- ポケモンの関連項目一覧 > かくとうタイプ
かくとうタイプとは、ゲーム「ポケットモンスター」シリーズに登場するポケモンのタイプの一つである。
他のタイプについては、ポケモンのタイプ一覧を参照のこと。
概要
- 鍛え上げられた肉体を持つ。歪みねぇタイプである。
- 男性のイメージが強いせいか、オスの比率が高い種が多い。中にはオスしか存在しない種もいる。
- 第4世代までかくとうタイプのポケモンの体型は、全てが直立し人間に近い手足があるポケモンだったが、第5世代からは「三銃士」をモデルとしたコバルオン・ビリジオン・テラキオン・ケルディオという4足歩行のポケモンが4匹登場した。
これらは、特性「せいぎのこころ」や専用技「せいなるつるぎ」持ち、悪を打ち砕く正義のイメージが付与されている。 - 手足があるためわざマシンで多様な技を覚えられるポケモンが多く、いわタイプやじめんタイプの技や、三色パンチなど他のタイプの物理技を手広く使用できる。
- 第9世代を除く全ての世代で、このタイプに精通したジムリーダーか四天王が登場している。
他のエキスパートトレーナーの例にもれず自身もかくとうポケモン達と共に身体を鍛えている。 - スカーレット・バイオレットで最後まで残っていた電気、地面、フェアリーとの複合が一斉に登場し、全複合を達成した。
- かくとうタイプを含むポケモンは全80種で、最終進化系で数えると56種。かくとうタイプのみのポケモンは30種である。第5世代では伝説3種類を含む過去最高の16種ものポケモンが加わった。
- ポケモンカードでは「闘タイプ」として登場。ゲーム版におけるかくとうタイプの他、いわタイプ、じめんタイプが属する。
エキスパートトレーナー
シバ | シジマ | トウキ | スモモ | レンブ | コルニ |
---|---|---|---|---|---|
ハラ | サイトウ | ||||
タイプ相性
\攻 防\ |
攻撃側のタイプ | ||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ノ | マ ル |
ほ の お |
み ず |
で ん き |
く さ |
こ お り |
か く と う |
ど く |
じ め ん |
ひ こ う |
エ ス パ | |
む し |
い わ |
ゴ | ス ト |
ド ラ ゴ ン |
あ く |
は が ね |
フ ェ ア リ | |
||
防 御 側 の タ イ プ |
かくとう | ○ | ○ | △ | △ | △ | ○ | ||||||||||||
かくとう/ ノーマル |
○ | ○ | ○ | △ | △ | × | △ | ○ | |||||||||||
かくとう/ ほのお |
△ | ○ | △ | △ | ○ | ○ | ○ | ▲ | △ | △ | |||||||||
かくとう/ みず |
△ | △ | ○ | ○ | △ | ○ | ○ | △ | △ | △ | △ | ○ | |||||||
かくとう/ でんき |
△ | ○ | ○ | △ | △ | △ | △ | ○ | |||||||||||
かくとう/ くさ |
○ | △ | △ | △ | ○ | ○ | △ | ◎ | ○ | △ | △ | ○ | |||||||
かくとう/ こおり |
○ | △ | ○ | ○ | ○ | △ | △ | ○ | ○ | ||||||||||
かくとう/ どく |
△ | △ | △ | ○ | ○ | ◎ | ▲ | △ | △ | ||||||||||
かくとう/ じめん |
○ | × | ○ | ○ | △ | ○ | ○ | △ | ▲ | △ | ○ | ||||||||
かくとう/ ひこう |
○ | △ | ○ | × | ○ | ○ | ▲ | △ | ○ | ||||||||||
かくとう/ エスパー |
△ | ○ | △ | ○ | ○ | ||||||||||||||
かくとう/ むし |
○ | △ | △ | △ | ◎ | ○ | △ | △ | ○ | ||||||||||
かくとう/ いわ |
△ | △ | ○ | ○ | ○ | △ | ○ | ○ | △ | △ | △ | ○ | ○ | ||||||
かくとう/ ゴースト |
× | × | △ | ○ | ○ | ▲ | △ | ○ | ○ | ||||||||||
かくとう/ ドラゴン |
△ | △ | △ | △ | ○ | ○ | ○ | △ | △ | ○ | △ | ◎ | |||||||
かくとう/ あく |
○ | ○ | × | △ | △ | ▲ | ◎ | ||||||||||||
かくとう/ はがね |
△ | ○ | △ | △ | ○ | × | ○ | ▲ | ▲ | △ | △ | △ | |||||||
かくとう/ フェアリー |
△ | ○ | ○ | ○ | ▲ | △ | × | ▲ | ○ | ○ | |||||||||
防/
/攻 |
ノ | マ ル |
ほ の お |
み ず |
で ん き |
く さ |
こ お り |
か く と う |
ど く |
じ め ん |
ひ こ う |
エ ス パ | |
む し |
い わ |
ゴ | ス ト |
ド ラ ゴ ン |
あ く |
は が ね |
フ ェ ア リ | |
|
攻撃側のタイプ |
- ◎…ダメージ×4(こうかは ばつぐんだ!)
- ○…ダメージ×2(こうかは ばつぐんだ!)
- 空欄…ダメージ×1
- △…ダメージ×1/2(こうかは いまひとつの ようだ)
- ▲…ダメージ×1/4(こうかは いまひとつの ようだ)
- ×…ダメージ×0(こうかが ない みたいだ……)
- 初代では複合タイプはニョロボンしか存在しなかったが、シリーズごとにバリエーションが増加。
- 初代では当時最強のエスパータイプに苛められる可愛そうな立場にあった。第2世代以降は、天敵エスパータイプが大幅に弱体化したことと、新たにあくタイプ、はがねタイプという有利なタイプが追加されたことで相対的に強くなった。以降も強力な攻撃技の追加や既存技の修正で強化され続けている。
- 耐久面では、弱点の内エスパー、ひこう技はサブウェポンとして使われる事は少ないため読み易いが、耐性のむし、いわ、あく技もメインウェポンとしてはマイナー気味なので可もなく不可もなくといったところ…というのが第五世代までの傾向だった。第六世代からは追加タイプのフェアリーも弱点として設定されたうえ、第八世代まではファイアローのブレイブバードやダイジェットなど飛行技が環境に跋扈していたのでメタられやすかった。
- 他のタイプと複合する場合、お互いの弱点と耐性を打ち消しあわず弱点も耐性も増える事が多い。エスパータイプかあくタイプとの複合の場合のみ弱点が増えない。
技
\防 攻\ |
防御側のタイプ | |||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ノ | マ ル |
ほ の お |
み ず |
で ん き |
く さ |
こ お り |
か く と う |
ど く |
じ め ん |
ひ こ う |
エ ス パ | |
む し |
い わ |
ゴ | ス ト |
ド ラ ゴ ン |
あ く |
は が ね |
フ ェ ア リ | |
|
かくとう技 |
○ | ○ | △ | △ | △ | △ | ○ | × | ○ | ○ | △ |
- ○…ダメージ×2(こうかは ばつぐんだ!)
- 空欄…ダメージ×1
- △…ダメージ×1/2(こうかは いまひとつの ようだ)
- ×…ダメージ×0(こうかが ない みたいだ……)
- 殴る・蹴るといった直接攻撃による物理技が大半である。その性質上、大半の技は足が自由に動くか手を有していないと使用できない。
- 威力100を超える技が9種類も存在するなど他の多くのタイプと比較して圧倒的に高威力技が多いのが特徴。その全てに異なる欠点があるため、対戦でも個々のポケモンと戦術に合った攻撃技が選択され使用されている。世代ごとにメインで使われる技の入れ替わりも激しい。
- 第2世代以降あくタイプとはがねタイプが追加されたことで、5つものタイプの弱点を突くことができるようになった。中でもノーマルタイプの弱点を突くことができる唯一のタイプである点は大きい。反面、6種類ものタイプにダメージを軽減されてしまう。
- 相性補完には苦手なひこうタイプやむしタイプを撃ち落とせるいわタイプや、エスパータイプやゴーストタイプの弱点をつけるあくタイプの技との組み合わせが強力。また、「ほのおのパンチ」「かみなりパンチ」「れいとうパンチ」の三色パンチを覚えられるポケモンも多く、かくとうタイプがサブウェポンに困る事は少ない。じめんタイプの技とは弱点を突ける範囲が被るため同時には採用されにくい。
- 技の物理、特殊がタイプごとに設定されていた第3世代までは、全ての攻撃技が物理技扱いだった。
偉大な先人たちがいなければ第四世代でもかくとうタイプの特殊技など存在すらしなかったことだろう。
主な技
インファイト / ぶつり技 威力120 命中100 PP5~8
攻撃が命中した時、使ったポケモンのぼうぎょととくぼうがそれぞれ1段階ずつ下がってしまう。
威力120かつ命中100で連打可能という、格闘タイプの技の優秀さを象徴する代表技。メインウェポン筆頭。「オーバーヒート」などと異なり下がるのは耐久面だけで、攻撃面は全く下がらないため2発目以降も同威力である。耐久低下すらもゴウカザルのような元々耐久の低い早期決着型であれば問題にならず、さらに「きあいのタスキ」などでデメリットを補えるため評価が高い。
第4世代ではこの技を覚えるかどうかで、かくとうタイプとしての評価が変わるほどであった。第5世代では「とびひざげり」が威力130に強化されたものの、安定性は依然としてこちらが上である。
ちなみに英語版での名称は 「Close Combat」 なんだか格闘技というよりミリタリーな感じに……。
ばかぢから / ぶつり技 威力120 命中100 PP5~8
攻撃が命中した時、使ったポケモンのこうげきとぼうぎょがそれぞれ1段階ずつ下がってしまう。
威力・命中共にインファイトと同じく優秀だが、デメリットでこうげきが下がってしまうため連発には向いていない(ただし二発目でも「かわらわり」以上の威力はある)。プラチナ以降は教え技となっており、その曖昧模糊な技名のおかげで、四足歩行のポケモンや、手がカマやハサミになってるポケモンなどあらゆるポケモンに安売りされた。その為かくとうタイプよりも、それ以外のタイプのサブウェポンとして用いられている場合が多い。こだわり系アイテムと併せて撃ち逃げしたり、ハピナスや相性の悪いポケモンに対してピンポイントで撃てたりと汎用性が高い。
せいなるつるぎ / ぶつり技 威力90 命中100 PP15~24(第5世代までは20〜32)
相手の能力変化を無視してダメージを与える。
相手がどんなに防御や回避率を上げていてもそのまま攻撃できる。第5世代でコバルオン、テラキオン、ビリジオンらの専用技として登場した……が、彼らは「インファイト」も覚えるため、普通のアタッカー型で使われることは少ない。斬撃技なので特性がきれあじの場合与ダメージが1.5倍となり、タイプ一致のエルレイドは威力200超の命中安定という強力なメインウェポンになる。
ギルガルドやカミツルギも覚えられる。それぞれ相性補完として優秀なので、サブウェポンとしてよく採用される。
きあいパンチ / ぶつり技 威力150 命中100 PP20~32
必ず後攻になり、そのターン攻撃技でダメージを受けていると、この技は失敗してしまう。
とてつもない威力とやっかいなデメリットを抱えた技。威力・命中・PP、どれを取っても高く、数字だけの上ではかくとうタイプで最強の技。技マシンに指定されており、覚えられるポケモンも多い。
しかし制約上、素早さに関係なく相手に攻撃されるだけで不発に終わるこの技は非常に扱いにくい。もし相手がフルアタ型であれば、それだけでこの技はかすりもしなくなる。
きあいパンチを成功させるには、「みがわり」を盾にしたり、「アンコール」と併せて技を封じてから撃ったり、もしくは相手の交代際や補助技を使用した隙を狙って打つしかない。つまりコンボ、駆け引き用の技である。素早さの低いポケモンであれば、後攻でみがわりを貼り次ターンにみがわりを残すことで比較的読み合いに依存することなく安全にきあいパンチを決めることができる。この戦法は「みがきあ」などと呼ばれる。必中催眠技「キノコのほうし」を使用できるキノガッサが使えばデメリットがほとんど気にならないためよく採用される。
かくとうタイプのポケモン以外であっても威力の高さから採用する価値は十分にある。第3世代においては、ハピナス対策として、この技で思いっきりぶん殴ってくるフーディンやゲンガーがそれなりにいた。
マッハパンチ / ぶつり技 威力40 命中100 PP30~48
すばやさに関係なく先制攻撃。
お互い先制技を使った場合は現時点でのすばやさが高い方が先制する。
記念すべき初のノーマルタイプ以外の先制技。第2、第3世代ではあまり注目されていなかったが、「きあいのタスキ」が登場した第4世代以降は、他の先制技と同じくタスキでHPがわずかに残ったポケモンを潰せる点などが評価され、使用頻度が高まった。元々あまり威力に期待するような技ではないが、弱点を突ける範囲は広いので相手によっては充分大ダメージを狙える。特性「テクニシャン」のカポエラーやキノガッサに覚えさせるのが特に有効。
本家かくとうタイプでも覚えられるポケモンは少ない。かくとうタイプ以外ではレディアンやブーバーンが覚える。
けたぐり / ぶつり技 威力20~120 命中100 PP20~32
受けた相手の重さによって威力が変わる。
(第2世代まで)威力50 命中90 PP20~32 攻撃が命中したとき、3割の確率で相手をひるませる。
受けた相手の重さ | 威力 |
---|---|
~10.0Kg | 20 |
10.1Kg~25.0Kg | 40 |
25.1Kg~50.0Kg | 60 |
50.1Kg~100.0Kg | 80 |
100.1Kg~200.0Kg | 100 |
200.1Kg~ | 120 |
威力が相手の重さに左右される一風変わった技。メジャーないわタイプ、こおりタイプ、はがねタイプには重いポケモンが多く、大ダメージが望める。カビゴンに対しても刺さり、メタグロスに対しては、効果抜群ではないにしてもデメリット無し等倍威力120の攻撃ができ、強力。
かつては覚えるポケモンがほとんどおらず地味な存在であったが、HGSSで教え技となってからは多くのポケモンが覚えるようになり、バンギラスやユキノオーなど体重の重いかくとう弱点持ちは油断ができなくなっている。
アームハンマー / ぶつり技 威力100 命中90 PP10~16
攻撃が命中した時、使ったポケモンのすばやさが1段階下がってしまう。
腕をブン回して直接叩きつける無骨な技。第四世代で初登場。かくとうタイプの技でありながら、第5世代でエンブオー、ローブシン登場までタイプ一致で覚えるポケモンがいなかったという変り種。威力、命中、PPのいずれもが安定して高く、サブウェポンとしては優秀な性能。
デメリットの低下能力が素早さという点もポイントで、素早さは相手より速いか遅いかだけが問題なので、初めから遅いポケモンならデメリットはなく、連発時のデメリット蓄積も無に等しい。トリックルーム下では撃つたびに速度が上がっていく。なお、「クリアボディ」持ちがこの技を使っても普通にすばやさは下がる。
ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊/闇の探検隊/空の探検隊では、リングマがこの技で猛威を振るう。というのもポケダンにおいては鈍足がステータス異常扱いなため、この技の追加効果によって特性のこんじょうとはやあしが同時発動。初回は鈍足効果がはやあしの効果によって相殺され、二回目以降はこんじょうで威力2倍な上に使えば使うほど逆にどんどん素早くなっていくというわけの分からない現象を引き起こす。
きあいだま / とくしゅ技 威力120 命中70 PP5~8
攻撃が命中した時、1割の確率で相手のとくぼうを1段階下げる。
元気玉。第4世代での技の物理特殊の分化を受けて追加された、かくとうタイプでは珍しい特殊技。低命中だが威力は高い。実は自力習得するポケモンは一般ポケモンには存在しないが、技マシンは各世代で店売りされており、覚えられるポケモンも多い。
大半のかくとうタイプは物理技のほうが得意なため、どちらかというとエスパータイプ、ゴーストタイプのサブウェポンとして使用されることが多い。ゲンガーやランクルスなどに迂闊にあくタイプやはがねタイプを繰り出すとこのきあいだまで致命傷を受けることが多々ある。
はどうだん / とくしゅ技 威力80(第5世代までは90) 命中--- PP20~32
使ったポケモンの命中率、相手の回避率に影響されず、絶対に命中する。
波動拳。威力、命中、PP全てが高水準の強力な特殊技。ルカリオを象徴する技であり、「特攻が高いかくとうタイプ」というルカリオの特徴に上手くマッチしている。しかし技の威力自体は平均程度なので、インファイトでガスガス殴った方が結局大きなダメージが出る。
使い手はカメックスやルカリオ、トゲキッスなど。トゲキッスは苦手なはがねタイプに対する有効だとなるほか、第6世代で登場した特性「メガランチャー」により、威力が1.5倍の120へと大幅に上昇するため、メガカメックスやブロスターによく使われる。
当初は限られたポケモンしか使えなかったが、第8世代で技レコード、第9世代で技マシンに収録された影響で覚えられるポケモンがかなり増えた。
なお、ミュウツー、ミュウ、ディアルガ、パルキア、ギラティナと、禁止伝説級には覚えるポケモンがやたらと多い。これらが使用する場合は、「だいちのちから」やほのおタイプの特殊技と立場を競合することになる。
しんくうは / とくしゅ技 威力40 命中100 PP30~48
すばやさに関係なく先制攻撃。
お互い先制技を使った場合は現時点でのすばやさが高い方が先制する。
ソニックブーン。第4世代で登場した、初の特殊に分類される先制技であり、珍しい非接触技の先制技。非接触技であるので、相手の「せいでんき」や「ほのおのからだ」、「さめはだ」や「ゴツゴツメット」などの影響を受けないのが強み。とは言え、特殊技であるが故に、攻撃のほうが高い多くのかくとうポケモンにとっては非常に物足りない威力となってしまう。
プラチナでは多くのかくとうポケモンが教え技によって習得可能になったが、第5世代以降は教え技から外れ、覚えられるポケモンも少なくなっている。現在では特殊型のルカリオにしばしば使われている。第九世代ではDLC「ゼロの秘宝」にて追加された技マシンに収録され、久々に新たな習得者が登場する事になった。
ちきゅうなげ / ぶつり技 威力--- 命中100 PP20~32
相手に、この技を使ったポケモンのLvと同値のダメージを与える。
初代から登場する固定ダメージ技。相手をぶん投げる豪快な見た目に反して、自分の攻撃能力がまったく影響しない関係上、有効に使えるのはハピナス、ヨノワールなどの耐久寄りのポケモンである。
説明文からして重力を利用して相手を投げる、テクニカルな技であるようだが、相手を地球に見立てて投げる(初代)、地球型の玉を投げつける(金銀クリスタル)、まるで地球が投げられたかのように、相手の視界がひっくり返る(ポケスタ)、相手を、地球が丸く見えるほどの高空まで放り投げる(バトレボ)など、イメージの統一が全くと言っていいほどなされていない。
アニメにおいてはサトシのリザードンの決め技として登場。リザードンが相手を掴み上げ、高空で連続宙返り(宙返りの際に描く弧が、横から見ると地球を描いているように見える)をし、急降下して相手を地面に叩きつけるという大技。カツラのブーバー戦で初登場して以降、ここぞという場面で使用されており、他のほのおタイプの技を押しのけてサトシのリザードンを象徴する技となっている。
きしかいせい / ぶつり技 威力20~200 命中100 PP15~24
使ったポケモンの残りHPが少ないほど威力が上がる。
使ったポケモンのHPの割合 (残りHP/最大HP) |
威力 |
---|---|
32/48以上 | 20 |
32/48未満~17/48 | 40 |
17/48未満~10/48 | 80 |
10/48未満~5/48 | 100 |
5/48未満~2/48 | 150 |
2/48未満 | 200 |
一発逆転を狙える大技。とは言え、いつも都合良くHPが僅かに残ったりはしないので、何らかの技とのコンボを狙う必要がある。
その代表的なものが「こらえる」や「みがわり」を使ってあえて自身のHPを残り僅かにし、体力が減った時、自身の素早さを上げる道具「カムラのみ」を発動させ、高い素早さからの文字通り起死回生の一撃を狙う「こらカム」「みがカム」コンボであり、第3世代では猛威を振るった。
しかし「きあいのタスキ」や「こだわりスカーフ」の存在により先制技の需要が高まった第4世代以降は、そのとばっちりを受けて先制技一発であっさり退場してしまうこのコンボの使用率はめっきり下がってしまい、それに伴いこの技を見かける機会も少なくなってしまった。
第5世代では、特性「がんじょう」を持つ上にきしかいせいと先制技防止のファストガードも覚えるという、どうぞきしかいせいを活用してくださいと言わんばかりのポケモン「ダゲキ」が追加された。
とびげり / ぶつり技 威力100(第3世代までは70、第4世代は85) 命中95 PP10~16(第4世代までは25~40)
とびひざげり / ぶつり技 威力130(第3世代までは85、第4世代は100) 命中90 PP10~16(第4世代までは20~32)
攻撃が外れた場合、この技を使ったポケモンの方がダメージを受けてしまう。
(受けるダメージは自分の最大HPの1/2(第3、第4世代は相手に与えるはずだったダメージ量の1/2、第2世代は1/8、第1世代はダメージ量関係なく1))
高威力の技だが命中率が100ではなく、外れると自分がダメージを受けてしまう。キックボクサー沢村忠の「真空飛び膝蹴り」が元ネタで、元々はどちらもサワムラー専用技であった。
上記の基本的な性質は変わらないのだが技の仕様が世代毎に大きく何度も変更されるという摩訶不思議な技で、第1世代ではこれでもかくとうタイプの最強技でサワムラー専用だったもののサワムラーの使用率が低く、第2世代では「クロスチョップ」の登場で特別強くもなくなり、第3世代では元々使われてなかったのに自爆ダメージが増加する謎の弱体化を受けた。しかし、第4世代では反動の危険が増えたものの威力が100に強化され、一応使えるようになった、さらに、第5世代ではついに威力130と「インファイト」を上回る超破壊力になり、有力なメインウェポンの一つになった。
また、反動のほうも変遷が激しく、第1世代ではこうげきが「はずれた」時に限り1ダメージだけ、第2世代では与える筈だったダメージの1/8と実質ないようなものだったが、第3世代ではなぜか1/2(ただし、相手の最大HPの1/2を超えない)という弱体化を受けることになった。威力が強化された第4世代でも反動ダメージは第3世代と同じであったが「まもる」で防がれた場合やゴーストタイプに無効化された場合も自爆ダメージを受ける危険な技になり、ハピナスやフワライドに外してしまうと反動で一撃自滅もあった。第5世代以降は第4世代と同じ条件ではあるものの、反動ダメージは自分の最大HPの1/2に固定されたため即死はしなくなった。これらはすべて「とびひざげり」という同一の技である。
また、命中さえすればデメリットが無いもののこれも反動技の一つと数えられており、とくせい 「すてみ」を持つ本家サワムラーが使用するときあいパンチをも超える威力になる。まさにハイリスクハイリターンを地で行くと言える。
「まもる」やゴーストタイプによって自分のみに致命的ダメージとなるため、特にまもるがよく使用されるダブルでは使いづらい、また「じゅうりょく」下では使用できない。
なお、インファイトと同時に覚えられるポケモンはルカリオとバルキー系列だけなのでインファイトととびひざげりどちらが使用されるかはポケモンの種類でほぼ決まる。
下位版のとびげりは実質ミミロップ専用技となっていたが、第5世代では野生のシキジカが乱発してくるのが象徴的な技となった。いずれにせよかくとうタイプ持ちが一致で使うことはまず無く、ノーマルタイプのサブ技という位置である。ちなみに第5世代ではオドシシも新たに習得している。なお、ミミロップはオメガルビー・アルファサファイアにてメガシンカとともにとびひざげりを習得した。
じごくぐるま / ぶつり技 威力80 命中80 PP20~32(第6世代まではPP25~40)
この技を命中させたポケモンは、その際相手に与えたダメージの1/4のダメージを自分も受ける。
威力、命中共に物足りないが、これでも初代における最強クラスのかくとう技。というか当時まともな威力のかくとう技はこれしかなく(急所技の「からてチョップ」は当時ノーマルタイプ)、「とびひざげり」を使えるサワムラーを除いて、いい男もボクサーも豚猿もオタマジャクシもみんな相手を掴んでぐるぐる回っていた。
第2世代まではわざマシンで覚えられる、まともな威力、命中のかくとうタイプの攻撃技はこれだけであったため、バンギラス対策としてぐるぐる回るミュウツーの姿もたまに見られた。今となっては、使われるのはせいぜい、特性「ノーガード」のカイリキーをシナリオで使うときぐらいである。
反動技という事ですてみタックルの格闘版に性能を調整してほしいという要望もプレイヤーの間ではあったのだが、結局一切の救済がないままとうとう第九世代で廃止されてしまった。合唱。
クロスチョップ / ぶつり技 威力100 命中80 PP5~8 急所に当たりやすい。
第2世代で追加されたまともな攻撃技。数値上の性能は「ストーンエッジ」と同じであり、第2世代から第3世代にかけてカイリキー、オコリザルのメインウェポンとして活躍。数多のカビゴンやハピナスを震え上がらせた。現在はストーンエッジと同様、命中率の差という宿命で外れるたび「ワロスチョップ」と呼ばれてしまったり、命中100で基本威力も上なインファイトに食われがちだが、ドクロッグ、エレキブル、ブーバーン等、まだまだ現役の使い手は多い。
ちなみにプロレス技の「クロスチョップ」は、本来両手を体の前で十字に組み、そのまま相手に体当たりをかます技であるが、ポケモンにおいては、代々両手で同時にチョップを行い、チョップの軌道が十字を描く。というような技になっている。
ばくれつパンチ / ぶつり技 威力100 命中50 PP5~8
命中すると相手を必ずこんらんさせる。命中率低い。
第2世代で登場したかくとう技で、かくとうタイプのテコ入れのため登場した「クロスチョップ」と同じく、「じごくぐるま」を上回る高い威力を持つ攻撃技だが、こちらはさらに命中率が低く、2回に1回は外れてしまうというバクチ性の強い技であった。命中しさえすれば、大ダメージに加え、相手を確実に混乱状態にする追加効果と非常に優秀だが、命中率の補正手段の少ない第2世代、第3世代ではほとんど対戦で使われることはなかった。ストーリー中ならば、ヨクアタールによる命中アップも可能だがクロスチョップを連発したほうが多分手っ取り早い。
性能が類似するわざとしては、でんきタイプの「でんじほう」(命中50威力100、命中するとまひの追加効果)が第2世代で同時に登場したほか、第5世代のほのおタイプの「れんごく」(命中50威力100、命中するとやけどの追加効果)がある。
この技が一躍注目をあびるようになったのは、カイリキーが第4世代で新特性「ノーガード」を習得したからである。ノーガードカイリキーは互いの技が確実に命中するようになるため、命中不安なばくれつパンチとの相性は極めて良く、「高攻撃力+相手を混乱状態に」を連打できる非常に強力な組み合わせが誕生した。そのため現状ばくれつパンチはカイリキーの準専門技のような扱いになっている。ノーガードとばくれつパンチを両立できるポケモンはほかにゴルーグがいる。
元々第2世代ではシジマからもらえるわざマシンだったが、上記理由から人気はなかった。そして、第4世代では貰えるわざマシンが「きあいパンチ」に変更されたため、技マシンはなくなっている。
かわらわり / ぶつり技 威力75 命中100 PP15~24
攻撃が命中した時、相手の場の「リフレクター」「ひかりのかべ」「オーロラベール」を破壊する。
第3世代で追加された、デメリットもなく、命中も高く、わざマシンで多くのポケモンが習得可能な優等生。第2世代までの技マシンで習得可能なかくとう技が、「じごくぐるま」や「ばくれつパンチ」だったことを考えると、とてつもない進歩であると言って良い。追加効果もなかなか優秀だが、それが目当てで使用される事はあまり無い。
第3世代では「クロスチョップ」や「スカイアッパー」を覚えないかくとうポケモンたちのメインウェポンとなっていたが、第4世代ではかくとうタイプであれば、もっと強力な技を他に覚える場合が多いので他の技が優先された。現在はもっぱら碌な技を覚えないニョロボン、またはボーマンダやリザードンなどのかくとうタイプ以外のサブウェポンとして使われている。
ルビー・サファイア・エメラルドでは、物語終盤、ルネシティの外れでカクレオンと共に修行していたからておうが、長年の修行の末に会得した技としてわざマシンを渡してくれる。彼曰く説明するのも恐ろしい技だというが、その割にカントーのタマムシデパートでわざマシンが大安売りされている。
いわくだき / ぶつり技 威力40(第3世代までは20) 命中100 PP15~24
攻撃が命中した時、5割の確率で相手のぼうぎょを1段階下げる。
(フィールド) フィールド上にある、特定の岩を破壊できる。
第2世代で登場したフィールドで役立つ技。第2世代ではストーリーを進めるのに必須ではなく、技マシンで習得する技だった。第3世代以降は序盤から中盤にかけて手に入る秘伝技の一つとなっている。シンオウ地方以外の地方ではいわくだきをするとポケモンが飛び出してくる事があり、中にはこの方法でしか入手できないポケモンもいる。また、岩を壊した跡の地面に、見えないアイテムが隠されている場合もある。
ブラック・ホワイトでも最序盤に技マシンが貰えいくらでも使用できるため、序盤技が少ない時に重宝する。
対戦においては、威力の低さ故にあまり使われる事はないが、追加効果自体は悪くないため、特性「テクニシャン」のカポエラーや、特性「てんのめぐみ」持ちのポケモンが、相手を徐々に切り崩すために使われる事もある。
ドレインパンチ / ぶつり技 威力75(第4世代では60) 命中100 PP10~16(第4世代では5~8)
与えたダメージの1/2だけ自分のHPを回復する。
殴った相手の体力を吸い取るという、格ゲーですら前例がない原理不明すぎるパンチ。元々は第4世代でスモモの技マシンとして登場した技であるが、余りにも威力が低くPPも少なく、かくとうタイプは耐久型も少なかったため、殆ど使われていなかった。
第5世代ではギガドレインと同様に強化され使いやすくなった(ただし、テクニシャンの対象外になった)。威力は控えめだが追加効果で実質耐久を上げることに繋がるためインファイトとは真逆の方向性の技。主にズルズキン、ローブシンなどの耐久力のあるかくとうタイプが使用する。この技と相性の良い積み技「ビルドアップ」と併せることも多く、その戦法は「ビルドレイン」などと略される。
ボディプレス / ぶつり技 威力80 命中100 PP10~16
使用者の「こうげき」のかわりに「ぼうぎょ」の値を参照してダメージが算出される
第8世代で登場した、自分の硬さをそのまま武器に転用する攻撃技。
使用者の「ぼうぎょ」の値を参照して攻撃する、補助技も反映される。
こうげき側に能力を割かなくても物理攻撃技が使えるというのがポイントで、物理受けのために極端にぼうぎょ側に寄ったポケモンなら高火力かつ守りを固めるほどにさら火力が上がっていく、また、およそ物理と縁がなさそうなのに突如物理格闘技が使用可能になったポケモンもいるようだ。
カウンター / ぶつり技 命中100 PP20~32
必ず後攻になり、そのターン最後に受けたぶつり技のダメージの、2倍のダメージを相手に与える。
(第1世代ではノーマルタイプか、かくとうタイプを受けた時のみ発動する)
強制的に後攻になり、直前に受けた物理技のダメージを、倍にして相手に与えるという珍しい技。相手が特殊技や補助技、交代をすると失敗に終わるので、使用するタイミングが重要となる。成功すれば相手にかなりの大ダメージを与えることができるものの、こちらも相手の物理技によりダメージを受けているので、相手の後続に倒されやすい。
耐久が低い場合はタスキなどで補ってやると強力なダメージを与えられる(通称タスキカウンター)。また、ハピナスやミルタンクなど回復技を持ったポケモンと組み合わせると、何度も打ち続けることも可能。特に、ハピナスはHPに防御を頼っており、また自身の攻撃能力が非常に弱いため良く使用してくる。
特殊な仕様な技であるため勘違いされ易いが、正確に言うと相手の攻撃を反射する技ではなく、受けたダメージの倍の固定ダメージで殴り返すかくとうタイプのぶつり攻撃技であるため、ちょうはつを受けていても使用可能であり、また、ゴーストタイプのポケモンには無効化されてしまう。
みきり / へんか技 PP5~8 相手の攻撃を確実に回避する。連続で使用し続けると失敗しやすくなる。
相手の攻撃を完全回避できる補助技。同じ効果を持つ「まもる」と比べるとPPが5ほど低く、覚えられるポケモンも少ない。しかしながら、覚えるポケモンが少ないという点が、逆にダブルバトルにおいて「ふういん」を受けにくいという利点として活きており、主にダブルバトルで使われている。
ビルドアップ / へんか技 PP20~32 自身のこうげきとぼうぎょをそれぞれ1段階ずつ上げる。
攻めと守りを同時に強化できる優秀な補助技のひとつで原則として「のろい(鈍い)」の上位技、わざマシンにも指定されている。しかしかくとうタイプは速攻で勝負を決めるタイプが多く、また、かくとうタイプ以外にこの技を覚えられるポケモンは少なめなため、似た効果の「めいそう」やほぼ下位互換の「のろい」と比べると見る機会は少ない。
第5世代ではドレインパンチが強化されたため格闘の耐久型が可能となり、見る機会が若干増えた。
最終進化系 種族値表
ポケモン | タ イ プ 1 |
タイプ2 | H P |
攻 撃 |
防 御 |
特 攻 |
特 防 |
素 早 |
合 計 |
ニョロボン | みず | かくとう | 90 | 95 | 95 | 70 | 90 | 70 | 510 |
カイリキー | かくとう | - | 90 | 130 | 80 | 65 | 85 | 55 | 505 |
サワムラー | かくとう | - | 50 | 125 | 53 | 35 | 110 | 87 | 455 |
エビワラー | かくとう | - | 50 | 105 | 79 | 35 | 110 | 76 | 455 |
ケンタロス (パルデア/コンバット) |
かくとう | - | 75 | 110 | 105 | 30 | 70 | 100 | 490 |
ケンタロス (パルデア/ブレイズ) |
かくとう | ほのお | 75 | 110 | 105 | 30 | 70 | 100 | 490 |
ケンタロス (パルデア/ウォーター) |
かくとう | みず | 75 | 110 | 105 | 30 | 70 | 100 | 490 |
サンダー (ガラル) |
かくとう | ひこう | 90 | 125 | 90 | 85 | 90 | 100 | 580 |
ヘラクロス | むし | かくとう | 80 | 125 | 75 | 40 | 95 | 85 | 500 |
カポエラー | かくとう | - | 50 | 95 | 95 | 35 | 110 | 70 | 455 |
バシャーモ | ほのお | かくとう | 80 | 120 | 70 | 110 | 70 | 80 | 530 |
キノガッサ | くさ | かくとう | 60 | 130 | 80 | 60 | 60 | 70 | 460 |
ハリテヤマ | かくとう | - | 144 | 120 | 60 | 40 | 60 | 50 | 474 |
チャーレム | かくとう | エスパー | 60 | 60 | 75 | 60 | 75 | 80 | 410 |
(「ヨガパワー」 発動時) |
60 | 140~ 172 |
75 | 60 | 75 | 80 | 490~ 522 |
||
ゴウカザル | ほのお | かくとう | 76 | 104 | 71 | 104 | 71 | 108 | 534 |
ルカリオ | かくとう | はがね | 70 | 110 | 70 | 115 | 70 | 90 | 525 |
ドクロッグ | どく | かくとう | 83 | 106 | 65 | 86 | 65 | 85 | 490 |
エルレイド | エスパー | かくとう | 68 | 125 | 65 | 65 | 115 | 80 | 518 |
エンブオー | ほのお | かくとう | 110 | 123 | 65 | 100 | 65 | 65 | 528 |
ローブシン | かくとう | - | 105 | 140 | 95 | 55 | 65 | 45 | 505 |
ダゲキ | かくとう | - | 75 | 125 | 75 | 30 | 75 | 85 | 465 |
ナゲキ | かくとう | - | 120 | 100 | 85 | 30 | 85 | 45 | 465 |
ドレディア (ヒスイ) |
くさ | かくとう | 70 | 105 | 75 | 50 | 75 | 105 | 480 |
ズルズキン | あく | かくとう | 65 | 90 | 115 | 45 | 115 | 58 | 488 |
コジョンド | かくとう | - | 65 | 125 | 60 | 95 | 60 | 105 | 510 |
コバルオン | はがね | かくとう | 91 | 90 | 129 | 90 | 72 | 108 | 580 |
テラキオン | いわ | かくとう | 91 | 129 | 90 | 72 | 90 | 108 | 580 |
ビリジオン | くさ | かくとう | 91 | 90 | 72 | 90 | 129 | 108 | 580 |
ブリガロン | くさ | かくとう | 88 | 107 | 122 | 74 | 75 | 64 | 530 |
ゴロンダ | かくとう | あく | 95 | 124 | 78 | 69 | 71 | 58 | 495 |
ルチャブル | かくとう | ひこう | 78 | 92 | 72 | 75 | 74 | 118 | 509 |
ケケンカニ | かくとう | こおり | 97 | 132 | 77 | 62 | 67 | 43 | 478 |
キテルグマ | ノーマル | かくとう | 120 | 125 | 80 | 55 | 60 | 60 | 500 |
ナゲツケサル | かくとう | - | 100 | 120 | 90 | 40 | 60 | 80 | 490 |
ジャラランガ | ドラゴン | かくとう | 75 | 110 | 125 | 100 | 105 | 85 | 600 |
マッシブーン | むし | かくとう | 107 | 139 | 139 | 53 | 53 | 79 | 570 |
フェローチェ | むし | かくとう | 71 | 137 | 37 | 137 | 37 | 151 | 570 |
ジュナイパー (ヒスイ) |
くさ | かくとう | 88 | 112 | 80 | 95 | 95 | 60 | 530 |
オトスパス | かくとう | - | 80 | 118 | 90 | 70 | 80 | 42 | 480 |
ネギガナイト | かくとう | - | 62 | 135 | 95 | 68 | 82 | 65 | 507 |
タイレーツ | かくとう | - | 65 | 100 | 100 | 70 | 60 | 75 | 470 |
ウーラオス (いちげきのかた) |
かくとう | あく | 100 | 130 | 100 | 63 | 60 | 97 | 550 |
ウーラオス (れんげきのかた) |
かくとう | みず | 100 | 130 | 100 | 63 | 60 | 97 | 550 |
オオニューラ | かくとう | どく | 80 | 130 | 60 | 40 | 80 | 120 | 510 |
ウェーニバル | みず | かくとう | 85 | 120 | 80 | 85 | 75 | 85 | 530 |
パーモット | でんき | かくとう | 70 | 115 | 70 | 70 | 60 | 105 | 490 |
カラミンゴ | ひこう | かくとう | 82 | 115 | 74 | 75 | 64 | 90 | 500 |
コノヨザル | かくとう | ゴースト | 110 | 115 | 80 | 50 | 90 | 90 | 535 |
イダイナキバ | じめん | かくとう | 115 | 131 | 131 | 53 | 53 | 87 | 570 |
チヲハウハネ | むし | かくとう | 85 | 135 | 79 | 85 | 105 | 81 | 570 |
テツノカイナ | かくとう | でんき | 154 | 140 | 108 | 50 | 68 | 50 | 570 |
テツノブジン | フェアリー | かくとう | 74 | 130 | 90 | 120 | 60 | 116 | 590 |
イイネイヌ | どく | かくとう | 88 | 128 | 115 | 58 | 86 | 80 | 555 |
平均(禁止級・メガシンカ除く) | 85 | 117 | 86 | 67 | 77 | 83 | 515 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
メガヘラクロス | むし | かくとう | 80 | 185 | 115 | 40 | 105 | 75 | 600 |
メガバシャーモ | ほのお | かくとう | 80 | 160 | 80 | 130 | 80 | 100 | 630 |
メガチャーレム | かくとう | エスパー | 60 | 100 | 85 | 80 | 85 | 100 | 510 |
(「ヨガパワー」 発動時) |
60 | 220~ 251 |
85 | 80 | 85 | 100 | 630~ 661 |
||
メガエルレイド | エスパー | かくとう | 68 | 165 | 95 | 65 | 115 | 110 | 618 |
メガミミロップ | ノーマル | かくとう | 65 | 136 | 94 | 54 | 96 | 135 | 580 |
メガルカリオ | かくとう | はがね | 70 | 145 | 88 | 140 | 70 | 112 | 625 |
平均(禁止級除く・メガシンカ込み) | 84 | 120 | 87 | 68 | 79 | 85 | 523 | ||
メガミュウツーX | エスパー | かくとう | 106 | 190 | 100 | 154 | 100 | 130 | 780 |
ケルディオ | みず | かくとう | 91 | 72 | 90 | 129 | 90 | 108 | 580 |
メロエッタ (ステップフォルム) |
ノーマル | かくとう | 100 | 128 | 90 | 77 | 77 | 128 | 600 |
マーシャドー | かくとう | ゴースト | 90 | 125 | 80 | 90 | 90 | 125 | 600 |
ザマゼンタ (れきせんのゆうしゃ) |
かくとう | - | 92 | 120 | 115 | 80 | 115 | 138 | 660 |
ザマゼンタ (たてのおう) |
かくとう | はがね | 92 | 120 | 140 | 80 | 140 | 128 | 700 |
コライドン | かくとう | ドラゴン | 100 | 135 | 115 | 85 | 100 | 135 | 670 |
平均(全て含む) | 85 | 121 | 89 | 72 | 81 | 90 | 537 |
- 各ポケモンにつき、最もステータスの伸びがいいものを赤、伸びにくいものを青で表示してます。
- (平均値は小数点以下を四捨五入。)
- (とくせいによって常時ステータス補正の入るポケモンは、「努力値無振り時~努力値全振り時」で別途記載。
混乱を避けるため、補正の入ったステータスは平均値の計算からは除外。)
- イメージ通りこうげきの高さは飛びぬけている。110もあれば優秀といわれる世界で、禁止級やメガシンカを除いた”平均”が117という数は驚異的である。
- 実はとくぼうも高め。
かつてとくこうととくぼうが分化される以前の初代では、「とくしゅ」が高ければ攻めにも守りにも強く、逆に「とくしゅ」が低いと、とくしゅ技に関しては攻めにも守りにも弱くなった。
しかし第2世代になって「とくこう」と「とくぼう」を分化する際、それまで「とくしゅ」の高さで暴れまわっていたポケモンはとくしゅ技に関する攻撃力、耐久力のどちらかを引き下げられ、逆に「とくしゅ」の低さで割を食っていたポケモンらは、その能力を補填するように、とくぼうが(それまでとくしゅが低ければ低いほど)引き上げられた。
かくとうタイプはいずれもとくしゅが低めであったため、その際極端なまでに引き上げられたとくぼうがそのままかくとうタイプの特徴となっている。
ちなみに、とくこうは初代での「とくしゅ」の数値をそのまま引き継いでおり、カイリキーのとくこうが無駄にあるのは、初代でも特殊防御力がそこそこあった頃の名残である。 - また一部を除いてフットワークが軽いのか、すばやさも高めであるが、実際に飛びぬけてすばやさの高いポケモンは少なく、多くが「そこそこ速い」程度。こだわりスカーフ向きか?
- 耐久面に若干の不安があるため、早期決着型の戦闘スタイルを取ることが多い。また、きあいのタスキなどで補っておくのも良いだろう。
かくとうポケモン全表
図鑑別
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タイプ別
かくとうタイプのみ
マンキー | オコリザル | ワンリキー | ゴーリキー | カイリキー | カモネギ (ガラル) |
---|---|---|---|---|---|
サワムラー | エビワラー | ケンタロス (パルデア/コンバット) |
バルキー | カポエラー | マクノシタ |
ハリテヤマ | リオル | ドッコラー | ドテッコツ | ローブシン | ナゲキ |
ダゲキ | コジョフー | コジョンド | ヤンチャム | マケンカニ | ナゲツケサル |
タタッコ | オトスパス | ネギガナイト | タイレーツ | ザマゼンタ (歴戦の勇者) |
ダクマ |
かくとう/ノーマル
メガミミロップ | メロエッタ (ステップ) |
ヌイコグマ | キテルグマ |
---|---|---|---|
かくとう/ほのお
ケンタロス (パルデア/ブレイズ) |
ワカシャモ | バシャーモ | メガバシャーモ | モウカザル | ゴウカザル |
---|---|---|---|---|---|
チャオブー | エンブオー | ||||
かくとう/みず
ニョロボン | ケンタロス (パルデア/ウォーター) |
ケルディオ | ウーラオス (連撃) |
ウェーニバル | |
---|---|---|---|---|---|
いつものすがた | かくごのすがた | ||||
かくとう/くさ
キノガッサ | ドレディア (ヒスイ) |
ビリジオン | ブリガロン | ジュナイパー (ヒスイ) |
---|---|---|---|---|
かくとう/こおり
ケケンカニ |
---|
かくとう/でんき
パモット | パーモット | テツノカイナ |
---|---|---|
かくとう/どく
ニューラ (ヒスイ) |
グレッグル | ドクロッグ | オオニューラ | イイネイヌ |
---|---|---|---|---|
かくとう/じめん
イダイナキバ |
---|
かくとう/ひこう
サンダー (ガラル) |
ルチャブル | カラミンゴ |
---|---|---|
かくとう/エスパー
メガミュウツーX | アサナン | チャーレム | メガチャーレム | エルレイド | メガエルレイド |
---|---|---|---|---|---|
かくとう/むし
ヘラクロス | メガヘラクロス | マッシブーン | フェローチェ | チヲハウハネ |
---|---|---|---|---|
かくとう/いわ
テラキオン |
---|
かくとう/ゴースト
マーシャドー | コノヨザル |
---|---|
かくとう/ドラゴン
ジャランゴ | ジャラランガ | コライドン |
---|---|---|
かくとう/あく
ズルッグ | ズルズキン | ゴロンダ | ウーラオス (一撃) |
---|---|---|---|
かくとう/はがね
ルカリオ | メガルカリオ | コバルオン | ザマゼンタ (盾の王) |
---|---|---|---|
かくとう/フェアリー
テツノブジン |
---|
関連項目
ポケモンのタイプ一覧 | |||||
---|---|---|---|---|---|
ノーマルタイプ | ほのおタイプ | みずタイプ | でんきタイプ | くさタイプ | こおりタイプ |
かくとうタイプ | どくタイプ | じめんタイプ | ひこうタイプ | エスパータイプ | むしタイプ |
いわタイプ | ゴーストタイプ | ドラゴンタイプ | あくタイプ | はがねタイプ | フェアリータイプ |
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- エスパータイプ
- でんきタイプ
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