レーゼルドーンの開拓者たちとは。
開拓流行れPによるソード・ワールド2.0を題材とした世紀末開拓卓である。
殺意の高いGM、双海真美が6人のプレイヤー(萩原雪歩、水瀬伊織、秋月涼、双海亜美、菊地真、水谷絵理)に対してハウスルール満載のソード・ワールド2.0のキャンペーンを提供している。
概要
レーゼルドーン大陸では、霧の街が人族によって解放され。
エイギア地方の開拓が急速に進んでいた。
しかし、そこは流石に開拓地と呼ばれる場所。
蛮族による襲撃につぐ襲撃、荒れ狂うモヒカン、物価の大混乱、謎の組織による暗躍の影……この地に住む人々に安らぎという言葉は存在しない────かと思われた。
これは、そんなレーゼルドーン大陸の世紀を舞台に繰りげられる冒険者救世主たちの物語である。
開拓民として開拓地に来た冒険者がPCたちであるが、その余りの聖人っぷりと秒単位での過密行動から起こる偉業の数々は「都市伝説」「それは夢や」「ねーよ」などの声が各地から多数聞こえてくるほど。
まさに聖者の行進である。
リアルのアイドルたちも、PLとGMによる和やかなガチプレイを満喫し。
GM(真美)の提供するヌルゲー(笑)を楽しんでいる。
その様は(手に汗握る的な意味で)視聴者にとって、とても心温まるものである。
ぶっちゃけると明らかな上級者卓であり、マンチ気味のプレイをしないとあっさり全滅する程度のバランスである。
通常脳筋要員である日高愛や天海春香が参加していないあたりでそのあたりはお察し下さい。
全盛期の冒険者伝説(反転表示)
この項目は、ゆるくネタバレ成分を含んでいます。 気にされる方はこちらをクリックしてください。 |
・1ラウンド6連撃は当たり前、1ラウンド12連撃も(多分)
・わずか6人の駆け出し冒険者相手なら大丈夫だろうと9体の多部位モンスターを突撃させたら撃退された
・その3週間後には6体のデュラハンが近寄ることさえ出来ずに壊滅した
・さらに1週間後には街を襲ったアイスワイバーンレブナント3体が「全略で」退治された。
・村の襲撃から戻ったのにやけに静かだと探索してみたらお頭たちの遺体が散らばっていた
・あまりにも救済しすぎるから、護衛依頼者とその馬までも襲撃してくる。
・その護衛依頼者も撃退。更に馬車まで燃やしたのに依頼は達成する。
・移動の馬車が早すぎて、2台繋がっているように見える。
・開拓地の街道で猛スピードで移動する音楽が聞こえたら救われる。
・グッとガッツポーズ>∩(・ω・)∩<しただけでワイバーン2頭が墜落死した。
・距離拡大もないプリーストが攻撃、というか距離30m以内なら確実にドランクされる。
・村長を一睨みしただけで家を譲渡する相談を持ちかけられる。
・処方してもらった薬を飲む前に、キュア・ディジーズを修得して帰ってきた。
・3レベル特進で腕利きの冒険者となったサカロス神官に人助けの目的を尋ねると、ただ一言「布教だ」
・腕利きのライフォス神官がネコミミだった…萌える(*´ω`*)
・テュール村の1/5が冒険者に救われた経験者、しかも機動神官団という伝説から「悪天候や夜間ほど救われる」
・街角でリンゴを売る少女から倉庫ごとリンゴを買い上げた。
・140m逃げれば大丈夫だろうと思ったキマイラが距離5倍拡大のエアカッターで翼を切り裂かれて落下死した。
・換金に困って目減り覚悟で預けた4万ガメル相当のダイヤが12万ガメルになって返ってきた。
・商店を開いただけで村の人口が3倍に膨れ上がった、しかもその大部分が冒険者を頼ってきた難民。
・先制見てノーダメ完封余裕でした。
・「そんな奴いるわけがない、夢や」といって諦観していた25名の不幸な人が1日で全員笑顔になって発見された。
・不幸な人を探して納得いかなければ、運命変転を使ってでも見つける。
・売れない鶏(300羽)をポケットマネーで買い占めた。その後崩落現場からその道のプロを『発掘』した。
・強盗が街中で麻痺ガスを撒き散らそうと思ったら、麻痺ガス入りの袋を冒険者に摺られていた
・崩落事故から要救助者を掘り出したら、すでに応急処置が終わっていた。
・PCたちにとって歓待の宴は布教活動の打ち損ない。
・明日をも知れぬ開拓村が冒険者が来て1ヵ月で、明日をも知れぬ町へ発展した。明日はどっちだ。
・12人の透明な監視部隊を配置して万全を期してると思ったら、いつの間にか不意を打たれていた。
・村を追い出される覚悟で自分が蛮族である事を公表した神官が暖かい拍手で受け入れられた。
・水中なら遮蔽があるから大丈夫と思って逃亡を試みたら普通にドランクされて乙った。
パーティメンバー
こちらへ → 宗境なき救世修道会
ハウスルール
レギュレーション
レギュレーション:設定
- 舞台はレーゼルドーン大陸エイギア地方
- 時間軸は少し進み、ミストキャッスルは人族が解放した
- PCはその開拓民の一員。村に定住して仕事を行う
- PCたちの拠点は新しく作られた開拓村
- PCたちは最初から知り合いということにしてもいいし
最初のシナリオが初対面ということにしてもいい
レギュレーション:データ
- PC自体はふつうに初期作成できる
- ルールブックⅠ~Ⅲ、AW、BTは全て採用
- その他のサプリは今のところ使用予定なし
- 蛮族PCも作成可だが、地位を手に入れる前に蛮族とバレるとコボルドだろうが容赦なく追い立てられるので覚悟すること
- イグニス系の信仰は禁止。要するにフィアーを与える神は禁止。ル=ロウド神官は強制的にルミエル系取得とする。
- 経歴表をROCで3つ採用する
- PC作成時の能力決定値はダイス一回ぶり
- 値が気に入らない場合はポイント割り振り方式で再作成
- もちろん、最初からポイント振り分け方式で作ってもよい
レギュレーション:その他
ランダム依頼ルール
三行で。
・依頼はサイコロを振ってランダムで決めるよ
・複数の依頼を同時に受けてもいいよ
・依頼の成否で経験点と能力値成長が決まるよ
詳しくは下記を参照。
ランダム依頼ルール:概要
- 本キャンペーンの依頼は大半がランダムで決定される。
依頼内容は後述する。 - 依頼は複数提示され、好きなものを受けられる。
達成できる自信があるなら複数同時に受けても良い。
但し、ボスが居る依頼を複数受けていると、その数だけボスが増える。
例:ジャイアントバルーンシード3体が出現するボスイベントで3件の依頼を受注した状態なら、その数は3倍の9体になる。
なお、ボスイベントの有無や内容はランダムなので、ボスイベントが発生しない可能性もダイス次第である。
ボスイベントを回避するための抜け道として、依頼内容によっては先に達成条件を満たしてから受注すれば即座に達成となる。 - 依頼の難度と報酬は冒険者レベルと能力値上昇数に依存し
提示される依頼の数はPCの合計名誉点に依存する。
それらと依頼の関係は後述する。 - 依頼を進めたり、成功させたりすると☆がもらえる。
どういう状況で☆を獲得するかはGMが決定する。
この獲得した☆の数で依頼終了時の経験点が決まる。
算出方法は例によって後述。 - また、依頼に成功した数だけ能力値成長を行う。
ランダム依頼ルール:依頼内容
出目(2d) | 依頼 | 期限 | 報酬係数 |
---|---|---|---|
2 | 宴会 | GMの任意 | 50G/人 |
3 | 救出 | [5+2d]日 | 200G/人 |
4 | 調達 | [10+2d]日 | 特殊 |
5 | 護衛 | [5+2d]日 | 200G/人 |
6 | 受取 | [5+2d]日 | 100G/人 |
7 | なし | なし | なし |
8 | 配達 | [5+2d]日 | 100G/人 |
9 | 退治 | [5+2d]日 | 200G/人 |
10 | 販売 | [10+2d]日 | 特殊 |
11 | 捜索 | [10+2d]日 | 400G/人 |
12 | 遺跡 | なし | 特殊 |
ランダム依頼ルール:冒険者強度
冒険者強度=(PCの平均冒険者レベル)+(能力成長回数÷50)
- 各依頼の報酬は[冒険者強度×報酬係数]となる。
なお、冒険者強度は出現する敵の強さや途中で発生する障害の難易度にも影響を与える。
ぶっちゃけ、このルールと「実質的な必須技能」が多くあるために、事実上の「横伸ばし推奨」となっている。
GMが横伸ばしを推奨したくない場合は「冒険者強度=(能力成長回数÷10)」に変更すると良い(開拓流行れP・談)。
ただしこの場合、PLがいつまでも依頼を受けずJPRGよろしくランダムエンカウントだけで経験値稼ぎを敢行する可能性があるので、何らかのペナルティを提示して依頼を受けるように促す必要が出るだろう。
?
ランダム依頼ルール:依頼数
合計名誉点 | PCに持ち込まれる依頼の数 |
---|---|
0~20 | 4(流動 3+地図作成) |
21~50 | 5(流動 4+地図作成) |
51~100 | 6(流動 5+地図作成) |
101~200 | 7(流動 6+地図作成) |
201~500 | 8(流動 7+地図作成) |
501~1000 | 9(流動 8+地図作成) |
1001~2000 | 10(流動 9+地図作成) |
2001~5000 | 11(流動10+地図作成) |
5001~10000 | 12(流動11+地図作成) |
10001~ | 13(流動12+地図作成) |
ランダム依頼ルール:依頼の変換に関して
販売依頼
- 指定された物品を預かり売却金を依頼者に渡す仕事。
- 報酬は[渡した金額÷10]。
- 渡した金額が[品物の市場価格÷2]に達するごとに☆をひとつ得る。
この方法で☆3を得れば成功となる。
但し、この方法で得られる☆は6が限界となる。
[市場価格×3]を超える金額は渡すだけ損である。 - 上記の方法で☆3以上得た場合、売れ残った分をPCのものとしてよい。
そうでない場合、売れ残りは依頼主に返却すること。 - この取引自体は最大金額や取引限界の影響を受けない。
但し、預かった品物を他の場所で売却する場合には基本的に取引限界の影響を受けるので気をつけること。 - 渡せるものは現金のみである。
依頼者は物納などには一切応じない。
販売依頼のこなし方と注意点
- 現金の調達方法はPCに一任される。
基本的には情報を収集してその物品が高騰している場所を探し
そこで物品を売却することになるだろう。
面倒ならばPCの所持金で物品を買い取っても良い。 - 同時に、物品の輸送方法もPCに一任される。
逆に言うと自前で輸送方法を用意する必要がある。 - なお、高く売れる場所がどこにも存在しない場合が当然ながら存在する。
そのときはPCが自腹で損失を補填しなければ依頼は失敗となる。 - 儲け話の情報は依頼を受けなくても収集できる。
ある程度情報を収集し、成功のめどが立ってから依頼を受諾することを推奨する。 - 但し、依頼が出てもいないのに儲け話を探るのは
基本的に時間の無駄なので自重すること
調達依頼
- 依頼者が指定した物品を探して渡す仕事。
- 依頼者はその品物を通常購入価格の2倍で買い取る。
これがこの依頼の報酬となる。 - もらった金額が[冒険者強度×2000]Gに達するごとに
(つまり通常価格で[冒険者強度×1000]G分の品を渡すごとに)
☆をひとつ得る。
この方法で☆3を得れば成功となる。 - 但し、依頼者がこの依頼で支払う金額は[冒険者強度×10000]Gが限界である。
それ以上の物品は渡すだけ損である。
したがってこの方法で得られる☆は5が最大となる。 - この取引自体は最大金額や取引限界の影響を受けない。
- この依頼が発生した場合、受ける受けないに関わらず
期限が切れて7日経過するか依頼が成功までの間
指定された物品の購入価格が5倍になる。
(売却価格は一切上昇しないので注意すること)
調達依頼のこなし方と注意点
- 物品の調達方法はPCに一任される。
基本的には情報を収集してその物品が安い場所を探し
そこで物品を購入することになるだろう。
なお、仕入れるための現金は自前で用意すること。 - 同時に、物品の輸送方法もPCに一任される。
逆に言うと自前で輸送方法を用意する必要がある。 - なお、安く手に入る場所がどこにも存在しない場合が当然ながら存在する。
そのときは損失覚悟でPCが高値で購入しなければ依頼は失敗となる。 - 安い場所の情報は依頼を受けなくても収集できる。
情報に関しては販売依頼とほぼ同じ内容なので
詳しくはそちらを参照すること。 - この依頼が発生しても、特産品の価格は上昇しない。
具体的にはテュールで木材の値段は決して上昇しない。
(なお、減少することはありえる)
取引
各拠点での取引に関して
最高金額:[拠点の人口×10]G
例:人口300人のモルセン村においては
300×10=3000Gを超える物品は売っていない
取引限界:[拠点の人口×50]G
例:人口300人のモルセン村においては
300×50=15000Gを超える金銭の授受ができない
例外規定
参考:取引限界に関して
不幸な人探索判定
詳しくは下記参照。
「不幸な人探索判定」とは
- 各人里で「探索判定」を行うことでその人里にいる不幸な人を探すことができる
- 目標値は[冒険者強度+10]。1日1回のみ行える。
- この探索判定は特別にプリースト技能で行ってよい。
もちろん、スカウト技能でも問題なく行える。 - レンジャー技能で行っても良いが、その場合自動的に郊外を探索したことになる。
- 成功したPCは2d6を振ること。
GMは別紙の「不幸な人チャート」を参照し出た目に対応した不幸な人を登場させる。 - 不幸な人チャートは以下のとおり。
出目 | 内容 | 解決方法 |
2 | 事件発生! | GMが定めたモンスターを倒す。 |
3 | 病人を発見 | 冒険者強度+10を目標値とした病気を治療する。 |
4 | 毒に侵された人を発見 | 冒険者強度+10の毒性値の毒を治療する。 |
5 | 重傷者発見 | 気絶状態を解除しHPを1以上にする。 |
6 | 怪我人を発見 | 冒険者強度+10点分のHPを回復する。 |
7 | 不幸な人は居なかった | 拠点の総人口/(冒険者強度×100)回この結果が出たら 他の結果を無視する。→よかった、不幸な人はいなかったのか |
8 | 弔われてない人を発見 | プリーストかクレリック技能を持ってるPCが葬儀をする。 葬儀には最低でも30分かかる。 |
9 | チンピラに絡まれてる人を発見 | ランダムで決定された人族モンスターに絡まれてる人を助ける。 |
10 | 資金難で困ってる人を発見 | 冒険者強度×200Gの資金を提供する。 |
11 | 物が売れなくて困ってる人を発見 | 冒険者強度×500Gに相当する物品を購入する。 購入した物品はどこかで高値で売れる可能性がある。 |
12 | 行方不明者発生 | 冒険者強度+10を目標値とした探索判定に成功した後 モンスターに襲われている人を助ける。 |
「不幸な人探索判定」を行う意味
- 不幸な人の不幸を解決した場合、対応した☆を得る。
- 同時にPCが望むなら1d6人の信徒を得る。
(助かった人の宣伝効果によるもの)
宗派は原則として解決したPCの信仰と同一である。
基本的に、ルミエル系の神であれば布教は自由とされている。 - 仮に解決できなかった場合でも、解決に尽力した場合信徒が1人だけ増加する。
何を持って尽力と見做すかはGMが判断する。 - これによって信者数の合計が総人口を超えた場合、超えた分だけ人口が増加したものとして扱う。
- 遭遇した不幸な人を放置した場合、神や神官に絶望して何らかの信者が1d6人減る。
何の信者が減るのかはGMが決定する。 - 尽力とはいかないまでも放置はしなかった場合、信者は増えも減りもしない。
拠点間の移動に関して
- 徒歩で移動する場合、時速5kmとして扱う。
- 騎獣で移動する場合、下記のように扱う。
騎獣の維持費に関して
住宅の新築
三行で。
・新築には時間がかかるよ。
・お金と名誉点を2倍使うと特殊な住宅になるよ。
・そういうの建てると人口が増えるよ。
詳しくは下記参照。
住宅の新築に関して
- 住宅の購入も最高価格の影響を受ける。
よってテュールでは集合住宅の個室すら買えない。 - だが“住宅を新築”する場合に限り
最高金額及び取引限界に影響を与えず住宅を購入できる。 - 住宅を新築した場合、最低でも下記の建築期間が必要。
グレードアップの場合、同じ場所に建てるときに限り差分だけで建築できるものとする。 - 「城」を購入するためには、前提条件として爵位が必要。貴族でも、騎士位では城は建てられない。
(城は自分の領地にしか建てられず、騎士は領地を持たない為)
住宅規模 | 建築期間 |
---|---|
集合住宅の個室 | 即日(在来住民を追い出すだけ) |
小さな個人住居 | 1ヶ月(30日) |
中規模の邸宅 | 3ヶ月(90日) |
大きな屋敷 | 6ヶ月(180日) |
城 | 1年(360日) |
特殊な機能を持つ住宅
- PCは自らの住宅を改築することで商店などの「何らかの機能を持った建物」を建設できる。
- データ的には「優秀な金庫番」がいる住宅に、さらに購入時と同額の金銭と半分の名誉点を消費せよ。
- 面倒なら名誉点と価格を2倍にすれば機能を持った金庫番つきの住宅が購入できると考えてもよい。
- 集合住宅は金庫番をつけられないため、機能を持った住宅にすることはできない。
- 通常の住宅を改装するには7日を必要とする。
但し、初めから機能つき住宅として建設するならこの7日は必要としないものとする。 - ひとつの住宅に付けられる機能は最大ひとつのみ。
- 機能を持った住宅は、通常の住宅としても使用可能。。
- 機能を持った住宅はその機能に加えて人を呼び寄せる効果がある。
- 具体的には機能を持った住宅のある場所は下記の人数だけ人口が増加する。
住宅規模 | 増加人口 |
---|---|
小さな個人住居 | 20人 |
中規模の邸宅 | 100人 |
大きな屋敷 | 500人 |
城 | 2000人 |
建築可能な機能つき建物の例
- 生産設備(農園、工房、鉱山など)
- 商店
- 神殿
- マギテック協会(支部あるいは出張所など)
- ライダーギルド(同上)
- 魔術師ギルド(同上)
- 冒険者の店
- インフラ(道路網、水道、学校など)
- 防衛設備
- その他GMが認めたあらゆる施設
- 同一機能の効果は基本的に最大のもののみを適用。
但し、人口の増加だけは効果が重複するとする。
また、品目の違う建物は別の機能として扱う。
例:農園と工房の効果は重複する。
各種施設の具体的な機能
生産設備
小さな個人住宅
関連する技能を持った人物がそこに常駐する。
レベルは[冒険者強度-2]で[達成値:プロ]宣言可
中規模の邸宅(上記の効果も有するとする)
新たな特産品が誕生する。具体的にはGMが決定
大きな屋敷(上記の効果も全て有する)
[購買力]+1
城(上記の効果も全て有する)
加工費用など常駐する人物に払う手間賃が無料になる
商店
小さな個人住宅
その人里では大量購入が可能になる。
具体的には取引限界に関してのみ購買力+2。
中規模の邸宅(上記の効果も有するとする)
[購買力]+1
大きな屋敷(上記の効果も全て有する)
[購買力]+1(合計+2)
城(上記の効果も全て有する)
[購買力]+1(合計+3)
神殿(同一の設備でも効果が重複する)
小さな個人住宅
増加民の半分(10人)が対応する神の信者となる
中規模の邸宅(上記の効果も有するとする)
上と同じ。つまり50人信者が増える
大きな屋敷(上記の効果も全て有する)
上と同じ。つまり250人信者が増える
城(上記の効果も全て有する)
上と同じ。つまり1000人信者が増える
マギテック協会
小さな個人住宅
リペアラー、エンチャンターなどがそこに常駐する。
レベルは[冒険者強度-2]で[達成値:プロ]宣言可
中規模の邸宅(上記の効果も有するとする)
[購買力]+1
大きな屋敷(上記の効果も全て有する)
マギテック、アルケミストも常駐する
城(上記の効果も全て有する)
加工費用など常駐する人物に払う手間賃が無料になる
ライダーギルド
小さな個人住宅
騎獣をレンタルすることが可能になる。
レンタル料が[最高金額]以下の騎獣のみ
中規模の邸宅(上記の効果も有するとする)
[購買力]+1
大きな屋敷(上記の効果も全て有する)
レンタル料が維持費同様[取引限界]に関係なくなる
城(上記の効果も全て有する)
騎獣の価格が半額になる。レンタル料も半額
魔術師ギルド
小さな個人住宅
その拠点で文献判定が可能になる
中規模の邸宅(上記の効果も有するとする)
[購買力]+1
大きな屋敷(上記の効果も全て有する)
1時間かければ文献判定が自動成功になる
城(上記の効果も全て有する)
非売品のマジックアイテムを購入可能になる
冒険者の店
小さな個人住宅
冒険者が現れる。目安としては増加人口÷20くらい
(個人住宅の場合、平均一人の冒険者が村に滞在)
中規模の邸宅(上記の効果も有するとする)
戦利品が特産品扱いになる
(平均5人の冒険者が村に滞在)
大きな屋敷(上記の効果も全て有する)
剣のかけらを1個2000Gで購入可能
(平均25人の冒険者が村に滞在)
城(上記の効果も全て有する)
戦利品を半額(つまり売却時の価格)で購入可能
(平均100人の冒険者が村に滞在)
インフラ
小さな個人住宅
該当する機能を持つ
どれくらいの範囲をカバーするかは住宅規模による
中規模の邸宅(上記の効果も有するとする)
人口がさらに+100(合わせて+200)
大きな屋敷(上記の効果も全て有する)
人口がさらに+400(合わせて+1000)
城(上記の効果も全て有する)
人口がさらに+2400(合わせて+5000)
防衛施設
小さな個人住宅
増加民の1/5(つまり4人)がPCの私兵となる。
データは[強度-3]以下の人族モンスターを使用
中規模の邸宅(上記の効果も有するとする)
上と同じ。つまり20人がPCの私兵となる。
大きな屋敷(上記の効果も全て有する)
上と同じ。つまり100人がPCの私兵となる。
城(上記の効果も全て有する)
上と同じ。つまり400人がPCの私兵となる。?
購買力
例によって三行で。
・購買力が上がると高いものがたくさん買えるよ
・コネを持つと購買力が上がるよ
・偉い人のコネは色んな場所で有効だよ
詳しくは下記参照。
購買力とは
- PCがその町でどれだけの品物を購入できるかを示す。
各拠点ごとに設定されている値である。 - この値が高い場合、拠点の人口に比して
高い物品の購入や、大量の取引が可能になる。 - 具体的には、最高金額や取引限界の人口にかかる係数が増加する。
- 購買力が上がる理由は様々である。
街の経済規模自体が上昇したのかもしれないし。
PCの街に対する影響力が上昇したのかもしれない。
何にせよデータ的には全て購買力の上昇で処理する。
購買力の上昇方法
- 各拠点の初期値は0とする。
- その拠点に影響を与えうるキャラクターに対して
コネクションを合計で100取得した場合、その購買力が+1される。
上記の値は、PC全員の合計でよい。
また、PCの本拠地では既にそれだけのコネクションがあるものとする。
(これが拠点の係数が多かった理由である)
但し、上記の方法による購買力の上昇は+1が上限。 - 複数の拠点に影響を与えうる人物の場合
100の値ごとに複数の拠点に割り振っても良い。
例:「ハウル・バルクマン/友人」は3つの拠点の購買力を+1しうる。 - 機能持ち住宅の一部には購買力が上昇するものがある。
(大規模な商店、マギテック協会など)
PCがそれらを建設あるいは誘致した場合も購買力は上昇する。 - なお、NPCや政府が同種の建物を建設した場合購買力が上がるわけではない。
それらがPCに特別な便宜を図ることはないからだ。 - 参考までに、NPCがどんな建物をいつ建てるかは
GMがその場の状況に応じて適当に決定する。
PCの意思で欲しい建物を望む場合は名誉点と金銭を払って誘致すること。
そのために必要な政府の許可やNPCの協力などは
全て名誉点の使用で再現されているものとする。
(でなければあんな短期間に住宅は建たない)
購買力と購入金額の関係
購買力 | 最高金額 | 取引限界 |
---|---|---|
0 | 人口×10 | 人口×50 |
1 | 人口×20 | 人口×100 |
2 | 人口×50 | 人口×200 |
3 | 人口×100 | 人口×500 |
4 | 人口×200 | 人口×1000 |
5 | 人口×500 | 人口×2000 |
6 | 人口×1000 | 人口×5000 |
7 | 人口×2000 | 人口×10000 |
8 | 人口×5000 | 人口×20000 |
9 | 人口×10000 | 人口×50000 |
地図作成の流れ
例によって三行で。
・地図作成する場所は抽象的に分割されるよ。
・探索判定と地図作成判定で地図ができるよ。
・最低でも1日ごとにイベントが起きるよ。
- 基本的には拠点中心の未開拓地域の地形を把握し、それに基づいて地図を作成する依頼となる。
- 探索する地域は便宜上適当なエリアに区分される。距離や面積は適当に扱う。
- 隣接したエリアに移動するには20分を要するとする。このときの移動方法はGMが指定する。
- 各エリアには危険度が設定されている。特に言わない限り、これは冒険者強度に等しい。
- それぞれのエリアの地形を把握するには全員で探索判定を振り、最高達成値を申告せよ。
これにより[危険度+11-最高達成値]日後にそのエリアの地形が把握できる。
但し、最低でも10分を要するものとする。 - 地形が把握できたエリアにおいて、今度はさらに地図作成判定を行うこと。
これにより[危険度+11-最高達成値]日後に地図が完成する。
これも、最低10分を要する。 - 地図が完成した場合、★1を得る。
上記手段で★4を得るごとに、能力値成長を1得る。
また、★4以上を得て帰還すれば依頼成功となる。 - 地図が完成していない場所では探索判定を行うか午前6時になるたびに【イベント】が発生する。
代表者は2d6を振ること。 - また、野営を行う場合はランダムエンカウントの可能性があることを事前に宣言しておく。
- 地図を作る際の筆記用具は依頼者から提供される。もちろん、自前で控えておくのは自由である。
- 地形の把握においても地図の作成においても、
何らかの事情で中断した場合はそれまでの時間が全て無効となり、最初からやり直しとなる。
再判定は行わないので同じく時間を経過させること。 - エリアの連結はGMが状況に応じて適当に決定する。
森の探索ならスクエア上に、河の探索なら直線状にと高度な柔軟性を保ちつつ臨機応変に対応すること。 - 処理を簡単にするため、地図作成中は移動しても連続移動のペナルティは考慮しないとする。
- 但し、地図作成の現場に行くまで、
及び終了して拠点に帰る場合など「ただ移動するだけ」の場合GMは望むならペナルティを適用してもよい。
?
時間経過について
セッション間は、GMが指定しない限りd66(10の位、1の位の区別のつくさいころ2個を準備して振ってその結果を求める)により時間経過を指定する。10の位は経過単位数、1の位は経過単位である。
1の位 | 経過単位 |
---|---|
1 | 秒 |
2 | ラウンド(10秒) |
3 | 分 |
4 | 時間 |
5 | 日 |
6 | 週 |
なお、一部セッションではこの表が当てはまらない場合もある(その場合はGMから指示がある)。また、一部セッションではこの表によらず固定時間経過させている場合もある。また、別卓(愛はウルスを救う)でもこのランダム表は流用されている。
その他のハウスルール
- 危険感知持ちが多いほどエンカウント率が上がる。
具体的には危険感知判定のPC内最高達成値によって
「魔物の不意打ち→エンカウントなし→出会い頭に戦闘→PCの不意打ち」と変化。
PCの不意打ち可能時は戦わないことを選んでも良く、その場合はエンカウントしない模様。
移動中のフレーバーで様々な魔物や官憲とすれ違う場面がおそらくそれと思われる。 - 「☆」とは要するに経験点200点である。目的を達成すれば、その障害は実際に倒してないとしても基本的に倒したものとして経験点や剣のかけらを得ることが出来る。無力化して拿捕した敵についても同様。
- 敵の魔物などは、例えPLが対策済みであるとGMが認識していても、魔物の習性をGMの都合で変更することは無い。
ネタバレ
この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
敵対勢力
ランダムイベントによって頻繁に発生する魔物や犯罪者との遭遇の理由付けの一つとして、レーゼルドーン大陸にいくつかの敵対勢力が暗躍しているというフレーバーが後付けされている。
ともだち団
開拓地における徴税の代執行を委託されているギルド────と主張する団体。
確かに輸送の手が足りなかった際に税金の輸送を委託されたことはあるらしい。
だが、税金の取立てまでやる権利があるかどうかは限りなく黒に近いグレー、というか多分黒。
もちろん、そんな事はお構いなしに徴税と称して開拓地の金品を盗んだり、奪ったりしている。
そのほか、借金取立、盗品売買、賭場開設など数々の怪しい活動を行っている。
ただし、集めた金品のうち、少なくともそれなりの額を納税していることも事実で、
官憲はともだち団の摘発には極めて消極的である。
一言で言うと「盗賊ギルド」だが、構成員の中にはそういうと烈火の如く怒る者もいるので注意。
頭目の本名や素性は一切不明。
構成員からは“ともだち”と呼ばれている。
蛮族国家ウルス
レーゼルドーン北東に存在する、ル=ロウド信徒の蛮族による遊牧国家。
レーゼルドーンの1/3をその版図としており、領内の遺跡からはダイヤモンドが大量に出土する。
指導者階級はカーンと呼ばれている。中でも王かそれに類するものは“偉大なる”カーンと呼び区別している。
クーランは“最も偉大なる”カーンの娘でありながら魔剣を持たず生まれ、出奔している。
なお、“最も偉大なる”カーンは対外的にはマーキスを名乗るドレイクの王であるとのこと。
レーゼルドーンの統一後を見据え、人族社会とそこに潜むバルバロスを調査するために人員を派遣している。
彼らは人族に協力を促すためにダイヤモンドを持ち歩いている。
なお、「ともだち団」と異なり、人族との接触はしても、その際には非常に高い警戒心を持って対処しており、
また物資や情報の調達の際にもダイヤモンドを用いて平和的に行っている。
少なくとも、第9セッションまでの間、彼らが能動的に人族を襲撃した描写は無い。
(現在は、蛮族領域内での勢力拡大に注力しているところである)
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リメイク版
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関連項目
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