インコさんとは、ホリプロコム所属のお笑い芸人である。1976年6月8日生まれ、既婚。
当初は本名の「成田優介」(なりたゆうすけ)で活動していたが、2015年5月1日付けで正式に芸名を「インコさん」へと改名した。
「リタ・ジェイ」名義で作家・イラストレーターとしても活動を行っている。
1999年にトリオ「キッチンメイト・チョッパー」を結成。その後、トリオ「しゅりけん売り」等の活動を経て大森よしきとのコンビ・「JJポリマー」を結成するも2011年に解散。以降はピン芸人として活動を続けており、コントライブ「実弾生活」の公演を毎年2回行っている。
芸人の傍ら「リタ・ジェイ」名義でイラストの制作、iPhoneカバーのデザイン、コラムやライトノベルの執筆といったクリエイターとしての活動も顕著で、2014年度から専門学校・桑沢デザイン研究所3年生後期
2014年2月には後述のドラゴンクエストX 第二期初心者大使に就任。その縁から2014年9月4日発売のニンテンドー3DS版「ドラゴンクエストX オンライン」のCM(親子編)に出演を果たし、芸名もキャラクター名とあわせた「インコさん」へと改名した。
古今東西の漫画、アニメ、ゲームの知識が非常に豊富であり、それを下地にした視聴者の心を掴んで離さないセンスあふれる独特のトークとキャラクターが魅力。ビッグ錠や小池一夫といった「劇画」作品と甘いものを好み、一見飄々としながらも義理堅く情に厚いイカしたおじさんである。
スクウェア・エニックスのオンラインゲーム「ドラゴンクエストX(以下DQX)」の公式生放送番組「ドラゴンクエストXTV」の企画のひとつに、本作品未プレイの芸能人をドラゴンクエストX 初心者大使として任命し、遊んでいる光景をニコニコ生放送で公開する、という内容が存在する。
成田優介はその第二期メンバーとして就任、2014年3月から8月の任期期間中、生放送を通じてユーザーへ本作品の面白さを訴求していた。
DQXでのキャラクターはプクリポ♂の「インコさん」。初心者大使就任時の公式放送において「マンションの大家にインコを飼っていることを内緒にしてるんだけど、放送に映らないか心配」というエピソードを語ったことから、コメントで視聴者に名付けられた。今では本人もお気に入りの名前であり、しばらく「芸名もインコさんに変えてやろうか」と語っていたが先述のとおり2015年5月1日に正式に「インコさん」へと改名。
他の第二期初心者大使は石川竜太郎(リューザ)、ほりゆうこ(ぬのこ)、磯部恵子(べってぃー)が務め、共に任期を全うした。
大使就任期間中にはチーム「ニッコニコ二期大使」こと「ニコニキ」を結成。二期大使4人のみで構成されたチームであり、チーム名の由来は「いつもニコニコしながら冒険したい」ということ、二個・二個で「4人」を表すこと、そして「ニコ」が「niconico」を示す(オフィシャル感が出る、とインコさん談。)というトリプルミーニングである。なお結成時にインコさんが挙げた他の候補には「THE・油すまし」という案もあったが、べってぃーこと磯部恵子に「絶対嫌なんですけど」と一蹴された。
初心者大使卒業後も生放送は継続配信しており、インコさんはじめニコニキメンバー一同それぞれが個人配信を続けている他、「オフライン集合配信」と称しニコニキメンバー4人が月に一度、一堂に介しワイワイと冒険を繰り広げている。
2015年5月1日の改名お知らせ放送では、改名の理由をインコさん流に「大使としてニコ生で放送を始めてから、本名を呼ばれる機会が月一回の皮膚科の受付だけなんですよ」とコメントしたが、このニコニキとの出会い・活動をとても大切にしていることも改名の理由に一役買っているとのこと。
ちなみに余談だが、この改名放送を見た視聴者がこぞってホリプロコムのHPにアクセスした結果、アクセス過多でHPが落ちた。よーすぴもこのHPを見たようで、改名案内の件で爆笑したらしい。
2014年12月23日の公式放送「ドラゴンクエストⅩTV番外編 よーすぴサンタのクリスマス@池袋ニコニコ本社」で遂にニコニキ・シーズン2の目標であった「悪霊の神々」を撃破。
2015年4月30日の集合配信において、ニコニキ・シーズン3「春・バラモスの嵐」(4月中にバラモス撃破!)を達成。次の目標に向け、無事撃破に成功。
しばらく大きな目標がないままであったが、第四期初心者大使「激団ヨンキホーテ」に触発され、2015年12月末までにニコニキで「幻界の四諸侯」撃破することを目標に掲げる。立ち見Fからは「ニコニキには無理!」と一蹴される事案も発生した(気がする)。
それに向けてニコニキ内での活動も広がり、第3のサブキャラ計画「インコロボ」が始動する。インコロボとべってぃーの手によって生み出された左右非対称のハンマーはリューザの物理攻撃面に大いに貢献し、めでたく「幻界の四諸侯」を撃破することに成功する。
2016年初頭、まだ年が明けて間もない頃に突如として発表されたニコニキ・シーズン4「春、モグラの穴」(4月中にドン・モグーラ撃破)を掲げ活動を開始する。これについてインコさんは「集合配信を経て、目標は様子を見る」としている。
同時にソルジャー=インコ誕生という、肩が赤い最低野郎に炎の臭いが染み付いてむせそうなネーミングを以って個人目標を戦士育成と設定した。
DQXはマイペースに配信内外でプレイしており、メインの職業は旅芸人、第二の職はスーパースター。RPG然としたキャラクターの強化や強敵との戦闘などには然程こだわらず、いわゆる生活系コンテンツである「職人」の活動を非常に好んでいる。選択した「道具職人」(他の職人が扱う道具を作ることができる唯一の職人)のレベルは2015年5月現在の最高値であるレベル50に到達。配信でもその技をたびたび披露し、数々の伝説を築いてきた。
インコさんの放送は「カットイン」と称される演出が大きな特徴。コインボス後の宝箱や職人チャレンジ後にあえてゲーム画面を映さず、瞬間的に自らの決め顔のアップや自作イラストを画面いっぱいに映すことで視聴者に結果を予測させ盛り上げる。
また、積極的に自らイベントを考えては他のニコニキメンバーや初心者大使たちを交えつつ放送を行っている大使のリーダー的存在でもある。
第二期初心者大使卒業後は形式としては個人の放送となり、思い切って放送用機材を多数購入。しかしその結果、なんかノイズが聞こえるだの声がこもってるだのと色々な意見が視聴者から出るようになり、インコさん本人も納得がいかないので次々と機材を追加購入。最終的には漫才で使われるような、重量約1,4kgほどのドでかいマイクが採用されることになった。(一応ニコニキメンバーで集まった時のことを考えて、多人数の音声を拾えるマイクが欲しかったからという理由もある)
コミュニティ参加人数が10,000人を突破し、記念放送を開始。その第1弾として、視聴者のキャラクターとともに強ボスと戦い、オーブが出た場合はインコさん総取り・出なかった場合はインコさんお手製の★3職人道具をプレゼントするという、「インコオーブチャレンジ」を開催した。
毎月15日は「インコの日」として、インコさんのトーク枠を開始した。トークテーマは事前にTwitterや配信中に募り、そのテーマに沿って展開する。会場は都内各地に点在する、インコさん縁の人の展示会場で行われている。
インコさんはよく独自のセンスで個性的なワードやフレーズを生み出し、放送中に発言する。ここではインコさんの放送を見るうえで知っておきたい単語を紹介しておく。
インコロボ:サブキャラ育成計画第3弾。武器を作ることだけを其の身の業とし、職人レシピ一覧における「☆」をひたすら付け続ける荒行と称した謎の鍛冶行動も観測される。身体そのものをハンマーと化し、ただひたすら打ち続けるその姿にチャン=インコは涙した。(インコロボの活動資金はチャン=インコ財団から出資されているとの情報がある)めでたくインコロボは「幻界の四諸侯撃破」に向けた真の目標である「リューザ育成計画」に参画する。荒行の成果を見せつけつつも大量のハンマーを作り出し、見事リューザに持たせることができるハンマーの完成の目を見た。その後のインコロボは身も心も財布もボロボロとなるも、変わらず荒行に励む姿が観測されている。
インコさんは70年代~90年代の漫画やアニメ、ゲームといったサブカルチャーのエピソードやフレーズを好んで使用する。これを視聴者や、平成世代の他の初心者大使(主にべってぃー)に「知らないことを分かっていながら」語りかけることがある。この行為を本人曰く「コンテンツ・ハラスメント」 と呼称している。
※仕掛けられた方はキョトンとするだけなので、実際にはハラスメントにはなっていないのだが……。
ここではインコさんが実際に仕掛けたコンテンツ・ハラスメントの題材となった作品一例を紹介する。(順不同。)
これらの作品を読み解くことで、インコさんのトークがより深く楽しめるようになるかもしれない。
本項では、ニコニコ静画とニコニコ市場に登録されているものを挙げている。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/05/28(火) 01:00
最終更新:2024/05/28(火) 01:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。