王様戦隊キングオージャー

2023年は【史上初】の王様戦隊!
【史上初】の全員昆虫モチーフ!!
５人の王様×昆虫ロボ
ヒーローは全員王様！
巨大昆虫メカが合体して最強ロボに!!
≪壮大なスケールで描くファンタジー大作≫
王様戦隊
キングオージャー誕生！
5人の王様、組めたら無敵！

王様戦隊キングオージャーとは、テレビ朝日系列にて2023年3月5日より2024年2月25日まで放送された特撮テレビドラマ作品である。全50話。

概要

宇宙の片隅の惑星「チキュー」。
５つの王国が治めるこの星に、巨大な危機が迫っている。

これは、平和を守る王たちの物語。
そして「王」になる男の物語である。

-第1話～26話ナレーション-

宇宙の片隅の惑星「チキュー」。
６つの王国が治めるこの星に、巨大な危機が迫っている。

これは、平和を守る王たちの物語。
そして、反逆の戦士たちの物語である。

-第27話～ナレーション-

スーパー戦隊シリーズ第47作目。

2022年12月21日に公式発表がなされた。モチーフはシリーズ初となる『昆虫』と『王様』。東映特撮作品では過去にも『重甲ビーファイター』や仮面ライダーシリーズなどの昆虫モチーフ作品が製作されていたが、戦隊シリーズにおいてはパワーレンジャーシリーズなどの海外展開もあって避けられていた。本作で満を持してのモチーフ採用となる。この点については戦隊シリーズや仮面ライダーシリーズといったバンダイの海外マーケティング拠点が、中国圏をはじめとした東アジアに移った事が大きい。

そこにメンバー全員が異なる国家を治めるトップという『王様』の要素を取り入れ、同年に放送25周年を迎える『星獣戦隊ギンガマン』をはじめとしたファンタジー色の強い作風となる。そして初期メンバーにはシリーズ初の紫色の戦士が登場。王道のスタイルでありながらも、新機軸を取り入れた作品となった。

主な製作スタッフには、東映側のプロデューサーに『仮面ライダーゼロワン』を担当、戦隊シリーズは『獣電戦隊キョウリュウジャー』以来となる大森敬仁、『仮面ライダーリバイス』の望月卓の2人体制。メインライターには『真犯人フラグ』『賭ケグルイ』などを執筆、ニチアサでは同じくゼロワンに参加した高野水登が初の同職担当、パイロット版監督は『騎士竜戦隊リュウソウジャー』の上堀内佳寿也と、近年の令和ライダーシリーズで主格を務める面々が顔を揃えている。音楽は同じくゼロワンの坂部剛。技術面に関しては、2022年10月に東映が立ち上げたバーチャルプロダクション部による国内最大のLEDウォールスタジオを導入。五王国を壮大なスケールで描写している。

主題歌はEDが存在しない。OPとなる「全力キング」は、第1話および第2話でエピソードの冒頭の方で流れない、という平成仮面ライダーシリーズの第1話でありがちな要素が戦隊でも取り込まれた。このような例はスーパー戦隊シリーズでは初。第3話でようやく登場となったOP映像は、これまでのスーパー戦隊シリーズでは見られなかった、スタッフクレジットの表示が斬新なことで話題となっている（石浜真史が手掛けたOP映像のコンテ・演出のようなものと言えば分かりやすいか。）。

「○○戦隊●●」な形の戦隊名・番組タイトルでありながら、1号ロボの名前がそのまま●●、というのは実は初めてである。さらに戦隊名は意外な形で本編で呼称されることになる。

関連作として、スピンオフドラマ『ラクレス王の秘密』が全3話にて東映特撮YouTubeオフィシャルにて配信。そして同年9月からは2年の月日が流れた後の物語に突入し、2023年で10周年を迎える『獣電戦隊キョウリュウジャー』からキョウリュウレッドが装いを新たに登場する。2年間続いた『秘密戦隊ゴレンジャー』や後日談を除くと、1年間のTVシリーズで作中時間が複数年を跨ぐ展開となる事やシリーズのアニバーサリータイミングでないにもかかわらず過去作が物語に大々的に関与するのはシリーズ通じても極めて稀である。

登場人物とキャスト​

王様戦隊

キャラクター名	キャスト	解説
ギラ・ハスティー /クワガタオージャー	酒井大成(さかい たいせい)	世界最大の工業国家「シュゴッダム」の児童養護園出身の青年。自称”邪悪の王”。 バグナラク襲撃に際しても民を助けようとせず、逆に襲撃を政治利用しようとするラクレスに怒り、王の証たるオージャカリバーを奪取。「俺様が世界を支配する！」と宣言し反逆者となる。 だが口上はヒーローごっこで演じた悪役のもので、本来は子供達の為なら自己犠牲も厭わない優しい性格。 後に養護園に追われ王位継承権を奪われた、ラクレスの実の弟であることが判明した。 名前の由来は「ギラファノコギリクワガタ」。
ヤンマ・ガスト /トンボオージャー	渡辺碧斗(わたなべ あおと)	ITテクノロジー国家「ンコソパ」の国王（自称"総長"）。元はスラム街出身のヤンキーながらもパソコン一つで成り上がった"叡智の王"で、ンコソパのテクノロジーも全て開発・管理している。 口が悪く独特な悪口をはく上に喧嘩っ早いが、実は全く喧嘩慣れしていない。シュゴットの制御技術確立やオージャカリバーの開発にも携わっている。 名前の由来は「オニヤンマ」の学名「Anotogaster sieboldii(アノトガスター・シーボルディ)」。
ヒメノ・ラン /カマキリオージャー	村上愛花(むらかみ えりか)	芸術と医療の国「イシャバーナ」の"絢爛の女王"で、自身も優秀な医師。可愛い物や美しい物に目がなく収集の為には手段を選ばないワガママな性格だが、命を救うことには真剣で、自ら患者の診療にあたる一面も。 戦闘以外では自らオージャカリバーを持たず、セバスチャンに持ち歩かせている。 名前の由来は「ハナカマキリ」の別名「蘭花蟷螂(ランハナカマキリ)」。
リタ・カニスカ /パピヨンオージャー	平川結月(ひらかわ ゆづき)	氷雪の国「ゴッカン」の国王兼最高裁判長。 絶対中立を謳う”不動の王”であり、公正さを第一に冷酷無比に裁判を執行する。保守的であまり感情を表に出さない一方、実はコミュ障かつ人見知りな一面も。 公平な裁判長という立場故に他人に頼ることができず、相当な精神的負担を抱えており、アニメキャラ「もっふん」を心の支えとしている。 想定外な事態に対して奇声を上げることも。 名前の由来は「ルリタテハ」の学名「Kaniska canace(カニスカ・カナケ)」。
カグラギ・ディボウスキ /ハチオージャー	佳久 創(かく そう)	農業国家「トウフ」の”豊穣の大殿様”。 人前では謙虚でおもてなし精神に溢れた好漢として笑顔を絶やさず振舞っているが、実態は国や自分の利益の為なら躊躇なく嘘を吐く腹黒の二枚舌。農業国の指導者に相応しく農業の技術・知識も豊富。 名前の由来は「チャイロスズメバチ」の学名「Vespa dybowskii(ヴェスパ・ディボウスキ)」。
ジェラミー・ブラシエリ /スパイダークモノス	池田匡志(いけだ まさし)	"時代遅れの語り部"を名乗る男。 現代に伝わる2000年前の伝承を書いた張本人であり、第1話から登場していたナレーションの語り手。 強大な力を持つシュゴット"3大守護神"の目覚めに応じて行動を開始、その力で自らの封印を解き、人とバグナラクの戦いを止めるべく"狭間の王"を名乗る。

各国家の関係者

キャラクター名	キャスト	解説
ラクレス・ハスティー /オオクワガタオージャー	矢野聖人(やの まさと)	シュゴッダムの現国王。実質的な世界最高の権力者であり、民からの信頼も厚いカリスマ的存在。 一方でチキューの五王国統一の意思を持つ覇道の持ち主でもあり、大義のためなら犠牲を厭わない彼の態度に憤怒したギラは反旗を翻す事になる。 シュゴッダムに伝わる宝剣・オージャカリバーZEROを駆り、障壁となるものは時に自らの手で排除する。
ドゥーガ	森岡 豊(もりおか ゆたか)	シュゴッダムに仕える側近の一人。ラクレスの乱心を諫めるなど王に対しても正しき道を説く忠臣。 シュゴッダムを一度追放された後に五王国での就活を経て、王を知る者としてギラへ仕える。
ボジマール	福沢重文(ふくざわ じゅうふん)	ラクレスに仕える知的な参謀。 ドゥーガと共にラクレスの双肩を担う。
コガネ	星野(ほしの)あんな	シュゴッダムの養護園で暮らすギラの幼馴染み。 ギラが反逆者として指名手配されている中でもギラを信じぬく強い心を持つ。
ブーン	木曽 源(きそ みなと)
コフキ	川野快晴(かわの かいせい)	シュゴッダムの研究者。かつてラクレスの命によりコーサカスカブト城の研究をしていた。
ベダリア	冨手麻妙(とみて あみ)	スピンオフドラマ『ラクレス王の秘密』に登場。 過去にコフキと共にコーサカスカブト城の研究をしていた女性。 キングオージャーZEROの修復と共に城の謎を解き明かしていたが、解析完了後に襲撃を受け落命している。
シオカラ	千綿勇平(ちわた ゆうへい)	総長ヤンマをリスペクトする側近。 何処か頼りない外見だが技術力は指折りであり、バグナラク襲来時にはンコソパのテクノロジーでヤンマを支援する。
セバスチャン	吉満寛人(よしみつ ひろと)	ヒメノの執事。一見初老の男性だが中身は25歳。 彼女の命により特殊メイクと改名をさせられている。
モルフォーニャ	長谷川(はせがわ)かすみ	リタの側近。どこかものぐさな性格をしている。 ゴッカンでは数少ない彼女の内面を知る人物。
スズメ・ディボウスキ	加村真美(かむら まみ)	カグラギの妹。建前上ラクレスの婚約者候補としてシュゴッダムに幽閉されている。 兄に負けじと劣らぬ策士であり、シュゴッダムからでもトウフ国を護る強き女性。
黒子 (クロダ)	神前 元(かんざき はじめ) 鳥海浩輔(とりうみ こうすけ) (クロダの声)	カグラギ配下の全身黒づくめの者たち。 特にオレンジで書かれた顔のクロダはカグラギとの行動が多い。

地帝国バグナラク

キャラクター名	キャスト	解説
奈落王デズナラク8世	志村知幸(しむら ともゆき)(声)	バグナラクの総統。人類を皆殺しにして、人間国家とバグナラクの勢力図を書き換える為にとある秘宝を探している。
カメジム・ウンカ	三木眞一郎(みき しんいちろう)(声)	バグナラクの宰相。特徴的な笑い声をしており、他者への擬態能力を持つ。 一度は倒されるも、2年後に宇蟲五道化が一人「虚飾のカメジム」として再び姿を現す。
サナギム	-	「ガイ・ガイ・チュー」の掛け声で現れるバグナラクの一般兵。虫のパワーを付与される事により怪ジームへと変化する。自ら巨大化する個体もいる。
怪ジーム	-	昆虫の特性であるBNAを持つバグナラクの怪人。 サナギムを従えて五王国に攻め入る。
ゲロウジーム	関 智一(せき ともかず)(声)	カゲロウのBNAを持つ怪ジーム。光の屈折を利用し人間などへの擬態が出来る。 "半端者"同士であるジェラミーに共感しバグナラグを離れ、行動を共にする。
ネフィラ・イドモナラク・ネ	井上喜久子(いのうえ きくこ)(声)	ジェラミーの母親のバグナラク。故人。 2000年前の戦いの中で人間の男性と許されない恋に落ち、ジェラミーを授かった。

宇蟲王と宇蟲五道化

キャラクター名	キャスト	解説
宇蟲王ダグデド・ドゥジャルダン	石田 彰(いしだ あきら)(声)	人類とバグナラクの戦いが終結したチキューに現れた存在。この世界の創造主であり、2000年間に渡る人類とバグナラクの争いを企てた元凶。増えすぎた生命を「お片付け」すべく、種族間の対立を煽って殺し合わせることで多くの文明を滅ぼしていた。 激獣フライ拳の使い手ではない。
ゴーマ・ローザリア	山路和弘(やまじ かずひろ)(声)	宇蟲王を楽しませるための配下「宇蟲五道化」の一人。通称「胡乱のゴーマ」。 忍者のような姿をしており、肉体や精神を入れ替える忍法の使い手。忍殺語を用いる。
ヒルビル・リッチ	沢城(さわしろ)みゆき(声)	宇蟲五道化の紅一点。通称「籠絡のヒルビル」。 自身の言葉で相手を洗脳する能力を持ち、チキュー全土の民を煽動し五王国を混乱に陥れた。
ミノンガン・モウズ	関 智一(せき ともかず)(声)※二役	宇蟲五道化の一人。通称「秘匿のミノンガン」。 ダグデドにはペットの如く可愛がられている。時を操る能力を持ち、生物の肉体や記憶を操作出来る。
グローディ・ロイコディウム	天野浩成(あまの こうせい)	宇蟲五道化の一人。通称「静謐のグローディ」。 死者を操る能力を持ち、かつて発生した大惨事"神の怒り"の首謀者。 ゴッカンの前国王・カーラスにより氷の中に封印されていたが、ダグデド一味により封印を解かれる。

地球の人々

キャラクター名	キャスト	解説
プリンス /キングキョウリュウレッド	川名輪太郎(かわな りんたろう)	"獣電戦隊キョウリュウジャー"の地球に時空を超えてやって来た若き戦士。 剣術を立風館ソウジ/キョウリュウグリーンに師事しており、猪突猛進ながらも力強い太刀筋でデーボス軍に立ち向かう。 地球に飛ばされたギラ達との出会いを経てクワゴンに認められ、"挟撃の勇者"キングキョウリュウレッドにチェンジする力を得た。

メカニック

ロボット

機体名	解説
キングオージャー	ゴッドクワガタ、ゴッドヤンマ、ゴッドカマキリ、ゴッドパピヨン、ゴッドハチ、ゴッドテントウ2体、ゴッドクモ2体、ゴッドアントの計10体が合体する事で誕生する巨大ロボ。主導権は各々が持つため、5人が力を合わせないと力を発揮できない。 1号ロボでは初となる2桁台数の合体となる。
レジェンドキングオージャー	かつてバグナラクの脅威を退けた守護神として伝承に語られる、キングオージャーに三大守護神たるゴッドカブト・ゴッドスコーピオン・ゴッドホッパーを加えた13体が合体した姿。 超速移動によりチキュー全土を瞬時に移動出来る。
タランチュラナイト	ゴッドタランチュラが変形する事で誕生する純白の騎士ロボ。 スパイダークモノスが単独で操る。
エクストリームキングオージャー	オージャクラウンの力でレジェンドキングオージャーにゴッドタランチュラが合体した姿。多彩な武器による火力の高さが特徴。
キングコーカサスカブト	シュゴッダムの居城、コーサカスカブト城が変形する超巨大ロボット。専用のガーディアンウェポンであるヘラクレスアックスを装備して戦う。 シリーズ久々の"基地ロボ"。
ゴッドキングオージャー	エクストリームキングオージャーの14体に加えてキングコーサカスカブトとガーディアンウェポン5体の計20体が合体したキングオージャー。 オージャカリバーに選ばれた者が全て搭乗する事でその力を最大まで発揮できる。
キングオージャーZERO	ラクレスが駆るゴッドクワガタZEROをはじめとした、コピーシュゴッド10体が合体した漆黒のキングオージャー。 キングオージャーを上回るスペックを持ち、オージャカリバーZEROからの指令により自動操縦も可能。

シュゴッド

機体名	解説
ゴッドクワガタ	キングオージャーのコアとなるクワガタオージャーのシュゴッドで、シュゴッダムの守護神。ギラは「クワゴン」と呼んでいる。
ゴッドトンボ	トンボオージャーのシュゴットで、ンコソパの守護神。 キングオージャー背部の羽と武器になる。
ゴッドカマキリ	カマキリオージャーのシュゴットで、イシャバーナの守護神。 キングオージャーの右足となる。
ゴッドパピヨン	パピヨンオージャーのシュゴットで、ゴッカンの守護神。 キングオージャーの頭部と武器になる。
ゴッドハチ	ハチオージャーのシュゴットで、トウフの守護神。 キングオージャーの左足となる。
ゴッドクモ	クモのシュゴッド。 色の異なる2体が存在し、キングオージャーの腹部アーマーとして合体する。
ゴッドテントウ	テントウムシのシュゴッド。 キングオージャーのエネルギータンクとして両腕に合体する。
ゴッドアント	アリのシュゴッド。武器に合体しており、エネルギー伝達を担う。
ゴッドカブト	三大守護神と呼ばれるシュゴッドの1体。巨大キャノンに変形する。 ギラは「カブタン」と呼んでいる。
ゴッドスコーピオン	ゴッカンに隠されていた三大守護神の1体。巨大クローに変形する。 ギラは「サソリーヌ」と呼んでいるが、後にヒメノから「すこピ」と呼ばれるようになった。
ゴットホッパー	三大守護神の1体。胸部アーマーと脚部跳躍ユニットに分離変形する。
ゴッドタランチュラ	スパイダークモノスと共闘するシュゴッドで、三大守護神すら束ねる力を持つ。 「タランチーノ」と呼ばれている。
ゴッドコーカサスカブト	コーカサスカブト城のシュゴッドとしての姿で、宇宙を航行する超巨大宇宙船。
ゴッドクワガタZERO	ラクレスが駆る、ゴッドクワガタに酷似した"コピーシュゴッド"。 シュゴッダムで極秘に開発された人工シュゴッドで、同時に開発されていた他のコピーシュゴッドの指揮権を持つ。

用語

特に重要な項目を記載。より詳しい内容に関しては公式サイトの『王様百科』を参照。

用語名	解説
オージャカリバー	各国の王が持つ変身剣。ヤンマ・ガストによって開発され、シュゴッドとの交信機能も持つ。
シュゴッド	チキューを守る守護神として伝わる昆虫型機械生命体。 チキューの秘宝と呼ばれる「三大守護神」や、武器に変形できる「ガーディアンウェポン」、人々の暮らしを支える小型の「デミシュゴッド」もいる。
オージャクラウン オージャクラウンランス	王の証としてシュゴッダムに受け継がれる王冠。 キングクワガタオージャーへの強化変身に用いられる他、エクストリームキングオージャーの合体にも必要。 制御用の槍・オージャランスと組み合わせる事でオージャクラウンランスとなり、強大なバグナラク勢力を一気に打ち破る武器となる。
チキュー	本作の舞台となる星。独自の「チキュー語」が共用語となっている。 いわゆる「地球」とは別の星だが、実はチキュー人の先祖はかつてキョウリュウジャーのいる地球からの移住民であり、ジェラミーの父である2000年前の王もその一人であった。
地帝国バグナラク	チキューを脅かす敵対勢力。2000年前に英雄とシュゴッド達に敗れ地下に戻ったが、を経て力を蓄え、再び地上を侵攻し始めた。
もっふん	チキューに流通している白いマスコットキャラクター。 リタ・カニスカのお気に入りであり精神的に依存しているほど。ぬいぐるみだけでなくパーカーやポスターなどのグッズもあり、メインキャラとして登場する劇中アニメ「もっふんといっしょ」がイシャバーナで放送されている。 「予約急げ」と広告が出るほどに作中で大人気だが、高額で転売して刑罰を受けた人もいるほどの転売ヤーも現れている。
神の怒り	本編の15年前、突如セミのシュゴットの大群がチキュー全土を襲撃した事件。前イシャバーナ国王だったヒメノの両親が命を落としている。
五王国 異様事案 対策用戦略 救命部隊 （ごおうこく ことさまじあん たいさくようせんりゃく きゅうめいぶたい）	五王国の王様たちの集団として、国境を超え利害を排除し、国同士が一丸となって敵を打ち倒すため結成された組織の正式名称。通称は守護神から取って「王様戦隊キングオージャー」。

スタッフ

• プロデューサー：大川武宏(テレビ朝日)、大森敬仁(東映)、矢田晃一(東映エージエンシー)
• 原作：八手三郎
• 脚本：高野水登 他
• 監督：上堀内佳寿也 他
• 特撮監督：佛田洋(特撮研究所)
• アクション監督：渡辺淳
• 音楽：坂部剛
• 制作：テレビ朝日、東映、東映エージエンシー

楽曲

オープニング「全力キング」

歌・作詞：古川貴之　作曲・編曲：園田健太郎

上述の通り、第1話など使用されなかったり、挿入歌的に使われた回も存在する。

関連リンク

• テレビ朝日公式サイト
• 東映公式サイト
• 公式Twitter

関連項目

• 特撮
• 東映
• 昆虫/王様
• スカポンタヌキ構文 / ヤンマ総長構文
• スーパーヒーロータイム
  • 仮面ライダーギーツ
  • 仮面ライダーガッチャード
• ニチアサキッズタイム
  • ひろがるスカイ！プリキュア
• 毎日放送制作日曜夕方5時枠
  • 機動戦士ガンダム 水星の魔女
  • ゾン100～ゾンビになるまでにしたい100のこと～
  • シャングリラ・フロンティア～クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす～
• スーパー戦隊シリーズ
• 特撮作品一覧
• 星獣戦隊ギンガマン - ファンタジー系作品の先輩。2023年で放送25周年
• 重甲ビーファイター - 仮面ライダーシリーズを除く昆虫モチーフの東映ヒーロー作品の先輩
• 甲虫王者ムシキング

スーパー戦隊シリーズ
前作	今作	次作
暴太郎戦隊ドンブラザーズ	王様戦隊キングオージャー	爆上戦隊ブンブンジャー