行は、預者から預かった現を貸し出す」ということになっているようで、そのため、こういう説明になっている。

こういう説明方法を又貸し説明とか又貸しモデルによる説明という。又貸しとは、現を借りたうえでその現をさらに貸し出すこと(辞書1exit辞書2exit)。

第一銀行は準備・預率20%で現1000ドル持っているのだから、預額を最大で5000ドルまで膨らますことができる(1000÷0.2=5000。この計算については準備預金制度の記事を参照のこと)。Aさん銀行1000ドルなので、この時点でのBさんに対する最大貸付額は4000ドルとなる(5000-10004000)。第一銀行はBさんに対して800ドルだけしか貸していないが、もっと多く貸すことができる。しかし、グレゴリーマンキューは「銀行は手持ちの現の一部しか貸すことができない」と思っているようで、「第一銀行はBさんに対して4000ドル貸すことができる」という発想ができないらしい

グレゴリーマンキューは大変に権威のある経済学者である。その経済学者さんの言うことを軽々しく否定するのは気が引けるのだが、やはり、言わなければならない。「グレゴリーマンキューの信用創造の説明は、現実銀行の業務を反映していない」と勇気を持って断言する必要がある。


イングランド銀行exitというのはイギリス中央銀行で、グレゴリーマンキューに引けを取らないほど権威のある存在である。そのイングランド銀行が「銀行は、預者から預かった現を貸し出しているのではない」と言っているのだから、そっちを引用してグレゴリーマンキューに対抗しなければならない。
 

日銀関係者の国会答弁

信用創造は国会においてもしばしば話題になる。

2019年4月4日参議院決算委員会において、西田昌司参議院議員が、日本銀行黒田総裁に対して質問し、黒田総裁は「銀行は、企業計の資需要を受けて銀行などが貸し出しなどの与信行動、信用を与える行動、すなわち信用創造を行うことにより増加することになるということで、この点も委員御摘のとおりであります」と答弁している(議事録五ページexit)。西田議員の質問のシーンこちらexit黒田総裁の答弁のシーンこちらexit

2019年5月23日参議院財政融委員会において、西田昌司参議院議員が、日本銀行雨宮正佳副総裁exitに対して質問し、雨宮副総裁は「決済性預口座というものを提供している銀行だけが、その与信行動により、自ら貸し出しと預を同時に作り出すことができるわけであります。私が例えばノンバンクに行ってを借りるときには、ノンバンクはどちらかで調達してそのを私に貸してくれるわけですけれども、銀行は私にを貸すときには、私の預口座に記帳すると、で、後から預が発生するという格好になります。これを信用創造と言っておるわけでありますけれども、この点で銀行はノンバンクなど他の機関とは異なる機を持っているというふうに理解しております」と答弁している(議事録三ページexit)。雨宮副総裁の答弁のシーンこちらexit

2019年10月23日衆議院内閣委員会において、安藤衆議院議員が、日本銀行藤田研二企画局審議役exitに対して質問し、藤田審議役は「委員御摘のとおり、信用創造につきましては、まず民間銀行が貸出しを行い、それに対応して預が増加する、こういう対応関係になってございます。ただし、もちろん、銀行が貸出しを行うに当たりましては、まず、計や企業の資需要があるということが前提でございまして、借り手の返済なども影するというふうに考えてございます。」と答弁している(議事録三ページexit)。藤田審議役の答弁のシーンこちらexit

こうした国会議事録のPDFファイルは、このページexit検索するとすぐに見つかる。
 

「信用創造は銀行による詐欺」は誤解

「信用創造は銀行による詐欺だ」とする人が、TwitterYoutubeに、ときおり現れる。

詐欺とは、刑法第246条exitにおいて、人を欺いて財産上不法の利益を得ること、と定められている。辞書を引くとexit、「巧みにいつわって品をだまし取ったり、相手に損を与えたりすること」と書かれている。

本記事の最初で述べたとおり、信用創造で銀行創造する銀行は、銀行にとっての負債である。銀行にとって、融資先の返済こそが資産である。融資先の返済者が返済できなくなると、銀行には銀行という負債だけが残り、経営を圧迫する。

銀行にとって、銀行の発行はあまり楽しくない行為なのだが、融資のため、仕方なく行っている。

「信用創造は銀行による詐欺だ」とする人は、つまり、「銀行は、発行した銀行にとっての資産である」と誤解しているのである。その誤解から、「信用創造は不法に利益を得る詐欺行為」という更なる誤解が生まれ、TwitterYoutubeでそのようにすることになる。
 

中央銀行による信用創造

本記事では、ここまで、市中銀行exit中央銀行以外の預貯金取扱金融機関exit)の信用創造を解説してきた。

中央銀行も信用創造を行う。国債や社債といった債券を資産と扱い、それと同時に不換銀行券かもしくは中央銀行を発行するのが中央銀行通貨発行なのだが、これは、中央銀行による信用創造そのものである。

中央銀行の信用創造、すなわち通貨発行については、不換銀行券買いオペレーションの記事も参照されたい。
 

関連リンク

  • man@bowexit (イラスト付きで分かりやすく信用創造を解説しているが、「銀行の貸し出しには原資が必要」「者から借りたお金を原資として貸している」という考えに基づく説明である

Wikipedia記事

コトバンク記事

その他

関連商品

96109ページに信用創造についての文章がある。イングランド銀行季刊誌2014年春号exit引用して信用創造を解説している。
現代貨幣理論(MMT)の第一人者が書いた本。185~192ページに、銀行の信用創造についての解説がある。
筆者は日銀に長く勤めた人。

信用創造がすべての発端であり、本的預というのは存在しない、という考え方を80~86ページで論じている。

マネタリーベースが増えるとマネーストックが増える」という考え方とそれに基づく量的緩和を何度も批判している。この考え方を外生的貨幣供給理論外生説)という。

マネーストックが増えると、それに応じて中央銀行マネタリーベースを新規発行して増やすのである」と論じている。この考え方を内生的貨幣供給理論内生説)という。

デフレグローバリズム自由貿易による労働分配率低下・賃低下が原因である、と26ページ3134ページ45ページで論じている。この考え方を輸入デフレ論exitという。

文体がやや読みにくいのが難点だろうか。体言止めの文章が多く、「融をよく知っている人が気ままに書いた随筆」といった感じの文章になっている。ただ、内容自体は明晰であり、経済の基礎用をある程度頭に入れてから読むと、すらすら読める。

福井俊彦第29代日銀総裁exit推薦文を書いている。
筆者は商学博士号を取得し、商学部教授を長年勤めた人。

融業界への就職をしている商学部の学生用の教科書として本書は執筆された。

銀行融仲介機関として位置づけるのは正しくない」「銀行の信用創造から全てが始まる」と27~31ページで述べており、イングランド銀行季刊誌2014年号と軌を一にしている。

47ページで「本的預というのはどこから来るのか?」と述べ、本的預が必要とされる考え方(グレゴリーマンキューの教科書のような又貸し説明)に疑義を呈している。

マネタリーベースが増えるとマネーストックが増える」という外生説の考え方とそれに基づく量的緩和122129ページ批判している。


大学教授というのは研究者であると同時に教育者であることをめられる。そのためか、本書は読みやすい文体で書かれている。

各章の最初に、筆者の教え子が書いたイラストが載っている。どういうイラストかというと、ほのぼの4コマ漫画系とでも言えばいいだろうか。融業界の仕組みについて解説するというカチカチにお堅いテーマの書にかわいいイラストが入っていて笑ってしまう。

関連項目

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信用創造

30 ななしのよっしん
2021/02/28(日) 17:52:32 ID: MUevw6iD11
>>26その先を読んでください。信用創造の規模は理論的には制限であるが、現実的には銀行の貸し付け可限界点や計と企業行動による制限、融政策といった制限が存在している[11]。
貸し付け可限界点とは、準備預金制度の下での貸し付けももちろん含まれ、預のうち、法定準備預を除いた額を貸し付けが許可されるということでしょう。つまりマンキュー準備預金制度の下で信用創造を説明しているわけで大百科は誤りです。ネタなんだろうけど。
銀行は他人の預を貸し出している(闇の又貸しの意)わけではないというのはその通りですが、それでは預なしに制限に信用創造ができると拡大解釈するのは、準備預金制度に反するので誤りです。
不良債権が増えて銀行が破綻すれば預も毀損するという点をご理解頂ければ銀行は預を利用して信用創造していると言う点も理解できるかと。
>>24wikiを見ると信用創造とは簡易には準備預金制度のもとで、銀行が有する「貨幣を生み出す」機すとあり、銀行ではない闇にはありません。また、雨宮副総裁もノンバ
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
31 ななしのよっしん
2021/03/01(月) 07:35:05 ID: ZtMxveIqJn
>>30
まずですね、あなた自身の説明が錯誤的だと感じます

>法定準備預を除いた額を貸し付けが許可される

なぜ許可されるという説明をされているんでしょうか?
許可するかどうかは法的な話であり、信用創造メカニズムの話ではないと感じます

ここの記事には準備預金制度バーゼル合意により、銀行負債資産率が法により定められ、
それにより信用創造が制限されるとありますが、あなたの説明はそれをしているに過ぎないと思います
ということはですね、あなた自身がマンキューの説の整合性とはなんら関係ない説明に思えます
32 ななしのよっしん
2021/03/01(月) 11:54:00 ID: MUevw6iD11
>>31あー、なるほど。あなたはそもそも現実に即した話はしていなかったわけですね。例えば、日本は法治国家なので犯罪を犯したら逮捕されると言うのは当たり前ですが、法律がないなら犯罪をいくらでも制限に犯しても逮捕されないという北〇の拳のような世界の話をしていたんですね。錯誤的なのはどちらでしょう?
wikiにも創造される信用貨幣の量は準備預金制度依存し[2][1]とあり、マンキューももちろん現実銀行信用創造の説明をしており、現実的な信用創造と整合性があるわけです。
33 ななしのよっしん
2021/03/03(水) 01:26:30 ID: qzM0tP0jmD
普通100km/h出せる構造になっている
ほとんどの法律で最高60km/hに制限されている
法律60km/hに制限されてるから100km/h出せるという説は現実に即していない、と言われても困るわな
34 ななしのよっしん
2021/03/03(水) 13:07:42 ID: dl227hYUR1
横からだが整理する

>闇だって信用創造でカネを増やしてるよ
間違い
信用創造ができるのは銀行のみ、信用創造というのは貸し出しによって預通貨の総額が増えることを言うが、闇機関からお金を調達して貸し付けるので全体としての預は変化しない

次に信用創造に制限があるかだが、資本規制などがある以上本当に制限ではない
ではなぜわざわざ制限という言い方をするかというと、通説である「信用創造も又貸しである」というへのアンチテーゼと考えられる
>法定準備預を除いた額を貸し付けが許可される
これは典的な又貸し説の説明だが、実はこれは法的にも現実から見ても正しくない
準備預とは預者が預けた現から調達する物ではなく、日銀から調達するものだから
つまり信用創造に制限はないというのは、又貸し説で言う「預者が預けた現によって貸出額が制限される」ということの否定であり、まず貸し出しがあり、準備預は預額の増減に応じて後から調達されるという現実を説明したもの
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35 ななしのよっしん
2021/03/06(土) 22:42:48 ID: MUevw6iD11
>>34法定準備預を除いた額を貸し付けが許可されるというのは又貸し説の説明ではなく、準備預金制度の下での信用創造の話です。
また、準備預金制度wikiには現在日銀銀行に対する法定準備率は0.05〜1.3%であり[3]、各銀行日銀に預け入れた額を準備率で除した額を個人や企業に貸し付けることが法的に許可されている。とありばっちり法的にも現実的にも正しいわけです。
36 ななしのよっしん
2021/03/06(土) 23:15:38 ID: dl227hYUR1
>>35
https://www.imes.boj.or.jp/jp/historical/pf/pf_index.htmlexit
日本銀行の機と業務

これは日銀が出してる出版物のweb
これの「第5章 融調節」の104ページから見ると準備預日銀当座預金がどうやって運用されてるか分かる

https://www.boj.or.jp/research/wps_rev/wps_2000/data/kwp00j03.pdfexit
日本銀行融調節の組み
上の12ページにはこうある
>準備預の保有は、1か間(毎 16 日から翌 15 日まで<積み期間>)の日々の日銀当座預金残高の合計値(積数)が法定所要額を上回るように行えばよく、毎日一定額以上の残高を保有する必要はありません。
>極論すれば、積み期間のどこか1日だけ法定準備額全額を積み上げ、残りの期間をゼロとするような積み方も可です。
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
37 ななしのよっしん
2021/03/07(日) 17:29:12 ID: MUevw6iD11
>>36だから何?論破されたから、苦し紛れに現在は貸し出しよりも預量が多く、準備預も豊富だから信用創造の制限にならないと議論をすり替えたいの?
38 ななしのよっしん
2021/03/07(日) 18:39:18 ID: dl227hYUR1
>>37
wikipedia出してくるくらいだからわかってたけど資料読む気ないのね、じゃあもういいや
こんなんばっかやな
39 ななしのよっしん
2021/03/08(月) 20:50:41 ID: MUevw6iD11
ドヤ顔日銀融調節の組みの資料を出されても、法定準備預を除いた額を貸し付けが許可されることが否定されるものでもなく、だから何?って感じなんですが?