ガンタンク(GUNTANK)とは、
のことである。
ここでは1に付いて述べる。
「機動戦士ガンダム」における、地球連邦軍人型巨大兵器モビルスーツV作戦試作機の一つ。形式番号RX-75。
RX計画の対MS戦闘車両RTX-44をベースに開発された。
頭部コックピットの砲手と腹部コアファイター操縦席の操縦手の二名で運用。劇中ではリュウ・ホセイとハヤト・コバヤシがメインパイロット。後にハヤト一名だけで操縦出来る一人乗りに改装される。
モビルスーツ技術の無い地球連邦軍のAMBAC等のモビルスーツ技術検証実験開発にAFV技術を基盤に開発された。二足歩行技術は使われず、AFV同様クローラー(履帯)が陸上の移動手段として採用され、下半身は戦車の様な姿をしている。宇宙空間ではロケット噴射[1]で移動する。
上半身人型で、モビルアーマー/モビルスーツに分類されるが、長距離砲撃専門の兵器である。V作戦で開発されたモビルスーツのガンダム、ガンキャノンと違い、ビームライフル等のビーム兵器を備えず、武装は全て実体弾の火砲[2]のみである。対応する武装を持たない為、接近戦・格闘戦は不可能である。
劇場版「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙」では、宇宙空間戦闘に不向きな機体故、登場する事はなく、ハヤト・コバヤシはC109ガンキャノンに搭乗した。
熟練パイロット不足の連邦軍において、第13独立部隊のエースパイロットの一人、ハヤトの技量に対して、ガンタンクの性能が釣り合ってないとの判断だと思われる。GMではなく、量産数の少ない貴重な高性能機ガンキャノンが宛がわれた事で、エースパイロットとしてのハヤトの技量に対する軍の評価の高さが伺える。
ガンタンクは陸上移動の為のクローラーが宇宙空間ではAMBACとして機能しない為、下半身がデッドウェイトになってしまう。運用に当たっても、ガンタンク同様、実体弾火砲、180mm低反動キャノン砲一門装備する宇宙専用機ボールより優れた「費対効果」が期待出来ない。故に、テストヘッドの役割を終えた後は、宇宙戦には投入されず、地球上の陸上戦線に配備されたと解釈するのが妥当だろう。
コミック「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」では旧型量産機として多数登場。
後継機は量産型ガンタンク[3]、形式番号RX-75[4]、陸戦強襲型ガンタンク[5]、形式番号RTX-440、ガンタンクII[6]、形式番号RMV-1。
「機動戦士ガンダムF91」に登場するフォーミューラ計画上の形式番号F50D、地球連邦軍正規形式番号RX-107の可変陸戦MSの博物館のレプリカ展示物ガンタンクR-44(形式番号RXR-44[7])に、ある意味名称が引き継がれている。
量産型ガンタンクは、劇中、グフ・カスタムで襲撃するジオン公国軍ノリス・パッカード大佐に「タンクもどき」と呼ばれた。
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最終更新:2025/12/10(水) 20:00
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