ライダーキック 単語

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ライダーキック

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ライダーキックとは、『仮面ライダーシリーズ』に登場するヒーロー仮面ライダー」の必殺技の一つである。

概要

仮面ライダーが敵怪人にとどめを刺すために使われる必殺技にして「変身ベルト」「バイク」などと並ぶ仮面ライダーの代名詞。

基本形である1号2号の場合、高く飛び上がって中で身体を前転させ、「ライダーキーック!」と叫びながら飛び蹴りを食らわせる(黙って攻撃しないの…?とか言うな!)。
あまりの人気ぶりにこれを真似して怪をする子供が続出したため、番組内で本郷猛自ら「仮面ライダーのライダーキックはな、仮面ライダーだからできるんだ!」と注意喚起を促すほどだった。良い子のみんなも真似しないように!(当時の小学校では全校集会で校長先生が「ライダーキックをしないように」と注意したとか)

キックの仕方はライダーごとに違いがあったり、一人で様々なキックを持つライダーもいる。
また、アマゾンライダーRX響鬼のようにライダーキックがメイン必殺技ではないライダーも存在する。
キック名前も各ライダーごとに違い、「ライダーキック」が正式名称のキックであるライダー歴史上少ない(強化前BLACKアギトカブト等)。

由来

ライダーキックの初出は『仮面ライダー』の第1話「怪奇蜘蛛男」だが、「ライダーキック!」と叫びながらキックするのは実は第3話怪人さそり男」 でのライダーテスト中の事であり、「ライダー◯◯!」と叫びながら技を繰り出すのは第2話「恐怖蝙蝠男」での「ライダー投げ」が最初である。
ちなみにその第3話では、ライダーキックではなく「ライダーシザース」(呼称付き)でさそり男にトドメをさしている。
では、ライダーが「ライダーキック!」と叫びながらライダーキックで怪人トドメをさしたのはいつなのかというと、第4話「人喰いサラニアン」であり、この技に限らず初期は技が決まる直前に技名を呼称していた。

主なキック

とりわけ、平成ライダー以降は撮技術の発達により、CG活用したキックが多数登場した。 

電光ライダーキック(旧1号ライダー)

第13話でトカゲロンに破れた仮面ライダー立花藤兵衛との特訓で編み出した、通常のライダーキックの2倍の威を誇る新必殺技。通常は片足だけで蹴るが、電ライダーキックは両足で蹴るのが特徴。
…とはいえ、劇中ではトカゲロンが蹴ったバーリア破壊ボールを蹴り返す時にしか使用されなかったため、キックの威自体はイマイチわからない。

後年においては、漫画仮面ライダーSPIRITS第1話にて新1号コウモリ怪人へのとどめにこの技を使い、各種ゲームでも1号最強クラス必殺技として設定されていることが多い。

ライダーダブルキック(ダブルライダー)

ライダー1号ライダー2号が二人のを合わせて同時にライダーキックを食らわせる、通常のライダーキックの2倍以上の威を持つ合体技で、初登場は第40話。
ある意味伝説の技」とも言えるキックで、TV劇場版ダブルライダーって登場した場合のほとんどが、この技を使い強敵を撃破している。

なお、「ライダーダブルキック」と呼称するのは第49話からで、以後は第50話のサブタイトルや、『仮面ライダーBLACK RX』でゲスト出演したときに「ダブルライダーキック」と表示・呼称した時を除けば、1号2号が同時にライダーキックを放つ際には「ライダーダブルキック」と呼称しているため、この技の正式名称は「ライダーダブルキック」である。

ちなみに、他のライダーが二人でライダーキックをした場合も便宜上こう呼ばれる場合があり、3人でのライダーキックは「トリプルライダーキック」とも称される。

V3(●●)キック(仮面ライダーV3)

V3が使用する必殺技。当初はただの「V3キック」でダブルライダーと同じ形だったが、より強、かつ独特な技を編み出していった。後のバリエーション技の元祖と言える。

その中でもとくに有名なのは、「V3反転キック」と「V3きりもみキック」であろう。

反転キックは、相手にキックを当てた後に(蹴った相手を足場として)ジャンプ反転して再度蹴るという技。見たインパクトが非常に強い。放送当時はキック反転キックの流れをカットを変えて放送していたが、特撮技術の発達により近年は1カット反転キックを見られる機会も多い。

きりもみキックは、中できりもみ回転を加えることで威を上げたキック。いわゆるドリルキック系統の元祖である。

Xキック(Xライダー)

Xライダーが使う必殺技キックアイテムを組み込んだ元祖である。
ベルトから引き抜いた万武器「ライドル」を形態の一つである「ライドルスティック」にして中に放り投げ、それを使い棒の大車輪の要で回転、中へ飛び出し手をXの形に広げてエネルギーを溜め、前方宙返り後に蹴り込む技である。なお、ライドルを用いなくてもXキックと呼称される場合がある。

劇中では変身バンクと同様に必殺技バンクが使用され、『仮面ライダーX』前期の見せ場の一つとなっている。
また、第28話「見よ!Xライダーの大変身!!」に登場した新必殺技」の締めに使用される蹴りもXキックである。
これは、巴投げの姿勢で中に放り投げた敵に向かって、両足(踵?)で地面を蹴った反動で接近し、背後から地面に向かって蹴り落とすというバリエーションである。

Xキックでの敵怪人撃破数は凄まじく、全35怪人中21体をこの技で葬っている。
また、での敵怪人撃破数は7体であるため計28体をXキックで倒した計算になる。
キック技の種類が豊富な傾向にある昭和ライダーの中で、一つの決め技で戦い続けたライダーしい。
Xキックは、名実ともにXライダーを代表する技だと言えるだろう。

MOVIE大戦MEGAMAX」では、現代版に演出のアレンジが施されたXキック久々に披露した。

アマゾンキック(仮面ライダーアマゾン)

大切断のインパクトが強く、ライダーキックのイメージがないアマゾンも、ライダーキックを放っている。

他の技がそれまでのライダーからすれば異質なアマゾンだが、ライダーキックはライダーとして一般的なものとなっている。「アマゾンキック」と技名を叫びつつ放ったのは本編でも一度のみだが、キック技自体はそれ以外にも何度か使用している。

超電子ドリルキック(仮面ライダーストロンガー)

仮面ライダーストロンガー』第31話で電子ダイナモセットして電子人間に生まれ変わったストロンガーが、最初に放った超必殺技

チャージアップした後、中で体をドリルのように回転させながらキックするというもので、使用例は…

  1. それまで散々苦戦させられていたデルザー軍団のドクロ少佐の首をはね飛ばして倒した。
  2. 岩石男爵の首をはね飛ばした(とどめ技は電三段キック)。
  3. ジェネラルシャドゥとの最終決戦で放って、シャドゥを苦しめた(とどめ技は電稲妻キック)。
  4. にはまったダブルライダーライダー1号2号)の救出時に使用。
  5. 仮面ライダー(スカイライダー)』第21話でネオショッカー怪人クラゲロンを倒した。

…と他の電子技にべると出番が多い。
しかし、ダブルライダー救出時とクラゲロンにとどめを刺した時はチャージアップをしておらず、そのことについての劇中での説明もなされていない。

スカイキック(スカイライダー)

スカイライダーのライダーキックは、初代と同じバッタ怪人を活かし、上に跳び、中で前方宙返りをしてから放つ飛び蹴り。この技はブーツにより強化されているが、一度技を放つと全エネルギーを消費してしまうため0.5間隙が出来てしまう。後に、宙返りの回数を増やすことで威が高くなった大回転スカイキックというものも登場した。

スーパーライダー◯◯キック(仮面ライダースーパー1)

スーパー1の必殺キック技は、「旋スーパーキック」「スーパーライダー二段蹴り」を除き、全て「スーパーライダー◯◯キック」であり、◯◯には色々な名称が入る(「スーパーライダーキック」という基本技が存在するわけではないので注意)。
中で心少拳のを決め、さらに飛び回ったり回転したりした後に高速で怪人キック叩き込む。

スーパー1といえばファイハンドの印が強いが、それでも敵へのとどめはキックが多く、中でもドグマの支配者・帝王ラーマクロを倒したスーパーライダーキックや、ドグマの幹部・メガール将軍を倒したスーパーライダー閃光キックの使用率が多い。

ZXキック(仮面ライダーZX)

ZXキックは、中に跳んでから変身する時と同じようにポーズをとり体をらせて発動する。

これの上位版に、をまとったZXイナマキックというものがある。

ライダーキック(仮面ライダーBLACK)

仮面ライダーBLACKキックは、足にキングストーンを集めて放つ。技の発動時は背景がチカチカり非常に見辛いインパクトが強い。その名称は初代と同じライダーキックであり、これまで二号以外は固有の名称となっていたキック名が原点回帰したと言える。(媒体によっては「ブラックキック」の表記になっている)

このキックのスゴい点は、(ライダーパンチとの連携とはいえ)ほぼ全ての敵に対してとどめを刺した使用率・撃破率9割越えであるという所。

RXキック(仮面ライダーBLACK RX)

仮面ライダーBLACKが強化されたBLACK RXは、キック技も強化されて従来の3倍の威となった。キックの形も片足から両脚へと変化(これはシャドームーンの使用するシャドームーンと同じ蹴り方)。ジャンプする直前に地面を手でく仕が特徴的。

撃破率が非常に高かった前作に対し、RXキックリボルケインに繋ぐための補助技として用いられることがほどんどであった。尚、とどめをさしたことがないわけではない。

ZOキック(仮面ライダーZO)

仮面ライダーZOが使用するキック(作中ではライダーキックと呼称していた)。まるで空中ブランコの軌のようなキックの流れからひそかにネタキックとのもある。

ジャンボライダーキック(仮面ライダーJ)

ウルトラマンと言われることも多いJだが、きちんとライダーキックを放っている。

巨大な体から放たれるキックの威は絶大で、戦艦すらも落としてしまう。

尚、巨大化していない状態でもライダーキックは放っている。技名はJキックだが、劇中ではライダーキックと叫んでいた。

マイティキック(仮面ライダークウガ)

初代平成ライダークウガ基本フォームであるマイティフォーム必殺技。脚に溜まった封印エネルギーグロンギ叩きこむキックで、受けたグロンギには「封印」のリン文字が浮かび上がり爆発する。五代雄介の持つ2000の技のひとつである「宙返り」などを含めたバリエジョンもある。

後に覚めてライジンマイティフォームとなったクウガ電撃エフェクトが追加された「ライジンマイティキック」を放つ。マイティキックよりも強な封印エネルギーを秘めているが、で強化された必殺技を受けたグロンギ爆発すると半径3kmに爆が及んでしまう(強いグロンギの持つ霊石が封印エネルギーに反応して爆発を起こすと甚大なエネルギー放出されるため)。このことは使用前から五代自身も危惧しており、作中後半では人気のない場所までグロンギをおびき寄せたり、警察と連携して近隣住民に避難を呼び掛けたりなどして対策した。

ライジンマイティのさらなる強化フォームであるアメイジンマイティフォームは両足による「メイジンマイティキック」を放つ。劇中ではゴ・ガドル・バに対して使い、これを受けて倒された際の爆は火柱となって高く燃え上がる。

シャイニングライダーキック(仮面ライダーアギト)

アギト最強フォーム、シャイニングフォームの必殺キック。 構えを取った後、アギトの前方にアギトの紋章が浮かび上がって6本を展開。助走をつけて飛び蹴りを繰り出し、紋章を突き破って加速し強な蹴撃を喰らわせる。最終話では紋章を2つ展開させ、足に炎をった実に2倍の威強化シャイニングライダーキックを繰り出した。
PS2ソフト仮面ライダー 正義の系譜」で使用するのもこちらの強化版。また、本来トリニティフォームでしか使用できないライダーシュートドロップキック)をこちらではグランドフォームで放っている。
シャイニングフォーム自体使用頻度が高いわけではなかったが、演出面で後のディケイドのディメンションキックオーズタトバキックキックではないがブレイドロイヤルストレートフラッシュの先駆けと言える。

ギルスヒールクロウ(仮面ライダーギルス)

ライダーになってしまった男、ギルスのライダーキックは(形式上は)かかと落としである。両脚のかかとの部分から鋭いが出現した後にジャンプから敵の身体にかかとのを突き刺し、叫びながら蹴り倒す技。ジャンプの際に片脚を両腕で支えるポーズが印的。

後にエクシードギルスに進化した際は全身の触手で敵を拘束しながら踵落としを繰り出す「エクシードヒールクロウ」を放つ。本編では両方のかかとを振り落とすタイプを使用、エルを倒した。

ドラゴンライダーキック(仮面ライダー龍騎、リュウガ)

龍騎のライダーキックは前述の「CG活用したキック」の分け的存在と言える。
必殺技を発動させるファイナルベントのカードを使うと、龍騎契約モンスターであるドラグレッダーが現れ、飛び蹴りをする龍騎と共に宙に舞い上がり、炎を放射する。ここまで全てCGを用いた演出である。 
これまでにもキックエフェクトキック後の爆発などにCGを使用した事はあったが、キックシーンバンクでなおかつCG合成フル活用したキックライダー史上初と言っていいだろう。
技術こそまだまだ稚拙な面が見受けられたが、これ以降特撮CGが欠かせない演出となった。
なお、本編でこの必殺技を受けて倒せなかったモンスターは1体もいない。

リュウガの場合は浮遊してからキックを一直線に決めるが、これには石化付きでより確実に命中する。

リュウガキックの方が若干高いが、龍騎リュウガの二人のキック突した時は龍騎キックが勝り、リュウガを倒す事が出来た。

ベノクラッシュ(仮面ライダー王蛇)

龍騎に登場する悪のライダー、王ファイナルベントでライダーキックを使用する。

契約モンスターが現れ、飛び蹴りと共に攻撃するのは同様だが、王のものは連続蹴り(バタ足キックと言ったら分かり易いか)で、契約モンスターのベノスネーカーから放出されるものは黄色液である。

この様に、見たはあまりカッコいいとは言い辛い。しかし王はこの技で、ガードベントガイをはじめライア・インラー・シザース(TVSP)と言った大量のライダーを葬っている。その為、多少の見たの悪さがありつつもこの技は視聴者カッコよさを与えることができた。

ベノスネーカーが他の契約モンスター合体しジェノサイダーへと変化すると、必殺技も「ドゥームズデイ」に変化する。この技は、ジェノサイダー部に作り出したブラックホールへ敵を蹴り込むというとんでもない技である。しかし、この技は発動回数が非常に少なくまたライダーヒットした試しがないためあまり強い印を持たれない。

ドライブディバイダー(仮面ライダーインペラー)

13ライダーの一人、インラーは前述のライダー達と違い、「飛び膝蹴り」「複数のミラーモンスターキック」という異色のライダーキックを使用する。

ファイナルベントを発動させると契約モンスターであるギガゼールが引き連れる大量のレイヨウ系のミラーモンスターが敵に襲いかかり、十分なダメージを与えた所でインラーが飛び膝蹴りを放ちとどめを刺す。

クリムゾンスマッシュ(仮面ライダーファイズ)

ゴルドスマッシュ(仮面ライダーカイザ)

ルシファーズハンマー(仮面ライダーデルタ)

コバルトスマッシュ(仮面ライダーサイガ)

ファイズ必殺技、「クリムゾンスマッシュ」。普段はトーチライトとして使われるファイズポインターへ、ファイズギア各種を作動させるとなるミッションメモリーセット後、怪人を照射することでロックオン状態となる。
敵を捕捉したにはドリルのようなエフェクトがかかり、エクシードチャージでを集約させた右脚で押し込むような演出が加えられた。
ちなみにファイズポインターによるロックオンは、本来ファイズギアンモードから行うという初期設定があった。(実際に使用されたのはパラダイスロストPVでのスコープとしての扱い)

後に登場したアクセルフォームでこの技を使った際は、フォームの特性である高速移動を駆使したキック「強化クリムゾンスマッシュ」に変わった。
1体の怪人に何度もクリムゾンスマッシュを発動させる」「複数の怪人を同時にロックオンキックする」という演出は今でも「最高のキック」と評するファンも多い。

究極形態であるブラスターフォームで使用するブラスタークリムゾンスマッシュ劇場版ではオーガ必殺技とぶつかり合った時のエネルギー衝撃で、巨大なドームを半壊させるほどの威を見せた。本編では最終回でのみ使用され、オルフェノクの王であるアークオルフェノクを倒す。

カイザの「ゴルドスマッシュ」でも同じようにキックを決めるのだが、キックを放つために必要なカイポインターが初期装備ではなかったためにファイズほど倒した敵は多くない。ちなみに初犠牲者は後に影山瞬を演じた内山眞人

デルタの「ルシファーハンマー」ではとして使っているデルタムーバーミッションメモリーセットしたあと「チェック」の音声入力によって起動し補足するが発射され、そこからキックを浴びせる。

ベルトの装着者が頻繁に変わる事が555の特徴であるが、変身者によってキックも変わっている。例として草加雅人デルタ変身した際はルシファーハンマーを両脚で放ったが、三原修二の場合は右足で放つ。

映画オールライダーVS大ショッカー」ではファイズカメンライドした門矢士チートとして名高いバイオライダー撃破という快挙?を成し遂げた。

劇中では使用されなかったが、「コバルトスマッシュ」は仮面ライダーサイガフライングアタッカーを使い、高高度から繰り出すキック技である。その威クリムゾンスマッシュの二倍以上。

タロスペックでは19~30tと必殺技にしては低めだがライダースーツっている有物質「フォトンブラッド」を注ぎ込むため数字以上の威があると言える。

ライトニングブラスト→ライトニングソニック(仮面ライダーブレイド)

バーニングスマッシュ→バーニングディバイド(仮面ライダーギャレン)

スピニングアタック→スピニングダンス(仮面ライダーカリス)

ブリザードクラッシュ(仮面ライダーレンゲル)

仮面ライダー剣』に登場するライダーたちはそれぞれラウザー、パンチキックの威をそれぞれ強めるカテゴリー2、3、5と属性を付与させるカテゴリー6のラウズカードコンボ技を持ち、もう1枚カードを加えることでより強な技を発動させる。が、ここではキック技のみ挙げる。

ブレイドは「♠5キック」による飛び蹴りが「♠6サンダー」の電撃で強化されたライトニングブラストを放つ。使用する時は、を地面に刺してからジャンプする。更に「♠9マッハ」を加えることで、蹴りの前に高速の助走をする「ライトニングソニック」に強化される。助走の際に体当たりすることもあるのだが、この助走による突撃でひるませ確実にキックを浴びせるというパターンもある。

ギャレンの使用するのは「5ドロップ」による反転ドロップキック(より正確には前宙しながら体をひねり逆立ちの体勢から先蹴り)に「6ファイア」の炎を組み合わせたバーニングスマッシュ。「9ジェミニ」を加えることで、分身した状態で放つ「バーニングディバイド」となる。融合係数の低かった当初は分身を撹乱として使っていたが、恐怖心をしてからは分身との同時攻撃となった。 特にピーコックアンデッドを倒したキックは一部ファンの間で「バーニングザヨゴ」の通称でしまれ、ギャレン同様コア人気を持つ。

リスは「5ドリル」で放つきりもみキックが「6トルネード」により竜巻ったスピニングアタックを使用する。「4フロート」を加えることで、より強な「スピニングダンス」となる。差異がほぼいようにも見えるが、スピニングアタックが回転してから竜巻で浮かび上がっているのに対しスピニングダンスフロートので浮遊してから回転している。ちなみに、レンゲルもカリスカードを奪ってスピニングダンスを使ったことがある。レンゲルラウザーでは❤スートであるこの技はコールされないため、自分で技名を言いながら使用した。このため作中一の技名を言うシーンとなった。

レンゲルは「♣5バイト」による挟み蹴りと「♣6ブリザード」による凍結攻撃を組み合わせたブリザードクラッシュ。敵を凍らせるための吹雪を噴出しながら蹴りこむのだが、放出されている所がどう見ても股間であり、「カッコ悪い」「おもらし」と評判が非常に悪い。スピニングダンスを使用したのもこれが原因であるのかもしれない。ちなみに、レンゲルの使った♣のカードの3枚コンボはラウザーによるコンボ攻撃の「ブリザードベノム」のみ。ケルベロスダメージを与えられたものの、この時点では終盤に迫っていたこともあってこんなところでもハブラレンゲル…。

鬼闘術・旋風刃/雷撃蹴 (それぞれ仮面ライダー威吹鬼/轟鬼)

仮面ライダー響鬼はライダーキックを披露しておらず、それ故音撃戦士響鬼ライダー)はもライダーキックを使わないと思われがちだが、童子や人間の敵)と戦闘する際に闘術という格闘技も使用する。その技の一つとしてキック技を使うも存在する。

仮面ライダー威吹鬼は、闘術・旋という技の一環として、その名の通りった回し蹴りを放つ。

仮面ライダー轟鬼も、撃蹴というった蹴り技を使用する。こちらも撃拳というパンチ技のパリエーションに近い。

なお、先述通り本編でライダーキックを披露していない響鬼だが、近年のオールライダー系の映画全員参加ライダーキックをするという形で一応ライダーキックをしたことはある(これはシンも同様)。

ライダーキック(仮面ライダーカブト、ガタック、キックホッパー、ダークカブト、コーカサス)

ひそかに仮面ライダー35周年を記念したカブトのライダーキックは従来の飛び蹴りを含め数多くのバリエジョンがあり、その中で最も多く使われたキックは回し蹴りである。 意外にもライダー史上初の回し蹴りであった。
カブトが相手に背中を向け、敵が襲いかかってきた所にカウンターの様にハイキックを食らわせる。平成ライダーでは初めてライダー自身が技名を言うライダーキックでもある。(ベルト武器などのシステムが技名を言う事はあった)ただ、回し蹴りは正面から使われることが多くなり終盤には一般的な飛び蹴りのライダーキックを放っている。ハイパーフォームでの「ハイパーライダーキック」も同様。こちらは宇宙で初めて放ったライダーキックである。

ガタックの場合は飛びかかって回し蹴りを見舞うタイプであり、やはり従来と一線を画すキックとなっている。
キックホッパーは従来に近いが使用するのは後のフォーゼ同様左足で放ち、脚部に装着されたアンカージャッキが連動することにより更に跳躍を得て連続キックを放てる。(この演出を見たPS2版カブトスタッフが感銘を受けて演出を変えたという逸話がある)

ダークカブトカブト同様ソバットから従来のライダーキックまで使用。PS2版では踵落とし(デモムービーではこの後にゼクタースイッチを押し、そのまま踏み砕く)演出になっており、ガンバライドではクロックアップによって敵の背後に接近してからキックを浴びせる。

劇場版に登場したコーカサスはハイパークターからのエネルギーを送り込んで発動し、相手のを狙ったミドルキックを浴びせる。

デンライダーキック(仮面ライダー電王)

仮面ライダー電王には「デンライダーキック」という各フォーム共通のライダーキック技が設定上存在するが、ほとんどのフォームは武器を使って敵を倒す。そのため、本編でライダーキックを放ったフォームは「デンガッシャー・ロッドモードを敵に投げつけ、動きを止めた後に飛び蹴りをする」という使い方をしたロッドフォーム、チャージ&アップによってこれまたウラタロス仮面を先頭に足へ移動させキックを浴びせるクライマックスフォームのみである。

だが、劇場版の「仮面ライダー電王」でソードフォームも使用。「超必殺技」と呼び、本編で一切披露されなかっただけにとっておきの技といった印を与えた。

ダークネスムーンブレイク(仮面ライダーキバ キバフォーム・ドガバキフォーム

キバのライダーキックは吸血鬼モチーフにしたライダーらしく、風景になるという演出がある。高く飛び上がり、満月背景に飛び蹴りを放つ。命中後、敵が打ち付けられたキバの紋章が浮き出る。ドガバフォームの場合も(一部演出が簡略化されたが)同様。

大きなお友達には好評な演出だったが、実際にになるまで待ってから撮する必要があるため、撮時間がかかってしまう欠点があった。
加えて「子供が怖がる」という苦情もあった事も重なり(ただしこの説はソース不明)、このキックを使う回数は話が進むにつれ徐々に少なくなってしまった。(ただし合成などで必殺技の際にになる演出は本編後半でも随所に見られた)

の姿であるエンペラーフォームによる「エンペラームーブレイク」では空中浮遊からの連続キック、回し蹴りなど様々なパターンを見せる。劇場版ではキャッスルドランと融合した状態でキック仮面ライダーアークに繰り出し、面まで叩きつけた。

ディメンションキック(仮面ライダーディケイド/ディケイド・コンプリートフォーム/ディケイド激情態)

ディケイド必殺技は、カードオーラが敵に向かい等間隔で10枚出現、それを飛び蹴りしながら通過して放つ。ディケイドという作品の都合上、他ライダーとのダブルライダーキックを放つ事が多かったり、劇場版オールライダーVS大ショッカー)では分身ディメイションキックを放ったりと随所で活躍を見せるが、TV本編ではもっぱらFFRやコンプリートフォームの最終フォームとのシンクロ攻撃の印が強く、地味イメージが拭えなかった。

だが、劇場版MOVIE大戦)で冒頭にて現れた情態が使用したカードオーラを出現させる技は、出現するオーラの数が明らかに10枚を上回っており、更に敵を追尾して当たるまで執拗に追い続けると言う悪な仕様となっていて視聴者衝撃を与えた。 当初はこれは情態版ディメンションキックと思われていたが、現在ではディメンションブラスト撃技で、同様のオーラが出現する)とする説が有となっている(決定的といえる描写はないためなんともいえないが)。ガンバライドでは追尾する演出が加えられている。

ジョーカーエクストリーム(仮面ライダーW・サイクロンジョーカー)

二人で一人の仮面ライダーW必殺技
ジョーカーメモリマキシマムスロットに装填し、敵にドロップキックを放つのだが、キックを放つ間にWがっ二つに分離し、サイクロンサイドジョーカーサイドが時間差でキックを行うという(ある意味)Wを徴する必殺技であった。「半分こキック」の異名を持つ。 

トリプルエクストリーム(仮面ライダーディケイド&W)

劇場版MOVIE大戦2010』でディケイドとWの二人で使った必殺技
二人なのにトリプルというややこしい名前だが、これはディケイドがWをファイナルフォームライドしてWが文字通りっ二つに割れ、W・サイクロンサイクロンとW・ジョーカージョーカーに分離した結果である。 

タトバキック、ガタキリバキック(仮面ライダーオーズ)

オーズ必殺技コンボに応じ変化するが、ここでは特徴の強い物のみ紹介する。

タトバコンボの必殺キックタトバキック」は足がバッタのように変形し、大きくジャンプした後、3つの輪をくぐって蹴りつける・・・のだがタトバでの実績はメダジャリバーを使った撃が多く、キックでの撃破回数は少ない。
 しかし、タトバキックの撃破数が少ない理由はただ出番をメダジャリバーに出番を奪われているからではないのだ。このタトバキックは、ことごとく敵のトドメをさせないという特徴を持ち、最終話でようやく決まったかと思いきや、怪人は第三者の手によってすぐ復活したためTVシリーズでの実質撃破率は0に終わってしまった(劇場版では多くの戦闘員を一度に倒したり、「WONDERFUL」ではガラ怪物体へのとどめの一撃を放つなど、打って変わって活躍を見せた)。コンボとはいえそこは亜種(混色)であるが故か。この特徴故、平成ライダーきっての不遇キックと言われる。

それに対して、ガタキリバコンボでの「ガタキリバキック」は50人もの分身を生み出して一気にキックを浴びせる。このキックは巨大な敵も一気に倒せるほどの威をもつ為にファンには「一人ライダー大戦」と呼ばれ「最強キック」の呼び名が高い。 しかし50人への分裂、巨大かつ強大な標的などでCG費用がバカにならないので発動回数は非常に少ない(使用するガタキリバ自体の登場数が少ない為)。そのため、タトバキックとは別の意味で不遇と言われることも。

この他のコンボでも、脚を個別に変化させキックを浴びせる。

ライダーロケットドリルキック(仮面ライダーフォーゼ)

宇宙が来るライダー、『仮面ライダーフォーゼ』の必殺技ロケットドリルモジュールを装備し、レバー再起動し「リミットブレイク」を行う事でモジュールフルパワーにし、ロケットの推進ドリルの貫通を利用しキックを放つ。
怪人ゾディアーツエネルギーが溜まっている場合は宇宙キックをすることになり、「ライダーロケットドリル宇宙キック」という呼び名に変わる。フォーゼは他の必殺技も「ライダー○○」という呼称で統一されており、ある意味では原点回帰必殺技名とも言える。このキック本編最終回において、ラスボスであるサジタリウス・ゾディアーツを倒している。(基本フォームのキック技でラスボスを倒すのは平成ライダー史上初)

ちなみに、ライダーではしい、左脚でのライダーキックである。 

ストライクエンド(仮面ライダーウィザード)

仮面ライダーウィザードゲートの精世界アンダーワールド」で放つ必殺技。(現実世界で放つ、ロンダートを繰り出しながら放つライダーキックは「ストライクウィザード」と呼ぶ。)

ウィンガーウィザードラゴンに乗ったウィザードが「キックストライク」のウィザードリングスキャンすると、ウィザードラゴンが巨大な足「ストライクフェーズ」に変形し、足の付け根部分にウィザードバイクであるマシンウィンガーが合体する。ウィザードウィンガーにキックし、巨大なウィザードを出しながら敵を押し潰す、というもの。

ドラゴンと共に繰り出すライダーキックと言えば仮面ライダー龍騎の「ドラゴンライダーキック」が元祖であるが、こちらは「ドラゴンキックするのではなく「ドラゴンキックする必殺技という点が違い、色んな意味で進化したキックと言えるかもしれない。

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