あきらめず走った!偉いぞビッグさん!
18番目に強かった!すごいぞビッグさん!
サムソンビッグ(ウマ娘)とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。
実在の競走馬「サムソンビッグ」をモチーフとするウマ娘である。CV:根本京里
誕生日:4月14日 身長:143cm 体重:増減なし(もっとビッグに!)
スリーサイズ:B72・W51・H72『世界に轟くビッグなウマ娘!』……を夢見る、とにかく忍耐強いウマ娘。
ビッグな夢と厳しい現実の差は受け止めつつも、『まずは挑戦!』をモットーに、日々あらゆる困難に挑み続けている。
同期のナリタブライアンからは、不思議と一目置かれているとか。
2023年11月20日公開の漫画『ウマ娘 プリティーダービー スターブロッサム』第16話「ジュニア級王者」にて初登場したウマ娘。同話の公開と同時にウマ娘ポータルサイトにも追加された。2024年3月11日公開の第23話「新たなる時代」では皐月賞が描かれ、そこで勝負服も(モノクロだが)お披露目。
その後長らく詳細不明のままだったが、2024年8月23日、「ぱかライブTV Vol.44」にて『ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!』に、『スタブロ』メインキャラで構成されたDLCチーム<プリムラ>の一員として参戦が決定。それに伴いようやくCV・プロフィールが公開された。
なお、CVの根本京里は『シンデレラグレイ』のPVにてベルノライトを担当していたが、同じ番組内で『シングレ』のアニメ化が発表されており、そちらでベルノライトのCVがどうなるかが気になるところ。
小柄(『スタブロ』では162cmのサクラローレルより頭一つ分くらい小さい場面がある)で子供っぽい雰囲気通りの振る舞いで、ナリタブライアンの出走する共同通信杯を観戦に訪れており、ブライアンのことを「ブーちゃん」と呼んでいて、応援している様子が見られる。
ローレルとはお互い知らないまま隣で観戦していたが、「クラシック級は眼中にない」という宣戦布告に対して静かに心躍らせるブライアン強火オタクローレルの姿には怯えていた。
なお、特徴的なニット帽と耳カバーのカラーリングは、実馬のメンコのものに準じている。
『スターブロッサム』では、それまでサクラエイコウオー(がモチーフと思われるウマ娘)が「ヨシノプリヴェール」、タイキブリザード(がモチーフと思われるウマ娘)が「スノウインハザード」という風に、他の所有馬がすでにウマ娘化済の馬主の、実績的に実名登場でもおかしくない馬が偽名ウマ娘として登場しており、初出の新規実名ウマ娘はいなかった。そんな中、突如としてサムソンビッグが実名で投入されたことには多くのファンがざわついた。
この数日前にはアニメ3期第7話にヴィルシーナとヴィブロスが登場しウマ娘化が正式発表されたのだが、サムソンビッグの馬主はヴィルシーナが2着に敗れた2012年エリザベス女王杯の勝ち馬・レインボーダリアを所有しており、その繋がりもにわかに注目を集めている。
ナリタブライアンが三冠を達成した1994年のクラシック三冠を、ブライアン以外に唯一完走した「逆・準三冠馬」。
1991年、門別町のサムソン牧場で誕生。オーナーはメガネスーパーの創業者・田中八郎の妻である田中由子で、サムソン牧場は田中夫妻が経営していたらしい(なのでメガネスーパーの公式サイトにはサムソン牧場の紹介ページが存在した)。そのため生産馬のほとんどを夫婦で所有、生産馬にはすべて「サムソン」冠名を用いていた。
サムソンビッグはそのいかつい名前に反して、小柄で非常に大人しく、人なつっこい馬だったそうである。
主に鹿戸雄一・田所秀孝・菊沢隆仁らが騎乗し、障害転向後は中竹和也が引退まで一貫して騎乗した。
鹿戸雄一騎手は、管理した鹿戸幸治調教師の親戚で、馬事公苑騎手養成所の最後の世代の一人である(同期に中舘英二)。
中竹和也騎手は1993年に障害競走で12勝をマークし、JRA賞最多勝利障害騎手を受賞。
いずれも騎手時代にGIを勝利する事は出来なかったが、調教師転向後、鹿戸師は2008年ジャパンカップのスクリーンヒーローや、2021年にGIを3勝したエフフォーリアなどを、中竹師はジョーカプチーノ・アカイイトといったGI馬などをそれぞれ管理しており、中竹師は2024年2月に第15代・日本調教師会会長に就任。
いずれも2024年時点の競馬ファンにはよく知られた名前と言える。
デビュー戦を逃げ切り勝ちするが、札幌3歳Sはブービーに撃沈。オープン特別5着を経て函館3歳Sで2着に食い込み収得賞金をゲットする。このとき、まだシャドーロールをつけていなかった後の三冠馬ナリタブライアン(6着)と初顔合わせ。これが唯一のブライアン相手の先着である。
その後は萩Sで3着、福島3歳Sで2着とオープン特別では馬券に絡むが、デイリー杯3歳Sはブービー負け、朝日杯3歳Sではシャドーロールをつけて覚醒したブライアンの前にブービー惨敗。年明けのシンザン記念もブービー負けと、重賞レベルの勝ち負けには遠い感じであった。
しかし続くきさらぎ賞で、単勝172.0倍というぶっちぎりの最低人気の立場から、誰も逃げようとしないのでハナに立って1000m通過65秒1という超スローペースで逃げた結果、そのまま後続を振り切って逃げ切り勝ち。栄えあるG3馬となり、単勝17200円という、1989年エリザベス女王杯のサンドピアリスに次ぐ、重賞史上歴代2位(当時)の高配当を叩き出した。
ここからスプリングSをブービー負けしつつクラシック三冠に乗りこんだが、皐月賞は17着(ブービー)、日本ダービーは18着(最下位)、菊花賞も15着(最下位)。ナリタブライアンが圧倒的なパフォーマンスで三冠を達成したはるか後ろで、謂わば逆・準三冠を達成してしまう。他には1961年のヨドノハルしかいない珍記録である。しかも皐月賞最下位の馬は心房細動を起こしていたので、何事もなく走った馬の中では最下位だったというオチもつく。
しかしその一方で、この年のクラシック三冠を完走したのはナリタブライアンとサムソンビッグのみ。同期の中でただ1頭、史上最強クラスのパフォーマンスを見せた三冠馬に三冠全てで挑み、その三冠を見届けた馬ともなったのだった。
その後は特筆することもなく重賞やオープンで惨敗が続き、6歳(現5歳)からは障害競走に転向。障害デビュー戦をレコードタイムで圧勝して注目を集めたが、1年の長期休養などもあり、結局障害でも2勝を挙げたに留まり現役引退となった。
引退後は故郷のサムソン牧場で功労馬として余生を過ごすはずが、故郷がほどなく廃業してしまったこともあってか、筑波大学の馬術部で馬術競技馬となる。2008年に乗馬クラブへ移籍、2009年まで馬術競技大会に出ていた記録が確認でき、2011年頃にもクラブで乗馬をしていたという目撃情報があるが、その後の具体的な消息はよくわかっていない。競走馬の「消息不明」は廃用処分の婉曲表現と受け取られがちだが、彼の場合は諸々の経緯や立場を考慮すると、単にその後の情報が公開されなかっただけで、クラブで余生を全うした可能性は普通にある。
漫画家のよしだみほはサムソンビッグがたいそうお気に入りで、『馬なり1ハロン劇場』では、前述の三冠完走仲間というところから、友達の少ないナリタブライアンの唯一の親友というポジションを貰っており、当時のこの馬をとりまく話題として欠かせない要素となっている。
ちなみに初登場回はnetkeibaのサイト上で無料公開されている[1]。
詳細は当該記事へ→サムソンビッグ
▶もっと見る
掲示板
151 ななしのよっしん
2024/08/24(土) 15:32:34 ID: j6vqMGgLqZ
「あきらめず走った!偉いぞビッグさん!
18番目に強かった!すごいぞビッグさん!」
これ実際中継で言われた18番目に強い馬ってフレーズなんだが、当時はこのフレーズ笑いものにされていた
当時は制約あって強くても出走権自体がなかった馬も多かったのだ。有名所ではヒシアマゾンとか
「18番目に強い馬って言ってもコイツは運が良かっただけで、もっと速い馬たくさんいるだろ」って揶揄されて笑われていたのだ
一方で、最後までクラシック走りきったのは凄いことなんだぞって声自体は当時からあったらしい
俺は飯食いにいった居酒屋で笑い者にしてたオッサン達の印象が強かったんで知らんかったけど
シナリオではどう調理されるんだろうな
152 ななしのよっしん
2024/08/24(土) 18:37:45 ID: HRpxpNpPl6
ウララっぽく見えるけどデビュー戦しっかり勝って朝日杯出走、重賞きっちり勝ってクラシック三冠皆勤してるから同期からしたら普通にエリートの部類。
しかも障害レースデビュー戦で今も破られてないレコードを叩き出すヤベーやつ。賞金も地味に1億以上稼いでる
153 ななしのよっしん
2024/08/26(月) 08:10:06 ID: FSFRdeW/8e
育成シナリオでプロレスネタ出てきそうだな…
メガネスーパーってSWSだけじゃなくて第2次UWFのスポンサーもやってたし
急上昇ワード改
最終更新:2024/11/25(月) 12:00
最終更新:2024/11/25(月) 11:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。