ケビンマスクとは、漫画『キン肉マンII世』に登場するキャラクターである。
前作『キン肉マン』の主要キャラクターであるロビンマスクの息子であり、父親と同じくロビン家伝統の鉄仮面を被り、鋼鉄の鎧を身に着けている。髪の毛はロン毛で顎鬚を生やしている。ケビンの仮面には、水中戦に弱いというロビン家の弱点を克服するために内側に高濃度酸素吸入機が取り付けられている。「難攻不落の鉄騎兵」という異名を持つ。
ロビン王朝の跡取りということもあり、幼い頃から父ロビンから厳しいスパルタ教育を受けていたが、それに耐えきれずに家出。その後は父への反発がアイデンティティとなってしまい、グレた挙句に悪行超人の道へ進んでしまう。その影響で背中には大きなスパイダーネスト・タトゥーが彫られており、自分に敗北した超人の姿を彫り加えている。このタトゥーは後に悪行超人を脱退し、新世代超人入りした後も残っている。ちなみに、父親もキン肉マンとの戦いに敗れた後やさぐれていた時期があり、グレてしまったのも父親譲りの素養があったのだろう。
作中でもトップクラスの強豪として描かれており、デビュー戦から329戦無敗でシングルマッチでは一度も負けたことがない(タッグマッチではザ・デモリッションズに負けているが自身はKOされていない)。また、作品の主人公であるキン肉万太郎に勝利した唯一の超人でもある。正義、悪行の両方に在籍していた経緯があるため、ロビン王朝伝統の技を習得したテクニシャンでありながら、d.M.pで培ったラフファイトも得意。状況によって両者を使い分けることができる。クロエ(ウォーズマン)に師事してからは戦略面も向上している。試合中に武藤敬司のLOVEポーズでアピールしたり、試合に勝った際はPRIDEで活躍したケビン・ランデルマンの開脚ジャンプを見せたことがある。
性格はクールでドライ。他人と慣れ合うことを苦手としている孤高の一匹狼気質。紳士超人と呼ばれた父親と比べて口調は荒く、不良っぽい。しかし根っからの悪人ではなく、ただ父親に反抗していた側面が強い。また、強くなることに対して非常にストイックで、甘ったれなお坊ちゃんの万太郎とは対照的。
超人オリンピックに優勝した後は、ロビンマスクと和解し、新世代超人として悪行超人と戦うようになる。万太郎とは性格が真逆ということもあって当初はウマが合わず、反発しあっていたが、タッグチーム「ザ・坊ちゃんズ」を結成し、いつしかかけがえのないパートナーとなっていった。
名前の由来はプロレスラーのケビン・フォン・エリック。作中では、ロビンとアリサが恋人時代に通っていたパブの名前から付けられた。何かと賛否両論になりがちな『キン肉マンⅡ世』のキャラクターの中では不人気な主人公とは対照的に人気が高く、第1回、第2回、第3回の人気投票では1位に輝き、当時出番が少なった第4回でも2位になっている(ちなみに1位はウォーズマン)。究極の超人タッグ編では、物語の大半を黒ブリーフ1枚という恥ずかしい格好で過ごしている。
初登場は『キン肉マン』の読み切り作品「マッスルリターンズ」。残虐超人BUKIボーイによって正義超人たちが次々に敗れ、負傷を抱えたロビンマスクが戦う状況になったことから、幼い頃のケビンは山奥で隠居生活を過ごしていたキン肉マンの元を訪れ、父に代わってBUKIボーイと戦って欲しいと懇願する。
8歳のとき、ロビンからの厳しいスパルタ教育に耐えきれず家出をする。その後はこれまでの鬱憤を晴らすかのごとく遊びを満喫し、ストリートファイトに明け暮れる荒れた日々を過ごしていた。15歳のときに、d.M.pにスカウトされ悪行超人の道へと進む。訓練時代にマルス(後のスカーフェイス)と出会い、命を救われたことがある。
d.M.pの中でも頭角を現すようになり、悪人エリートの中でも札付きのワルと呼ばれるようになる。18歳のときに日本防衛のために美波里公園に派遣されたキン肉マンの息子・キン肉万太郎と出会う。その夜、キン肉ハウスを偵察し、昼間に軽くあしらったガゼルマンを闇討ちする。
次の日、万太郎とミートがプロレス観戦のために訪れていた日本武道館に同僚のテルテルボーイとMAXマンと共に姿を現し、人間のプロレスラーたちを惨殺。自らの素性を明かし、万太郎に挑戦状を叩きつける。
しかし、先に万太郎と戦ったテルテルボーイとMAXマンが万太郎に倒されると、「ここは俺の求める理想ではない」と一方的に三下り半を叩きつけてd.M.p脱退を宣言。その場を立ち去ったことで万太郎との対決は実現せず、以降は正義超人にも悪行超人にも属さない一匹狼となる。
テリー・ザ・キッドとスカーフェイスの試合を観戦しに姿を見せ、スカーフェイスの正体がd.M.p時代の同僚であるマルスであると見抜く。決勝前夜、不正を暴こうとスカーの前に現れるが、かつて地獄の特訓から命を救われた恩義があるため真実を公表することができず、苦悩する。
しかし、決勝戦においてブロッケンJr.からの忠告を受けたことでスカーフェイスの正体が悪行超人のマルスであることを公表する。スカーフェイスが万太郎に敗れた後は、彼が悪行超人から足を洗うことを願い、再び1人いずこかへと立ち去っていく。
次のシリーズでは出番が無く、長野の山中で1人鍛錬している姿が描かれたのみだった。
開催が決定した超人オリンピック ザ・レザレクションに出場するため、謎の超人クロエから3か月間訓練を受け、セコンドにも付いてもらうことになる。クロエのトレーニングで飛躍的に実力を付けたケビンはイギリス予選を楽々突破。大会予選でも苦労することなく勝ち残り、最終予選競技の「二人三脚でZEI!ZEI!」ではクロエとのコンビによって1位通過で本戦出場を勝ち取る。
グランドファイナル抽選会では、シード枠に決まりかけていたところを自ら蹴って、1回戦から戦うことを選択する。初登場から数年を経てようやく初の本格的な戦闘シーンとなった1回戦の韓国代表・チヂミマン戦では、直前までサウナで過酷なトレーニングを積んでいたため疲労困憊状態となり、テコンドーを得意とするチヂミマンの猛攻を受けてしまう。だが、極限状態となったことで大渦パワーを解放すると、ビッグベン・エッジで勝利する。試合後、チヂミマンの顔を背中のタトゥーに彫ろうとしていた。
2回戦ではコンディションを整え、オランダ代表のレゴックスと対戦。この試合で初めてロビン家伝統の歴史の鎧を装着する。悪行超人時代の残虐ファイトを駆使してレゴックスの弱点であるコアブロックを破壊すると、またも大渦パワーを発動させてのビッグベン・エッジで撃破する。
準決勝ではロシア代表のイリューヒンとスカイキューブ・リングで対戦。イリューヒンが同郷でしかもロボ超人だっためクロエが動揺してアドバイスを送ることができなくなる。しかも、イリューヒンの胸部に搭載されたジャイロ・コンパスによって落下技が封じられてしまう。だが、迷いを吹っ切ったクロエのアドバイスを受けたことで反撃に出ると、イリューヒンの命綱であるジャイロ・コンパスを破壊。すでに勝負の行方が決しても手を抜くことはせず、必殺技「OLAP」で両腕をもぎ取ってKOする。さらに、イリューヒンの体をキャンバスから投げ落とすという残虐行為を行う。
決勝ではついにキン肉万太郎との一騎打ちが実現。この試合に向けてケビンは、父ロビンマスクへのわだかまりを捨て、実家から持ち出した傷入りマスクを着用する。序盤は優勢に試合を進めるが、万太郎も農村マンのアドバイスを受けたことで反撃し、マスクの額に傷を付けられてしまう。一進一退となった戦いは、万太郎は火事場のクソ力、ケビンは大渦パワーを発動させ雌雄を決しようとする。ここで勝負を焦った万太郎は、農村マンのアドイバスを無視してマッスル・ミレニアムを仕掛けてくる。だが、この試合に向けて事前に対策を練っていたケビンは、体を極限までそらして万太郎の体を掴むことで攻略する。ショックを受ける万太郎に対してOLAPを仕掛け、両腕を破壊してしまう。完全にグロッキー状態の万太郎に対してダメ押しのビッグベン・エッジでとどめを刺す。これにより、超人オリンピック優勝を飾り、ベルトを38年ぶりにロビン王朝(ダイナスティ)の手に戻した。
試合後、悲願のキン肉族打倒を果たしたことでマスクの傷は消え、ケビンは全力を尽くして戦った万太郎に礼を言う。ケビンの戦いぶりに涙を流していたクロエは、自らの正体が伝説超人ウォーズマンであることを明らかにし、ロビンへの恩を返したことでケビンの元を去っていく。その後、ロビンとの関係も修復された。
アニメ版では、OLAPを喰らっても無意識状態で立ち上がる万太郎に対して追い打ちを怠ってしまい、ビッグベン・エッジを脱出されてからのマッスル・Gを受けて敗北。こちらでは万太郎が優勝している。試合後、お互いの激闘を讃えて再戦を誓い合い、キン肉族へのわだかまりが消えてマスクの傷が消えている。
傷ついた万太郎に代わってバラバラにされたミートの体を取り戻すためにスカーフェイス、ハンゾウ、イリューヒン、バリアフリーマンと共に「アイドル超人軍」を結成。邪心を抱いたことのある超人しか入れないジェネラル・パラストの中へ入り、悪魔の種子に戦いを挑む。
巌流島のジェネラル・リプに辿り着いたケビンは、合流した盟友スカーフェイスとタッグチーム「B-エボリューションズ」を結成し、「ザ・デモリッションズ」とタッグマッチで戦うことになる。序盤はボルトマンを攻め込むことで優位に試合を進めるが、若返って全盛期の力を得たうえにベテラン超人の老獪さまで持ち合わせた再生アシュラマンが登場すると次第に劣勢になる。強大なパワーを持つデモリッションズの前に力負けし、ついにはスカーフェイスが「地獄のコンビネーションΩ」によってボルトマンの体内に放り込まれて消滅。完敗という結果に終わる。
試合後、アシュラマンの要求によって万太郎とのタッグで再戦をおこなうことになる。しかし、超人オリンピックでの敗北をいまだ引きずる万太郎からスカーフェイスを見殺しにしたと責められ、怒ったケビンも反発。決戦を前に2人は空中分解を起こし、別れて特訓をおこなうことになる。
富士山の発電所にて、ボルトマン打倒のための特訓を開始するケビンだったが、疲労困憊になって途中でダウン。これを救った仏師に扮装したウォーズマンから金箔の仏像を見せられたことでボルトマン攻略のヒントを得ることになる。
決戦の日、万太郎と合流。悪魔の胎内において、ザ・坊ちゃんズとザ・デモリッションズによる最終決戦が始まる。試合が始まっても万太郎との不協和音が続くが、自らタッグの「勝利に貢献する心」を見せることで和解。万太郎とのコンビが成立するようになる。ボルトマンのエレクトリックパワーによって鋼鉄の鎧を破壊されるも、サンシャインの砂金の体を利用することで体を金メッキ化し、ボルトマンの体内に飛び込んで魔の四角窓を破壊。最後は、万太郎とのツープラトン技「NIKU⇒LAP」によってボルトマンを倒す。しかし、受けたダメージは大きく力尽きてしまい、大黒柱骨の一部となる。
その後、万太郎がアシュラマンに勝利し、再生ダイアモンドの力によって復活。悪魔の胎内から脱出する際には、キン肉スグルに助けられる。
時間超人のライトニングとサンダーが宇宙超人タッグ後の時間軸でロビンマスクを殺害したためにタイムパラドックスが起こり、肉体が消滅し始めるという危機を迎える。消滅を抑えるためにクリアベッドに収容され、万太郎たち新世代超人は20世紀にタイムワープしロビン殺害を阻止する。ところが、ロビンの代わりに今度はケビンの母であるアリサが時間超人によって重傷を負い、再び肉体消滅の危機に直面する。
万太郎たちはケビンを救うために究極の超人タッグに出場することになるが、イケメン・マッスルが目を離した隙に時間超人によってクリアベッドごと拉致されてしまい、正義超人たちを陥れるための道具として利用される。
ロビンマスクとテリー・ザ・キッドのジ・アドレナリンズが鬼哭愚連隊と戦っている最中にアリサの血液が不足したことで容体が悪化。それに伴い肉体消滅の進行が進んでしまう。だが、自らの血液を提供することによってアリサの輸血に成功し、直面の危機からは脱する。
ジ・アドレナリンズが諸悪の根源であるライトニングとサンダーの世界五大厄とシノバズ・ポンド・デスマッチリングで対戦するときには、時間超人によって天井に吊るされ、アドレナリンズが苦戦する原因となってしまう。苦戦の続くロビンはクリアベッドごとケビンを池の中に落とし、水中でお互いのマスクを交換し、高濃度酸素吸入器の付いたケビンの仮面を被ることで奮闘。だが、本来の姿を見せた時間超人に歯が立たず、満身創痍の状態となったキッドによって池底から救助される。“3人”のアドレナリンズの絆を見せることはできたが、アドレナリンズは敗れ、時間超人に再び連れ去られて囚われの身となる。
準決勝第2試合の前にアリサの容態が急変し、肉体消滅が加速してしまう。だが、21世紀ウォーズマンが残していたデバイスをロビンが届けたことによってアリサは一命をとりとめるどころか完治。これによって肉体が再生し、時間超人が試合をしていて不在の隙を突いて脱走。まだ満足に動けない体だったことから樹海を彷徨い、倒れていたところをキン肉マン、ロビンマスク、テリーマンの正義超人三羽ガラスに発見され、保護される。彼らからカオス・アヴェニールの死を聞いたケビンは時間超人打倒に燃え、決勝のリングにあがるために3人から特訓を受ける。
がきんちょハウスから持ち出したキン肉マングレートのマスクを被り、決勝戦の会場に姿を見せる。このときなぜか「ギタギタギタ」という奇声を発し、ロボットのようなたどたどしい喋り方になっていた。あのマスクを被ると知性を失うのだろうか?
ひとりマッスルブラザーズ・ヌーボーとして世界五大厄に挑む万太郎がピンチに陥った場面でグレートの姿で登場する。カオスが戻ってきたと思い込んだ万太郎がパートナーとして認めたことで試合に参加することになるが、世界五大厄の審判によってあっさり正体が見破られてしまい、ケビンマスクとして戦うことに。
3本勝負というルールになった決勝だが、万太郎は21世紀からケビンを助けるためにタイムワープしてきたことと、自分のパートナーはカオスだけと意地を張り、タッグを拒否してしまう。またしても空中分解からのスタートとなった坊ちゃんズに対し、時間超人は容赦ない攻撃によって万太郎を痛めつける。頑なにタッチを拒否する万太郎に対し、ケビンもへそを曲げてしまうが、ピラリアの花粉によって現れたカオスの幻影の声に促されて救出に乗り出す。死時計の刻印によって万太郎の心臓が貫かれる事態は阻止するが、左脇腹に重傷を負ったことで一本目を落とす。
インターバル中にケビンは万太郎に対してプライドを捨てて涙ながらに土下座をし一緒に戦うことを懇願。万太郎も意地を張っていたことを謝罪したことで関係が修復し、ザ・坊ちゃんズが正式に再結成される。そこにラーメンマンの霊が現れ、カオスに託していた弁髪のリボンをケビンに授け、ケビンを「新しい救世主」と認める。
2本目では世界五大厄のアクセレレイション攻略のために「ひっつき虫作戦」を考案。しかし、アクセレレイションのスピードをアップさせたことで発火し、作戦は頓挫してしまう。タワーブリッジとロビンスペシャルも世界五大厄には通用せず、さらには万太郎の脇腹の出血が深刻化するようになり、坊ちゃんズは劣勢に立たされる。業を煮やしたケビンは、悪行超人時代のラフファイトを解禁しサンダーを攻め立て、必殺のOLAPを繰り出す。しかし、技のフックが緩んだ隙を突かれて脱出を許し、世界五大厄の必殺技「正義崩壊の終曲」によって万事休すかと思われた。ここで万太郎の火事場のクソ力、ケビンの大渦パワーの共演によって跳ね返し、加速能力の攻略にも成功。ところが、世界五大厄は肉体時計逆回転によって受けたダメージを完全回復させてしまう。傷が悪化したこともあって心が折れそうになる万太郎に対し、自ら奮闘することによって振るい立たせる。親子の絆によって立ち上がってくる坊ちゃんズの姿がサンダーの精神的動揺を誘うと、起死回生のNIKU⇒LAPによってサンダーをKO。星を五分に戻す。
サンダーが倒れ、万太郎も左脇の出血が限界に来てダウンしたことで3本目はライトニングとのシングルマッチのような展開となる。万太郎、サンダーが復活してきた中、万太郎のマッスル・スパーク“地”とケビンのビッグベン・エッジを合体させた究極のツープラトン「マッスル・キングダム」が炸裂。ライトニングとサンダーをKOし、究極の超人タッグ優勝を果たす。
試合後、トロフィーを引っこ抜いた坊ちゃんズは災いの元となる球根を燃やし、残った球根を倒れていったカオス、ラーメンマン、ウォーズマンに与える。トロフィーは本来の優勝者であるザ・マシンガンズに返還し、母アリサと抱擁を交わしてからタイムマシーンに乗って21世紀へと戻っていった。
d.M.pに所属という設定は本編と同じだが、正義超人警察に自首し仮釈放された立場になっている。本編と違いシングルマッチでザ・ドゥームマンに敗北しており、無敗伝説は成立していない。なお、こちらでの人気投票でも1位に輝いており、本編同様に人気の高さが際立っている。
正義超人警察に自首し悪行超人留置所に服役しており、仮釈放された際に監視役として訪れたキン肉万太郎と初遭遇。出会ってすぐに万太郎に戦いを挑み、手合わせをすることになる。留置所の警備員に見つかったため勝負はお預けとなるが、最初のローリングソバットの相討ちで足が踏ん張れず、タワーブリッジが極めきれなかったことから万太郎の実力を認める。以降、悪行超人からは足を洗い、プレイボーイ版と同じくどこにも属さないフリーの立場となる。
d.M.pに洗脳されたヘラクレス・ファクトリー二期生(プレイボーイ版とはジェイド以外の顔ぶれが異なる)と万太郎たちとの戦いが終わった後に、d.M.pの首領屍魔王(超人強度6800万パワー)と麒麟男(超人強度7900万パワー)の二人をあっさりと逮捕しており、この時のケビンは異様に強いのではという推測を生んだ。あの二人が超人強度とは裏腹に弱かったのかも知れないが……。
イギリス代表として超人一等祭に出場。予選の「兄弟雲梯ぶら下がリ~~ン」では、多くの超人たち(ガゼルマンを含む)を敗退に追いやったセンプー鬼をバックドロップで地面に叩きつけ失格させている。ちなみに、プレイボーイ版に登場する超人の中で本戦に残ったのは主人公の万太郎以外ではケビンのみだった。また、ザ・ドゥームマンに敗れた際にコスチュームが破けた女性超人のフィオナにコートをかけ、ポロリを回避する紳士ぶりを見せている。余計なことするんじゃねーよ(# ゚Д゚)!
1回戦では、スリランカ代表のナンキーマンと対戦。この試合がVジャンプ版での初の本格的な戦闘シーンとなる。かつてのカレクックを思わせるようなナンキーマンのカレー殺法に苦戦するが、フィオナとそのセコンドたちからの激励によって奮起。さらにフィオナを侮辱する発言をしたナンキーマンに対して怒りを滲ませると、OLAPで両腕をもぎ取ってしまい、勝利する。
準決勝では、ザ・ドゥームマンとトランポリンオクタゴンリングで対戦。トランポリンのリングのため落下系の技の効力が吸収され、ビッグ・ベン・エッジ、ロビン・スペシャルといった必殺技が通用しない状況となる。それでも大渦パワーによって鉄柱を溶かして鉄製のリングを作ることで解決し、ドゥームマンのメテオ・スライサーを歴史の鎧を使って攻略することに成功する。ところが、鉄柱を破壊したドゥームマンは、リング外の一般市民を巻き込んだ攻撃を繰り出すようになる。ケビンは電車の脱線事故を防ぐために歴史の鎧を線路の裂け目に巻き込むことで大事故を防ぐ。しかし、生身の体となったところでメテオ・スライサーを受け止めたことにより出血多量となり失神。原作ではシングルマッチ不敗神話を持つケビンマスクだが、Vジャンプ版ではドゥームマンに敗北を喫することになる。また、Vジャンプ版では万太郎との正式な直接対決は実現しなかった。
掲示板
32 ななしのよっしん
2023/08/21(月) 17:42:43 ID: IPF3qU7ik4
2世を象徴する超人ではあるが
一方で2世の負の面もだいぶ背負っている。
というのもケビンを出すと他のやつが活躍できない。
って部分がどうしても目立つ。
まずガゼルマン、本来は彼がライバルになるはずだったがケビンに持ってかれる
次にキッド、こいつもマンタの相棒を超えるポテンシャルはあったのにケビンに持ってかれる。
ジェイド、セイウチン。その他大勢の分もなおさら。
越えすぎてしまったんだよ何もかも。
33 ななしのよっしん
2023/08/21(月) 18:47:10 ID: F1Cww1cA7B
究極タッグ全編を通して育ててきたカオスを捨ててまで
坊ちゃんズに勝たせたかったんだしなあ
34 ななしのよっしん
2023/08/31(木) 20:17:14 ID: SCvHEmhbxu
初代の王位編のロビンマスク無双をそのまま受け継いじゃった感じ。
急上昇ワード改
最終更新:2024/05/11(土) 04:00
最終更新:2024/05/11(土) 04:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。